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人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

・・・小さな楽器工房・・・


>>1:305

そうですね。
  弓毛がそろそろ取り替え時期です。
  お取替えいたしますか?
  
[ そうカウンターの中の彼女は言った ]

ぜひ、お願いします。

[ ニコロはそう言うと
彼女はニコロにコーヒーを用意して
  毛替えを始めた。

彼女はどうやらニコロが入ってきた
時の戸惑いに気づいていたようだ

ニコロはコーヒーを飲みながら
ここを紹介してくれたカフェの
女性が「初老の」と言っていた事を
少し気まずそうに言った

ニコロは手早く、しかし丁寧に
弓毛を取り替える彼女に感嘆した ]
(19) 2020/09/24(Thu) 7:33:41

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ


ああ、貴女に出会えたことに感謝します
カフェの女性が言っていたのは
きっと貴女のことなんでしょう
貴女はとても素晴らしい職人ですね


[ ニコロはそう言いながら
このヴァイオリンとの出会いを
弓毛が張り終えるまで
ゆっくりと、静かに話し始めた。
>>1:281
そして最後に]

このヴァイオリンを渡してくれた
師匠が言っていました
素晴らしい出会いをたくさんしなさいと
今日、この日の出会いはとても
私にとって素晴らしいものになりました

この素晴らしき出会いに感謝を
(20) 2020/09/24(Thu) 7:33:58

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ ニコロはそう言って微笑んだ
そろそろ弓毛のかえも終わる頃だろうか
彼はきっと最後にこの出会いが
ここで終わりになってしまうことに
寂しさを感じて

「ぜひ、今日か明日お時間が合えば
この街一番の音楽の溢れる酒場に
ぜひ来てください
そこで演奏をする予定なので… 」

と言っただろう
そして、彼女はなんと言うだろうか]*
(21) 2020/09/24(Thu) 7:34:21

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

・・・小さな楽器工房・・・


>>79

ねぇ、自分の歩いてきた道に
  後悔したことはない?

[ 彼女のその言葉に笑みを浮かべていた顔が一瞬
自分でも強ばってしまったのがわかった ]

ああ、私はまた思い出してしまう
この記憶もこの感情も
この国では、私は私として思い出さず
忘れて楽しむと決めていたのに

溢れてしまう


[ ニコロは彼女の

このヴァイオリンの音を聴けるのを
楽しみにしてる。

という言葉を聞き
(111) 2020/09/25(Fri) 8:55:18

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

ありがとうございます
お時間があったらぜひこの子の音を

そう言って
ニコロはお代をカウンターに置き
工房から出た ] *
(112) 2020/09/25(Fri) 8:55:25

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ ニコロは工房から出たあと
もう一つのオススメの場所に向かうことにした。
そこは【穴場な花屋】だとか
カフェの女性のオススメは本物だと思った
なぜなら、先程の工房はとても職人としての腕も
そして、落ち着いた空間も素晴らしいものだったからだ

彼は、工房でのことを思い出しては
最後に誘ったのは失敗してしまったのではないか
そう思った。

この国の最大のイベント
コンペの時間にかからないとはいっても
きっと、初対面の自分に誘われるたのは困惑した
だろう。その上、客と店員…断りづらかっただろう

そんな事を考えながらも、教えてもらっていた
花屋の前にたどり着いた ]

ああ、とても華やかな匂いだ
華やかなのに落ち着くのはなぜだろうか…
また、素敵な出会いがありますように


[ ニコロは花屋の扉を開けた
店員はいるのだろうか?いたなら、ニコロはきっと
この素晴らしい空間に「この素晴らしい日にオススメの花を
もらえないかな?」と言っただろう
店主が不在のようだったら、また出直すだろう ]*
(135) 2020/09/25(Fri) 19:29:01
旅のヴァイオリン弾き ニコロは、メモを貼った。
(a38) 2020/09/25(Fri) 19:35:50

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

・・・花屋・・・


[ ニコロは扉を開けると

>>158
「いらっしゃいませ」

  と美しい声が聞こえた。落ち着いた優しいこえだ。

この素晴らしい日にオススメの花を
もらえないかな?

  なんて、唐突に言ってしまった。
  普通、初見の客がこんなことを言ったら引くだろう
  ニコロは少し後悔した
  しかし、何故だかこの女性なら自分の難しいこの要望でも
  応えてくれるのではないかと、ふとそう思ってしまったのだ。

「はい、では少しだけお待ちいただいても?」

  彼女は少しぎこちなく動いたが、それでも
  ニコロの難しい要望に答えようとしてくれた。

  ニコロは女性から案内されたソファに腰をかけた。
  彼女が真剣に花に向かい合う姿を眺めながら
  彼女の選ぶ花を楽しみに待つことにした。

  
(228) 2020/09/26(Sat) 18:47:30

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

今日は酒場で大切な演奏をする日。
  酒場に花は似合わないかもしれない。
  が、ニコロのひとつのルーティーンとして
  その街の花を横におき。落ち着いた気持ちで弾くのだ。

  この街は、この花屋の彼女はどんな街の姿を
  見せてくれるのだろうか
  そう思いながらゆっくりと待つことにした。 ]*
(229) 2020/09/26(Sat) 18:47:37

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ


とある酒場にて


[ 酒場にニコロが入る前、コンペ会場から聞こえるだろう素晴らし
  い曲と拍手の音。
  
  ニコロはその音を少し名残惜しい気持ちを抱えながら
  酒場の中に入っていった
  
  メインストリートの中にあるだけあり、酒場は他の
  場所に比べ大きく、そして賑やかだった
  グラスのぶつかり合う音
  人々の笑い声と僅かなすすり泣くような声 
  ニコロはその音を楽しげに聴きながら
  酒場の主人のもとに歩み寄り挨拶をした

「好きなようにそこの舞台で弾けばいい
 みんなそうしてきた」

  主人はそれだけを言うと仕事に戻った

  ニコロは舞台に上がり、自分の横に花を飾るだろう
  ヴァイオリンケースから丁寧に調律調整された
  ヴァイオリンを取り出すと肩においた

  まだ、酒場の客たちは思い思いに過ごしている
  舞台上のニコロに気づいていないのだ  ]
(264) 2020/09/26(Sat) 22:34:52

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ ニコロはこの三日間の思い出を振り返る
  素敵なカフ
  素敵な楽器工房
  素敵な花屋

  どれもキラキラと輝いていて

  ニコロはその細い指から軽快な音楽を奏で始めた

  それは、楽しげで跳ねるような曲調
  思い出すのはメインストリート
  街の賑やかな光景
  自分の過去みた世界とは真逆で素敵な街

  酒場の客たちはニコロが曲を弾き始めてすぐ
  驚いたように舞台を見て
  そして、その楽しくなるような曲に知らないはずなのに
  手を叩いていた

  ニコロもその手拍子を聞き、より楽しげにヴァイオリン
  を響かせた

  曲が終わると酒場の客たちは拍手と指笛を鳴らし
「いいぞあんちゃん」「もう一曲くれや」
  と囃し立てた

 
(265) 2020/09/26(Sat) 22:44:53

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

 ニコロは笑顔で次の曲を弾き始めた
  ゆったりとした曲 
  酒場には似合わないのではないかと思うような
  繊細な音が響く
  
  ニコロは落ち着いた雰囲気の工房を思い出し
  華やかな匂いのする花屋を思い浮かべながら
  一曲を弾いた

  客たちはさっきまでとは違い
  その繊細な曲に聞き入っていた 

  ニコロは最後の曲を弾くことにした
  それは、この街で聞こえたんだ歌声や
  コンペ会場から漏れ聞こえたこの国にはない新しい
  楽器を使った音楽

  そして、きっとその人たちの周りで起きた
  事件と奇跡
  それに対してどうか幸せになりますようにと
  願いをかけた曲
  
  酒場の客たちはこの曲を聞いた時に
  「家に帰りたくなった」「母ちゃんにあいたくなった」
  「ちゃんと生きなきゃ」
  と考えるようになったとか

  ニコロは演奏が終わると静かに舞台を降りた。
  客たちは投げ銭をしようとしていたが
  ニコロが入れ物を指定しなかったために直接渡そう
(266) 2020/09/26(Sat) 22:50:11

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

  としていたが、ニコロは首を横に振り
  バーのカウンターに向かった  ]*
(267) 2020/09/26(Sat) 22:51:00