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【秘】 調律 水銀 莉桜 → 2年 夜川 鷗助「──うん。 また、あとでね──」 しばらく、ぽつんと立ち尽くして。 その背を見送って。 「──だいじょうぶ、だよ。 あたし、は」 小さな呟きが夜明けに溶けて、 ──朝が来る。 (-0) Rindo17 2022/01/29(Sat) 21:00:04 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花少女は、それを拒まない。 あなたの指が、頬に触れる。 ほのかな体温を感じる、柔らかな感触。 それはまるで、 「──よく、できてる、でしょ」 まるで、人間に、しか。 少女は微笑んでいた。 すべてを諦めたかのように笑っていた。 「あたしはね」 「──生体アンドロイド。 ヒトと同じように考えて、 ヒトと同じようにごはんを食べて、 ヒトと同じように暮らす模造品。 生体部品の定期的な換装で以て、 “ヒトと共に成長する”── それが本当に可能なのかどうか。 それを確かめるための、テスト・サンプル。 温度も味覚も解析された数値の羅列。 触覚はセンサーの微細反応。 汗もかかないし涙もでない。 人形遊びの紛い物」 (-3) Rindo17 2022/01/29(Sat) 21:10:30 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花笑っていた。 笑っていたのに、 「信じられないよね、早乙女さん。 ばかみたいだよね、──わかるよ」 「──ごめんね、──にんげんじゃ、なくて──」 どうして。 こんなに、泣きそうなのだろう。 (-4) Rindo17 2022/01/29(Sat) 21:10:49 |
【人】 調律 水銀 莉桜「え? ──は、えと、」 困惑を隠しきれません。 無理もない話でしょう。 とはいえ、冗談とも思えないのです。 (1) Rindo17 2022/01/29(Sat) 21:52:55 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「生体、アンドロイド……」 触れた頬の感触と体温。 普通の人間と全く見分けがつかない。 ぺた、ぺた。 「にわかには信じがたいけれど……」 対するこちらは真顔のまま。 その手はやがて、肩へと下がっていき─── さわ、さわ。 「…………ふむ」 そのまま、あなたの胸に触れようとしていた。 (-13) 雪野 2022/01/29(Sat) 22:05:50 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花諦めたように、笑顔を張り付けていた。 もうあなたが何をしようと抵抗しない。 文字通り、糸の切れた人形のように── ぺた、ぺた…… さわ、さわ…… ふに、ふに…… 「────」 「──あ、あの、早乙女さん?」 泣きそうな顔も吹き飛んだ。 ものすごい困惑したようすであなたを見つめている。 浴衣越しとはいえ、肌の感触はほぼ人間そのもの。 ぺったんこだが。 (-15) Rindo17 2022/01/29(Sat) 22:14:51 |
【人】 調律 水銀 莉桜「──冗談じゃ、ないん、だ」 口許に手をあてて。 理解の及ばぬ現実が、確かにそこにあります。 もっと理解の及ばぬものの手によって、 ここに暴きだされたのです。 「──やだ、」 小さく、呟きました。 (12) Rindo17 2022/01/29(Sat) 22:37:52 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「───はっ」 ひとしきり感触を確認したところで、その様子に気付いて手を離した。 離した後も、しばらく空中をわきわきしている。 「ごめんなさい、あまりにも興味深かったものだから。 許可も無く胸を触るのは失礼だったわね」 そこは素直に謝罪してから、あなたに向き直って。 「けれど、どうしてあなたが謝るの? あなたは何も悪い事なんてしていないわ」 (-19) 雪野 2022/01/29(Sat) 22:42:26 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「い、いやっ。 それは構わない、けれど──」 わきわきし続ける手を見つめて、 まだ困惑というか、色々と処理しきれていない様子。 「どうして、って。 ──だって、あたし、人じゃないんだよ。 ヒトのマネした、ニセモノなんだよ。 ──きもちわるく、ないの?」 (-22) Rindo17 2022/01/29(Sat) 23:26:14 |
水銀 莉桜は、偉智 要に撫でられても、狼狽えなかった。その余裕さえ、今はなかった。 (a8) Rindo17 2022/01/29(Sat) 23:30:15 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「驚きはしたわ。 まさか、ここまで精巧なアンドロイドを作る技術が実現していたなんて……とか、 食事はしていたけれど排泄はどうしてるのかしら……とか、 嫌悪どころか興味が募るばかりよ」 やや早口になっている辺り、興奮しているらしい。 放っておいたら全身くまなく調べ上げられそうな勢いだ。 ニセモノ 「……けれど、偽物という言い方は同意しかねるわね。 水銀 莉桜という実在の人物を模して造られたならともかく、 あなたが水銀さんであるという事実に変わりはないでしょう?」 さも当然の事のように、さらりと言ってのける。 (-33) 雪野 2022/01/29(Sat) 23:54:12 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「──ぅ、」 捲し立てるような様子に、 多少たじろいだ。 見てとれるものは、怯え。 感情表現は、限りなく人間に近い。 「──き、機密事項だから、 全部は答えられないし、こ、公表もされてない。 混乱を招くのは、──見えてるから。 ただ、──人の生活に溶け込めるように、 いろいろ、再現は──されてる──」 だからこそ、体温調整機能の欠落と、 呼吸の欠如がいやでも目立つ。 とはいえ、確かに、 集団のなかで平凡を装うには、無くても構わない機能だ。 「──それは、そう、かも、だけど。 でも、──水銀莉桜に、経歴はない。 過去も、思い出も。 ──あたしが社会実験に投入されたの、高校からだから」 「──人間のニセモノには、変わりは、ないよ」 (-40) Rindo17 2022/01/30(Sun) 0:06:43 |
【人】 調律 水銀 莉桜「あ、あはは」 乾いた苦笑い。 ……ゆっくりお風呂に浸かりたい気分です。 でも今日はもう水着の人もいるわけだし。 混浴風呂と女湯が別とはいえ、 なんだか賑やかになってしまいそうです。 夜中にでも入ろうかなあ、なんて考えています。 (37) Rindo17 2022/01/30(Sun) 0:32:09 |
水銀 莉桜は、集団幻覚を見ていた。 (a23) Rindo17 2022/01/30(Sun) 0:42:29 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「それはそうよね。 下手をすれば悪用されかねない技術だもの」 咲花にあるのは興味だけなので、 そういった難しい話は全くどうでも良いのだけれど。 「そんな物、これから作ればいいじゃない。 少なくとも今のは私達と……人間と同じ体験をしてるのだから。 真似事だとしても、ここであなたが見て感じたものは、 紛れもなくあなた自身の思い出になるわ」 ───要するに。 「あなたが人間かアンドロイドか、なんて 私にとって些細な問題でしかないのよ」 むにむに。 今度はあなたの頬を軽くつまんでいる。 (-56) 雪野 2022/01/30(Sun) 0:50:06 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「 早乙女さん──」 翡翠の硝子玉があなたを映す。 驚いているのかもしれない。 こんなにもあっさりと、異質が受け入れられたことに。 少なくとも。 水銀莉桜という機体が有する感情表現や思考能力は、 非常に高いレベルで完成されている。 もはやそれは、心を有する域に到達している。 だからこそ、こんなに悩んでいた。 ──ほんの少し、体のつくりが違うだけ。 その見方を、少女は認識した。 認識、しつつ。 「と、ところで、あの── 触覚はあるから、くすぐったいんだけど──」 申し訳なさそうに恥ずかしそうに、呟いた。 (-57) Rindo17 2022/01/30(Sun) 0:58:13 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「私とあなた、どちらがより人間らしい感情を有しているかと訊かれたら……10人中10人があなたを選ぶと思うわ」 くすくすと冗談めかして笑う。 ころころ表情が変わるので、見ていて飽きない。 張り詰めかけた空気が僅かに弛緩したところで─── ▼ (-62) 雪野 2022/01/30(Sun) 1:05:40 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「……へぇ、それは良い事を聞いたわ?」 にたぁ。 薄く微笑んでいた口元が三日月の形に歪んだ。 指先が気持ち悪い動きをしながらあなたに迫る……! (-63) 雪野 2022/01/30(Sun) 1:08:13 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「──そんなことない。 早乙女さんだって、あたしのために 言葉を尽くしてくれる優しさがある。 ──ありがとう」 つられるように、淡く微笑む。 無論のこと、まだ自分自身の内では受け止めきれていない。 けれど、ひょっとすると、 自分が考えていたより、 人々は柔軟で、自由なのかもしれない。 そんな風に思考して、 ▼ (-66) Rindo17 2022/01/30(Sun) 1:17:30 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「──さ、早乙女さん?」 ちょっと自由すぎるかもしれません。 いくらなんでも少したじろいだ。 きっちり着こんだ浴衣の裾が揺れる。 (-68) Rindo17 2022/01/30(Sun) 1:19:12 |
【人】 調律 水銀 莉桜「水着は脱がないよね、 さすがにそうだよね──」 ややヒきながら、 ちらりと氷室さんに目配せしました。 穏やかお風呂同盟、今夜もゆっくりできるといいなあ。 (40) Rindo17 2022/01/30(Sun) 1:27:16 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「私は私自身の欲求に素直なだけよ。 そして今は、あなたがどのくらいくすぐりに弱いのかという事に大きな興味を抱いているわ」 とはいえ、あなたより小柄なインドア派の少女。 人並みの腕力があれば引き剥がすのは容易いことだ。 逆に言えば─── ここで抵抗しなければ、満足するまでくすぐられる。 (-76) 雪野 2022/01/30(Sun) 1:49:52 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「たっ──耐久値は高めだけど そもそもそんなに触れられたことないというか、 あの、えっ、さ、早乙女さーーーーん!?」 あわわわ。 力はそれなりだが、さすがに機械の体躯。 引き剥がすのは容易とはいえ、 力加減を誤って傷付けることを恐れている。 つまり、抵抗しようにもできない。 あーあ。 (-94) Rindo17 2022/01/30(Sun) 8:43:45 |
水銀 莉桜は、氷室 凛乃の微笑みに安心感を覚えた。 (a28) Rindo17 2022/01/30(Sun) 8:46:24 |
【人】 調律 水銀 莉桜「あ、あたしもお風呂は 静かにゆっくり入りたいというか。 監督員も居ないから 」何か あったらまずいというかわたわたしています。 それから、早乙女さんと彗さんの視線をたどって、 あー。と一瞬納得して、 慌ててぶんぶん首を振りました。 (50) Rindo17 2022/01/30(Sun) 8:50:55 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「大丈夫……痛くしないから、ね」 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ... 首筋や脇腹、掌、果ては太腿といった 人間がくすぐりに弱いであろうポイントを 執拗に指でまさぐっていく。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ... あなたの反応を確かめるように、 目線だけはずっとあなたの顔へ向けたまま。 (-99) 雪野 2022/01/30(Sun) 9:34:12 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「い、痛くされたら とっても困っちゃうというかぁ、 やめ、ちょっ、早乙女さ──」 こちょこちょこちょこちょ……。 あなたの指先に伝わる感触は、 まさしく人間の肌そのもの。 違和感といえば、丁寧に触っていればやっと分かる程度の、 “あまりにもきれいすぎる”ということくらい。 そして莉桜自身もまた、 まるで人間のように身体をくねらせて 与えられるくすぐったさから逃れようとしている。 笑みが零れることはない。 そこの複雑な感覚の結び付けはできていないようだが、 十二分に見事な触覚の再現といえるだろう。 反応も表情もあなたの欲望を満たすには十分かもしれない。 (-126) Rindo17 2022/01/30(Sun) 14:31:17 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「ふぅ……堪能したわ」 ツヤツヤ >数分後、ようやくあなたは解放される。 くすぐる以上の事はせず、もしこの光景を第三者に見られていても、女の子同士がじゃれついているようにしか見えないだろう。 「あなた、やっぱりとっても面白いわ。 先んじてあなたの秘密を知ることができて良かった」 もしも狼の手で衆目に晒されていたら、こうはならなかった。 今後そうなる可能性を消すことは咲花にはできないけれど、 少なくとも……それまでは二人だけの秘密に留めたい。 「もちろん、水銀さんが私を信用できないと思うなら、 今ここでどうにでもしてくれて構わないわ」 両腕を拡げて無抵抗を示す。 あなたと同じ浴衣姿の、あなたと違って非力な丸腰だ。 (-140) 雪野 2022/01/30(Sun) 16:16:16 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「そ、それは──よかった──。 な、なぜか、運動後のステータスになってるし──」 ぐったり。 息を切らすことがないとはいえ、 疲労感は、少なくともそれを模したものは 起動しているらしい。 「──、 あたしにとっても── 最初に知られたのが早乙女さんで、 よかった──のかな」 その反応は、予測とはずいぶん違ったけど。 「ど、どうにでもって。 あたしは、秘密をばらさないでいてくれるなら。 ──ああ、でも」 「あ、 ──あたしも、触ってみて、いい、かな。 」人のこと、あまり、触れたことが、なくて (-176) Rindo17 2022/01/30(Sun) 19:46:56 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「ええ、構わないわ。私もそうしたのだから、 あなたの気の済むまで触れていいのよ」 両腕を広げたまま受け入れ態勢。 どこへ触れても反応こそすれ抵抗はしない。 「……あ、服は脱いだ方がいいかしら?」 恐らく冗談のつもり。 (-179) 雪野 2022/01/30(Sun) 19:59:56 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「服はそのままで!!」 そこは力強かった。 「あ、えと、それじゃあ、うー、 ──し、失礼します」 おずおずと手が伸びて、 あなたの頬に触れようとする。 ふにふに。さわさわ。 先ほどのあなたのように、 反応を楽しむため、ではなく。 事実その物質がどのような性質を有していて、 それにより人間はどんな反応をするのか。 じいっと観察しながら触れていく。 (-180) Rindo17 2022/01/30(Sun) 20:03:24 |
【人】 調律 水銀 莉桜「ゲ、ゲーミングパソコンは、グラ── ──ええと、性能がいいやつだよね。 処理能力がすごいから、 重──複雑なゲームでも サクサクできちゃうやつ」 「なんで光るのかは分からないけど──」 (84) Rindo17 2022/01/30(Sun) 20:38:08 |
【人】 調律 水銀 莉桜「や、えと、あたしはそんなに! そのう、家の人がパソコンとか好きだから、 その影響で知ってて──」 「か、家庭教師なんて、 あたしにはそんな大役ぅ」 照れくさそうに、あわあわしています。 (86) Rindo17 2022/01/30(Sun) 20:53:32 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「そう? 分かったわ」 直の方が感触が分かりやすいかしら、なんて 先程あなたの胸を触った実感に基づいて考えただけで、 脱ぎたかったわけではないのでそこはあっさり引き下がる。 「んっ……」 とはいえ、対面で他人から触れられるのには慣れていない。 あなたの様子をこちらも観察しながら、 こそばゆさに思わず小さな声を漏らした。 (-190) 雪野 2022/01/30(Sun) 21:17:49 |
【人】 調律 水銀 莉桜「そ、そういえばそうだったっ。 うう。学校長さんに認められたってことで、 自信持っといていいのかもしれないけどぉ──」 ぐんにゃりしています。 けれど、微妙にうれしそうです。 (89) Rindo17 2022/01/30(Sun) 21:22:04 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜お風呂もだいたいの人が入り終わってるであろう、 ちょっと夜が更けてきたころ。 「……水銀さん、お風呂行かない?」 いや、冷静に考えれば、静かなほうがいいのなら 誘う道理もないのだが…… さっき目配せされたし、 それに、少なくとも自分はあなたのことを好ましく思っているわけだし。 (-193) serikanootto 2022/01/30(Sun) 21:33:10 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花ぺた、ぺた、ぺた……。 「すごいな──。 弾力、体温、骨の感触、 張りや瑞々しさ。血管。 筋肉の繊維──どんなに精巧に分析したって、 やっぱりまだ人間には及ばない」 ふに、ふに、ふに。 完全な研究目線。 肩や腕、指先なんかも丁寧に確かめて、 首筋の動脈や鎖骨の張り、 ……なんていろいろ触れていくうち、 完全に無意識に、指先が胸へ伸びようとするだろう。 もちろん、反射的に払ってもよい。 (-196) Rindo17 2022/01/30(Sun) 21:50:57 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃「あ、──氷室さん」 ちょうどお風呂の準備をまとめているところでした。 ということは、この時間まで お風呂に入っていなかったというわけで。 「うん、ぜひ。 あたしも今、氷室さんを誘おうと思ってたから」 どうやら、同じことを考えていたようです。 快く応じて、女湯までご一緒するでしょう。 (-197) Rindo17 2022/01/30(Sun) 21:55:49 |
【人】 調律 水銀 莉桜「じ、じゃあありがたくお墨付きは受け取っておくけど── 将来の夢、は──むずかしいなぁ」 「──今で、精一杯だもん。 差しあたっては、今このゲームで ほんとうに精一杯だけど」 秘密暴露ゲームは、まだまだ続くのです。 (96) Rindo17 2022/01/30(Sun) 22:28:15 |
【人】 調律 水銀 莉桜「進路は、あたし大学は決まってるしなぁ。 附属高だから──」 いまお花食べるって言った? と一瞬彗さんに視線を向けましたが、 なんだかキラキラしていたので追求しませんでした。 (102) Rindo17 2022/01/30(Sun) 22:44:01 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「全身を……弄られる、というのは……んっ。 なかなか、むず痒いものね……」 神経の受ける刺激に対して反射が働いて、 時折ぴくんと身体が跳ねる。 その手が向かう先には気付いていたけれど、 自分も触っておいて相手には駄目と言うなんて フェアではないので大人しくされるがままだ。 「──────ふぁっ」 当然そんな所を触られた経験もないので、 今まで出したこともないような腑抜けた声が出た。 (-214) 雪野 2022/01/30(Sun) 23:03:53 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜一緒に連れたって、更衣室へ。 二回目だからある程度は遠慮とかもなくなった。 「いや〜……しかし、 他の女の子は混浴肯定派なんだねえ。 びっくりだ……ほんとに……」 口ではそう言ってても……とか思っていたけど、 本当に混浴しているから恐れ入る。 (-215) serikanootto 2022/01/30(Sun) 23:06:28 |
水銀 莉桜は、進路や普通の話題に、あいまいに微笑んだ。 (a50) Rindo17 2022/01/30(Sun) 23:33:57 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「そ、それはついさっき、 あたしも感じていたものだから──」 人間のそれとは、多少差があるかもしれないけど。 少なくとも、莉桜が認識するむず痒さであったことに 間違いはない。 興味深げに胸を触ったところで、 「 わひゃ!! あっ──え、あ! ご、ごめん、早乙女さん!」 びっくりして、大慌てで手を離しました。 (-232) Rindo17 2022/01/30(Sun) 23:37:36 |
水銀 莉桜は、無言で俯いた。 (a51) Rindo17 2022/01/30(Sun) 23:42:54 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃「お、おとなしそうな早乙女さんなんかは、 こっち側だと思ってたんだけど──」 いくら水着を着用するとはいえ、 とはいえ、というところです。 「い、今はゆっくり入れるから、いいけどね。 さすがにもう、男の子たちも みんな入っただろうし」 更衣室で服を脱いでいく。 辺りは大変静かなもので、 男湯にもおそらく誰もいないようです。 (-237) Rindo17 2022/01/30(Sun) 23:48:52 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「い、いえ……いいのよ。 他人に触られるのって、こういう感じなのね。 自分で触れるのとは大違いだったわ…… 」どうにか平静を装おうとしているけれど、 自分から出たとは思えない声に困惑している様子。 前髪に隠れて分かりにくいが、頬も少し赤くなっている。 (-245) 雪野 2022/01/31(Mon) 0:25:15 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「ま、冷静に見てみれば、 覗きとかかますような 男の子たちじゃなさそうだけど……」 でも、静かなお風呂のほうがいいのは変わりない。 同じくぱぱっと服を脱いでしまい、 お風呂へ向かう。 「水銀さんと一緒に入るの結構好き」 とかなんとかいいながら。 (-247) serikanootto 2022/01/31(Mon) 0:28:10 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「──」 じぃ、と。 あなたのその様子を見つめています。 照れるようす、頬の赤くなるようす、感情の機微。 「──いいなぁ。 脈拍、体温、紅潮。 そこまで複雑な連動処理は、あたしにはまだない。 今後の開発次第だけど、 こんな風になるんだ。 ──可愛いな。いいな。参考にしたいな──」 なにやら、ぶつぶつと呟いている。 (-256) Rindo17 2022/01/31(Mon) 0:57:08 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃「思ったより── なんて言うと失礼かもしれないけど。 真面目な子が多かったのは、 安心だけどね」 とはいえ、懸念もあります。 日ごと張り出される不穏なメモ。 あれは、このなかの誰かが 用意しているはずなのです。 「──あたしも、氷室さんと入るの好き。 ふふ、他の人と入ったことないから、 比べようがないんだけどね」 冗談めかして微笑みながらお風呂へ。 ボディソープを泡立てて、 手早く身体を洗ってしまいましょう。 (-258) Rindo17 2022/01/31(Mon) 1:06:05 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「趣旨が趣旨だから、空気悪くなるのは心配だったけど…… 少なくとも、表向きはいい子が多くてよかったね」 ……秘密だけならまだしも、 あの招待状は何なのか。 それは氷室も考えていたが、 目下心当たりはないのだからそこまでであった。 「お気に召していただき何より。 いや、私も友達とお風呂に入る経験なんて、 修学旅行の大浴場とかそれぐらいだけどさ」 二人でじっくり入浴するのは初めての経験だった。 それでも、気分は一人よりもずっと良かったのだ。 (-272) serikanootto 2022/01/31(Mon) 1:32:32 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「……こほん。満足したかしら」 己を落ち着かせる意味でも咳払いをひとつ。 このままだとしばらく帰ってこなさそうな、 あなたの様子には自分も覚えがあった。 「今回は初めての事で少し驚いてしまったけれど、 このくらいで良ければいつでも協力するわ」 次はきっと大丈夫なはずだ。きっと。 (-306) 雪野 2022/01/31(Mon) 7:17:16 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃「──うん」 表向きは。 その言葉の意味するところは、 莉桜にとってすぐ理解できたようで。 ただ、それ以上の言及はしませんでした。 せめてこのお風呂の時間くらいは、 ゆっくりと休みたかったのです。 「そう、なんだ。 あたし、修学旅行も、林間学校なんかも、行かなかったから。 これが初めて、誰かとお風呂に入った経験だけど── ──うん。いいものだね」 昨夜のように手早く身体を洗い終えて。 ゆったりと露天風呂へ。 (-332) Rindo17 2022/01/31(Mon) 15:05:01 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「──そう?」 にっこり。 なんだか、さっきまでのあなたのような顔をして。 ということは恐らく、 これからの行動も予想が付くというもの。 「──ありがと、早乙女さん。 初めての感覚。あたし、勉強できたみたい。 これが──“欲”なのかな──」 「というわけで、それじゃあ、 もう少し、協力してね?」 両手をわきわきさせ、あなたに迫る。 胸以外は触らないけれど、 それを制さないなら、しばらく遊ばれることになるだろう。 (-334) Rindo17 2022/01/31(Mon) 15:08:09 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「……いつでもとは言ったけれど。 流石に今からはまだ心の準備が─── ひゃんっ 」という抗議は口だけで、 強く拒むことはせず玩ばれることとなる。 当然すぐに耐性など付くはずもないので、 何度も情けない声を上げてしまうだろう…… (-338) 雪野 2022/01/31(Mon) 15:50:37 |
水銀 莉桜は、見よう見まねで鶴を折ってみた。 出来映え:48 (a66) Rindo17 2022/01/31(Mon) 17:30:56 |
水銀 莉桜は、現状どんぐりの背比べを制している。 (a67) Rindo17 2022/01/31(Mon) 17:31:22 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花水銀莉桜という機体には、 人間らしさを学びとるためのラーニング機能が備わっている。 周囲を観察し、より人らしい仕草を取り入れるのだ。 裏を返せば、ものすごく分析に長ける。 それは視覚情報であったり、 あるいは触覚からの情報であったり……。 つまりどういうことかというと、 あなたの反応を的確に解析し、 ものすごくいい感じに弱点を突いてくる。 いずれにせよ── ▼ (-352) Rindo17 2022/01/31(Mon) 17:34:45 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「ごっ、ごめん早乙女さん!! あたし、つい解析に夢中に──!!」 かくしてあなたは、抵抗しなかったなら、 胸だけを執拗に責められたのであった。 すっかり正気に戻ってあわあわしている。 (-353) Rindo17 2022/01/31(Mon) 17:36:17 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「……っふ、んくっ……」 それでも最初の内はなんとか堪えようとした。 唇をきゅっと結び、声を漏らすまいと。 「ひぁっ……! ぁ、待っ……んんっ!?」 しかし、ひとたび弱い箇所を知られてしまえば運の尽き。 機械のような(というか機械の)精確さで弱点を責め立てられ、次第に声が抑えられなくなっていく。 その反応すら学習したあなたによって、集中的に性感を高められ、ついに─── 「く、ぅあッ……んん〜〜〜〜〜ッ!!」 ひときわ大きく全身が跳ね、胸への刺激のみで、 咲花は未知の感覚を味わった。 悲鳴を上げなかったのは、せめてもの意地と言えるだろう…… ▼ (-356) 雪野 2022/01/31(Mon) 17:57:38 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「はぁ、はぁッ…… 水銀さん、あなた……恐ろしい子ね……」 未だに整わない呼吸に肩を上下させながら、 着崩れた浴衣を治す余力もないほど脱力して その場にへたり込んでいる。 触れてもいない下腹部が湿り気を帯びて気持ちが悪い。 温泉に入り直さなくてはね……なんて、 どこか他人事に考えていた。 (-357) 雪野 2022/01/31(Mon) 18:01:09 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「よいしょ」 と、あなたの隣へ。 「……そういえば。 私は水銀ちゃんを守り続けることにしたよ。 ……どうせ、この力を使わないわけにはいかないのなら、 好ましい子を守るために使おうと思って」 あなたが望まなければ、話は別かもしれないが…… 今のところはそのつもりだ、と。 (-361) serikanootto 2022/01/31(Mon) 18:16:26 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花慌ててあなたを抱き起こし──つつ、 「──ねぇ、いま絶頂したの?」 あれ? 「性的快感が許容限界に達したってこと? 興奮したんだ──? あたしに、機械の女の子に責められて──。 どんな感覚? どんな状態? 脈拍、体温、すごいね。瞳も潤んでる。 早乙女さんみたいな子でもあんなになっちゃうんだ。 あたしもね、無い心臓がドキドキしてるみたい。 類似例のない分析不可能な心理状態。 これを興奮と定義していいのかな? ねぇ、どうかな──?」 ──なんだか悪い知識を与えてしまったようです。 ご丁寧にあなたの耳元で囁くように告げています。 (-371) Rindo17 2022/01/31(Mon) 19:10:29 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃あなたが隣にやってくれば、 なんだか嬉しそうにほのかに微笑んで、 けれど。 「え? ──あ、」 思い起こされるのは昨夜の温泉での会話。 誰かが水銀さんの身代わりに──と。 そうだ。配られる『役職カード』の中には、 そういったものが存在したはずです。 「──氷室、さん」 少女は、俯きました。 秘密は、明かされたくありません。 けれど、それは。 「──ねぇ」 「──あたしの、身代わりにしようとしてるのは、 ──だれ、なの?」 もちろんあなたは、 それに答えても答えなくてもいい。 (-372) Rindo17 2022/01/31(Mon) 19:15:46 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「い、言わないで……」 言葉にされると余計に恥ずかしい。 自分でも未知に等しい感覚だったのだ。 それを説明しろと言われても無理な相談である。 「というか、あなたこそキャラが変わってないかしら……」 ひょっとすると、自分はとんでもない存在を 目覚めさせてしまったのかもしれない。 (-383) 雪野 2022/01/31(Mon) 19:59:48 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜あなたの様子を見ていれば、 それが好ましくないことはわかった。 だからといって、やめる理由にはならない。 よほど嫌だと言われれば、まあ別だけど。 「……正直、身代わり先は誰でもいいんだけどね。 今日は一葉くんだし、 毎日ルーレットで決めてるんだ…… 使わないわけにはいかないらしいし」 人狼ゲームに関係なく、秘密のことだけを考えて動いているのだ。 「だから、水銀さんなんだよ、護衛は」 (-386) serikanootto 2022/01/31(Mon) 20:27:04 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 1年 早乙女 咲花「つまり、言語化できないんだ。 ということは未知の感覚なんだ。 単に『気持ちいい』や『恥ずかしい』では 言い表せない状態── そっかぁ、イッちゃったんだぁ──」 逐一耳元で囁いています。 「え? そうかな。そうかも。 でもほら、あたしにとって、 自分を隠さなくていい相手って、初めてだし。 高揚──うん、高揚してると思うな。 ずーっと隠して稼働してきたから──」 たいへんな本性が隠されていました。 確かに、今までずっと抑えてきたものが 解き放たれたと考えると、無理もないのかもしれません。 (-387) Rindo17 2022/01/31(Mon) 20:27:12 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「そんな言葉どこで……」 それは人間を模倣する上で必要な知識だったのだろうか。 まだ余韻で頭がふわふわして思考が纏まらない。 「……そう言われると弱いけれど。 加減は覚えないと友達を失くしてしまうわ」 相手が私だったから良かったものの……と、 どこか放っておけない気持ちになっていた。 (-392) 雪野 2022/01/31(Mon) 20:49:38 |
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