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人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

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[腰を振る珠莉に男は身体の圧を加えて、まだ、と動きを抑えた。
 今の姿勢が既に男に従っているようなもので、

 男は快楽を得、逃す術を奪いながら囁く唇を塞ぐためのキスをした。
 唇の交わりは最初から最後まで心地好い味わいを与えてくれる。

 男の片方の手は乳房へと伸びたまま。
 柔と柔らかな実りを収穫しながら央の尖りは強めにきゅうと摘まんでやる。

 男のもう一方の手は尻肉を撫でた後に腰を周り前から股座へと伸ばした。
 恥丘を越えて前から花芯に触れると指の腹で圧し捏ねまわしていく。

 心地好さ、快楽を覚えてしまう場所を愛でながら男は腰を引き、
 尻肉に腰を打ち付け音を立てさせた。
 一度、二度、三度。
 その音は軽やかなもので部屋に響いていく。
 熱の根源は温かな狭い、痛ましい程に締め付けてくれる蜜道にやや乱暴に軌跡を残した。
 その先端が再び奥の口へと押し当てられるが破瓜したばかりの創には痛い刺激であったろうか]

   珠莉――少しずつだ。
   まずはセックスは気持ち良いことを覚えないとな。


[男はそう囁き返す。

 男は腰を引くのではなく押し付けたままに円を描くように動かし始めた。
 それもまた刻み付ける行為に違いはない。
 男の先端は奥の蜜口に濃厚なキスをしながらその周囲を抉り続けていく。

 円であり、三角であり、四角をなし。
 腰の動きに合わせて奥に伝わる抉る刺激は変わっていこう。

 その頃には珠莉が腰を動かすのも止めることは止めた]



   奥に当たっているの、わかるな?
   俺の形、覚えていくんだぞ。


[最初は感じ難いと聞く奥に他の快楽に合わせて刺激を続けていく。
 打ち付ける動きと比べると激しくはないだろう。
 ただ、それは乱暴に、強引に。
 珠莉の身体に快楽を芽生えさせていく行為には違いない]

   それに、珠莉が感じているほうが。
   中も潤って俺も気持ちが良い。


[肩口を唇で食み、首筋に舌を這わせながら男の行為は続く。
 やがては粘質の水音が大きくなっていくだろう。

 破瓜の痛みが薄らぐ程になるまでは男の動きは奥口を溺れさせるためのもので、
 溺れきったそこから熱杭を引き抜いていくのは珠莉から苦悶の声色が消えてからのことだ]



    さ――珠莉。
    沢山愛しあおう。


[男が再び尻肉に腰を打ち付け始めると、
 最初とは異なる何とも淫靡な水音が耳に届いてしまうだろう*]


……ど、どっちでもいい、けど…
お風呂、は……肩貸してください…



[抱き締められながらふと、僕が最初に彼にしていた事だ
逆転したなと思う
いやでもしちゃったのは仕方ない事だよね…?と1人納得させる

お風呂ならこんなに抱き着いたら行けないんじゃ?とは少し思いながら
]


ぇあ……いや、その…う、ん……

……待ってを聞いてほしかったです、少しは


[
「タイムはありって言ったのに

なんて気遣われるのが恥ずかしくて少しすねたような言い方になる

待って待ってといっても止まるどころが
ガンガンいこうぜ!
ばりにこられた、僕がRPGの敵なら死体蹴りだ…

いや彼を甘やかすが目的だったから、彼の甘えるにセックスが入ってる
なら仕方のない事だけど、だけどと思いながら彼をちらりと見る
僕よりちっちゃいくせに…
]*



  忘れないよ。


[首筋に歯型を刻んでうっそり笑うと
 俺は千由里に約束した。
 言葉は、ただの言葉でしかないけれど
 それでも彼女にそう言わなくてはならない。

 身体を深く繋げて、傷を与えて
 それでも届かない気持ちを伝えるには
 言葉を重ねていくしかなくて。

 千由里の後孔に引き絞られて
 俺は促されるように奥へと精を吐いた。
 スキンが胤を撒くのを邪魔するのが
 鬱陶しくてならなかった。]

[アナルから茎を引き抜くと
 千由里が甘えた声を出す。]


  ……いいよ。


[微笑みをたたえた唇を、彼女の唇と合わせ
 舌先で咥内をくすぐって。
 その間に使用済みのコンドームを取って
 ぽい、と放る。

 やがて合わせた唇を顎から鎖骨、
 臍から濡れた女唇へと滑らせて
 俺を受け入れてくれた処へもキスをする。

 雄に蹂躙されて、初めて口付けた時よりも
 軽く充血して赤みをました襞を
 丁寧に舐めて清めたら、
 もう一度そこへと茎を沈めよう。
 今度は裸─────中に吐いた胤は
 千由里がピルを飲んでいたなら
 芽吹かないのだろうけれど。

 それでも、愛をありたけ注ぎたくて。]



  ちゆ、 


[正面から抱き合って、俺は汗を浮かせた顔で
 そっと微笑み、もう何度目かのキスをする。
 口付けが深くなるごと、埋めた雄も潜っていく。

 そしたら、また夜を楽しもうよ。
 朝なんて、忘れてしまえ、と。]*

──303号室

  もうオレも大人なんだけどなー?

[自分も20歳なんだぞ、と思ったけれど
永遠に彼女よりも歳下なのは変わらないので
そういう風に見られることがあるのはずっとなのかも。]

──────────


  ……そうかもね?

[敏感な彼女を責め立てるのは
とても楽しいから、直ぐに調子に乗ってしまうのだ。

何度目かになる吐精は彼女の口の中を白く染め上げ
その多くを彼女はこくりと飲み干してくれた。
好きよ、と伝えてくれる彼女に、オレも好きだと返して
良くできました、と彼女の濡れた髪を撫でるだろう。]


[彼女は宣言の通りバスローブを纏いつつ
ちらちらと裸体が見え隠れし、彼女が抱きついてくるものだから
それは勿論もう一戦となっただろう。
大きな窓に押しつけて夜景を背景にして彼女の身体を貪ったか。]

  


  ごめん …… ごめん …………


  って、彼の謝罪だけが広い部屋に響く。
  
  分かってる。
  悪いのは彼じゃない。私たちじゃない。

  それでもどこにぶつければいいか分からない
  濁った感情が溢れて、飲み込まれていく。
  
 

   

  私は黙ったまま、彼の言葉に頷いた。


  それからふかふかなシーツに背を向け合って、
  何者でもない2人で話をする。

  だけどどうしても、彼の人生は私の人生で
  私の人生は彼の人生だったから。
  何を話したところで互いの影が見え隠れする。

  

  望んでいた、世界の向こうの話を聞くのが
  こんなに苦しいなんて ──── それから

  
 

   


  「 言わないで……

    おめでとうって、言わないで …… 」


   

   


  時計の針も線を変えれば、今日は誕生日。
  私と彼が生まれた日。


  今日という日を待ち望み祝福を歌う人がいる。
  今日という日が来ないことを望み震える人がいる。


  私たちの誕生日はもう、
  私たちだけのものじゃない。

  狂った歯車は、巻き戻ることはない。

 

  

  くるりと後ろを向いて、
  背中合わせだった私より少し大きな背中に
  しがみ付くようにぎゅっと抱きついた。
  
  

  

 
  しがみ付いたまま、彼を引き寄せるように
  重心を右側に傾ける。
  
  ふたりの身体が、柔らかいシーツに沈む。

  このままどこまでも沈んでゆければいいのに。


  もう一度、ぎゅぅと抱きついて彼の背中に
  顔を引っ付ける。
 
 

   


  「 私たち、

    出会わなければ良かったね ── 」


  

  


  ──── 嘘。そんなの、嘘。



  本当は …… 私の痛みを、彼の痛みを、

  分かち合えるのは私たちしかいなかった。**

  

[しばらくは消えない証を残して
 言葉を交わしたら、それはもう二人だけの誓い。
 それでいてやっぱり夜が明けたら
 ちゆと彼は離ればなれになるということ。

 果てたあとの気だるさはあんまり好きじゃない。
 終わりの予感を感じてしまうから、目を背けたくて
 甘いあまい口付けを強請ってた。]


  ……幸せ、だなぁ


[ふっと微笑んで、唇を重ねて、舌を絡めて
 タイガさんが再びとろとろの蜜に触れるなら
 たちまち吐息混じりの啼き声へと変わる。]

[今度は剥き出しの熱が埋まった。
 ほんの薄い隔たりは、
 それでもなくなってしまえば心地良くて
 一度目よりずっと鮮やかに彼の感触を味わえば
 こぼれる囀りもいっそう甘くなる。]


  タイガさん……

 
[向かい合って抱きしめて、けして離そうとはしない。
 打ち付けられる肌の乾いた音も、
 お互いに擽り合う吐息の温度も、
 やがて迸った少し青臭い匂いも、
 
 夜に溺れて時計の針は見えないまま
 それでも気づけば遮光カーテンの隙間が明るくなって
 夢が終わるその後も、全部――忘れないように。]

[幸せだったな、
 大好きだったな、
 忘れられそうにないや。

 だからごめんね、タイガさん。

 光は遮られて薄暗いままの室内、
 布団の中で灯るのは彼のスマホ画面。
 指、勝手に借りちゃってごめんね。

 連絡先をちゆのスマホにメモした。
 開いた履歴に彼のブログがあった。
 そこには「パパ」の顔したタイガさんがいた。

 娘さん、リカちゃんっていうんだね。
 かわいいね、幸せそうだね、
 ……なんだ、ちゃんと大事にしてるじゃん。]

[無音のカメラアプリが薄暗がりで点滅する。
 カメラロールにちゃんと収まったのを見れば
 一人、しずかに微笑んだ。

 大丈夫だよ、困らせないよ、
 ちゆは良い子だから――悪いことなんかしないよ。

 タイガさんのスマホを元に戻したら
 下着だけ身につけて窓際へ向かった。
 灯る火種が彼の目に止まったかどうかは知らない。
 空気清浄機はちゃんと回ってたはずだけど、]



  おはよ、タイガさん。


[笑みを浮かべてみせたあたしは、
 ほんのりと煙の匂いを纏っていたかもしれない。]



  背中合わせのぬくもりは。
  背を這う指、腕へと順々に形を変えて行き。

  ─── プツン。糸が切れるように。
  ふらり傾けば、ぽふと軽い音を響かせ
  そのまま重なったまま、シーツの海に沈んでいく。

  このまま、堕ちていければいいのに。
  無意識のうちに願っていた。

  別の世界なんて関係ない。
  …… 誰もいない、二人だけの世界へ。
 
   



  「 そうだね。

    俺達は、出会うべきではなかった ─── 」
 
 



  この一夜が終わってしまえば、
  俺達の関係は「被害者」と「加害者」

  互いの人生を、奪い、奪われたふたり。

  見方を変えたところで、くるりくるり。
  その立場が入れ替わるだけ。
  結局、交わることはない。

  それでも、と薄く開いた唇は、
  きちんと微笑んでいられただろうか?
  それを知るのは、きっと君だけ。

  そのまま、祈るような想いを落とす。
 
 



  俺と君の世界は決して交わらない。
  なのに、この痛みを分かち合えるのは
  
世界で唯一、君だけで。


  脱線した電車。
  一番最初から、間違っていたんだから。
  目的地に辿り着けるわけがない。
   
    
             「 ─── トト。 」
 
 



  …… だからきっと、
  最後まで間違えたまま。

  真実が白日に照らされる前に、
  夜の帳が覆い隠してくれているうちに。
  君の名前ではない、君の名前を呼んだ。
 
 



  じわり、眸が歪む。
  視界には霞がかかり
  君の顔が上手く見えない。
  それがとても恐ろしいことのように感じられて。

  その存在を確かめるように、
求めるように。

  華奢な体躯を抱きしめて、
  君の綺麗な髪を、純白のシーツの上に散らしたら。