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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

[ぴし、と何かが軋む音がする]
(-1) leaf 2022/08/13(Sat) 7:41:18

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 死なないで……

[言ってはいけない。拒絶されたら等の保身が崩れて
残酷な願いを口にする

 叶わないだろうという諦念を抱きながらも
 もしもを願って。

――現実が残酷なことなんて、知ってる癖にさ*]
(-2) leaf 2022/08/13(Sat) 7:42:46

【赤】 勢喜 光樹


[誰が
した?

      それは、"俺"だと───家畜は言った。]
(*4) りお 2022/08/13(Sat) 11:48:34

【人】 勢喜 光樹

─追想、存在意義の模索─


[速報です。

20XX年、X月X日深夜。
XX都XX区XX町のアパートに住む
勢喜邦彦さん(45)、洋子さん(40)の遺体が発見されました。

二人は夫婦で、発見された遺体には
ロープのようなもので首や足を縛られており
何者かによって、鋭利な刃物で数か所切られた痕跡が
残っていたということです。

警察の調べによりますと、
二人の死因は失血性ショック死であるとのことです。

二人には一人息子がいましたが、
現在行方が分からなくなっており
警察は、事件になんらかの関与があると見て、
彼の行方を追っています。]
(9) りお 2022/08/13(Sat) 11:51:21

【人】 勢喜 光樹


………………。

[翌朝には、駅前ビルに設置されたワイドスクリーンや
街中の電気屋に設置された数多のテレビに、
そのニュースは流れていた。

それでも、立ち止まって見る者はいない。
誰もがよくある話、と気にも留めずに
どうでも良さそうな、あるいは聞いてもいないのか
何事もなかったかのように、通り過ぎていく。

所詮、他人事なのだ。
自分の身に降りかかる害でない限り
人は何の関心も抱くことは出来ない。

目の前の事しか見ない。
人間とは、そういう生き物。

両親アイツら
きっと己だって、そうなのだ───。]
(10) りお 2022/08/13(Sat) 11:52:46

【人】 勢喜 光樹

[ぽつり、ぽつりと雨が降り始めた。
次第に雨の勢いは増していく。

それはまるで、穢れを洗い流すかのよう。
己の足掻きを、肯定するかのようだと、錯覚すらした。]

『兄ちゃん。そんな怖い顔しちゃって、どうしたの?』

[物騒な繁華街を歩いていた時だった。
質の悪いごろつきに声を掛けられた。
気付けば、人数が増えて取り囲まれていた。]

『困ってんなら、良い仕事あるよ』

[困っている?そうかもしれない。
無一文で出て来てしまっていた。

金を貰えるなら、何だって良かった。
そこに、俺の存在意義は、あるのだろうか。]
(11) りお 2022/08/13(Sat) 11:54:04

【人】 勢喜 光樹


[初めは、ただの運び屋だった。
最後は、トカゲの尻尾切りに遭った。]
(12) りお 2022/08/13(Sat) 11:54:30

【人】 勢喜 光樹





『客商売だからねぇ…。笑ってくんないと』

[笑う?それは、誰が教えてくれるのだろう。
両親アイツらは教えてくれなかった。]

『顔が良くても客の喜ぶような、トークが出来ないと』

[それは、どうしたら身に付くんだ?
罵倒や暴言しか刷り込まれなかった。
他人が喜ぶ言葉なんて、知らない。

次は、水商売だった。
最後は、「使えない」からと、クビになった]
(13) りお 2022/08/13(Sat) 11:55:40

【人】 勢喜 光樹





[三つ目は、四つ目は………
なんだったろうか。
もう、忘れてしまった。

憶えているのは、そのどれもが
己の存在意義を知ることがなかったという事実。

やはり………そう、か。

不要な人間は、何処へ行っても不要なのだ。
その現実を突きつけられた。

抗い、足掻いたことに
何の意味も無かったのだ。*]
(14) りお 2022/08/13(Sat) 11:56:46

【赤】 勢喜 光樹

[俺の持つ、このナイフ刃物

     "俺"が、
した───両親アイツらを。]
(*5) りお 2022/08/13(Sat) 12:39:47

【人】 勢喜 光樹

─死ねなかったのは─


[誰かがお前に施した、手当の跡が
己の流す血によって、汚れてしまうだろうに。

構わずお前は、俺の手を取ってくれる。>>8

取られた手は、あまりにも冷え切っているのに
どういう訳か、己には温かいとすら感じて。

力が、抜けていく。
握っていた刃物は、掌から滑り落ちて

カラン、カラン…。と、床へ
室内には金属音が響いた。]
(15) りお 2022/08/13(Sat) 12:41:35

【人】 勢喜 光樹


四谷…………何故なんだ?

[何故、死ねなかったのか。

           そうではなく───。]
(16) りお 2022/08/13(Sat) 12:43:09

【人】 勢喜 光樹


何故……泣いている?

[何故、己を憂いて、悲しんでくれるのだろう。
何故、己の為に、涙してくれるのだろう。

その理由は、意味は。
己には分からなくて、ぽつり。
今までそれを、問う事すら出来ず
もう無意味なんだと。諦めていたはずなのに。

知りたくて。教えて欲しくて。]
(17) りお 2022/08/13(Sat) 12:43:48

【人】 勢喜 光樹

[此処へ来た時、恐怖に震えるお前と出逢って
それからもずっと、お前の泣く顔ばかり見て来た。

それは、自責の念に駆られて
恐怖が、その罪の重さを煽るからだと。
そんな風に思っていたから

俺が死ぬことなんて
お前には………関係ないはずなのに。]
(18) りお 2022/08/13(Sat) 12:44:27

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


[死ねば、そんな顔はもう見なくて済んだのか?]
(-7) りお 2022/08/13(Sat) 12:45:00

【人】 勢喜 光樹


教えてくれ………四谷。

[その理由を、意味を。
お前にとって、俺とは"何なのか"を。]

俺は………

      お前が、泣くから


[それが、嬉しかったから。]
(19) りお 2022/08/13(Sat) 12:50:26

【人】 勢喜 光樹


………死ねなかった。

["必要"と、されているんじゃないかって。

        初めて、夢見てしまって。*]
(20) りお 2022/08/13(Sat) 12:50:49
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a4) りお 2022/08/13(Sat) 12:59:48

勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a5) りお 2022/08/13(Sat) 13:06:34

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

[そんなの決まってる
 あなたに、死んでほしくないからだ]
(-17) leaf 2022/08/13(Sat) 19:49:55

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 俺が泣くから死ねなかったっていうのなら。
 これからもそうあってください、よ。

 俺に生きて欲しいというのなら。
 ……俺の生きる理由を奪わないで。 


 セキさんがいない世界で生きるのは嫌だよ。
 一緒に生きて。

[彼女と子を喪って。生きてるのか死んでるのか
わからないまま惰性で過ごす日々にはもう戻れない
貴方が死のうとしている所を見て、俺は。

……俺は、貴方を喪いたくないんだ。例えそれが
貴方の願いに反しても。]
(-18) leaf 2022/08/13(Sat) 19:53:33

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 セキさんともっと。一緒にいたい。

[それは貴方の生きる理由には、ならないでしょうか*]
(-19) leaf 2022/08/13(Sat) 19:54:06

【人】 勢喜 光樹

[
「死んだら、悲しい」「死なないで」


あの時も。
そして、今も───>>42
        
お前の願いを、拒否することが出来なかった。

真っ白になった顔。
再び涙に塗れて、ぐちゃぐちゃで。
それは形容し難い程に、酷い有様だった。

もうずっと、こんな顔しか見ていない。
お前の笑顔だって知らない。
誰がこんな顔をさせたんだろう。

四谷の哀しみに触れて。>>41
お前の言葉願いを聞いて。

            嗚呼………そう、か。]
(55) りお 2022/08/13(Sat) 21:37:18

【人】 勢喜 光樹


    …………ごめん、な。

[漸く、分かったのかもしれない。

お前にとって、"死"というものが
どれだけ辛く苦しく、胸を斬り裂かれる思いかを。

あの時、明かされたあの"告白 ">>1:93で、
それを知ったはずなのに。

きっと己は、「知った気になっていた」だけだった。]
(56) りお 2022/08/13(Sat) 21:40:40

【赤】 勢喜 光樹


[どうせ死別する相手だ、と
何処か他人事と思っていたのだ。

そう。それは───

他所で起きた事件に、無関心な人々のように。>>10]
(*10) りお 2022/08/13(Sat) 21:41:53

【人】 勢喜 光樹

[己は愚かだった。四谷に可哀相なことをした。
己は浅はかだった。四谷に気の毒なことをした。

     "罪悪感"とは、こう言う事なのかもしれない]

四谷…………、悪かった。

[きっとこんな言葉じゃ、駄目なのだろう。
だがそれ以上の言葉が思いつかなくて。
お前の涙も。心も。言葉も………見つからない。

赦して欲しい訳じゃない。
ただお前に、そんな顔をさせてしまったことが
酷く心を搔き乱して仕方がなかった。

掌に出来た傷よりも、"痛い"と思った。]
(57) りお 2022/08/13(Sat) 21:43:10

【人】 勢喜 光樹


[お前の"願い"は───

     
黒い水絶望
に沈もうとした、己を掬い上げて行く]
(58) りお 2022/08/13(Sat) 21:45:49

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


俺は…………… 、

       "生きて"
             良い、のか………?

[己の存在意義を、ずっと問いて来た。
だが誰もその答えを教えてはくれなかった。
何処に行っても、分からないままだった。

その涙の理由と、己の生を願う意味を
お前が、教えてくれたから。]
(-20) りお 2022/08/13(Sat) 21:48:55

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[そんなことを、言われたら]

もう………

"死ねない"、じゃないか。

[───目の縁から、何かが零れる。

見届けるまで>>1:107
それすらも忘れかけて、退場しそうになった。

だが、"これから"はそれ以上に。
生きなきゃいけない"理由"を……見つけられた気がした。]
(-21) りお 2022/08/13(Sat) 22:02:11

【人】 勢喜 光樹

[生きる意味や理由とは。
最初から絶対に在るべきものではなく

もしかしたら、これから出逢う誰かと
作っていくものなのかもしれない。]

………もう、そんな顔はさせないから。

[今度は両腕で、お前を抱き寄せよう。
生きていることを、強く感じて貰えるように。
俺が、お前と言う"光"を、手放さないように。

            強く、強く────*]
(59) りお 2022/08/13(Sat) 22:23:38

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[お前の贖罪は、最後まで見届ける。
それは同時に、俺の罪滅ぼしともなるから。]

………共に、生きよう。

[願う声は、閉じた心の奥へと、届いた*]
(-22) りお 2022/08/13(Sat) 22:27:37

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 当たり前だよ。
 ……世界でどんな奴が何言ったって。

 俺が、セキさんに。生きてほしいと願ってる。

[俺の願いが、貴方の生きる理由になれればいいと
思う位に、

生きていてほしい。セキさんの最初の願いを
捻じ曲げることになってしまったとしても
我儘を押し通したい。もう喪いたくない。

あなただから、喪いたくないのだ。]
(-23) leaf 2022/08/13(Sat) 22:29:00

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

[ああ、その言葉が貴方から聞けた


――それが、うれしくて。

血に濡れた指が、零れたものに触れる
それがとても温かくて、また泣きそうになる。
辛くて苦しい物じゃ、ない。]

 ……ほんと?

[嬉しいな、と呟く声は喜色を宿し

小さく口角をあげた俺は
確かに

       笑んでいたのだ]
(-24) leaf 2022/08/13(Sat) 22:29:25

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

うん。

……うん。

[一緒に生きたい。あなたと。

       もう死にたいと思わない位に
    そう思わせない位に、なれるように。*]
(-25) leaf 2022/08/13(Sat) 22:36:00

【独】 勢喜 光樹

/*
書き溜めしてはいるんだが
投下した後で、あ。ちがう。そうじゃない。
となって、書き直してる間に時間が経っていく。

そうすると、四谷の驚異的な速さに追いつき
いつの間にか返事が来て
やべ……ってなる。(ありがとうございます)

まじこっち遅くて申し訳ない。
(-27) りお 2022/08/13(Sat) 22:40:32
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a16) りお 2022/08/13(Sat) 22:50:08

【人】 勢喜 光樹

[あの時、どうして声を掛けたのだろう。>>0:136
無視することだって出来たはずなのに。
いつだって、放り投げられたはずなのに。

  「死ぬ前の暇潰し」だと、気紛れを───

…ああ、多分。違うな。

両親からはゴミのような扱いを受け
外に出ても、すぐに棄てられた。

四谷を見棄てるということは、
自身をも見棄てるのと同義で


それは、もう───

       死ぬことすら出来なくなる、と]
(78) りお 2022/08/14(Sun) 0:06:28

【人】 勢喜 光樹

[己の血で、これ以上お前を穢したくなくて
抱き寄せる時に、拳を握っていたけれど
余計に血が溢れて、ぽたぽたと床に滴り落ちていた。

だがそんな傷、己はどうでも良かった。
それぐらい、心の方が痛くて仕方なかった。

それ以上に、お前の方が……>>60]

………そう、だよな。

[誰かが死ぬのを見るのは………
もう、見たくないよな。

「痛かった」「怖かった」>>61
その言葉通り、痛みを与えてしまった事が酷くつらい。
己が要因の一端になっていたことが、猶更に。]
(81) りお 2022/08/14(Sun) 0:10:05

【赤】 勢喜 光樹


[ 黒い影と同調した>>1:57>>1:158
どす黒い感情
が、霞む程に。]
(*13) りお 2022/08/14(Sun) 0:10:39

【人】 勢喜 光樹


俺は………生きてるから。
そしてお前も………生きている。

[こんな事で、こんな言葉で
お前を安心させられるかは分からないけれど。

腕の中でも泣いているお前は
先程とは違った涙を流していると思うから。>>62
きっともう、あんなに真っ白で
哀しみに満ちた顔はしていないような気がして。

その表情が見たくて、そっと身体を離す。]
(83) りお 2022/08/14(Sun) 0:11:06

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[漸く見られた、お前の笑みは
やっぱり泣いている顔なんかよりも、ずっと良い。と]

………お前が、教えてくれたからな。

[その表情が崩れないように
誓うように、まっすぐ見据えながら。
問われた声に、呟きに呼応した。]
(-43) りお 2022/08/14(Sun) 0:11:33

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史

[生きる理由を、意味を。
お前が俺に教えてくれた今は
死ぬことなんて、選べなくなってしまった。

本当は………
そんなに難しい問題じゃなかったのかもしれない。

誰もが当たり前に受けるべき愛情や、優しさを
誰からも与えられて来られなかっただけで。]
(-44) りお 2022/08/14(Sun) 0:12:12

【人】 勢喜 光樹


生きよう。
"一緒"に、此処を出るんだ。

[もう、「お前は帰れ」とは言わない。
此処に居る理由は、俺にももうないんだ。

   お前が、"生"へと繋ぎ止めてくれる限り───]

そしてチハヤも………
もう一度、探そう。

[あんな光景を目の当たりにしてしまったら。
チハヤではないと、強く否定されなかったから。
生存は絶望的かもしれないけれど

俺も、四谷も
チハヤが死んだ姿は、まだ見ていない。
死んだと決まった訳ではないのだと
お前に、希望を与えたくて。*]
(84) りお 2022/08/14(Sun) 0:16:49
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a21) りお 2022/08/14(Sun) 0:25:45

【独】 勢喜 光樹

/*
勢喜がめっちゃポジティブマンに変わって笑ってる。

なんだこいつ単純かよ……。
(-50) りお 2022/08/14(Sun) 0:28:08

【独】 勢喜 光樹

/*
最初は、普通に死んでお化けになって
生者とキャッキャウフフしたいなぁと考えてたけれど
そうも出来なくなってしまった。

勢喜はそれだけ優しさに飢えていたんだろうな。
(-51) りお 2022/08/14(Sun) 0:32:56

【独】 勢喜 光樹

/*
最初から死者として入れば良かったのかと言われると
なんかそうではないんだよな。

死んでしまった経緯や理由を書くより、
これから死のうとしている人間を書きたくなった。
(-52) りお 2022/08/14(Sun) 0:35:37

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 ……へへ。

[ああ、嬉しいな。と思う
タイムリミットの砂時計
落ちきる前に掴めたかのような、心地で

これから、をできるなら
刻んでゆきたい。紡いでゆきたい

その中であなたが貰えず、俺が貰っても手離してしまってた
情や、優しさを。貴方に渡したいと願っている]
(-53) leaf 2022/08/14(Sun) 0:49:35

【独】 勢喜 光樹

/*
つらい……>>53

絶望に変わる瞬間って、見ているだけでも心苦しい
(-54) りお 2022/08/14(Sun) 0:54:12

【赤】 勢喜 光樹

[誰がこの
を受け止めた?

        それは───…四谷お前だった>>8]
(*16) りお 2022/08/14(Sun) 10:16:31

【人】 勢喜 光樹

[誰かチハヤがお前に手当をしたように>>0:54
今度はお前が、己の傷を癒そうとする。

その幼さの残る、温かな掌で
滴る血を、止めようとする。>>89]

……平気だ。
これぐらい、どうってことない。

[お前に与えてしまった傷に比べたら。>>87
己の傷など、傷にすら値しないとすら思うのだ。
平気。そうは言いつつも、拒むことはせずに
止血をしようとする、その優しい手の温かさを、
己は大人しく受け入れるのだろう。]
(99) りお 2022/08/14(Sun) 10:16:57

【秘】 勢喜 光樹 → 四谷 隆史


………ありがとう。

[不器用ながらも、微笑わらってみせる。
お前のような笑みは出来ないけれど。

なんとなく、お前の気持ちが
なんとなく……分かったような気がした。]
(-60) りお 2022/08/14(Sun) 10:17:41

【人】 勢喜 光樹

[哀しみの涙に塗れたお前も、>>88
死のうとした俺も、もう居ない。

生きることを、互いに約束して。
此処から出ることを、決意したのだから。>>89

強く頷く表情。そこに、絶望は見えなかった。
だから己も、静かに。そして強く、頷く。]
(100) りお 2022/08/14(Sun) 10:20:27

【人】 勢喜 光樹


病室を出よう。
チハヤは探しながら……出口を先に確保しておきたい。

この病棟では、それが難しそうだからな。

[ベッドから立ち上がる。
その時も、スプリングの軋む音が響いた。

振り返り、窓に付いた古びた鉄格子を見つめる。
何も道具がない今、無理矢理こじ開けることは出来ない
その道具を探すくらいなら、この近くの他の出口を
探した方が効率が良いだろう。

そこまでに、運良くチハヤと再会出来たなら
すぐにでも脱出できるかもしれないし
仮に見つけられなかったとしても
何かがあった時、すぐに四谷を逃がせるから。]
(101) りお 2022/08/14(Sun) 10:21:50

【人】 勢喜 光樹


………行けるか?

[四谷の体力を気に掛けながら、手を伸ばす。
その手を取ってくれたなら、きっとすぐにでも
この病室を後にするだろう。

そこ残るのは、床に落ちた刃物と滴り落ちた血の跡だけ。

死のうとしていた己は、きっと此処で"死んだ"のだ。
]
(102) りお 2022/08/14(Sun) 10:22:39

【人】 勢喜 光樹

─病室→精神病棟エリア廊下─


[病室から出た後は、このエリアから出るため
己は四谷の手を引きながら、廊下を歩き進むことだろう。]

………チハヤは
もう、このエリアには
居ないかもしれない、な。

[どういう原理かは分からないが
最初にチハヤが消えた時と同じように>>1:63
あの怪異に飲み込まれて行ったのが、
チハヤだったとしたら
別の場所に連れ去られたのかもしれない。

四谷の話を聞いている限りでは
このエリアは元々、2人が居た場所ではなかった。
ならばきっと、また別の何処かに居ても
不思議ではないのかもしれない。]
(103) りお 2022/08/14(Sun) 10:26:09

【人】 勢喜 光樹

[随分、この廃病院にいる気がするが
どれだけ時間が経過しただろう。
少なくとも、1〜2時間程度ではないはずだ。]

彷徨っていられる時間も
限られているのかもしれないな。

………急ごう。

[四谷の手を取りながら、急ぎ足で歩く。
手当のお陰で、掌の血は止まっているものの
その手で四谷を掴むことはしていないだろう。

不思議と焦燥感が芽生えていた。

それは生きる理由が出来たからなのか、
再び怪異と遭遇することを、恐れてのことだったのか。]
(104) りお 2022/08/14(Sun) 10:44:16

【人】 勢喜 光樹

[…僅かに。

何処からともなく、"歌"が、聴こえた気がした。>>0:63
それは今この近くで、誰かが歌っているというよりも
もうずっとずっと、昔から口遊んでいた歌が
この病棟内に、"念"として遺った、何かのように。

おそらく、己のみに聞こえたものだったかもしれない。
幻聴のような何かかもしれない。
だから四谷に話すことは、出来ないでいた。

その歌の主に逢わないことを、願いながら。>>1:138]*
(105) りお 2022/08/14(Sun) 10:45:02
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a26) りお 2022/08/14(Sun) 10:49:24

【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹

 ……。

[ああ、セキさんが笑った。
それが嬉しくて。あたたかくて

――あなたが生きててくれて、うれしい]

 どう、いたしまして。

[俺も笑う。とても、嬉しそうに]
(-62) leaf 2022/08/14(Sun) 12:08:43

【人】 勢喜 光樹

[───"堕胎"室。

チハヤとはぐれてしまったのは、
四谷の"罪"と関係した場所だったのだと
知った時、自ずと眉を顰めた。

だから猶更に、四谷は怯えていたのだろうか。
何かトラウマを引き起こす出来事があっても
不思議ではない、因縁深い場所だから。

誰かを思って感じる重圧感は、
己の事なんかよりも、ずっと重いと感じた。]
(123) りお 2022/08/14(Sun) 19:17:35

【人】 勢喜 光樹


お前も………、そう思うか。

[そうかもしれない、と頷く四谷に
憶測は強ち誤りでもないのかも、と思いたかった。
だが念のために、場所は聞いておこうと]

その場所………は
どのエリアだったか憶えているか?

院内地図は見たのだが
写真とかに残していなくてな。

お前………分かるか?

[此処へ来た時にエントランスで見た、
院内地図を思い返すものの。>>0:134
どんなエリア構造なのかぐらいしか把握せず
一つ一つの部屋までは、細かく覚えてはいないから
四谷はどうだろうかと尋ねる。
敢えて、「堕胎室」と口にするのは、避けながら。
]
(124) りお 2022/08/14(Sun) 19:21:33

【人】 勢喜 光樹


そこが分かれば、そのエリア以外に
………もしかしたら。

[消えた後、何処へ行くのか?
その法則性はまだよく分かっていない。
元より無いのかもしれないけれど

探すにしても、なんの手掛かりもなく
彷徨うのは無駄足にもなりそうで
どうせなら、場所を絞って向かいたかった。]
(125) りお 2022/08/14(Sun) 19:22:04

【人】 勢喜 光樹

[そんなことを考えながら、
出られそうな場所はないかと
薄暗い廊下を見回してはみるものの。

通常なら必ず存在するであろう、
「非常口」の看板さえ何故か見当たらない。

本当に何なんだ、この廃病院は……。
焦燥感と、胸のざわつきが治まらない。]
(126) りお 2022/08/14(Sun) 19:23:05

【人】 勢喜 光樹

[二人の足音は、廊下の奥まで響いていた。
一つ、二つ、足音が。俺たち以外の呼吸音が。
余計に聞こえるような、錯覚さえ起きそうな程。>>111

その中で、微かに聴こえて来る歌声は………>>112
次第に聞き覚えのあるものへと変わる。

………確か、そう。

昔、母親あの女が機嫌の良い時にだけ、口遊んでいた
古臭くて、当時も今も何が良いのかも分からない
あの歌と少し似ていて、沸々と苛立ちが募っていった。]
(127) りお 2022/08/14(Sun) 19:24:01

【人】 勢喜 光樹

[と、その時。
        ───
カツン
… 
カラカラカラ…


己の靴先に何かが当たった感触と
何かが転がっていくような音がして、立ち止まる。]

………なんか、蹴った。

[視線を、蹴ってしまった何かに向けた。>>118
少し遠くまで行ってしまって、薄暗いしよく見えないが
それは小さく、平べったい何かだとは分かる。

気になって、四谷の手を引きながら
落ちているそれに近寄ったなら
それがスマホであることが分かったが
誰のものかまでは、己には分からず。

だが四谷は、その端末に見憶えはあっただろうか。*]
(128) りお 2022/08/14(Sun) 19:26:59
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a36) りお 2022/08/14(Sun) 19:34:01

【独】 勢喜 光樹

/*
みんなのロルを上手く拾えない不甲斐なさ……
(-73) りお 2022/08/14(Sun) 19:41:18

【人】 勢喜 光樹

[四谷が声に出したのと同時に、>>131
己の爪先が、何かを蹴ってしまったからか。
その声よりも、其方の方に意識が向いてしまって>>128
応える事は出来なかっただろう。]

………チハヤの?

[落ちていた端末を見た四谷は
持ち主かもしれない人の名前を呟き>>132
確かめようとしたのか、それを手に取った。>>133

光る画面に目を細めながら
己も四谷の後ろから、映し出されている
青々とした背景と戦闘機らしきものの灰色の物体。
抽象画とでも言うのだろうか。
綺麗だとか、上手いだとかそういう感性はないから
その画像に何かの感想を抱くことはなかったけれど。

ロック画面には
院内図の写真を見せて来る前に
四谷が誰かに送っていた、
メッセージの通知らしきものはなく。>>129

電波状況は、"圏外"であることを知った。>>0:127]
(135) りお 2022/08/14(Sun) 22:59:26

【人】 勢喜 光樹

[己もスマホを持っていたことを忘れていた。
ズボンのポケットから取り出し、確かめる。
こちらのも同じだった。]

圏外…………。

[落ちていたスマホ。
それは、チハヤのものらしきこと。

届いていないメッセージ。
それは、圏外だからなのか。それとも……

この状況に、四谷は何かを悟ったかのように
手にしていたスマホを、落として………。>>134

冷たく乾いたプラスチック音が、廊下中に響いた。]
(136) りお 2022/08/14(Sun) 23:00:49

【人】 勢喜 光樹


…………四谷。
まだ、諦めるな。

[これがチハヤのもので、此処に落ちていた。
その事実しかないのだから。

四谷の肩に手を添え、声を掛ける。
励ましになるかは分からないが。
まだ絶望するには早計だと、そう思ったから。

四谷が落としたその端末は、代わりに己が拾い上げて
それを上着のポケットに仕舞った。
何かの手掛かりになるかは分からないが
もしも再会出来たなら、持ち主にも返せる。そう思って]
(137) りお 2022/08/14(Sun) 23:01:50

【人】 勢喜 光樹


行くぞ。

[もしも歩くのもままないぐらい
まだ落ち込んでいるようならば、支えてやるから。
肩に添えていた手は、四谷の掌取って確りと握る。

兎に角、このエリアからは出なければ
彼に進むことを促した]
(138) りお 2022/08/14(Sun) 23:02:43

【人】 勢喜 光樹

─精神病棟→病室エリア─


[見せて貰った院内図の写真で>>130
堕胎室の場所が地下だったことが分かった。

もしも……同じエリアにいないのだとしたら。
残っているエリアは、病室エリア。
そう思い、目指し歩いてきたのだが

此処は、精神病棟エリアとは違って
所々の病室や部屋からは、灯りが漏れ出ており
よく言えば明るい雰囲気で。
悪く言えば、逆にその光景は不気味だと感じた。

個室の一つ。扉を開けて、覗いて見る。
そこには誰の姿もなく、この場所にしては
異端にも清潔そうなベッドだけがあるだろう。]
(139) りお 2022/08/14(Sun) 23:04:07

【人】 勢喜 光樹

─→とある個室─


[窓に近寄った。そこに鉄格子はない。
だが相変わらず、外は闇に覆われている。

これを壊せば、すぐにでも外に出られるのだろうか。]

………さっきの。
四谷も……聴こえていたのか?

[ふと、四谷が口にしていたことを思い出し、問う。>>131
もしかしてあの歌声が、耳に入ったのは
俺の勘違いではなかったのだろうか。と]
(140) りお 2022/08/14(Sun) 23:05:11

【人】 勢喜 光樹


あの歌………嫌いだ。

[何故なのか、その理由は口にしなかったが
心の底から嫌悪した目付きで、言い放ち、
(141) りお 2022/08/14(Sun) 23:05:43

【人】 勢喜 光樹

          
───バンッ!
(142) りお 2022/08/14(Sun) 23:06:16

【人】 勢喜 光樹


[窓を思い切り叩いた。]
(143) りお 2022/08/14(Sun) 23:06:52

【赤】 勢喜 光樹

[それは、母親あの女を……
            強く、突き
した時のように。]
(*32) りお 2022/08/14(Sun) 23:07:36

【人】 勢喜 光樹


         
───バンッ!バンッ!
(144) りお 2022/08/14(Sun) 23:08:00

【赤】 勢喜 光樹

[何度も、何度も……
           突き刺し、
り裂いた。]
(*33) りお 2022/08/14(Sun) 23:08:39

【人】 勢喜 光樹

[こんなに思い切り叩いているというのに、
窓はビクともしない。割れなかったのだ。
何か道具が必要だろうか。

   いや、何かに弾かれているような感触が───]

………割れない、な。

[叩くのをやめ、肩を竦めながら溜息を吐く。
腰に手を当て、窓の外の闇を見つめた。*]
(145) りお 2022/08/14(Sun) 23:10:25
勢喜 光樹は、メモを貼った。
(a40) りお 2022/08/14(Sun) 23:12:56

【独】 勢喜 光樹

/*
PCにとって知らない情報を拾ってロルに取り込むのは難しい

タチバナすごいな……
(-78) りお 2022/08/14(Sun) 23:34:19

【独】 勢喜 光樹

/*
もう明日には異界化が解ける……

チハヤが完全に戻れない存在となった
と知るにはどうしたら良いんだろう?

タチバナの素敵ロル
PC目線では、どうやって拾えば良いか分からないつらみ。

なんか誰か、都合いいのください笑
他力本願の極みか。
(-80) りお 2022/08/14(Sun) 23:38:33

【独】 勢喜 光樹

/*
あ。エロいことしてないな?

四谷とちょっぴり?
いちゃつけたからいっか。
(-81) りお 2022/08/14(Sun) 23:40:39

【独】 勢喜 光樹

/*
寝ないように頑張ってみるけどたぶんむり…
四谷寝落ちたらすまん。
そして最後の置き手紙が気になって仕方ない
(-83) りお 2022/08/14(Sun) 23:43:59
 




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