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【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音 ―――………。 [お前がめちゃくちゃ喋るのを良いことに、 都合の悪い質問は、全部聞こえなかったフリをした。 万年の寝不足。その通り。 俺は最近全く眠れてやしないし。 横になったって直ぐに飛び起きるようになっていた。 寝ないほうが、楽だった。 起きる時が一番苦痛だった。 一人で抱え込むから? そうだな、そう、そうだな。 五年の間、 お前の代わりになる奴なんか居なかった。] (-2) 代食 2022/08/18(Thu) 5:34:22 |
【人】 闇崎 宵稚[お前が、俺のこと暫く好き放題している間。 俺も、お前を凝視していることに気づいてる? "今まで通り"を取り繕って、 こんなにも喋り倒しているのに、 五年の間、何をしてたのか結局わかりやしなくって。 多少の『変化』すら、俺には教えてくれないのか? ……あの時と変わらないまま。 それは、結局こいつの好意の方向が、 友愛なのか、恋愛感情なのか…或いはどちらも? 揺蕩う声は耳に良く通り、掴みどころが無い。 ………でも、でも。 全部ひっくるめて、そこにいるのは 鳴海海音、その人だった。] (4) 代食 2022/08/18(Thu) 5:35:12 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[抱く胸の中。 緊張も、恐怖も、疑心も、不安も、 今は無く、そこにあるのは安寧だった。 ほら、聴かせろよ。 "あの時"の事を口にしないなら。 ここの音。] (-3) 代食 2022/08/18(Thu) 5:37:17 |
【人】 闇崎 宵稚 倒れねえって。 倒れそうなら、無理して会わないし、 せっかく、海音に会ったのに、 寝る訳ないだろ。 [簡易なハグから解放すれば、 楽しそうな笑みから漏れる冗句に、 軽口を返せる程度には、気分が落ち着いてきた。 それから、『飲もうぜ』という誘いに、 漸くああ、俺たち成人してたなと思い出した。 だってお前、 ]…マジで体の成長が無いから、 とは。口が裂けても言わないことにした。 (9) 代食 2022/08/18(Thu) 5:37:58 |
【人】 闇崎 宵稚 だから、寝ないって。 でも、個室は賛成。…あるのかな、この村。 [古い田舎の飲み屋ならともかく、 駅前になら、そういう所もあるのだろうか。] …悪いけど、マジで五年ぶりなんだ。 知ってるとこがあるなら、教えてくれよ。 [この五年の間にも海音は数度帰ってたのだろうか。 俺が上京していないことはわかっていた筈だ。 帰るたびに、誰かと祭りにでも行ったりしたのかな。 そうでなくて、お互い同じ境遇なら、 ゆるい歩調で村を散策しながら、探すのだろう。 ――歩くときは、前でも後でも無く。 ]お前の隣に、できるだけ並ぶようにした。 (10) 代食 2022/08/18(Thu) 5:38:23 |
【人】 闇崎 宵稚[互いのお酒が来たのならば。 そっとグラスを海音の前に。] 乾杯。 [それだけいってグラスを合わせて。 再会の喜びを、静かに分かちあえれば良い。 お通しの鰯入りのポテサラは地味に美味い。] (12) 代食 2022/08/18(Thu) 5:40:03 |
【独】 闇崎 宵稚/* チップは闇宵じゃなくて宵闇だボケ…… 前の村とはちょっと(だいぶ)傾向が違うし、 ペア村だから 海音くんのことを 堂々と俺の俺の俺の俺の俺の っていえるの最高だな… (-12) 代食 2022/08/18(Thu) 19:48:27 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[どうして隠す必要があるんだろう。 その時の俺に、お前の迷いはまだわからなくて。 お前の気持ちに対して、答えを出して無かったのは むしろ俺の方だというのに、 勝手に完結させて、勝手に記憶に蓋をして。 心を確かめたいという欲のまま。 秘めたるお前の、感情の結び目に、指先を絡ませて。 からかい混じりに、奏でる心音を擽ってやる。 啜り泣く心に、その指先で触れて、 拭うことが出来ればいいのにと、何度も願いながら。] (-22) 代食 2022/08/19(Fri) 5:35:44 |
【人】 闇崎 宵稚飲んで、ってお前…… むぐ、 [こいつに合わせていたら、 多分俺のほうが悪酔いしてしまいそうだから、 チェイサーを交えつつチビチビとやっていると、 当てられたカルーアソーダのグラスは、 すでに口元に突っ込まれていて。] ッ、……っ、ぷぁ、 いや、美味いなら自分で頼むって… ちょっとピッチ早すぎるぞ。 いつもそんなんなのか…? [不安になる飲み方をしているが、 こいつが五年の間、どんな奴と飲んで来たのかなんて、俺には知るよしもないし。 口から溢れかけた酒を手拭きで拭う。] (47) 代食 2022/08/19(Fri) 5:36:15 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音 ……。 (二度目。間接でいいのか、お前…。) [まあ、いい大人だし。酔ってるし。 間接キス如きで一喜一憂するほど若くもない。 けど、 トモダチとして振る舞うのは勝手だけど。 『これ』がトモダチにする態度、とは、 俺は思うことが出来ずにいた。 二度目のキスは、酒で溺れて微睡みに消ゆ。 …なあ、俺は、お前にどう向き合えばいいのかな。 ] (-23) 代食 2022/08/19(Fri) 5:36:33 |
【雲】 闇崎 宵稚比較的、作りたいと思った曲は作れてる。 それが大衆に聴かれてる。 こうやって、外食が普通にできる位には、 売れて…生活ができてる。 それって、好きな音楽が出来てるって事… ………なんだよな。 (D4) 代食 2022/08/19(Fri) 5:37:11 |
【雲】 闇崎 宵稚[僅かな沈黙の後、片手に握っていたグラスに、 人差し指を這わせて、爪を立てる。 自分で自分の人生を口にして。 どうしてだろうか、その言葉は、 薄い靄がかかったような心地さえ覚えるのは。 俺は、間違った道を辿っている筈がないのに。] (D5) 代食 2022/08/19(Fri) 5:37:44 |
【人】 闇崎 宵稚…俺の話だって、面白くねえよ。 芋か、ホタルイカの沖漬けでも注文するかな。 でも、酒の席の話なんて、そんなもんだろ。 なんだハウカットルって、初めて聞いtうわ臭 相手に面白いって思われる為じゃなくてさ。 どうしようもない愚痴とか、 誰にも言えない事を零して、スッキリするって。 そのチョココロネ、 さっきのパン屋のだろ バッグにしまっとけ ……俺は、海音のそういう、 周りに話せない事を聞ける相手にはなれないか? 返せなくても、聞く相手にはさ。 そういう奴って認めてくれるなら、 俺も、お前にくだらない話、聞いてほしいから。 俺の話ももっとしてやるよ。 (51) 代食 2022/08/19(Fri) 5:38:54 |
【人】 闇崎 宵稚[フ、と薄く笑って。 出方を伺うというか、ここは譲れないというか。 「俺」の立場を交換条件に使うのが 一番手っ取り早いのだろうと思いながら。 なにか零してくれやしないか。 出なくとも、そんなどうしようもない問答の ひとつひとつが懐かしくて、楽しくて。 時間はあっという間に過ぎていってしまう。] * (52) 代食 2022/08/19(Fri) 5:39:14 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[コイツの好意で厄介なところが、 それが恋愛感情の延長線で、なのか。 あるいは素の行為なのかわかりづらい所だ。 寄りかかられた時。>>38 俺は拒絶なんて一切しなかった。 身を預けてくれるのならば、 弱音も見せてくれやしないかという願望でもあった。 いっそ夢幻になんかしないで、 お前の心を聞く術を探る。] [ふとその寄りかかりに重みが増したと思えば、 いつも以上に強気な発言を耳にして。] (-24) 代食 2022/08/19(Fri) 5:39:29 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音…、……。 [腕を握られ、ツ、と浮いた血管に指が這う。 それに反応するほど、意識していたわけではない、 わけではない、が。 ……一時の気の迷いでその手首に、 傷をつけていなくてよかったと、心底安堵した。] ……そうよだな。 お前のここは随分素直だったしな? [冗談だろうと、その言葉に辱めが込められてるなら、 おもいっきりブーメランだぞと言わんばかりに、 寄りかかるお前の事を少し、押し返して、 その後、とん、とん。人差し指の第二関節で、 小突くようにノックし。 掌を開いて、から、お前の胸をゆるりと撫で付ける。 ダダ漏れの音は落ち着いたか。 お前が酒で許されなくて、 俺が許されない理由はないだろう?] (-25) 代食 2022/08/19(Fri) 5:40:13 |
【人】 闇崎 宵稚[>>41 ここから20杯は、 誰が聞いても完全に酔っ払いの戯言だ。 俺は酒への耐性は強いが、潰れる事飲んだことがまずそもそもない。 ……酒を趣味にも出来ていないのだ。 だから、タイミングをみて殆ど自制をかけていて。 自称酔ってないベロベロのお前に肩位は貸す。] ……ホテル、て。 うん、まあ、あのホテルだけど。 […諸々、俺はともかく。 お前は、実家はどうなったんだ?と、 今聞いた所でまともに答えが出るとは思えない。 海鳴の家、村の名前に近くって、 そこそこ伝統がありそう、位までしか。 俺の印象にはなかったのだけど、 (彼の就職にも肯定的だった気がするし>>18) 思えば、それもあまり詮索はしてこなかった。 家の事こそ、俺たちの友情には関係なかった。] (53) 代食 2022/08/19(Fri) 5:40:36 |
【人】 闇崎 宵稚……おい、海音、 流石に酔い過ぎ……っ [──どことの誰の願いは叶わず。 俺は「何」に見放されたのだろう。 すっかり悪質化した旧友の 「何」につきあわされるのか、いざしらず。]** (55) 代食 2022/08/19(Fri) 5:44:13 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[……言っておくならば。 酔いの中、なにかしようとするなら。 闇崎宵稚という男は、 いくら寝かしつけようと、数分後には なにかに魘されるようにしているし、 その五分後には目を見開いて起きてしまうだろう。 だから、お前をベッドに放った後。 部屋のサイドテーブルに腰掛けて、 お前が寝ているのを静かに見守って。 窓辺に小さく、か細く、歌を歌い続けている。 そうしていたいと、思っていた。 ベッドに横になるだけならば、 できる限り寝たフリを取り繕って。 ──それ以上の行為は、俺には知り得ないし、 ]**少なくとも、今のお前の状態で手を出そうとは思わない。 だって、俺はお前の声、聞き足りないんだ。 もっと確かめてからじゃないと、俺は、俺からは。 (-27) 代食 2022/08/19(Fri) 5:50:29 |
【独】 闇崎 宵稚/* 退勤退勤退勤!!ぬわあああん疲れたもおおん へへ へ でもかえってきたらページいっぱいの海音くんだ へへへ(キモオタ…) (-50) 代食 2022/08/20(Sat) 18:29:26 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[ 『家族』だからとか、 『友達』だからとか、 『恋人』だからとか、 ボーダー・ラインの形は様々で、 お前はその形をずっと気にしていたのだと、 その『形の在り方』に気づいたのは、 あの、卒業式だった。 それが俺の『境界線』だった。 人は否が応でも線を自身でなぞらえていき、 自身と誰かを繋ぎ止めること。 俺にとっては──、その繋ぎ止めたものは、 いとも容易く、断ち切られるものでしかなかった。] (-53) 代食 2022/08/20(Sat) 19:43:57 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[ 突然俺の前から消えた父と母。 告白を果たしたかと思えば、友人を振る舞う友人。 「本当に、素直だな」と。 冗談のように諭す事は、やめた。 隠したがる理由が、俺にはわからないから。 でも、――でも。 俺は、お前と何れ向き合わなきゃいけない。 それは、お前の素直心が教えてくれた。] (-54) 代食 2022/08/20(Sat) 19:44:21 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[ ひとつ、言えるのは…。 自身の気持ちを否定しようとしながら、 …線を繋ぎ止めてくれて、こうして、 会いに来てくれたのも、お前だけということ。] * (-55) 代食 2022/08/20(Sat) 19:44:56 |
【人】 闇崎 宵稚>>58 [俺の好きなものなんか、 多分、お前が一番知っていると思う。 小中熟した運動部のおかげで、 カロリーをしこたま消費してたから。 肉も魚も麺もパンもうどんも味の濃いのが好きだ。 (身長は、牛乳じゃなくてにぼし派だった 小腹が空いたときにナッツとよく食べてたんだ) コロッケとか、パン屋の買い食いも好きだった。 ――でも、そういう嗜好品の好物は、 高校生になってから成りを潜めていった。 作曲の片手間にコーヒーを抱える事も多かった。 糖分は欲するようで、砂糖がちょっと多いやつ。 …でも、今はブラック派であることはしらないかもしれないな。どっちも飲むけど) ] (72) 代食 2022/08/20(Sat) 19:45:56 |
【人】 闇崎 宵稚[お前の話、俺が知らない間の話。>>63] 諦めてねえだけで、 すげーんじゃねえの。そういうのって。 [声優業ってのは、詳しくないけど。 海音の粘り強さだけは、俺が保証したい位だ。 (それが、負けず嫌いだからなのか、 ]『俺』が絡んでいたからこその執着心かは、 よくわからないんだけれども) でもなんつーか、意外だ。 たしかにお前、喜怒哀楽の差があるけど まっすぐっつーか… ストレートだから、表現力って言葉が出るの、 ちょっと意外だ。…すごいな。 [特撮ですごい悪者とかしてたらどうしようか。 (これも、ただコイツが素直なだけだからか、 ]『俺』が絡んでいたからこその素直さなのか、 今となっては曖昧なものだ) (74) 代食 2022/08/20(Sat) 19:48:05 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音― 海音の部屋 ― [部屋の中にひっぱられて、 デルデルだった身体を持ち上げて、 ベッドの上に乗せてやってから、 サイドテーブルに座り直し、窓辺を覗く。 お前が怖いと言っていた海を眺めて。 …その時久しく、コイツが怖がってる所を見たと 今更ながらに思い出す。] ほんとに、よ。 俺の事ばっかり、 …おれのこと、ばっかり [こいつは本当に、自分自身を蔑ろにする。 高校三年、あの祭りの夜。 俺の話を自分のことのように悲しんで …でも、お前はお前の恐怖を 隠し通していた、って、ことだろう?] (-57) 代食 2022/08/20(Sat) 20:50:38 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音 ♪ ♬… [お前に対しての気持ちが、感情が、 気づけば、全部、全部歌声に乗っていた。 なあ、ほら、こんなふうに歌えるのに、 俺が好きな歌、歌ってないわけ無いだろ。 こんなにも、俺の気持ちが歌になる。 …お前に涙を孕ませて目覚めさせる位には。] (-59) 代食 2022/08/20(Sat) 20:53:20 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音 ♫……♪ ♬──… [歌詞もない、繰り返す哀傷のフレーズ。] ♪ ♬… [眠りに誘うお前の誘いに、 起きている筈なのに、夢見心地のように、 陶然として、上瞼を緩く、蕩けさせる。 ベッドの縁に肘を寝かせて、頭を腕の上に降ろす。] ♫ … [怖がってるのは、お前の方じゃないか。 なあ、俺の声を聞いて、お前はその恐怖を、 悲しみを、『境界線』を、忘れられる? 訪ねたいのに、言葉が出ない。 俺の口はただ何度も歌を繰り返し、 それ以外を忘我する。] (-60) 代食 2022/08/20(Sat) 20:54:17 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音 ♪ ♬… ♫……♪ ♬──… [それは、誰が歌った声だろう。 それとも、波の音だったのだろうか。 俺は、その間眠りにつけていた? ……それすらも、わからなかった。] (-61) 代食 2022/08/20(Sat) 20:54:50 |
【人】 闇崎 宵稚* ……別にいいけど。 俺もなんか転寝くらいはしてた気がするし。 [土下座をするお前の隣、 サイドテーブルに座り直して、足を組む。 とはいえ、俺自身別に憤慨していたりはしない。 ただ土下座ってマジでするやついるんだな…と、 ちょっと面白半分で止めてないだけだ。] 部屋は…隣だったし、 無計画の素泊まりだからそんな困らねえから… それよりもそろそろ路駐の車なんとかしねえと [なんで部屋に居るかって、 …本当に口にすべきか?お前にとってそれは。 土下座の頭の位置が地面にめりこみそうな気も。 …特になにかされた訳でもないし、正直に部屋に連れ込まれたって言っておくか。 ] (76) 代食 2022/08/20(Sat) 20:56:14 |
【人】 闇崎 宵稚 …ま、いいじゃん。 こうして泊まりになるのも、 昔に戻ったみたいだし。 [誰かと酒を飲む事が久々に楽しいと思えた。 それが海音との久々の食事であったことも、 再会で、会話だったこともあるのだろうけど。 酒がなくったっていい。 またこうして、食事が出来れば良い。 その気持は、本音だ。] 怒ってねえよ。 はしゃいでんなとは思ったけど。 緊張取れたなら良かった。 [冗談っぽく、返したあの時の>>45 妙なぎこちなさみたいなものは、 少し抜けてるように思えたから、そう告げて。 『何でもするよ』ってのは、 こいつが、俺が少しなよっちい時から、 頼られるような人柄を振る舞おうとして>>0:60 その延長線だと、思っているのだけど。 素朴なお前なままでいいのにな、と。 内心で考えながら。肩を竦める。] (77) 代食 2022/08/20(Sat) 20:56:57 |
【人】 闇崎 宵稚 …祭りで荷物なんか出来ねえだろ。 嵩張るの綿菓子くらいじゃん [どんだけ買い込むつもりだよ、と、クツクツ笑い。 ただ、"許してしまう"のも、面白くないなぁ、と。 思考の中で模索して。 些細な願い事を、ひとつ。]* (78) 代食 2022/08/20(Sat) 20:57:35 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[『境界線』を、敢えて引いて見せるのだ。] ……じゃあ、さ。 祭りの最後の灯籠流しで。 俺の歌、久々に聞いてくれよ。 最近曲作りだけで、歌えてないんだ。 最近は花火もあがるみたいだしさ。 音、小さいかもしれないけど。 また、お前に一番に聞いてほしいんだ。 『なんでもしてくれる』んだろ? [お前は、この境を、越えてくれる?]* (-62) 代食 2022/08/20(Sat) 20:57:56 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音* [部屋に戻る際。 ぺた、と顔に触れられる。 男らしくとか、頼り甲斐とか、 そんなことを意識していない、お前の、 そういう、さりげない仕草。] [ああ、その目、その目の色が、俺は。] [俺は、その色が、覗き込むお前の顔が、] (-63) 代食 2022/08/20(Sat) 20:58:36 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[好き、なんだ。 好きだったと思い出した。 だから、お前が離れても、 蒼 を好んだ。──陶然として、上瞼を緩く、蕩けさせる。 ] (-64) 代食 2022/08/20(Sat) 20:59:25 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音 …さあ、俺も酒が回ってたのか、 寝たのか寝てないのかよく覚えてねえや 平気、もう、慣れた。 欲しい物を買う金も、流石に稼げてるよ。 [夢見心地の中で浮かべた表情は、 彼の記憶の中に残っていたのだろうか。 自分でも──、そんな顔をしていたなんて、 よく、おぼえていないのだけれど。]* (-65) 代食 2022/08/20(Sat) 21:00:08 |
【人】 闇崎 宵稚― 参 ― [部屋に戻る前にホテルを一度出て、 路駐していた所まで歩き、車を回収する。 (…違反切手切られてなかった、よかった) ホテルの駐車場に運んでから、部屋に戻って、 茹だる暑さをごまかすためにシャワーをひと浴び。 前髪だけでも少し切るか、悩みながら、 風呂上がりにスマホを見れば、通知が一件。>>70] ……。 [成る程、観光地化してればそりゃあ、 >>0:8 私服姿のカップルも気軽に来れるわな。 (とうの自分は、といえば。 中学一年生が最後だった気がする。 思春期に被って恥ずかしくなったのと、 高校の時はさもありなん。) URLをトン、とタップし、 じっくり金額を眺める時間が続く。 (……人並みの生活が出来ているとはいえ、 この数年で金銭面は相当厳しく鍛えられた) ] (79) 代食 2022/08/20(Sat) 21:49:17 |
【人】 闇崎 宵稚 ……き、着付けで追加料金…? 浴衣なんてどう着たって同じだろ…。 [下履きと和バックのオプションまでは許せた。 ただ、それ以外のものに渋い顔になる。 とはいえ、本当に人に会う姿をしていなかった身。 必要経費として飲むべきだろう。 昨日みすぼらしい格好を海音に見せたことを 地味に引き摺ってはいる自分がいるのは事実だ。 ついでに送られてきた海音の浴衣姿。>>70 それは自前なのだろうか、それともレンタル? (そもそも海音は、いつも浴衣を着ていたのだっけ) とかく、着慣れているような気はした。 乱れも少なく自撮りはよく映えている。 一人で楽しそうにするその写真に、 少しだけ、つられて笑い、着物屋に電話していた。] (80) 代食 2022/08/20(Sat) 21:49:48 |
【人】 闇崎 宵稚* [待ち合わせ場所とかは完全に任せきりで、 やりとりしながら、着物屋の押し売りに抗う。 (ヘアセット3000円は払わないぞ、俺は) だらしなく後でボサついていた髪を 適当にゴム紐でひとまとめにして、前に垂らす。 濃いネイビーの縦縞しじら。 帯は黒い無地のようにみえて、青海波があしらってある。 下駄は疲れそうだから草履にした。 セットの中では一番安いやつ。 地味なものこそきちんと着ればよくなりますから、と 店員さんは気合をいれてくれていた] (81) 代食 2022/08/20(Sat) 21:50:32 |
【人】 闇崎 宵稚[着慣れないそれにオタオタしてたら、 遅刻をしそうだったけど、なんとか自撮りはして。] 『着た。』 [と、その一言だけつけて。送信した。 集合場所はホテルだったし、遅れるってことはほぼなかったろうけど。 ] (82) 代食 2022/08/20(Sat) 21:51:38 |
【人】 闇崎 宵稚 ― 祭 ― 待たせたか?悪いな。 ……行くか。 [時は神社前。多少の此方の遅れはありつつ 混雑の前には境内に踏み込めはしただろう。] …そうだな。 少し、賑やかさは増したか? [大人になって雑音が増えたせいか。 本当に観光客が増えたかどうかは、 今の俺に判断は付かなかったけれど。 入り口付近には、客寄せの為の 話題の屋台なども並んでいて。] (83) 代食 2022/08/20(Sat) 21:53:20 |
【人】 闇崎 宵稚 昨日の飲み方は少し反省したか? …それなら、少しだけまた食べて、飲もう。 今の俺たちなら、焼き鳥にビールだろ? [なんて、誘いもこちらしたり。 昔ほど遊びの屋台に惹かれることはなかったけど。 射的の景品をぼーっと眺めては。] これ、祭りの絶対的法則だけどさ。 射的の特賞のゲーム機って当たらないよな。 [なんて、話題をもちかけながらも、 500円くらいそのゲーム機のために投じてみたり。] (84) 代食 2022/08/20(Sat) 21:53:40 |
【人】 闇崎 宵稚 海音。 誘ってくれたからには、なにかしたかったのか? それなら、それをやろう。 何か食いたいなら、食べよう。 大丈夫だよ。 今日は特別に金を持ってきてる。 [高校時代の時だけ、 口癖にしていた言葉を紡いで。 あの日の、あの時の地続きのように、 お前の隣を、ゆっくり、ついていく。 ──どうか、止まりませんように。 ]** (85) 代食 2022/08/20(Sat) 21:53:58 |
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