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人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 T『魔術師』 シン

 

  [ ――そうだね、ぼくは、幸せなんだろうと思う ]

 
(251) 2022/12/19(Mon) 1:52:24

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ 昔から、あまり泣いたことがなかった、と思う。
 泣いたことも、怒ったことも、
 ごく幼いうちはあっただろうけど、
 ぼくの小さな世界は、ほしいものは何でも与えられ、
 誰もぼくを蔑んだりしない平和な世界。
 刺激のない、波立つことのない世界。
 そう、例え泣くことがあるとするなら……
 それは"外"から来た友達が、
 帰ってしまった時とか>>0:366
]
 
(252) 2022/12/19(Mon) 1:53:09

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――感情がないというのは、幸せなことなんだろう。
 違う?


 ないわけじゃないことは、一旦置いておこう。
]
 
 
(253) 2022/12/19(Mon) 1:53:41

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ……だけどね、その世界の中にいるのは、
 『証持ち』だけじゃない。
 父さんや母さん、職員さんみんなが居て、成り立つ世界だ。
 考えてみれば、分かる話。
 それをこの世界の危機に、ふと、思い出す。]
 
(254) 2022/12/19(Mon) 1:54:06

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――でも、それが世界を存続させる理由にならないぼくは、

 どこかおかしいのかな?


 生まれた時から、普通の人間でもなければ、
 証持ちとして普通じゃないぼくには、分からない。]

 
(255) 2022/12/19(Mon) 1:55:18

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ぼくと、父さんと母さん。
 ……普通が何なのかよく分からないけど、
 ぼくはこんなだから、ずっと二人と一緒に暮らしてた、
 という感じではなくて。
 時々三人で過ごすことはあったけど、
 むしろヴェル兄さんの部屋に
 居座ってた夜の方が多いと思う。
 二人がぼくを大切に思ってるのは知ってるけど、
 ぼくから見ると、……職員さんたちが向けるものと、
 区別がつかなくて、
 でも別に、それが寂しいと思ったことはない。
 ぼくにとって、"普通"だから。

 さっきカルクくんの家族の話を聞いて>>114
 すてきだね!と思いはしたけれど、
 ぼくはそれに、共感することは出来ない。
]
 
(256) 2022/12/19(Mon) 1:56:12

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ みんなが幸せならそれが良いし、
 みんなと一緒に居られるなら、
 それは幸せなことだ>>1:434
 例えみんなが仲良くないとしても、
 それがきっと、ぼくの幸せではあるんだろう。
 だからね、ぼくはここでぼくを終わらせることだけは、
 選ばないだろうね。

 でも……世界の滅びと一緒に終わりたいと思う子も、
 中にはいるのかもしれない。
 だけど、ぼくにはきっと、
 ……それを止めることが出来ない。

 ぼくのような人間を見て、不愉快だと思う人は、
 あんまりいないのかもしれない。
 だけど『信』じられるかどうかは別じゃない?
 ぼくが何かを言ったところで、
 心の内を打ち明けてくれる子の方が、
 もしかしたら少ないのかもしれない。

 ……うん、だから、カルクくんと話せたことは、
 良かったなってこと!

 閑話休題!
 ]
 
(257) 2022/12/19(Mon) 1:57:24

【人】 T『魔術師』 シン

 

[ ……さっき、カルクくんに話して思ったけどね、
 もし、世界が滅びなかったとして、
 「22人が揃っても世界は滅びない」というのが、
 外の世界の当たり前になったとしたら、
 ――みんなは、洋館ここから居なくなってしまうのかな。

 でもぼくには、行く場所も、帰る場所もない。
 "外の世界"にぼくの居場所なんて、最初からない。
 "外の世界"はぼくのものじゃない。

 やっばり、世界の行く末なんて、
 ぼくにとっては他人事でしかないんだ。

 崩壊する世界を知ったところで、それはそのまんま。
 そこに暮らす人々のこと、……よく分からないから。
 ぼくが会うことがない人たちに、特別傾ける心もない。]

 
(258) 2022/12/19(Mon) 1:59:10

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ みんなが離れていくこと、
 みんなから取り残されること、
 それが一番、
寂しくて、怖くて、苦しくて、嫌だな。


 じゃあ、やっぱり、いっそ――?
 ]

 
(259) 2022/12/19(Mon) 2:00:10

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――そんな思いには、蓋をしてしまおうね!

 誰からも見えないように、仕舞い込んでしまおうね。
 ]
 
(260) 2022/12/19(Mon) 2:00:36

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ぼくは考える、
 ぼくは笑っている、

 本当『真』気持ち『心』は、きっと誰にも――**
 ]
 
(261) 2022/12/19(Mon) 2:01:48
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。
(a62) 2022/12/19(Mon) 2:09:15

 
[ 『恋人』は『魔術師』が気に入りませんでした。

 わたしたちの外に未完成な世界があるなら、
 それはそれで構いません。

 けれど「わたしたち」の完璧を否定するように見る。
 そんな智慧者の目が嫌いでした。 ]
 

 
[ それは小さな切欠。

 嫌いでも、「わたしたち」さえ完璧であればそれでいい。

 あの日箱庭完璧さえ崩れ始めなければ、
 きっと“それだけ”の取るに足りない存在でした。 ]
 

 
 

      「わたしたち」を否定するな、『魔術師』
 
 
 

 

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――――思考を止めたことを後悔している、というのは、
 つまり『魔術師』の断末魔のようなものだ。

 『女教皇』と一緒に居られないと、
 分かってしまったから『魔術師』は絶望したし、
 そして後悔した。

 つまり……この罪に向き合うということは、
 『魔術師』の『女教皇』への
 想いが絡まってくることになる。
 ――今度こそそばにいたいという、
 妄執のような何か。


 それがとっても、厄介だ。]
 
(328) 2022/12/19(Mon) 15:41:21

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ……けれど、『魔術師』が後悔しているのは、
 それだけじゃない。
 『恋人』を殺したことにも掛かっている、ようで。
 自分の望む結果が得られなかったのだから、
 意味もなく『恋人』の命を奪ってしまったことに対しては、
 ちょっと後悔してる……らしい。

 もしも『魔術師』が思考を止めていなければ?
 敵意を向ける『恋人』に対して、
 もう少し違う接し方もあったのかもしれないね。
 ……結局、終わりは同じだとしても。]
 
(329) 2022/12/19(Mon) 15:42:04

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――ベルちゃんを「ベルちゃん」と呼んでたのは、
 結局のところ、彼女に対する嫌がらせみたいなものだ。
 二人の時しか呼ばないのが、証拠のひとつだ。

 一応、初めて呼んだ時に笑顔で拒否されてからは、
 二人のときでも「クリスタベルちゃん」と
 呼ぶことはあった。
 でもどちらで呼ぶかなんて気まぐれぐらいの差でしかない。

 そうやってきみを傷付けてきたことに、気付きもしない。
 無意識の嫌がらせは、きっと『魔術師』であるが故だけど、
 もうすこし、気付けていたなら、
 もうすこし、違う関係になれていたのかもしれないね。

 ぼくたちに違う未来があるのかは……さて? ]
 
(330) 2022/12/19(Mon) 15:43:11

【人】 T『魔術師』 シン

 

[ 『証持ち』であることは
苦しい。

 自分と誰かの境なんて、
 すぐに曖昧になってしまうのだから。]

 
 
(331) 2022/12/19(Mon) 15:44:11

【人】 T『魔術師』 シン

―― 部屋できみとのお茶会にて ――


[ キュリアちゃんの部屋へ行く道中、
 売店に寄ったなら、支払いは
 キュリアちゃん任せだったかもしれない。
 基本的にぼくは、手元にあまりお金がない
 でもさすがにキュリアちゃんの持つお金も
 無尽蔵ではないだろうし、
 お茶会にお邪魔するときぐらいは、
 手土産を用意した方が良いのかもしれない。うん。


 キュリアちゃんが紅茶を容れてくれる>>296
 それも、この洋館ではよくあることだったかな?
 キュリアちゃんの得意なこと、いくつか知ったなら、
 ぼくはその度に「すごいねー!」って
 褒めていたかもしれない。]


  いいんだよー


[ お礼を言われれば、首を横に振る。
 ぼくは、迷ってる子がいるなら力になりたいし、
 ……きみが相手なら、なおさらだよ。
 ……それって、誰の気持ちなんだろう?
 ]
 
(332) 2022/12/19(Mon) 15:45:35

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ なんと応えればいいかわからない、
 というのがキュリアちゃんの今思うこと、らしい。
 ……キュリアちゃんはキュリアちゃんで、
 小さな世界で生きてきたらしい、
 っていうのは聞いてたかな。
 だから、さっきのことはちょっと刺激が強すぎたんじゃ?
 キュリアちゃんが迫られるには、難しい問題なのでは?
 みたいな思いが湧く。
 だけど、キュリアちゃんは
 そこで頭が真っ白になるんじゃなくて、
 色々自分の考えを、言ってくれたかな。
 ……ちゃんと考えるキュリアちゃんは、すごいね。

 ゆっくり、少しずつだったか、
 それともひとまず言いたいことは話し切ったか、
 紅茶に口を付ける彼女を、じっと見た>>297。]
 
(333) 2022/12/19(Mon) 15:46:07

【人】 T『魔術師』 シン

 

  キュリアちゃん


[ 何度も何度も、たくさん呼んだきみの名前を、呼ぶ。]
 
(334) 2022/12/19(Mon) 15:46:49

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ キュリアちゃんと初めて会った時の、
 どこか呆けたような表情>>2:342
 それから、遅れて出た挨拶。
 その時はそれどころじゃなかったけど、
 キュリアちゃんの方も、何か感じることはあったのかな。

 ぼくはというと、その声のひとつひとつに、
 どうしようもない衝動が駆け巡っていた。

 だけど、名前を聞いたら、
 すこし、ここに戻ってこられた気がした。
 「キュリアちゃん」と、名前を繰り返す。
 それが
今の
きみの名前なんだね、と、
 今目の前にいる彼女を、はっきりと捉えることができた。
 だから、「ぼくはシンだよ」と名乗り返すことができた。
 『魔術師』じゃなくて、
 ぼくをぼくとして見てほしかったから。

 ぼくが「キュリアちゃん」と名前をたくさん呼ぶのは、
 きみは『女教皇』ではなく、きみなのだと、
 ぼくがちゃんと認識するためでも、あるんだ。]

 
(335) 2022/12/19(Mon) 15:47:32

【人】 T『魔術師』 シン

 

  キュリアちゃんが、自分で考えたいなら、
  それで良いんだ
  ぼくは、その手助けをしたいなって思ってる

  だけど、ぼくの意見に合わせることはなくて、

  キュリアちゃんが、自分で決めていいからね!


[ ぼくは、ぼくの考えに
 キュリアちゃんを巻き込むつもりはない。
 そもそも、はっきりとした意見はぼくにはないのだし。

 言わなくても、分かるかもしれないけど、
 この洋館に来た今は、ぜんぶ自分で選んでもいいんだよ。]
 
(336) 2022/12/19(Mon) 15:48:20

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ キュリアちゃんは……なんというか、素直な子だな、
 って、思うことがある。
 洋館での暮らしの話とか、
 教えたら素直に受け入れてくれた、というか>>295
 ぼくが構い過ぎてた? 聞こえない!


 ぼくの話を、たくさん聞いてくれるキュリアちゃん。
 いつかの『魔術師』が、『女教皇』に
 自分の考えをたくさん話していたように。

 ぼくの話をたくさん聞きたくなること、
 キュリアちゃんが言ってくれたことはあったかな?
 キュリアちゃんの出会いや気付きのことも、
 話してくれることはあったかな?

 初めて会った時から――キュリアちゃんは、
 とても変化しているように、ぼくには見える>>2:359
 その心の内まで話してくれていなくても、
 アリスちゃんの誕生日に、
 歌を歌おうと誘ったときの反応>>2:360
 そして素直に歌を聞いてくれた時、
 聞いているきみと目が合った。

 ――きみが楽しそうにしてたから、
 ぼくもとっても嬉しくなった。]
 
(337) 2022/12/19(Mon) 15:48:55

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ 歌に合わせて手を叩くキュリアちゃん。
 新しいことに触れて、楽しそうなきみ。

 あのね――これは、
『魔術師』が『女教皇』に向ける気持ちとは、
 違うんじゃないかな。

 今まできみが知らなかったのは、現世のきみだからで、
 新しい世界を知るときのきみの気持ちは本物で、
 ――その本当の気持ちを、尊く思うのも、
 ただ、ぼくだけの本心だ。]
 
(338) 2022/12/19(Mon) 15:50:16

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ ――だったらこれも、ぼくの本当の気持ちかな。

 『魔術師』と『女教皇』ではなくて、
 ぼくとキュリアちゃんとして、の。]

 
(339) 2022/12/19(Mon) 15:51:11

【人】 T『魔術師』 シン

 

  あのね、キュリアちゃん
  ……ひとつだけ、ぼくの気持ちを言っても良いかな?


[ どちらにするのか、決めるのはキュリアちゃんだけど、
 きっと直接は関係ない、ぼくの願いをひとつだけ。]
 
(340) 2022/12/19(Mon) 15:52:10

【人】 T『魔術師』 シン

 

  ぼくはね、キュリアちゃんが世界を知っていくのを、
  これからも見ていたいなって思う

  キュリアちゃんの知っていく世界を、
  一緒に見たいな、って思う

  ……そう出来たら、嬉しいな


[ "外の世界"に向ける思いなんて何も無いけど、
 キュリアちゃんの目に映る世界は、
 これからも見ていきたいと思う。
 例えこの世界に留まるとしても、
 新しい箱庭に行くとしても、
 新しいことを知るキュリアちゃんの、
 そのそばにいられたら、とても嬉しいと思う。]
 
(341) 2022/12/19(Mon) 15:52:28

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ みんなが離れていくのは嫌だよ>>259
 ――それには、蓋をした>>260

 だけど、キュリアちゃんと離れるのは、
 やっぱり嫌、かも。

 ――だめ、かな? ]

 
(342) 2022/12/19(Mon) 15:53:05

【人】 T『魔術師』 シン

 
[ きみの手を取ることは叶ったかな。
 きみを見つめる表情は、
 きっと、愛おしいものを見る笑顔をしている。*]
 
(343) 2022/12/19(Mon) 15:53:30