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人狼物語 三日月国


90 【身内】ifかもわからん!【R18G】

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視点:


返答に機嫌をよくして猫の口でにんまり笑う。

甘やかしてばかりの男が
今は自分の腕の中で甘やかされている。
しかもこの座は自分のものかと思えばとても気分がいい。

「んん〜……俺もとよひーに甘やかされるの好き。
 だけどこれは眠くなってきてマズイかも……」

などと言いつつ止めるどころか鼻先をあなたの顔に懐かせて、
心地よさを体で表す。
こうした動作は慣れていないのでだいぶ気恥ずかしい上に
距離が近すぎる気もした。

「嬉しいこと言うてくれるやんか。
 俺もキヨくん甘やかすん好きやで〜。おおよしよし……」

顔が近づくと深い口づけの感触が意識の淵にちらついて。
内心穏やかではない。

「んん、せや……ご飯頼んでるもんなあ。
 キヨくん〜寝てしもたら起こして……」

疲労があるにしてもとても眠れる状況じゃない。
きっとピザが来るまでなんだかんだ寝ることはなかっただろう。

背中に心地よい刺激を与える指先が口内を弄り、
あらゆる部分を調べられた。
唇のあわいにしまわれた舌に蹂躙されて
自分の知らない部分も全部食べられた。


気を抜けばすぐにでも浮上しそうな熱を
必死に追い出していつもどおりを演じている。
力が入りすぎてそれはもういつも通りとは言えないものだけど。

「ピザきた」

大皿にどんと乗っけられたピザを行儀悪くベッドの上に置く。
どどん。
濃いチーズに隠れた生地には
デトックス効果のある薬草が練り込まれ、
健康が与えた熱をいい具合に落とすといわれる。

……ということを二人が知る由もない。


「みてみて、チーズよくのびる」
みょい〜〜〜ん。

ところでデトックスピザって一体……?

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すげえタイミングで答えが示されたよ
ごめんね

「お? お……おお〜のび〜! 写真とったろ」
撮った。
そして適当に一切れつまんだ。チーズのび〜。

「こう、ベッドの上でご飯食べると……""悪""感、あるわあ」
案外育ちは良い。

わけっこしたデトックスピザのデトックス効果で体の火照りはおさまって、疲労も相まってそれなりにすこやかに眠れたらしい。

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おもしろ……