情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 ガット・リベロ ルチア【路地裏】 彷徨う。 彷徨い歩く。 ふらふらと、彷徨いあるく。私はまるで亡霊だ。 だから、それを好んで声をかけてくる連中は。 さながら、悪霊祓い(エクソシスト)だろうか。 むっつを2で割って、みっつ。簡単な計算。 「𝕻𝖆𝖉𝖗𝖊 𝖓𝖔𝖘𝖙𝖗𝖔 𝖈𝖍𝖊 𝖘𝖊𝖎 𝖓𝖊𝖎 𝕮𝖎𝖊𝖑𝖎,𝖘𝖎𝖆 𝖘𝖆𝖓𝖙𝖎𝖋𝖎𝖈𝖆𝖙𝖔 𝖎𝖑 𝕿𝖚𝖔 𝕹𝖔𝖒𝖊,」 お祈りをしなければ。 ああ、主よ。天に"まします"我らの神よ。 そう亡霊が祈るなら、きっと連れて行ってくれるはず。 彼らがその"みつかい"なのでしょう? 「───! !? !!」 野太い声が、ごぼごぼと、水に溺れる音に変わる。 ああ、いや。その前に花火のような音がみっつ、聴こえていたかな。 ぱたり、ぱたりと。重なり合って"おねむ"になって。 まるで子供みたいに。それでは牧師様にはなれないね。 「𝖈𝖔𝖒𝖊 𝖓𝖔𝖎 𝖑𝖎 𝖗𝖎𝖒𝖊𝖙𝖙𝖎𝖆𝖒𝖔 𝖆𝖎 𝖓𝖔𝖘𝖙𝖗𝖎 𝖉𝖊𝖇𝖎𝖙𝖔𝖗𝖎,」 お祈りをしなければ。そうでなければ。 あの人はどこにいるだろう?ねえ神様。あの人はどこにいる? (0) yatuhatig 2022/08/23(Tue) 22:31:03 |
【人】 ガット・リベロ ルチア>>2 リカルド 【路地裏】 「𝔄𝔳𝔢 𝔐𝔞𝔯𝔦𝔞, 𝔭𝔦𝔢𝔫𝔞 𝔡𝔦 𝔤𝔯𝔞𝔷𝔦𝔞,𝔦𝔩 𝔖𝔦𝔤𝔫𝔬𝔯𝔢 𝔢̀ 𝔠𝔬𝔫 𝔱𝔢.」 ずるり、ずるりと。彷徨い歩く。 あなたが大通りに出る前に、暗澹たる闇で歩を進めるなら。 それが、ふらりと視界に映る。 泥の如き眼が、そちらを映す。 ──関わるべきでは無いものだと、すぐにわかるだろう。 (3) yatuhatig 2022/08/24(Wed) 7:47:24 |
【人】 ガット・リベロ ルチア>>4 リカルド 「……A……」 ずるり、足を向けた先で。 それが何か語りかけてくる。 ……これまでと少しだけ違う感覚を得た。 わずかに懐かしい感覚を得た。 「……あ…なた。わたしを 知っている人?」 危うそうにふらついていた少女が、 ぴたりと全ての動きを止めた。 (5) yatuhatig 2022/08/24(Wed) 9:52:28 |
【人】 ガット・リベロ ルチア (7) yatuhatig 2022/08/24(Wed) 12:51:08 |
ルチアは、リカルドに銃口を向けた。 (a12) yatuhatig 2022/08/24(Wed) 12:52:11 |
【人】 ガット・リベロ ルチア【路地裏】>>9 リカルド 「──あなたは、ちがう」 この声を聴いたことがある。 『おいで』と呼ばれ、『あちらへ』と促された。 あの人と同じ、優しさを持っていた。 同じ、同じ。そうだよ。同じなんだ。 「ああ。ああ。ああ──」 (11) yatuhatig 2022/08/24(Wed) 18:52:43 |
【人】 ガット・リベロ ルチア (12) yatuhatig 2022/08/24(Wed) 18:55:06 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新