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人狼物語 三日月国


123 【身内RP】夜見の城で夢を見る【R18G】

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視点:


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返事遅くなりました。流刑地返信確認しました。
精神攻撃がダメなら物理でやればいいじゃない作戦しましょう。

攫ってきた方がいいならそうしましょうか?
ガッと掴んでひゅーんと連れてくることなら、ウミは可能です。

/*
そうですね、物理で攫ってしまいましょう。
ということで日付が変わってしまいましたので……ロールの方のお返事をしますね。お待ちを。

「そうだね、そのときは高い高いだ。
 綺麗な景色にきっと城主もお喜びになる」

「頼りにしているよ、鯨。
 私も遅れをとらないよう、頑張らせてもらおうかな」

『喜ぶかな?喜んでくれるかな?』
『もちろん。頼りにしててね、金魚』

――そして、定刻を回った頃。

『つ か ま え た』

がおー。
ひとりでいた城主をぎゅっと腕の中に抱えて鯨はあなたのもとへ。
他の人に見つからないよう、泳いできたでしょう。

金魚は鯨の帰りを今か今かと待っていた。
身体が大きく不思議な力が使えるようだとはいえ、ひとりで行かせたのは失敗だったのでは ​──と。

そうこうする間に、城主を攫い戻ってきた鯨の姿を見つけると、顔を上げて綻ばせた。

「​── おかえり、鯨。
 城主様には楽しんでもらえたかな?」

鯨と城主の姿を柔らかく見つめた後、コートの下に手を伸ばす。
……すぐに、手を戻し。

「何はともあれ、上手くいったようでよかったよ。
 もとから姿を見せない城主様だから、消えたことには誰も気付かないのかもしれないけどね」

『ぎゅーんとお城のてっぺんまでお散歩した』
『きっと楽しんでくれた!』

ねー。と問う鯨の声に、城主はなんと返したか。

『帰りたい人はいっぱいだから、その内気付くんじゃないかな』
『帰り道、知りたい人きっと多い』

城主を抑えたまま、あなたは何をするのだろうとじっと見ている。

「ふふ、そうかな。
 どう見ても、帰り道を素直に教えてくれるような城主様ではなさそうだけど」

それでも探す人間はいるだろうか。
溺れるものは藁にも縋るとも言う。

「​
​── いい加減、怖気付いていないで仕事をしてくれないかな


もう一度コートに手を入れ、ひとりごと。
ゆっくりとその手は、複雑な模様の沢山刻まれた銃を取り出す。

大きなコートは、これらを隠すための蓑である。


​── 銃の引鉄は、固い。


はぁ、と短く吐息を漏らす。

「私の方からおもてなしは出来ないようです。
 申し訳ありませんね、城主様」

おやおや。
銃を取り出したあなたを見る。
これが、夢を見るための道具なのかな。
けれど、待てども鉄の塊が鉛玉を吐き出す気配はない。

『金魚のはできない?』
『なら、鯨と高い高いだ』

城主を抱えたまま、上へ上へと浮かぶ。

―― 引き止めなければ、鯨はジェットコースターのような動きで宙を駆け回る。
そうして何度か視界から消えた後、あなたのもとへ手ぶらで戻ってくるだろう。

「ああ、すまないね、鯨。
 私の分も、城主様のおもてなしをお願いするよ」

溜息と共に、銃をコートの中に戻す。
気紛れで仕方のない相棒だ。
代わりに次の機会は思う存分力を発揮してくれるだろう。

やや釈然としないながらも、あなたの帰りを待つこととなる。

『任されたー』

と、夜空に消えたしばらく後。
すいすいと泳いで戻ってくる。

『落としちゃったら、消えちゃった……』

探したけど見つからなかったと、しょんぼり。

「​── 落としてしまったのかい?
 城主を?」

さすがに少し驚いた。
しかし、その程度で死んでしまう城主でないことにも既に確信を得ていたものだから。

「……まぁ、きっと遊びに満足して帰ったんだろう。
 よくやったね、鯨」

しょんぼり姿のあなたの頭へ手を伸ばそう。

ラサルハグは、スピカ>>8 に同行している。静かにその後ろについていた。
(a0) 2022/01/18(Tue) 13:56:00

【人】 婉容 ラサルハグ

>>湖畔

「関係なくても、心配でつい身体が動いたんだよ、このお姉さんは」

夜空の下も映える赤銅の髪。
ノイズけのあるハスキートーンで穏やかに告げながら、蝶々を追うスピカの背に付き従う。

「なかなかできることじゃない。
 自分も、とても寒いだろうにね」

先導してくれた蝶々にありがとうを言い。
その主であろうアルレシャにも礼を告げた。

「道に迷わずここまで来れたのは、君のお陰だよ」
(12) 2022/01/18(Tue) 19:39:23
『落としちゃった』
『くるんと回った時に腕の中から消えちゃって……探したけど、姿も赤いのも見つからなかった』

しょぼしょぼ。
頭を下げて金魚に撫でられます。

『そうだったらいいな』
『次はもーっと高くていい所に連れて行ってあげよう』

やがて、気を取り直したのか顔を上げます。

『……次の悪戯は、誰にする?』

「ふふ、そうそう。その意気だ」

浮かぶ鯨の髪を柔らかく撫で。

​城主がただの人間でないと確信を持てるから、こうして穏やかにいられるのか。
いや、城主がただの人間だったとて ​──

些細なことだ。

「​── そうだね。次だ。
 私はミズガネに悪戯をしたいと考えている」

青い帽子を目深に被って、リュートを持った男だとあなたに説明を添えて。

「興味があるからね。
 悪戯をされて、彼がどんな反応をするのか」

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言っていた占い役職はミズガネです。
この時点でまだラサルハグはミズガネが占い役職ということも、自分が占われたということも知りません。

が、実はCO受ける前に襲撃候補に入れていた相手だったのでそのままGOします。

『もくもくの人だ!』

説明に姿はすぐ紐づいたようで、頷きます。

『どんな反応するかな。びっくりするかな?』
『鯨も楽しみにしているね』

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承知しました。ミズガネ、最初に隠される運命にあるのかな……。
襲撃頑張ってください。GOGO!

「ああ、頑張るよ。
 鯨はどうだい? 悪戯の相手、見つかりそうかな?」

さすがにまだかな、と笑いながら。
漸くあなたを撫でる手を止め、緩めた瞳で見上げている。

『鯨はまだだよ』
『決められなかったら、この人だー!って思った人に会いに行く』

<<イクリール>>whoとか、<<アマノ>>whoとか。
広間にはまだまだ、悪戯しがいのある人はいっぱいいましたから。

「ふふ、ああ。それがいい。
 きっと喜んでくれるよ。綺麗な景色に、ね」

子どもでも大人でも。
何だか候補は大人が多そうだが。

「そうと決まれば少し休もうか。
 君、食事はとるかい?」

訊ねたのは、取らない存在もあることを知っているからに他ならない。