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人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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カストル! 今日がお前の命日だ!

サルガスは、朝食の席に現れなかった。
(a1) 2021/05/30(Sun) 20:04:36

/*
きっっっっっっついですわ?
落ちたのがメレフのことに膝から崩れ落ちるPL。
両手で顔を覆って吐き気をこらえる。
多忙により諸々処理が死滅しております。
ごめんなさいねぇ〜と
ランダム……ちょっとたくしますわ、
裏切者さん[[ who ]]振ったりいたしませんこと?

咎を一緒に味わいましょう。

/*
察しはついていましたけれどここでシェルタン引いたら最悪ですわね

/*
ランダムなのにこんなきついことある?
了解です。
ここまで生きれたしセキレイは大変そうだし
赤ずきん連続だったので、
誰が出ようが今回は希望入らなければ
自分が相手しようかなと思います。

誰が出ても滅茶苦茶な咎になってしまうけれど……。

/*
誰が出ても咎になるのほんそれ〜〜〜〜君自身でもね。
赤ずきんは現存で特別連れて行きたい主張するんはない方かしら。
いってらっしゃい団長さん〜

――何かが。
何かが動き出している。
それはサルガスが、ブラキウムが、
そしてメレフやカストルが、
『居なくなった者』たちが残した爪痕が
じくり、じくりと膿み始めた音のように思えた。

だから、その封筒が今回は直接
自分の手元に来たことも、
何かあると思わずにはいられなかった。

いつもの部屋の真ん中で、封筒を開く。

*今日の襲撃先*
<<シトゥラ>>who

/*
教授! えっ……この場合は? 
どうすればいいですか?(マジ困惑)

/*
狼二人は噛み指定が出来ないので、二人以外が出るまで振り直しですね〜
この人数になると、セキレイ赤ずきんを抜いて、
簡易メモの上から1d4とかでもいいかも〜〜

/*
狼は〜
できないのでーふりなおし〜。
笑えなくて笑っちゃった〜
ボクが一番襲撃されたいけどぉ〜
……それは許されていないんだよぉ

/*
良かった。助かります。混乱した。
振りなおします。
次狼出たら1d4使います。

 その日の決まった時間、シトゥラは顔を出さなかった
 調子が悪くてとボードにかかれた文字の横に
 ルヘナが二日前に大人に呼ばれていたのを
 セキレイが担当した旨が書かれていた。

『二人ともごめんねぇ〜?
 大人に呼ばれちゃっていけません〜。

 カストルはいい子だったぁ?
 自分で悪い子だとかいってたけど
 ボク達を脅かすような子じゃなかったって
 大人から教えてもらったよ。

 随分と、
"みんな"
から興味を持たれていた存在だ
 っていわれていたから、
 また大人に選ばれるべき子だったのかな』

一瞬、眉根が寄ったが、
重ねて、二枚目があることに気づく。
成程、初日の自分への意趣返しかもしれない。

*今日の襲撃先*
<<ブラキウム>>who

「………」

静かに立ち上がると、それをテーブルの上に置き、
大きく、ため息を吐いた。

そうか。

それが。決定か。

セキレイがここに居ないことに、
少しだけ感謝した。
今優しくされたら、
きっと完全に壊れてしまっていたから。

「……俺が、やるよ。やらせて、ほしい。
 そういう、ことだろうから」

いつだって、この封筒の中には、
与えてくる試練しか入っていなかったから。

/*
い”〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

いってらっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い
裏切者抱きしめていいか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜???
勢いよく俺がいくっていう裏切者みたかったです。
最高の裏切者だ、最後まで駆け抜けましょう

「ん? ああ、そう」

置かれた物を拾い上げ、毎度のごとく手持ちの紙に書き写す。

「今回、なんか飛びきり意地が悪いですよね〜
 上の人が変わったりしたのか? なんでも構わないけどさ」

うーん、考える仕草。

「いいですよ、いってらっしゃい裏切者さん。
 あの子の見ていた君を裏切っておいで」

「後進の自主性が育っているようで、僕はうれしい限りです」

ひとりでへーき? 取って付けたように付け加えられた。

【人】 小さな心臓の サルガス

「――……」

 サルガスが朝食の席に現れたのは、朝食の時間も終わりかけの頃だった。
 幽鬼のように動きはおぼつかず、顔色は昨日の午後に中庭に現れた時よりも一層に白い。
 けれど、周りの子供たちは彼を"囃し立てた"。指をさして笑うものもいる。
 治療を受けていないことの証左は、皮肉にも烏合の衆の反応によって成されている。

 ふらふらと、自分が何をすべきなのかも忘れたような足取りで。
 ぼんやり、食事をトレーに乗せようとして。でも、うまく選び取ることもできない。
(5) 2021/05/30(Sun) 22:23:29

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:8 朝の食堂 レヴァティ
「ぅ、」

 貴方の手、こどもよりも大人に近くて、するりと伸びた指先を見て。
 何も入ってやしない胃の中がぐるりと回ったように、ひくりと喉を動かした。
 なんとか込み上げるものをこらえて、こらえて、緩やかに首を横に振る。

「だい、じょうぶ……テーブルで、食べるよ。自分で、持てるから」

 真っ白い指でトレーを返してもらうとそのままよろよろと席を探した。
(11) 2021/05/30(Sun) 22:56:22

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:10 朝の食堂 ブラキウム
 少し二の足を踏み気味ながら、昨日と同じように席のそばまで行って。
 遅れた時、いつかと同じようにまだ席に立たず、貴方の返答を待ち望む。

「……まだ、となり、空いてるかな。
 ルヴァと……カストルは?」

 状況に気づかない。気づけていない。それらをとりまく違和感に、目がいっていないのだ。
(12) 2021/05/30(Sun) 22:58:34

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:13 朝の食堂 レヴァティ
「レヴァティは、どうして――……」

 ほとんどぼやくように、ぽろりと。ここでは多くの者が目を逸らしていることを口にしかけて。
 ぐ、と飲み込んだ。ここでは、こんなにも人がいるところでは。どうしても言葉は制限される。
 まるで貴族の舞踏会のように、まつりごとが通い合うこの場所で。
 ひとたび、口にすることが何を呼び起こすのかということは、はっきりとわかっているのだ。

「……ううん。なにか、おはなし、あったら……あとで、聞けるとおもうから」

 ふらついた様子のまま、少年は既に出ていく方面に多くなっている人波に紛れていく。
(15) 2021/05/30(Sun) 23:32:45

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:14 朝の食堂 ブラキウム
「うん。うん、……そうだね。ごめんね。寝坊、しちゃって……。
 ふたりとも、少し、遅れてるのかな。みんなつかれてるし、しかたないよね……」

 言外に不安をいだきながらも、それを明確に言い表そうとはしなかった。
 言ってしまえば現実になるような気がして。
聞いた者が眉をひそめたのも見ないふりして。

 いつも以上に乗せられた品の少なく味気ない食事を並べて、それでも少しほっとした。
 少なくとも目の前にいる彼の無事は確認できたのだ。
無事って、なんのことだろうか。


「……ちょっとだけ、へんなもの、見つけたりはしたんだけど。
 でもやっぱり、これだって思うようなものは、見つけられなかったなあ……」
(16) 2021/05/30(Sun) 23:48:05
サルガスは、研究員の一人がいなくなった噂を聞きました。
(a18) 2021/05/31(Mon) 0:42:51

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:17 朝の食堂 ブラキウム
「無茶なんて……ううん。無茶、したのかな。何も……しないのは、はばかられて。
 なんか、今日のブラキウムかっこいいね。……ブラキウムこそ、なにかあった?」

 成果が得られず、ただ日々を過ごすことにも気を咎め。けれど、それにしたってぼうっとしている。
 隠して、ごまかそうとしているよりは、もはや何も具体的に考えることすらできないようで。
 そのくせ人の変化には漠然としたものながら気づきがあったようだった。
 立ち振舞いになにか、覚悟ともいえるようなものを感じ取っている。

「そうだね、なんでもいいから、食べなきゃ……。
 きのう、青りんご、おいてきぼりにしちゃったね」

 緩慢な動きながら食事に手を付け始める。
 つやつやと魅力的にみつの気配を知らせる青りんごだけが、かがやかしい食べ物に見える。
 何事もなく、二人揃って席につけたけれど。ここに呼びたかった者達はどこだろう。
 "明日、また明日、また明日と"。
 歩み続けるでしかないのに、その足取りがこうも重いのはどうしてだろうか。
 前を、顔を上げて前を見つめる彼と、一転して何かが頭を擡げて離れない少年は。
 歩みゆく行き先が少しずつ違えてしまっていても、同じものを見つめていると言えるだろうか。
(19) 2021/05/31(Mon) 7:44:37

【人】 小さな心臓の サルガス

「ああ、……ああ。シェルタン、戻って、来たんだ……」

 耳に聴こえるバイオリンの旋律が、誰しもが耳を傾けるそれに戻っている。
 気づいて、顔を上げて。そのまぶしい姿に、人知れず目を細めた。
 今なら声をかけられるだろうか、
或いは自分にその資格があるだろうか。

 あまりにも貴いその姿を、食堂の片隅でただぼんやりと見つめている。
(20) 2021/05/31(Mon) 7:46:58
サルガスは、朝食の後、自室で祈りを捧げていた。
(a23) 2021/05/31(Mon) 7:49:48

サルガスは、自分がどうして咎も受けずにここにいるのか、わからない。
(a24) 2021/05/31(Mon) 7:50:10

 定刻から遅れてここには何人残っているだろうか。
 目標になった生徒と大人からの指示を見る。
 
 自分の名前は見えていない。どこにも自分の名前など無かった

「赤ずきん、裏切者」

 あのとき語らった僅かな時間で見えてしまった、諦観。
 今なら理解してしまった、見えていなかった真実と
 皆の苦しんでいる姿と、何故か自分までもが
 いい子でいられなくなってきた気分に戸惑っている。

 何も、疑問に思ったことなどなかったのに
 心は何もかも分けられていたし、今でも大人たちが大好きだ

「ボク、殺したいって言われちゃったかも。
 怒ってるわけじゃないと思うんだけどねぇ〜?
 復讐相手がいないんだってさ、助けてあげられるかな」

 友達のために手を差し伸べる事に躊躇などない

「時間をかけて救えないかもしれないのなら、
 いっときの幸せをあげたほうがいいんじゃないかって」

 自分の可能性と価値を考えたら、よっぽどいい事に思えてきたようだ

 シトゥラは、大人になりたい
 裏切者のように矛盾を抱えた存在を認めて治療できる人を探したい。
 赤ずきんのように何も期待をしていない子供に手を差し伸べたい。

 彼らのように、見えない子供を見守りたい
 彼らのように、見えない存在を認めたくない

 そんな大人になりたい

「だから」
「……何があっても僕はいい子だったって大人に伝えておいてくれ」

 ポツリと、聞かれていないかもしれない言葉を残して
 彼はまた部屋を出ていった

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:22 朝の食堂 シェルタン
「シェルタン……お、おは、おはよう!」

 食器も下げ、手持ち無沙汰になってしまった頃だろうか。声に振り向き、柔らかい足音が向かう。
 見えても、触れても、それでも取り払われなかった見えない暗幕が取り払われているかのよう。
 子犬のように駆け出しかけて、足が一度止まって、勇気を出すようにもう一度歩き出した。

「……なんだろう、なにか……どう、お話ししていいか、わからないね。
 ぼくは、だめだなあ……なんともないようにしなきゃって、おもってたのに。
 ああでも、おかえり。おかえり、シェルタン、きみが……ここにいてくれて……」

 『治療』されたもの、されていないもの。分け隔てなくあるようにしたいと思っていながらに。
 それでも確かに受け入れられたものとして立ち振る舞う貴方の姿を見て、少年の鼻はつんと童謡のトナカイのように真っ赤になった。

「ぼく、どうしたらいいだろう? どうやって、立ち向かっていけばいいだろう?」
(24) 2021/05/31(Mon) 12:15:10
サルガスは、自分の手がいつも水浸しであるように感じている
(a25) 2021/05/31(Mon) 12:29:47

サルガスは、知らない生徒に声をかけられ、逃げました。
(a26) 2021/05/31(Mon) 12:33:23

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:26 朝の食堂 シェルタン
「……ああ、ああ。"ごめんなさい"、"ごめんなさい"。
 ぼくらにできることは、それだったのかもしれない。何があっても負けないことだったのかもしれない。
 きみが、つよくて、まぶしくて。いつもその音色があったことに、もっときづけばよかったな」

 ヘイズがいなくなった時。自らがいなくなった時。自らがもとってきた時。
 いずれの時でも美しい音色でそこにいることを訴えていたあなたを、ひょっとしたらよく見ていなかったかもしれない。
 もっとそばに居たならば、もっと良い気づきを早くに得られただろうか。
 抱き着くというには弱々しく、伸べられた腕に両手を引っ掛けた。
 きゅうと、小さい指が袖を握りしめる。

「そうだね、シェルタン。いつでも、どうあっても、おたがいの傷を癒やしあえれば、それが救いになったんだね。
 きみのやってきたことが、どれほどだれかの助けになったか。
 ……メレフとカストルを、見かけないんだ。

 おねがい、シェルタン。かれらを、みつけてあげてください」
(28) 2021/05/31(Mon) 12:53:44
サルガスは、逃げている。それがいじめっ子たちの心証を悪くした。「逃げたネズミを捕まえろ!」
(a29) 2021/05/31(Mon) 12:55:53

サルガスは、追いかけられている。足をかけられ
(a30) 2021/05/31(Mon) 12:56:24

サルガスは、転ばせられた。子供たちの好奇の目と、無邪気な猜疑心を刺激した。
(a31) 2021/05/31(Mon) 12:57:13

サルガスは、助けを求めない。求められない。諦めたように俯いて、唇を噛んで。けれども何が言えるだろう。
(a32) 2021/05/31(Mon) 12:59:22

サルガスは、だって。己のしたことを知っている、彼らは知らない、でも自分は、知っている。
(a33) 2021/05/31(Mon) 12:59:48

赤ずきんは、セキレイが来る頃にはあの部屋にいませんでした。

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:30 朝の食堂 シェルタン
「ありがとう。ほんとうに、ありがとう。
 いつだって、弱音をはいていいからね。ぼくでなくても、寄りかかれるだれかに、そうしてね。
……たとえば、メレフとか。ぼくは、なにも聞いていないけれど……」

 二人の間に、あの日の深夜に何かがあったのだと言うことは聞いている。それが何かは、敢えて問いたださなかった。
 けれど、二人がそれを同じく抱えているのなら、二人なら何とかできると、信じている。
 言葉少ない彼と、優しさで口を隠した貴方が。互いを大切にしようとしていること。
 互いの言葉の中に言外に抱えた見えないものを、なんとなく、信じているのだ。

「いつか、また、あのひの音色を聴きたいな。
 
愛の喜び
、こんどはあたまからちゃんと、さんにんで……」

 くしゃくしゃになった涙声は、俯いた頭の下側からのぼるやうに聞こえる。それを、鼻を啜って押し返して。
 あまり小綺麗ではなくなってしまった顔をぱっと上げると、両手をやさしい腕から離した。
 人のほとんど捌けかけそうな食堂の出口へ、くるりと足を向けて、振り返らないように駆けていく。

「じゃあね! みんなのこと、よろしくね!」
(31) 2021/05/31(Mon) 14:42:20

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:32 朝の食堂 ブラキウム
「……ごめん、ごめん」

 貴方の声を聞くごとに。人を率いるものである姿を見るごとに。その成長と認めるごとに。
 自分がやはりどれだけ愚か者であったかを知るのだ。貴方が最初に見出した通り、愚か者なのだ。
 いかに貴方が自分を利用しようとしていたかを、傀儡にしようとしていたかを、どうして。
 どうして、最初に理解してしまって、踏み込んで論戦することなく見ないふりをしてしまったのか。
 少年を取り巻く多くのからかいと一緒くたにしてしまわなければ、今は同じ高さで戦えただろうか?
 いまや、貴方の前にあるのは今にも泣き出しそうなくしゃくしゃの顔ばかり。

「どうしてだろう、どうしてきみと語り合うのを、あきらめてしまっていたんだろうね。
 きっとひとこと、嫌だと、いっていたなら。たがいのほんとうにほしいものを、わかっていたかな。
 もっとこどもらしく、心の中の白も黒も、あかしていれば、よかったかな」

 食器を持つ手が止まる。取り落とすように落ちた腕は、伸びかけて、やめてしまった。
 あなたを引きずり込んでしまわないために。
 大人でも、子供でも、患者でも、被害者でも、もう、なんでもなくなってしまった。
 ぼろぼろと涙をこぼしながら、少年は貴方に唯一で、最後の"お願い"をする。

「ねえ、ぼくのこと、さんざんにうらんでしまってもいいよ。
 きっとこれはとても残酷になるのかな。これほど、歩み寄ってくれたきみを、おこらせるかな」
(37) 2021/05/31(Mon) 21:08:47

【人】 小さな心臓の サルガス

>>4:32 >>4:37 朝の食堂 ブラキウム
「ブラキウム、お願い、お願いだ」

「助けて」

「『みんなを』、助けて」

 ――少年は、長卓の椅子
ぶたい
から降りた。
(38) 2021/05/31(Mon) 21:11:42