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人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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  婿殿もどうだ?


[もうすっかり婿殿だ。
一狩いこうぜ。その勢いである。もちろん自分の腹を満たすという理由もあるが、これは婿殿にも食べてもらいたい為の狩りである。あまりの細さにいつ折れるやもと思うのだ。それはいけない、体力は付けなければ、そう。

人は簡単に死ぬ。
将軍であったかんぅは知っている。
婿殿は魔物であるが、見た目は細く華奢なのだ。]


 …あい分かった。
 婿殿が言うのなら守ろうぞ。


[守るのか。守れるのか。
疑惑。だが、真面目な理由であればかんぅは頷かないはずがない。むしろこうして此方を思ってくれるのが分かるのがむずがゆくも嬉しく少しずつ距離を縮めていこうと考えていたのだが、冷凍かんぅを回避した身はきょとんとして
服の話題に目を瞬かせ]



 ん?花嫁らしい衣装がなかった故だが。


[急募、妻の衣装。
どんな理由だこれは。ため息を吐く婿殿が密かに体力をつけるために頑張っていると露しらず、明後日の返答をしつつ、そうだとこしみのに手をつっこめばがさごそ。

白い百合の花を取り出して]


 婿殿に似ておると思うてな。
       …つい、取ってきてしまった。


[いかがであろう。
そう問いかける目は最初の日より変わらぬ慈しみに溢れ。唇に触れぬ代わりにその花びらでちょんと触れてみた。
こしみの・・
]


  愛しておるよ、婿殿。


[そうして告げるのは、日課。
トイレのしつけや無駄吠えをしないのと同じように。一途に彼の知らぬ言葉を綴り、微笑むのだ。
いい雰囲気(全裸)
*]

【人】 土地神 リン

[ 最初の嫁が眠りにつき
 しばらくしてまた、次の嫁が来た
 その嫁もまた眠りにつき
 その後の時間は初めより長かった

 けれど、寂しいと思ったことはない
 それを口に出し、誰かに訴えたことも

 そも、応える声があるのなら
 はなから己を独りにはしないだろう
 それでも独りにするということは
 何かしらの事情があるということで ]


  ──そうか蘇芳は
       帰ったのではなく旅に出たのか

    里へ帰ったのならば
         また会えると思ったが……


[ 冥桜の言葉通りなら
 緋扇もまた、近いうちに旅立つのだろう

 人には人、神には神
 それぞれ理があると知ってはいても
 やはり胸の奥がシン、となる

 これが「寂しい」なのか、と
 その感覚は己の中に深く沁みていき ]
(44) 2021/06/20(Sun) 0:24:18

【人】 土地神 リン


  笛も詩も教わろう
      楽器の方も、勿論


[ どれほど共にいられるかは知らない
 この嫁とて明日には眠りにつくかもわからない
 
 ならば少しでも残るものを
 手がかりを、と教わるものを欲張りつつ ]


  胸元に触れるのは務め、か
       ううむ、我にはよくわからぬが

    そういえば緋扇は柔らかかったが
         お前は我より平らで硬いな


[ 務めであると云うならば
 触れるのを己から止めるつもりはない

 好きなだけ触れれば良いと
 頬を引っ張る手を離し
 代わりに冥桜の胸元へ手をぺたり
 硬さが面白いと餅つきの如く触れていき ]
(45) 2021/06/20(Sun) 0:24:45

【人】 土地神 リン

[ 指差し示した部屋の戸が
 ガラリと音を立て、開かれる

 先と同じ足でガラリ
 けれど、先とは違うのは
 それを見る己の心の方であり ]


  降ろさぬとはな
      それほど我のことが好きか?

   ふふっ、まぁ冗談だ
       だが我は抱き心地は良いらしい
           暖をとるに抱えられたものよ


[ 通した部屋は先より片付いているものの
 北向きのため、先より暗く肌寒い

 部屋の奥には扉が二つ設けられ
 片方は炊事場へ
 もう片方は貯蔵庫へと続いている

 捧げ物の類などは
 炊事場にある勝手口を通り
 この部屋へ運び込まれる仕組みだ

 窓はこちら、戸はこちら
 井戸は炊事場は、米は味噌は、と
 手綱のように冥桜の着物を引き、場所を教え ]
(46) 2021/06/20(Sun) 0:25:15

【人】 土地神 リン


  食べたいもの、か?
      んーむ、茄子の田楽か……

    いや、まて。金柑の甘露煮も
          法蓮草の胡桃和えも捨てがたい


[ 作ってくれるのか、と
 好みの品を遠慮なく列挙して* ]
(47) 2021/06/20(Sun) 0:25:35

【人】 鬼 紅鉄坊



……気づかなかった
千太郎は賢いな。それに、何でもよく見ているようだ

[ 細い指が一輪を摘み上げる。>>29
 出会った時程ではないが、早まる瞬きが鬼の驚きを示した。
 
 それは教えられた内容と、
 やはり関心が無さそうだと思っていた千太郎が
 不意に寄りつき起こした行動への。

 誂いに対してそういうわけではないと返しはしたが>>28
 この地で生きた年月を考えれば、
 花弁の仕組みが一度も視界に入らなかったとは思えない。

 目に入っても気づかなかったのか、知ろうともしていなかったのか
 それとも無数の花を通して別の数多を視ていたせいなのか。
 ──自分のことながらよく分からなかった。 ]
(48) 2021/06/20(Sun) 2:08:31

【人】 鬼 紅鉄坊



だが、簡単に摘んではならないぞ
花もまた命であり、意味も無く奪ってはいけないのだ

特にこの花は、全てが実を結ぶわけではないのだから

[ 相手へと伸ばされる手は、今度は重ねる為ではなく>>27
 花を受け取ろうと指先へ向かうが、無論乱暴なことはしない。
 渡す気がないのなら、諦めて戻るだけ。

 咎めはすれど、花よりも目の前の若者が鬼には大切で
 彼のこれからの為に語ったつもりだった。 ]

……ああ、そうだ
花を書物に挟んで重石を乗せておけば、平らに形と色を残せるらしい
聞いた話で経験は無いがな

[ 教えてくれた誰かは、清潔で豊かな家に住む若い村娘で
 自分にも千太郎にも似合ったものでは無いだろうが

 少しは意味が、生まれるかもしれない。
 潰される花は決して喜びはしないだろうが、
 犠牲に生じる意味とはそういうものだ。 ]
(49) 2021/06/20(Sun) 2:08:55

【人】 鬼 紅鉄坊



色々言ってしまったが、お前の気持ちは嬉しかった

やはり、さとの子だ

[ 心よりの言葉に対して不服を態度に示すのも>>23
 想い届かずつかれたため息も>>24
 冷めきった笑いも>>26
 きっと、置かれた環境で生まれた歪みの表れ。

 しかしその奥にあるのではないだろうか
 他者と何も変わらないような、温度のある部分が。
 母親のような優しさが。

 浮かべた表情は違えども──面影を宿す言葉に、
 あの時息を呑んだことを彼が気づいたかは知らない。>>25 ]

これからも、瞿曇な私に気づいたことを何でも教えてくれ

[ 違う目線で同じものを見る誰かが側にいるというのは、
 とても幸福なものなのかもしれないと、鬼は思った。 ]*
(50) 2021/06/20(Sun) 2:09:42

【人】 鬼 紅鉄坊

── 鬼と鬼の子の日々 ──


[ それから鬼は毎日花嫁を外へと連れ出した。
 最初は寺の敷地内を歩きながら、見えるものや山について話をし、
 時間を掛けて出掛ける範囲を広げてゆく。

 決して自分から離れないように、
 迷った時は探すよりも寺に戻るように。
 その頃には既に上手く隣を歩けるようになっていたが、
 奥へと初めて連れて行く時何度もそう繰り返すように教えた。

 魔を退けるとは鬼が側に平気で棲まう以上迷信なのだろうが
 あの花の香りは、山の妖怪の殆どが嫌っている。
 一定の時期だけでもきっと、何かあれば守ってくれるだろう。

 帰る時間はいつも鬼が決めた。
 輿入れの日もそうだったが、
 千太郎は聞けば答えど自分から疲労を訴えはせず平気な顔でいる。
 限界が来なければ見ているだけでは分からない。

 小さき者には覗き込むのも辛い程目線が離れている時も、>>22
 鬼の目にはいつでも白色ばかりが映っていた。 ]
(51) 2021/06/20(Sun) 2:10:16

【人】 鬼 紅鉄坊



[ 山の中になど花嫁を迎えるのなら、
 生活に必要なものをその同族に求める必要が当然生まれる。
 ……きちんと行うのは全員ではなく、長くも続かないが。
 鬼も色々なものを求め、事前に廃寺に運び込んでいた。

 慣れてきた頃山の中を流れる川を教え、魚釣りを試みた。
 もしつまらなさそうにしていても、
 本来饒舌ではない身でなんとか話を見つけて場に留め
 釣り上げた時はどれだけ小さな小魚でも褒め称えた。

 廃寺の中で汚い壁を眺めていては、座敷牢の日々と対して変わらない。
 体力と生きる知恵を付け、世界を見る必要がある。
 
 千太郎の身体に少しずつ少しずつ、生命力を戻しながら
 自分は寺の中保管している干し肉ばかり食べるようになっていた。 ]
(52) 2021/06/20(Sun) 2:11:08

【人】 鬼 紅鉄坊



[ 摘み取られた花がどうなったのかは、千太郎次第だが
 嫌がることが無ければ鬼はあの日寺に戻った後
 埃をかぶった古い書物を彼の部屋に持って来ただろう。

 誰かが村に帰るのを嫌がった時、
 此処で読み忘れて行った、遂に取りには来なかった歴史書だった。

 ただ、いつまで閉じておけばよいのだろうか。
 それは聞いていなかったと少し経ったある日に首を捻る。
 まあ、忘れた頃にはらりと落ちてくる。
 思い出とは案外そんなものかもしれない。 ]**
(53) 2021/06/20(Sun) 2:11:49



[ 小さき者を見守り見つめる一つの紅色
 静かな凪ぎに密やかに宿った温かなものに

 遥か昔に死んだ──とされている誰かの面影があったように。 ]

 

[ 仏の名の元繰り返される輪廻転生。
 繋がれてゆく人の血。

 それらとは違う何かが齎した影の中の面影は
 今や誰も気づくことが出来ないだけで、きっと最初から奥底に

 この山の中、あちこちに犇めいているモノたちにも。 ]




[ 此処は神仏に見放された土地なのだから。 ]**'

【人】 龍之介

 
[ミクマリ様にくっついて回っての掃除と>>2
 その合間をぬい
 工夫を凝らして作る朝昼晩の食事。>>3

 喜ばせたい一心で奮闘する
 飽きる気配のない
 その日常に、変化が訪れたのは
 嫁いで来てからどのくらい経った頃だったか。]



   ‥‥────!



[上目遣いの愛らしいお願いに>>6
 息を詰め、耳を傾ける。

 裏の森のことは
 あまりよく知らないけれど]
 
(54) 2021/06/20(Sun) 5:17:31

【人】 龍之介

 
[直ぐに、
 任せてくださいという意思を込めて
 こくりと頷いた。



  (頼りにしていただけているようで…

            ────うれしい。)



 ぶわりと胸に広がるのは
 何としても期待にお応えしたい、と
 熱く漲る気持ちだ。]
 
(55) 2021/06/20(Sun) 5:17:37

【人】 龍之介

 
[それから‥‥
 気が早いかもしれないけれど

 果物を山盛り
 採ってきて差し上げたら
 どんな表情を見せてくださるのだろう?

 って、そんなことばかりで
 埋め尽くされて
 断ることなんか微塵も頭に浮かばなかった。]
 
(56) 2021/06/20(Sun) 5:17:50

【人】 龍之介

 
[その先にあるのは
 どうすれば叶えて差し上げられるか、の方法だけ。

 背負い籠と
 腰に下げられる提灯、
 水筒と携帯食料も備えておこう。

 あとは、蔦や枝を払えるような
 鉈のようなものがあれば‥‥


 目まぐるしい思考を
 物語るように
 瞳がそわそわと宙をなぞっていた。]*
 
(57) 2021/06/20(Sun) 5:18:03
[名前は教えたはずなのに、かんぅは自分を婿殿とずっと呼んでいる。あだ名のようなものだろうと諦めた。
かんぅはしょっちゅう肉を献上してくれるが、あまり得意ではないので、かんぅを始め、他の者の口の方に多く入っているきらいはあるが]


 ん、余は言うことを聞く子は好きぞ。


[ちゃんとあらかじめ言っておいても、嬉々として地雷を踏みぬきそうなかんぅへの認識は赤ちゃんと一緒であるので。
信頼具合も似たようなものであるが。静かだなと思っていれば、壁に落書きしているかもしれないと思って放っておけない]

ああ、なるほど……花嫁らしい衣装をお好みか。


[視覚の暴力だと思ったので、あえて落ち着きのある色の男物をそろえていたのだが、あれは花嫁としてここに参っていたから着ていたわけではないようだ]


 でもの、かんぅ殿……。
 花嫁らしい衣装とは、婚礼衣装なのかの?
 あれは婚礼の儀の特別な時に着るから喜ばしく、いつも着ているとその嬉しさもなくなるのではないかの?
 普段は動きやすく、肌なじみのよい服の方がよいと思うのだが。


[女物を用意する前に説得をとりあえず試みるが。
問答無用に用意した服を着ろと押し付けるという知恵がないのが、この婿さんの弱点である。
かんぅが我儘を言うようなら、村人たちにお願いするしかないかの、とため息をついていたら、目の前に白いものが突きつけられた]


 え……?

[目の前には白い百合。
この辺りには色のある山百合が多く、白百合は珍しかった。
そっと手にして、ふわりとほほ笑む]


 余に似ているか。
 百合は美女の形容に使われる。
 そちには余はそのように見えているのだな。

[なんとはなしに、くすぐったくて。
彼が触れた唇と、ちょうど真向いの位置にある花びらに自分も唇を触れさせて、小さな口づけを送る]


 ありがとう。

[その言葉は、百合をもらったことに対してか、それとも愛の言葉を貰ったことに対してか。
少しずつ打ち解けている最中ではあるが、羞恥のせいで素直にもなれずにもいるし、同じ言葉を返すほど気持ちも育っておらず、ただ今日も「帰ってきたら、まずお風呂」と湯殿に自称嫁を叩きこむのだ*]

【人】 水分神

 
[今年の輿入れから月が一巡したか。
 村の連中は
 「今回の婿はまだ逃げ出してこない」
 「上手くやってくれているようだ」と
 安心しはじめておる頃やも知れぬ。
 じゃが、人間どもの思い通りには行かせぬぞ。]
 
(58) 2021/06/20(Sun) 8:38:06

【人】 水分神

 
[無茶な頼み事をすれば、
 此奴、即座に頷きおった。>>55
 全く、物静かな男じゃが、
 妾の頼みをきくその姿勢や良し。

 まあ、びゅーりふぉーな妾の
 ぷりちーでそーきゅーとなおねだりを
 断れる男などおらぬでな、ふふん。]


    そうかそうか、行ってくれるか
    ありがたいのう

    それではこれを持っていくが良い
    ……おーい、見えとるか? おーい


[宙をなぞる目の前で手のひらをひらひらして
 注意を引きつつ、差し出したのは懐剣じゃ。

 彼自身納得して森へ行くという言質をとった
 (正確にはとれていない。頷くのは見た)
 とは言え、護身の道具の一つも持たせずに
 森へ送ったと知られることがあれば
 非難を浴びるのは妾の方じゃろうからな。]
 
(59) 2021/06/20(Sun) 8:38:10

【人】 水分神

 
[白く、装飾の施された懐剣はとても古いものだ。
 妾が限界せし時より以前に作られたものであるが
 保存状態は良かった。

 其れを押し付けるように渡し

 彼の準備が整えば
 にこにこと笑顔で見送ろうか。]


    気をつけて行ってくるのじゃよ
    早く帰ってきてたもれ


[望みとは真逆のことを口にして。

 ……裏の森に果実の木が
 生えているかどうかなど知らぬ。]
 
(60) 2021/06/20(Sun) 8:38:19

【人】 水分神

 
[此奴が森を探し回っておるうちに
 妾は屋敷の中を荒らし尽くしてやるのじゃ。

 採って来られなければ
 期待を裏切られたと言えよう。

 運良く見つけて採取してきたとして
 疲れて帰ってきた所に家の片付けを命じれば
 どえむの此奴にも
 だめーじを与えられるのではないか。]
 
(61) 2021/06/20(Sun) 8:38:24

【人】 水分神

 
[────そのまま道に迷うて
 帰って来なくとも良いとすら
 いまの妾は思うておる。*]
 
(62) 2021/06/20(Sun) 8:38:29
[あれ、犬の次は赤ちゃん認識されていないか。
こんな大きな赤ちゃんが居てたまるか。と心の声。でも似たようなものではあるよな。放っておいたら落書きはしそう。落書きというか、壁画を作ってそうであるが。

身につつむのは花嫁衣裳。
とは言わないものの、花嫁として嫁いだのだからそれに似た服装を好んだが、ふむ。と髭を撫でて婿殿の云う事も最もだ。
と考える、時間ができた。]


 あい、分かった。
 折角婿殿がかんぅにと用意してくれたのだ。
 今からでも着ようぞ。


[そう頷いた。
おお、あのかんぅが文明人のような事を言いだした。恰好は野生人であるが。これが進化であろうか。かんぅは耳を傾けることを覚えた。婿殿のため息はみたくない。と今更にいう。
それ今更にいうの。と誰かが言うが何気のせいだ。

こうして婿殿は少しずつ
手綱を握るのである。

やっぱり婿殿が女房ではないかな]