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人狼物語 三日月国


170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭

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到着:鳴海 海音

【人】 鳴海 海音




  俺は宵稚の音が好きだよ




(25) 2022/08/15(Mon) 11:09:35

【人】 鳴海 海音



  歌って

         聞かせて


  俺の好きな音



 
(26) 2022/08/15(Mon) 11:09:41

【人】 鳴海 海音


[ 俺の耳に当たり前のように響いて
  血のように身体を巡って
  心臓を揺さぶって
  煮えたぎるんだ血潮が

  綺麗な音、自然の音
  
寂しい音
………全部全部君の音

  ……好きだった



          
今はもう聞こえない。
 ]

 
(27) 2022/08/15(Mon) 11:10:07

【人】 鳴海 海音



[ ───────後悔していることがある。


         教えてほしい?
         どうしよっかな
         それはね
         それは……

 
                
まだ内緒。
 ]


(28) 2022/08/15(Mon) 11:10:23

【人】 鳴海 海音



  
  俺の***ごと波に攫われたらいいのに



  
[ ぼーっと眺めていた。
  この波の音をこの村に帰ってきたことをまず実感する。

  カモメが鳴いて
  波が慰めて
  俺も少し感傷的になって……。



  海に浮かぶ鳥居が
  どことなく明るく見えるのは
  きっと祭りが近いから、なのだろうな。
             そうなのだろう。きっと。 ]



(29) 2022/08/15(Mon) 11:10:38

【人】 鳴海 海音



  
会いたいなー……


  全然会えてないのは
  俺の意気地がないだけなんだけど

  
愛と、勇気と、希望が欲しいよ



[ いい歳した大人が海で黄昏れている。
  十代の子供かよ……。なんて自笑してしまう。 ]


  あんぱん食べよ


[ 国民的ヒーローであるパンに勇気をもらおうと
  そのパンを食べるのはどうなのだろう。

  恨まれないか?


  それでも勇気100倍にはなりたいもので。
  お腹も減ったし。 ]

 
(30) 2022/08/15(Mon) 11:18:24

【人】 鳴海 海音



[ 俺がいた場所も海浜公園。
  偶然にも君がいた場所>>6
  それでも俺が気付くことはこの時点ではなくて。
  だからきっと君も気付くことはなかったのだろうな。

  砂浜に寝っ転がって
  海と波の境界線を心泣く見つめて
  どうしてこんなにせつないのか

  ああ、それはきっと
  この波が悲しい音をしているからだ。 ]


 
(31) 2022/08/15(Mon) 11:18:34

【人】 鳴海 海音



[ 波に持っていかれそうになる意識を
  呼び戻したのは
  俺のスマホ。

  振動するソレは断続的に続き
  それが一度ではないことを伝える。

  急ぎの用事か?
  なんて苦い顔をしてスマホを見れば

  目を見開くことになったのは
  いうまでもなく。 ]


 
(32) 2022/08/15(Mon) 11:20:04

【人】 鳴海 海音



  
え?
 は?
  悪戯じゃないよな……
  
誤送……
じゃない。
俺の名前がある!!



[ 送り主の名前を何度見たことだろう。
  メッセージが届いただけで
  近くにいるなんてことは……ないのに

  周りを見回して

     気がつけば


       駆け出していたんだ

         スマホを強く握りしめて。 ]


   
           [ 送り主は”闇崎 宵稚”>>15 ]
(33) 2022/08/15(Mon) 11:40:24

【人】 鳴海 海音



[ なんで今? とか
  どうして急に? とか

  
そんなこと思わないよ

  
きっと送りにくくしたのは俺だから


  親友を手放したのは俺だから

  欲しかったんだ。
  欲張ってしまった。
  俺の浅はかな欲のために。
  深く深く二人の過去を沈めてしまった。


  君はそれを今引き上げようとしてくれている。 ]


(34) 2022/08/15(Mon) 11:40:39

【人】 鳴海 海音



[ 砂で上手く走れないのは
  都会の歩きやすい道路に慣れすぎたせい。

  見つけたのは君の後ろ姿>>18
  だったかもしれない。
  俺が見た過ぎて幻を作り上げたかもしれない。
  ただ、手を伸ばして
  遠くから、遠くからでも
  その名を叫ぶよ。 ]



  
宵稚ーーーーーッ!!



          [ 大声ですら波の音が食べてしまって。
            届かなかったのだろう。
            その後ろ姿は車へと消える。 ]


 
(35) 2022/08/15(Mon) 11:40:54

【人】 鳴海 海音



  諦めるかよ


[ 砂を蹴って
  蹴って
  蹴った


  でも、車はもうその場所にはなかった>>18 ]



[ 肩で息を整えて
  道路のその先を見て
  俺にはこれが終わりではなく
  始まりの予感がした。

  息を乱したまま
  握っていたスマホへと返事を打ち始める。 ]

 
(36) 2022/08/15(Mon) 11:41:06

【人】 鳴海 海音



 『 久しぶりだね宵稚。
   変わってないよ、君に教えたんだから
   勝手に変えるなんてことしないさ。

   連絡くれて嬉しいよ。』



(37) 2022/08/15(Mon) 11:41:58

【人】 鳴海 海音



 『 俺さ、海鳴村に今里帰り中。
   もしかして宵稚もいないかな〜……なんて。

   宵稚もこの村に居る気がしてさ
   勘違いだったら恥ずかしいけど

   連絡くれたってことは
   なにかあった?

   俺、さっきまで海見ててさ
   宵稚に会いたいなって思ってたんだ。
   そしたら連絡がきて……嬉しくなったよ。』


 
(38) 2022/08/15(Mon) 11:42:06

【人】 鳴海 海音





  『  会いたい。 』





 
(39) 2022/08/15(Mon) 11:42:11

【人】 鳴海 海音



[ 我ながら突然過ぎたかと
  送ってから反省して。 ]



 『 会いに行ってもいいかな。
   宵稚に。
   場所によっては時間がかかるかもだけど。
   行く。行きたい。

   急にごめんね。でも俺の気持ちは
   変わらないから。変わってないから。 』



      
  ( ずっと─────ずっと。)


(40) 2022/08/15(Mon) 11:42:19

【人】 鳴海 海音




[ 送信。して
  しばらくその画面を見続けたあと。
  返事にしては……引かれるレベルかも、と
  真っ青に顔色が変わって。
  頭を抱えて項垂れた。



  ( 今日は飲むぞ!!あとあんぱん!! )
 


  飲んで羞恥を忘れようとする狡い大人です。
  あとあんぱんがなくても
  勇気100倍出せたので
  宵稚は凄い男だと思います。
  お陰様で今の俺はドキンちゃんだ。 ]

 
 
(41) 2022/08/15(Mon) 11:42:55

【人】 鳴海 海音





    
俺は宵稚の音が好きだよ

    俺は 
宵稚
 が好きだよ




(42) 2022/08/15(Mon) 11:43:03

【人】 鳴海 海音








    [ ───────後悔していることが俺にはある。]**
(43) 2022/08/15(Mon) 11:43:25
鳴海 海音は、メモを貼った。
(a1) 2022/08/15(Mon) 11:48:53

【人】 鳴海 海音



― 
回想
 ―    



[ 忘れることのない記憶
  忘れるなんてこともない君との想い出。

  
  ”想い出は淋しさの別の名前”

  会い焦がれる程に求めていても
  俺はもう手を伸ばすこともできなくて。

  俺はこの想い出の捨て場所を探している。 ]


 
(56) 2022/08/15(Mon) 20:01:16

【人】 鳴海 海音



[ 早く、もっと早く割り切れれば
  一緒に居ることが出来たんだ。

  そもそも俺が欲を出しさえしなければ。
  宵稚を一人にすることなんてなかったのに。


  ……いや、一人じゃなかったのかもしれないな。
  もう、彼の隣には誰かいるかもしれない。

  俺は0か1かで手放した。
  一緒にいるか、居られなくなるか。 ]


 
(57) 2022/08/15(Mon) 20:02:30

【人】 鳴海 海音





  それが、こんなにも淋しいと思うなんて


(58) 2022/08/15(Mon) 20:02:35

【人】 鳴海 海音



[ 深く沈んだ過去、俺たちの過去。 ]



  うん! 歌おう
  おれも、そのうた好き!
  よいくんと一緒に歌いたい!


[ 声だけは大きい自信はあって
  大声を出すと気分が良かった。
  そんな大きな俺の声を綺麗に包むような
  宵稚はそんな声をしていた。 ]


 
(59) 2022/08/15(Mon) 20:02:46

【人】 鳴海 海音



  よいくん、か……


[ 呼ばなくなったのはいつだっけ。
  小学生までは呼んでて……
  一緒に手を繋いで幼稚園まで通ってた。

  小学生、中学生
  宵稚は俺についてきてくれた。
  俺はそれが嬉しくて君にとって
  頼りになれる人間になろうと思ったんだ。 ]

(60) 2022/08/15(Mon) 20:02:51

【人】 鳴海 海音



  うん、俺もよいくんと一緒がいいと
  思ってたんだ
  二人で一緒に決めよう?

  まず最初に俺がやりたいのを
  ピックアップするから……
  

[ 水泳、テニス、バスケ。
  水泳なら一緒に泳いで水を感じらえる。
  テニスなら二人でダブルスしようぜ。
  バスケなら俺らはツートップだ!


  調子のいいことばかり言って決めた部活は
  中学までは一緒に続けられたはず。

  いつも一緒だから、それが当たり前で
  宵稚が俺以外の誰かと一緒にいることに
  胸がチクッとしたのはこの頃から。


  自我が弱いなんて思ってないよ>>20
  それが宵稚なんだなって。
  俺は丸ごと君を受け入れたよ。
  だからその度に一緒に決めよう? と提案して。 ]

 
(61) 2022/08/15(Mon) 20:02:56

【人】 鳴海 海音



  一人なら怖くても
  二人で決めれば、俺が一緒だろ?
  何かあったら俺がなんとかしてやる!


[ なんて胸を叩いて自信有り気に粋がってた頃。
  君にはどう見えてたかな。
  俺は楽しかったよ。ずっと一緒で。
  もしかしたら君は
  言い出せなかっただけかもしれない。
  なんてことを今なら思ってしまうけれど。 ]


 
(62) 2022/08/15(Mon) 20:03:00

【人】 鳴海 海音



[ 高校生。そうだった。
  俺が”よいくん”って呼ばなくなったのは。 ]



  いいじゃん!
  俺も入ろうかな
  べ、べつに宵稚と一緒にいたいとか
  そんなんじゃないからな

  俺も音楽好きだから、
それだけ


  といっても同好会か……
  演奏とかしたいよな
  人数集めるか?
 
  ……俺は宵稚と二人っきりでもいいけど



[ 音楽が好きなのは本当。
  でも宵稚が興味を持たなければ>>21
  入ろうとは思わなかったんだ。

  なぜかこの時は素直になりきれてないけど
  隠しきれてもない俺。
  今思えば丸わかりだっただろうな。 ]


 
(63) 2022/08/15(Mon) 20:07:33

【人】 鳴海 海音



[ アコースティックギターと宵稚の
  運命的な出会い>>21
  彼がギターを選ぶのなら
  支えられるベースにしようと思った。

  だって小中と俺の言うことを聞いてもらったんだ。
  高校は俺が応援するよ。
  二人だけでもなんとか形になるだろ?

  コードや譜面の読み方
  一緒に悩んで、自分達なりにあれこれ試して。
  最初は音が変だったな。
  段々音が出て
  のめり込んでいく君を見守りながら
  それでもしっかり勉強しろとか
  たまに外の音も聴きに行こうと散歩を誘ったり。
  外界をシャットダウンしないようにしていた。 ]


 
(64) 2022/08/15(Mon) 20:07:38

【人】 鳴海 海音



[ 俺、パソコンや機械関係には強かったから
  壊れやすいアンプの修理をよくやっていたな。
  部ですらなければ部費も出ないから。
  あるものでやるしかないしな。

  努力に即効性なんてない。
  一つずつの積み重ねが大事なんだ。

  そしていつしか俺も宵稚の熱意に影響を受けて
  何日も付き合ったこともあったな。
  楽しかったよ、二人で時間を忘れて過ごすこと。
  いつの間にか朝になって、二人で朝日見てさ。 ]


 
(65) 2022/08/15(Mon) 20:07:44