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【鳴】 鬼走―――?! [囁かれた言葉は、明らかな自分への誉め言葉で。 周囲に誰もいなくてよかったけれど、髪に触れてくる彼の目が明らかに恋人に向けるもので、遠くにいる人の気配に過敏に反応してしまう。 大丈夫かな、と思っていたが、自分の手を弄んでいるようだった彼に口づけられて、もう、と頬を染めるがそれ以上怒るに怒れない] 浴衣? そんなの俺が着せるけど。 [あと一つのお願いとはなんだろう?と首を傾げるけれど、内容によってだな、と軽く笑って頷いて。きっと彼のことだから、そんなに大したものではないだろう。 飽きてきてしまったのだろうか。 彼が足で足を突っついたり、からかうように指で触れてきたりしている。 まるで子供だなぁ、と思いつつも、だいぶ温まってきたし、戻るのでもいい時間だろうかと思い、湯から足を出す] (=20) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:28 |
【人】 鬼走そろそろ部屋に戻ろうか? [タオルで足を拭いて、そして膝までまくり上げたズボンを元に戻す。 今度来る時は浴衣で来よう。 その方が後始末もちょうどよさそうだ*] (53) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:52 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走[行儀が悪いと言われそうだが 彼は指先についたホイップを舐めてくれた。指をも咥えて白を綺麗にする姿はいけないことを感じさせ、風呂場での情事を思い出すように下肢がずくりと重さをました。ちろちろと舐められた指で彼の唇をなぞり、軽く裏唇をなでれば、足りなかったかと彼の唾液で濡れたそれで撫で 告げたのは先ほどの甘酸っぱい果実への感想だ。 そんなはずはないと否定する彼に微笑み] …美味しいに決まっているだろ。 俺が育てたんだ、俺好みの味をしている。 ―――そこ以外も。 [唇が微笑み。彼に触れて告げる。 視線は服の下、彼の右乳首がある場所へと向かい。此処を育てたのは誰だと問う。きっと服に抑えられたそれはきゅっと固まっているだろう。赤く艶めくそれは、食べられるのを待つ果実そのもの。そして、どの果実よりも美味で、柔らかく感じやすい。想像にて、ころころと転がすのを歯列を見せて、楽しむが、水をと突き付けられれば、ああ。と瞬き。 其処から視線を一度離せば] (-69) sudati 2021/01/04(Mon) 18:44:48 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走そうだな、悪酔いしたら朝起きれないよな。 ずっと俺は鬼走に酔っているけど。 ……飲ませてくれないのか? [明日も彼は仕事だ。 だから、ここで打ち止めにしておかなければ不義理な恋人になるのは自分の方だろう。だから、せめて最後に口移してで水を飲ませて欲しいと唇を開くのは我儘だろうか。眠るのは彼と一緒のベッド。朝起きたら、食事をともにして、彼が仕事にいくのを見送ろう。 その為にも酔い覚ましが欲しいと唇を開き 彼の身体に触れていた手が腰を掴み ぐいっと引き寄せた*] (-70) sudati 2021/01/04(Mon) 18:45:11 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長[彼の言葉1つで頬に血が上っていく。 彼好みの躰になっているならそれならそれでいいと思ってしまう自分がどうしようもない。 彼の視線が自分の服の上を撫でる。それで彼が何を想像しているかわかってしまうのが嫌だ。 そして彼のおねだりに、動きを止めた] う…… [なんでもうこんなセリフをすらすらと言えるのだろうか。このイケメンが、と思ってしまう。 どのような人生を送ってきていれば、このようなことが言えるようになるのか。 嫌な妄想に入ってしまいそうだけれど、それはあえて振り切って。 彼が自分の仕事のことを考えてくれているなんて思ってもいなくて。 ただ自分をからかうためなのかな、と思ってしまってるなんて。 でも彼が強引に抱き寄せてくるし、それに抗えないくらい彼を甘やかしていると思う。 グラスを取り上げると自分の口に含んで。 そして彼の両頬を両手で掴むと、そっと彼に口づけて。 頤を一筋の水が流れ落ちる。 彼に差し込まれた舌を伝わるように水を送り込んで。 これでいいか、とばかりに赤く染まった目尻で夜長を軽く睨む] (-78) momizituki 2021/01/04(Mon) 22:48:11 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長 このエロ長……。 [そう毒づくけれど、離した唇をもう一度彼につけて。 ああ、好きだ。 自然と優しくなってしまう瞳で彼を見つめる] 明日―――。 俺がいない間、ここいるか? もし旅行の宿の電話、しないといけないし。その打合せもしなきゃだし。 [仕事納めは28日だから、さすがにずっとここにいろなんて言えない。 でも旅行の話をだしにしてでも、彼を少しでも引き留めたいと思ってしまう*] (-79) momizituki 2021/01/04(Mon) 22:48:51 |
【鳴】 鬼走 ―――? [なんで自分の分を着せたいんだろう? 着付ける方法でも知りたいのか、と思いながらも首を縦に振ったが、彼が言う下らない冗談に笑ってしまった。 手を繋いで彼と部屋に戻れば、さっそく着替えようと和室の部屋に上がる。 鏡あったかなときょろきょろするが、やはり大きな姿見のようなものはなくて。 呼ばれたので近づいたら、唐突に抱きしめられた。 いつものことだけれど、この流れにはつい笑ってしまう] そんなこと言ってたら、外で一緒に歩けなくなるだろ? [と言いつつも自分だって甘えるように彼の頬に口づける] うん、わかった。 [紐を伸ばして口に咥え、彼用の浴衣を手に取って広げてあげようと思ったら、彼が全裸になっていた。 驚いて口に咥えていた紐を取り落としてしまう] (=24) momizituki 2021/01/04(Mon) 23:01:16 |
【鳴】 鬼走 お、おおおおおい、なんで全部脱いでるんだよ!! [下着くらい着ろ!と言おうとして、イヤな予感がした。 以前に自分が彼の前で浴衣を着た時、自分がどのように着てたかを思いだしたというか。 もしかして、彼の中ではそれが当たり前だという刷り込みがあるのではという予感だ。 そんなまさか、ばかな、と思いつつ、動揺した素振りを見せて、彼から目線を動かしていた*] (=25) momizituki 2021/01/04(Mon) 23:01:41 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走[何故こんなセリフが言えるのかと聞かれたら 首を傾げ、鬼走の事しか考えていない。 つまりは自覚がないと答えただろう。彼に相応しい男であるように、努力を重ねるのは怠らないし、考えるのは彼の事ばかりだ。彼のことを考えていたらつまり自然と浮かんだということで。 引き寄せた腕を彼は拒まずいてくれたことがまず嬉しかった。このまま、飲ませてくれるのだろう。甘やかされた唇は薄く笑い、彼の両手が両頬を掴むのに身を任せ、目を閉じれば、彼の唇の感触が染みこむ。] ……ん [舌から伝わる水は冷たく、火照った身体を冷ます。 けれど、舌腹は熱く、そちらを捕まえたくて仕方なくなる。このまま腰を抱く腕の力を強めて押し倒すことも考えた。だが、自分は彼を追わなかった。明日の事が過ったせいでもあるし、これ以上はルール違反だと思ったからだ。離れる唇を名残おしげに見つめ、赤く染まった目尻にと指をやった。軽く睨む彼の目元をさすり、ありがとう。と 目元にキスをすれば、 毒づく唇が近づいて] (-80) sudati 2021/01/04(Mon) 23:30:48 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走…嫌いじゃないだろ? [唇が重なった後でそうわらった。 此方を見る優しい目が大好きだ。その瞳が自分を愛していると雄弁なのが堪らなく愛おしい。もっと見たいと思う程に、距離は縮まったまま。彼を抱く手を背にやってぽんぽんと撫でれば] いいのか? なら、言葉に甘えようかな。 …ああ、でも一度、家にもどって色々整理してくるよ そしたら、お前が戻ってくるまでに来て それから、また一緒に過ごそう。 [今日は彼が食事を用意してくれたのだから 今度は俺が作るよ。と囁いて、旅行の話を出して引き留めようとする彼の頭を撫でれば、もっと長く滞在してもいいか。と自ら彼の家に居座る気をみせる。此方もまだ仕事が残っているから、旅行までずっと過ごせるわけではない。けれど、少しでも二人の時間が欲しくて] (-81) sudati 2021/01/04(Mon) 23:31:21 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走…何が食べたい? 俺だって、それなりに作れる処を見せるから 覚悟しておけ。 [泥船に乗った気で。と 彼が口づけたくれた唇をちゅと重ね。 冗談か、本気かわらないようなことを言ったのだ*] (-82) sudati 2021/01/04(Mon) 23:31:32 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長[彼がここにいる、と思っただけで笑顔がこぼれてしまう。 彼と自分は生活スタイルがあまりにも違うから、引き留めるのも悪いと思っていたから。 特に今は、仕事が忙しい時期だと知っている。 そのわずかなフリータイムをやりくりして一泊の旅行の時間を融通されるだけでも嬉しいのに、全部を独占するようなことをおねだりして本当によかったのだろうか。 彼が一度家に戻って色々整理してくる、というのにはあまり顔に出さないようわかったと言えただろうけれど、もっと長く滞在してもいいかという言葉に年甲斐もなく、コクコクとうなずいてしまった] その覚悟、どういう意味でしなくちゃいけないんだ!? 安心できる要素がまるでないぞ? [泥船に乗った気って、怖いだけなんだけれどと言いかけた言葉は彼の唇に閉じ込められる。 これは危なそうだと嫌な予感が走ったので] (-94) momizituki 2021/01/05(Tue) 17:05:46 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長 ……食べるとしたら鍋だな。そろそろ冷蔵庫の中の整理をしないとやばいし。 [もっともらしい理由をつけて、そして、鍋の素とカセットコンロの場所を教えて、材料さえ切れば食べられるものが出来そうなことをアピールしようか] お前用のスエットと下着と歯ブラシセット、いつものところに置いてあるから。 勝手に使ってくれな。 [前に彼がここに来たのは季節が変わる前だった。 彼用にと冬用の着替えを用意して、彼用の棚に置いた時に彼ともっと身近な存在になれた気がして嬉しかった。 ようやく日の目を見ることができた彼の服。 何気ない顔をして、彼が気に入ればいいなと思っていた*] (-95) momizituki 2021/01/05(Tue) 17:08:05 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走大丈夫だ、何の問題もない。 [唇を奪い、彼の言葉を塞いでしまおう。 大丈夫だ、切れば野菜は食べられる。元々手先は器用なのだから、普段あまり料理をしないだけで、調べながらならなんとかなるだろう。長期滞在を許してくれた彼は可愛かったのに。何故そんな危ぶんでいるのだろうか。台所を爆発させたことはないから安心してほしい] …鍋か。分かった 冷蔵庫の中にあるものを切っていれればいいんだな。 [なるほど、彼の方にも事情があるのだろう。 教えてもらった鍋のもとカセットコンロを見つめたあと、彼の家にある冷蔵庫の中をみただろう。――冷蔵庫の中にあるもの全部を切りかねないと彼が気づけたかは、定かではないが。彼の疲れがとれるようにと何か追加で買いかねないのは気のせいではない。] (-98) sudati 2021/01/05(Tue) 19:26:08 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走…ああ。 ふふっ、何だかいいな。 同棲している気がしてきた。 [一瞬、ヒモという言葉が浮かんだが そっと虫をする。何気ない顔をしながらも、彼が用意してくれた服を着るのが楽しみだった。以前、来たときとは違う服を用意してくれたのだろう。後で確認させてもらうと答えれば、食事を再開し 明日の仕事に備えて寝るように促して 自分が洗いものをしておくと、告げただろう。] 食器洗いぐらいならできるから。 [安心してくれ。とちゃんと告げ。 唇はおやすみのキスを目蓋に落として、彼を寝室へと抱き上げていくか*] (-99) sudati 2021/01/05(Tue) 19:26:19 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長[彼の言い草に嫌な予感しかしない。 後であらかじめ、この食材を食べてほしいと出しておこう。 鍋のメインのたんぱく質がないはずだから自分が買ってこようか。 男の一人暮らし。冷凍庫の中の方が充実してしまうのは当たり前だ。 彼の同棲という言葉に、自分も同じことを考えていたことを先に言われてほほ笑んだ。 彼のものを準備をしている時に、奥さんという単語がよぎったのは内緒だ。 今のご時世、そういう言葉が死語でセクハラなのだろうから。 もう夜が更けてきているのを気にしてくれているようで。 寝る支度をしろとばかりに彼に抱き上げられて、寝室に連れていかれてしまう。 自分が後片付けをしなくてはと思っていたのに、こんな風に甘やかされると嬉しくて。 彼にぎゅっと抱き着いて、そのまま寝室まで運ばれた。 パジャマに着替えて、そして歯磨きをしながら彼が洗い物をしてくれるのを邪魔したりして。 元々コンビニで買ってきたものをのせた皿やグラスくらいしか汚れものがないので、そんなに大変なものでもないだろう。生物の処理もないし。 だから働く彼の後ろからぎゅっと抱きしめる] (-104) momizituki 2021/01/05(Tue) 21:56:39 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長終わったんだろ? ベッドで待ってるから、一緒に寝ような。 [二人で寝るには少し狭いかもしれないセミダブルのベッド。 でも、せっかくのクリスマスなのだから、今日だけは一緒のベッドで眠りたかった*] (-106) momizituki 2021/01/05(Tue) 21:57:16 |
【鳴】 鬼走………ここでは全部脱ぐなって! あの時は特別だから! [それでも外に出ないのなら、全裸で浴衣でも構わないのだけれど。自分だけが見るというのなら。 あの時は夜で誰にも会わないの前提だったし、外で二人きりだった。 だからこそあのようなことができたのだけれど、ここではいつ人が来るかわからないし、大体素肌で浴衣は間違った文化だ。 でも彼がどこまでも迫ってくるので拒絶しきれなくなって、ため息をついて彼に浴衣を着せかけた] (=29) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:13:49 |
【鳴】 鬼走 ほら、こうするんだよ……。 [慣れた手つきで彼に浴衣を着せていく。 自分が着るのには慣れているが、他人に着せるのはあまりないからできないかといえばそうでもなく。 元々茶道は習っているのはジジババが多い。歳をとって体が弱り、着れなくなってしまった人のお手伝いもしていたら、慣れてしまっただけだ。 しかし……全裸の相手はやりにくい。 いわゆるチンポジというか、そういうのを意識してしまうし。 だが夜長はこうして着せてみると、すらりとしてとても似合っていて格好いい。惚れ直してしまいそうだ。 彼に浴衣をプレゼントする約束は、延び延びになってしまっていたけれど、どんなのをプレゼントしても映えそうだなと思ってしまうのは欲目だろうか] (=30) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:15:18 |
【鳴】 鬼走じゃあ、今度は俺………俺………。 [そこではたと気づいた。 もしかして、彼が自分に着せたいといっていたが、もしかして全裸の上に着つけるつもりなのではないか、と。 背筋に流れる冷や汗。 じっと彼を見つめながら、自分が着る予定の浴衣をちらちら見ていた*] (=31) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:15:45 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走[鍋のメインがないことに気づけば、 彼が買ってきてくれるというか。 泥船もとい大船は、彼のおかげで転覆せずに済みそうだ。 同棲という単語に微笑みを浮かべる彼を見れば ――やはり、一緒に住むことを考えてしまう。 その話題を彼は今まで何故かずっと避けていると感じていた。 何か悩み考えているのだろうな。と察しがつくのは、二人の距離が近いせいか。今度の旅行を通して、彼に改めて同棲の話を持ち出せればいいとそのときは考えていた。その先まで見通せなかった自分の視野の狭さを呪うことになるのは、更にその後。 今は、明日の仕事が気になって、彼を抱き上げて、寝室に運んでいくことにした。 ぎゅっと抱き着く彼が愛おしく 可愛いと思えて胸が鳴った。 彼の信頼を得ているのだと堪らなくなる。] (-112) sudati 2021/01/05(Tue) 22:25:38 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走[そのまま、眠るかと思ったが どうやら彼は自分との時間を大切にしてくれるようだ。パジャマ姿の彼が、背後から抱き着いたのはちょうど、洗い物がおわった頃か。ん、とその髪を優しくなで、待っている。という言葉に綻べば、振り返り。 そのままちゅっと唇にキスをした。] …ああ、分かったよ。 なあ、後でお休みのキスが欲しいな。 [ベッドの中でのお休みのキス。 待っていてくれるのなら、彼からのキスがあってもいいだろう。彼が用意してくれたスエットに着替え、歯磨きをしてから、彼の元へ向かおう。外はすっかり冬支度。そういえばクリスマスだったな。と街灯りにくすっと笑えば、寒い。と言いながら、彼のいるベッドにもぐりこもうか。 冷たい足をくっつけて、それから抱きしめれば いい夢を。と彼に囁き、おやすみのキスを貰おう。] (-113) sudati 2021/01/05(Tue) 22:26:46 |
【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走[自分にとってのいい夢は彼の夢。 愛おしいぬくもりを抱けば 仕事の疲れからか直ぐに眠りに落ちた。 朝の目覚めには此方からのキスを。 朝ごはんは自分が作ると言って聞かなかっただろう*] (-114) sudati 2021/01/05(Tue) 22:28:27 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長[ベッドの中で彼がやってくるのを待っている。 こんな風に起きて誰かが来るのを待つのが楽しみなんて、サンタクロースを待っていた幼い時以来ではないだろうか。 ああ、そうか。夜長が自分のサンタクロースなのだっけ。 古い歌に恋人はサンタクロースってあったのを思いだして、そして今更自分の発想に照れた。 ドアの向こうで彼が寝支度をしているのを感じる。 衣ずれの音は着替えているのだろうか。 しゃこしゃこいうような音や水の音は、歯磨きをしているのだろう。 自分以外の人の気配がするのはどこか不思議で、安心できる。 ずっとしている一人暮らし。 彼と一緒に暮らすことに憧れがないわけではないけれど、でも、ある程度予測ができる自分の人生と違い、これから人生に対してもステージで花開いていこうとしている彼を縛ることが怖くて、自分から踏み出せずにいた。 彼に対しては常にどこか躊躇してしまう自分がいる。それに気づいている。 ぎゅっと自分の手を握りしめていれば、彼がベッドにやってきた] (-116) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:41:29 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長おかえり。 [なんといって出迎えたらいいかわからなくて、どこか変な言葉になった。 掛け布団の端をめくって冷たい躰の彼をぎゅっと抱きしめて、そして約束のキスをする] おやすみ、夜長。 メリークリスマス。 ………いい夢が見られますように。 [彼の額に自分の額をつけて、いい夢の見られるおまじないをかける。 こうして彼を抱きしめて、彼に包まれていれば、自分はいい夢を見られるに違いないから。 そうしてすぐに寝息に変わる恋人の寝顔を見つめてクスクス笑う。 疲れているのに自分のところに来てくれてありがとうと、自分だけのサンタクロースを抱きしめる] (-117) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:41:56 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長―――好きだよ。ありがとう。 [そう耳元で囁いて自分も眠りにつこうか。 朝にどんなことが待っていようと、今は安らぎの空間に眠りの帳が降りていた*] (-118) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:42:17 |
【鳴】 鬼走[彼が嫉妬してくれるのが少し嬉しいと思ってしまう自分は悪い子だ。 そして理由を話して彼がバツが悪そうな顔をするのも可愛くて嬉しくなってしまって。 しかし、その嬉しさもその後の焦りで掻き消えてしまったのだけれど] いや、脱ぐのを当たり前のように思わないでほしいのだけれど。 [じっと見つめられて、じりじりと間合いを詰められては、まるで肉食獣に睨まれている草食動物な気がしてならない。 上着とズボンを同時に脱がされそうになって、慌ててそれを押さえつける] (=35) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:12:46 |
【鳴】 鬼走 旅は道ずれって、意味違わないか? どちらかというと、旅の恥はかき捨てのような………っ って、なんでそんなのが見たいんだよっ 浴衣着てしまったら裸かどうかなんてわからないだろ?! [脱がしでもしない限り、と続けて顔がかぁっと赤くなる。 あの時、自分が浴衣の下は裸だと彼は気づいてなかったのに、気付かれるように誘ったのは自分で。 彼の目の前で裸になって、そして浴衣を着れば……いや、彼の手によって着せられるのだけれど……そうすれば、それだけで夜長を誘うことと同じなのでは、と思う。 でも―――ダメな気がする。主に自分が。 彼の前で全裸を晒して、そして彼の手で指で触れられながら浴衣を着せられて、耐えられるのだろうか………色々と] (=36) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:13:00 |
【鳴】 鬼走 だーっ!! 自分で脱ぐから、脱がすなっ [浴衣も全部自分で着たいくらいだけれど、それは約束だから仕方がないだろう。 あっち向いてろよ、と頬を染めて言う。さすがに期待満面の顔の前でストリップをする度胸はないから。 服を脱いで、そして裸の上に浴衣を纏うまでは自分でさせてもらおう。これは最低限の妥協ラインだから。浴衣に袖を通しながらそう言えば、ともう一つの約束を思いだした] なあ、そういえば、お願いごとってなんだ? さっき後で言うとか言ってなかったか?* (=37) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:13:26 |
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