【人】 楊 宇静[送った文を見て、穂村が何か言いたげにこちらへ視線を寄越す。 不誠実なことをしたつもりはないが、何かしてしまったのだろうか。と、不安になって。 じっ。と断罪の時を待つような気持ちでもって待ったけれど、彼の意識は再び、手元に向かったらしい。] ……? [何だろう。と、胸がざわつくが、再びこちらのスマホが震えるまでは、そんなに時間の掛からなかったようで。 見下ろせばその中身が。] ……うーん、うーん? [難し過ぎて、唸ってしまった。] (197) 2020/05/25(Mon) 22:03:51 |
【人】 楊 宇静[助けを求めようと視線を上げれば、えもいわれぬ雰囲気の穂村がそこにあって。 話し掛けるのを躊躇えば、また続き。] だったらわたしが謝ることよ やっぱりホムラが謝るのは違うでしょ? [見て、言おうとしていたら、先に付け加えられてしまったけれど。それでもやはり。と、自分を曲げずに固辞した。] ……え? [ら、追加でまた、文が画面に増えて。 困惑しながら穂村を見れば、悪戯っ子の笑みを浮かべていた。] (199) 2020/05/25(Mon) 22:04:32 |
【人】 楊 宇静うーん、じゃあカプチーノで [暫くうんうんと唸りながらあれやこれやと考えたのだけれど。 そう長くない時間のあと、漸く折れたのだった。] (201) 2020/05/25(Mon) 22:05:04 |