08:42:42

人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 広報さん 牧野瀬 幸


「あれ?そういえば……」

シャワーや脱衣所って今、あの盗撮アプリの支配下だっけ?
温泉の方に行こうとした矢先そんなことを思い出す。

プールで遊んだ後に身体を洗わなかったり、
あるいは着替えなかったりするのは不衛生なので、
できれば“しない”という選択肢は避けたいところなのだが。

「……まあ……まあいいか。
 社内だけと思えばそれほどだし……」

直接的でないにしろ、不特定多数に向けて、
そういう写真はあげたことあるんだしな。

重い足取りで一度身体を流しに行こうとするだろう。
(78) 2022/09/24(Sat) 18:25:42
牧野瀬 幸は、水着着用可の温泉へと向かった。
(a27) 2022/09/24(Sat) 18:33:38

牧野瀬 幸は、どちらにせよ一度水着履き替えなきゃ……
(a28) 2022/09/24(Sat) 18:35:34

もしかして、そういう趣味の人ばかりを集めた会社だったり?
普通なら訴えられそうなことも色々起きている。

雲野も、不思議とそういうものは湧いて来ず。

「監視カメラの切り替えと、観察……………」

上司の若い頃が気になるかどうかで言えばまぁ気にならない寄り。
とはいえ否定せず、なるほどと頷いて手元のカップを軽く揺らす。

「………妄想するのは、別に悪いことやないと思います」

どういう妄想してるんですか?と聞きかけた口を閉じて。
フォローにもならない言葉で返事を返した。

緑郷のアリという言葉にも、同意とは違うがまた頷いて。
この性癖暴露大会の本会場にツッコミがいないことを悟った。

「…注意がないんは、こんなアプリがあるからかもしれませんけど。
線引きはあっても社長自らやっとったら、文句は言えませんし…」

勿論法務部が黙っていないという点も理解出来る。
これはギリギリなのかどうかは分かり兼ねるが、セーフなのだろう。

そう考えると多少?のハッキングは許されても可笑しくない。

やりたいことが終わっているという鹿籠の言葉に若干首を傾げつつ、揺らしていたカップにまた口付けて喉を潤した。

「お菓子や雑誌、ですか。…うちもせっかくやから何か持ってきたいですね。
まぁ、同じく晒された時はあんまり部屋から出たくないしここには戻らないでしょうけど……」

空になったカップは微かに音を立ててテーブルの上に。
死なれるのは困るので、口には出さないが絶対止めに行こうと決意したとかしてないとか。


「社長が文句を言うとしたら、
 自分に黙って楽しそうな事しててズルい、とか
 そういうのしか想像できませんねえ……」

脱線。

「ともあれ誰にも迷惑を掛けていなければ万事オーケー、
 その上しっかり仕事ができているなら文句なしでしょう!
 鹿籠さんの腕の良さは緑郷も聞き及んでいますよ!」

やりたい事は終わっている、という言には緑郷も首を傾げつつ。
実際自覚して控えている分かなり良識的なのかもしれない。
この会社的にはそれでいいんだろう。

「たとえ人間としての質が下がりに下がったとしても、
 緑郷は鹿籠さんの事が好きですからね!」


それでいいのか?


「それからそれから緑郷はー……
 多分よっぽどの事がない限り最後までここに居ますから、
 捕らぬ狸の皮算用ならぬ、捕らぬ皇狼の皮算用ですねえ」

この居心地の良さは皆で居てこそのものだから、
仮定の話とはいえあまり人数が減ってほしくはないものだ。
もはや勝手知ったる我が家のように紅茶のおかわりを注ぎながら
そのうち自分も何か持ってこようかな、だとか考えつつ。

「寂しくなったら遊びに行きますね……死んでいても……」


もちろん楽しい社員旅行で死人は出ない方が良い。
たとえ性癖をバラされ生き地獄と化したとしても。
手遅れだったら仕方ない
けど、間に合うなら止めに行こう。
概ね同じ考えらしい雲野と無言でアイコンタクト……できた?

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#温泉夜の部

「あぁ゛〜、いい湯だ……」

湯舟に浸かって溶けている。
ビキニパンツとはいえ水着も履いてるから超リラックス。

その間もなんか無性に気になってスマホを眺めてしまう。
何だかんだいって、こう、見逃したくもないし。

「思ったよりとんでもねーとこ来ちゃった気がするっす」

そう実感したところで多分一日くらい出遅れてる。
(88) 2022/09/25(Sun) 9:53:34
「そう、ですね」

社長からの文句、確かに。
そこまで存じている訳でもないが、今回のことでその想像に同意の気持ちが湧いてきた。

緑郷の言葉に軽く頷きながら空になったカップを手の内で回す。

迷惑をかけない。仕事をする。
基本的なことさえ出来ていれば、この会社としては問題ないのだろう。

とはいえやはり、やりたい事はという点には疑問を得たままだが。
果たして鹿籠の口からそれについて出てくることはあるのだろうか。

「あ、あー……」

それもそうか。残される確率が高いのは緑郷だ。
仮定であれその話を聞くのは気持ちとしてあまりいいものでは無いのかもしれない。

「……遊びに来るのは、大歓迎です」

死んでいても、は物騒すぎるが。
その為絶対、絶対鹿籠の死は防ぎたいとも思うが。

無言のアイコンタクトを何となくで受け取って頷いた。

それから遊びに来るのは歓迎、とは言ったが。

こちらからも遊びに行ければいいななんて考えて。
この居心地が良くなってきた空間の中で緩やかに笑みを浮かべた。

「あの皆さんで泊まる部屋ならともかく、
 
男性の個室には簡単に入らないでくださいよ?


わかってますよね、とため息をつきつつ来客は拒まないようだ。
引きこもりは引きこもっているだけ。

「元気がなさそうならうかがいますよ。
 それとなんかそんなに変なこと言いましたかね、僕。
 ……ま、まだ秘密にさせてくださいよ。
 これでもかなり大事なものを失っているんですから」

ひとまずお暇しますと、その日はこの第二の自室を出ていった。
伝わっているかは定かではないが、早々に誰かが欠けては寂しいのは同じ気持ちではある。無事で再会したいものだ。