【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信まだあなたが酒によって運ばれて、起きてくるより前のことだ。 起きているならわかるだろうくらいのノックをして、扉を開ける。 起こすつもりはないのだ、介抱されていったという話だったから。 そこらの自販機で買ったばかりだろう、まだ冷えた水のペットボトルを片手に、 ベッドの一つ一つを覗いて、様子を確かめる。 (-176) redhaguki 2022/09/24(Sat) 23:49:45 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 望月 ロビン「うっわぁ、それは御愁傷様というか手合わせるしかないですね。 安全性は保証しますけど…早くどうにかしてくれーって言うなら鹿籠クンに聞いた方が早いかも…? 何はともあれ溜めても男なら良い事ないんで 俺としては水分多めにとって発散した方が楽ですよとしか言えませんねぇ。」 会ったら伝えておきますよー。 口ぶりとは違い危機感はそこまで感じていない。 発散してしまえばああいった薬の効果は自然に消える上、依存性がない事も確認済みだ。 「大した事はしてないですけどりょーかいしましたー。 あ、忌部センパイは今日の部屋に適当に寝かせてあるので。」 それではまたー。 にこりと笑って見送る。 スマホを適当に確認して再びぷらぷら散歩に出掛けるだろう。 /* 了解です。 ご都合つく時間にゆっくりいきましょう! (-177) kou0957 2022/09/25(Sun) 0:01:13 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビンアルコールを摂取した際の睡眠というのは、眠りが浅いものらしい。 部屋の中、ベッドのうちの一つで眠りこけていた妙な柄のシャツと水着姿のままの男は、近くに寄ってきた人の気配に、浅い眠りから起きかけて、うっすら目を開ける。 普段から眠たそうな眼差しをしてはいるけれども。 今ばかりはより一層に。 「……ぁー……。ロビンちゃんがいる気がする。 どしたの、夜這いかい?それとも添い寝に来てくれたあ?」 そんなわけもないのはわかっているけども。 近くにいるキミに、腑抜けた笑みを向けた。 (-178) ankopanda 2022/09/25(Sun) 0:03:54 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 正社員 千堂 歩生「危険だとは思わないけど、やっぱり知っておくと安心だからね。 ああ……そういえば鹿籠クンはプールに来ていなかったか。 居心地よく過ごせているならそれに越したことはないけど、後で探しておこうかな」 自社の製品は信用しているが、使い方次第でなんでも危うくなるものではあるし。 実際緊急性を感じているならもう少してきぱきと動いていただろうし、 それほど深刻に感じているわけではないのは事実なんだろう。 どちらかといえば、使用した側が気負わないように、くらいの配慮なのかもしれない。 「それじゃ、僕のほうもここで。また後で、もしくはまた明日。 牧野瀬クンにも、会えたらよろしく言っておいてね。水鉄砲を使ったのは彼だからさ」 さして状況の説明としてふさわしい言い回しではなかったものの、 そこまで並べればどういう状態にあったか、というのは相手にもわかるだろう。 こちらも軽く手を挙げて、昼過ぎの邂逅はそれで幕を閉じた。 (-180) redhaguki 2022/09/25(Sun) 0:22:35 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信少なくともそれほど深刻そうな様子ではなさそうだ、と見れば表情の緊張も緩んだ。 シーツが乱れているならしっかり肩まで掛けてやって、 枕元に置いてあるのだろう水の横にもう一本添えて置く。 「寝てていいよ」 ペットボトルの冷たさがうつって、ひんやりと冷えた指をあなたの目元に当てる。 用事らしい用事があるふうではない。本当に、様子を見に来ただけなんだろう。 穏やかに微笑んでいる顔も、目元を覆ってしまえばあなたからは見えなくなる。 (-184) redhaguki 2022/09/25(Sun) 0:32:29 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「……んー……」 視界が塞がれてしまった。 何も見えないというのに、冷たく、柔らかさが残る手のひらが心地よく、へにゃりと更に頬を緩めた笑みがこぼれた。 「あー……水。水飲みたいなあ、ロビンちゃん」 再度眠りにつくには、喉の乾きがどうにも気になる。 キミにねだるのもお門違いな話であるのだが、何も見えない中で、虚空へと手を伸ばす。 何かしら水があった筈と。 何も見えない中でどうするのかまでは考えてはいない。 (-187) ankopanda 2022/09/25(Sun) 0:48:47 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 正社員 千堂 歩生それから、それぞれ夕飯であったり風呂であったりを済ませて、 おおよそは明日に備えて早めに寝ている人なんかも居る頃だ。 少しばかりコアタイムを外して明かりの消えた廊下なんかもある時間帯、 宿泊施設から外れた場所にあるジムに、再度足を運んでいた。 ひょっとすると、気がかりなことでもあって眠れなかったのかもしれない。 身体を動かしシャワーを浴びた後に、部屋に戻る前にとトイレに立ち寄って。 先にあった人の気配に、何気なく目を向けた。 /* 今更ですが時間帯〜のくだりはPLでなくキャラのほうですね…… 白茶でお話してらしたので、そちらと時間帯が被ると整合性取れないかなと思い…… 改めて深夜帯に邂逅機会取り直しましたので、よろしくお願いいたします〜 (-189) redhaguki 2022/09/25(Sun) 0:50:44 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「……」 これだけ近いところにいるのだから聞こえないということはない。 けれども返事がかえってくるまでにはやたらと時間が掛かった。 目の前を塞いでいるのが冷やしたアイマスクと代わってしまったのかというくらい、 長らく沈黙が続いて、目元に置かれた掌も微動だにしなかった。 「いいよ。ちょっと待っててね」 サイドボードに置かれた水、もとあったほうに手を伸ばしてキャップを開けた。 片手の指で捻り、プラスチックの蓋を置く。その間も視界は塞いだまま。 傾けただけでもこぼれそうな容器を、あなたの口元に近づける。 身体を起こさせて自分で渡したほうが、不便もなく簡単だろうに。 (-190) redhaguki 2022/09/25(Sun) 1:05:05 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 望月 ロビン「あ、それなら忌部センパイ運んで色々終わってから差し入れに行ったら会いましたよ? 今はどうかわかりませんけど…さっきはいつも通りに見えたので部屋に戻ってるか静かな場所にいるかもしれなませんねぇ。」 彼なら即効性の鎮静剤等持っているかもしれない。 持論としては自然に散らした方が良いとは思うが心配性というより面倒見の良い貴方の事だ。 対策はあった方が安心はするのだろうとなんとなく頷く。 「はあー牧野瀬クンだったんですね。 ふふ、過ぎたイタズラはしなさそうですし何か仕組まれたかもしれないですねぇ。 はーい、お疲れ様ですっ。」 次会ったらからかいついでに聞いてみようとよからぬ事を考えつつ 大体の話は理解出来たのか特に質問もなく 良い夜をーと手を軽くひらひら振ってにこっと笑って見送った。 (-191) kou0957 2022/09/25(Sun) 1:05:49 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 望月 ロビン「教えた通りにやる事ー。あと人もつけてね。俺は大丈夫だよ、適当になんとかするから。…っ…ああ、大丈夫大丈夫…。ごめんね、また後で。」 個室から話し声が聞こえるだろう。恐らく電話。 ドアの音が聞こえると慌てて別れを告げて 「えっとー…誰かいます、よねぇ。」 押し問答しても仕方ないので外に出る。 結構選んだトイレだったがはずれだったかなと思うとまさかの人物に目を丸くしたがすぐにこっと笑い 「望月さん、でしたかー。はは…聞こえてました…?」 /* いえいえ、こちらこそ説明不足ですみません…。 機会頂き有難うございます!よろしくおねがいしますー (-197) kou0957 2022/09/25(Sun) 1:27:59 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「……ロビンちゃん?」 沈黙。 聞こえなかったか、もしくは自分が何やら寝起きのテンションで妙な事を口走ったか、不安になる。 何せ、何も見えやしないのだ。視覚情報の上に聴覚の情報まで奪われてしまえば、心がざわりと不安になるが。 やがて返ってきた答えにほっとした。いつもの声の様子であった筈だ。 「いつもすまないねえ……」 寝たきりの時代劇のおとっつぁんの物言い。 どうせ何も見えないのだから目を閉じてされるがまま。 頭だけを何とか傾けられれば、唇に寄せられた液体を飲むことに上手く事もできるだろうが、当てている手がこれを許さないなら、飲める水を顎に零して汚れてしまう筈。 (-200) ankopanda 2022/09/25(Sun) 1:39:41 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 正社員 千堂 歩生「ああいや。邪魔しちゃって悪いね。 盗み聞きしちゃった形になったのは、ごめん」 トイレのすぐ入口側、立ち尽くしたような姿勢のまま、個室出てきた相手を見る。 ちょっと困ったように謝るものの、電話の話し声に関しては思うところがあったらしい。 内容についてしばし、考えを巡らえて。 「……仕事、というか残業かな? 本社で待機してるチームもいるだろうけど…… 骨休めになっていないんじゃ、ちょっと困りものだね」 おそらくはそうした理由ではないのだろうけれど、男のほうにピンとくるものは無かったらしい。 自分が管轄するべき部分ではないにしろ、立場として上役にあたる以上は心配になったようだった。 それが解くべき誤解であるなら、何かしら正しい解を提示すべきなのかもしれない。 (-201) redhaguki 2022/09/25(Sun) 1:45:29 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「別に、これくらいは」 いつもよりも少し声は堅かった。普段よりかはトーンが低い。 その理由なんてのは見えない視界のままでは悟れないだろうし、 こういう性格の男だから、聞かれたところではぐらかして答えもしないのだろう。 目元に乗せられた手は押さえつけるほど強く押し当てられているわけではない。 首から上を傾けるくらいなら苦労することもなく出来るはずだ。 キンキンに冷え切っているわけでなく、適度にぬるくなった水は心地よい程度だろう。 一口二口、嚥下出来るくらいまで注ぎ込んだならペットボトルは引き揚げられる。 ペットボトルを置き、唇の傍にを濡らす水滴を親指の腹で拭う。 五指の指先が、剃り残しの髭の残る顎にひた、と添えられる。 また、何を言うわけでもない時間が不穏当に過ぎていく。 (-202) redhaguki 2022/09/25(Sun) 1:53:42 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 望月 ロビン「あっはは、俺が迂闊だっただけなんで…謝らないでくださいよー」 いつも通りの様子だが 頬は僅かに赤く、シャツの胸元をおさえている。 「あー…そうじゃなくて…はぁ…。 すみません、ちゃんと話すんですがその前にコレ…ほどいてもらえますか… ちょっと強くやり過ぎて…」 コレ。とシャツの襟を引っ張る。 貴方の身長ならすぐ目につくだろう。 肩から腰まで縄で縛られている。 アダルト系のそれで時々見掛けるだろうか、緊縛という類のものだ。 (-205) kou0957 2022/09/25(Sun) 2:16:17 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 正社員 千堂 歩生こちらこそ、と軽く言葉を付け足して謝罪合戦になる前に切り上げよう。 それから、洗面台のほうまで歩いて行って鉢合わせて、改めて相手の様子を見る。 上記した肌や、ちらりと見えた麻縄のそれぞれに目をうつして、納得したように息を吐く。 「……ああなるほど。もしかしてコレがキミの"趣味"? 擦れて怪我になってなけりゃいいけれど」 服の下になってる部分には、服の裾から手を入れて結い目を外していく。 無理に力をかければ別の場所が締まったりテンションが掛かってしまうだろうから慎重に。 指先まで手入れされた長い指が、すると布と肌の隙間に割り入って滑る。 (-210) redhaguki 2022/09/25(Sun) 2:46:02 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン「ははあ……あんまり知られたくないこと、ですかあ。 そのあたりの見極めに関しては緑郷も要勉強、ですが! 嫌がらせについてはノー・プロブレム! 何なら思い当たる事が一つも無いくらいです!」 むしろ皆さん随分と良くしてくださってて、と 屈託なく笑って言う辺り、誇張や誤魔化しの類は無いんだろう。 言葉の通り、自分の知っている噂が そこまでのものだという意識も無かったらしく。 何なら仮に嫌がらせでも受けようものなら 今後の参考にと詳しくお話を伺いにでも行きそうな勢いだ。 そういう前のめりな所に嫌がらせの類も押し負けているのかも。 (-212) unforg00 2022/09/25(Sun) 3:00:36 |
【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン「……ってあれ?望月さんのこと……うん??」 そして、あなたの噂について幾らか知っている事を あなたに知られているとも思っていなかったらしく。 「ああー……なるほどお。 確かに、緑郷だけ知っているのもズルい感じがしますね? ここで乗っておけば緑郷がお話した分だけ、 望月さんのお話をねだれるかもですし……なんちゃって」 なんだかんだで結構打算的ではあるらしい。 部屋へと向かう廊下を歩く傍ら、見上げた先の悪戯めいた笑みと 何度か念を押された咎めるつもりはない、という言葉から 特別後ろめたく思っているわけではないけれど。 それでもズルい、と感じるのは単純にそういう価値観らしい。 (-213) unforg00 2022/09/25(Sun) 3:01:17 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビンペットボトルの口と触れ合っているのであれば、キミへの返事は出来たものではない。 一口、二口と、嚥下し喉を鳴らし、多少頭を上げようともうまく飲めずに唇が濡れる。拭ってもらう。 その間もずっと、何も見せてはもらえない。 キミに覚える違和感に、眉を寄せる程度の感情の揺らぎを覚え。 「ロビンちゃん? なに、目隠しプレイのつもりい?」 沈黙に耐えられるような男じゃない。 拭って足りぬ分は舌で舐めておくが、顎に添えられたその指の理由もわからなくて、結局、キミの行動を茶化すように、セクハラじみた言葉にしてしまう。キミの声のトーンが違う分、いつも通りに。 (-214) ankopanda 2022/09/25(Sun) 3:22:16 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「……なんでもないよ。もう眠れそうかな?」 顎先から首元に掛けて添えられた指がするりと離れる。 代わりに、肩まで覆っていたシーツを相手の頭の上まで引き上げてすっぽり隠して、 布越しにばふばふと顔を叩いた。綿が跳ねるくらいの小さな力だ。 最後まで相手の視界は何かしらに覆われて、なんにも見せやしないまま。 「あんまり引きこもってばかりだとまた心配されちゃうよ。 しっかり休んで、戻っておいでね。おやすみ、信クン」 ペットボトルの蓋をしっかりと締めて、ベッドの傍から離れる擦れた音がする。 足音は部屋の中を仕切る間仕切りを抜けて、また扉のほうへ。 昼から夕に至るほんのすこしのひととき、ほんのすこしの時間。 さして語るほどでもない些細なことが、あっただけ。 (-217) redhaguki 2022/09/25(Sun) 4:17:01 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「……、んー……。寝れる。 そうだなあ、せっかくの旅行だしなあ、じゃあもう少しだけなあ。 ロビンちゃん、いつもありがとなあ」 結局何だったのか明かされないまま。 深く理由を問うことはない。キミのそういった行動は今に始まった事ではないし。 質問にはしっかりと答えて、シーツに埋められるままにもごもごとくぐもった声になったが、まあ聞こえてはいる筈だ。 部屋を出ていけばそのままごろんと寝返りひとつ。 言葉の通り二度寝へと。 結局は、まあ、二人がよくやるいつものやりとりなのだろう。 そんな日常の一コマとして、お話は終わる。 (-223) ankopanda 2022/09/25(Sun) 4:51:16 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン夕飯時、またはそこから暫しして。 夕食の際にキミの姿を見つければ近寄るが、食事時にやっぱりいつものように目撃しなければ、食事も終えた後にキミの姿を求めてフラフラと施設を彷徨った。 手には保冷バッグなんかを抱えながら辺りを練り歩く。 さて、見つけることは出来るだろうか。 見つけられなければ、そのうちすごすごと何処かへいなくなる。 (-232) ankopanda 2022/09/25(Sun) 12:30:50 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 人事課 緑郷 溢「そう? それなら良かった。過ごしやすいのに越したことはないから。 ……でもそれだとちょっと脅迫気味にカマをかけたのがバレちゃうな、はは。 でもまあ、不都合というよりは意地かな。キミの言うとおり、"ズルい"なってこと」 さして悪いことをするつもりでもなく、されるとも思っておらず。 結構あっけんからんと開けっ広げに言ってしまえるのは、環境の賜物なのだろう。 意図的に誰か、何かが他を害するなんてのは考えづらい、互いにそう思えるわけだ。 けれど、せっかくだから、というふうにちょっといたずらっぽくウインクをして、 己の唇に人差し指を当てる。内緒話、あるいは謀を一緒にしよう、の合図。 「まだ気付いていないなら僕のほうはそれでもいいんだけれど。 けれども時間の問題になるだろうからね。 今のうちに、キミが"どういう"人なのかも聞いておこうかな、って」 手を、自分に比べれば低い位置にある相手の肩にそっと置く。 誘導するのは廊下の傍にある、広くもなければ扉もない給湯スペース。 簡単な水道と自販機が並んでいるだけの、物陰とさえ言い難い場所だ。 勿論そんなに力を掛けているわけでもないから、押しのけたり逃げるのは簡単だ。 (-233) redhaguki 2022/09/25(Sun) 13:37:33 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信昨日の朝以降、望月は施設スタッフに頼んで食事は別の場所で取っているようだった。 施設側の都合に合わせて、別の時間にしたりもして、なんとか凌いで。 朝の発表以外には、ほとんど食事の席には姿を表さないことを決め込んだらしい。 その日食事を運ばれたのは、ダイニングバーの席だった。 奥の方にあるものの、入り口からも目を凝らせば見える位置だ。 その上、店内はきちんとした食事の時間には逆に利用客が少なくなっているせいで、 ひとかげがあればよく目立つ。探そうとすれば見つけられるだろう。 逆に言えば、そうした場所にいるという見当がつかなければ見つけるのは困難ということ。 (-234) redhaguki 2022/09/25(Sun) 13:57:28 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン彷徨うといっても、施設内で温泉やプールなどの飲食には適さぬ場を除いて。 何せ手荷物の中身は酒なのだし、プールの中で飲むわけには行くまいし、温泉は……種類が適していない。 やがて、たまたま入口から覗き込んだ施設内、背丈があるキミの姿は此方からしたらよく目立つ。 いつものだらしのない緩い顔で、ふらふらっと近付いて。 「ロビンちゃん見っけ。 相変わらず人前で飯食わないねえ。 ふたりきりなら誘いのってくれるかなあと思ってさあ」 食事時に煩い男。 適当にあしらってくれたらいい。 (-235) ankopanda 2022/09/25(Sun) 14:23:03 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 望月 ロビン「え。ほんとにやってくれるんです…?」 スルーしようと思えば出来る状況だったし 貴方がこういった事まで世話するとは思っていなかった。 面倒見良すぎでは? いや、見た反応の薄さから慣れているのかなあ 等と色々考える。 少しくすぐったそうに時折身を捩ったり 肩がぴくっと跳ねるが、手元を狂わせないように出来るだけ大人しくしているだろう。 「ん…、ん…。怪我、するような素材じゃない…ので…。 趣味、といえば…まあ…そのひと、つ…ではありますね… 流石に、ソロプレイは趣味じゃない、ですけど…」 麻縄の殆どの結び目自体は綺麗なもの 背後の方で手元が狂ったのか結び目がきつく絞られていた。 呼吸が楽になってくるとはあ…と 僅かに熱を孕んだ吐息をもらす。 (-239) kou0957 2022/09/25(Sun) 16:17:54 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「懲りないな」 呆れ半分、微笑ましさ半分。 あしらって追い払うわけでもなく、近寄ってくる姿を見ている。 その間は食器を扱う手も止まっているものの、不快そうにしたりはしない。 ただ、その目論見通りにいってくれるかどうかというのはまた別の話だ。 「誘いは嬉しいけど、夜にもジムに行こうと思っているんだ。 昼間にちょっと試した感じの触りがよかったからね。 だから運動した後にでも飲むことにするよ、それでどうかな?」 座ったままで、保冷バッグにひょいと手を伸ばす。 気持ちだけは受け取ろう、というつもりはあるらしいが、 相手を思惑通りではないのは厚かましいことかもしれない。 (-251) redhaguki 2022/09/25(Sun) 19:49:56 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 正社員 千堂 歩生「はは、困ってる人をほうっておくような人間に見えてた? だったらもうちょっと僕は振る舞い方を改めないといけないね」 気にすること、気負うようなことではない、と軽く笑い飛ばした。 服の下に手を入れ、背中側から前に手を回すようにしてほどいていく。 背中側のきつい結び目も、時間を掛けて爪を肌にひっかけてしまわないように解けた。 服の下、そのまま指を通せない部分に関しては、シャツの裾を捲って対処して。 「まあでもそうだね、社長の思いつきさえなかったらもっとびっくりしてただろうな。 ああいうことを言われるとどうしてもどこかしら身構えたりするものだから。 ……一人でじゃなければ、誰かといつもこういうことをしているの?」 一応なんとなく、衛生上を鑑みて解いた縄は手の内に絡めて床に落ちないようにはする。 ふと気になったのは、腕の中の身体の僅かな温度だ。 もうほとんどほどけている縫い目を、肌の上を指で滑らせるように触れてみる。 問うた声はやけに落ち着いて、ゆったりとした響きを保っていた。 (-253) redhaguki 2022/09/25(Sun) 20:21:05 |
【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「懲りないよお。オレ、ロビンちゃんの追っかけだからねえ」 半分であろうと呆れの色が混ざろうというのに、ちっとも反省する気がない。 よくある市販品のビールを保冷バックから出すものの、回収された後の答えは期待とは遠いものであり。 理由として提示された場も、いかにも自分とは縁のない場所、とてもご一緒しますという言葉は出せず。 「こんな場所まで来て運動すんのかあ。 いや、だらけてたら直ぐにオレみたいになるんだから、日々の積み重ねってやつが大事なんだろうねえ。 ……あーあ、今日も振られちまったあ」 と言うものの。わかってはいた結果だ。 大袈裟にがくーんと肩を下げてはみたり、おいおい泣いたふりを。 大人気ない仕草ながら、そのどれもわざとらしく、真実味はそこにはない。 (-256) ankopanda 2022/09/25(Sun) 20:54:03 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 望月 ロビン「まあ…流石に此処までは想定‥してなかったですね…。嫌でしょふつー… こんな機会だと、勘違いされちゃいますよ?」 ジョークを言えるぐらいの余裕は出てきた様子で この状況がどこまで続けられるかという好奇心や悪戯心を擽られる。 音を上げるのはどちらかと言うと貴方の方という算段でもあるのか少し笑う。 貴方のような穏やかな声が心地よいせいかもしれないが。 「ん、ふふっ …すみません、くすぐったくて。 もう大丈夫かと。縄酔い…あー…船酔いみたいな感じだったので。」 吐息は熱っぽいものの、背中の締めがやはり一番の元だったのか何度か咳込んで それでもへらりと何でもないかのように笑う。 ↓ (-257) kou0957 2022/09/25(Sun) 20:58:23 |
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