12:59:17

人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:



 かんぅどのぉ……ぎゅうして……ぇっ


[手が足りないなら、いっそ、抱きしめられながら、押しつぶされるようにされながら押し込まれるのがいい。
それだと、全ての箇所に彼を感じるから。
盛り上がるかんぅの肩の筋肉がすごいなぁと感心しながらも、

愛しておる、の言葉にすら感じて、きゅんきゅんと締めてしまう]

 かんぅどの……っ
 
 あいしてる、からぁ……っ


[バカの一つ覚えのように、これしか言えなくなってくる。
気持ちよすぎてどうすればいいかわからない。
大きな波のようなものが、後から後からやってきて、それに自分が小舟のように立ち行かなくなっていく]


 あああああっ!


[何度ともなく感じた絶頂だけれど、この波が一番大きくて、躰を大きく跳ねさせ、寝台をぐぁん、と揺らしながら身悶える。
絶頂と絶叫が同時に起きて、彼の肉体に潰された雄が、震えて精を漏らした。
そのまま、彼の名を呼びたかったけれど、かすれた声は、もう音を作ることはできずに、ひりつく喉に無理をさせることを諦めた*]

[はしたない婿はダメかと問われ
ダメではない。という言葉は聞こえたかどうか。婿殿からの口づけに心が沸き立つのを感じた。触れる箇所が熱い。何処までも婿殿は此方を落とす。中が一番いいと告げるのは天性か。婿殿は抱かれ上手だ。よくよくかんぅの事を分かっている。彼の快感を更に引き出そうとして、押しつぶされるのを、

ぎゅっとされるのを望む言葉に
頷きて]


 あい、分かった。


[覚悟されよ。
そう告げて獰猛な笑みを浮かべ、抱き込む力を強めた。
二人の距離が縮まる。二人の間がなくなっていく。肌に触れる面積が増えるにつれて、美髯が彼の肉体を喘がせ、盛り上がった筋肉で彼を締め付けた。華奢な彼の身体は上から見れば、かんぅの肉体で隠れ、見えぬであろう。

筋肉で彼を閉じ込めて]



 ……っ、婿殿っ


[愛している。
その言葉に
振る腰が増す、ぱんぱんっと雄で貫く音は響き。彼の中を蹂躙する。喘ぐ声に追いすがるように何度も婿殿、と彼を呼んだ。愛おしい花婿を、何度も呼んで。

唇の中――小さく ヤオディ。と転がした。
其れは身もだえる彼により波にのまれ]



   くっ!!!!!



[絶頂と絶叫により、熱を締められ。
彼が達した後、少し遅れて此方の精が溢れ出、彼の中を侵していった。どくどくっと脈打つ熱は先ほど果てたばかりだというのに加減を知らず腹を焼く。掠れた声ととも、体の下で悶える彼を抱きよせて、そのまま額の髪をわければ

口づけを落とし]


 だいじないか?


[頬を撫でる。
白い肌に武人の手が触れるたびに
壊しそうだと思った。淀みは出来ていないだろうか。最初の頃の会話を思い出せば体調を案じるのは素直。だが、未だ居心地よく彼の体内には雄が嵌ったままで]


  大事ないか?


[気持ちよかったか。
そう尋ねよう。幾つも聞きたいことがあった。祝言を本格的にあげるとしてどのような服がよいか。それからこれからの新婚生活についての具体的な案も考えねばならぬ。
だが、それらは置いて
愛している。と
その意味を重ね合わせようとし
緩やかに抜こうとして]



 ………


[ぬ、抜けない!!!!
なんと、青龍偃月刀がすっぽり入って抜けなくなってしまった*]

  もう少しすれば夜も暑くなる。
  そうすれば試すには不向きとなるからな。
  予もそれには同意だ。

  では共に風呂に入り、共に眠るとしよう。
  人の理では眠りは大切な儀式だからな。

  ちなみに大切な儀式はあと三つある。
  一つは食事で、後一つは大きくなったら教えてやろう。


[よし、よしと頭を撫でてやりながらまずは食事の後に夜を想う曲と、永く眠る者へ手向ける詩を教えていくとしよう]


  お主と予の物語は今日始まったばかりなのだ。
  目を閉じていても予の音が聞こえる。
  頭の中では予の詩が綴られる。
  そうすればお主は完全に予の虜よ。


[くつくつと楽しそうに笑いながら、さて、縁側にたどり着けば陽が沈みそうな黄昏時であったろうか*]

【人】 龍之介

 
  
── 裏の森 ──

 
[掃除で日々鍛えられた体。
 慣れぬ足場に苦戦することはあっても
 息が上がることはない。

 ただ、焦りから来る疲労は
 空っぽの籠を担ぐ肩に重く伸し掛かっていた。

 それでも、探す目を手を足を緩めずに
 一刻半で尽きる蝋燭の
 三本目が残りわずかになった頃]



   ────!!



[漸く見つけた手がかりに息を飲む。]
 
(114) 2021/06/24(Thu) 23:51:01

【人】 龍之介

 
[慌てて地面に手を伸ばし、提灯にかざせば
 ぷちぷちとした細かな実が
 集まった一房だった。

 小鳥が美味しいところだけ啄んで捨てたのか
 天敵でも現れて急いで逃げたのか
 食べかけのもの。

 匂いを嗅ぎ
 指で潰して汁を舐めてみれば
 淡い酸味と甘さが口の中に広がっていく。



    (これなら…!)



 ミクマリ様が
 好んで召し上がられているものと比べれば
 食べでがあるとは言い難いけれど…

 甘さを足して煮詰めて
 まんじゅうや寒天などに添えたりすれば
 おそらく満足していただけるはず。

 それには量が必要だと
 見上げる梢は、確認できぬほど高かった。]
 
(115) 2021/06/24(Thu) 23:51:07

【人】 龍之介

 
[逸る気持ちで荷を下ろし
 背負い籠だけになると
 二拾尺、いや三拾尺はありそうな樹を登り出す。

 途中、何度も足を滑らせて
 ひやりとしつつも
 どうにかこうにか辿り着けば
 鈴なりの豊かな実りが待っていた。



   (ああ、よかった…!!)



 空が薄っすらと染まり始める中
 熟している房だけを選び
 手早くもいで籠に入れていく。

 山盛りとは言えないまでも
 それなりの量を確保して降りる頃には
 空だけでなく
 指先も赤く染まっていた。]
 
(116) 2021/06/24(Thu) 23:51:13

【人】 龍之介

 
[荷は増えたはずなのに軽く感じる籠と共に
 するすると降りて
 暗い地表が近づいて来た、その時。


 ────
ガッ



 何が起きたのか分からぬまま
 衝撃に転がった。


 ぱきり、と
 ひしゃげた籠が悲鳴をあげるから
 ミクマリ様への土産を気にして
 即座に身を起こそうとする、すぐ傍で


   
グルルル…
 


 獰猛な獣の、低い唸り声が響く。]*
 
(117) 2021/06/24(Thu) 23:51:20
[ 眠りは儀式
 その言葉に、ふむりと頷く

 聞けば、他に大切な儀式は後三つとのこと
 眠りと足せば全部で四つということか

 一つは食事、もう一つは──と瞳で問えば
 それは大きくなってかららしく ]


  冥桜よ、それだと二つしかないぞ
     眠りと、食事と、大きくなってから
         ──では、最後の一つはなんだ?


[ まさか言い間違えか?と
 首を傾げ唇を尖らし問いかける

 縁側へのさほど長くない道
 子供のようにあやされながら歩んでいき ]


  我とお前の物語は今日から
      それは認めるが、な
    
    その言い方では虜というか
        我が傀儡のようではないか
          そも、虜になるのはお前では?


[ 楽しそうな笑いに胡散臭げな視線を注ぐ
 
 そうこうするうち、縁側につけば
 冷えた空気に巣へ向かう烏の声が混じる頃
 ひやりと冷たい縁側に、そのままぺたりと腰下ろし ]


  ながくここにはいるが
    縁側で食べるのは、初だ


[ 干し鰻を米に乗せ一口
 お味見と変わらぬ味に口元を綻ばせ* ]

[額に口づけられるのも、名前も呼ばれるのも、ただただ嬉しくて]


 ああ、だいじょうぶ……


[しわがれ声で囁くようにしか返事ができないのが情けない。
とりあえず休もうとするが、かんぅが目の前で変な顔をしている]


 どうされた?

 ………ふぁっ

[体の中で大きく芯を持つものが、蠢くものだから、覚えたばかりの敏感な箇所に当たってしまう]


 あ……あ、かんぅどの……っ

 も、いぃからぁ……♡


[これ以上されたら、余は死んでしまう。こんな気持ちいいことばかりされて、どろどろになってしまったら……]



 余をかんぅ殿のことしか、考えられなくさせる気か?


[この野蛮人め、と頬を染めた涙目で嫁を睨む。
まさか彼の青龍偃月刀が抜けなくなっているとは気づかず勘違いをし、自分から抜こうと試み始めたが。
すっぽり入って抜けなくなっている一因は、かんぅのナニがまだ固さと大きさを保っているのもそうだが、ヤオディがかんぅをまだ離したくないと咥えこんでいるのでお相子である]

 あ、あんっ ♡
 お、おおきすぎ……っ


[彼の前で力の入らない足を開き、腰を左右上下に動かす。
かんぅの前で力を失った屹立がぷらぷらと、動きに合わせて揺れていく。
本人は抜こうと必死だが、傍目にはそれはまるで、青龍偃月刀を使って自慰をしているようにも見えたか**]
 

── 幕間 ──


千、そういえばこれは……?
持病があるのか、何故言ってくれなかった

[ 部屋の中、荷を再確認し花が無いか探す最中。
 示したのは薬らしき小さなもの。

 置き去った日も疑問に思ったが、問えるような状況ではなかった。 ]



 ああ、これは腹の中を綺麗にする薬
 こっちは潤滑剤だなァ
 
 入って早々布団に連れて行かれた時は、
 一瞬使うことになるかと思ったけど

 紅鉄様にはそんな趣味無さそうだったから
 未だ開けてもいねぇ

[厚い紙に包まれたものと小瓶を順番に見せ、軽い調子で説明する。
語らなかったこちら側の勘違い、思い出し懐かしく目を細める。]

 ま、手を出したくなったら言ってくれよ
 きちんと準備しないと、あんたのほうまで痛くなるらしいからな
 その為の教育は受けてるから心配するな



な……

[ あまりの内容を、他愛も無いとばかりに軽く語られ絶句する。
 教育、とは。 ]

千、まさかお前は村で……?
誰だ。あの時にいた内の一人か?

[ 自分が選んだせいで、なのか。今まで思いもしなかった。
 両肩を掴む鬼の表情には余裕がない。
 ただでさえ迫害されていた花嫁がそんな目に合っていたらと思うと
 気が気でなかった。 ]



 ひひッ、あの村に俺に興奮する人間がいると思うかい?
 花嫁になる為に口頭で教えられただけだよォ
 女達も同じじゃねぇかな

 随分長く続いた制度なんだろう
 人間側も色々考えていて、当然さ

[気に入られる為に、少しでも長く生きるように。
想像出来る理由については鬼の心を想い、口にせず。]

 紅鉄様は驚く時だけは顔に出るなァ
 なあ、嫌だったのかい?
 俺が奴等に手を付けられてたらと思うと、居ても立っても居られない?

[喉を鳴らして笑うばかり。
愉快そうに振る舞いながら、密やかに問われた鬼の様子を見ていた。]



…………そう、か

[ 掴む手の力が、安堵により抜ける。
 それでも、何てことを教えたのかとため息が落ちるが

 自分たちのせいで生まれた伝統は、咎められない。 ]

当たり前だ
お前が傷つけられるのは、嫌だとも

[ 躊躇い無く返す答え、鬼の想いに嘘はない。
 背けた顔の理由は別の部分にある。

 そうして再び探し物に戻ったのなら、
 その落ち着かない心地も、収まってゆく。 ]**