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人狼物語 三日月国


103 【身内RP】森奥の工房【R18】

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視点:


【人】 ツァカリ

 
[元気な返事だ。>>3
 色が白くて若く見えるが、
 実際とても若いのかも知れない。

 それにしても────、
 今日初めて逢ったばかりの遊牧民の自分に
 ひと月も寝泊まりして良いとは
 なんて親切な人だろうか。>>1:20

 辺鄙な場所に住む職人だと聞いて
 「きっと気難しい性格ですよ……」と
 脅かしてきたのは同行のエストレラだ。

 予想と真逆で
 とても友好的な御仁であったと
 後で教えてやらなくては。]
 
(8) 2021/11/02(Tue) 8:20:06

【人】 ツァカリ

 
[追加の我儘も許された。>>4
 部屋の中の自由まで許されてしまうと
 少々、防犯意識が心配になるが……、
 信用して貰えている気がしてくる。

 彼は食事より装具製作に
 熱中してしまう性質らしい。>>4


  庭も部屋も助かる
  ダアト殿は食を疎かにしがちか
  食事は日々の潤いだぞ


[自分達は遊牧もその間の食事も
 生きる為ではなく娯楽でしている。
 特に、民族全員で作る昼食など、軽い祭り状態だ。]
 
(9) 2021/11/02(Tue) 8:20:25

【人】 ツァカリ

 
[ただ、朝と夕は────…]
 
(10) 2021/11/02(Tue) 8:20:32

【人】 ツァカリ

 
[……やけに嬉しそうな表情を目の当たりにすると>>5
 思考が霧散していく。]


  では、三食は任せて貰おう


[とても不思議な人だ。
 そう認識せざるを得ない。]
 
(11) 2021/11/02(Tue) 8:20:48

【人】 ツァカリ

 

  ああ、良いぞ


[触れる許可は即座に出した。>>6
 姿勢は彼に向けて片腕を掲げたまま
 少しも乱れていなかった。
 肩から先へ、筋肉の詰まった皮膚の上を
 温かい手のひらが伝っていく。
 胼胝だろうか、滑らかに動く手指には
 硬い所も感じられた。
 手つきは優しく、労られているようで心地よい────。]
 
(12) 2021/11/02(Tue) 8:27:44

【人】 ツァカリ

 

  ああ、任せる


[型取りも整形も、専門家の思うが儘に。>>6
 腕を信じて託す、それだけだ。

 彼の長い指が、十字の疵口に伸びる。>>7
 
(13) 2021/11/02(Tue) 8:28:14

【人】 ツァカリ

 
[突如、それまでと別の感覚が込み上げた。
 髪と同じ、宵闇色の睫毛がザワリと揺れる。]


  っ …………痛みや疼きは、無い


[身体の内側の、奥の方が、
 ぞわぞわと波立つような感覚。
 これまでの人生において未知のものだった。
 思わず息を呑んだが、考え──、
 快か不快で言えば、後者ではなかったから……、
 困惑気味に問い>>7を否定した。
 声は、掠れてしまった。*]
 
(14) 2021/11/02(Tue) 8:30:25

【人】 ツァカリ

 
[覗き込むようにされて交わっていた視線を>>7
 自分から外してしまっていた。
 それは、普段なら絶対にしないこと。
 自然界において、目は先に逸らした方が負けだ。
 狼や魔獣相手にもそうしたことはない。

 本当に、と訊ねられると>>20
 平常ではないのが見透かされたようでドキリとし
 腕の断面に顔を向けたまま目線だけ彼に戻した。
 自ずと上目遣いで伺う形になる。
 己を見つめる彼の眼差しに、妙な気迫が感じられる。]


  ここ一週間、…… っ  
く、
……


[重ねられた問いに答えようとして、再び息を呑んだ。
 彼の指が患部に触れ、甘い痺れが走ったからだ。
 ……だけれど、先刻ほど鋭くはない。
 与えられたと勘違いして膨れた気持ちが萎んでいく。

 期待、してしまっていたのを、嫌でも自覚する。]
 
(21) 2021/11/04(Thu) 10:49:42

【人】 ツァカリ

 

  ……そうだな、ここ一週間だと……、


[表面上は取り繕って会話を続けるが、
 目の焦点は合わなくなっている。
 全神経が、彼との接点に集中してしまっていた。

 敏感な傷口に当たるか当たらないかの
 位置をとって添えられた指が
 肌の上を移動しているのが、よくわかってしまう。

 ……もう少し。
 ほんの少し、ズラして貰えれば、届く。
 届くのに。

 ああなんと、焦れったい……。]
 
(22) 2021/11/04(Thu) 10:49:55

【人】 ツァカリ

 
[自分から、欲しいところに当ててしまおうか……。]
 
(23) 2021/11/04(Thu) 10:50:05

【人】 ツァカリ

 
[そんな邪まな感情がふつふつと湧いて
 コクリと喉を鳴らした時────、

 
コンコン
、と扉からノック音が響いた。]


  (俺は、何を……)


[はっとして振り向く。
 室内の者の許可も待たずに顔を覗かせたのは
 二つ歳上のエストレラで、
 目が合うとビクっと肩を震わせていた。

 心配して様子を見に来たのだろう。
 四肢の一本や二本なくなったところで
 自分は誰にも負けたりしないのに、
 今の身体になってから皆この調子だ。
 怒られるとわかっていても気を回してくる。
 どこぞのお姫様にでもさせられた気分だ。
 ────だけど今ばかりは助けられた。]
 
(24) 2021/11/04(Thu) 10:50:18

【人】 ツァカリ

 

  今暫く待て


[取り戻した威厳と共に、下がらせた。
 ……仲間が気にするのも無理はない。
 自然と調和して生きる自分達は、
 日々研究を重ねる魔術師達にとって侮蔑の対象。
 差別的な扱いをしてくる者は少なくない。
 目の前の彼からは、そんな偏見は感じられないが。


 そして少し前までの自分を恥じた。
 今日突然来た自分を隔てなく受け入れ
 剰え熱心に診てくれる彼に対して
 良からぬ欲望を向けてしまった自分を。]
 
(25) 2021/11/04(Thu) 10:50:42

【人】 ツァカリ

 
[落ち着いた表情で、装具士殿の方向に向き直った。]


  ダアト殿
  稀に、無い筈の手が痛く感じる時があるが
  残った腕はこの通り問題ない
  失ったのはひと月も前のことだからな


[預けていた右を取り上げるようにして、
 左手でバシバシと切断面を叩いて見せた。

 癒えた傷口よりも、
 幻の腕に感じる痛みは時に酷く、眠れぬ夜もある。
 然しそれは誰にも言っていないことだ。*]
 
(26) 2021/11/04(Thu) 10:56:38