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人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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[ ────ああ、ずるいなぁ、と一体何度思ったことか。
  "私のことが好きだから"。
  他の誰でもない、"私"を明確に求めてくれるその言葉。
  誠実で、叶わない未来の話はしなくて、結べる約束だけを
  硬く結んでくれる、そんな "貴方が" 好き。 ]


  ……────ッ ん、ぅ…っ


[ …とはいえここは人通りの多い屋外、なので。
  舌の熱が交わる度に鳴ってしまう水音と
  零れる吐息ひとつにさえ、緊張で心臓が鳴っているのに。

  じく、と疼くお腹の奥を此方も我慢したのだから
  不埒な手をどうにか制御した貴方と、これでおあいこ。
  ……ですよね? ね? ]

 

 

[ どうして今言ったか。
  男の事情を身も心も女の自分が察するのは難しい──
  ……とかではなく、考えなしに言ったわけでもなくて。 ]


  …………だって。
  
夜綿さんが嫉妬させるから……。



[ 本当はね、夜に言うつもりだったんです。
  でも、思った以上に
  他の女の人と近い距離で、匂いを移されて帰って来たのが
  心のおもちを真っ黒焦げにしてしまったみたい。

  夜綿さんを一番幸せにしたいのも、出来るのも、私。
  ────…一緒に幸せになれるのも、私だけ。


  「二人で」作る"しあわせ"のひとつ。 ]

 

 



   [  それじゃあ、もっと
せにしたいな。
        ────幸せプラス、まだ有効ですか?  ]


 

 


     ………… ぁ、あぅ、 あの、


       いまそういうこというの だめです……


[ 言い出したのはこっちだけれども。
  必要以上にどうして意識させてくるんでしょう、
  いじわる。ばかばかばか。
  覚悟なんてとっくに決めているからこそ、考え過ぎて
  頭が強火で茹でられたみたいに思考がぐちゃぐちゃだ。


  確かに練乳の時、ちょっぴり煽った自覚はあります。
  ──……仕返しですか? ああもういじわる! ]

 

 

  ひゃぅっ、!?


[ 背中へ回していた腕の内側、日頃人目には触れない部分。
  腕を上げさせられ、脇に近い部分を吸われると
  まっしろな肌に鮮烈な赤が咲いて、声が零れた。

  オフショルダーだから痕はつけちゃだめって、
  あんなに"待て"をしたのに、最後の最後にしてやられた。
  寧ろこの服を選んだのが悪手だったかもしれない。 ]


  ……ッもう、ばか、
  痕つけないでって言ったのにっ!


[ 暫く腕を上げられないどころか、
  意識しすぎて腕を動かすのもぎこちなくなる気がする。 ]

 

 


  ……温泉、一部屋に一つ、なんですよね?

  一緒に入ります、から!
  ちゃんと他の人の匂い落ちたかどうか、
  自分の目で確かめたいので!


[ ぷいっと顔を背け、口早に紡いだ内容は果たして
  貴方にとっては予想内か、予想外の爆弾か。

  ともかく数十分後にチェックインを済ませて
  部屋に到着するまでは
  一切片腕を動かそうとしない不自然な白うさぎがいた。* ]

 

[真昼間の車内で濃密な口接けを交わしている。
駐車場は広いし平日ということもあり前後左右には停められていなかったから、少しくらい声が漏れたところで即聞かれてしまうということはないだろうが。
それでも聞かれるかもしれないという危機感が鼓動を速め、
その鼓動を脳が興奮によるものと勘違いしたのか、
――或いは元から自分がそういうことに興奮する変態だったのか、
危険性を知りつつも暫く離してはやれなかった。

車内に消臭剤をスプレーして、不快な香水の匂いは目立たなくなったけれども、こんなに甘いキスをしていたら、興奮で立ち上る自分達の体臭が車内に充満しそうだ。
それは同行者に対して申し訳がないから、後でまたスプレーをしておこう。

自分が兆している、段階で。
彼女が鼻に抜けた声を堪え切れず出した段階で。
彼女の方も内から滲む情欲があったことは察している。

おあいこ――おそろい。]

[練乳の件では白うさぎさんの天然ぶりを痛感したものだけれど、
告げられた「お願い」のタイミングは、意図的だったようだ。

初めての夜に急いでしまった自分の慾に、
追いついた、ということだろうか。
嫉妬によってそれが早足になったようだけれど。]


 ……寂しくなっちゃった?


[言葉だけ聞いていれば、先刻の自分の行為で
放置されたことを指すようで。

そっと下腹を撫でる。
真白がよく表現する「胎で自分の熱を感じたい」という欲求を指すように。]



[  一生僕に
せをプラスしてくれるんでしょう?  ]
 
 

[煽った狼の獰猛さを思い知らせるように囁いた言葉は、
狙い通り真白の内側をざわつかせたらしい。

脳を鈍らせることに成功した狼は容赦をせずに白い肌を摘まみ食い。
怒られても笑うだけ。]


 首周りは綺麗なままだよ?
 腕を上げなければ大丈夫。


[そもそも女性の脇付近なんて、見せられないとじろじろ見ないものだろうし。

それでも意識してしまうのだろう、随分と動きが不自然だ。
くすくすと上機嫌のまま合流したが、二人には単にデートに浮かれた男にしか見られなかっただろう。]


[「一緒に入る」だって?

 ――"飛んで狼の腕に入る白うさぎ" ってところかな?]
 

――宿――

[荷物を置いて、ドアに貼ってある避難経路を一応チェックして頭に入れておく。
部屋によっては家族風呂が部屋とは別棟にあるようだが、この部屋は内風呂を挟んで続きの間のような構造になっているらしい。

つまり、内風呂で身体を清めてから露天に向かうも良し、
家族形態によっては内風呂だけで済ませる場合もあることを見越しての設計だろう。]


 マシロちゃん。
 ――外すよ?


[正面を向いて腕を回す。
首の後ろでチェーンの金具を外す間、前髪にキスをして。

脱衣所の湿気で傷んでしまわないように、部屋付きのドレッサーの上に置いておく。
服を脱ぐなら脱衣所のつもりでいるだろうか?

待てる筈がないでしょう?
コルセットスカートから、トップスを抜こうと触れた。]




 バンザイして、さっき僕がつけた痕、
 見せてみて?


[脱がせたら今日は明るいところで下着が見られるだろう。
オフショルダーって、ブラジャーはどうなっているんだろうね。*]

 

[ 問いかけられた言葉の真意は分かっている。
  ──彼の掌が、そっと優しく
  熱を慾して疼いたままの下腹を撫でたから。

  さみしい。……そうだ、二重の意味で。
  さっき離れていた時間への寂寞と、
  埋まらない胎の熱への寂しさが絡まり合っているのだ。 ]


  ……わかってるでしょ……。


[ 答えなんて、貴方なら とっくに。
  ────訊くなんてステップを踏まなくても。

  「さみしいです」と素直にか細く、百点の解答。
  ざわついてうるさい自分の身体が
  まるで制御が効かなくて、自分じゃなくなったみたい。 ]

 

 


 [  それさえ
せなのだから、
    貴方も私の
プラスだ。


      仕合わせて、──しあわせになって  ]


 

 

[ つまみ食いの位置は、それはそうなのだけれど!
  意識してしまうから痕を付けさせなかったのに、
  これでは計画が失敗だ。
  笑って白うさぎの文句を流す狼に、もう、と息を吐く。 ]


  ────……悪戯ばかりだと、お預けしますからねっ


[ なんて、例え実行したところできっと
  お腹が空いて我慢出来なくなるのは此方の方な気もする。

  手綱を握っているつもりが、
  ふとした瞬間にはしれっと取り返されてしまっているので。
  ──これが惚れた弱みというやつですか、先生?
  また今度、ゆっくり教えてくださいね。
  特別授業はもう勘弁、普通の授業でお願いしたい所存。 ]

 

 ― 宿 ―



[ その気遣いは大変とっても有難く存じます!
  恋人と過ごす自分、というのを多少見せることは承知だけど
  恋愛方向の察し合いで気まずくなるのは避けたいところ。
 
親戚のお兄さんみたいな位置にいる常連様と
兄のように思っている同僚がいちゃついている場面は、
たぶん、全人類気まずくなると思いませんか?



  ────なんて閑話休題は置いておくとして。
  好奇心旺盛な白うさぎは、部屋の造りをじぃーっと見つめ
  「ふーんなるほどね」みたいな顔をした。
  今度はちゃんと理解していますとも。

  荷物を邪魔にならないところへ置き、
  休むよりとにかく早くその匂いを落とさせようと
  先に脱衣所と内風呂へ向かわせようとした が。 ]


  えっ、


[ 狼さんは少しも待ってはくれないらしい。 ]

 

 

[ 首の後ろでチェーンを外され、前髪にキスが落ちる。
  銀色がしゃらりと音を立ててドレッサーへ置かれる音。
  まさかここで脱がされるとは露程も想定していなかったから
  零れた声音には、焦りが滲んだ。 ]


  ま、まって、せめて脱衣所…で……ッ


[ 言っている間に不埒な手がスカートへ伸び、
  オフショルダーのトップスを抜こうと動いている。

  ここで脱がされたら、明るい場所で下着も肌も
  全部見られてしまうのに。
  ──ああ、でも、"好きに喰べて"と 言ったのは、自分 ]

 

 


   〜〜〜〜〜……ッッ
   …………こ、ぅ ……です、か……。


[ 恐る恐る、緩やかに両腕を上げた。
  ぴんと腕を伸ばすのではなく、痕が見えるぎりぎりの位置で
  上げるのをストップして。

  とはいえそれも、服を脱がされるならば
  無駄な弱々しいうさぎの抵抗にしかならないだろう。
  オフショルダーは簡単に脱がせてしまえるし、
  コルセットスカートも、留め具を外せばするりと落ちる。


  顔を真っ赤にして、羞恥でふるりと震える白うさぎの
  今日の"食べられるための下準備"は
  ストラップが無い代わり、胸元でリボンを結ぶことで
  膨らみを固定する造りの、薄桃のレースブラ。
  ショーツも合わせれば まるでいちごのような。* ]

 

[驚きの声が上がる。
それもそうだろう。
まだここは部屋の中で、入って5分も経たない内に脱がせようというのだから。

席に着く前に箸を持つようなものだ。]


 今日は行儀悪くても許してくれるでしょう?


[聞く耳を持たない。
悪戯ばかりだとお預け?

もう十分待った。
ここは「ご褒美」と行きたいところ。

呪文のように伝えた「これからのこと」が効いているなら
真白も相当腹が減った頃だろう。]



 そう。上手。


[目を細めた。
恥じらいながら上げる腕の角度まで満点だ。
国語も体育も
成績表は間違いなくオール5でしょう。

逸る気持ちを抑えて生地を傷めないように脱がせる。
留め具を外してスカートを落とし。]


 ……さっき食べたいちごの果肉みたい。
 それともプレゼントかな?リボンついてるけど。


[このリボンは外せるものなのか。
端を持って持ち上げる。

片手をつい、と動かしながら、もう片方の手でベルトのバックルに手をかけた。
見なくても音で気づくだろう。
自分もここで脱ごうとしていることに。*]

 


[ つまり、今日はお行儀悪く喰べられるということ。
  それを承知の上で、初めての夜のあの快楽を憶えていて、
  なお差し出した約束の日。結んだ糸を解くのは今日。

  ぐちゃぐちゃのどろどろに蕩かされる、下準備。
  未だ知らない気持ち悦さと快楽を教えられて
  ────輪郭も朧になるくらい、今から二人、溶けあう。


  ……喉が渇いて、心臓がうるさいくらいに鳴って、
  さみしいままのお腹が"はやく"と訴えている。

  満たして。 貴方の 熱 で。
  充たして。 貴方の 愛 で、


        ──────……おなかが すいたの。 ]


 

 


  ……その、…………今日のために
  夜綿さんと そういうコト、したくて、買った…ので

  
プレゼント……です、



[ リボンは引っ張れば解けるし、ホックはフロントだ。
  あからさまに喰べられることを意識したデザイン。
  持ち上げた端を引けば、リボンの下にフロントホックが見え
  容易く下着を脱がせられることだろう。

  はずかしい。顔を覆ってしまいたい。
  弱々しく両手を上げたまま、視線をうろつかせていれば
  貴方に関しては何かと敏感な耳が金属の音を拾い上げる。


  ────まって、ここで、ぬぐんですか?
  見なくても彼が取ろうとしている行動が分かって、
  あう、と顔が火照っては
  既に聴覚から犯されているような気持ちにさえ。 ]

 

 

[ 彼が間近で身じろいだからだろうか。
  不意に、忘れかけていた別の──例の匂いが微かに届いて
  白へ戻りかけていた餅が黒く焦げた。 ]


  ……上だけ、私が脱がせても いいですか…

  や、です その服
  ────別の人のにおい、するもん……。


[ さすがにズボンを脱がせる度胸はまだない。
  が、まるで存在を思い出させるように香るその匂いは
  許せないので、シャツは自分が脱がせたくなった。

  小動物が必死にマーキングするような必死さだ。
  許しを貰えたなら、心をもやつかせる匂いを帯びた服は
  拙い手つきで脱がしてしまおう。* ]

 

[トップスを脱がせる時に手が豊かな胸に触れた。
偶然ではなく、態とだ。
合意の上で触る権利を得ているのに、
偶然を装って「ラッキースケベ」を狙う慾張り。

少し触れただけでも真白の鼓動が高鳴っているのが分かる。

明るい部屋で、脱衣所でもない場所で脱がされる羞恥。
これからされることへの期待。

空腹の音は自分からもする。]


 っ……!
 ホントにプレゼントなんだ?


[リボンモチーフはよくあるものだと思っていたが、
「そういう意図」の下着と聞けば、
可愛らしさが途端にいやらしさに変わって見える。

いやらしいことをする為に買う下着はどこで買うのだろう。
実店舗にそういう下着が普通に置いてあるなら
偶然手に取ったということも考えられるが

通販だとしたら、検索窓にはどんなワードが?
出て来た画像を見る間、サイズを選択し、カートに入れ、顧客情報と支払い方法を確定する間。
ずっと自分に脱がされることを考えていたのなら

どれだけ「食べられ待ち」だったことだろう。
嬉しさに口元が緩む。]



 ありがとう。
 受け取るね。


[しゅるりと解いた下にはホックが。
流石にずり落ち防止の為か、片手では外しにくそうだ。
手早く自分のジーンズを脱いでから両手で中央に寄せ、ホックを外す。

まろびでた双丘を目にして思わず感嘆の息を漏らした。]


 ……綺麗。


[下着だけではなく、身体そのものも今日の為に磨かれている筈で、
余計なシミや吹き出物もない滑らかな肌に、
身体を重ねる毎に色味が鮮やかになる胸の蕾。
あまりじろじろ見ていたら隠されるだろうかとも思ったが。]


 うん、もちろん。
 引き裂いてもいいよ。


[対自分にだけ感覚が研ぎ澄まされる白うさぎさんの餅が膨れる様子を見て微笑む。
真白が今日を思い出すならこの服は古着屋にでも売ってしまおうか。
引き裂くならば廃品回収で。

他人のシャツのボタンを外すには、両手を使うより他ないだろう。
黒こげの餅の救済を急ぐ真白は気づいているのかどうなのか、
既に上裸な以上、両手をこちらに伸ばせば乳房を隠すものは何もない。]