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人狼物語 三日月国


170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭

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視点:


 ………まぁ、
 私は所詮ただの海月火ですから
 切るも繋ぐも出来ませんし

 干渉するなら、そも、どちらかの好意を
 我々か神にでも向かせて―――おや、

 なんですか、何か文句でも?

 [先程まで浮かんでいただけの二つの光が、
 その動きを激しくさせて、ぽこぽこと頭を叩く

 海月の感触など、無いに等しいのだけれど]

 だから友達が居ないと言われるって?
 何を滅相な 私達は主従の縁でありながら、
 皆家族みたいなものでしょう?

 いいじゃあありませんか
 『糸』の言う通り、
 あの二人に真の繋がりがあるとしたら

 落とし子が歌を辞めるとは思いません

 届いていたじゃあありませんか
 この海の中にも、貴方達の元へ

             o .゚.。.
     .゚.。o...  ゜。

               o  。゚ ゚
 




 貴方達の「願い」は、
 きちんと叶えて下さった神なんです

 任せましょう、頼りましょう

 私達は「今」を揺蕩っていればいいのです
 
 **

 
 

 
 
 ……なんか、
 すげー、告った、きが、するん、だけど

 お
まえ、
おぼえて …る? 


 


 [ 願いは、『糸』に聞き届けられませんでした ]
 
 

[ 言い伝え通りであれば。願いを叶えた者は、
 隠り世の出来事は忘れてしまう

 それが、叶わなかったのだ
 隠り世に囚われた儘でもおかしくなかった
 本来なら、覚えて残る記憶になる筈だった

 それでも、男の「願い」…「欲」は、
 神の贄を奪い去るに等しく
 願いとは別に――神へ代償を支払った]

 

[ 彼の者の願いは、彼にとっての幸福の護持 ]

[ 代償は、「幸福」に纏わるもの以外の記憶 ]

[ 好ましき感情を見つけた海から、
 それを収奪したのだ。
 それ以外の全てを犠牲にしても、
 男にとってそれは望むもの、だったらしい ]
 

[そして、あの男の人生は。
男の言葉通りのまま――その人生の殆どは、
並大抵、想い人を想う感情のお陰で、幸せだった。

故に、『殆どの記憶は残ったまま』でした。

この世界で結ばれたと思わしき繋がりも、
否、それこそ明らかな「形」だった

故に、我々の存在のみを忘れ、
都合よく「幸せだった記憶」ばかり残っている

それは奇しくも、願いを叶え、
この世界から去った人間と大差なかったようです]

[ ただ。
 『糸』の言う通り、であれば。
 
 『声』を失った贄のように。
 繋がりが保てていれば、
 何れ戻る記憶なのかもしれない

 ―――さて
 どこまで、どんな記憶が残ったのか
 それは本人のみぞ知る、といった所でしょうか
 ] *

 うわ、……うわぁ、
 いや、なんか、すごい、
 …………引く程告った、気がするんだけど

 わ、 忘れてたり、しない か

 ……いや、………いや
 忘れちゃあ、欲しく、ねーんだ、けど
 あ、無理だ 恥ずい 死ぬか…


[海から打ち上がって、寒い筈なのに、
顔の火照りが収まらない。
誤魔化すように目を泳がし、パタパタと片手を仰いで

覚醒と同時にぽつぽつ思い出す
あれやこれやそれや……に俯いて。

ああ、そりゃこんな盛大にやらかせば、
海音も卒業式に脱兎するよな、そうだな。

…今更逃げようとは、俺も思わねえけど]

 ………?
 かい、と? 

[そうして、自分の記憶の整頓が
(2割くらい)ついた頃に、ようやく。

ずっと、必死そうなお前の形相に気づく。
…それまでは溺れて気を失ってた俺に対して、
平気かどうかを、気にしてたのかと思ったけど。]

 海音、声………?

[なんだか、表情に対して、
声量が割に、合わないような。]