情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「なんでんな嬉しそうな顔してんの? お前そんな蚊に刺される体質だっけ?」 じろじろとあまり出ていない肌の部分を無遠慮に見た。 「お前一人でうろうろすっと逆にアブねぇだろ。 忘れ物したならラインで誰かにたのんどけよ」 間が抜けていてふらふらしている相手の事も心配だが、自分の身の危険的な意味も含まれている。 「オラ、もうおとなしく座ってろ」 軽く肩を叩いて適当壁にもたれるようにして窓際に座った。 (-171) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 0:40:02 |
【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ「じゃあみんなのこと疑えるか?」 「みんなを信じるなら、僕を疑えるか?」 至極簡単な、至極単純な、過程に合理性はなくとも。 結果を出すならばつじつま合わせをしなくてはいけない。 「わがままだな、司馬は」 慎ましやかにその奥に隠されてきた強欲なそれが表にでも出たのだろうか。分からない。 「別に、それでいいよ」 「でも少し考えてみて」 「ねえ、司馬」 「今まで手に入らなかったものでも、あった?」 (-172) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 0:45:27 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス「ぁ、う」 「で でき……」 勢いだけの言葉はつんのめって。 なけなしの啖呵はよろめいて、答えを出す前に、ぼと。 墜落。 わがままだな。瞳がぐらぐら揺らぐ。 目をうまく逸らせないから、固まっていることしかできない。 それでいいよ。 それって、なぁ、どういう ▽ (-180) 榛 2022/07/10(Sun) 1:59:59 |
【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ目を見ている。 その目を見ている。 「きみが、ほしがり、だからだよ」 「自分の矛盾にすら気付かないほどに、無垢にほしいものを、欲しいと言える」 「普段そういうそぶり見せないくせにね」 「きみは、それを抱えていた」 「どこかアンバランスで」 「“興味がある”」 ▽ (-182) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 2:05:48 |
【秘】 奔放 クリス → 長女 カナイ「それに固執するきみは」 「失われたことがあるんじゃないかってね」 抑圧されたもの。自分自身すらから。 だから、それは無垢に欲しがってしまう。 こうして、発露するまでに。 どうかな。どう思う? 「きみが、欲しかったものをね」 (-183) chizuaquarii 2022/07/10(Sun) 2:07:27 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ「 んぇ。 ぇう、さ 刺される 」こくん…頷いて。 「ね ねーちゃんのじゃけ」 一人称がややこしい。自分のものは自分で…と言いたい。 そうして、ぽん、と肩を叩かれる。 またちょっと嬉しそうな顔して、裏道の隣に座りこむ。 のそのそ、すとん。 「うらみち、ずっとここ いんの」 くっついたと言って過言でない距離だったりする。 ぺと… (-184) 榛 2022/07/10(Sun) 2:14:25 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「 オ゛ッ 、まえ……」ナチュラルに隣に座るまではよかった。 だがくっつかれると思わず声が裏返ってしまう。 「………」 居心地が悪そうに微妙に顔をそらした。 子供の頃はくっつかれても平気だったのに、暫く皆と離れている間に自分の中で何かが変わってしまったのか、昔みたいにはいかなくて。 「ん、んん……別に、探索興味ねぇし……」 (-187) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 2:44:47 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ「 こ、 ずちゃん…」覗き込んでくる顔を、呆然と見つめ返す。 当然返ってくるはずの否定は、行方知れずで。 「こずちゃ ん、 」変なこと言ってるのは、きみの方だ。 「……こずちゃん…」 白間梢は、そばにいてくれた。 いつまで? 血を分けた人たちにすら馴染めない、鹿乃のそばに。 梢は優しい。しっかり者の、こずちゃん。 例えば? 皆の人気者で、何でもできるすごい子なんだ。 昔っから、ずっとずっと。 本当に! 「んぃ、 ぎぅ 」▽ (-194) 榛 2022/07/10(Sun) 6:44:46 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ「 せ、 んせぇ なるの か 」脳の裏がバヂバヂ煩くて、チカチカ火花が舞い散って。 けれど、細い細い糸が。こんなに煌めくから。 のろのろと、縋りつくように白間の上着を握る。 そうしなければ─── 目の前の少女が急に、遠くに行ってしまうような気がして。 ……絶対、いい先生になれるのに、と。 こっそり唇を噛んだ日の空は、思い出せない。 『こ こずちゃ…… うぅん、ん。そぉ、か。 そ、かぁ……』 (-195) 榛 2022/07/10(Sun) 6:52:18 |
【秘】 不知 ミナイ → 長女 カナイ「え? ああ、やっぱりボクにしか見えないのか」 「鹿乃くん」 その声は一瞬だけ上がって、それでもやはり寂しそうに。 悲しそうに、まるで冗談に聞こえないように。 「 幽霊 。ボク、彼らを知っているんだ」 (-200) toumi_ 2022/07/10(Sun) 9:43:45 |
【秘】 陽炎 シロマ → 長女 カナイ焼けた肉の臭いがする。 ……ぐるる。 場違いな腹の音がどこかで鳴った。 どこで? 「うん……やっぱり、諦めきれなくてさ。 こうなったら自力で先生になるしかないと思ってね」 これ が口に出すのはおかしなことばかり。しかし声色は変わらず、自信に満ち芯の強さを持っている。 まるでおかしいのは貴方であると断言するかのようだった。 焼けた肉の臭いがする。 「でも先生って、生徒がいなきゃできないだろう?」 上着を掴む手に、そっと自分の手を重ねる。 その手のひらは、焼けた様に熱い。 ▽ (-204) wazakideath 2022/07/10(Sun) 12:16:58 |
【秘】 陽炎 シロマ → 長女 カナイ「 だから、生徒を集めてるんだ。 」貴方達である必要はあるのだろうか。 「誰も置いてけぼりにしない。 誰もがありのままの自分でいられる。 そんな学級を作りたいんだ。」 貴方である必要はあるのだろうか。 「……カナ姉にも、手伝って欲しい。 私達だけじゃ、難しいことだから」 それでも。 貴方を、ねーちゃん≠、頼った。 焼けた肉の臭いがする。 (-205) wazakideath 2022/07/10(Sun) 12:18:02 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ「んぇ?」 ひっくり返った声を、不思議そうに見上げる。 引っ付いているカナイはじんわり、あたたかくて。 「……んふ」 ちいさく、含むように笑う。 抱え込むようにこっそりした笑い方は、昔から。 「こわがりやもん、なぁ。うらみち」 「……ぼくも」 (-206) 榛 2022/07/10(Sun) 12:57:08 |
【秘】 長女 カナイ → 不知 ミナイ「 ゆ ゆうれ、ぃ 。な… 」ピャッ、というような跳ね上がりかたをして、もごもご。 カナイの声は不明瞭で、それでも、怯えだけではないような。 「…… …どんな子が いるん」 (-207) 榛 2022/07/10(Sun) 13:20:53 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「 バッ!!! ここここ怖がってねぇよ!!!ガキの頃の、話だろ?!!」 子供の時は大層なビビリヘタレだったが今は違うと顔を必死に横に振る。 都会にいってビッグな男になってきたのだ(当社比) 「お前は今も変わらずビビりみたいだけどなっ!!!」 変な汗をだらだら流しながら、フン!とそっぽを向いた。 (-208) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 13:41:33 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ「 ピャッ!! ……ぇぅ… 」大声にびっくりした。 縮こまったあと、のろのろと弛緩して戻る腕が当たる。 漂う線香の匂いは、きみの近くから離れない。 「こ こわいけど、き 来たもん… 」「うらみちはなんで、ぃ いっしょあそび 来てくれたん」 「……こ こわがりなんに」 (-209) 榛 2022/07/10(Sun) 14:04:21 |
【秘】 不知 ミナイ → 長女 カナイ「多くの顔はわからない。靄みたいな物でさ。 色がぶわーって陰ってる。暗い煙が世界に浮いている。 泣いていそう、怒っていそう、苦しそう。 ……喜んでいる人はみないかな。 事故にあったんだって、殺されたんだって。 友達と仲直りしたいんだって、お家に帰りたいんだって。」 淡々と普段から見えている物を説明してから一区切り。 「 怖いよね。 できるだけ話しかけないようにしていたんだけど、 どうやらボクはここで幽霊と話してしまったみたい。 キミたちも、話してた くすくす、と、聞きたそうな君に優しく甘い声で囁く。 「―――優しくて、可愛くて。 好きな子を好きだった気持ちをずっと大事に思っている子」 (-210) toumi_ 2022/07/10(Sun) 14:07:13 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ焼けた肉の臭いがする。 蚊取り線香の煙が、仄かにたちのぼる。 いつもの夏を切り取ったような、日常に漂っていた香り。 ぁ 集める て。 縋る手が焼かれるように熱い。 きらきら綺麗なだけの糸は鋭くて、 「どうや ……って」 ぼくが見たかったのはそんな、おかしな幻じゃなかった。 ▽ 焼けた肉の臭いがする。 (-212) 榛 2022/07/10(Sun) 14:56:19 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ「あは」 「き 決まってる 青褪めた顔が、乾いた笑いを漏らして。 壊れた蛇口みたいにぼとぼと言葉を吐いていく。 「ぼくでも。わかる、ぞ」 「なぁ、こずちゃん」 「……こ 」 「ころすん か」 ぼた、ぼた。 大粒の汗を落として、ぐる。間の抜けた音。 誰のだ。 焼けた肉の臭いが、渦巻き型の夏の香りを覆っていく。 「せ 先生、に なりたいから、か ?」 (-213) 榛 2022/07/10(Sun) 15:01:04 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「……はぁ、わりぃ……」 虚勢を張りつい大声をだしてしまい、また相手を怯えさせてしまった事に気付くと、自分を落ち着かせるために深く呼吸をしながら謝罪した。 「………」 嘘をつこうと見栄を張ろうと、相手にとっては昔の素の自分しか映っていない。 「………会いたかったし…、ぉ……皆に」 諦めたようにポツリと本音を零した。 もにゃもにゃと口ごもるようなしゃべり方は昔の自分に似ている。 (-214) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 15:07:28 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ「ん…」 大丈夫、というように頷いて。 それからちらと覗き見える、懐かしい幼馴染の昔の顔。 「……んふ、ふ」 「ぼくも。うらみちと また遊べて…嬉しい、ぞ」 それはきっと、お互い様。 ずっと昔のカナイはよく喋って、男みたいな口調だった。 (-221) 榛 2022/07/10(Sun) 15:24:27 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「まぁ、俺も………田舎はやだけど、お前らとまた遊べんのは…… 嬉しぃ…かな 」照れくさそうに言いながら後頭部をかしかしとかく。 「お前も、ちょっと変わったか?」 (-222) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 15:50:50 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス栗栖が次々と放り込むはやさに、目を回す。 ひとまず、どうにか引っ掛けたのは最後の言葉。 「……欲しかったもの?」 きみが。えっとつまり……カナイ、が。 んぅ、とか、ぅぇ、とかなんとか。 小声で鳴きながらうんうん唸りはじめて。 (考えろと言われて考える、たぶん学校の宿題をしているときと似たような光景となった。) 「 んぁ…… はっ」目をひらいて。 ぱちぱち、瞬きののち。 「ほ ほしがりじゃ ない… 」周回遅れの、よわよわしい否定をぺそ、と投げつけた。 (-223) 榛 2022/07/10(Sun) 15:52:32 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ照れくさそうな素振りを見る。 一段と小さな声の最後までを拾って、目を細めた。 「…んぅ。か かわったかいね」 「うらみちは、お洒落さんになっとぉ よなぁ…」 そうして、自身の変化には無頓着。 明るい色の髪と、面影が残る横顔をじっと。 (-231) 榛 2022/07/10(Sun) 18:55:51 |
【秘】 長女 カナイ → 不知 ミナイ「…… 」 絶句、のような。 空白があいて。 「そぉか、あ」 「ゆうれぇ、と。ぼくも、喋っとったん、なぁ」 どの子だろ、と呟く。 聞き出そうというよりか、つい漏れた独り言といった感じに。 (-232) 榛 2022/07/10(Sun) 19:02:29 |
【秘】 不知 ミナイ → 長女 カナイ「知りたい? 教えてあげるよ」 「あの子は知られること気にしていなさそうだ。 ただ、――揺蕩っている」 信じてくれるんだね。驚いて居るはずなのにね 「一人目は深雪くん。 ――――きっとまだいる。 ボクはその子を見つけてあげようと思う」 痛みや苦しみを感じることが生者の特権だ。 恨みこそあれ何も感じなくなることが死者だ。 「かわいそうだから。 鹿乃くんは、どう思った? これを聞いて」 ――――今この瞬間だけでも。 彼らは手に入れたのだろうか。 態々、生きる辛さと苦しみを。 喪ってから気付く、命の重みを。 それは、幸せな事なのだろうか。 生き地獄なのではないだろうか。 (-239) toumi_ 2022/07/10(Sun) 20:20:36 |
【秘】 チャラ男 ウラミチ → 長女 カナイ「だろ!?向こうでは皆髪色染めてピアスとかもバチバチなわけ! 俺も、元々金髪だったんじゃね?ってぐらい似合ってるっしょ?」 お洒落と言われればご機嫌な様子で自分の前髪を一房摘み上げた。 「お前もなんか染めてみれば? ピンクとか赤とかさぁ」 そう言って大胆にもあなたの頬にかかる髪に触れ掬いあげた。 (-240) kotorigasuki 2022/07/10(Sun) 20:33:52 |
【置】 出席番号 縺斐a繧薙↑番 カナイ────起立、気をつけ。 どこか懐かしさを覚える、快活な声が脳の裏を焼く。 んぁ、と間の抜けた覚醒。 鳴き声の主は、がばりと身を起こす。 大きな、長袖のパーカーを身に纏った小柄な少女だった。 着席の姿勢を保った少女が居るのはどこか暗い一室のようで、目の前の机に突っ伏して眠っていたらしい。 窓から鈍く刺しこむ月明かりのほかに光源は存在せず、掛け時計のあるべき壁にはその痕だけが残されて。今が何時なのか、見当もつかない。 すぐにでも窓の外を見に行きたかったけれど、逸る気と裏腹にどうにも手足に力が戻らない。 次第に思考も霞がかって、只ぼんやりと月の光に照らされていた。 じりじりとした時間が過ぎて、薄闇に目が慣れた頃。 再び正面に視線を戻せば、黒い板が目に飛び込む。 壁を横切る堂々とした質量に加えてこちらを向き鎮座する教卓とくれば、ここが教室であることは一目瞭然だった。 自分は、一体いつから眠っていたのだろう。 不安を覚えた少女は、ぐるりと辺りを見回す。 静けさが耳に痛いほどで、毛羽立った居たたまれなさが際立つ。 息を潜めるように、焦れったい程にゆっくりゆっくりと正面から視線をずらせば────視界の端に、人影が、引っ掛かる。 誰かが、斜め前の席に突っ伏している。 皺の寄ったシャツが月を反射して、白々と冴えていた。 いつからそこに在ったのだろう。ひぅ、と息を呑む。 しっかりとした体格を表すような広々とした背中、男の子のように見える。 身じろぎ一つしない背中が、生物の形をした置物のようで薄ら寒い。 肩越しにどうにか彼の顔を見られないかと思い立ち、座ったまま首を伸ばすと、 (L7) 榛 2022/07/10(Sun) 20:58:56 公開: 2022/07/10(Sun) 21:00:00 |
【置】 出席番号 縺斐a繧薙↑番 カナイ頭には、見慣れた麦わら帽子 。雲間が途切れ、窓から入る光がさっと床を照らし出す。 埃を掻き分け踏んだ幾つもの、人と猫の足跡。細く、僅かに伸びた赤い痕跡。 つん、と鉄臭さが少女の鼻をつく。 些か唐突に過ぎるそれは、路傍の石が不意に思い出されたようなものだった。 記憶の底から立ちのぼるような、まだ新しい血の匂いは、一気に生々しさを以って少女に迫る。 ―――え? 息を殺していたことも忘れ、跳ね上がるように立ち上がる。 しかし間もなく追いかけてくるはずの、 椅子の倒れる音は、いつまで経っても響かなかった。 (L8) 榛 2022/07/10(Sun) 20:59:31 公開: 2022/07/10(Sun) 21:00:00 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新