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人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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[やばい、すごい、きもちいい…以外
 何も考えられない。

 そんな汚いの、舐めたらダメだよ、とか
 吉田のヤロウのこと、とか
 何より、この持て成しが成功したら
 また昨日みたいに彼が酷い目に合うってこと、とか

 絶対に忘れちゃいけないことまで
 すっぽり抜けてしまうくらいに
 彼の手ほどきは、繊細で、優しくて、巧みで。
 

 
[糊で固められた穂先が
 ぬるま湯で解けていくみたいに、
 今までずっと隠れたままだった淡い桃色が
 恥ずかしそうに顔を露わしていくと

 そこを撫でる舌が、
 内側に溜まっていた汚れまで
 飲み込んでくれてるなんて知らなかったけど
 その時に押し付けられる上顎が
 どうしようもなく気持ちが良くて。


 そのうちに

 付け根の、さらに奥んとこが
 なんか…
 なんていうか……

 上手く言えないけど、なんか堪らなくて
 苦しいのとは違うのに
 ギュぅッと眉根が寄っていく。]
 

 
[そうこうしていると、さらに
 怖いくらいの、すごいのが込み上げて来て。]



   あっ、あっ、…まひる、くんっ、 

          あっ、なんか、やばっ…、ぃ


   で、っ…  出そ、ッ……



[切羽詰まった困惑声を響かせる。

 両脚の間の彼の頭を
 抱え込むように、体をくの字に折り曲げて
 必死にその恐ろしいほどの快感の波をやり過ごそうと
 全身にぎゅっと力を込めた。]*
 



   ────現実の温もりは、夢想迄もを変えてくれない。


   お伽噺の中の怪物はいつも独りぼっち。
   眼前に現れた人影に喜び近寄ろうとすれば、
   すぐさま頭に銃口を突きつけられる。

   血に塗れた誰かが自分を指さし罵倒する。
   臓物を吐く誰かが自分を睨みつけ続ける。
   大切だった誰かが自分を拒絶し遠ざける。


   「お前のやっていることは所詮自己満足だ」
   「仇討ちなんて言い訳のひとつにしかならない」
   「同胞さえも手に掛けたお前はもう─────」

      
「   唯の
殺しだ。   」


   一心に向けられる刃に心が悲鳴を上げても
   居場所のない化け物に安息が与えられるわけがない。
   息をすることさえも苦痛で仕方なくても
   止める事さえ許されない……死が許されぬ生き地獄。


 




    何時かの時。
    苦痛の夢から救ってくれた人物の影が脳裏を過ぎる。
    彼の名前を呼ぼうとして───錆び付いた喉が灼けた。



(名前が………言えない。思い出せない。
 焼けた手紙と共に朽ち果てた少女の初恋は、
 人間性と共に勢いよく崩れ落ちていく。

     何れまともじゃいられなくなる予兆のように、
     美しい思い出でさえも腕の中から消えていく。)


 







      醒めろと何度も念じ続ける。
      いつか醒めぬ現実になると分かっていても。

 

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[…………最悪な目覚めであった。]

[砦の中だということを忘れかけていたのかもしれない。
扉の向こうの他人の声に乙女には程遠い野太い悲鳴ですっぽり布団を被って震えていた。
昨夜の乱れ具合が嘘のように生まれたままの姿を隠し、朝の寒さに震え続ける。
随分昔の頃のように寝ぼけ、平然とした相手を恨めしそうに睨め付けた儘、差し出された服を震えた手つきで引っ掴む。もぞもぞとシーツの芋虫の如く蠢いた後、いつもよりも長い袖に不満を零しながら這い出てきた頃合い。
自分が窓を叩くまで彼が何をしていたのか。
知る機会がなければ、白紙の紙の内容さえも察せる筈もなく、


    ……掛けられた言の葉に頬を染め、き、と睨みつけた。]

 
(2) 2020/12/10(Thu) 21:42:11

【人】 終焉の獣 リヴァイ




(これほどまでに昨夜の不貞を呪ったことはない。
 もう間違いは重ねないでおこうと誓ったのは
 彼の言葉を本気で捉えたせいであろうか。)



    
お前、本当に殺してやるからな……!



[わなわなと振動する拳を振るうよりも先、昨夜散らばった衣服の残骸から見つけ出した短剣を引っ掴み、懐に放り込む。眼帯を探して拾い上げればしゅる、と傷跡が目立つ右目に括り付けた。

思い出したように、転がっていた真鍮製の注射器を取り上げる。
ぶかぶかとした服の袖をたくし上げれば、狂ったように注射痕の乱れ咲いた腕が曝け出された。
いつか見た事があったであろう真紅に染まった液体を、唇を噛みしめ血管の中に注ぎ込む。

…………決心の現れを、身に刻み込むように。


殆ど手ぶら同然の彼女の支度はこれにて閉幕。]


[その後浴びる視線と独り歩きする噂話は、かつての学び舎を彷彿とさせる。ポーカーフェイスの仮面を被りながら、化け物の噂は立っていないかと神経を張り巡らせていたのは内緒の話。

────そんな余計な心配も、彼が帰路の途中で寄る場所の正体を察してからは消えてなくなるのだろうが]*


 
(3) 2020/12/10(Thu) 21:42:14
 
[空澄くんとしたのより大人のキスを
 別の人としていると
 鼓膜が痛いほどの怒気が発せられる。

 嫌なことを強いられていると
 思っているのだろう。
 僕が感じることのない痛みを感じて
 僕の代わりに怒ってくれているのだろう。]


   (ああ、かわいいなぁ……)


[粘膜を擦り合わせるよりなおゾクゾクする。
 胸の奥から泉のように感情が湧き出ずる。
 それを
愛おしさ
と呼ぶことを僕は知らぬ、まま]
 

 
[咥え愛でれば掠れてしまった声も
 蜂蜜のように甘くなっていった。

 他のことは忘れてしまったように
 僕が与えるものだけに耽溺する君を
 口に含んだまま見上げ思う。]
 

 
[────とても残念だよ、空澄くん。

 でも、仕方ないよね。
 だってこんな気持ちいいの、きっと初めてだもんね。]
 

 
[胸の奥から溢れていた何かがぴたりと止む。

 誰かに盗られてしまう前に
 この場で跨り、奪ってしまいたかった。
 そんな欲望はいまはなりを潜めた。

 快楽を教える動きだけ休むことを知らず
 背中の白い羽根を一枚ずつ優しく毟り取るように
 恥垢を剥がし、飲み込みきれば、
 露出した如何にも粘膜といった先端を
 顎の内側、喉奥へと擦り付けて嬲った。]


   ん、っふ、 
ぢゅ……っ



[唇を窄めて深く咥え頭を揺するのを繰り返し
 限界を伝えられれば一層強く吸い付いた。
 温かく青臭いものが口の中に拡がっていく。]
 

 

   ……、……ぷ、はぁ……


[君を気持ち良くできて嬉しくて
 受け止めた体液はゆっくりと喉奥に流し込み
 どろりとした喉越しが過ぎれば息を吐いた。
 達成感は確かにある。
 けれどどこか冷めた心地が足下を攫っていく。]
 

 

   …………目、瞑っててね


[見せた微笑みはこれまでで一番淡い。
 強い力で腰を抱かれ、
 身を寄せていた膝から引き剥がされる。]
 

 
[十一月。日の落ちた教室は冷え込み
 触れていた箇所に移っていた温もりが
 消えるのは早かっただろう。

 今日もこの階だけ、見廻りが来ることはなかった。**]
 

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[かの皇帝が信仰の熱い人物だと言う話は今まで聞いたことがなかった。
故に、教会などという場で足を止める理由が追悼以外に見つからない。無関係であるのは百も承知であるが、一歩退いた場所でその様を俯きがちに見つめていた。
刺さる視線が酷く痛い。王族に擦り寄る女にしては、随分と場違いな噂が尾鰭を付いて回っている。それが大きくなればなるほど自身の首の値など信じられぬ値段になる故──彼の判断は妥当、といったところか。


帝王学部に難癖を付けておちょくってきた学生時代、彼女のことを聞いたことも無ければ直接話したこともない。
が、時折彼の傍らにいた事実のみを思い出し───「そうか」と相槌を打った。]


(とっくのとうに捨て去った筈の陽だまりが、
 少しずつ確実に崩れ落ちていることを改めて理解する。
 その選択を、尊い犠牲を、
 自分が口を出す資格なんてあるはずがなく。)


 
(7) 2020/12/11(Fri) 9:56:45

【人】 終焉の獣 リヴァイ



(学友のみでなく、守りたかった本心とは裏腹に、
 踏み台にして国家焼却炉の燃え滓にしてしまった
 嘗ての同胞たちのことが頭によぎっていた。

 人権さえ奪われていた彼等が
 国の土の下に眠る権利を与えられるはずもない。
 殺した事実を国へ公表した手前、
 満足に墓も作ってやらなかったことを思い出す。

      ……彼等に罵られて当然の結果だろう。)



  ……お前がそう決めたのであればそうなのだろう。
  特に何も言いやしないさ。
  争いとは生と死によって成り立っているのだから。

                   
お前と私も。

                 ……そうだろう?


[声を潜めた密談に肯定とも否定とも取れぬ言葉を返したのは、
どちらの立場にも立つことができない内心があってこそ。
物憂げに睫毛を馳せて───再び上げた隻眼は、真っ直ぐな意思を持っていた。]

 
(8) 2020/12/11(Fri) 9:57:46

【人】 終焉の獣 リヴァイ




  ……頽れる前に私が喰ってやるから安心しろ。
             苦しませはしないさ。

  (懐の中で握りしめた約束が、やけに熱かった。)


[悪魔の脚本通りのつまらぬ芝居などごめんであった。
チェス盤に並べるには些か駒数が少なすぎるかもしれないが、2騎もあれば勝負はできよう。
犠牲に必要か否かを問うには既に罪を重ねすぎた思考回路を無理やり望む向きに正そうとしていた。

     ……未だ彼の本心にも、託した毒が使われるのかも
             気付ける予兆も感じないまま。]*

 
(9) 2020/12/11(Fri) 9:57:51

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[搾取ばかりを繰り返し、戦乱にあけくれ、絢爛豪華な閉鎖空間で悦を得るばかりの祖国を見てきた自分には、英雄の帰還を祝うような他国の雰囲気が少しばかり眩しく見えた。]


[場違いなのだとわかっていても、飛び交う真紅に圧倒される。
君主の振る舞いに刮目し、称賛を述べられ、それに応える姿は幼い頃に夢見た理想の国の姿と重なってしまう。

(権力の全てが憎らしいとさえ思っていたが、
 民主主義を声高々に掲げようとも思わないのだ。
 誰も搾取されず、貧困に喘がず、差別もされず、
     幸福に生きていられるのなら……それで。)


数日経てば馬の扱いにも慣れ、指定された立ち位置を保ちながら民に揉まれる元学友の姿を唖然と見つめている他無かったのだ。]


(ひとつの国が長年の屈辱から解放される瞬間。
 誰もが縛られることがない。誰もが自由を喜んでいる。
 誰もが不安を抱えることなく生きている。

 血と断末魔を乗り越えた先に存在するエデンの証明。
 こんな場所で、あの子と生きてみたかったとさえ。)


 
(16) 2020/12/11(Fri) 21:15:49

【人】 終焉の獣 リヴァイ




  
(…………でも、 お前は?)

  [前よりもやや逞しくなった後ろ姿からでは
  彼の表情なんかわかりやしないのだろうが、
  彼が本当に心から笑っているのか自信が無くて、
  やや俯いた表情を曇らせてしまった。

        手元に残るは、引き裂くべき生命の運命。]

  (私が此処迄穢れる道を辿らなければ、
   お前は唯、誰にも知られず孤独に燃え尽きたのか?)


 
(17) 2020/12/11(Fri) 21:15:52

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[まるで帰りを悲しむ輝夜姫のようだ。
道行く月を見上げては意識を遠ざける日々が続いていた。
毎晩毎晩戒めるように刺し込む注射器の数は日々減っていき、その効力も定かなのかさえわからなくなってくる。
悪夢に苛まれる時間が増え、学生の頃よりも寝不足になっていたのかもしれない。
煌びやかな衣装は元々余り惹かれる性格でもなければ、刻限が迫る時の中で侍女と話して交友を深めようとも思えない。
削れていく自我を徐々に感じながら、残った意識を手繰り寄せるように食事だけは噛みしめていた。人間以外で湧き出る涎こそが自分を自分たらしめる証拠だとでもいうように。]


[声を掛けられたのは、夢遊病のように部屋を彷徨っていた時だった。
少し瞬いた後二つ返事で向かった先はどの部屋よりも広々としており、彼の権威を思い知らされる。
権力を何より嫌っていた癖に、大人しく王宮に収まる自分の今の状況に心の中で苦笑しながら席に着く。

────随分と昔、学び舎の一室で似たようなことをしたことを思い出していた。]

 
(18) 2020/12/11(Fri) 21:15:55

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[日頃の彼の暴食っぷりを見ていれば、
糖質控えめのものでも少々眉を顰める要因にはなろう。
……けれど、もう今は小言を言う気にもなれなかった。言えるような精神をしていない、と言うべきなのか。

つかの間に与えられた安らぎに浸るように言葉を紡ぎ、低体温症の身体に暖かな紅茶を流し込んでいく。
茶会の席で彼女が選んだドレスコードは、最初に与えられたものと同じ。黒を基調としたロング丈のワンピースの上に、男物の軍服。]



  お前と私じゃ価値観が違う。
  生まれも育ちも違えば何れ突き当たる常識だな。
  昔は全くもって理解出来やしなかったが、
  今ならなんとなくわかる気がする。

    私はお前では見ている景色が違いすぎるだけだ。
                   だけど……な。


  
(19) 2020/12/11(Fri) 21:15:58

【人】 終焉の獣 リヴァイ



(自分の決めた道を真っ向から突き放すような言葉を吐かれ、
 思わず頭に血が上り、我を忘れて相手を貶したことを思い出す。
 あの時は互いに守りたいものが異なっていただけだというのに
 馬鹿の一つ覚えのように傷つけあって、おかしなことだ。

 ……どちらも決めた道から逸れないのだと知っていたのに。)



   ────そう聞かれれば、そうなのかもしれないな。
   私もどうしてなのかは全くもってわからないのだが
   もう二度と自分の目の前で、自分以外の誰かが
   相手自身のためではないことに苦しむことが
   見ていられなかっただけなんだろうさ。


(自分は守られたいだなんて思っちゃいなかったのに、
 守護の代わりに命を捨てる誰かの姿を思い浮かべて目を細めた。
 ……相手の中に渦巻く感情を理解できてもいないから、
   平然とそんなことを言っていられた。)



[死刑宣告のような重みのある言葉に隻眼を軽く向け、返事は瞬きを数回。……承諾なんて声に出さなくてもいい筈だ。
その呼び出しの意味を、どうしようもなく理解できていたから。]


 
(20) 2020/12/11(Fri) 21:16:02


[─────最後の注射針を、腕に深く刺し込んでいく。
痛々しい針痕だらけの腕は悲鳴をあげていてもおかしくないのに、もう痛みさえもわからないくらいに感覚が麻痺していた。

有り余るほどにあった赤い薬品ケースが、今では一つも見当たらない。
材料が無ければ作りたくてもそれすら叶わないだろう。
この日が終われば不要になるとわかりきっていたから敢えて作らなかったのだ。

綿密に、秘密裏に編み込まれた計画の中。今宵は綺麗な満月が望める筈だ。明から暗へと変化するグラデーションを眺め、沈みゆく火の惑星を見守った。

  (この夜を超えれば、私は。
   ……本当にどこへも行けない怪物になってしまうのだ。)

引き留めるものも理由もありはしない。全て自分の意思で捨ててしまった。
後は嘗て死にかけだった獅子を頭から貪れば、きっとそれで終わってしまう。
少しも寛げなかった客間の扉を静かに閉めれば、向かっていくのは謁見の間。

  息苦しさに喘ぐ   彼
……王族に唾を吐く性格の彼女には到底似合わない場所こそ、最期を飾るに相応しく。]


 

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[初めて触れる重い扉を押せば────案外呆気なく視界は開けた。
壁を飾るステンドグラス、眼前に聳え立つ階段の先に見える鉄の玉座はどこまでも冷たい温度を感じさせるようで。

未だに長い袖の下の手をぐ、と握りしめたのは、伝わる寒さに耐えようとしたのか。
凍土の色を抱く瞳で頂上の主を真っすぐ見つめる。その目は昔のように燃え盛るかの如く光っているのだろうか。

月は未だに雲間に隠れ、その正体を現していない。自分の病の発作が現れる予兆が無いのなら、少し位の言葉は交わせたのかもしれないが、]


        ………………どうやら、もう時間のようだな。


[最後の会話がどんなものであれ、満月の衣は何れは流れ去ってしまうから。
徐々に訪れる視界の揺らぎと、頭痛の初期症状を鈍いながらも感じれば、か細い声で非道な運命のカーテンコールを告げようか。*]


 
(21) 2020/12/11(Fri) 21:16:14
 

[ 広がる光景に酷い既視感を憶える。
  覚醒すれば忽ち薄れて消えてしまう様な記憶だが、
  夢の続きに導かれて再び小川の畔に立っていた。

  アルデンヌの森。
  小春日和と呼ぶべき柔らかな温もりを風が運ぶと共に、
  木の葉のさざめきと栗鼠の鳴き声を伝えている。 ]


 ( 言いそびれた台詞などたった一つだけ。
   其れを解っているから貴方は何も訊かないのか。 )



 [ 隣合う影法師は何も語らない。
   此方が口を開くその時を待っているかの様に。

   言わなければ。
   もう、夢を見る事だって二度と無くなるのだから。 ]

 



[ 睦言を交わし合う様な仲でこそなかったが、
  課外学習に似た認識をお互いに抱いていた筈だ。
  其れは最早利己的な利用関係には留まらず…… ]


( 然れど、あの学び舎に背を向けた日から
  二度と逢う事はないと思っていた。

    学友を、教師を、実の父でさえも殺す未来を
    打ち明ける決断は出来なかったのだから。 )


 



        
( ……だから。 )


    ・・
( お前だけは何も知らなくていい。
  望んだ時のみ遠い國の史書を手に取れば良かろう。

   血濡れた路を辿らず、陽向の如く唯、
   何も出来ずに────老いて、然して逝け。 )



 [ 其れがたった一つの、彼なりの優しさだったから。 ]


 

 


           
さようなら。次は無い

       …… Auf Wiedersehen.