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【人】 子爵令嬢 エルメス[夢など所詮、幻だと人は言う。 その通りだと思う反面、 わたくしはこの様にも思うのです。 夢を見続けている限り、それは現実であると。 夢の中にいる限り (10) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:38:05 |
【人】 子爵令嬢 エルメスBelle au bois dormant? (Sleeping Beauty?) Non, elle est belle rêveuse. (No.She is Beautiful Dreamer.) (11) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:39:32 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[365日の積み重ねで、人は一つ歳をとります。 今日はわたくし、 エルメス=ニア・エピロンスの16歳の誕生日。 両親はさぞ、華々しくお祝いしてくれることでしょう。 中々子宝に恵まれない中誕生した、たった一人の娘ですもの。 そして、この良き日を祝ってくれるのは、家族だけではない。 きちんと顔を合わせたことは、未だ一度もない婚約者。 フィリップ・リュカ=セドリック・ファビアン・ヴァロア。 この名前の長さで想像がつくと思うけれど、 相手は身分の高いお家柄、なんと侯爵家の嫡男。 対して我が家は爵位としては、2ランクダウンの子爵。 とても幸せな縁談が、わたくしの人生を彩っている。 断るなんて、あり得ない。 だって貴族の娘の存在意義は、良家に嫁ぐに他ならない。] (12) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:42:14 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[縁談の話が出てから、毎年贈られてくるプレゼント。 今年は黒の薔薇の花束に、 薔薇の花を模った宝石のついたティアラ。 そして、祝いのメッセージカード。] (14) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:43:17 |
【置】 子爵令嬢 エルメス✾**.+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *❀♡ ;❁ Happy Birthday. 今年は貴女の夜空の様な御髪を思わせる、 黒い薔薇を用意しました。 誕生日から丁度100日後に、 やっと貴女に会いに行くことが出来ます。 あの出会いの日を思い起こす、 本物の薔薇のティアラを受取ってください。 気に入って頂ければ、幸いです。 Philippe L C F Valois * ❁; ♡❀* −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+.**✾ (L0) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:45:07 公開: 2023/01/11(Wed) 22:50:00 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[ きちんと 顔合わせはしていないけれど、流石に全く会ったことがない訳ではありません。 たった一度の出会いが、彼の心に火を灯したらしいのです。 わたくしの心にも火は灯りました。けれど……。 それにしても、その時交わした言葉は2,3程度とは言え、 少々キャラが違いはしませんこと? まぁ貴族のお坊ちゃまが書く恋文など、 文士に代筆を頼んでいてもおかしくはありませんから、 顔を合わせた時と印象が違っても、 不思議ではありませんわね。] (15) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:46:37 |
【人】 子爵令嬢 エルメス100日後……。 Arrête le temps, tu es belle. (時よ止まれ、汝は美しい) なんて、思った所で詮無い事ですわね。** (16) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:47:22 |
【独】 子爵令嬢 エルメス/* これだけの文章に、こんなに時間かかってしまった。 22時には間に合わないとは思っていましたが。 それもこれも無駄にフランス語に拘ろうとした所為……。 当てにならないので、ちゃんと調べないでくださいね! 捕獲、有難う御座います。 もやむさんは、どうぞ宜しくお願いしますね。 念願のスタゲチップ使えて嬉しいです。 二人村も初めてだ٩( 'ω' )و (-3) Altorose 2023/01/11(Wed) 22:56:55 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[フィリップ様と未だきちんと顔を合わせていないのは、 ヴァロア家の教育方針が原因となっています。 ヴァロア家の嫡男は、成人するまでの数年間、 異国に留学することになっているらしいのです。 わたくしたちが出逢ったのは、わたくしが13歳の時。 14歳の誕生日を間近に控えていた頃でした―――。] (17) Altorose 2023/01/12(Thu) 19:56:37 |
【人】 子爵令嬢 エルメス― 回想:出会いの日の花冠 ―[わたくしにも同性の友達はおりますけれど、 貴族の娘たちとの付き合いは、 概ね何かしらの競い合いが多いものですから、 正直息が詰まることが多いのです。 だからわたくしは、時折近くの森へ出かけて、 花を摘んだり歌を歌ったり、 町娘のように過ごすことが儘ありました。 あの日もそんな風に一人歌を口遊みながら、 薔薇で花冠を編んでいたのでした。] (18) Altorose 2023/01/12(Thu) 19:57:51 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[貴族らしく、狩りでも嗜んでいらっしゃったのでしょうか、 わたくしに声をかけて下さったのは フィリップ様ではありません。] 「この様な所に人がいらっしゃるとは、 どちらの歌姫であらせられますか?」 [陽光を紡いだような金の御髪に、空を映したような青い瞳。 ここで人に会うのは初めてでしたので、 わたくしも大層驚きました。] ……名乗る程の者では御座いませんわ。 邪魔をしてしまいましたかしら?失礼。 [知らぬ者に声を掛けられて、一切不審を抱かない程 危機感が薄くはありませんの。 あくまで控えめに、出来るだけ早々にその場を辞せるよう、 最低限の言葉だけで切り抜けようと 思っていたのですが……。] (19) Altorose 2023/01/12(Thu) 19:58:37 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[そそくさと荷物を片付けようとしていたら、 慌てて薔薇の棘で指を切ってしまいました。] 「これは大変だ。すぐに手当てを」 [親切な方は手早く消毒をし、 ガーゼとハンカチを巻いてくださいました。 距離感のある言動のわたくしに、 優しく対応してくださいましたの。] お手を煩わせて申し訳ありません。 [謝罪するわたくしに、 彼は「気にしないでください」と言って、 その場にあった薔薇の花冠をわたくしの頭に乗せました。 「薔薇の歌姫にはよくお似合いですよ」なんて言われれば、 悪い気はしないのは言うまでもありません。 フィリップ様がこの場に現れたのは、そのすぐ後のこと。] (20) Altorose 2023/01/12(Thu) 19:59:39 |
【人】 子爵令嬢 エルメス「私を差し置き下民にかかずり合うとは何事か」 [白馬に跨るそのお姿は、美しいとは思いましたけれど、 とても冷たくて視線はまるで射殺さんばかり。 わたくしも同じ貴族ではありますけれど、 圧倒的な格差を感じずにはいられませんでした。] 「始終張り付かれては鬱陶しいと仰ったのは、 リュカ様でしょう?」 [苦笑いをして答えたその方は、 きっとフィリップ様の従者であったのでしょう。] (21) Altorose 2023/01/12(Thu) 20:00:46 |
【人】 子爵令嬢 エルメス「あちらは フィリップ・リュカ =セドリック・ファビアン・ヴァロア様。 侯爵家の嫡男となると、 ある程度尊大に振舞う必要があるのです。 どうかお気を悪くなさいませんよう」 [そう言って、お二人はこの場を後にされました。 ……よくよく思い返してみますと、 わたくしとフィリップ様は言葉を交わしてはいませんね。 ] (22) Altorose 2023/01/12(Thu) 20:01:45 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[まぁ、兎に角そのような経緯を経て、 何故かわたくしが琴線に触れたらしく、 数日後にはフィリップ様との 縁談の申し出の書状が届きました。 あの時、従者の方が巻いて下さったハンカチは、 今も大事にとってあります。 目を落とすと、綺麗に刺繍された"Louis"の文字。 わたくしに火を灯したのは、ルイ様という従者と思しき方。 フィリップ様の留学も、 もしかしたらご一緒しているのかもしれませんね。 フィリップ様と結婚した後も、 彼が従者であるかもしれないと思うと、 ……複雑な思いにならざるを得ません。 子供じみているのは承知しております。 この家に生まれ、物心ついた時には 覚悟を決めていたつもりでしたが、 いざこのような場面に直面すれば、 簡単に心は揺らぎました。] (23) Altorose 2023/01/12(Thu) 20:03:39 |
【人】 子爵令嬢 エルメスこんなことではいけませんわね。 すべて忘れて、現実に身を任せなければ。 [100日後には、はっきりと確定するわたくしの現実。 ゆらゆらと夢想を漂うこの数年間と残り100日が、 却って辛い物のようにも思えてきます。 もう名前しか知らぬ彼の人を想うのは最後にしようと、 わたくしは心を決めて家を出ました。 日が暮れるまでには戻りますと言伝て、 彼と出会ったあの場所へ。**] (24) Altorose 2023/01/12(Thu) 20:05:07 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[誰もいない静かな森の中。 鳥の囀りや、葉の擦れる音、いつもここでは一人だった。 運命を分ける出会いがあった場所であったことが、 俄かには信じられないくらい。] 白の薔薇、あの時と同じね。>>18 [手を伸ばし、そっと手折る。 花束はあるけれど、また花冠を編んでみようか。 あの方から戴いた"本物"のティアラは、 生花で手ずから作ったあの花冠なのだから。] もうわたくしの頭にはそれを戴く資格はない……。 [白薔薇が咲く中で、一輪だけ青い薔薇を見つけた。 奇跡を象徴する 青 に手を伸ばす。けれど容易には届かずに、 更に手を伸ばすも棘が肌を刺し、白い指には 血 が滴る。] (30) Altorose 2023/01/12(Thu) 21:55:24 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[一体自分は何をしているのだろう。 日が暮れるまでには帰ると言ったのだし、 家では誕生祝いの準備をしている筈。 主役のわたくしが不在など、あってはならない。 ぼんやりと頭はまだうだうだと物憂いまま、 慣れた道を進んでいく。] あら……? [考え事をしていた所為か、いつもなら家につくはずなのに、 自宅所か町さえ見えない。 寧ろ、森は更に鬱蒼とした雰囲気を増している。 こういう時は、 下手に動き回らない方が良いというのが定石ですが、 通い慣れた道であることに油断して、 わたくしは只管、森の中を歩き続けました。] (31) Altorose 2023/01/12(Thu) 21:56:01 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[歩けど、歩けど、何処にも辿り着けず、 日はとうに暮れて、梟の鳴き声まで聞こえるような時間。 貴族の娘の軟弱な足は棒のようになっており、 心細さから涙が滲みました。 わたくしが罰当たりなことなど考えていたから、 この様な酷い目に遭うのでしょうか。 現実逃避の行き着く果てにしては、似合いかもしれません。] (32) Altorose 2023/01/12(Thu) 21:56:48 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[そんな中、何処かから花の香りでも、木の香りでもない、 いい香りがしてきました。>>n1 疲れ果てた末の幻覚かもしれないなどと思う事もなく、 疲れた足に鞭を打って前に進みます。 桃色の薔薇の花>>25、しっかりと整えられた庭、 大きなお屋敷は、貴族の住むそれと思われました。 こんな所に住んでいる方がいるなんて…… きっと平時なら不審に思ったでしょうが、 そんなことすら、頭に浮かべる余裕はありませんでした。] ごめん下さい。 森で道に迷いまして、 どうか帰り道を教えて頂けませんかしら? もしご迷惑でなければ、 少し休ませて頂けると……。 [ノックをしてからそっと扉を開け中を伺えば、 女性の声で歓迎されたので>>1、安堵して中へ。] (33) Altorose 2023/01/12(Thu) 21:57:36 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[近くにソファを見つければ、行儀が悪いと思いつつも、 ぐったりと体を預けます。 疲れて多少上の空な頭の中に、 続く女性の言葉が流れ込み、>>2 親切にわたくしを迎えて入れてくれたことを 有り難く感じ取りました。] 本当に、有難う御座います。 少しだけ休ませて頂けたら、十分ですので……。 [このような状態ですので、細かな内容は耳を通り抜け、 ここでは魔法使いが存在する、或いは魔道具があり、 魔法で何かを叶えてくれること、 帰り道については何も言及しないことは、 特に引っ掛かりを感じることなく滑り落ちていきました。**] (34) Altorose 2023/01/12(Thu) 21:58:26 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[姿は見えませんが、わたくしを迎えてくれる 若い女性の声が温かくて、>>35 心細い気持ちが一気に解けました。] ご親切に、有難う御座います。 [漸く誰がしか顔を見せるかと思いましたけれど、 現れたのはサイドテーブルと水の入ったグラス、 そして添えられたチョコレートのみ。>>38 疲れている所為かと思い目をしばたたかせるも、 サイドテーブル等を持ってきた人物の姿は映りません。] これは……、もしや魔道具でしょうか。 [「いただきます」と言って水を一口、深呼吸。 長時間飲まず食わずで歩いた身に沁みます。 チョコレートも有り難く頂きました。 糖分が更に、安堵感を与えてくれました。 お腹も空いていたので、ゆっくりと味わいます。] (40) Altorose 2023/01/13(Fri) 18:31:28 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[この世界において、魔法使いはかなり希少な存在であり、 国によって厳重に保護されている。 こんな所でばったり顔を合わせるとは思えません。 であれば、これは魔道具によるものと思われますが……。 魔道具だってとても貴重なもの。 個人宅で所有しているのだとすれば、 ここは相当の名家なのではないでしょうか。 名前を聞けば、心当たりがあるかもしれません。] ご挨拶が遅れまして、申し訳ございません。 わたくしはエルメス=ニア・エピロンスと申します。 貴方様のお名前を伺っても? [一度席を立って、 何処に居るとも知れぬ声の主を意識し一礼を。] (41) Altorose 2023/01/13(Fri) 18:33:38 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[話が怪我の治療に及べば、>>39 そういえばと改めて傷の具合を見ました。 もう出血は止まっていますが、 消毒くらいはして貰った方が良さそう。 何から何までお世話になって気が引けますが、 傷口から菌が入ったりして大事に至る可能性もあります。] お気遣い、有難う御座います。 治療道具さえお貸し頂けましたら、自分で出来ますので。 [今はとりあえずどこの部屋に入ることもなく、 目についたソファに腰掛けていますが、何処か所在なさげ。 朧げに思い出すと、食事も部屋も、衣服も気前よく 用意してくださるようなことを言っていましたが、>>2 本気で"自分の家だと思って"過ごすなんて>>3 流石にそこまで図々しくはないので、 「入ってもよろしいお部屋はありますか?」 と尋ねました。**] (42) Altorose 2023/01/13(Fri) 18:34:25 |
【人】 子爵令嬢 エルメスこちらに住まわれている方の部屋は、 鍵がかかっているのですね。 ネリリさん以外には何方がいらっしゃるのですか? お世話になる以上、 差し支えなければ先にご挨拶させて頂きたいです。 [魔法使いかもしれない少女が 一人で住んでいる訳ではないことに、 ひとまず安心しました。 魔法で何でも出来そうな雰囲気がありますが、 それでも少女が一人暮らしというのは心配になります。] (57) Altorose 2023/01/13(Fri) 20:00:57 |
【人】 子爵令嬢 エルメス今日はもうこのような時間ですし、 ご厚意に甘えて、一晩ご厄介になりますね。 出来ましたら、夕食とお湯を頂戴したく。 お部屋は2階の空いている所を使わせてください。 [何故あんなに迷ったのかは不明ですが、 歩いてきた距離を思うと、 帰るのにもかなり時間がかかりそう。 暗い森の中では、帰り道を教わっても迷うかもしれない。 野犬や狼に襲われたり、 夜盗などに出くわさないとも限らない。 心苦しくはあるものの、今晩は大人しくご厄介になるべき。 食事と入浴、そしてしっかり休めば、 明日は元気に家に帰れるだろう。] (58) Altorose 2023/01/13(Fri) 20:02:21 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[それにしても……。 「部屋を作る」と仰いました???>>50 「欲しいものは何でも用意する」とも……。>>51 親切にして頂いてなんですけれど、 少々不審にも思えてきました。 親に捨てられ森を彷徨った末にお菓子の家を見つけ、 喜んだのもつかの間、そこは魔女の家だった。 そんな童話が頭を過りました。いえ、まさかそんな。 何年かに一度人が消える怪事件の噂もありますが、 あれだって殆どが家出な筈。 きっとわたくしは今とても疲れているから、 ネガティブな発想が浮かんでしまうのだわ。 とんだ誕生日になってしまったけれど、 明日になれば元の通りの生活に戻れる。 きっと家ではケーキやご馳走を用意していた筈。 心配もかけてしまって、申し訳ないわ。 明日は早めに起床して、ここをお暇しなければ。*] (59) Altorose 2023/01/13(Fri) 20:03:52 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[この屋敷に居るネリリさん以外の人物。 庭の手入れをされているそうですが、 ここへやってきた時には気が付きませんでした。 必死でしたものね……。] お取り計らい、有難う御座います。 お庭、薔薇が咲いているようでしたわね。 あれだけ見事な薔薇ですもの、 さぞや目をかけて育てていらっしゃるのでしょう。 [もしかしたら、 それも魔法で行っているのかもしれませんが、 我が家の花々は全て庭師の仕事。 自分で行っているだけでも、十分凄いことだと思います。] (71) Altorose 2023/01/14(Sat) 1:23:48 |
【人】 子爵令嬢 エルメス本当に、親切にして頂いて……。 好きなお料理ですか。 フォアグラの入った、鴨肉のパイが好きです。 あとは甘いものも。 プリンセスバーケルセなどは 見た目も華やかで良いですわね。 あ、でもお願いしている訳ではありませんので、 どうぞお気遣いなく。 [さらりと一般家庭では見受けられないものを挙げていますが、 人は自分の基準を当たり前に普通だと思っている生き物。 わたくしはそれが贅沢なものであることを 認識できていません。] (72) Altorose 2023/01/14(Sat) 1:24:44 |
【人】 子爵令嬢 エルメスわたくしも、ネリリさんのお話をお聞きしたいです。 わたくしの話が面白いかは自信を持てませんが、 是非、色々お話をしましょう。 ここは既に十分、居心地の良い場所ですわ。 [でもそうですね、玄関口での話も落ち着きませんから、 一旦話を切り上げて、2階の部屋へ行きました。] (73) Altorose 2023/01/14(Sat) 1:25:43 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[部屋へ行った所で特にすることがある訳ではないので、 滞在時間はそれほど長くはなかったと思います。 ポシェットと上着を置いて、 少しだけ寝台に飛び込みたい衝動にかられましたが、 ここはぐっと堪えます。 食事やお風呂の用意を頼んでいますし、何よりも不作法。 食堂に向かう途中で、 ここへ来てやっと人の姿を見かけました。>>70] 初めまして。 ネリリさんにお聞きになったのでしょうか、 エルメス=ニア・エピロンスと申します。 この度は急にお世話になることになってしまい……。 道に迷って困っていたものですから、 本当に助かりましたわ。有難う御座います。 [丁寧に頭を下げる。 彼がこの館の主ということでしょうか。 若くして家督を相続する方は貴族の中では珍しくはないので、 やはり何か訳ありなのだろうとは察しつつ。] (74) Altorose 2023/01/14(Sat) 1:28:49 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[気になることは色々ありますが、 何よりも気になっていたことを 1つだけ聞いてみることにしました。] あの……失礼ですが、 ネリリさんと顔を合わせることは出来ないのでしょうか? 詮索するつもりはありませんので、 何か事情があるなら、それ以上は聞きません。 ただ、きちんとお顔を見てお礼を言えないのが、 もどかしいなと思っただけですので。 [無駄なことかもしれませんが、声は潜めました。 この後は食堂へ向かうつもりですと言ったら、 彼はどうなさったでしょう。 一緒に食事をするようでしたら、共に食堂へと向かいます。] (75) Altorose 2023/01/14(Sat) 1:29:43 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[話を聞いている限りでは二人住まいのようですが、 パーティーをすることもあるようですし、>>63 二人で食事をするには広すぎる立派なお部屋でした。 わたくしはお客人などではなく、一晩限りの居候。 その位は弁えておりますから、一番下座の席を選ぶでしょう。 料理も魔法で用意され、瞬時に現れたりしたでしょうか。 そうなったらまた、目を丸くしたでしょうね。] 実はわたくし、今日が16歳の誕生日ですの。 ちょっと気晴らしに外の空気を吸いに行くだけのつもりが、 まさかこんなことになってしまうなんて……。 よく行く場所だからと気が抜けていたのでしょうか。 こんなに森の中を彷徨う事になるとは思いませんでした。 かなり歩きましたので、遠くへきてしまったのかも。 [食堂で、ネリリさんに向かって話掛けます。 話は弾んだでしょうか。 食事が終わったら入浴を済ませ、 明日に備えて休もうと思っております。**] (76) Altorose 2023/01/14(Sat) 1:31:13 |
【独】 子爵令嬢 エルメス/* これは1時間で間に合うかどうかギリのやつだな! と思って就寝を促し、 どうせならとやること済ませてイマココです。 今日の21時でもう1d入りか。 1dまでに翌日には進みたい気持ちでおります。 もっとがっつりソロルされるかと思っていたので、 私が鈍足で申し訳ない気持ち。 (-16) Altorose 2023/01/14(Sat) 1:35:50 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[庭の中で薔薇だけが魔法ではない。>>77 それ以外はすべて魔法によるもの。 そうなると庭の様子が気になりましたが、 それは明日、明るい時間に少しだけ楽しませて頂こうかしら。 人をもてなすのが好きだという言葉も気になりました。 この様な場所に (地理的な事はまだ分かりませんが)、 結構来客があるものなのでしょうか。 魔法があるとはいえ、使用人がいる様子もない。 最低限の人間しか存在していないかのようなこの屋敷が、 パーティーで賑わっている様子を想像しても、 すぐに脳内に絵を浮かべることは出来ませんでした。] (89) Altorose 2023/01/14(Sat) 13:12:53 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[こんな状況でなければ、 わたくしも不信感を抱いたかもしれません。 引っかかることは色々ありますが、 困っていた所を助けて頂いた身ですもの。 有り難い以上の感情はありません。 縁談の申し出があってから、およそ3年が経ちました。 100日後に顔合わせがあると言っても、 すぐに結婚式を上げるという訳ではありません。 自分の未来が確定する瞬間というのが、 わたくしの場合は酷く曖昧で、 それがわたくしの淡泊さを助長しているのだと思います。 それに侯爵家からの縁談の申し出など、 本来はとても喜ばしいことです。 実際、わたくしは周囲にとても羨まれております。 ……時にやっかみを受けるほどに。] (90) Altorose 2023/01/14(Sat) 13:13:46 |
【人】 子爵令嬢 エルメス子爵家の生まれですわ。 わたくし、このような魔法を体験したのは初めてですの。 家には魔道具もありませんので。 驚いてお見苦しい反応をしてしまっても、 ご容赦頂けると助かりますわ。 [わたくしの挨拶に、貴族らしくお辞儀をする彼を見て、>>82 やはりここは名家のお屋敷であるのではないかと思いました。 家名を言えないのも理由がありそうですので、 余り詮索しすぎないよう留意いたしましょう。 とは言え、名前が返ってこなかったのには少し戸惑いました。 無作法というよりも、 なんとお呼びしたらいいのか困惑しましたので。] (91) Altorose 2023/01/14(Sat) 13:14:37 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[何か事情があることは察せられましたが、 ネリリさんがお姿を見せるのは難しいよう。>>83 見た人の心臓に悪い姿など、本人も見られたくはない筈。 きっとご病気か、大きなお怪我でもされているのか、 なんにせよ、それが分かればわたくしとしては十分です。] 畏まりました。 理由があって姿を見せにくいというのであれば、 無理にとは望みません。 意思の疎通には問題ありませんので、 こちらからの謝意がきちんと伝われば、 それでいいのです。 [姿を見せにくいということは、 外に出られることもあまりないのではないでしょうか。 わたくしの話を聞きたがったり、 外からくる方を歓迎されるのにも納得がいきます。] (92) Altorose 2023/01/14(Sat) 13:15:19 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[男性と共に食堂へ向かい下座の席に付けば、 先ずは2人で乾杯を。>>84 わたくしは桃のジュースを頂きました。 ネリリの声を合図に、テーブルにはご馳走が並び、>>86 「こんな晩餐の演出は初めてです」「とても美味しそう」 「これはわたくしの好物です」 そんな風に一緒にはしゃぎながら、 一つ一つ料理を味わいました。 どれも、とても美味しかったですし、 思っていた以上にお腹が空いていたので、 疲れた体に栄養が染み渡りました。 今日が誕生日だと言えば、わたくしの周囲にはお花が舞い、 その内の一つに手を伸ばせば、それは白いコブシの花。 わたくしを歓迎してくださっていることが伝わり、 とても嬉しく思いました。 「素敵な贈り物を有難う御座います」 感傷的であった今日の鬱々とした心が洗われるようです。] (93) Altorose 2023/01/14(Sat) 13:16:27 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[男性から、 今日一日のわたくしの複雑な心模様を問われれば、>>88 少し思案して、 具体的になり過ぎぬようお話しすることにしました。 秘密を抱える者同士、 口外されることはないだろうという信頼はあります。 国に保護されている筈の魔法使いが、 この様な場所で生活しているのですから、 世俗と交わることが難しいのは想像に難くありません。] わたくしは身分の高い男性との、 婚約が決まっているのですが、 たった一度顔を合わせただけの相手ですので、 今後彼と一生添い遂げるとなるとどうしても、 不安が付きまとってしまい……。 (95) Altorose 2023/01/14(Sat) 13:18:16 |
【人】 子爵令嬢 エルメス今は他国におりますので、会う事が出来ないのですが、 もう暫くするとこちらに帰って来られるので、 遂にわたくしの運命が確定してしまうのだなと思って、 戦々恐々としているのです。 贅沢すぎる悩みですわね。 [その様に打ち明けて軽く自嘲しました。 このままわたくしが家に帰らなければ、 ネリリさんの言うように、ここでずっとゆっくりしていれば、 永遠に現実から逃避できるのかもしれませんね。 **] (96) Altorose 2023/01/14(Sat) 13:19:08 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[わたくしは魔法使いにお会いするのは 初めてなので存じませんが、 魔法を行使するには 魔力等の対価が必要なのではないでしょうか。 今宵お世話になるだけでも有難いのに、 濫りにあれもこれもと望むのは流石に気が引けます。] もう十分楽しませて頂いていますわ。 一生の思い出になります。 [わたくしへの接し方について、 特に疑問を持つことはありません。 名家の生まれの魔法使い……そんなものは、 わたくしの憶測でしかありませんもの。 見る限り、相手の方が年上でしょうし、 やりやすいように接して頂いた方が、 こちらも変に気を遣わずに済みます。] (107) Altorose 2023/01/14(Sat) 16:16:10 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[ネリリさんの可愛らしい祝福の声に、>>100 こんな誕生パーティーも楽しいわと気持ちが弾みます。 お祝いのドレスも最初は固辞しようかと思っていましたが、 あまり遠慮しすぎても気を遣わせてしまいそうでしたので、 今宵限りのものであるならばと、お願いしました。] そうですわね、では…… 珊瑚色のドレスをお願いできますか? [色の指定をすれば忽ちに魔法がかかり、 ふわりとドレスの裾が舞いました。 鎖骨の出た上品なデザインに、手を叩いて喜びます。 二人ともに何度も「有難う御座います」と言い、 先ほど手にした白いコブシの花を髪に差しました。>>93] (108) Altorose 2023/01/14(Sat) 16:16:47 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[やっかみを受けるほどの幸運を嘆くのは、 更なるやっかみを生むものです。 "贅沢な悩み"の一言で片づけられてもおかしくはありません。 ですが、お二人はわたくしの心に寄添う言葉を返しました。 >>103>>104 貴族の娘の幸せは、結婚相手の身分と、子を成せるかで 決まると言っても過言ではありません。 後者は兎も角、前者は申し分ないのですから。] 良い人か悪い人かを判断できるほどの材料もありませんの。 100日後に顔を合わせるまでは、 互いの爵位にも差がありますもの。 破談になってしまう恐れはありますが、 流石にきちんと顔を合わせてからの破断などあり得ません。 相手のご家名にも傷が残りましょう。 (109) Altorose 2023/01/14(Sat) 16:17:54 |
【人】 子爵令嬢 エルメスわたくしの気持ちを慮って下さって嬉しいわ。 確かに貴族の風習には疑問を抱くものが多いです。 けれど…… わたくしはこの家で豊かな生活を人生を送ってきました。 それは偏に、 わたくしが爵位を持つ家の生まれだからです。 貴族の豊かな生活を謳歌しておいて、 自分に都合の悪い義務だけを放棄する訳にはいきません。 わたくしの存在意義は、名家に嫁いで子を成す事です。 (110) Altorose 2023/01/14(Sat) 16:19:00 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[名もなき花ならいざ知らず、 薔薇として生まれたならば、 平凡に花開くだけの人生は叶わない。 けれど薔薇"という名のない世界に於いては、 その花は只の名もなき花でいられるのかもしれない。**] (112) Altorose 2023/01/14(Sat) 16:21:16 |
【人】 子爵令嬢 エルメス人柄の良し悪しを、見抜くのは大変ですけれど、 身元が信頼できること、 育ちが良いことは保証されています。 貴族は面倒くさい生き物だと、 確かに否定はしませんけれど、 家を背負い繁栄に尽力するということは、 そう言う事なのだと思います。 両親もわたくしが本気で嫌だと言ったら、 何とかしようとしてくれるかもしれません。 それが分かっているからこそ、 わたくしは口を閉ざすのです。 ネリリさんも仰っていたよう、>>105 貴族の子には不幸な育ち方をした者が少なくありません。 でもわたくしは違います。 大切に愛情をかけて育ててくれたことに、報いたいのです。 (119) Altorose 2023/01/14(Sat) 20:18:13 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[王子様の口づけで、目を覚ます荊の姫。 王子が永遠の愛を誓ったとて、 肝心の姫に慕情がなければどうなるでしょう。 まぁあのお話の場合は、 真に愛する人の口づけであることが条件でしたから、 慕情がなければそもそも姫が 目を覚ますことは無いのでしょうね。**] (121) Altorose 2023/01/14(Sat) 20:20:10 |
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