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人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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  ──ん、っ…ぶっ……


[  元々入り切らないはずの触手が
   身体に差し込まれるのだから
   お腹はぼこりと中から膨らむ。

   加えて精液と呼んで良いのか
   彼の白い体液が身体の中を満たしていく。
   子宮からは溢れるかと思いきや、粘りっこく
   子宮の中に残ったまま。
   腸に出された方は身体の奥まで満たしていく。]



  はへ……ろ、ろうぞ…?

  
[  どうぞ、と私が言う前に
   彼は動いていたかもしれないけど。
   性交と言うには、グロテスクで
   けれど彼は気持ちよくしてくれているらしい。

   ぼこ、ぼことお腹の中を叩かれながら
   2人のメレフの間で揺らされていく。
   3人目の子のものを握って、扱いてあげるくらいが
   限界でちょっと申し訳ないけど。]*

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「ありがとうございます。嬉しい。
 そうですね、お酒はやめておきます。
 もしあれば、白湯をくださいな。」
 
 
温かいものは心も身体も癒してくれる。
彼女のホムンクルスが食事の用意をしてくれて、久々に食べたミートパイに頬が緩んだ。
 
 
「美味しい。あそこのミートパイはやっぱり美味しいなぁ…。」
 
 
口にして。咀嚼して。
スパイスのよく効いたパイはお肉がしっかり詰まってて、時折感じる刻み野菜の存在がそこに優しい甘さを添えてくれる。
スパイスは香りを豊かにすると同時に身体に活力も与えてくれる。
ああ、美味しいなあ。
そう思って、懐かしさにも言葉少なになって。
(97) 2021/12/15(Wed) 20:22:49

【人】 星集め サダル

 
「…。」
 
 
>>88でも。その言葉に、動きを止めてしまった。
だって、私は帰りたかった。
私を許してくれていた場所に。
でもそれは、元に戻ってしまう事ではない?
私が、サダル・ミロンに戻って。
私が私で在ることを諦める事ではなあい?
 
新しい店長あの子の居場所を奪うことになるのでは?
 
私は。私だけれど。
ホムンクルスの彼らを完全に切り離して、別物と考えられなくなっていたから。
商品だけれど。私とは別人だけれど。
私と同じ顔をした彼ら彼女らを、わたしは。
 
(98) 2021/12/15(Wed) 20:23:12

【人】 星集め サダル

 
「…近くまで、送ってくれませんか?」
 
 
浮かべたのは困り顔。
完全に帰ることはできない。
でも、今は離れ過ぎてしまったから。
少しだけ近くに戻るの、その為のお願い。
 
 
「エオスの近くの町か村か森で、
 改めて暮らしていこうと思います。
 それならイクリールさんともっとお話しできるし
 お手紙でもやりとりできるでしょう?
 
 エオスに戻ると。
 私は私を見失ってしまいそうで。
 置いてきた子たちの居場所を奪ってしまいそうだから。」
 
(99) 2021/12/15(Wed) 20:23:40

【人】 星集め サダル

 
戻りたい。戻れない。戻らない。
そんな気持ちの揺れの中で。
だめ? と、彼女に問いかける私は、少しばかり苦しくて。
 
なんとかそこで、暮らしていけないから試してみよう。
真実を認めながら生きていくしかないんだと。
そんな気持ちで。*
 
(100) 2021/12/15(Wed) 20:24:54

【人】 星集め サダル

 
マスターヘイズ様と:
sideベリル


マスターはどんどん強くなっていく。
>>48妖精郷での修行を経て。
>>49>>50様々な伝説を打ち立てていく。
その傍らに私はいた。マスターの喜びが私の喜び。
もしかしたら、そんな私の存在が、より元店主サーシャを追い詰めることになったかもしれない。
マスターの所持するホムンクルス。
その販売元のエオスの人形屋。
その顔と同じ顔をした…。
けれど、たぶん元店主サーシャはきっと、大丈夫。
私にはないものを、彼女もまた持っているのだ。
 
それはそれとして。
 
(106) 2021/12/15(Wed) 20:49:10
 
「あっ…、あっ。あんっ…!」
 
 
マスターが幸せなのがベリルの幸せ。
だから、マスターが老若男女を相手にするのは別に良い。なんなら、マスターが望むのなら彼らと共にプレイしたり、マスターの他の相手に抱かれることすらするだろう。それをマスターが望むなら。
でも。マスターに触れられる時とは違い、他の相手ではあまりにも感じるレベルが低いのは明らかだったりする。そして。
 
マスターが他の誰かを相手している時。
自分から誰かと…ということは無いけれど。
彼の服の匂いを嗅ぎながら、一人彼を思い耽るのは、もう仕方がない事では無いだろうか。
 

 
「マスター…マスター…っ。」
 
 
彼のことを呼びながら、自分の雄を擦り雌に指を沈める。
そんな夜だってあるのである。*
 

[彼女の躰は何処も甘く出来ていて、嬌声伴えば
 何処もかしこも食べてしまいたくなる。
 代価を求め合う街ではあるが、彼女に代価を求めはしない。
 哀しむ日々を乗り越え、愛される事を知った女は、
 ただ、男を抱擁すれば良い。
 彼女の腕に縋られて、暖を取る機会を得るだけで

    ――― 情愛に包まれる男はエオス一の果報者だ。

 褒美を求める女は子供のように純真だった。
 情交を交わし男が女を求め女が男を求むこの場に於いてすら。

 なんでもと言ったか、などと意地悪い事は告げないが、
 彼女がずっと手を伸ばして来たものを、沢山与えよう。
 彼女は、人魚に愛されるべくして生まれて来た幸せの兎だから]


  良いな、
  甘える事に慣れて来たか?

[ご褒美を強請る無邪気な唇も。
 愛液を沸かせる欲の源泉も。
 男に甘えて、強請って、沢山欲しがりになれば良い。

 この秘所を暴かれる事はきっと少なく無かっただろう。
 だからこそ、男の欲望に良いようにされて
 粗雑に男をくわえ込まされるばかりの部位では無く
 愛情を与え合う存在に可愛がられる場所に変えてやりたい。]

  ん…、ふぁ……、ラヴ、… ――ァ

[彼女の嫌、は男に制止を促すどころか
 もっと、深い場所まで満たしてと聞こえる糖度を孕む。

 欲の泉から掬い上げる愛液も、舌に吸い付く恥肉も
 男を誘うばかりの感度を示しているというのに。]


  んぁ、っふ。…、 
  …と、 めて?

[深く沈ませた舌を内膜で泳がしていたが、
 彼女の望みを聞き受けたかのように侵入を留め。

 口を聞くのも難しいので一度舌を抜き去れば、
 こちらを彼女が見ていたなら、とろぅりと蜂蜜のように
 唾液だけでは無い起因で糸を引かせ、
 顎に雫を垂らす男の様相も拝めるだろうが。]

  良いんだよ、何度も、俺の為に散ってくれ。
  ……あんたが枯れないように、水をやろう。

[彼女の絶頂を耐える姿は、泣きの入った懇願は、
 花開く前の蕾のように可憐でいじましいから。
 膣に舌の代わりに指を差し入れて、
 小ぶりな陰核を唇で食み、これなら良いのかと目だけで微笑い]

[欲に溺れる事は恐怖では無く、女の幸せでもあるのだと。
 教え込むように繋いだ指は然と絡め。
 
 胎内に潜らせた指はいくらか内側に曲げて、
 女の性感の一つであろうざらつく天井を指腹で嬲り。]

  ッ、ふ …、

[そうして、突起の皮を唇で軽く剥くようにして
 芽を出した粘膜を舌で舐り、指の律動に合わせて擦ろう。*]

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「…! そ、それはだめ…!」
 
 
>>111確かに。私の考えは甘いのだと痛感させられていたから。
イクリールの指摘に青ざめる。
産むときにはどうなるのか。
ホムンクルスの時のように完成体がすぐに出てくるのでは無い。
フラスコでもなく、育つのは私の体の中。
そこから出てくるのは赤ん坊。
その子が死んでしまったら。
それだけは、私は避けたい事実であった。
だって。
この子の母親は、私なんだから。
 
(115) 2021/12/15(Wed) 21:43:12

【人】 星集め サダル

 
「一緒の家? でも、…お店とか、日銭、とか…。」
 
 
手を取られる。それを振り解くことはしない。
けれど、一緒に暮らすと金銭面ではどうなるのだろう。
完全に彼女を頼る形にはならないか。
それに。一緒に暮らせば、彼女の暮らしに影響させてしまう。なにより、目の前の彼を目にする機会が増えるだろう。
私が、私を見失いそうになる同じ顔を。
 
(116) 2021/12/15(Wed) 21:43:32

【人】 星集め サダル

 
でも。
>>114友達と言ってくれる、彼女の事が嬉しくて。
きゅっ、とその手を握り返す。
眉を寄せて。ぎゅっと目を閉じて。
涙を堪えたいのに、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。
不安で。不安で仕方がなくて。
でも戸惑いも大きい。それが果たして正解なのかと。
 
 
「友達…。初めて、ともだち。」
 
 
そう言ってくれる人なんていなかった。
そんなふうな複雑な人間らしい関係は知らなかった。
 
(117) 2021/12/15(Wed) 21:44:00

【人】 星集め サダル

 
「…なら、頼って良い?
 でも、一緒に暮らすのは、ちょっと、怖い。」
 
 
怖いの理由。同じ顔をあまり見たく無い。
でもそれを言葉にするとこの子を否定することになるから。
 
(118) 2021/12/15(Wed) 21:44:21

【人】 星集め サダル

 
「イクリールさんの家の隣に、家を建てるか、借りるか、します。
 …そうしても、良いですか。
 私も不安なの。怖いの。一人は、もういや。
 
 何よりこの子のために平和な場所で暮らしたい…。」
 
 
うう、ぐすっ、と泣き声が響く。
両手でイクリールさんの手を握り締めながら泣くその姿は。
 
どこか祈りを捧げるような。*
 
(119) 2021/12/15(Wed) 21:44:35
[二人がかりで、彼女を掻きまわす。
一心不乱に、彼女の身体に溺れていく。
下腹から熱が込み上げる度、遠慮なく彼女の胎に注ぐ。

淫魔となってから、ずっとひた隠しにしてきた空腹感。
それを、彼女の身体が埋めてくれる。]

ねぇ、おねぇさん。
おねぇさんが気持ちいい事、もっとしてあげるから。
もっと、こうして繋がっててもいいかな。

[彼女の胎から、精気を吸い取る。
そうして吸い取った分を、白濁として彼女の胎に注ぐ。
また彼女から吸い取る。
その繰り返し。

彼女がより強い快感を得られるように角度を変え、突く位置を変え、彼女を責め続ける。]

もっと、もっと――。

[その後の言葉は続かない。
あれほど人に晒す事を忌避していた本能をむき出しにして、ひたすら彼女の身体に溺れている。
彼女だけが、今の醜い自分を曝け出せた相手だから。

そうして、この歪なまぐわいはどちらかの体力が尽きるまで続いた事だろう。**]

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「私が…お母さん…。」
 
 
そうだ。私はお母さんになる。
イクリールさんの過去を知らないけれど。
だからそのことには何言えないけれど。
私は私のために。この子のために。
 
 
「…ありがとう、本当に、ありがとう…。」
 
(130) 2021/12/15(Wed) 22:36:48

【人】 星集め サダル

 
私は彼女と額を合わせるようにして。
泣いて、泣いて、ひとしきり泣いてから彼女と共に帰路につく。
家の手配はすぐにはできなかったから、その晩は一緒に寝かせて、と甘えて。
次の日から手配して。彼女の店の隣、青い屋根の小さな家を作る。
仕事も探した。幸い、街の人はサダルを知ってるから。文書屋のお手伝いやイクリールさんのお手伝いをしてお金を得て。
少しずつ時は過ぎていく。
私のお腹は少しずつ満ちていく。
 
(131) 2021/12/15(Wed) 22:37:09

【人】 星集め サダル

 
お腹の父親について。
聞かれなければ伝えなかったけれど。
聞かれたら隠すつもりもなくて。
十月十日経った頃のある日。
痛みに耐えながら、私はその人の名前を呼ぶ。
 
(132) 2021/12/15(Wed) 22:37:22

【人】 星集め サダル

 
私の名前を思い出させてくれて人。
私に唯一の命を授けてくれた人。
その人の名前を呼んで。
涙をほろほろ流して。
 
 
そうして産声が響く。
生まれたのは男の子の双子
我が子をこの手に抱いた時。
 
(133) 2021/12/15(Wed) 22:38:28

【人】 星集め サダル

 
「生まれてきてくれて、ありがとう…!」
 
 
満面の笑みで心の底からの言葉を紡いだ。*
 
(134) 2021/12/15(Wed) 22:39:03
 

 誰かになにかを求めたことは殆ど無くて、
 ―― けれど、彼だけは 彼の全てが欲しいのだ、と
 訴える心のまま、兎は甘えた言葉を零す。

 とめて、と紡いだ反応は生娘さながらだというのに
 蜜口からは絶え間なく愛液が滴り落ち
 彼の舌をもっと奥へ迎え入れようと媚肉が動く様は
 淫らに蕩け切った女の貌で。


  「 ッひぁ、あ、ンぅ……っ 」


 膣の奥を泳いでいた舌が抜き去られる感覚に
 腰を甘く震わせ、瞳を潤ませた。

 

 

 きゅぅ、と収縮を繰り返す媚肉は
 はしたなくこの続きを強請るよう。
 ―――― 熱を帯びた吐息を零した女が彼の方を見遣れば、
 引いた糸が彼の顎までも濡らしているのを捉えてしまい
 元々赤かった頬は、林檎のように真っ赤に染まって。


  「 だ、って……こんな、すぐイっちゃうの
    はずかし、 」


 少し前までは、男と女の気配さえ無かったのに。
 …… それが人魚の賢明な努力の結果であるとはいえ
 自分の淫らさが露わになってしまうみたいで。
 ―――― 彼に、全部を剥がれていく、ようで …

 

 

  「 んにゃ、ぁっ!? 」


 意識をすこし余所へやっていたせいか、
 膣へ指が差し入れられる感覚へ身体を跳ねさせ
 同時に猫のような鳴声があふれてしまう。


  「 ―――――― ッふ、ぁ……
    ずる、ぃ……っ 」


 落ち着くまで待ってくれると思ったのに。
 理性もなにもかも捨てて、彼だけを求めるような
 浅ましい姿を晒さないでいたかったのに。
 ―――― そんな風に甘やかされては
 何を言う気も、すっかり奪われてしまって。
 

 

 彼が眸だけで微笑ったのは気付いていたけれど
 これなら良いのかと言いたげな微笑への
 咎める言葉も態度も、シーツの海へ沈めてしまおう。


  「 や、ぁン、ふぁ ああ……っ! 」


 繋いだままの手をぎゅうと握り締め、
 与えられる快楽を受け入れる顔は甘やかに蕩けて。
 ―――― ふわ、と身体が浮くような、
 背筋にぞくりと痺れが奔るような感覚に襲われれば
 快楽を逃すように頭を微かに振ろう。