22:56:44

人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a1) 2022/09/08(Thu) 0:10:06

【人】 2年生 松本志信

─目の前に天使─

[黒崎ちゃんと連れ立ってどこかに行こうとしていた時だったか。
目の前に現れたのは、可愛らしい天使>>0
曰く、今泉は目を覚ましたのだと。]

 隠れちまってたんだろうけど。
 無事に起きたならよかった、頼むぜ?

[それから告げられる次の案内。
香坂ちゃんと、武藤くん。
つまりは二人は生きているということで
次の迎えが来たらこの世界からは消える、という事。]

 …………ん、黒崎ちゃん。

[どうする? と。
次に会える保証は何一つない。
背中をとんと押して。]**
(1) 2022/09/08(Thu) 0:18:05
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a4) 2022/09/08(Thu) 0:19:59

【人】 2年生 松本志信

─レストラン─

[一度言葉が途切れたように聞こえた>>24
それはてっきり許されないことへの内容についてだろうと思っていて。

 ────「死のうと思ったんですか?」

もし訊ねられていたらきっと、隠すことなく「おう。」って笑っただろう。
嘘も平気で吐くし、清廉潔白なんかじゃあないし。
ふわふわ適当なことばっかり言ってる俺だけど
いつでも思ってるよ、と。

天使が現れる前の事>>25
自我を保てと言ったばかりの頃はまだそれ程までに揺らいでいなかったものも
天使のお告げたった一つで、こんなにも>>28 揺らいでしまう。
軽口を叩いていたはずの>>26 柔らかく笑んだ顔も
今ではもう血の気もひいて。

俯く前に落ちた涙に>>30 気付かない訳がない。

けれどその涙を拭うのは、俺じゃない。
だから代わりに、弱く何度か肩を撫でるように叩いた。]
(40) 2022/09/08(Thu) 9:49:05

【人】 2年生 松本志信

 死にてぇと思うのも、死んでもいいと思うのも自由だ。
 実際多分、入るもんに入ってりゃ金は降りる。
 それで家族が楽になるってのは、あらぁな。
 ただそうなって、かーちゃんだの弟くんだのが喜ぶかっつったら
 ま、別の話だわな。

[「死にたい」のと「死んでもいい>>29」では意味が変わってくるが
死の理由なんて人それぞれだし、それを否定する気は満更ない。

どちらにしても、だ。
そのあと残された者たちの中には、必ず悲しむ者がいる。
人は誰とも交わらずに生きていけない。
ならば絶対に、生きて残した軌跡の中に
泣いてその死を悼む人が居る。]

 自棄になんのが悪いこととは思わんが。
 “先輩”のアドバイスとしては 良いこと ではねぇな。

[死にたがりの先輩として、すすめはしねぇよこんな生き方。]
(41) 2022/09/08(Thu) 9:50:17

【人】 2年生 松本志信

 んーで、まぁ、自我を保てたぁいったが。
 …ダメじゃねぇんじゃねぇの。

 生きてぇって、いいことよ。

[そう言えることがどんなに素晴らしいことか。
ゆっくり、ゆっくりと、肩を撫でる。]

 次にでも呼んでほしいよなぁ。
 俺も黒崎ちゃんには生きてて欲しいって思うぜ。

[折角頑なに閉ざしていた部分を
話せる相手が、出来たんだからさ]**
(42) 2022/09/08(Thu) 9:51:44

【人】 2年生 松本志信

 ん?どした誰か怪我した?

[天使のお告げよりも前>>36
話していると救急箱を取りに来る姿があった>>35

さっき頬を叩いてから、何か少し変わった…ように感じている
朝霞ちゃんが、自分の意思をもって動き出したのなら
その近くに津崎くんがいるのだとすれば、まあそういう事だろう。
深くを知る由などないが、特別な何かがそこにあるはず。

怪我をしたのも津崎くんだろうか。
心配じゃないと言えば嘘になるが、朝霞ちゃんがいるなら俺は必要ないだろう。]

 死にゃしねぇとは思うけど。
 まあ、しっかり看てやってよ。

[信頼してその箱を預け]
(43) 2022/09/08(Thu) 10:30:54

【人】 2年生 松本志信

[「生きたい」と願う気持ちと
「生きていてほしい」と願う気持ち

全く違う気持ちを同じ天秤に無理やり乗せて
神様ってやつは、何を測ろうとしてんのかね。

この世界が夢の中の──死んだ奴の夢、だとして。

この世界の時間の概念は止まっているけれど
現実世界の時間は止まるわけがない。
進んでいるからこそ“目覚める(消える)”わけで

だとしたら、どんどんと目覚めて現実が進んで
これが誰の夢なのかわかり始めてきたら
この夢の秩序は崩壊してしまうんじゃないか?
時間が進めば事故の時に負った怪我も
それが生命に関わる関わらないかは別として
“思い出して”具現化されてしまうんじゃ──

───いや、まさかな。]**
(44) 2022/09/08(Thu) 10:32:41
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a23) 2022/09/08(Thu) 10:37:43

【人】 2年生 松本志信

[言葉端に滲む望みに気が付かない子じゃない>>45
判っていたはずなのに溢してしまったのは
きっと隠したくなかったからだろう。
次第に心の距離を縮めてくれた、この子に。]

 ん−、まぁ……“そう”だねぇ。

[死が俺にとっての救済であるか、は、判らない。
それが解決になるかも同じくだ。
俺の生きた軌跡を、消したいと願っても消せる筈がないことも
その中に悲しんでくれるひと>>47が居るであろうことも
すべてちゃんと、しっかりと理解した上で。

そこまでわかっていても、なお
俺という化け物を、俺は消してしまいたい。

生きていなければ出来ないことも
生きているからこそできることも
こうして友人と話し、好きなオムライスを食い

生きることを願われているのに。]
(48) 2022/09/08(Thu) 11:42:52

【人】 2年生 松本志信

[────でも。

死にたい。
消してしまいたい。
この夢が覚めたら俺なんて、最初から存在してなかったみたいに。

手放したくないと思ったものは、いつだって。

それは、この手からすり抜けていってしまうもの。
"ほんのすこし"なんて到底、許されないもの。]
(49) 2022/09/08(Thu) 11:44:04

【人】 2年生 松本志信

 ……おう。

[こんなにも願ってくれる思い>>47 を無碍にしてしまうような思想。
酷過ぎるだろ、人としてさ。
だから俺は“普通”じゃない、ただの化け物なんだ。

生きていて楽しいと思ったことはいっくらでもあるぜ。
こうやってみんなと美術館に来れたことも。
もうまるで遠い日の事みてぇな、バスの中でのことも。
それよりもっともっと前の事も。
それを抱えてもなお、思っちまうんだ。


───ただ。


勝手に一人にならねぇって約束した。
焼き立てパンを奢らせる約束もある。
話してぇやつもいるし、色々応援してるやつもいる。]

 あー、もう泣くな泣くな!
 天使に残されねぇ限り死なねぇよ!
 ほれ、話といた方がいい奴が居んじゃねぇのか?

[見上げてくる貌に袖を押し付けると
拭うなんて可愛いもんじゃなく、ごしごししてやった。
それから武藤くんを見つければ、そっちにと背を軽く押す]**
(50) 2022/09/08(Thu) 11:45:50
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a29) 2022/09/08(Thu) 11:50:06

【人】 2年生 松本志信

 小泉くんも黒崎ちゃんも
 俺がどんだけ長生きすると思ってんだ。

[小さな声に、昔の思い出が重なる。
二人とも俺の寿命そんなにあると思ってる?

まあ。
生きたいと願う事、生まれてこの方無かったわけじゃない。
でもそれはいくらか前に─こいつらに出会うよりももっと前に─
泡みたいに弾けて消えたんだ。

押した背、歩き出す姿を見て、眩しさを覚えた。

だからどうか。
どうせ誰か一人が死ぬというのなら。
誰かを泣かせることになってもいいから。

俺を選んでくれよって、心から思ってる──]
(58) 2022/09/08(Thu) 12:57:48

【人】 2年生 松本志信

[レストランには誰が居ただろう、面々を見回す。
武藤くんと一緒に返ってきた香坂ちゃんとは、ここに来てもたいして話が出来ていない。
何か話を交わしたい気持ちはあれど俺より適任が居そうだとも思う。
まあなんというか、音楽の事も映えみたいな話も
歳の割には疎い、見た目準拠といったところだ。

それでも少し時間があるのなら
いつものようにひらひらと片手を振って。]

 還る時、気ィつけていきなよ。
 武藤くんの事も、よろしくね。
 ……しっかり“いきな”。

[共に呼ばれたのなら目覚める時はそう変わらないだろう。
残していった人たちのことを案じる間は
生きた心地など、きっと二人ともしないだろうから。

そうして言葉を交わした後、レストランから静かに立ち去った]**
(59) 2022/09/08(Thu) 12:58:58
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a33) 2022/09/08(Thu) 13:01:45

【人】 2年生 松本志信

─レストランを出る前─

 んえ、あいはい?

[呼び止められて>>62 立ち止まる。
声は目覚めることが決まっている武藤くんからで
これを逃したらもう一生話せなるかもしれないし、と足を止めた。
折角だから黒崎ちゃんが剥いてくれた林檎も>>2:276ひとつ貰うことにして]

 ああ、神様がいたら?

[バスの中で訊いたこと。
ニンジャもおばけも天使も悪魔も、神様さえいるのだとしたら。
俺が願うことは──]

 俺は、“死にたい”。
 ………──だった、かな。

[知っときたいと言ってくれた武藤くんに隠さず告げるそれは、
今も変わらない一種の呪いのようなものではあるけど。
今はもう、一番の願いではない気がする。

もっと他にある。
神様がいるんだとしたら、願う事。]

 でも、今は…そうなぁ……
(70) 2022/09/08(Thu) 17:26:46

【人】 2年生 松本志信

 
 
 ──みんな幸せに生きてほしい、かな。
 
 
[思い浮かぶこと、幾つもあったけど。
口から出るのはたった一つの本心。]*
(71) 2022/09/08(Thu) 17:31:32

【人】 2年生 松本志信

 っはは、武藤くんほんとに素直よね。
 すげぇいいやつ。

[話す度に思う、俺の望ましくない言葉に辛そうにする>>74
本人はもしかしたら自覚がないのかもしれない。
苦しげなのは顔にも、声にも>>75 出てること。]

 だから、生きててくれて嬉しいよ。

[全部知られたら、空っぽなのはよほど俺の方。
色んなものを壊して、捨ててきたから
風船に乗って浮かび上がれるくらい、軽い。

武藤くんが願ったものは、多分だけどきっと残っていくと思う。
しっかりとその轍が生きる限り続いていくと思う。
本人に自覚がないだけで、それだけ影響を与えている。
もう既に一人、確実に救われた奴がいんだろ?

まぁ、お互い助け合ってるってのが正しいんだろうけど。]
(88) 2022/09/08(Thu) 19:55:20

【人】 2年生 松本志信

 ズルいだろ、俺ぁそういう奴だ。

[誰か一人の犠牲が、自分自身の手で決められたらよかったのに。
神様なんて慈悲のねぇ奴は、決めさせてくんねぇらしいぜ。
俺は死んでも、幸せだよ。
だから「みんな」の中に、ちゃんと入ってる。

──ああ、でも、そうだな。]

 一個だけ、夢は出来たよ。
 夢の中で夢を見つけるってのも変な話だけど。

 オムライス作れる人になりてぇな。

[焦げた肉じゃなく、もっとちゃんと。
アレルギーがあるやつがいたら、それにも対応できて。
食ってよかったなって、もっかい食いてえなって。
しんどいけど、もう少し生きてもいいかなって。
あの時>>2:33 俺が思ったみたいに。

叶うかどうかは神様次第だろうけどね]*
(89) 2022/09/08(Thu) 19:56:39

【人】 2年生 松本志信

 ホッとしていいんだよ、何も間違ってない。
 それを誰も責めたりしない。
 だから、武藤くん自身が責めることもない。

[そう感じることが至極当然マジョリティで責められるべきではない。
誰が何を言おうと、たとえこの中の誰かが死んで
その人の大切な人から酷い言葉をかけられよう>>54 とも
俺は武藤くんがいいやつだって思う、それが俺の紛れもない真実。

だから、武藤くんが何かを“勝手に”思ってたとしても
それは俺が否定できない、武藤くんの真実。]

 まずはちゃんと切る練習だな。
 あと焦がすのもアウトだし。
 栄養とか、アレルギーの勉強もしねぇと。

[呪文はどうだろう、いるって言われたらノリノリでやるけど。
幼稚な夢だけど叶えばいいな。
そんでさ、まあもし俺が生きてたらだけど。]

 いつか食いに来いよ、黒崎ちゃんや津崎くん──
 いや、……

 全員連れてさ。
 
(110) 2022/09/08(Thu) 21:41:12

【人】 2年生 松本志信

 約束な。

[ニッと笑って、頭をくしゃくしゃに撫でてやった。
そうしてレストランを後にした]**
(111) 2022/09/08(Thu) 21:43:45

【人】 2年生 松本志信

[レストランから出ていくまでの間。
津崎くんの手当てをしている朝霞ちゃん>>112 を確認する。

心配ではある、けど。
大丈夫そうなこと>>116 がなんとなくわかれば
そこに俺は必要ないだろうと、背を向けて]**
(118) 2022/09/08(Thu) 22:08:37

【人】 2年生 松本志信

─スタッフルーム─

[死にたいと願いながら生き、
消したいと思いながら約束>>134をする。
矛盾してると思う。
でも、今はそれでいいと思う。
確かに増えた約束を一つ胸に。

立ち寄るは物販コーナー。
どうせ夢の中なんだし、金なんて払わんでもいいでしょって。
お土産の折り紙セットをいくつか盗む。
鳥獣戯画がカラフルに描かれたそれを手にスタッフルームへ。]

 はさみ、はさみ〜〜…あった。

[色とりどりの紙を鋏で細かく切り刻む。
文字のない、絵の描かれた様々な色彩を。

それはしばらく黙々と続いた]**
(147) 2022/09/08(Thu) 23:43:23
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a48) 2022/09/08(Thu) 23:48:00

【人】 2年生 松本志信

─スタッフルーム─

[ちょきちょきとはさみを進めて小さな三角を無数に作る。
鳥獣戯画折り紙セットはみじん切りになり、
適当に拝借したケースの中を程よく満たしていく。]

 んお、っと電話、はいはい?
 えーとその声は小泉くんか。

[何やら工藤ちゃんの偽物騒動は収まった>>143ようで。
絵の中でその偽物は眠っているらしい。
水で姿が崩れると聞けば、油彩じゃないんだななんて
やっぱどこか“普通”とかけ離れた思想で。]

 ういー、りょうかーい。
 気が向いたら見に行ってみるわ。

[わざわざ電話をかけてくれる小泉くんには感謝するばかり。
何せ結局あれからのLINEに既読をつけることはなく。
好きな食べ物の話題になってたらしい。
もし読んでいたら、読めていたら
「ナポリタン」「メロンソーダ」「ハンバーグ」など
洋食屋に並ぶ子どもの好きそうな文字の羅列を
送る努力くらいはしただろうに。]
(265) 2022/09/09(Fri) 13:44:50

【人】 2年生 松本志信

─小泉くんと電話中─

 偽物かぁ。

[偽物の工藤ちゃんには一瞬しか出会っていない。
詳細も全く不明で何一つ判らないのだが
もしもその経緯を、内情を知っていれば
俺は“偽物”とは呼ばなかっただろう。


代わりに、俺も青林檎頭の偽物には出会った。
情報共有すべきか、とも思ったので
黒崎ちゃんにしか伝えてなかった話を挟む。]

 俺も森の方行ってみたんだけどさ。
 偽物見たわ。
 あ、本人じゃねぇなって気づいたら頭だけ青林檎になった。

 つって俺が出会ったんは会話もしねぇし、絵でもなかったっぽいし
 森の霧から出られねぇっぽかったから
 あの範囲にしかいねぇんじゃねぇかなぁ…多分ね。

[ついでに自分の思うこと>>2:333>>2:335
伝えられるようなら軽く伝えて電話を切った。]*
(266) 2022/09/09(Fri) 14:00:42
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a85) 2022/09/09(Fri) 14:23:56

松本志信は、また電話が鳴ってちょっとびっくりしたうわあ
(a89) 2022/09/09(Fri) 14:39:00

【人】 2年生 松本志信

─スタッフルーム・津崎くんと電話中─

 はは、まあ格上げはされたかねぇけど。

[まあ無理なんだろうな、と思う。
それもまた過去の“死にたい”になった理由が一つ。]

 んん〜…?
 そうねぇ……なんでだっけなぁ…。
 文字見れねぇってのもそうだし、ゲイだからっつのもそうだし…

[誰にも、明確に死にたい理由を話したことはない。
思い出したくないからってのもあるけど。
二度と触れたくないし、触れられたくないから。]

 好奇心なら尚更秘密にしとくよ。
 ムー大陸だって秘密結社だって、判らないから気になるもんっしょ?

[不誠実な好奇心に、のらりくらりといつもの口調。]
(272) 2022/09/09(Fri) 15:46:54

【人】 2年生 松本志信

 ん? いや怒ってねぇよ?

[好奇心も不誠実も嫌いじゃない。
人間味があっていいじゃんね、相手は選んだ方がいいだろうけど。
ちょきちょき、進めていたはさみの手を止める。
──いや、止まる。]

 死んでほしくない、かぁ。

[きっとそう言うんだろうなって、あの時も思った。]

 深くはねぇよ。
 どうでもいい理由だ。
 そうね、まぁ……

[指先が情けなく震える。
今すぐにでもこのはさみを自分の腹に突き刺したくなる。
怖くて怖くてそんなことは出来ないけれど。
遅い夏の気温とは裏腹に、身体は氷のように冷えていく。
ああ、血の気が引くって言うんだっけこういうの。]

 俺が悪かったってだけの話さ。

[声は努めて明るく返した。
電話口だ、バレやしねぇさ。]
(275) 2022/09/09(Fri) 16:14:16

【人】 2年生 松本志信

 ………、…。

[とりあえずはさみを置こう。
死なないとはいえ、これは凶器で
約束したとはいえ、突きつけないとは言い切れない。
震えながら一線を越えたら、やってしまう、そんな気がする。

いつもみたいに難しい話して。
精神論や言葉遊び、じゃれるようにして距離をとって。
踏むこまず、踏み込ませず、

いつもみたいに、]


 
──しといてよ。



[息と同じくらいの呟きを電話が拾ったかはわからない。]

 過去は誰にだってあるっしょ。
 思い出したくないことの、一つや二つ。

 教えたげるよ。
 生きてたら、ね。

[短い短い息を吐く。]
(281) 2022/09/09(Fri) 16:58:30

【人】 2年生 松本志信

 ごめんね。

[らしくない。
初めて明確な拒否を告げる。
少し、ほんの少し寂しげな音が毀れて。
相手の返答も待たずに、受話器を切る赤いボタンを押した]*
(282) 2022/09/09(Fri) 17:02:02
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a96) 2022/09/09(Fri) 17:05:30

【人】 2年生 松本志信

 …………、…は…。

[乾いた呼気が毀れる。
空調効き過ぎてんじゃねぇかな、なんかすげぇ寒いもん。
みじん切りにした紙屑たちを少しだけ横にやって
はさみも、手に出来ない遠いところに滑らせて
床に、ひざを抱えてしゃがみ込む。
小さく、小さく、丸く、子供みたいに。]

 さむ……、夏なんじゃないの…。

[外は晴れ渡っているのに、明るいのに。
暗澹としたコキュートスに突き落とされたみたい。
時折息を止めて、数分間、蹲る。]
(284) 2022/09/09(Fri) 17:12:48

【人】 2年生 松本志信

 そうだね。
 うん、全部、俺が悪い。

[固く閉じた瞼を開けられなかった。
開ければ溢れ出してしまいそうで。
膝に目を押し付けたら、ほんの少し服にシミが出来た]*
(290) 2022/09/09(Fri) 17:35:04

【人】 2年生 松本志信

─屋上へ─

[ほんの数分蹲り、すぐにまた立ち上がる。
避けてしまったケースいっぱいの魔法の欠片たちを手にすると
いつものように猫背でのそのそとスタッフルームを後にする。
目指すは屋上。
あ、でも飛び降りるのが目的じゃないよ。]

 〜〜♪

[何の歌詞もない、誰の何の歌でもない。
あまり音楽には詳しくないから、適当な適当な鼻歌。
前の間隔からすれば多分もう少しなんじゃないかと思って。
廊下で誰かとすれ違ったら、屋上に行くことを告げる。
誰かついてくるなら拒否はしない、どうぞどうぞ。]

 今から、俺は魔法使いになるんだ。

[相手がだれであっても、にーっと笑って見せたりもするだろう]**
(292) 2022/09/09(Fri) 17:41:48
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a101) 2022/09/09(Fri) 17:50:23

【人】 2年生 松本志信

[「林檎の森の精か…、メルヘンだねぇ。」
小泉くんの電話口、そんな声には軽く返して。
何か聞きたそうな間が一瞬あったようにも思うが
工藤ちゃんを待たせてしまうからと>>296 電話は切れた。

“誰の”偽物だったのか、知るのは一人。
それも言わない約束だから、どこかに届くことはない。

他人にぶつかっていいと口にしながら>>297
自身もまたぶつかろうとしない。
かたいかたい、深くて冷たい殻の中。
裏切りという罪を犯した者が落とされる永遠に続く氷の地獄。

短い短い息を吐く。

明確に拒絶した津崎くんからの電話>>301は、もうなることはないだろう。

天国に上がるみたいな階段を一歩ずつ歩む。]
(322) 2022/09/09(Fri) 20:19:34

【人】 2年生 松本志信

─屋上─

[その時が来るまでの屋上には、いまのところ誰も居なかった。
ケースを抱えたまま、屋上の端の方まで行く。]

 …………こえぇ〜!

[こっから落ちたの?ばかなんじゃない?
いやばかなんだけどさ。
飛び降りようとしてた俺もばかだけど
助けに飛んできた津崎くんも相当ばかだよ。
何を思って助けてくれたのかは、判らない。

今回は縁の上に乗ることはせず、代わりにケースを置いた。
丁度その時くらいか、また電話が震えて受話のボタンを押す。]

 あいはい、どしたー?

[黒崎ちゃんからの電話で>>317 食べ物がまた増えたことを知る。]

 おお、カレーいいねぇ好きよ。
 食いに行く行く。
 あ……、でもちょっとさ、みんなで窓の方見てよ。
(323) 2022/09/09(Fri) 20:20:57