13:17:40

人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:


ワルゴ! 今日がお前の命日だ!

ベリ兄は笑ってる。僕は……僕も一緒に笑う。

「ワルゴ……僕も賛成だよ。まだ小さいんだし。ね」
家族を助けたい。僕たちはきっと一緒だ。
どこか壊れてしまっているところも。


「リディ……リディ。わかった。そうだね。辛い思いは短く終わらせてあげないと……
僕、チャンスがあったら頑張るね」

どこかで2人になれる、かもしれないし。

「うん、うん、頑張ろうね。ノル。」

皆を救うために。
皆を守るために。
皆を助けるために。


                   
ほんとに?



「俺も………ね、頑張るよ。ノル。」
「頑張ったらさ。」
「また、一緒に寝てくれる?」


「おねがい…………」




せめて、志を同じくする貴方とは。
出来るだけ一緒に、出来るだけ、暖かいままの。
そんな"家族"でいる時間を、長く作りたいんだ。

「みんな一緒にいよう、ね」

やさしく兄の耳を塞ぐように、必ずみんなのためになるよって念押し。
僕はみんなのためにもなるって本当に信じてるし。分かってもらえなくても。


「……駄目って言わないよ?」
ぎゅっと兄の手を引っ張る。両手で掴もうと失敗して、片手は袖を掴むだけになってしまうけど。

「ベリ兄はずっと頑張ってるよ。だから今日も明日も一緒だよ。一緒に寝たい……今日は久しぶりに歌、聴きたいな」
二人で、ってことは、僕だけにってことだから。すごい我儘だ。

皆の為になる。
その言葉が耳の中に入って、固まって、塞いで。
もう他の事を考えなくても良いのだと安心する。
何も聞きたくない、何も考えたくない。
いいじゃないか、皆の為になるならば。


ごぼ、と音が鳴って、吐息が上に昇って行った。



「ありがとう、ノル……大好きだよ、俺の家族。」
「うん、沢山歌ってあげる。今日も明日も、君と」
「一緒に、頑張れるように。」


依存する、溺れていく、沈んでいく。
ただ一人、同じ苦しみを知ってくれる君に。

【人】 浮遊する ハグベリー

>>4 
大好きな家族達


「随分掘って疲れたでしょう。
 あとはお兄ちゃんに任せて。」

優しい声で。
優しい笑顔で。
そう語り掛ければ、スコップを受け取って。
数日前より頭一つ分下がった高度。
弟が重しになってくれれば、もっとぐっと下がる。
ありがと、と頭を撫でてから、ざく、ざくと。
まずは
穴を掘る。
愛していた家族が、安らかに眠れるための穴を。
たくさん要る


やがて汗ばみ、息が荒くなる頃。
きっと、十分なだけの穴が掘れる。
お兄ちゃんは、力持ちだ。
(5) 2022/07/25(Mon) 16:56:10
大好き、って言ってくれる度に、幸せな気持ちでいっぱいになる。
「僕も大好き。好き」
あんまり言いすぎると嫌かな?とか、ちょっと恥ずかしいな、とか前はあったんだけど、今はどこにもない。
日常の延長じゃないから。


「たのしみ」
でも声はやっぱり日常通りに、遊びの約束をしたときと同じだった。
この先もずっと一緒だもんね。これが新しい"いつも通り"になるの。
沈み切って息が止まっても、離さないでいるね。

ハグベリーは、笑顔で見守った。
(a1) 2022/07/26(Tue) 14:32:03

ハグベリーは、涙を流している。
(a2) 2022/07/26(Tue) 14:32:24

ハグベリーは、息苦しい。吐いた空気が上に昇っていくのを見た。
(a3) 2022/07/26(Tue) 14:32:56

【人】 浮遊する ハグベリー

>>14 
愛してる


目の前で行われる惨劇を。
しかし兄を名乗る青年は、笑顔で見つめている。
笑顔で、笑顔で、笑顔で。
それ以外の表情を忘れてしまったかのように。
それこそが最も幸せな事であるかのように。
ただ、ただ笑顔で見つめて。

でも、それがとても痛い事は分かるよ。
苦しいよね、辛いよね。
すぐに、直ぐに楽にしてあげるから。
だって俺。

お兄ちゃんだから。



きっと、愛する弟にはよく見える。
青年が。
スコップを思いっきり、振りかぶるのが。




真っすぐ、頭に……振り下ろされる所まで。
(16) 2022/07/26(Tue) 20:16:26