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人狼物語 三日月国


140 【身内】魔法使いの弟子と失われた叡智

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【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[環境保全に励むリアントの横で>>4:11
新たに拾われたゴミを見つつ
]



 そうね…この森、ゴミが多いみたい…
 だから、この辺りで花が見付からないのかも。
 もっと奥へ行かないと駄目かな。

 でも、ゴミを持ち帰るのは立派だわ。
 うん、あとで一緒に捨てましょう。


[自分もゴミを見付ければ、
リアントの作ったゴミ袋にぽいぽいと入れていった。
薬草探しが上手いと言われれば、少し照れながら]


 ふふ。ありがとう。
 調合の勉強の時、色々調べてたおかげかな。
 あなたもあの本、使っているのね。

 ああ本当、こっちのは食べられる草ハーブだわ。
 今夜の食事に入れてみる? よく眠れるかも。


[リアントが、自分の採った草と
見比べているのに気付けば
見やすいように、一本差し出してみたり。]
 
(0) 2022/04/10(Sun) 0:34:20

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[実は雑草ばかり採っていたと判明してしまったなら
肩を落としてしまったリアントに、慌てて
「これ採りすぎちゃったから」と言って、
一本と言わず十本でも渡そうとした。



それから私も、花が見付かるまでに
あちこち探して、別のものを見付けて…
毒草vil片喰flowervil
あと食べると美味しい草vilも…]
 
(1) 2022/04/10(Sun) 0:34:25

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[ハーブの種類が増えたから、>>1
今夜は薬膳にもできそうね。…作れる人がいれば。
毒草も使い方によっては薬になるから、
これも分けて持ち帰ることにした。
…なんとなく、花も摘んじゃったりして。



さて、結果的にゴミ拾いまでこなすことになって、
リアントも結構疲れたんじゃないかしら。

そういう時はレモンの酸味がおいしく感じるから。
喜んでもらえてよかった、と
レモン水を飲むリアントを見て微笑んだ。>>4:13


…水着がルービナ先生の趣味って
どういうことかしら…?と、
三つくらい疑問符を浮かべたりもしたけれど。
森で?弟子に?水着を着せるのが…?
趣味…………???
]

 
(2) 2022/04/10(Sun) 0:44:02

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[…そんなこんなで、
花に辿り着くまで色々あったけど。

それでもやっぱり、幻の花は
簡単に採らせてはくれないみたい。>>4:15

そこそこの歌声でも、ぴったり重なれば>>14
綺麗に響くものだなあ…って

それで花も見付かったから、
ちょっと浮かれていたんだけど。


花にはお気に召さなかったのかな…なんて、
そういうことじゃないわよね。]



 そうね、見えてる足場が現実とは限らないのかも…
 逆に、思わぬ障害物が隠されている可能性もある。
 近付くのも注意しないとね…


[花の咲く崖の斜面を見ながら、
どうしたものかと考え込んだ。]
 
(3) 2022/04/10(Sun) 0:44:14

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 

 飛行は…補助の魔道具がないと難しいかしら…
 今回、移動には使わなかったから
 持ってきていないの。
 短い時間なら浮遊魔法でも大丈夫かな…
 でもやっぱり、場所が場所だし…


[任せきりにするつもりなんてなかったから、
私は私で、自分の動きを考えていたけれど。
万が一、なんて言葉が聞こえたら>>4:16
顔を青くして首を振った。]


 だ、駄目よそんなの。万が一なんて。
 あなたが行く気なら、そうだわ、
 せめて命綱を…荷物にロープは無いの?


[言いつつ、まずは自分の荷物を
ひっくり返すように漁ってみる。

         だってその言い方、万一の時は
         一人で持ち帰れってこと?
         そんなの嫌だもの…


色々準備してきたつもりだったけど、
ロープはどうだったかな…ある ]*
 
(4) 2022/04/10(Sun) 0:44:19

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 

 
あ! あったわ、これ!

 ほら、これを使って。結び目はしっかりね。

 端は私が…
じゃ、当てにならないか…

 木に結んでおければいいんだけど、
 長さは足りるかな…?


[しっかり用意してきた自分を内心で褒めながら>>4
リアントへ押し付けるようにロープの片端を渡す。
自分は反対側を持って、
周囲をきょろきょろと見回した。

すっかりその気になっていたけれど、
リアントの意見はどうだったかしら…?]**

 
(5) 2022/04/10(Sun) 0:57:30
 
[蓋をしても、いずれ膨れ上がるもの。

          
留まり、濁す事は赦されない。



しかし男は、娘が留まる事を許した。
――生き続ける限りは。]

 

 
[親切で人助けをするような男ではなかった。
自分が住む森の秩序を守っただけの事。

人目には変化が無いように見える森にも、
大いなる循環の輪、自然の流れというものがあり。
季節が巡る度、生と死もまた巡る。



きるべきものは
き、
すべきものは
す。



その境界はどこにあるのかと、かつて男は考えた。
運命など、地に生きる者の手に負えはしないが。
時にそれを絶ち、時に引き寄せるものがあるとすれば
それは意志の力だと。そう結論付け。

手負いの動物が、力強い目で見つめてくるのなら
それを助ける事もあった。


男にとっては同じ事。
を見た。だからこそ。


    ――例え、初めからその場に居たとしても
      光の筋が空に伸びなければ、
         引き揚げた遺体を埋葬して
         そこで終わりにしただろう。]

 

 
[それだけだったから、感謝を求めはしない。
文句があっても、知った事ではなかった。

側に置くために拾ったわけでもないから、
居着かれたのは予想外だったが。
娘が自分で選んだのなら好きにすれば良いと、
邪魔にならない限りは放っておいた。

野良猫に愛想を求める気質でも無かったので、
威嚇されるよりも、擦り寄って来られる方が
奇妙な表情をしただろう。

そもそも、城の主の方が
野良猫よりも愛想の無い男である。
見せる顔といえば、笑顔よりも不機嫌顔、不満顔、
それから困惑した顔といった所か。]
 

 
[堆く積み上げられた本を、
綺麗さっぱり片付けられて
「あれは分かり易いように並べてあったのだ」と
娘を睨みつけた事もあった。

それでいて、片付いた本棚が
案外使い勝手の良い事に気付けば、口を噤み。
文句も言わなくなったが、礼の一言もないままで。

嫌々ながら、所用で人里に出る事もあった。
その時買い込んでくる食材に、
以前は無かった甘味などが紛れ込んでいたのも
理由を語るわけがなく。

城が綺麗になるにつれ、
美しい花を咲かせて見せる城にまで
「私に対する当て付けか?忌々しい奴め」
などと悪態をつくような男。

その声色に険があるかないか、
よくよく観察していなければ
わからなかった事だろう。]

 

 
[さて、千年も経てば人の世も変わる。
それは魔法使いにとっても同じ事。

男が生まれたのは千年よりも更に前。
魔法を受け入れる人々が
今よりもずっと少なかった時代、その頃である。

男の場合は少々極端だったかもしれないが。
当時、人目を避けて
隠れ住む魔法使いも珍しくなかった。
記された魔術書も、時には暗号のように難解で。


男には、歌を嗜む趣味は無かったものの
娘が来る前、音楽と魔術の関係について
研究していた時期があったので。
参考に集めた蔵書の中には、楽譜も数冊。

魔法使いと噂された音楽家の書き残した楽曲は、
魔力を持つ者が歌にすれば
何か
が起こる代物だった。]
 

 
[
い光を見た時から、
娘に魔法の才がある事はわかっていた。

しかし、男に弟子を取るつもりなど無かったので。
積極的に何か教える事はせず――
強請られる事もあっただろうか。


ただ、歌に魔力の乗った時か、それ以外でか、
ふいにその力が溢れるような事があれば、
魔力の扱いだけはしっかり覚え込ませた。

魔法を教える事は無かったものの、
書物を漁ったり、見て覚える分には咎めなかった。


無論、危険があれば叱る事もしたが。
それ以前に、遠ざけようとした。
]
 

 
[世捨て人として暮らせば、外への興味も薄れる。
だから、娘の身の上について
不要な詮索はしなかった。

しかし、その魔力については。

――自身がこの地に独り生きる事を選んだのは、
  持て余す程の魔力が原因だったから。


今はここに居る事を選んだ娘が、
いつか別の道を選ぶのならば。
彼女が
それ
に、煩わされる事の無いようにと。

   そう思ってしまったのは、
   隠者になり切れない愚者に未だ
   人間らしい感情が残されていたためだろう。]

 

 

[何の因果か。

終わりが訪れるまで、たったの二年。


   百年よりも長かった気のする、二年だった。]

 

 


きるべきものは
き、
すべきものは
す。



川の流れは淀みなく。


留まり、濁す事は赦されない。



足を踏み入れたなら、振り返るべきではないのだ。



 

 
[花咲く城で過ごした二年間。
いつの間にか眉間の皺が解けていたように、
娘に対する物言いも幾分和らいで。

結局、根負けしたのか、絆されたのか。
好きに解釈すれば良いと、
最後まで理由を告げようとはしなかったけれど。

二年の間に、男は娘と約束を交わしていた。

叶う事の無かった約束。
大嘘付きと罵られても構わなかったが、
それでも。]

 

 
[残してゆくつもりはなかった。
押し付けるつもりも。


何の枷も無く、ただ自由に、あるがままに在れと
それだけを思って。

――願いを口にするのが下手な男だったが


それでも、振り絞った一言は。]
 

 


『ルービナ。

 お前はまだ、ここに居る事を望むのか?』


 

 

[最後の最後に。
男は、娘の意志を尊重した。]


         
[そうして、全ては引き継がれ]


 

 
[川を渡る前。
最後だからと、男は少々我儘
素直
になって。

お喋りに付き合えないから、歌でも歌っていろと
そんな風に言ってきた、二年の建て前も取り払い。



「あの歌を聴かせてくれないか」



穏やかにそう言って、
少し物悲しくも聞こえるような、
優しい子守唄を所望した。]
 

 
[それから。
長い時を過ごした、城の声が聞こえなくなる前に。
娘の居なかった頃のように、一人きりの時を選んで。



「あいつがここに居る間、
 お前が見守っていてくれ。

 きっと泣くだろうから。」



と、言葉を残した。

赤くなった目を何度も見てきたのだ。
指摘などするわけがないから、
気付かれていないと思ったのだろうが
予測するのは容易い事だった。]

 

 
[そうして川を渡った男は、この世の秩序を守り通し
後ろを振り返りはしなかったから。

その子守唄、咲いた花、
紡がれる言葉の意味を知る事も無く。]



    [輪廻の輪は巡る。]


         [それは美しい物語――ではない。
         生きる事に疲れ、
         死に抗う気力も失くして、
         涙を拭ってやる事もできなかった
         情けない男の末路である。]**

 

 
[長く生きてきた師とは裏腹に。
経験の浅い少年だった自分は
授業≠フ一環として話を聞いていた。
――だからこその、無思慮。
]


 それではやはり、溜まったものは
 見えずともそこにあり続けるのですね。

 …綺麗に見えるけれどな。
 この湖の底には、
 何が降り積もっているのでしょうか。


[飲み水にするには汚れているという湖。
そこに一体何があるのかと、
純粋な興味で師の顔を見上げれば

……あの時、どんな表情をしていたのだったか。]
 

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 

 ………………


[リアントの言葉を聞いて、ふと思った。>>6
綺麗な場所で咲きたい…
幻惑効果のある花……

やけに多いゴミの数…………
]



 も、も、もしかしてあのゴミ、
 村の人のジュエル対策…だったり…
 しないわよね……?


[森に入る人が惑わされないよう、事故対策。
…………拾ってきちゃったけど。


いやいや、まさか。そんなまさか〜!
あるわけ、ない、……よね。


…帰ったら村の人に聞いてみた方がいいかな…?
]

 
(28) 2022/04/13(Wed) 22:33:35

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[それはさておき。
リアントの返答には少々不安が残ったので>>7>>8]


 効率や恰好よりも、安全第一にして!


[ロープを渡すついでにそう言いながら詰め寄った。

反対側は、太めの木にしっかり結び付ける。
…私の結び方で大丈夫かなと不安になって、
何度も確かめていると、声が掛かった。]


 え? あ、ええ。幻惑効果ね。

 …私の…目で? それは……、


[木に結んだロープを辿るようにして
リアントの方を振り返り。
思わず、その顔をじっと見てしまった。]
 
(29) 2022/04/13(Wed) 22:33:38

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[初日に言われたこと、気にしてないとは言ったけど
忘れてもいないわ。>>1:15>>1:-5


――わかって言っているのかな。
その上で、今、さっきの答えまで言うの?>>9

臆病を誇る、というのも>>10
今の私には難しい話だし。
あなたはやっぱり、どこか危なっかしい気がする。

だから…そうね。


リアントの話を静かに聞いて。
ゆっくりと瞬き、二回分の沈黙。

それから出した、私の答えは。]


 ………… うん、わかった。


 
あなたのこと、
ているね。



   [顔にはやっぱり、ぎこちない笑みを乗せて。
   でも、リアントから目を逸らさなかった。]

 
(30) 2022/04/13(Wed) 22:33:41

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[気を付けて、と言って
崖に向かうリアントを見送り。

私は念のため、木に繋がるロープを確認しつつ
崖の上に膝をついた姿勢で、そっと下を覗き込む。
これで自分が落ちたら笑えないもの、
その辺りは十分に注意して。


花に近付くリアントの姿を視界に入れながら、
片目に魔力を巡らせた。

――ずっと使っていなかった、魔眼の方に。]

 
(31) 2022/04/13(Wed) 22:33:45
 
[私の義眼は黒蛋白石でできている。
それは使用者の魔力と馴染ませるためなのだけれど、
宝石を使っていても、左右の見た目に違和感はない。

宝石魔術師は、その魔力の波長のせいか
宝石と似た色彩を持つ者が多いと聞く。
私の場合は魔眼持ちだったからか、
よく見ると黒い虹彩の上に
が散っていて。
さながら黒蛋白石の遊色効果のように見える、
普段はそんな目の色をしていた。

…それだけでも珍しいかもしれないけど。
もっと珍しいのは、魔眼の力を使う時
別の色が混ざること。




その色が今、仮面の下で煌めいている。]
 

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[隠していたのは傷痕じゃないの。
本物の、魔眼の方だった。


……リアントは花に集中していて
気が付かなかったかしら。
ふいにこちらを見上げても、
仮面越しじゃよく見えなかったかもね。

だけど、気付かれたとしても隠さない。
今は目を逸らしたりしない。

…もしもそんなそぶりが見えたなら、
そうね、人差し指を口元に当てて。
秘密、って笑ってみせようか。


       実際口に出す言葉は
       「集中して!」になると思うけど。
          よそ見しちゃ危ないでしょ?]

 
(32) 2022/04/13(Wed) 22:34:16

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[そうやって。
じっと見守っていたつもりだったんだけど。

久々に使う力に、反応が鈍ってしまったのかな。
あれ、何だか…と思った時には、すでに遅くて>>12]



 
リアント、危ない!!



[落ちかけた体へ、咄嗟に手を伸ばした。
届かなかったなら、そのままロープを掴んで
支えようとしただろう。


命綱はしっかり繋がっている。
そんなに慌てる必要はなかったのかもしれない――
地面との間に何も無ければ。



消えた足場のその向こう。
毒を持つ触手で獲物を待ち受ける魔生物が、
私には
視えて
いた。]

 
(33) 2022/04/13(Wed) 22:34:19