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人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


コルヴォは、
自分の行く先が地獄しか無い事も、本当はわかっていた。
(a36) 2022/08/20(Sat) 14:39:49

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】 ラウラ >>46
なるほど。色づいたのは彼女の瞳で、
その瞳の中には――自分が映っていると。
恐怖と喪失に後押しされて、足元がふらつけば、
よりどころを求めるのも道理だ、ましてや――

『――もし、こんな世界から二人で逃げちゃおうか、
 なんて言われたら、どうする?』

そんな
選択肢を植え付けられた人間なら、なおさらだ。

「――それが、キミの答えか、ラウラちゃん」

見つめられる目を身体を捻って正面から受け止めて
翡翠の両目を相手に向けた。

「――俺の両目にはさ、魔法が掛かってるんだ。
 深く覗き込むと嫌なことを全て忘れられる。
 結構界隈では有名な話で、さ。
 そうして嫌なことを忘れた女の子は多いんだ」
(48) 2022/08/20(Sat) 14:45:39

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】 ラウラ >>46>>48
「――そうして。
 全部忘れて、逃げちゃいたいなら。そうしよっか。
 抗争も。ファミリーも。同胞も。仲間も。
 死んだ者も。生きてる者も。過去も。未来も。
 全部投げ出して、ここに置いていって。
 何もかも忘れて。その先なんて知らない振りしてさ。

 誰が誰を裏切ったかも。誰が誰に情報を流したかも。
 誰のせいで誰が死んだかも。誰が良くて誰が悪いだの。
 
 全部ない。そんな相手だけを見つめていられる場所に。
 嫌なことを、何も思い出さないでいい場所に」

手を差し出す。
目の奥を覗き込めば、きっとその些細な願いは叶う。
   ・・・・・
「――死んだ人間なんて、関係なく。
 幸せになりたいって、言ってごらん、ラウラ」

蛇は。果実を差し出した。
(49) 2022/08/20(Sat) 14:47:04

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>48 >>49 ツィオ様

貴方の声はとても甘くて、心地がいいものだ。
心の奥底に響くような、震える感覚を感じることがある。

けれど、翡翠色からは視線を逸らしたくなるような。
そうした気持ちになるけれど──決して、逸らすことはない。

今までもずっと見てきた。映してきた。貴方達を知りたくて。
ただのアソシエーテにも優しさをくれる貴方達が、好きだった。

勿論今も、その気持ちは変わらない。
変わることはない。死ぬまでずっと、何があろうとも。

だからラウラは、差し出されたその手に 己の両の手を伸ばし──………。

(50) 2022/08/20(Sat) 16:08:21
コルヴォは、確かに死に損ないにはお似合いだ、とも思う。
(a37) 2022/08/20(Sat) 16:10:17

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>48 >>49 >>50 ツィオ様

──伸ばし 触れようとするのは、貴方の頬だ。
拒むようであれば動きは止まる。嫌がることはしたくないから。

けれど言葉は変わらないだろう。
もう、決めていることだ。決めていたことだ。

「…だからこそ、ラウラは。………ラウラの幸せを、望めません」

誰かと共に堕ちて、己だけの幸せを手にして。
その時は笑っていられても、いつかに後悔するだろう。

それはマウロ様からの問いだとしても、同じだ。

望まれたから手を伸ばすのではなく、本当に心から。
心の奥底から互いに望むもの以外に、手を伸ばしてはならない。

「…ラウラは皆様が笑う姿が、好きです。……大好きです。
……きっとそれだけで、生きていく理由として十分 ですから」

頬に触れているならば、その指先で緩く撫でて……。

「……それに、約束しました。大切な約束です。
リカルド様の優しさを、思いを……ラウラは、捨てることなど出来ません」

微笑んだ。作り物ではない、確かな笑みで。
そうして、貴方に伝えるべき感謝を──今に。

「…ツィオ様、ラウラにきっかけを下さり ありがとうございました」
(51) 2022/08/20(Sat) 16:10:29
ラウラは、今度こそ約束を違えないように。
(a38) 2022/08/20(Sat) 16:12:41

ラウラは、いつまでも 待ち続けましょう。
(a39) 2022/08/20(Sat) 16:13:29

リカルドは、お前になどフラれてやるものかと、薄く笑った。
(a40) 2022/08/20(Sat) 16:28:29

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>50 >>51 ラウラ

頬に触れられる。笑顔のまま、それを受け入れる。
その掌に、自分の掌を重ねて、頬を寄せた。

「……そう」

饒舌な男が。
寡黙に相槌を打った。
と、同時に――後ろ手に振れていた"果実"から――。
気付かれないように、指を離した。

「分かった。
 今のキミが望むものがそれなら。
 俺としてはそれが聞けただけで十分幸せだよ」

自分は、誰かから奪ってやることはできる。
ただし、逆を返せば奪ってやることしかできない。
唇だって、心だって、身体だって、思いだって、 だって。
望まれれば何でも、傷一つなく奪うことはできる。
(52) 2022/08/20(Sat) 16:38:20

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>50 >>51 ラウラ
ただそれが望まれないのならば、
それはけして奪われる必要のないことだ。

俺は元より――差し出す側の人間なんだから。
望まれれば、何だって差し出して来た。
時間も、情報も、他人の命も、己自身だって。

だからそんな"裏切り者"が。
この本物の笑みに与えられる何かは、
生憎、全部もうすでに名前も知らない"誰か"の手の中にある。
拾い集めるには、何もかもが遅すぎる。

「最高の報酬が貰えたから、
 ……十分だよ、ラウラちゃん。
 キミが望めないなら、俺が望んでおくよ。
 キミ自身の幸せを。だからキミも望んでてほしい」

頬に触れる指先に、唇をつけた。マウロの赤が染みる。

「――俺の幸せをね」

どうか、俺と同じように。無責任に。
(53) 2022/08/20(Sat) 16:39:18

【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>50 >>51 ラウラ
その強さは。いつかキミ自身を傷つけるだろう。
その弱さは、いつかキミ自身を傷つけるだろう。
だがその強さも弱さも、まとめて、
きっといつかそれが必要になる日が来る以上。
――どちらも捨てないでいるしかないんだ、俺たちは。

未練がましく。
喉からの喘ぎを、無様に手で抑えて堪えながら。
(54) 2022/08/20(Sat) 16:39:52
ツィオは、密約を交わした。
(a41) 2022/08/20(Sat) 16:40:11

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 ツィオ様

頬を包むようにして触れた手のひらは、大きな手の中に包まれて。
重なる手のひらからお互いの熱が交じり、溶け合う。

ラウラはあの日確かに望まれたなら、差し出すつもりでいた。
けれど貴方は、それを望まずにいた。…それが答えだ。
だから望まない。望めない。貴方にだけは、望むべきではない。

…もしも貴方が"先"であれば、答えは異なっていたかもしれない。
でもこれは"もしも"の話で、"今"にはない 空想話。

謝罪はしない。するべきではない。
似ているなどと分かったような口も聞かない。

きっとそれでいい。ラウラは自分の意思で、そう考えた。

(55) 2022/08/20(Sat) 17:56:45

【人】 piacere ラウラ

【どこかのバー】 >>52 >>53 >>54 >>55 ツィオ様

指先に触れる熱に菫色を向けて、少しだけ目を細めた。

貴方が何を背負うのか、ラウラは知らない。何も、何ひとつも。
この問いにどんな意味が含まれていたのかも、本当の意味では理解出来ない。

選ばなかったことが正しいのか。選ぶことが間違いなのか。
その答えも結局、分からないままだ。

「…えぇ、勿論です。ラウラは ツィオ様の幸せを、願いましょう。
生きている限り、ずっと。…ずっと、貴方様の幸せを」

願い続けましょう。それが貴方の願いであれば。
それで少しでも──救いになるのであれば。


頬の手はそのままに、椅子から立ち上がり 背を伸ばす。
叶うなら貴方を引き寄せて、その額に口付けを。

──それから、貴方の耳に口元を寄せて……。
(56) 2022/08/20(Sat) 17:58:37

【人】 ショウダウン ヴィオレッタ

【賭博場】
――これはいつかの話
  数週間、数か月、あるいはもっと前かもしれない
  まだ三日月島に祭りの気配が遠い……あの頃の日々の欠片

>>マウロ

「……お客様、お楽しみいただけていませんか?」

アウグスト様お連れ様が少しばかりお席を離れる間、
一緒に来店していた青年に話しかけた。
青年の手元のチップ掛け金は……
来店時の半分ほどに目減りしているようだ
(57) 2022/08/20(Sat) 19:03:20
ビアンカは、もう、どうでもよかった。たった一つのこと以外。
(a42) 2022/08/20(Sat) 19:21:52

【人】 小夜啼鳥 ビアンカ

大通りから一本逸れた場所。
石畳の上のベンチに、ひとりの女が座っていた。
モノトーンのフリル・ドレスに、傘が一本。

俯いたその横顔は十分に整っているといえるもので、
多少濃いメイクも夜の街灯の下、女の流れるような鼻梁や大きな瞳を美しく彩っていた──本来なら。

今はそんなメイクよりも目立つ大きなカーゼで、顔の左側が覆われてしまっている。その下の頬はどす黒く内出血していて、美しい輪郭の半分を醜くゆがめているようだ。
さらに骨折でもしたのか、包帯とガーゼで巻かれた右腕をサポーターで吊っている。気取ったようなネイビーのアームカバーが、ゴシックな服のうえですっかりと浮いていた。

――それでも、祭りの陽気と酒精に浮かれ、声をかけてくる男もいた。けれど、そんな物好きな男も。

「見せもんじゃねえぞ」

顔をあげた女のどろりとした瞳で睨みつけられて、愛想笑いをして去っていった。

クソがVa a cagare

そちらを見もせずに悪態を投げつけて、充血した眸をまた降ろす。
左手に持った携帯端末をじっと睨みつけたまま、女はずっとそこに座っている。
ただ、何かを待つように。
(58) 2022/08/20(Sat) 19:37:16
ツィオは、静かに微笑んで。
(a43) 2022/08/20(Sat) 20:02:48

ツィオは、" "を重ねた。
(a44) 2022/08/20(Sat) 20:03:04

ヴェネリオは、友に『   』をした。
(a45) 2022/08/20(Sat) 20:14:41

ルチアは、捜している。
(a46) 2022/08/20(Sat) 20:18:21

【置】 ニンナ・ナンナ ヴェネリオ


とある孤児院に『手紙』がついた花束が届いた。
宛先も名前もないその花束は、院長だけが渡す先を知っている。


 『親愛なるあなたへ。

 こんにちは。
 其方の過ごす街はいい天気ですか?
 海の向こうで会えないあなたを想って
 もう20年も過ぎました。
 遠く離れていてもこの広い空だけは
 その街に繋がってると想い続けています
  

 夏の祭りの季節にこの手紙は届いているでしょう。
 三日月島の街に飾られている花は華やかで、
 おやつにする林檎だけで済ませる買い物も
 ついお財布が緩んでしまったりしたものです。
 とても楽しいお祭りです、あなたもどうか楽しんで下さい。

 まだあなたに会うことはできないけれど、
 また来年も花を送ります。


 どうか幸せになって。
 私たちの坊や』
(L1) 2022/08/20(Sat) 20:33:48
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00
ヴェネリオは、生涯 を贈るのは、一人でいい。
(a47) 2022/08/20(Sat) 20:35:43

【置】 銀の弾丸 リカルド

『 Caro ツィオ

  俺がもし、朝までに帰らないようなら
  俺の部屋に匿っているマウロを迎えに行ってやってくれ
 
                   da リカルド 』

幼い頃の3人の写真を一緒に添えられ、その裏にはPer sempre永遠にという文字が書かれている。
(L2) 2022/08/20(Sat) 20:43:41
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00

【置】 いつかの ラウラ

写真立ての裏板を外し、2枚のメモを仕込む。

気付かれるかどうかは分からない。
気付かれる必要も、きっとないだろう。

それでも、何かを残したかった。
そう思うことはきっと我儘で、欲で。

ずるいのは──わたしも同じ。
(L3) 2022/08/20(Sat) 20:45:14
公開: 2022/08/20(Sat) 20:50:00

【置】 鳥葬 コルヴォ

 
「うちの火葬炉が何て呼ばれているか知ってます?」

地獄界第六圏異端者の地獄だそうです。」

「まったくもって、随分な呼ばれ方です」



「ここで焼かれているのが誰にとっての異端者か、
 なんてのは、俺の知ったことじゃありませんし」

「自分もいつかここで焼かれるものだと思っていますよ。」
(L4) 2022/08/20(Sat) 20:46:53
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00
ソニーは、貴方が最後に見るものが、  ならよかったのにと願っていた。
(a48) 2022/08/20(Sat) 20:46:54

ソニーは、ある一節を思い出していた。『一滴でもおれの魂を救えるだろう、半滴でも、ああ、わがキリスト!』
(a49) 2022/08/20(Sat) 20:47:19


僻地の廃倉庫。

この日の音は、回転式拳銃が立てた音。


くだらないギャンブルだ。

弾は三発。適当にシリンダーを回転させて、止める。

そうして慣れた手付きで自分の蟀谷に向け、

コルヴォは、躊躇わず、引き金を引いた。
(a50) 2022/08/20(Sat) 20:47:28

【置】 叶わないモノ ラウラ


昔から何故か、約束や願い事は叶わないことばかりでした。

上手くいかないのは何もしていないからだと、そういうことなのでしょうか。
あるいは、そうした運命の中で生きていたのでしょうか。

結局、何が原因かなど誰にも分からないのでしょう。
どうしようもなく運が悪かった、それだけの話です。

──それだけの、話でした。
(L5) 2022/08/20(Sat) 20:48:22
公開: 2022/08/20(Sat) 21:00:00
リカルドは、恩義と友のためならば、いつでも” ”を差し出せる。
(a51) 2022/08/20(Sat) 20:51:01