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人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【人】 マリィ  

[それから、前髪を梳いた指を
 ぎこちない笑みの浮かんだ頬へ>>41
 する、と滑らせる。]


  約束よ。


[約束を破ってるのはアタシのくせに。

 暁天に温もりを分かつだけの
 名前のない関係の由人を繋ぎ止めて、
 恋人ぶってみせてる。]
(50) 2020/09/12(Sat) 23:05:27

【人】 マリィ  




  あのね、調べたんだけど……
  空港からこの、……読めない、何コレ?
  のぼるべつ?なんか、温泉があるんだって。
  ここ。このホテル!
  色んな種類のお湯があって面白そう。


[お誘いしたからには、って
 調べてはガイドブックを広げて
 食事の合間にもお話したかしら。
 ホテルはどこにしよう、とか
 観光するなら何処がいいか……とか。

 アタシばっかりはしゃいでるのかなって
 最初こそ不安だったんだけど、
 本棚に新しいガイドブック見つけたりすれば
 いつものあの仏頂面の裏の感情を知って
 思わずにっこりしちゃうのね。

 ああ、良かった。
 この人も楽しみにしてくれてたんだ、って。]
(51) 2020/09/12(Sat) 23:05:51

【人】 マリィ  

[オクラや胡瓜の時期が終わって
 栗ご飯の美味しい季節。

 ある日の食卓は相変わらず美味しかったのに
 何だか、由人の様子がおかしかった>>43
 いつも以上に表情がない、というか
 由人の仮面を、何かが被ってる感じ。]


  ……この里芋とイカの煮物、
  なんかおばあちゃんちで食べた感じ。

  アタシ、中学で両親に勘当されてから
  ちょっとだけおばあちゃんちで暮らしてたの。
  ……懐かしいわ。


[珍しく、料理にポジティブめなこと(当社比)
 言ったりしたけど、どうだったかしら。

 ああ、これは何かおかしい、って
 気が付いたのはラジオが終わった辺り>>44
(52) 2020/09/12(Sat) 23:06:19

【人】 マリィ  




  ……眠れないの?


[問いかけるより先に出た答えに
 アタシは少し眉を顰めるでしょう。

 
そんなに、寂しいことがあったの?


 話を聞いてあげるのは出来るけど
 この口下手君に果たしてそれが有効かどうか。
 居候を初めた当初に思ったよりも
 由人は自分の殻に籠りやすい性質みたいで
 ……結局、語るより、共に居てあげた方が
 彼の心は癒されるんじゃないか、って。]
(53) 2020/09/12(Sat) 23:07:11

【人】 マリィ  




  一緒に寝るだけじゃ、ダメなのかしら。


[じっと由人の目を覗き込んで
 アタシは確かめるように尋ねたの。
 この意味が分からない程、子供じゃないでしょう。]*
(54) 2020/09/12(Sat) 23:07:43


  もっと、近くに感じたら……安心出来る?


[親指の腹でそっと由人の唇をなぞりながら
 アタシはまた質問を重ねる。
 恋人でもない人とキスするのは嫌って人
 結構多いから、そのつもりで。

 唇を重ねてもいいなら
 孤独を分かつ者同士、おっかなびっくり
 触れるだけのキスをするの。
 唇の形が分かったなら、もう少し深く。
 温もりを確かめるように
 舌先同士を擦り合わせて。

 ダメ、と言われたならそれはそれ。
 いつも通りハグをしながら
 狭いベッドで眠りにつくでしょう。]

【人】 環 由人


[ だって、よく知らないのだ。
面と向かってきちんと話をするだとか、
あまりしてこなかった。
ほんの数時間、正面に座って食事をして、
あとは一緒にただ眠るだけだ。

ただ、それだけの、同居人。
きっと彼にとって人生において
W間借りWしている存在だろう、と。

だけど、もしも自惚れるのならば、
自分が彼と逆の立場だったならば、
同じように、彼を誘っただろう。
友達と呼べる人もいない。
恋人も、いない。]

 
(55) 2020/09/13(Sun) 0:44:56

【人】 環 由人


[ WマリィWなんて名前にそぐわないほど
骨張った男の手が前髪を梳く。
そっと頬に降りて、ぴく、と
触れられていないとわからないほど
微かに体が揺れた。

顎を軽く二度浮かすみたいに頷いて、
眉尻をすこしだけ下げた。
『当たり前だろ』と言わんばかりに。]

  
(56) 2020/09/13(Sun) 0:46:09

【人】 環 由人




   WのぼりべつWだな、

   あー、いい、うん、温泉、行きたい


[ 最近知った読み方の地名。
北海道にある温泉地らしく、
調べたときにはそれはそれは様々な
宿が出てきたものだ。
提示されたホテルに頷いて、覗き込む。

近頃二人で話すことが前より増えた。
大抵は旅行に関すること。
机の上に広げられたガイドブックは、
たぶんお互いすでに数度目を通してる。

ときどき調べた知識やら、
ネットで見つけた行きたい場所を
横から挟み込んではプランを練っていた。]

 
(57) 2020/09/13(Sun) 0:46:33

【人】 環 由人



[ そんな日々の中で見つけたのだ。
例の、茶封筒を。
無愛想と仏頂面を体現したような
顔をしていると自分でも
よくわかっているから、そのおかげで
きっと気付かれてないと思ってた。

彼がいつになく、己の料理に
前向きなコメントをくれたのに、
「そう」と頷くことしかできなくて。

どうしても考えてしまう。]

 
(58) 2020/09/13(Sun) 0:47:03

【人】 環 由人



[ またあのラジオの声をひとりで聴きながら、
寂寞に飲まれて潰されそうになる夜を
過ごすことになるのかもしれない、と。

わかってたのに、自分で、蓋をして
見ないフリばかりしていた。
もっとはやくから向き合っていれば
大丈夫だったかもしれないのに、
あまりに訪れがいきなりで。

やっぱりきっと、自惚れてた。

本当は、温もりのなくなる日々を
想定して、あの曖昧な返事を
きっぱりとしたものにかえて、
一人で眠ろうかとも思った。
だけど───だけど。

口から出たのは、真反対の言葉だった。]

 
(59) 2020/09/13(Sun) 0:47:40

【人】 環 由人



[ 問いかけられたことにそっと目を伏せて、
それから小さく、頷いた。

嘘はついてない。
たぶん、今日は眠れない。
明日も、明後日も、もしかしたら───
伏せた瞳を覗き込まれるから、
ゆっくりと瞬きをしながら視線をあげた。]

 
(60) 2020/09/13(Sun) 0:48:04


[ 続けられた問いかけに揺れる。
いつだって触れられるのは、
体と髪だけだったのに。

親指が唇をなぞる。

ぞく、として、どくん、と打って。

そんな雰囲気になったことは
今までなかったし、彼がどっちなのか、
そんなことすら知らないのだとわかる。

その熱を識りたいと思う自分と
識るのが怖いと思う自分がいて

ただ、おずおずと重なった唇の
柔らかさは、とても好きだった。
絡んだ舌先の甘さも、同じ。
微かに歯磨き粉のミントが抜ける。]

 




   …ま、さ はる───、



[ 知ってはいたけれど、一度も
口にしたことのなかった本名を
その震える声に乗せる。


見上げた瞳に、灯るのは何色なのだろう。]

 

【人】 環 由人



[ ぐ、と握った拳。
顔を伏せて、その胸に置いて、
力をこめて、そっと押した。]

   
(61) 2020/09/13(Sun) 1:00:16

【人】 環 由人




    ───ごめん、

    変なこと言った、忘れて。

    コンビニ行ってくる、



[ そう落として部屋から出る。
居た堪れなかった。
俺と彼はただの同居人。
友達でもなければ、もちろん恋人でもない。
知り合いの延長線上の、否、ほんとは───
その先を望むのが、怖かった。]*

 
(62) 2020/09/13(Sun) 1:02:16




  わたくしは、とてもしあわせでございました。


 


 [ 共に星を詠み、雨を乞い  
      あなた様の祝詞を皆へと伝え。

  命尽きた後はこの地を護る人柱として。 


  わたくしは正しくあなた様の巫女でした。
  強すぎた霊力は人には手に余るもの。

  神のものは神へ返さなくてはなりません。
  わたくしの命は 神のために。

  この日がやってくることは
  ずっと前から決まっていました。
  だから何も怖くはありません。
  
  霊薬を含み、生命が還ることを感じながら
  わたくしは幸せを告げるのです。 ]



[  ああ、――ああ。


   なのに、―――ああ。 ]



  ―私は、知ってしまったのです。

   髪に触れる手が、指先の優しさを。
   私の名を紡ぐ音に焦がれる心を。
   瞳に映るその姿に、揺さぶられる思いを。



  ひとの身でありながら、
  あなた様の巫女でありながら

  わたくしは
  私という女は

  あなた様と離れることを拒み、
  叫び、悲しんでいるこころを


 ―わたくしは、知ってしまったのです。 ]




[ ―ぽつ、と。

   暗闇の中に咲くのは 黄色の野菊 ]




  『 もしも里が 滅びてしまうような日がきて
    この地がなくなってしまっても

    誰もあなた様を 護れなくなることがないように 
    あなた様を 忘れないように 』
  

[そして私も、お前を忘れる事がないように。
 例えこの地がなくなろうとも、私はここに。

 お前の最期の祝いが欲しい。
 お前の最期の呪いが欲しい。

 私をこの地に留める……、愛が欲しい*]


 
お菊

 ―私という魂が、たとえ在り方を無くしたとしても。
  たとえ全てを失って、何もかもが消えてしまっても。



  ――それでも、




 いつかの私が、またあなたの元へ辿りつけるように。




 『 ここに 野菊の花を咲かせましょう


     あなたが ここにいると わかるように 』
 
 



[ ―私が永遠に、あなたの側にいられますように。


 祝いを。
 呪いを。


 祈りを。 ]


 

【人】   月森 瑛莉咲


 ……まっ、ゃ、だ、


 ………………プリンはもう……


 ……あれ?


 [ わんこくんが見送りにきてくれたあたりから
  雨足は弱まって。
  それ以上は濡れることもなく、無事に一日は終了。

  前にも同じような事があった。
  もしかしたらわんこくんは
  かみさまの使いかもしれないね。
  だってあんなに綺麗な白わんこだもの。 

  ほわわんとした気持ちでお布団にインした深夜。


  どうしてか、目が覚めた。
  とても幸せなプリンの夢をみていた筈なのに。 ]

  
(63) 2020/09/13(Sun) 7:45:32

【人】   月森 瑛莉咲



 [ 因みにお住まいは祠よりかは都会寄り。
  でも田舎です。

  冷蔵庫の水を含み、お花摘みにゆき
  さあ再びプリン食べ放題の世界へといざゆかん。


  なんて心地のひんやりした深夜。
  なんとなく気になって部屋の窓を開けば 








  ――人影。]
  
(64) 2020/09/13(Sun) 7:46:35

【人】   月森 瑛莉咲



  ……え?


 [ 見間違えた?
  月夜に映る後ろ姿。

  こんな時間にコスプレだ、なんて茶化せないような
  美しい羽衣と、衣装と、それから―― ]
  
  
(65) 2020/09/13(Sun) 7:47:08