![]() | 【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「――――誰かいるのか?」 草の擦れる音。静かな夜にそれはよく響くようで。 ポケットから、 使い古された ナイフを取り出す。警戒したまま、険しい顔でそちらへと歩を進め――― ▽ (-12) otomizu 2021/05/28(Fri) 20:37:45 |
![]() | 【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「――――――は……?」 そこにあったのは、徘徊する裏切者でも 大人の姿でもなく。 布を纏っただけの、あられもない姿のクラスメイトで。 呆気に取られて、言葉が出ない。 何故?まだ、愛を受け取っていたのか? それとも、これが、"かつて姉を傷付けた行為"なのか? 思考だけが、ぐるぐると、巡っていて。 (-13) otomizu 2021/05/28(Fri) 20:42:57 |
![]() | 【秘】 懐疑心 メレフ → 小さな心 サルガス「―――……サルガス?」 掠れた声が、扉の向こうから聞こえてくる。 ぼくしかいないなんてこと、ないだろうにと。 衣擦れの音、少しだけ近付く声。 「……悪い。今、それどころじゃ……シェル…… いや、あいつはだめだ ……ルヘナや、スピカは……いないのか……?」 (-17) otomizu 2021/05/28(Fri) 20:54:32 |
![]() | 【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「は―――それなら、都合良いだろ。 お前こそ早く戻れよ。明るくなってから戻ったら目立つだろうが」 ナイフ―― 乾いた血がこびりついている 立たせるために、腕を掴む。 しっかりと腕を、掴んで 引いた。 (-21) otomizu 2021/05/28(Fri) 21:10:50 |
![]() | 【秘】 懐疑心 メレフ → 小さな心 サルガス「そう、か……そんなに…… 早く、早く……裏切者を、見つけないと……」 掠れた喉から、絞り出すように。 「……ぼくの、部屋は……あまり、落ち着けない、だろうから……ひとまず、お前の部屋に 連れていってやれ…」 あとで、行くから。と口にして。 「……悪い、な。色々、あって……今は、動けない。 だから……また、後でな」 (-23) otomizu 2021/05/28(Fri) 21:27:37 |
![]() | 【秘】 懐疑心 メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「っ、は…逆だ、お前が逃げろよ…… 慣れてるとか、慣れてないとか……関係ないだろ」 息が上がる。人に触れて平気でいられるほどの余裕はまだないようで。 それでも、自身の為すべきことのためにナイフを構えている。 「早く行けよ、ぼくが何とかする」 ―――自身の体では、それが無謀な行いであると 少年は気付いていないのだ。 (-28) otomizu 2021/05/28(Fri) 21:39:07 |
![]() | 【秘】 仇を討つために メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「馬鹿野郎、言ってる場合かよ………っ 気になるならだれか連れて戻ってくればいいだろ……!」 立て板に水。メレフにはもう、 "姉と友人の仇" しか見えていない。「なあ、お前らが……こいつをこんな目に遭わせたのか?姉さんと、同じように」 このクズ共。 憎悪の籠った瞳で睨み付け、ナイフを構えたまま 一人の胸に目掛けて駆けだした。 (-34) otomizu 2021/05/28(Fri) 22:19:07 |
![]() | 【秘】 困憊 メレフ → 小さな心 サルガス「………ああ、少なくとも シェルタンは見つかるはずだ。…他は、分からない。 見つかったら…その時は、教えてくれ」 ああ、こいつはどこまでも頑張るんだな。 少し、眩しく思う。 「……知ってるよ。 ぼくはもう少しだけ休む。見せられる状態には、しておかないといけないからな……これ以上、心配はかけたくない」 (-37) otomizu 2021/05/28(Fri) 22:37:25 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタンナイフが、胸に吸い込まれるように差し込まれる。 ああ、その男が姉さんの仇だとも限らないのに。——— いや、友人の仇討ちだ。当然の報いだ。 ナイフを引き抜いて、少年は嗤った。 飛び散る鮮血が、こんなにも綺麗に見えるなんて! 「 っ、はは……ははは! 何だ、簡単だ!こんなに、楽ならもっと―――、っぐ……!?」▽ (-40) otomizu 2021/05/28(Fri) 22:57:16 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン言葉が止まった。 少年は、一人の大人の力で 簡単に地面にねじ伏せられる。 ぎし、と腕と胴が軋む音。 「っ、おまえ……ッ!」 離せ、と藻掻く。しかし、少年の体は同級生に比べても半分程の太さで、少し強い力でひねり上げられれば折れてしまいそうな脆いもので。 抵抗は、殆ど無意味だっただろうが。 ふと、友人の方に目を向ける。身柄を拘束されたその姿を見て。 「おまえ、何で逃げなかった……!?」 (-41) otomizu 2021/05/28(Fri) 22:58:10 |
メレフは、深夜の森で、ナイフを使って大人を刺した。 (a20) otomizu 2021/05/28(Fri) 23:11:10 |
メレフは、楽しそうに嗤った。 (a21) otomizu 2021/05/28(Fri) 23:17:06 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 寡欲 ルヘナ「ああ、こちらこそ……、…悪いな、これで構わないか?」 握手を拒否するのも不自然だろうかと、意思表示のために一度握って すぐに離した。 「同じ能力を持つ者もいるのか…ん、悪い。聞き取れなかった。もう一度頼む」 聞く限りはかなり便利そうではあるが…1日かかるという点が少し気にかかった。 もし精査の前にいなくなってしまっては、活かすことも難しいのではないかと思ったのだ。 (-50) otomizu 2021/05/28(Fri) 23:49:52 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「だから、大丈夫だって、言っただろ…っ…!お節介焼くのも、大概に…… クソ、離せこの…、っが………!?」 気持ちが悪い。勢い任せに手を振りほどき まだ手に持っていたナイフを振り向きざまに振り上げる―――が、その隙だらけになった腹を思い切り踏みつけられた。 息が詰まり、手から武器が零れ落ちる。 「ぐ、げほ……!?ぁ……何……っ、てめえ、何を……」 腹を踏みつけられた"大人"は、そのままひざを折って体勢を低くしていく。 マフラーを手に取ると、少年の細い腕を頭上にまとめて縛り上げてしまうだろう。 苦痛に顔を歪めるメレフの顕になった首元には、首を絞められたような赤い痣が残されている。 (-51) otomizu 2021/05/29(Sat) 0:10:59 |
![]() | 【置】 空回る思い メレフ朝食時。 自室のベッドに身体を投げ出して、目を閉じている少年の姿がある。 その服は乱れ、土や乾いた赤黒い液体で汚れており シーツを少しばかり穢している。 外れた手袋の下は、傷だらけで肉がこそげ落ちているようだ。 意に介さず、時折寝返りを打っては体の痛みに顔を顰めている。 「姉さん、―――、こんな思いを、してたのか……? ……大丈夫だ、ぼくが、全て終わらせる……もう、こんな目には、誰も―――遭わないように」 誰かの台詞 が移ったような、そんなことを掠れた喉で呟いて。朝食はおろか、今日は授業にも出てこないだろう。 (L0) otomizu 2021/05/29(Sat) 0:18:50 公開: 2021/05/29(Sat) 0:20:00 |
メレフは、深夜の森で、マフラーを奪われた。 (a22) otomizu 2021/05/29(Sat) 0:23:08 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 寡欲 ルヘナ「言ってなかったぼくが悪い、気にするな……ちょっと苦手なんだ、人に触れるのが」 あの2人にはもう伝えたことだ。君には伝えてもいいだろうと、こともなげに。 「……イクリール…ハンカチを探してたあいつか。 対立……そうか、大人と繋がっている可能性がある……ってことか。せんせいとやらを信用しているような言い草だったからな。ありうるだろうとは思っていたが」 覚えておく、と頷いて。 「……ああ、頼む。 逆にぼくに何かあったら、お前やあのお節介焼きに頼むことになると思う。……お互いに何もなければいいけどな」 (-56) otomizu 2021/05/29(Sat) 0:43:57 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 寡欲 ルヘナ「助かる。楽しい話でもないからな」 ちょっとした気遣いに感謝するばかりだ。 「全員を全員、信じ切ってるわけじゃない。安心しろよ。 ぼくはそんなに考えなしに見えるか? ま、仮に狼なら好都合だ。ぼくは "その場で狼を地獄まで道連れにしてやる" だけだからな」むしろそうあってくれればどれだけ楽だろうかと思わなくもないのだ。 探すのだって、疑うのだって、労力がかかる。 「……ぼくより、お前達がいなくなる方が苦しむ人間が多いんじゃないのか。 悪いけど、ぼくは―――自分のやるべきことのためなら、死ぬことだって選択肢の一つだ。……連れていかれるのは御免だけどな」 どいつもこいつも、どうして自分なんかの心配をするんだ?と、本当に困惑した様子でいる。 自分一人がいなくなったところで、世界がなくなるわけじゃないだろうに。 (-60) otomizu 2021/05/29(Sat) 1:14:02 |
![]() | 【恋】 空回る思い メレフうおお〜〜〜〜〜シェルタンのえっちを吸えるのは俺だけ!!!!!! 俺も描写しなきゃいけないんですが……………………………………………… (?0) otomizu 2021/05/29(Sat) 7:12:45 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス/* 朝ごはんですわ!遅くなって申し訳ありませんわね、前日の分も締めに向かっておりましたし、返信する予定でしたので少々お待ちくださいませ! (-76) otomizu 2021/05/29(Sat) 7:25:19 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガスこの程度の接触なら、今は大丈夫そうだと分かって 自分でも安心した。 喜んでいるようだと分かると、何だか柄にもない事をしたような気持ちになって照れが出そうになる。 「……ま、世話焼きに慣れてるだろうってのもあるな。 知らない洗濯……?お前、また自分の仕事じゃないことしてたのか? っておい、高等部の宿題までやる必要はないだろ。 そいつのことを思って受けたんだろうことはわかるが、それは誰のためにもならないぞ。 その宿題どこだ?ぼくが代わりに持っていってやる」 鐘の音にはもうそんな時間か、と。 空になったカップをテーブルに置いて 代わりに宿題を受け取るために手を差し出す。 きっと渡すまで動かないだろう。何せ変なところで頑固なので。 (-78) otomizu 2021/05/29(Sat) 7:39:53 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「ッ、シェル――が、ふ…っ!?」 取り落としたナイフで傷付けられる彼を見て、恐怖に怯えるその目を見て。 声を上げようとして、思い切り体を蹴り上げられる。 弱く脆い体は地面に転がり、強く咳き込んだ。 下卑た笑みを浮かべた大人たちが、メレフを取り囲んで手を伸ばす。 ある者は髪を掴んで――― 『顔は姉によく似ているな』 と言って。ある者は、衣服を捲り上げ その下にある白い部分の方が少ないあばらの浮いた肌を月明かりの下に露出させ――― 『体つきは、姉の方がよかった』 と言った。気持ちが悪い。放たれる言葉も、近付いてくる人間も、全てが"姉がここで同じ目に遭ったのだ"と嫌でも理解させてきて。 ただでさえ強かった精神的ストレスが、膨れ上がって 吐き気に変わっていくのを感じる。 「てめえ、ら……ッ!おい、ふざけるのも大概に―――」 隙間から見える、友人の姿に歯ぎしりをして それでも、威勢は崩さない。 (-83) otomizu 2021/05/29(Sat) 8:07:01 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ「問題にならないのは、この場所が異常だからだろ。 気持ち悪いのはいつだって手を出した方だ、出された方じゃない……! 知らなかったら許されるのか?知ろうともしなかっただけだろ」 メレフだって、シトゥラの気持ちは分からない。 分からないからこそ、君の気持ちを決めつけて吐き捨ててしまう。 「"いいこと"だと思うなら、お前が連れていってもらえばいいだろ。それで分かる事だ、なあ?違うか? ああ、それともあいつらに必要とされてないのか?お前が」 (-84) otomizu 2021/05/29(Sat) 8:21:46 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス/* こちらこそお待たせいたしました申し訳ないです! この後表新規ツリーにてサルガスくんのお部屋に向かおうと思っておりますがよろしいでしょうか? (-87) otomizu 2021/05/29(Sat) 8:34:13 |
メレフは、彼を挑発した。 (a28) otomizu 2021/05/29(Sat) 8:40:17 |
空回る思い メレフは、メモを貼った。 ![]() (a29) otomizu 2021/05/29(Sat) 8:52:03 |
![]() | 【人】 空回る思い メレフ昼頃、体を引きずるように歩いて サルガスの部屋の前に向かうメレフの姿があった。 服の汚れこそそのままだが、乱れていた箇所はいくらかマシになっている。 部屋の前に立つと、3度ノックをした。 (34) otomizu 2021/05/29(Sat) 13:32:01 |
空回る思い メレフは、メモを貼った。 ![]() (a37) otomizu 2021/05/29(Sat) 13:41:17 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「はッ…く、そ さわる、な…!」 非力な腕では、腕の拘束を外せない。 体を弄る手が、複数の手、這って、摘んで。 顔が、白くなる。気持ち悪さは晴れるどころか積み重なる一方で。 吐きたいのに。吐くものがなくて。喉の奥がひたすらに胃液に傷付けられる。 「は、く…シェル、タン…」 聞こえてくる、嬌声と嗚咽に胸が苦しくなる。 お前にそんな声をあげて欲しかったわけじゃなかったのに。 こいつらがいなければ。こんな場所がなければ… (-132) otomizu 2021/05/29(Sat) 13:54:31 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ「…当然だ。それだけの思いがある。 復讐のために殺すのに、痛くしない理由があるか?」 当然のように、口にして。 「そうだなぼくの気質についてはそれで合ってる。顧みるような生き方はしてないからな …ルヘナ。あいつらと違って、お前なら大丈夫だと思うから話しておく。 ーーーーぼくは、 死にたい んだ。生まれた時からずっと」目を伏せて。 (-214) otomizu 2021/05/29(Sat) 18:55:54 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* ご機嫌よう、突撃!隣の朝ごはんと申しますわ! この度、「大人をナイフで刺して怪我を負わせた」生徒となりましたので、体のいいサンドバッグにしてもよろしくてよとご連絡に来た次第ですわ! 余裕があればよろしくしていただけると嬉しいですわ、kiss (-216) otomizu 2021/05/29(Sat) 19:04:04 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ「…………」 わざと焚きつけたようなものだった。 思い当たる節があったようで、少しだけ悪い気持ちになる。 「……一生苦しむ方法を探してる余裕なんかない。 ああ、でも―――そうだな。 ここの子供達の目を覚まさせて、何人かが先に脱出して告発―――それが出来るなら、復讐は完遂できる。 それで、この施設が終わってくれるなら」 どうだろう、と口にして。 これが夢に近い理想論だったとしても、希望は捨てたくない。 姉の無念は、晴らさずにはいられない。 (-220) otomizu 2021/05/29(Sat) 19:32:51 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ「……ぼくは、 "ウェンディゴ症候群" を患ってる―――といっても、原種のものじゃあないらしいけどな」知識の多い君なら、聞いたことがあるだろうか。 端的に言えば、 "人肉が食べたくなる病気" の一つだ。「ぼくは特にひどいらしくてな、"人の肉を食べ続けないと生きていけない"そして"人の肉でないと、体が受け付けない"。 朝食をあれだけ摂っているのも……慣れるため、だったんだけど。体がどうしても受け付けなくて、栄養にならないんだ」 何を食べても、どれだけ食べても、全て戻してしまうほど。 人の肉を食べる人間なんて、この世の中をどう生きていけばいいというのか、少年には分からなかった。 「……ここから出ても、普通には暮らせない。いつ、誰を襲うかも分からない。 だから―――ずっと、死にたいと思ってる」 (-223) otomizu 2021/05/29(Sat) 19:51:44 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ「そのせいで家族からも疎まれて…姉さんだってそうだ。 症状はぼくほど酷くなかったとはいえ、惨い生活環境の中で育つ羽目になった」 当然だ。人肉を食べるような人間が身内にいれば、よほどの聖人でない限りそうもなるだろう。 生かしてもらっていただけマシだとすら思える。 「はは……そうだな、お前の病気が少し羨ましいよ。 ……本当に」 「どうして、か。そうだな……お前ならそういうことを言わないと思ったから、だな。 サルガスやあのお節介焼きに話せば、解決法を山ほど提示してくるだろ。……お前も、あの2人には黙っててくれよ」 騙すようで、申し訳ないけれど。 あの2人にだけは、自分からは話せないと思って。 眉を下げて、頼むよ、とルヘナの目を見て呟いた。 (-237) otomizu 2021/05/29(Sat) 21:06:41 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス>>36 サルガス 「ん。……もう大丈…いや、少しまだしんどいはしんどいか。 動けるくらいにはなった…食欲はないから、食べはしないけど 置いてある分には気にしない」 扉からのぞいた顔に手を挙げて。 少年の顔を見て、メレフも少し気が落ち着いたように表情が穏やかになる。 「ルヴァは大丈夫だったか?あの時は、すぐ通せなくて悪かった」 部屋の方は気にした様子もなく。 入れるなら入るぞ、という顔をしている。 (-241) otomizu 2021/05/29(Sat) 21:48:30 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* もちろん大歓迎ですわ! その為にお声掛けしたんですのよ! めちゃくちゃ楽しみにしておりますため存分に、お仕置きしてもらって構いませんわ! ちなみに晩御飯はおうどんでしてよ! (-242) otomizu 2021/05/29(Sat) 21:53:36 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス/* 間違えて秘話を送ってしまいましたわ………………………………………………通常発言に発言し直しましたので、そちらで続けて頂けたらと思います………………………………………………! (-244) otomizu 2021/05/29(Sat) 21:55:09 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタン少年が足をばたつかせると、殴打の音が響く。 足を抑えつけられれば、つかまされたものに爪を立て、また殴打される。 口の中が切れたのか、唇の端から血を流して。 少年に与えられているものは、どうみても "治療" ではなく。歯向かった事を罰するための、苦痛を与えるためだけの "暴力" 。「っ、ぐ……くそ、触るな―――ッ!」 ずらされたボトムからは、火傷と青痣が覗き、無遠慮な大人の手が後孔を乱暴に弄るたび眉を寄せる。 快楽など感じられない、痛みと苦しさだけが体に伝わってくる。 ▽ (-252) otomizu 2021/05/29(Sat) 22:43:37 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタン大人達の隙間から、シェルタンの姿が見える。 性行為には疎いメレフにも、彼が大人の手で犯されていることだけは分かって。 それが、聞いていたとは違う―――望んでいないものだということも。 「ッ……、…」 気分が悪い。それが、人と触れていることによる生理的なものなのか、別の感情なのか。 少年には、分からない。 ただ、その泣き顔は見たくない と思った。 (-253) otomizu 2021/05/29(Sat) 22:45:45 |
空回る思い メレフは、メモを貼った。 ![]() (a61) otomizu 2021/05/29(Sat) 23:23:52 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 『使える人間』 ルヘナ「ぼくの話ばかり聞いてもらっている気がするな…お前も、何かあれば言えよ。 協力者っていうならぼくも話は聞きたいからな」 調査の話でなくとも、協力してくれるというのであれば 願ってもない事だ。 「……友達、よりは 何だ もっと別の――名前の方が、後腐れがなくて、良いんじゃないか」 死ぬ予定なので、何と言うか。そういう気持ちになってしまった。 (-263) otomizu 2021/05/29(Sat) 23:46:15 |
メレフは、寮の窓から、中庭を見下ろしている。 (a63) otomizu 2021/05/30(Sun) 0:00:22 |
![]() | 【置】 空回る思い メレフ中庭の喧騒を聞いて、複雑な気持ちを抱いている。 希望に向かう事は、良いことであるはずなのに。 「………ぼくは、………」 目を伏せて、二の句を次ぐことが出来ないでいた。 (L5) otomizu 2021/05/30(Sun) 0:05:35 公開: 2021/05/30(Sun) 0:10:00 |
メレフは、自分のやるべきことを変えられない。 (a65) otomizu 2021/05/30(Sun) 0:14:12 |
メレフは、水面から目を背け、窓から離れた。 (a66) otomizu 2021/05/30(Sun) 0:18:55 |
メレフは、手袋を外した。 (a71) otomizu 2021/05/30(Sun) 0:58:37 |
メレフは、少しだけ を満たした (a72) otomizu 2021/05/30(Sun) 0:59:42 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス>>60 サルガス 「今は大分とな…また、ダメな時は言うようにする。安心しろ。 そうか、ルヴァも団長と言うだけあって 抱え込みがちだろうからな。 なにかあった時はちゃんと見てやれよ。中等部は、お前の方が目が届くだろ」 サルガスの様子を見て、怪訝そうな顔をした後 椅子ではなくベッドの方へ向かう。 傍をちょろちょろしている様子の少年の肩をとん、と指先で押して。 ベッドに倒れこませる。ぽふん。 「…全く、人のこと心配する前に自分のことを……何だってお前達は同じことを言わせるんだか。 それ、どうしたんだ?転びでもしたのか」 消毒液の匂いと、顎で指したケープの汚れから 何となく想像をしてみて。 (-290) otomizu 2021/05/30(Sun) 1:21:33 |
![]() | 【人】 空回る思い メレフ>>60 サルガス 「今は大分とな…また、ダメな時は言うようにする。安心しろ。 そうか、ルヴァも団長と言うだけあって 抱え込みがちだろうからな。 なにかあった時はちゃんと見てやれよ。中等部は、お前の方が目が届くだろ」 サルガスの様子を見て、怪訝そうな顔をした後 椅子ではなくベッドの方へ向かう。 傍をちょろちょろしている様子の少年の肩をとん、と指先で押して。 ベッドに倒れこませる。ぽふん。 「…全く、人のこと心配する前に自分のことを……何だってお前達は同じことを言わせるんだか。 それ、どうしたんだ?転びでもしたのか」 消毒液の匂いと、顎で指したケープの汚れから 何となく想像をしてみて。 (67) otomizu 2021/05/30(Sun) 1:23:21 |
![]() | 【人】 空回る思い メレフ>>72 サルガス 「大丈夫なものか。顔色も悪くなってきた、転んだだけじゃすまない怪我をしたんじゃないのか。 ……急がなくてもいい、今は休んでいろ」 白い包帯、青白い肌。それに、濁った声。 ―――今日の自分を見ているようで。 「……ぼくの話より、お前の話が先だ。 ベッドに倒れるだけでそれだけの痛みがあるんだ、相当のことがあったんだろう。 …………今日ばっかりは、聞くまで動かないからな」 無理をしているわけじゃない、と体を起こそうとする腕に触れて。 優しく体を横たわらせる。 ここで自分のことを話してしまえば、口を閉ざし切ってしまう気がして。 (73) otomizu 2021/05/30(Sun) 2:06:44 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ「…………ぼくは、それでも。 …それでも、ここがある限り変わらないことばかりだと思う。 じゃあまともな大人に話を聞いてもらう?まともじゃない大人に聞かれて、もみ消されて終わりだ。 ああ……姉さんみたいな被害が出ないなら、それもいいのか?」 この数年――――おおよそ人生の半分以上を復讐に執着していた少年は。 ぶつぶつと、浮ついたように呟いている。 「ぼくは、ぼくがどうなっても 悪いやつを 罪を犯したやつらを……… それから、 死ぬつもり で ずっと…………そういうなら、お前は、幸せな終わりを考えてるのかよ、ちゃんと」 (-307) otomizu 2021/05/30(Sun) 2:29:15 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* とっても素敵な提案ですわね! 表がかなりシンとしておりますし、中庭の喧騒から離れたところですから、スムーズに導入も行えて最高でしてよ! 暴力性暴力オールフリーですから、 "大人に逆らったクソガキ" に相応しいお仕置き、楽しみにしておりますわね kissちなみにおうどんは讃岐でしてよ (-326) otomizu 2021/05/30(Sun) 6:47:10 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタン「う、ぐ……あ゛……っ」 シェルタンの甘い嬌声をBGMに、男達はメレフの身体を"使えるように"各々動いている。 少年は後ろを乱暴に解されながら、別の手によって前を強く握って擦られる。 痛みと、気持ち悪さと ほんの少しの快楽 。また他の手によって痣を強く押され痛みを与えられれば、無意識に体を丸めて防御態勢に入ろうとするが 肩を抑えつけられそれも叶わず。 「いっ、ぅ…………や、くそ、も、はな…………っ、―――!」 込み上げる射精感。全く経験がないわけではない。 けれど、他人の手によって導かれるそれは、ほんとうに気持ちが悪くて。 真っ白な顔を横に振り、唇を噛みしめて。 男の手の中に精を放った。 屈辱と、絶頂の余波で体が震える。 ▽ (-327) otomizu 2021/05/30(Sun) 7:14:51 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 水底はやがて煌めく シェルタンくったりと、地面に弛緩した体を預けている。 程なくして、傍に横たえられた友人の体液にまみれた姿を見て 大人への怒りと、何も出来ない自分への情けなさが湧き上がってくる。 「……」 作り変えられた体で、快楽に溺れる声を聴いた。 本当に、クソどもが。 「――――な……」 そうしていると、まだずり下ろされただけの状態だったズボンが取り払われる。 このまま終わるだろうかと思っていた少年は、目を見開いて体を起こそうとする。 痛い。 (-328) otomizu 2021/05/30(Sun) 7:23:48 |
![]() | 【人】 空回る思い メレフ>>75 サルガス 「家ではそうかもしれないが、ぼくたちの前じゃあどっちかっていえば弟だろ。 どんなことだって支えてやるから」 本当に、一人で抱え込む癖は自分とよく似ていて。 他人事だとはもう思えなくて。 このまま何も言わなかったら、とまで考えたが、口を開いてくれてひとまずほっとする。 「教員、棟…………そうか。ぼくの部屋の前で、言っていたな… おまえは、シェルタンやルヘナを探すために 大人に見つかるかもしれないのに、向かっていたのか」 あの時、引き留めるべきだったのか。余裕がなかった自分を悔やんで。 ベッドの端に浅く腰掛けて、話の続きを聞く。 (77) otomizu 2021/05/30(Sun) 8:26:07 |
空回る思い メレフは、メモを貼った。 ![]() (a82) otomizu 2021/05/30(Sun) 9:37:20 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* 大人のあなたなら知っている情報を置いておきますわね。 ・"治療"を受けた姉が11年前に自殺している ・メレフは『人肉以外を体が受け付けない病気』を抱えており、普段から栄養がほとんどとれていない ・入学当初からおとなを目の仇にしている 以上になりますわ!よかったらお使いくださいましね (-335) otomizu 2021/05/30(Sun) 9:52:28 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* 何と私がお仕事のため置きレスになるのですけれど、13時から休憩なので置いといていただければ良い感じにお返事いたしますわ! 傷付ける方向のお仕置き so えっちで最高でしてよ (-345) otomizu 2021/05/30(Sun) 11:55:45 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* よく行く場所は屋上か自室になりますわね 中庭は和気藹々としておりますから、屋上から彼らを見下ろしながらできるのも素敵かと思いましてよ! (-353) otomizu 2021/05/30(Sun) 13:19:42 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* こちらこそよろしくお願いいたしますわ〜! また何かあればいつでも聞いてくださいましね! (-356) otomizu 2021/05/30(Sun) 13:28:44 |
メレフは、少し体の調子が良くなってきたようだ。 (a83) otomizu 2021/05/30(Sun) 13:43:03 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* 私もやりたいことを終えた後でなら良いとおもうわ! みんな友達想いなのですわね それまで屋上の鍵を閉めておくのはいかがかしら! (-380) otomizu 2021/05/30(Sun) 15:26:48 |
メレフは、連れられた子供のを、見ている。 (a93) otomizu 2021/05/30(Sun) 17:28:04 |
メレフは、連れられた子供を、見ている。 (a94) otomizu 2021/05/30(Sun) 17:28:23 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 徒然 シトゥラ「……ダメだ。まともなやつと、そうじゃないやつの 区別がつかない」 「それに…ぼくにはあまり、時間がない。気の長い話になるなら、ぼくより他のやつに話を持ちかけた方がいい。 …悪いけど、ぼくはぼく以外を気にかける余裕がない」 話自体は、魅力的なのに。 どうしたって少年は、それを振り払ってしまう。 目を伏せて、諦めるように。 (-404) otomizu 2021/05/30(Sun) 17:57:23 |
![]() | 【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス/* 個人会話時間使うマンなので帰宅してパソコン前に座ったら返そうと思うておりました…! 返す順序はちゃめちゃになっており申し訳ないです!(このまま表で継続でも大丈夫ですかね…!?秘匿行った方がいいですか!? (-412) otomizu 2021/05/30(Sun) 19:08:46 |
![]() | 【人】 空回る思い メレフ>>78 サルガス 「……忘れた事はない。ここにいるやつらはどれだけ年を取ったって子供だ。 それでも、積んできた年数は兄貴面したくもなるんだろ。…まあ、お前は見た目より随分と大人な考えを持っているとは思うけどな」 きっとそれは自分もそうで。 下の兄弟がいなかったから、姉の真似事をしているだけなのかもしれないけれど。 「…危ないだろ。それで、怪我したのか…はあ、誰かに怪我させられたわけじゃないならひとまずは安心だが……… ……痛むはずだ、今日一日はちゃんと大人しくしていろよ。ぼくが言うのもなんだが、それは無理に活動していいレベルじゃあないからな。 ………こっちの傷は?これは前からあったのか?」 胸の傷を指して。定着しきっているのなら、古い傷なのだろうとはわかるけれど。 (93) otomizu 2021/05/30(Sun) 19:23:16 |
![]() | 【人】 空回る思い メレフ>>@9 ラサルハグ 「ッ、―――」 彫刻刀は、寸前でぴたりと止まった。 そうだ、ナイフとは違う。 自分の力では、これで致命傷を与えることは出来ない。 他人に危害を与えられるものを、ただ、振り回していれば。 少年は、変えられると思っていた。 「クソ………」 逃げる事はできない。 いっそ、自分が傷付けられれば良かったのに。 子供に傷付けられる宿題だったなら、こんなにも苦しまなくて良かったのに。 少年は、自分のことだけを考えて生きていると思っていた。 そんなことは、決してなかったのに。 少年は、紙袋に手を伸ばし 鞭を、手に取った。 ひどく、重たく感じる。 (96) otomizu 2021/05/30(Sun) 19:31:14 |
![]() | 【人】 空回る思い メレフ>>97 サルガス 「それは………、…その通り、だな。同じ立場だったとしたら、無理してでも、這ってでも動いていただろうな… ぼくにあったことは、ぼくからは…とてもじゃないけど 、気持ち悪くて話せない。 ………シェルタンに、聞いたら 答えてはくれると思うが」 それでも、心配な気持ちはやはりあるけれど。一旦、口を噤んだ。 自分のことを棚に上げて、サルガスにばかり休むように言うのも よくない話だろうと思ったのだ。 「…病気。 そうか シトゥラの言っていた………この場所があって、助けられた子供… お前も、そうなんだな………」 この場所がなければ、この場所は悪だと信じていた。 目の前に、確かに正しい治療を施された痕跡を見てしまえば。もう何も言えなくて。 自分は、どうするべきなのか。 それを知って、果たして。やるべきことを変えられるのか。 少年には、まだ。 ただ、苦しそうに顔を歪ませて。サルガスの傷跡を見ているだろう。 (100) otomizu 2021/05/30(Sun) 19:43:54 |
メレフは、罪のない子供を、3度叩いた。 (a112) otomizu 2021/05/30(Sun) 19:59:28 |
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