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人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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視点:

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酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/11/24(Thu) 23:46:17

奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a31) 2022/11/24(Thu) 23:46:28

【人】 踊子 リリー

 

  ……寄り道?
  まあ、今更だし。それは良いけど──


[ その肝心の行き先がどこなのか。>>61
  さっきといい今といい、
  せめて教えてくれれば良いのに、と思いはしても
  実際そうなることを既に諦めてもいるわけで。

  マントで再び視界が覆われ、
  足場を失ったような浮遊感に目を閉じた後。
  女が恐る恐る双眸を開けば
  そこは見慣れた小さなバーの中だった。 ]


  ……それはね。
  気にならないと言えば当然嘘だわ。


[ 問いかけに頷く。>>62
  気にならない方が変だろうという思いも込めて。 ]
 
(64) 2022/11/25(Fri) 0:01:35

【人】 踊子 リリー

 

[ 開店まで時間があるということはつまり、
  マスターの姿も今は見えない。
  勝手に入って怒られやしないか、
  いや、そもそもどうやってここに……?なんて。

  疑問は幾らでも湧いてくるけれど
  言葉になる前に、青年から返ってきたものは。>>63 ]


  ────何も足りてなかった、私の踊りに?
  ……変わった人ね、貴方。
  皆、未完成には興味なんてないものなのに。


[ 頬に宛がわれた指先に導かれるがまま、
  顔を彼の方へ向け直す。
  まじまじと己の瞳を見つめる様子が何だか面白くて、
  じい、と視線は彼から逸らさずに。

  ──それから。
  外された仮面が床に打ち付けられる高い音と、
  露になった、彼の傷を見れば。 ]

 
(65) 2022/11/25(Fri) 0:01:42

【人】 踊子 リリー

 


  随分な信頼ね?
  私が逃げ出すかもしれないのに。


[ 紡ぐ言葉とは対照的に、
  顔に浮かぶのは嫌悪ではなく、楽しげな微笑み。
  受け入れてくれるかと問う声を聴けば
  微かな笑い声を零し、青年の首へ手を回した。 ]


  ──貴方をどう呼べばいいのか、
  私に教えてくれるならね。


[ 囁くように告げて。
  重ねられた唇を、受け入れる。** ]

 
(66) 2022/11/25(Fri) 0:01:52
踊子 リリーは、メモを貼った。
(a32) 2022/11/25(Fri) 0:03:23

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a33) 2022/11/25(Fri) 0:07:11

[火を灯し、女としての悦びを教え、『美』を宿した女は美しく磨かれ、そうしてその魂ごと喰らう。
そのつもりであった。

だが、果たして喰らうものはどちらで、獲物はどちらなのか。

男は己が喰らうものと思っていた。
しかし、女を暴いて出てくるものは底知れぬ飢えと渇きと貪欲さだった。

『美』を喰らうつもりが、『美』に喰われるというのか。


 ……それもまた一興か。


否、獲物も狩人もない。
ここにあるのはただ喰らい合う二匹の蛇なのだ。
絡み合い互いを喰らい合うだけ。]

[男は一度女の元を離れると、シャツを脱ぎ、ボトムスも、そして下着も脱ぎ捨てる。

現れたのは鍛え上げられた年齢に似合わぬ頑強な筋肉の鎧。
全盛期の肉体よりも遥かに劣るが、今でも何の戦士程度には引けを取らない自負がある。
事実それは過信ではない。

そして、そんな頑強な肉体に相応しい剛直がそこには存在していた。]

 

 ……待たせたな。


[男は再び女の元へと向かう。
嗚呼、……もう我慢などできない。*]

大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a34) 2022/11/25(Fri) 0:18:55

[ブランシュが上を向くために体位を変えてくれている間に男はリュディガーの様子を伺った。
確かに困るのはその通りであったが男が勧めたままにベッドに腰かけてくれていたようだ。
その位置が最もブランシュを見れるし客に冷たい場所に座らせるわけにもいかないものだから安心する。

内心は触れられぬが此方を食い入るように見つめ、それでも手を動かし続けているのだから画術師としての本領を発揮できているのだろう。
ずっと見たいと言っていた場面だ。
そうしてひたむきに『美』に向き合う姿を男は嫌いではなかった]


どうだろうか、リュディガー様。
ブランシュお嬢様は。


ブランシュがリュディガーに魅せつけようとしているのを確認し、男が声を掛ける。

程よい湿度と気温であった部屋の中、心地好さの中で『美』肌術を施しているブランシュは男から見ても綺麗なものだ。
ここから更に『美』くしくなっていく。

よもや男自身が見られているとは思ってもおらずに上を向き終えたブランシュへと視線を戻した。
相変わらずにその目線は仕事人間のものであるが背中や尻の出来栄えに口角が僅か上がっているのは見上げていればすぐにわかるだろう]

仰せのままに。
さて……そう言えば最近用意してもらったものがありましたね。


[男が手に取ったのはより蜂蜜色が強くなった琥珀色の瓶だった。
その蓋を開け掌に馴染ませるとブランシュの胸元から肩口、腹から下腹にかけて人肌に温めたオイルを垂らしていく。
その垂れるオイルが肌を滑るが特にチューブトップに押し隠されているものの存在を隠しきれない場所へと多めに垂らしておく。

溶かしこんでいる魔薬は男の魔力と波長が特に合うもので心地好さは快楽の境地に達する程のものだった。

身体に垂らしたオイルを男は魔法の掌で漫勉なく広げていく。
ここまですると肌色の着衣は身にぴったりとくっ付き色合いが濃くなれば陰影をも追加されたかのようにまるで一切の着衣を着けていないかのようにも見える。
艶めかしく光る姿態は性的に美しくもあるだろう]

使うのはこれが初めてですので。
是非ご感想を御聞かせください。


[男は矢張りヒトが悪かった。
ブランシュに調合を頼んだ代物を本人に最初に使うのだから。

男の掌が魔力を伴い青白い仄かな光を纏いながらブランシュの肌の上を踊っていく。
まずは肩口から始まり首筋を優しい手つきで撫でていく。
首や顔は敏感な場所なので振動は感じぬ程度に落とし首の後ろまでいけば頭皮を整え髪の活力を生み出す。
頭の前からは額に触れ、目尻や頬、唇の周囲を丹念に整えれば化粧の不要な、それでも施せば乗りが良い肌となっている。

甘えるように触れてほしそうにしていた胸元はここまで焦らして置いていた。
豊かさの増した膨らみが布地に包まれ重力にも抵抗し刹那げに身体を揺らせばたゆんとそれが揺れるのだ。
これが持てる者の余裕ある姿なのだろう]

待たせましたかね?


[魔薬入りオイルが滲み込ませ、存分に焦らし尽くした膨らみの外縁を男の掌が触れれば再び起こした振動が胸を揺らす。
手を伸ばし下腹や腹から堕肉を集めては胸へと集めれば豊かさは更に増していく。
サイズは後から注文を受けるとして、男は形を整えるため掌で膨らみを包み込むように把持した。
リュディガーにも見えるように揺らしてはハリ具合と形を鑑み、膨らみの先がどうにも誤魔化せなくなる辺りでチューブトップの中に掌を滑り込ませた。
布地を挟んでと直接ではどちらが男の掌の快楽を受け取りやすいかは明白だろう。

男は待たせた詫びにと隠していた先端に指で触れ――これくらいかと振動と共に指で優しく摘まみ男を知らぬ乙女のような色合いへとそこを変じさせてしまおうか**]

画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a35) 2022/11/25(Fri) 1:04:44

【人】 「怪人」 ファントム

「はは、逃げ出されたらそれはそれで、仕方ないと諦めるさ。
――…いや、やっぱり結構ショック受けるかも、うん。」

問われた言葉には、本音が漏れる。
どうにも彼女を相手にすると、要らぬことまで喋っている気がする。

「好きな名前で呼ぶといい。
ファントムでも、怪人でも――君が新しい肩書を用意してくれても。」

そのまま、ゆっくりと口づけを重ねていく。
二度、三度と、誰もいないバーの中に、かすかな粘着質を伴う音が響く。
突然、人がやってくるかもしれない場所で、密かに睦合う。
中々に緊張感の伴うシチュエーションで、高揚が募る。
(67) 2022/11/25(Fri) 6:55:25

【人】 「怪人」 ファントム

彼女の後頭部に緩やかに手を添えて、口づけを深くし始める。
触れ合うだけだった唇から洩れる音が、少しずつ大きくなる。
もう片方の手が、彼女の腰を抱き寄せる。
互いの身体が密着して、衣服越しに彼女の身体の柔らかさを感じる。


口づけは次第に頬に移り、そこから下って首筋を辿り、胸元へと続いていく。
彼女の後頭部に添えられていた手が、彼女の衣装の結び目へと至って、軽く引っぱってみせる。

「――恥ずかしいかい?」

意地悪な質問をした。
彼女には答えたくないであろう言葉を、あえて問いかけた。
最も、その答えがどんなものであろうと、手を止める気はないけれど。**
(68) 2022/11/25(Fri) 6:55:40
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a36) 2022/11/25(Fri) 6:57:35

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a37) 2022/11/25(Fri) 6:58:23

[円環のように、互いの美を喰らいあう。
絡み、睦みながらもその牙を魂へと突き立てて
啜り、飲み込まんとするのを待ち構えるよう。

私の飢餓が、貴方に伝わり
貴方の欲が、私に伝わる。

――そのことに、歓びを感じる私は
正気ではないのかもしれない。否、
本能のまま、何よりも己の美を求道する時点で、最早。


自身の躰の上より退き、彼が衣類を脱ぎ捨てる様を
少しだけ体を起こして眺める。
少し汗ばむ肢体と、常より深くなった呼気。
薄っすら上気する肌のまま。

貴方を、見ている。]

 綺麗。

[思わずそう、漏らしたのは
貴方の鍛えられた体があまりにも美しかったから。
年齢に似合わぬ程に確りと筋肉に覆われたもの。
若さ故のものでもなく、全盛期のものでもない
しかし、重ねた年月がその美しさを更に際立たせていると
己は感じた。

――視線は盛り上がる胸筋や、逞しい腕やらを経て
下腹部へと向かい。

それの立派さに思わず頬が染まるのは、生娘故。]

[女は微笑み、腕を伸ばす。
己の方へと向かう男を、招くように*]

[伸ばされた腕。

招かれる
誘われる
いや、引き込まれる

女の微笑みにその美しさに、抗うことなど出来はしない。
抗うつもりもない。]


 お前は美しい。


[外見の美しさならば女を凌駕する者はいるだろう。
それに魅せられたのは女の奏でる『音』にだった。
だが『美』とは何だ、どこにある。
『美』の本質はそれを生み出す者の魂だに宿るのだ。]

[文字通り肌を重ねる。
体と体を密着させて互いの熱を喰い合い混ざり合う。

足を開かせる。
生娘ならば羞恥に耐えられないほどに大きく。

その中心に男の剛直が触れる。]


 存分に喰らうがいい。


[そうして剛直の先端が女の中へと埋まる。
火傷しそうなほどの熱はどちらのものか、それとも混ざり合ったお互いの熱がそうさせるのか。
火照る吐息を一つついて。
男は半ば埋まりつつあった先端を引き抜くと一気に奥まで突き入れた。]

[これは愛の交合ではない。
偽りの優しさなど不要。

しかと刻みつける。
痛みも、悦びも、全て。

男の熱く硬く滾る剛直が女の胎の中、
そして女の飢えと渇きを無理矢理に満たすように。*]


……「綺麗」だよ。

[ 突然話しかけられて、少しだけ体が震える。
問われたのは、ブランの「美しさ」の事だったけれど。

無論、施術を受けている魔女が「綺麗」でない訳がない。持ち前の美貌が磨き上がり、更なる上へと昇っていくのは無論「美しかった」のだけど。

食い入る様に見つめているのは、その技量を魅せてくれるキミの方だ、なんて。余計な水を差しかねない言葉は控えた。


今はまだ、続きが描きたい。]

[施術が際どいものへとなっていくにつれて、己の「熱」も高まってきている。

あくまでも『画術師』としての矜持から来るものか、それとも、

クロッキー帳と利き手が、鉛筆によって黒く染まっていく。]*

画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a38) 2022/11/25(Fri) 8:07:02

【人】 大富豪 シメオン

─ 中央広場 ─

[それは街の中央に位置する、巨大な広場。
最も多くの人が集まり、フェスの中心となる場所。
フェスの際には、至る所で人々が歌い踊り、自らの『美』をアピールする。
他にも、広場を中心に豪華な劇場や美術館が立ち並んでいるが、
そこで『美』を披露できるのは有力なパトロンに恵まれ、優れた『美』を持つ者のみ
で、故に彼らはラ・コスタ全ての人の憧れとなる。

が、逆説的に言えば、パトロンとなり得る有力者にそっぽを向かれてしまえば、どんな才能を秘めていても、その『美』を披露する機会を得ることができないということ。

ましてそれがかの者であれば、それは…… ]
(69) 2022/11/25(Fri) 9:55:20

【人】 大富豪 シメオン

[フェスの開幕ともに、それは女が怪人と邂逅していた頃だろうか、中央広場の大小様々な劇場と興行主を中心に一つの噂が出回る。


 
「リリーという踊り子が、
     あのシメオン・ジョスイの不興を買った」



かの者の『美』への執着、そして意に沿わぬものへの苛烈な仕打ちはこの界隈の者であれば知らぬ者はいない。
つまり彼らは選択を強いられたのだ。
街の有力者であるジョスイか、それとも一人の踊り子か。
そして、それは時を置かずして女に対する様々な形で現れる。

このことが当人の耳に入るのは時間の問題であったか。*]
(70) 2022/11/25(Fri) 9:57:11
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a39) 2022/11/25(Fri) 9:59:07

【人】 画術師 リュディガー

ー回想ー

……はあ。ありがとうございます?

[>>57>>58 やる気のない返事と礼を返す。『綺麗』なものを見られるチャンスが増えるのは、素直にありがたい事であるのだが。]


(じーさんの好みっておれとは違うんだよなあ〜)


[苦心してくれた父には申し訳ないのだが、この男に頼んだところで自分の『美』が見つかるとは到底思えなかった。それでも、まあせっかくだしというノリで彼の美術館には足を運ぶ事にはするが。]
(71) 2022/11/25(Fri) 10:18:28

【人】 画術師 リュディガー


(…………)


[あからさまな視線に>>59少々「失敬な」とは思う。そりゃあ、そんな目で見られてても困るから別にいいとはいえ。自分の身体を商品として扱っている訳ではない。見るなら『画術』の方を見てほしい……じーさんにはウケなかったけど。]
(72) 2022/11/25(Fri) 10:19:13

【人】 画術師 リュディガー

[シメオンが所有する美術館へと入る。

珍しい宝や、美しい美術品。果てには中で芸能を披露する女性たちなど……どれも、最上級に『綺麗』である事は間違いないのだが。]


(なんか違うんだよな。)


[己の持てる力を伸び伸びと余す所なく振るう彼らは、当然『綺麗』なのだけど。一種の物足りなさを感じてしまう。誰もが、上を目指して貪欲なまでに身を焦がしているのは事実であろう。欲望によって積み上げられたソレらも、きちんと『綺麗』ではあるのだけど。


……もう一つ、足りない。


それこそ、底辺からでも輝くような、燻ってしまっている様でいて未だ消えずにいるような、そんな炎が、]


足りねえなあ。



[誰に聞かせるつもりもなく、呟いた。]
(73) 2022/11/25(Fri) 10:20:58
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a40) 2022/11/25(Fri) 10:25:44

大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a41) 2022/11/25(Fri) 10:32:16

画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a42) 2022/11/25(Fri) 10:52:56

【人】 大富豪 シメオン

─ 美術館 ─


 私のコレクションが気に入らないか。


[不意に声を掛けたのは言わずもがなこの館の主人だった。
先程までは確かに無かった気配は今は色濃くその存在を主張している。
姿を現した男は、不機嫌さを隠すことなく細めた目で女を見ていた。]


 足りない、か。
 果たしてそうかな?


[ここに収められているのは女神の祝福を受けたものばかり。
無論そうでないものも多数あるが、それでも『美』の価値を確かに認められた作品ばかりだ。それは決してこの男の『好み』だけではない。]
(74) 2022/11/25(Fri) 11:00:04

【人】 大富豪 シメオン

[むしろ、男の持つ『美』と似通う形のものはここには殆ど存在しない。
だからこそら老いていく己に代わるもの、同じ価値感を持つ『美』の担い手、男はそれを渇望し、探し求めているのだが……それはまた別の話。]


 不愉快だな。
 お前如きに我がコレクションを貶されるのは。


[自分の価値感を『美』の基準とするのは間違いではない。
だが、それは『好み』を『美』と混同してしまつ危ういものの見方。夜空の星々一つ一つが違う様に、この地上には無数の形の『美』が存在する。]


 なら、もう一つ見せてやる。
 まだ『美』というものを知るつもりがあるのならな。


[不機嫌なままの男は娘にそう告げる。
それはコレクションをこき下ろした娘に対する不満か、それとも娘の琴線に触れ得なかったことへの苛立ちか。その両方か。]
(75) 2022/11/25(Fri) 11:01:37

【人】 大富豪 シメオン

 

 着いて来い。
 私の秘蔵を見せてやる。


[男は娘の返答を待たずに歩き出す。
着いて来ないならそれで構わない。
元よりそれらは人に見せるものではないのだから。

美術館を出て向かう先は、工房やアトリエのある区画。
そこは、未だ花開かぬ、しかし『美』の可能性を秘めた者たちが踠き苦しみながらも作品を生み出す場所だった。*]
(76) 2022/11/25(Fri) 11:02:15
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a43) 2022/11/25(Fri) 11:08:55

【人】 踊子 リリー

 

  ──ふふ。
  貴方、案外素直な人ね。


[ 諦めると言ったくせに、続けて言葉を紡ぐ姿に>>67
  くすくす揶揄うような笑みを零す。
  好き放題人を連れ回す大胆さを持つわりには、
  中々どうして、可愛いところがあるらしい。

  好きに呼べと言う声は聞こえていたけれど、
  返事をするよりも先に重ねられた唇を受け入れれば
  それ以上、何を返すことも出来ないまま。


  ───そう。
  キスを交わすだけなら、女も構わないのだけど。 ]

 
(77) 2022/11/25(Fri) 11:39:44

【人】 踊子 リリー

 


  ────……っ、


[ 抱き寄せられた腰と、深くなる口付けに
  焦りで女の双眸がちかちかと瞬いた。
  いつマスターが準備をしに来るかも分からないうえ、
  フェス中なら従業員だって早々来てもおかしくない。

  ──どうにか声を抑え切った女は、
  衣装の結び目を引っ張る不埒な指先を感じ取り
  「だめ」と言うように、青年の腕へ触れた。 ]


  …………っあ、当たり前、でしょ…
  誰か来たらどうするの……!


[ 実際気まずいどころの話ではない。
  …分かってくれるでしょう、と訴えるように、
  青年の瞳をじいと見つめて。** ]
 
(78) 2022/11/25(Fri) 11:39:55