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【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花自分と反対に落ち着いているから。 好奇心が旺盛そうだから。綺麗なものを知っていそうだから。 ぽつぽつと理由らしいものはあるけれど、野暮だから省略。 いらないものは削ぎ落して、ほっといて、 駄洒落も見ないふりをして 君にほしをひとつ。おまじないをひとつ。 頬が赤いのに気付けばじっと見詰めるけれど、 無理に視線を合わせようとすることはない。 ただへにゃへにゃと緩く笑っているばかりだった。 「えへへ、褒められちゃった。照れるぜ。 君は実はかわいいの才能がすごいあるから誇ってね。 ……っとと、そうだ。なんだか僕は咲花くんの時間を、 とっても長く占拠しちゃってる気分になってるんだけど…」 一応。どうかな。そうじゃないかも。そうかも。 少しぬるくなった暫定ココアを一口やりながら、 ▼ (-344) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:53:03 |
【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花「ボク、お邪魔してないかな。何か本を読んでたでしょ? 何の本かは知らないけど、 その、…… 」言葉をごにょごにょ濁して曖昧にして 黙り込んだ。 邪魔なら帰るし、そうじゃないならもうちょっと居たい。 きっとそういう事が言いたかった、はず。たぶんそうだ。 (-345) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 19:53:44 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「将来的には独り立ちするだろうしねー。 あ、秘密とか関係なくね。 やっぱ好みの家に住みたいよ〜」 こちらもピザを頬張る。 チーズが伸びる…… 「ああ、そっか。 今動くとすぐ大学と高校で分かれるんだなあ……」 同じ学校に通う必要も、予定もないのだが、 そんなことを考える。 (-346) serikanootto 2022/02/04(Fri) 19:55:11 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 3年 偉智 要「──わからない。 今までの常識が、 そんなすぐに変わることはないから。 けれど──」 「──偉智さんは昨日、自分を欠けてるって言った。 それがどうしてなのか、あたしにはわからないけど。 欠けてる同士なら、きっと。 少しでも、ほしいものに近づける。 奏でたい音に、近づける。 そんな気がする」 「だから、偉智さん。 あたしと、ツインを弾いてください」 答えは出ている。 けれど改めて、少女はあなたを見やり、微笑んだ。 (-347) Rindo17 2022/02/04(Fri) 20:10:53 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃「──」 「あたし、凛乃さんの瞳、好きだな」 ぽつりと、いつかの鏡移し。 「 あのね、凛乃さん。 あたし。 人間じゃあ、ないんだ」 あなたをまっすぐ見据える翡翠の瞳。 揺らがず曇らず、いつもそこにある。 「凛乃さんが褒めてくれた、この目も。 ぜんぶ、つくりものなんだ。 あたしは、アンドロイドだから」 「──黙ってて、ごめんなさい」 視線を逸らすことなく、告げる。 けれどその語調から、 悲壮感はあまり感じ取れないだろう。 まだ告げたい言葉には、続きがあるからだ。 けれど今は、あなたの返事を待つ。 (-348) Rindo17 2022/02/04(Fri) 20:13:18 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗「ふふっ、何よかわいいの才能って」 あなたらしい独特な言い回しに笑いが漏れた。 彗さんの方がよっぽど可愛いわ───という言葉は胸の内に留めて。 カップを揺らして残りのココアを一気に呷る。 「本は好きだけれど、友達と秤にかけるほどじゃあないわ。 遠慮する必要なんて無いのよ」 ブックカバーの上から表紙を撫でて、あなたの頭も撫でて。 (-349) 雪野 2022/02/04(Fri) 20:14:01 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃「俺もいずれは一人暮らししたいけど、元々関東暮らしだからなー。大学までは多分実家だよその先はわかんねーけど」 実家は実家で楽なのだ。 家事をしなくていいというのは非常に楽であるし、餓死にする事は間違いなくない。 「俺今2年だもん、俺の頭じゃ飛び級とか絶対無理だしな」 あっつ、と言いながらもピザが美味しくてどんどん食べている。食べざかりは食べるのも早かった。 ちゃんと噛もう。 (-350) eve_1224 2022/02/04(Fri) 20:18:24 |
【置】 コウコウセイ 夜川 彗今日のいつか。いいや、今日の夜。 きっと今日も夕食後に一人で外へ抜け出した。 誰もついてきていないのをきちんと確認して向かう先は、 やっぱり変わらずコンビニなのだけれど。よって以下略だ。 以下略、省略、省いて、今はあったかいコンビニ袋を持って、 誰もいない道の真ん中でぼーっと夜の星空を見上げてた。 幾つもの星を眺めて、辿って、 「流れ星、ながれぼし……」 ゆびさした。 名前も無いちっぽけな星屑がひとつ、またたく。 「猫になりたい。かわいくて、ふわふわ。」 もうひとつゆびさした。 置いていかれた星屑がもうひとつ、またたく。 「人魚になりたい。綺麗なうろこ、素敵なうた。」 もうひとつゆびさした。 誰も知らない星屑がもうひとつ、またたく。 「お菓子の家の魔女、つきうさぎ、ほかにもいっぱい。 ぼくはきれいなもの、きらきらがいい、……」 指をさすのをやめて 胸の前できゅっと手を組んでも、 星は幾つも瞬いて、流れて、消えていく。 異様な流れ星達を仰ぎ見て黙り込み、 (L1) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:22:17 公開: 2022/02/04(Fri) 20:55:00 |
夜川 彗は、何処かで首を横に振った。 (a58) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:22:36 |
【置】 コウコウセイ 夜川 彗「 ! !!」 ぱっと笑みを浮かべてはくはくと唇を動かす。 この世界では通じない言語で、 お星さまにおねがい! 「 !」 「 !!」 「 ?」 「 ! !」 「 …」 「 !」 「 …〜!!!」 唇がかわいてしまうまで。 喉がひりひりしてしまうまで。 もしくは、寒さにかじかんでしまうか、星がやむまで。 随分と長いことお星さまにお願いをしていたに違いない。 真白な息を吐いて、何度も何度も飽きずに願って 願って ―― きっとすべてよくなる。だから、だいじょうぶ。 (L2) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:25:22 公開: 2022/02/04(Fri) 20:55:00 |
【秘】 平静 戸森 夢彩 → コウコウセイ 夜川 彗手元を見られていると、ちょっと気になったけれど。 少し首を傾げたくらいで、すぐにいつも通りのリラックス状態になっただろう。 ポテチを1枚頂いて。 「無理矢理暴いてる感じが嫌って感じ。 秘密にしてること、暴かれるのが気持ちいいわけないし。 空気が明るい方がいいってのはそうだけどさ〜。 ま、今こうして皆前向きなのは良い事なのかもね」 他の皆も明るい秘密ばっかりだったらいいよね、ともう一枚ポテチを口の中に入れた。ぱり。 (-351) otomizu 2022/02/04(Fri) 20:29:35 |
【人】 ごく普通のおてんば娘の 山田 花子『インスタントカメラのなんだけどね、ちっちゃいとき、その場で写真がプリントされるのを見てからかなり嵌っちゃった』 (44) maker_igara 2022/02/04(Fri) 20:30:16 |
【秘】 村人 久瀬 真尋 → 平静 戸森 夢彩「 想像通りにヤバかった が、考える。考えさせろ、とりあえず――真面目にお前が納得できる相手探す。 それまで耐えきれない分をどうするかも一緒に考える」 おっとっと。 耳元に近寄られた弾みにその甘さと妖しさに目を細めた。 若者にはよくないな、まったく。 記憶をけすだとか、惚れさせるだとかの不思議はないのだろうか?ハーフというのも大変だ。 「そういうからだ? なんだから仕方ねぇし。 ……キスだけでよかったりしねぇかな同姓でもセーフだとか。 なんとかなるだろ、お前一人じゃなかったら。な? ひどい目に遭わせたくない分、お節介してやるよ」 安請け合いではないと、目の前の頭をわしゃわしゃと撫でた。 今日はなにか云々を起こすのはダメだといいつつ、 どんなことが起こるのかも今後聞いていきたい。また時間はとるだろう。 また再び話すこともあるだろうし付き合いもある。 「ここで好きなやついねぇの……? ここですめば楽なのに」 そんなことをぼやきながら30cmぐらいまた距離をとった。 それは不用意に近寄らないためだけの距離感だ。 (-352) toumi_ 2022/02/04(Fri) 20:31:35 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜好きと言ってくれた瞳でもって、あなたの瞳を見つめる。 これも幾度となくしてきた所作だ。 「つくりもの、アンドロイド、か」 改めて口にされることで、 より納得できる気がする。 「……伝えてくれて、ありがとう」 どうあろうと変わらないというのは、すでに告げている。 だから、あなたの自分の言葉で、という意思を、 有り難く受け取るのだ。 (-353) serikanootto 2022/02/04(Fri) 20:33:45 |
【秘】 3年 偉智 要 → 調律 水銀 莉桜「僕も、急に変わるのは難しいから…わかるかも。」 少し瞼を伏せ、少し白い息を吐く。 「夢、あったけど…ずっと、諦めてたり。 誰かに想われる事も、こわかった。 今は、少し…変わったけど、まだ、欠けてる所も多い、かな。 欠けてる同士…うん、そうだね。 こちらこそ、よろしくお願いします。」 奏でたい音は、一緒に弾いていけばわかるかもしれない。 微笑みに頷き、そっと鍵盤に触れる。 (-354) kou0957 2022/02/04(Fri) 20:37:19 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「じゃあ……一年待つかぁ……と思ったけど、 その間何してるのって話よね。 一人寂しく大学に通いますか……」 いつのまにか同じ大学に行く前提の話になっている。 迷惑な話かもしれない……。 「いや食べるの早いわ」 パスタもピザもゆっくりペース。 味わって食べているというほどでもないが、 そこは単純に性別差かも。 (-355) serikanootto 2022/02/04(Fri) 20:38:26 |
【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 1年 早乙女 咲花かわいいの才能は可愛いの才能!なんて、 帰ろうか帰らまいかの話をする前は笑顔で言ってたんだろう。 が。閉じられて置かれたままの本の方へ視線がすいとずれ、 ちょっとしたきまずさと、それから、言い出し難さにもごついた。 「……!!」 けれども君の手が頭に乗ればぱっと表情が晴れる辺り、 単純明快。分かりやすい。お気楽な生き物だった。 ぐぐーっと手に懐くこともしておこうね。猫みたいに。 「じゃあ、今日は傍にもっといる! 折角だから読んでる本のお話、聞かせてよ。 どんな本なのかとか、なんなら一緒に読んだりしよ?」 (-357) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:39:37 |
【独】 ダンサー 堂本 棗/* そういえばさいごにPL予想しておこうね。 一葉:あどさん(ステルス解除済) 戸森:音水さん 久瀬:みんさん 氷室:芹香さん 確信持ってるのここまで。 ぽるてぃさんどこ……?どこぉ……? 白にいる人なんだよなー。でも累とか不破ではないとおもう、うーん。 (-356) eve_1224 2022/02/04(Fri) 20:39:59 |
【置】 3年 偉智 要あったかい気持ちをくれた君達が 優しくしてくれた君達が 凄く、大切。 こんな事初めてで、ゲームに戸惑う事もいっぱいあった。 心配をかけた子達、ごめんね。ありがとう。 先の事なんて、考えた事もなかった。 いつか眠っている時、死んでしまうかもしれない事が怖くて 僕の周りは、いつも、とても寒い。 ここに来て、少し変われたなら それだけで僕は、十分。 ありがとう。本当に、あったかくて、怖いなーって気持ちは、凄く楽になった。 毎日、皆があったかくなる事。願うよ。 (L3) kou0957 2022/02/04(Fri) 20:40:09 公開: 2022/02/04(Fri) 20:55:00 |
【秘】 村人 久瀬 真尋 → 2年 不破 彰弘「あて、ねぇ。 とりあえず――」 買い物が終わればそれらを大体押し付ける。 本当にあなたのためにかったのだ、間違えて買ったものもあるけれど。 そのときか。はたまたあとの時間か。 あなたに住所は教えるし、教わろうとするだろう。 電話番号も聞いて、SNSも登録させる。 「連絡はするだろ、遊べるだろ、デートもなんだってできるだろ。 年賀状だって、送りもんだって送れる。他にほしいもんはなんだ。 言えよ、お前の事なんざしらないが。無理やり奪われないとどこにもいけない姫様みたいに大人しくしているな。 みつかるだろ、期待しようがしまいが。お前が見えてないものなんていくらでもある。少なくとも俺はこうして構ってるんだからな、忘れんじゃねぇぞ。」 (-358) toumi_ 2022/02/04(Fri) 20:41:27 |
【秘】 コウコウセイ 夜川 彗 → 平静 戸森 夢彩しょっぱいものを摘まんだら甘いものを。 甘いものを摘まんだらしょっぱいものを。 それを繰り返しながら、君の話に頷くけれど、 何だか分かってるような分かってないような曖昧な表情だ。 ちょっと首を傾いだりもするのかも。 「結局いつかはバレるなら、結果だけ見れば同じじゃない? 隠し通せる秘密ってあんまりないんだしさ。 まあ、それを政府にゲームとして提供されてるのは… 悪趣味だなって思うぐらいで。あんま考えたことなかった」 前向きに関しては頷きを二度程返した、のと。 明るい秘密という言葉にちょっと目を丸めた。 明るい秘密、例えば…… 「……実は電球、とか?」 残念なことに 文字通りな方に思考が飛んだ。 (-359) junkie_0u0 2022/02/04(Fri) 20:45:41 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃「なーに言ってんのー? 氷室ちゃんならちゃんと友達できるって すぐそんな事言ってるのなんて忘れると思うぜ、俺」 同じ大学に通おうと思ってるなど気づいてもいない。 なぜならこの男、運動一本なので大学もその方向。 明らかに分野が違うと思っている。 「ん、そうかー? 急いでるつもりはねぇけど……あぁ、一口の大きさが違うんだな、これ!」 ピザの食べた部分を見ればわかりやすいだろうか。 ついつい大きく行ってしまうのは、ファストフード慣れしてるからかも。 (-360) eve_1224 2022/02/04(Fri) 20:45:52 |
【墓】 ダンサー 堂本 棗これは何処かの時間軸。堂本棗は夢の中に居る。 ――これは、ある僕らの夢の終焉。 「でも、俺。 記憶があって嫌だって思ったことはない。 ずっと大事で、大切で、エリーゼを手放そうと思わない」 『それとこれは関係がありませんわ。 私はただの傍観者、だけど消えたりしませんのよ。 ずっと、ずっとあなたの心の奥底にいるの。私より昔の前世の人たちと一緒に。 消えずにずっと、あなたの魂にきっと刻まれてる』 『棗なら、大丈夫。 だって世紀の悪魔と呼ばれた、この私の後世なのよ。自信をもちなさい、バカ、バカ棗』 「さっきからバカって言いすぎじゃん!?」 言われて嫌な、バカじゃないけどさ。 今、俺を見る君は、絶望にくれた顔なんかじゃなくて、幸せそうに笑ってる。 『あなたの時間をしっかりと歩いていくあなたを、私は誇りに思うわ』 だから正直に生きてね。 (+90) eve_1224 2022/02/04(Fri) 20:47:02 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 嘘 氷室 凛乃「うん、──それで、ね」 あなたが、その事実を受け入れてくれることは、 すでに分かっている事柄だ。 だからこれは、そんな単純な 確認のための儀式ではない。 「──あたしは、みんなとは、 凛乃さんとは、違うけれど。 ここで過ごして、 あなたと一緒にゆっくりして、 とっても、──とっても、楽しかった。 ほんとうだよ。うそじゃない。 ──あのね。 また、こんな風にできたらいいな、って思う。 できるなら、ずっと。 そうしたいと思う。 あたしの試験稼働がいつまであるのか、 どこまでパーツの換装を行って、 大人への成長をテストするのか分からない。 足並みがずれることもあるかもしれない。 でも、その、いつかが、訪れるまで、凛乃さん」 「あたしと、ともだちで、いてくれますか?」 (-361) Rindo17 2022/02/04(Fri) 20:47:05 |
【秘】 調律 水銀 莉桜 → 3年 偉智 要「──うん。 お互い、まだまだなんだね。 じゃあ、きっときっと、探していこう。 欠けてたって、瞬いてる、 きれいな、星を」 そっと、鍵盤に指を添える。 「──ちょっと長いし、ちょっと難しいよ。 あたしはばっちりメモリーに記憶してるから、 ついてきてね、偉智さん! ──『きらきら星変奏曲』!! 」 そうして、音が跳ねる。 (-362) Rindo17 2022/02/04(Fri) 20:49:29 |
水銀 莉桜は、奏でる。欠けたもの同士で目指す星。『きらきら星変奏曲』のツインを。初めて誰かと一緒に。 (c43) Rindo17 2022/02/04(Fri) 20:51:13 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗「いいわよ。 あなたも気に入ってくれると良いのだけど」 よしよし、なんて声に出しながら 本を手に取って二人で読める位置へと持ってくる。 どんな文学作品かと思いきや、ライトノベル─── 個性豊かなキャラクター達がドタバタな学園生活を送る コメディタッチな物語だ。 このキャラがお気に入りだの、何巻のここが面白いだの、 いつになく饒舌に語って聞かせることだろう。 (-364) 雪野 2022/02/04(Fri) 20:53:56 |
一葉 梢矢は、温かいものでいっぱいで、満足した。 (c44) backador 2022/02/04(Fri) 20:54:15 |
【独】 文字食う紙魚 蛇神 阿門例えば誠にこの催しをひらいた人間は、悩みを抱えた人間を救うためなのだろう。 人の心の内側に閉じ込めたものというのは守ることはできたとしても、 救うことはできやしない。暗闇の中を頭を隠してやり過ごすに等しい。 多くのものはここで悩みを打ち明けて、自らを解放し。 かけがえのない縁を手に入れることができたのだろう。 そうでないものであってもきっと、誰かを助くことができた。 それは、人生においてかけがえのないことなんだろう。 きっとみのりのあることばかりが、全てではない。 何も得られずやり過ごすことが、では、未熟で無益なことか。 ――そうかもしれない。 少なくともここにいた多くの者にとっては、そうなのだろう。 自らを打ち明けず、他の秘密に多く干渉せず、誰とも寄り添わなかったものは。 きっと、"かわいそう"なのだろう。 他の手を振り払ってここまではるばると来て、 一世一代機会を逃して、ただ、自らの殻に閉じこもるばかり。 嘲笑の的がそこにあるだけなんだろう。 (-363) redhaguki 2022/02/04(Fri) 20:54:15 |
一葉 梢矢は、たぶん世界で一番幸せな狐だ。だと思った。 (c45) backador 2022/02/04(Fri) 20:54:32 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「――」 あなたの言葉を、一つ一つ受け止める。 たとえ氷室があなたを莉桜として、 個の一人として扱っても、 違う存在であること自体は覆りようがなく、 だから、いつまでも一緒というわけにはいかないんだろう。 あなたの言でいうところの、『いつかが訪れるまで』。 永遠に続く縁というのはそうそうないのかもしれない。 (-365) serikanootto 2022/02/04(Fri) 20:58:09 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜それでも可能な限り、 一緒にいたいというのは自分だって同じだ。 ここでの時間も、 今こうやって一緒にお風呂に入っている時も、 得難い、大切な時間で、楽しかったのだ。 「……こちらこそ。 こんな家の生まれな私だけど。 莉桜ちゃんが一緒に歩いてくれる限り。 もしどちらかが遅れても、待ってくれるなら。 待てるなら」 「……ずっと、友達でいようね」 (-366) serikanootto 2022/02/04(Fri) 20:58:13 |
【置】 ごく普通のおてんば娘の 山田 花子一人( だと思っていたところで )山田花子は 「──わたしを 呼んだ?」 レクリエーションルームの時と似たようなステップを彼女はかわいらしく踏んだ。 キラキラした光と音が出て、身に着けているものが300%くらいぽんぽんと魔法少女らしいものに、次々変化する。 『 あなたがよんで! 』 「 わたしは あなたを よんだなら! 」 °˖✧◜✧˖° 「トラブル、お悩み、願い事」 『ぜんぜんぜーんぶ解決クロスが解決!!』 『……対応が遅れて、ごめんね?』 (L4) maker_igara 2022/02/04(Fri) 20:58:41 公開: 2022/02/04(Fri) 21:00:00 |
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