友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a1) 66111 2022/07/06(Wed) 21:41:50 |
ネコジマは、猫のあとをついてった。道案内はたぶんしていないなと思うけれど、なんとなく。 (a2) 66111 2022/07/06(Wed) 21:42:27 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマどのタイミングだったか。 この男がずっと誰かといるわけがない。 気が向けばどこかへいく。 気が向かなくてどこかへいく。 気分屋を演出して。 誰かの意思は尊重しない。 そんな彼がどうしてこうやって暮らせていけているのか。 きっと、巡り合わせが良かったのだろう。 「やあ、猫島」 一人分の足音が二人分になったときから気づいているのに。 「だあから、あの時に言えばよかったのに」 なんて、言葉だけで笑った。 (-5) chizuaquarii 2022/07/06(Wed) 21:53:52 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「今会えたからいいんすよ。 …猫島は栗栖ニイと二人で話したかったんですし」 かち合った視線を逸らして、所在なく明後日の方をチラチラと 見やりつつ、煙草の箱より少し小さいくらいのプラスチックの ケースから折り畳まれた紙を取り出してあなたに渡す。 広げるとそこには、鉛筆の文字が連なっていた。 これは何?と分かり切ったことをあなたが聞くことはあるだろうか。 数年前の別れの頃、自身がこの三途に戻ってくるのなら持ち帰ってくると どこか確信めいて言っていた、あのあいまいな謎のことに違いない。 「これ、真相はどんなものだと思います? これだけじゃ分からないっていうのが正しいですけど」 夫婦が死にました。心中か、殺されたかのように見えます。 夫婦はもうすぐ離婚をするところでした。夫のDVが原因です。 周りの人間が離婚話を進めていましたが、 妻は夫への依存心を捨てきれていませんでした。 夫婦には子供がふたりいて、ひとりは未成年です。 調査の結果出てくる証拠は、上の子が犯人である説を示すものばかりです。 下の子は自分が二人とも殺したと言い、上の子は無理心中に違いないと言います。 (-9) 66111 2022/07/07(Thu) 1:54:25 |
ネコジマは、触れるもののなくなった手をそのまま伸ばしかけて、結局、ただおろした。 (a3) 66111 2022/07/07(Thu) 1:54:30 |
友達 ネコジマ(匿名)は、メモを貼った。 66111 2022/07/07(Thu) 2:20:05 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ相馬栗栖は探偵を名乗っている。 「解いてほしいのかい」 だけど、相馬栗栖が好むものは、事実ではなく、真実だ。 作り上げられたものがたり。求められる答え。 事実は、スパイスに過ぎない。 そこから導き出される真実が、何を示している、のだと。 ──ま、どっちにしてもパーツが足りないけどね。 「“彼”は何を思ったんだろうね」 「“彼”は何を祈ったのだろうね。暴かれることか。或いは、ちゃんと真実が導きだされることか」 静かに吐息を含んだ声で、どこか微笑をその声に称えながら。 相馬栗栖は呼びかける。 「猫島」 何度か言ってるだろう。 「“上の子”が殺した」 そう受け取ってほしいかのような文面が、そこに連なってるから。 (-15) chizuaquarii 2022/07/07(Thu) 8:41:08 |
【人】 友達 ネコジマ【屋根裏】 一番上、屋根裏のスペースは、下の方にある倉庫とは違って、 すぐに使われるような物はあんまりなくて。 長く長く、ただしまっておかれるだけの物が収められている所だった。 天井の一部が崩れてできた穴は、月明りを広く取り込んでいる。 今日の月は少し眩しいくらいに明るくて。 なんだかとっても近くに見えていて。 まるで誰かを呼んでるみたい。 「ねこや?」 階段みたいに積み上がった箱や瓦礫たちの上、 その向こう側に、猫は行ってしまった。 (9) 66111 2022/07/07(Thu) 11:53:03 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a7) 66111 2022/07/07(Thu) 11:53:52 |
【人】 友達 ネコジマ【屋根裏】 「ねこや、ねこや」 「そっちに行っちゃいけないよ」 「落ちたらすごくいたいです」 痛いで済まないかもしれない。 「ねこや、ねこや」 「・・・・・・」 「もしかして、お前も猫島がいいですか?」 「…なんて。猫島はもういなくなるんですよ」 「とらや、とらや」 「そっちも別にいらんでしょう」 「ねこや、ねこや」 「お前は三途の猫ですよ」 (10) 66111 2022/07/07(Thu) 11:54:58 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a8) 66111 2022/07/07(Thu) 11:55:58 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「じゃあ」 彷徨っていた視線があなたへ向けられた。 わずかばかり喜色をはらんだ彼の目を見るに、 あなたの見立ては正しかったらしい。 「じゃあ、 下の子の証言は正しいと思わなかったってことすよね」 やっぱり一番最初に浮かんだのは、なんですか」 上の子のことがが好きだから。 上の子に命令されて逆らえないから。 あるいは両方。 あるいはその他 。話の取っ掛かりくらいに思えなくもないから、 こちらの問いの答えはなんでもいいのかもしれない。 けれど、>>a11 だから、眉尻を下げて笑った。 (-18) 66111 2022/07/07(Thu) 12:21:51 |
ネコジマは、期待通りを期待している。 (a11) 66111 2022/07/07(Thu) 12:21:54 |
ネコジマは、話したいことを話すのに回り道をする。けっこう。たくさん。 (a12) 66111 2022/07/07(Thu) 12:22:21 |
【独】 友達 ネコジマ/* あるいはその他 。正しい答えは「嫌いだから」とか「消えてほしいから」とかの猫島の兄へのマイナスの心情が理由だけど、期待している答えはその他じゃない答えなんよな。こっちかこっちに見えますよね? (-19) 66111 2022/07/07(Thu) 12:42:27 |
【独】 友達 ネコジマ/* ねこや、とらや 猫のことは「猫や」って呼びかけるのが癖になっていて、トラって名前を付けてからも「トラや」って呼んでたんだけど、ネコジマは寅谷になったから呼びづらくって、結局あんまり呼んでいない。 猫は自分の名前を「とらや」だと思っていたりします。たぶんトラでも割と反応すると思う。にゃあ。 (-20) 66111 2022/07/07(Thu) 12:51:42 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ「上の子のことがが好きだから」 「上の子に命令されて逆らえないから」 「あるいは両方」 「読み取るならそこが一番有力視されるだろう」 瞬きが一つ落とされる。 「だけど、」 きっとここに合理性は必要ないから。 「死んでほしかったからじゃないかな」 相馬栗栖は、その目を見ている。 (-21) chizuaquarii 2022/07/07(Thu) 15:34:51 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ薬袋という生徒が保健室で君に見せていた表情は 一体どんなものだっただろう。 いつも微笑んで、窓の外を眺めていた。 自由をのぞむわけでもなく、変わる世界を眺め続け、 心地良さそうに居座るまるで部屋の主のようであった。 いつか、君はこんなことを話しただろう。 「キミはわざわざ何故ここに?」 「この猫はどうしたの」 「治してあげる、名前はつけないのかい」 ベッドに座って、本を広げる薬袋はいつも傷だらけだった。 (-23) toumi_ 2022/07/07(Thu) 16:08:46 |
【秘】 友達 ネコジマ → 不知 ミナイ「ねこじまの猫じゃないです」 「落ちていました。くるしいくるしいをしている」 「ここ、なおしてくれるところすよね? 先生が言ってました」 なんてことはない。 幼い猫島が、傷付いた野良猫を持ってくるのに 適当な場所だと考えたからだった。 猫島はこの時あなたに教えてもらって初めて、 動物には動物の病院があることを知っただろう。 「けど、病院はだめなんすよ」 母親がいつも言っていたらしい。 よく聞けばそれはDVを受けていた母親が、 という話だったみたいだけれど、彼はそうは思っていなくて。 そうした歪んだ認識を正してもらったりなんかもしたかもしれないね。 「あすかネエは病院がだめじゃねぇんです?」 だからここにいるんじゃないの? 認識が正され切っていない頃、傷だらけのあなたを見て思ったのはそんなこと。 否定が返ってきたとしたら、どうして?と理由を問うてきていただろう。 (-29) 66111 2022/07/07(Thu) 18:03:13 |
ネコジマは、凍り付いた。 (a13) 66111 2022/07/07(Thu) 19:12:47 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス>>a13 それから、へにゃ、とわらって言った。 「そう思いますかぁ」 安心したような、何かを諦めたような、そんな顔。 「猫島は死んでほしいまでは思ってねぇすけどね。 ……ああいや、思ってるかも」 死ぬまでしないと何でもできてしまうから。 わからなければいいと思っていたのに。 “うまくいかない”は“できない”ではない。 殺すだけならむずかしくない。知っている。 この流暢で素直な言葉には、本当が半分くらい。 捻くれてはいても、嘘を吐いたことなんてほとんどなかったのにね。 この数年の内に覚えてしまったらしい。 猫島を知らない人なら、きっとわからなかった。そのくらいの。 (-31) 66111 2022/07/07(Thu) 19:14:21 |
ネコジマは、人を殺そうとしている。 (a14) 66111 2022/07/07(Thu) 19:14:49 |
【独】 友達 ネコジマ/* 死ぬまでしないと消えないし、消えなかったら会いにいけてしまうからね。そういえばそうだ。だから猫島は父親を殺そうとしているんだし。クリスが頭良くて助かる(助かる) (-30) 66111 2022/07/07(Thu) 19:15:47 |
【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチあんまりスマホをいじり続けていても、充電が切れてしまう。 この空間ではGM権限でPC達は便意を催さないが、 スマホもいじらずただ教室にいるのも居心地が悪くて、 あなたはトイレに向かおうとした。 実際に行けたか行けなかったかはあなた次第として。 そこから戻る途中、暗闇に光る二つの小さな丸を見る。 なんてことはない、猫島が連れていた猫だ。 あなたが気を失っていた時に、 ちょっとイタズラをしていたトラ柄の猫。>>1:a26 元々は三途の野良で、猫島が越す時に連れて行ったようだが、 猫一匹のいるいないに気付くのなんて、気にしていた人間くらいだろう。 あなた自身が気付いていなくても、気付いた誰かが話していたのを 小耳に挟んだことがあるかもしれないし、ないかもしれない。 >>a15 あなたが動かないのなら、 猫はただただあなたを見つめることになる。 猫の愛くるしさとこの状況のおそろしさ、 どちらの方がまさるだろうか。 (-32) 66111 2022/07/07(Thu) 19:50:59 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a15) 66111 2022/07/07(Thu) 19:51:04 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a18) 66111 2022/07/07(Thu) 21:01:18 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a19) 66111 2022/07/07(Thu) 21:39:15 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ「 うわっ!!!! ……なんだ、猫かよ……」闇の中できらりと光る何かにビビッて僅かに飛びのいたが、その正体が猫だとわかると露骨にほっとした。 「えーっと、誰かの飼い猫だっけか?」 聞いたような気がするが、肝試しの恐怖にあまり人の会話が耳に入っていなかったのか、誰が連れてきた猫なのか曖昧だ。 気を失っていた時の悪戯には気づいていない。気を失っていたからね……。 「オイコラご主人はどこだよ、道案内しろ道案内」 目の前にしゃがみこみ、猫に対して生意気な口をききながら鼻先をつつこうとする。 誰もいないよりは猫でもいてくれる方が気が紛れてよい。 これが猫の手も借りたいというやつか。違うか。 (-33) kotorigasuki 2022/07/07(Thu) 21:58:40 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a24) 66111 2022/07/07(Thu) 22:19:49 |
【秘】 友達 ネコジマ → 長女 カナイ猫が怪我をしていたのは昔のことです。今は元気だよ。 良くもなく悪くもない手触りだけど、 清潔にはしてもらっているみたい。 顔をうずめればその分むにむにが形を変えます。 逃げはしないので、好きなだけ猫を吸えるぞ。 (-37) 66111 2022/07/07(Thu) 22:21:27 |
【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチがぶ 指先に痛みが走る。噛みつかれた! 染めた髪、浅黒い肌、耳飾り。 甘噛みなんかじゃないそれは、特徴が似通った誰かへの敵意。 気絶していた時のイタズラも、それが理由。 けれど猫島の実家の者以外で、猫島の血の繋がらない兄の容姿を 知っている人間なんて、この町にはいないものですから。 あなたにとっては理不尽なだけのもの。お猫様のきまぐれ。 (-38) 66111 2022/07/07(Thu) 22:39:20 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a25) 66111 2022/07/07(Thu) 22:39:37 |
【秘】 長女 カナイ → 友達 ネコジマむにむにの毛玉の虜となった。猫吸い。 のち、いけね、と顔を離す。この子怪我してるんだっ……… してない? してない。 心もとない光に翳して矯めつ眇めつ。 暗くてよく見えないがどうも、大丈夫そう。 なんだ勘違いかぁ、と、ほっとしたりとかしてた。 (-39) 榛 2022/07/07(Thu) 22:42:15 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a29) 66111 2022/07/07(Thu) 23:21:53 |
ネコジマは、屋根裏の方の倉庫を探索。いい感じ度が1くらいのものを見つけたよ。 (a30) 66111 2022/07/07(Thu) 23:47:46 |
友達 ネコジマ(匿名)は、メモを貼った。 66111 2022/07/08(Fri) 0:51:40 |
友達 ネコジマ(匿名)は、メモを貼った。 66111 2022/07/08(Fri) 0:55:15 |
ネコジマは、タオルの写真を送信してから、既読をつけていない。 (a43) 66111 2022/07/08(Fri) 7:57:34 |
【人】 友達 ネコジマ【屋根裏】 >>a30 猫がどこかへ行ってしまってから、 気まぐれで探索しようと思うくらいにはここには物があって。 そんな中、布に包まれた板を見つけた。 長い辺が身長よりも大きい四角形。 「…鏡?」 ただの板にしては重いそれを、慎重に床に置いて。 布を広げれば、想像した通りのものがそこにあった。 きっと踊り場あたりから外されて、 こんな所に仕舞い込まれていたんだろう。 鏡を覗きこむ猫島は、あの日の猫島。 「は? …………いや、ねぇでしょ」 目をこすったりしてみるけれど、 錯覚とかそういう類のものではない。 それでも、月が眩しいからだとか、そんなふうに理由をつけて、 月明りが直接当たらない場所に追いやったりだなんてして。 「……ああ、そういう」 そうしたら、鏡の中には今の猫島がいた。 納得したように呟いてはみたけれど、 べつになんにもわかっちゃいない。 (41) 66111 2022/07/08(Fri) 10:26:04 |
ネコジマは、「いやどういうのすか」 自分でツッコミを入れた。 (a44) 66111 2022/07/08(Fri) 10:26:14 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマその笑顔を。 尊ぶこともなく。 切り捨てた。 「気持ち悪いな、その顔」 「後押しでも欲しかったの?」 「じゃあ」 「そう言えよ」 それしかない奴の言葉なんか、面白くない。 「それとも」 「こういって欲しかったの?」 「なにをどうやったって」 「結局どうにもならないって」 猫は好きだ。 (-51) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 11:24:45 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 友達 ネコジマ裏道や明日香はあの空き教室からそう離れた所には行かないだろう。 麻弓と栗栖はそれぞれ連絡に返事を返している。 梢と鹿乃、それから夏彦は近くに居る。 だから一緒にここに来た中で、減った既読の数の心当たりと言えば。 『稔』 『なにかあった?』 『一度皆で最初の教室に戻った方がいいかもしれない』 『来られる?俺、迎えに行こうか』 緊急時だから、文章は短く簡潔に。 それだけを送ったけれど、君から返事は来るかな。 あまり自分から積極的に人と関わろうとしなくて、少しだけ素直になれなくて。 ふとした時に、何処かに行ってしまいそうな君だから。 そうなってしまわなければいいなと、今はそう思う事しかできないね。 (-57) unforg00 2022/07/08(Fri) 12:44:10 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ「ぎゃああああああああああ!!!!」 噛みつかれてビックリしたチャラ男は雄たけびを上げた! ビビったあまりに転倒し、頭を打って再び意識を失ってしまった。 軟弱だ。 (-60) kotorigasuki 2022/07/08(Fri) 12:58:01 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「…かなわないなぁ、本当」 「……要らねぇすよ、後押しなんて」 栗栖ニイに解決してね、って言うわけないじゃないですか」 「解決してほしくないことがあるんなら、 栗栖ニイには絶対言わねぇんです」 「どうにもならない、って。 そう言って欲しかったんなら、 それ、猫島が栗栖ニイを見縊ってるってことすよ?」 「当然、そんなことないんです」 「ないんですよ」 (-63) 66111 2022/07/08(Fri) 17:29:41 |
ネコジマは、声が震えている。 (a49) 66111 2022/07/08(Fri) 17:29:50 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「だからあの日お願いしてて。猫島は誰にも言えないだろうから」 「けれど兄ちゃんもひどい人なのは知らなくて。もっと言えなくって」 「猫島は反抗しないだけでお利口さんじゃなくて」 「だって何か言ったら怒鳴るんです。みんな、みんな」 「こわい、くって」 言葉と一緒に涙があふれて、ぽろぽろ、落ちていく。 (-64) 66111 2022/07/08(Fri) 17:32:29 |
ネコジマは、間に合ったと思っている。 (a50) 66111 2022/07/08(Fri) 17:33:23 |
ネコジマは、手遅れなのを知らない。 (a51) 66111 2022/07/08(Fri) 17:33:27 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a52) 66111 2022/07/08(Fri) 17:51:34 |
【秘】 友達 ネコジマ → かれがれ ユメカワ通知音が鳴るようにしていたのなら、 あなた達が空き教室に戻った丁度くらいに連続した音がしただろう。 『何かあったのはそっちじゃねぇです?』 『戻った方がいいかもって、何かあったみたいじゃないですか』 『牧ニイのイタズラだったんでしょ?』 『だから、へいきです』 グループメッセージの方の既読はやっぱりつかないまま。 それでも何があったのかは知っているみたいな文章で。 ──それは、つまりは。 何も平気ではないということで。 (-67) 66111 2022/07/08(Fri) 18:11:40 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ「苦しい、……そうかならば助けてあげたいね」 「ここは治すところだけど、ううん人専用といったところだ」 そのときの薬袋は少し微笑んでいて。 子猫を慣れないなりに、正しく処置をした。 後で保健室の先生に怒られたけれど、元気になった子猫は貴方についてクほどには人に慣れてついていくようになっただろう。 「病院が駄目? へえそれはなんで……親に?」 それはそれは、と。薬袋はキミの正しくなさそうなその思想を優しく諭した。 ただ、それは親子関係になにか影響を与えてしまうかも知れない。 ネコジマが傷つくことを避けるように、あまり母親に言うことではないよ、とも言い含めておいた。 ――親が駄目と言ったら駄目なことは沢山ある。 ――それでも病院が駄目なのはキミ自身に資格がないからではない。 ――本当に大切な時助けを求める事は必要で、それは誰にも止められない。 ――それがキミを助けることになる。その一つが病院にいくこだ。 ――キミや、沢山の子達の苦しいを癒やすためにね。 「ボクは病院が駄目と言われてはいない」 「何故かって? 母親にとってボクが死んではいけないからだ。 だけど、いきすぎてはお金の使いすぎで怒られてしまうから そういう意味では、"病院はだめ"かもしれないな」 (-71) toumi_ 2022/07/08(Fri) 18:46:17 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 友達 ネコジマ連絡をして、暫くの後。返信があった事に一先ずは安堵して。 けれどそれに答えを返すまでには、暫しの時間を要した。 もう、誤魔化す事に意味は無い。 だから確かな事実を──あの時、自分の目で見たわけではないけれど。 それでも皆、悪ふざけでこんな事をする人ではなくて。 『悪戯じゃなかった 牧夫兄はもう戻ってこない』 『不安なんだ 皆も、俺も』 『だから、せめて会いに行かせて』 敢えてお願いという形を取って、言外に何処に居るのかと問う。 君達は優しいから、君達はあまり甘えるのが得意ではないから。 そんな君達が一人で居る時は、いつも寂しいからと甘ったれたふりをして。 図々しくその隣に居るのが自分の特権だった。 時々。そんな君が平気だと言う時は、平気ではない時だ。 (-75) unforg00 2022/07/08(Fri) 19:26:29 |
【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチその大声にはさすがに猫もまたびっくりしちゃって。 ピューーーーっとどこかへ逃げて行ったのだった…。 ………… …… … 「……ニイ、裏ニイ」 てし、てし。軽く頬を叩かれる感触。 「ここ、保健室じゃねぇすよ」 こんな所の保健室に あなたが世話になりたがるかは甚だ疑問であるが。 「起きて、裏ニイ」 猫島はあなたの反応があるまで、頬をてしてしし続ける。 間はあるけど、言葉もずっと途切れない。 放っておいたらずっと何かを喋ってる。 (-76) 66111 2022/07/08(Fri) 19:34:07 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ「──僕が、もう大丈夫だ、なんて言うわけないだろう?」 相馬栗栖という男は、やっぱりそこにある感情を尊ぶことをしない。 楽しいとか、嬉しいとか、悲しいとか、疚しいとか。 ただ、そこに言葉と共に涙が一つ落とされた事実のみがある。 相馬栗栖は大した男ではない。 ただ、昔。憧れてしまったものがある。それはある種、悪魔とでもいうのかもしれない。 自分を規定したわけでもないし、適応させたわけでもない。 ただ、憧れが模倣に。模倣が、自分の形に。 拙い模倣など、自分の形でしかないことに気付くことは。もしかしたらもうないのかもしれないけど。 そいつは、こう言っている。 ──── (-80) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 20:08:35 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ「解決してあげようじゃないか、猫島」 きみのそれを、終わらせると。 約束を落とした。 真新しい約束は、拘束力を生まず。 因果は逆転しえない。 何の発展性もない、ただのそんな約束をしたという事実。 そいつは、それを約束した。 「僕は優しくないって」 「よおく知ってるだろう?」 (-81) chizuaquarii 2022/07/08(Fri) 20:11:01 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ「……ん〜〜…… トールバニラソイアドショットチョコレートソースノンホイップキャラメルモカチップクリームフラペチー ………ハッ 」軽く頬を叩かれ目を覚ました。 猫っぽいフォルムの何かがこちらを覗き見ている事に気付いて 「バ!バケネ……!! ……──なんだお前か…驚かせんなよ…」 露骨にほっとした。 (-82) kotorigasuki 2022/07/08(Fri) 20:11:09 |
【秘】 友達 ネコジマ → 不知 ミナイ教えてもらったのは、ただ知らなかっただけのこと。 誰々はこう言っていたよ、だなんて強く言う程のこともなくて。 猫島がそう思っていただけだから、存外素直に聞いていた。 言い含めもきちんと聞いたものだから、 あなたの言葉は彼の親子関係になんにも影響しなかった。 良くも、悪くも。 「死んだらなおらねぇすからね、そりゃそう」 あなたの理由を聞いて彼は、どこか安堵したようにわらっていたのだった。 過っていたのはきっと、父親のこと。 (-87) 66111 2022/07/08(Fri) 20:36:22 |
【秘】 友達 ネコジマ → かれがれ ユメカワ『いるのがわかればそれでよくねぇすか』 『うそです。よくないです』 『戻りますよ、階段も落ちません』 どうやら彼は上の階に行っていたらしい。 逃避行動として不自然ではない。 『お迎えがいる歳でもないです』 『寄り道しないで帰れますよ』 猫島 稔という奴は、素直じゃないし、屁理屈はこねるし、 冗談くらいの嘘は言うし、言わないことは言わないけれど、 こんな時に言うことを違えるような奴でもなかった。 こう言ったのだから、遠からずちゃんと戻ってくる。 そう思えただろう。猫島だって本当は不安なんだから。 仕方がないなぁみたいな空気感を醸しながら、 自分から動くのが苦手な、捻くれ者なだけなんだから。 (-92) 66111 2022/07/08(Fri) 21:24:57 |
ネコジマは、グループチャットに既読をつけました。 (a53) 66111 2022/07/08(Fri) 21:25:39 |
【秘】 友達 ネコジマ → 奔放 クリス「うん、知ってる」 大丈夫だ、なんて曖昧で抽象的なものは要らないから。 ほしいものはやさしさなんてものじゃなくて、 きちんと形を成した“事実”というものだから。 だから、猫島はあなたに言ったのだ。 あなたなら、ほしいものをくれると思っていたから。 ほら、現に見つけてもらった。拾い上げてもらった。 猫島 稔という奴は、 あなたからすればあなたのことを過大評価していると言えよう。 けれど、その期待に、憧憬に、あなたが応えなかったこともなかったのだ。 ぽつぽつと話された彼のことは とても今この場で解決できるようなことではなかったから、 一通りの事情の共有が済めば、肝試しに戻ることになっただろう。 慰めの言葉なんてあなたは掛けなかっただろうけど、 やっぱり猫島はそんなものは求めていなかったから。 だから彼は心から安堵して、うれしそうにわらっていたんですよ。 (-103) 66111 2022/07/08(Fri) 23:16:25 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 友達 ネコジマ夢川は、時折『寂しいから』を口実にする事はあるけれど。 それは口実でもあるけれど、本当の事でもある。 結局、寂しがり屋はただ、ひとりきりを放っておけないだけだ。 皆で居るのが一番好きだから。 『俺が迎えに行きたいの』 だからこうして言う事も、本当の事。 『ていうのも嘘じゃないけど』 『稔がそう言うなら、ちゃんと待ってるよ』 君の言葉をちゃんと信じているのも、本当の事。 素直になれなくて、言わない事があって、 時には意地を張っていても、こういった約束を違える事は無いと。 いつだって最後にはちゃんと折れてくれる。そう思っているから。 (-104) unforg00 2022/07/08(Fri) 23:24:36 |
【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ「とー……」 トールサイズのキャラメルモカチップクリームフラペチーノが オーダーされていたらしいことはわかった。 「えー、おはようございます裏ニイ。 いや裏ニイの方が驚かしてきましたよ。 こんな何もないところで転がっているんすもん」 「化け猫にフラペチーノを投げて 撃退する夢でも見ていましたか」 聞こえたことを繋げたらそうなった。 そんな適当なことを言いながら、 あなたの具合が大丈夫かを気にしている。 何かまた大きい声が聞こえていたからね。 (-107) 66111 2022/07/09(Sat) 0:02:20 |
【置】 友達 ネコジマ猫島 稔という奴は、昔から自分のことを猫島と呼んでいた。 山子さんところのお孫さん。 山子さんところの不出来な娘のお子さん。 山子さんところの──……。 猫島と呼ばれないのが不思議で仕方なかった。 人数が少ない分、距離が近かったし、 土地柄、同じ名字の子どもが結構いるからね。 猫島は……他にはいなかったけれども。 それだからなおのこと主張するように、 彼は自分を猫島だと言っていた。 そうしないと、なんだか自分というものが わからなくなってしまいそうで。 どうにも妙な強迫観念だけれども、 そんなふうに彼が思っていた事実はあって。 自分で言うのとあわせて、猫島は猫島 稔だった。 猫島の母は近々離婚をする。その予定だ。 猫島には戻らないで、山子にまで名字を戻すらしい。 余程のことがなければ、三途からもう出ないだろうしね。 彼が猫島 稔でいたのは十年と半年もいかないくらいで、 寅谷 稔でいたのは三年ぽっちくらいで、 これから先は、きっと死ぬまで山子 稔なのだ。 (L4) 66111 2022/07/09(Sat) 0:21:48 公開: 2022/07/09(Sat) 0:25:00 |
ネコジマは、あの頃とは違う理由で、自分を猫島と言っている。 (a58) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:05 |
ネコジマは、寅谷の時間が好きじゃなかった。裏切られる期待もない。 (a59) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:30 |
ネコジマは、山子の時間が好きになれるかはまだわからない。期待を裏切られるかも。 (a60) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:34 |
ネコジマは、三途での猫島の時間が好きだった。期待を裏切られない。 (a61) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:46 |
ネコジマは、自分が猫島 稔だったと認識している数年間の思い出に縋って生きてきた。耐えてきた。 (a62) 66111 2022/07/09(Sat) 0:22:59 |
ネコジマは、猫島 稔の周りにいた、両手の指の数にも満たないくらいの人たちのことが大好きだ。 (a63) 66111 2022/07/09(Sat) 0:23:18 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ「いや?夢の中で念仏となえてたんだけどな……」 この男のとってあれは念仏のようなものらしい。 都会慣れしたように見えて根っこが田舎者なのかもしれない。 ただのバカかもしれないが。 「なんか化け猫がいたような……お前か?俺を倒したのは」 倒れる前の記憶があいまいだ。 「大人をからかうもんじゃないぜ……」 年下相手だからと盛大に大人ぶっている。 (-113) kotorigasuki 2022/07/09(Sat) 3:11:35 |
ネコジマは、あなたと同じで寂しがり屋だけど、見栄っ張りでもありますから。 (a68) 66111 2022/07/09(Sat) 18:13:56 |
ネコジマは、夢川にスタンプ送信。『( ・´ー・`)』 多分ちゃんと了解しました、これは。 (a69) 66111 2022/07/09(Sat) 18:15:25 |
【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ「猫島が裏ニイのこと倒せるわけないじゃん」 「大きくなったのに弱体化したっつーなら別すけど、 そうじゃないでしょう?」 猫島は年下の自覚があり、そして友達みんなへの印象は 昔に抱いたものと大きく変わらない。 きっと昔から背伸びをしがちだったあなたの態度をそのまま受け取って、 すげーにいちゃんの扱いをしていただろう。 けど白間や永瀬には倒されると思っている。 「こずネエと麻弓ネエは外のはずだから……牧ニイすかね?」 猫島は幽霊が出たとも、 あなたが猫に負けているとも思っていない。 だからあなたを倒した誰かの可能性として、 考えられるのは彼くらいだった。 ──これはまだ、無残な姿の彼が見つかる前のこと。 「んー……くるしいくるしいのところがあったら 明日香ネエのとこに行くんですよ?」 結局猫島は見ただけでは具合はわからなかったから、 自己判断に任せることにした。 (-129) 66111 2022/07/09(Sat) 18:44:52 |
【秘】 奔放 クリス → 友達 ネコジマ「きみは相変わらずだな」 約束は履行されて、新しい約束がある。 守ったという事実だけが残されて、新しい事実は更新されるかすらわからない。 だから知られているのだ。 それを真実にしようとする姿がそこにあることを。 「じゃあ」 相馬栗栖は悪魔にはなれなかった。 良く知られていた。 よくわかられていた。 未知の生き物は、そこには。いなかった。 「またな」 猫が好きだった。 (-134) chizuaquarii 2022/07/09(Sat) 19:08:31 |
【独】 友達 ネコジマ/* おっピアノだ。猫島もその内音楽室でねこふんじゃった弾きたいんですよね。先を越されたな……(?) そうだよね調律されていないから音が変になるよねわかる〜〜(そんな文章を書いていた (-136) 66111 2022/07/09(Sat) 19:18:16 |
【独】 友達 ネコジマ/* たぶんマユミ>>>シロマ>ウラミチ=トリカイ(他不参加 通知欄で書いたやつ。誰か何かをまだ自発的に倒しそうな印象の人々。そうですぱわーです(勢いを含めて クリスやユメカワやライカは弱いわけではないけど、戦略として自分のぱわーで押し切るのってあんまりしないじゃないですか(? みないかないはかわいいね。 (-137) 66111 2022/07/09(Sat) 19:29:31 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ「アイツかよ!やってくれたな……!」 猫島が推理した名前をあげられればそうだったような気がしてきた。 記憶力もちょろい男である。 「あ〜〜そうだな…こんなとこにいてもあれだし お前も一緒に向こうに戻るか?」 兄貴面をして頭の頂点をぽむぽむと軽く叩くように撫でる。 (-141) kotorigasuki 2022/07/09(Sat) 20:02:08 |
【秘】 友達 ネコジマ → チャラ男 ウラミチ何とも言えない間があったが、嫌がられたとは思わないだろう。 なんかハッピーなオーラが滲んでいるからね。 「猫島はまだ探検隊ですから」 鳥飼があなたみたいに倒れていないかが 心配だって言ってる(言ってはいない)。 起きたあなたはもう大丈夫だ(と猫島は思っている)けれども。 でも猫島も、すぐにあなたと離れたいわけじゃありませんから。 通り道だからと言って、 あの空き教室の前までは一緒に行ったかもね。 (-238) 66111 2022/07/10(Sun) 20:07:14 |
ネコジマは、「またね裏ニイ」 別れてまた学校探検隊。まだ何も起こってなんていないと思っていた時のこと。 (a93) 66111 2022/07/10(Sun) 20:09:13 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 友達 ネコジマ「お前、まだうろつく気か。 お化けにたたられてもしらねーぞー?」 お化けにたたられそうで怖いのは自分だが。 そんなはなしをしながらも強く引き留めることはせず、 ネコジマに引率してもらいながら空き教室へと戻っていった。 (-241) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 20:38:52 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a94) 66111 2022/07/10(Sun) 20:44:10 |
ネコジマは、軍歌の気配をはらんだピアノの旋律を聞いていた。 (a96) 66111 2022/07/10(Sun) 20:57:58 |
ネコジマは、屋根裏から空き教室へ。まっすぐ向かったのでした。 (a97) 66111 2022/07/10(Sun) 20:58:54 |
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