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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


 
「近頃は、随分と」

祭りに華やぐ街の喧騒。
時折紛れ込む雑音。
その音は鼓膜を揺らさない。

「幻聴がひどいな」

在り得ざる残響は真実のものではない。
否定的な言葉も、肯定的な言葉も、何れも幻聴でしかない。
そうでなければならない。

「だが、あんたの声だけは聞こえない」

「もしも漸く全てが正しくなり始めたなら……」

酒、異性、熱狂。



少々口を滑らせるくらいなら薬に頼らなくていい。
このどれか、もしくは全部を浴びせれば良い。

そうして得たものを流すだけでちょっとした小遣いになる。
大変有難い事に。

罪悪感が全くないわけではない、が。



ただし、



バレる訳にはいかない。決して。
万に一つでもこの小遣い稼ぎがバレた。

その時は――

【街中】

祭りの影響か、どこもかしこも賑やかな喧騒に溢れている。
さざめき行き交う人波を眺める少年は、どこか所在なさげに息をつく。
スニーカーのつま先が、トンと石畳を蹴った。

ラウラは、お祭りの様子を眺めに来た。 【街中】
(a6) 2022/08/09(Tue) 19:29:29

口元の笑顔は標準装備。余裕ありげな表情に大きな身体、仕立てのいいスリーピーススーツ、磨かれてぴかぴかと光を照り返す革靴。羽織った外套を風に踊らせ、肩で風を切って歩く男は、まあそれなりに目立つ方。

君はため息をついて、足元に目を向けたのだろうか。

「君、一人?」
「子どもが一人で​────迷子かい。どう、良ければ僕が保護者に」

俯いていたならぴかぴかの革靴が、顔を上げていたなら柔和な笑顔が、その目に映ったことだろう。

【人】 piacere ラウラ

【カフェ:colore】

元々繁盛している店ではあったが、祭りともなればいつも以上に大忙し。
キッチンでは忙しなくシェフ達が動いているし、ホールではスタッフがそうある訳だ。

そしてそれは、女にとっても。

入店する客がいれば声をかけたり、注文を取ったり。
水が少ないのを見れば注ぎにいったり。皿を下げたり。

普段はぼんやりとしているように見えて、動きは機敏だ。
(55) 2022/08/10(Wed) 13:12:02
ラウラは、今日一日はそうして過ごす。忙しなさは嫌いではない。
(a14) 2022/08/10(Wed) 13:12:28

ラウラは、ひと仕事を終え、アジトへと。
(a19) 2022/08/10(Wed) 22:51:00