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人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【人】 影街の魔女 ブランシュ

―回想/数日前―

随分と夜遅い時間。魔女にとっては夜こそ真の時間とはいえ、さすがに寝ようかと思っていた頃。
扉を叩く音に、酔っ払いか身の程知らずの悪漢か、それならば…と、備えて戸を開けたが、どうやら眼の前にいるのは>>113客のようだった。

「失礼。まずは顔を拝見してもよろしいかしら。
…あら。」

姿を見るに>>114、無数の目と触手の生えた姿は、不定形の魔法生物らしい。人間の基準で言うなら、「禍々しい」あるいは好意的に見て「醜い」という他ない姿ではあったが、魔女にはさほどでもなかった。むしろそれは、祖先の生まれた混沌の苗床を思わせた。
(133) 2022/11/21(Mon) 23:22:29

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――ベランダ――

[ベランダもそうした歪な部屋割りの結果生まれたものだ。
>>124慇懃無礼な黒い梟は伝えた言葉を適当に正して伝えてくれるだろう。

礼の品となると男は顎を擦る]


金よりは魔薬があると助かると伝えてくれるか。


[量はブランシュ嬢の方で決めてくれるだろう。
>>125飛び去る黒い梟を見送ると男は室内に戻った。

男が出来るのは『美』肌にすることだけで現在の年齢内で非常識なまでにお肌の状態を最高にするだけのことで実際の年齢に対し効果はない。
気持ちの持ちようにより若く感じることもあるだろうがそれはそれ。
男は自分の腕前に自信と自負があったが果たして使い魔を使役する女を満足させられているかと言えば少しばかり自信がなかった**]
(134) 2022/11/21(Mon) 23:24:06

【人】 影街の魔女 ブランシュ

「なるほど。事情はよくわかりました。
まあ、人間の美意識ではその評価になるのかもしれないわね。

人間になりたい…ですか。そう…それは、できるわ。
寿命をもらえばだけれど…」

とはいえ魔法生物だ。そう寿命が長いとも思えないが。

「人間の格好をして数日生きられればそれで良いのかしら。
欲のないこと。数十年の寿命から高々数年だけでも惜しんで、なんとか値切ろうとする人間も多いのに。

それに……あら。」

差し出されたものに、ふと気がついた。
そして、目を丸くした。
(135) 2022/11/21(Mon) 23:25:38

【人】 踊子 リリー

 ― 回想:奏者の女と ―



[ イルムヒルトから肯定が返ってくれば>>102
  女は照れたように肩を竦めた。
  別に、彼女になら見透かされても良いのだけれど
  それとは別種で、何となくの気恥ずかしさが残る。 ]


  …………うん。


[ よかったね、と紡ぐ声音は
  春の木漏れ日のような穏やかさを纏っていた。
  だから女も素直に首を縦へ動かせるのだ。

  彼女の、安心して隣に座っていられるような、
  そんな雰囲気は、女の心をなだらかにしてくれる。 ]
 
(136) 2022/11/21(Mon) 23:31:49

【人】 踊子 リリー

 

  ……貴方だけの、音。


[ 自然と、飲み物を口にする動作が止まった。>>103

  自分だけの、美。
  ──彼女だけの音。

  それはきっと、多分
  女の──ううん、私の望みと似ているのだと思う。
  だから、私のことを聞きたがってくれる貴女に、
  私はへにゃんと眉を下げて笑った。 ]

 
(137) 2022/11/21(Mon) 23:31:51

【人】 踊子 リリー

 

  似てるかも。私たち。

  私も、……私を探してる。
  みんなが褒めてくれるのは、この見た目だから。
  ……それに縛られちゃってるのかな。


[ 理由はきっと、私と貴女で違うのだろうけど。

  顧客から求められるまま演奏をする、貴女。
  観客から求められるまま舞いをする、私。

  フードの陰でやや見えづらい貴女の琥珀色。
  しっかりと見つめて、
  周囲の客たちには聞こえないように。 ]

 
(138) 2022/11/21(Mon) 23:31:54

【人】 踊子 リリー

 

  ねえ、イルムヒルト。
  次はいつが空いてる?
  私、貴女の演奏で踊りたいの。


[ 内緒話が終われば、にっこり笑って
  したたかに次の予定を抑えにかかった。* ]


 
(139) 2022/11/21(Mon) 23:33:01
踊子 リリーは、メモを貼った。
(a25) 2022/11/21(Mon) 23:35:14

【人】 奏者 イルムヒルト

─ Bar passion ─

[漸く掴んだ欠片を、音で奏でて魅せれば
それは添えるものではなく、影でも、なく
技ではなく――――漸く、美となる。

女は、昼と夜の境の色の目で、男を見つめる
男の崩した金貨の音。音を斬らんとするかの如くの眼差しを
ギターラの弦を爪弾きながら

真っ向より。*]
(140) 2022/11/21(Mon) 23:40:53

【人】 影街の魔女 ブランシュ

「良いでしょう。対価としては十分。
あなたの寿命3年分と、残りはひとまずこの石で。

あなた…
その分では、名前もつけてもらったのかしら。
ともかく、命ある限り人間にしてあげましょう。」

言って、店の奥から一つの小瓶を持ってくる。厳重に封のされた茶色の瓶。触手に手渡す。

「なりたい姿を思い浮かべながら中身を取り込みなさい。
すぐに人間の姿になれるでしょう。
できればかわいい男の子がいいなあ


そうね…かなり貰っているから、自由に使える人間の金を少々と、服くらいはサービスしてあげましょう。

寿命をもらうのは…まあ、あなたの寿命がどのくらいかもわからないし、この祭りの後でも構わないわ。」

彼(?)から質問があれば答えるが、ひとまずそう告げて小瓶を差し出した*
(141) 2022/11/21(Mon) 23:41:20

【人】 「怪人」 ファントム

――現在/中央広場 ユスターシャと――


彼の緩んだ頬>>111を目掛けて、人差し指がぷにっ!っと突き刺さる。

「珍しい魂の持ち主のようだから様子を見に来たが。
この街を気に入ってくれたようで嬉しいよ。
その為に、君が払った代償はあまりに大きすぎるがな。


最期の一言だけは、彼に聴こえない様に。
彼が、どういった経緯でこの街に来たかはわからない。
けれど、この眼に映る彼の魂は、もう…。
(142) 2022/11/21(Mon) 23:44:58

【人】 「怪人」 ファントム

「君に、この街を楽しむコツを一つ教えてあげよう。
それは『歌う』事だ。
この街の人々はな、楽しい時には歌うのだよ。」

言うなり、靴底を慣らしてリズムを取り、鼻で音を鳴らす。
言葉も、歌詞も必要ない、ただ心が求めるままに音を響かせる。
目線で、彼にも同じように促しながら。*
(143) 2022/11/21(Mon) 23:45:07
影街の魔女 ブランシュは、メモを貼った。
(a26) 2022/11/21(Mon) 23:46:28

【人】 大富豪 シメオン

─ 中央広場 ─

[優しげな笑みを崩さぬまま男その手を引いた。
眉一つ動かさず、だが、その目は暗く深く沈んでいく。]


 そうか。
 私を知ってなお断るか。


[優しげな声色はそのまま変わらず。
女はきっといつかその『美』を花開かせるかもしれない。
男の援助などなくともその才のみで。
野に咲く花は人から水を与えられずとも美しく咲くのだ。

だが、手にできない『美』に何の意味がある?]
(144) 2022/11/21(Mon) 23:51:16

【人】 大富豪 シメオン

[男は薄らと笑う。
このシメオン・ジョスイの誘いを断った女に向けて。]


 それも……いいだろう。

 だが、もしもそうなるなら、
 その時は私の力など必要なくなるだろうな。


[肩を小さく竦めて「残念だ」と溢した。
だが、その口元は薄く笑ったまま。]


 後悔しないようにな。
 この私の誘いを断ったことを。


[男は踵を返して雑踏の中へと紛れ込んでいく。
唯一度だけ振り返り女を一瞥する、とそのまま男の姿は掻き消えた。*]
(145) 2022/11/21(Mon) 23:51:36

【人】 奏者 イルムヒルト

― 回想:踊り子の娘と ―

[素直に首を振る踊り子の娘の生きざまは
春の青空のように澄み渡る心地を私に齎す>>136

照れたようにすくめる肩も愛らしい
貴女の隣は、どこか心地よく。
気の置けぬ友、という表現をしてもよいのだろうか

と、こっそり思っていたりする。


酒の力を借りて、紡いだ言葉
私がずっと探し求める、私だけの音

私の問いかけに眉を下げて笑う貴女は
何処か私に、似てるわ]
(146) 2022/11/22(Tue) 0:00:20

【人】 奏者 イルムヒルト

貴女の見た目は確かに美しいけれど
私は、「リリー」が踊る為に奏でるの、好きよ。

[理由は違うかもしれなくても
そんなあなたの成功を祈る私は
見た目だけでなく、貴女が貴女が嬉しいと思う形で
花開く姿を見たいと思ってる

互いの視線は交わって。暁と黄昏が近づいて]
(147) 2022/11/22(Tue) 0:00:32

【人】 奏者 イルムヒルト

 奇遇ね。私も貴女の踊りの伴奏、したいと思っていたの。
 えっとね、次に空いているのは……。

[奏者は手帳を取り出して予定を埋めていく
貴女に、微笑みながら*]
(148) 2022/11/22(Tue) 0:01:09
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a27) 2022/11/22(Tue) 0:07:28

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a28) 2022/11/22(Tue) 0:14:38

【人】 画術師 リュディガー

[>>105>>106 去り際の、スカリオーネの小言めいた忠言に生返事をして歩みを進めた。

>>107には気付かなかった。


影街の通りを真っ直ぐ行く。
本来であれば、真っ当な身分の者は絶対に足を運ばない場所であるのだが『美』と『芸術』を探求し続ける己が一族は、意外とこちらまで入ることが多いのだ。

……そして、やっと辿り着いたのは。
>>44「ヴンダーカマー」という、とある魔女の営む店であった。]
(149) 2022/11/22(Tue) 0:22:29
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a29) 2022/11/22(Tue) 0:22:49

【人】 画術師 リュディガー

ブラン〜いる?

[臆せずに店内へと入る。ここには数度ほど足を運んだ事がある。ここの店主は「寿命」や「若さ」を頂く、なんて取引を持ちかける胡乱な人物であるのだが。

変わり者揃いの芸術一家育ちの女は、年齢不詳の魔女ですら『綺麗なお姉さんだなあ』程度にしか思っていないのであった。]


ちょっと相談したい事があるんだけど……うん、スカリーの事で。

あのさあ、ブランが今度スカリーに「施術」をしてもらう時おれも一緒に着いて行っていい?**
(150) 2022/11/22(Tue) 0:23:16
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a30) 2022/11/22(Tue) 0:26:28

村の設定が変更されました。

酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/11/22(Tue) 5:05:58

【人】 大富豪 シメオン

─ Bar passion ─

[斬り結ぶか。
それとも舞い踊るか。
交わされる視線は女の弾くリュートの音に乗せて。

変わる女の気配にバーの客たちも気付き始める。

ある者は、その美しさに目を奪われる。
ある者は、その気迫に圧倒され。
ある者は、その佇まいに情欲を揺さぶられた。

だが、それは本質ではない。
変わったのは女自身だけではなく音。

この場にいる幾人がそれを理解できただろうか。
それは恐らく最前列で聴くこの男以外には未だ。*]
(151) 2022/11/22(Tue) 7:21:46
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a31) 2022/11/22(Tue) 7:31:27

【人】 「怪人」 ファントム

ー追想 『クリスティーヌ』ー


「もっと自由に歌ってもいいんじゃない?」

かつて、とある女性にそう言われた事がある。
身なりも言葉遣いも上等なもの、恐らく上流階級だったのだろう。
けれど、どういうわけか彼女の顔は右半分が焼け爛れ、誰もが気味悪がって、積極的に関わりを持とうとしなかった。
だが、ひとたび彼女が歌声を響かせれば、あらゆる人が耳を傾けて立ち止まる。
まさに、天の使いが降りてきたかの如くだった。
彼女は「クリスティーヌ」と名乗った。

当時の私は、まだ十をいくつも過ぎていない子供で、見様見真似で彼女の真似をしていた。
そんな時に掛けられたのが、先の言葉であった。
(152) 2022/11/22(Tue) 7:33:14

【人】 「怪人」 ファントム

彼女には、随分と多くを学んだ。
声の出し方ではなく、生きることを楽しみ、心に歌をのせる方法を。
段々と私は大人になり栄誉も金も手に入ったが、それでも彼女の元へ通い続けた。
そうしてあの日も私は彼女の元へ向かった、『彼ら』がつけてきているなど、気づくわけもなく。
(153) 2022/11/22(Tue) 7:33:30

【人】 「怪人」 ファントム

そうして、あの日。
私は全てを奪われて、表舞台から姿を消した。

ーーけれど、あの日いなくなったのは私だけではなく、彼女も一緒だった。
誰にも顧みられることなく、私以外の記憶から忘れ去られた。
私一人であれば、魂を売り渡すこともなかったろうに。

かくして私は、復讐へと身を落とすことになったのだ。* *
(154) 2022/11/22(Tue) 7:38:56

【人】 奏者 イルムヒルト

─ Bar passion ─

[ある意味ではそれは仕合いでありましょう。

美を知り、未だ高まらせる男と
片鱗を掴んだ、女と。


匂いたつように、奏者の空気は変わる。
添え物の音を奏でていたはずなのに
開いた花を観客は見ることになるのだから。

――変化したのは音。それがわたしの、美。
女は眼差しで、音で観客を誘う
私の世界へ。私の音が紡ぐ、美へと。

それは今は、誰よりも近くで聞くこの男にしか
未だ本質を理解されず
他が気づくころには後戻りはできやしない程に
深くに溺れさせるルサールカの如くに

奏でる音はより、艶を増した*]
(155) 2022/11/22(Tue) 11:08:44
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a32) 2022/11/22(Tue) 11:25:50

【人】 影街の魔女 ブランシュ

―影街「ヴンダーカマー」―

「ふうん……」

求めに応じて薬を渡したつもりだったが、すんでのところで吐き出した>>127仮面の男を見て、軽くため息をついた。
少々の呆れと、本当に飲まなかったことを些か残念がる気持ちと。

「やれやれ。この薬もタダじゃないんですが…
ま、いいです。まだ半分くらい残ってるみたいだし。

で……子供騙しですか?…

そうね、……ああ。捨てようと思ってたのがあるんでした。
はいこれ。」

言って、脇に無造作にどけられた細長い桃色の薬瓶をコトリとテーブルの上に置いた。

「まあ…本来自分の寿命をかけない方にお売りするものはないのですけれど。
気を悪くしないでくださいよ…私なりのルール、あるいは道理というものです。

これなら売り物でもないですし。

飲むと頭部が一日だけカラスになります。
変化役の失敗作で、他には何もありません。どうぞ。」

と言って、小瓶をコトリと置いた**
(156) 2022/11/22(Tue) 12:54:23

【人】 大富豪 シメオン

─ Bar passion ─

[男は驚嘆する。
女のその才覚に、その変わりように。
可能性の芽は確かにあった。
いつか『美』へと至る芯が確かに音の中にあった。

だが、それは今日明日に花開くものではない。
そのはずだった。]


(その歳でその境地に至るのか)


[そのとき男が抱いた感情は嫉妬であった。
同じ頃の自分はどこにいたのか、女のいる場所の遥か手前で燻っていてのではないか。それでいて女の音は『未熟』なのだ。
それは女の『美』が無限の可能性を孕んでいるという証左。
もしも女の才覚が音ではなく剣であれば、それはきっと己をも越えることさえあり得るだろう。]
(157) 2022/11/22(Tue) 13:07:49

【人】 大富豪 シメオン

[そう、それは女の世界に飲まれていくように。
その心象、感情が音を艶やかに彩る。

まるで蜘蛛の糸に絡みとられるように。
気づいた時にはもう虜になっているのかもしれない。
今の女の音にはそれだけ人を魅せる力が宿っている。

それは男とて例外ではないのだ。
音が耳の奥に響く。
それはいつしか胸の奥へと届いていく。

次の音を求め、さらに次の音を望むように女の演奏に魅入られていく。*]
(158) 2022/11/22(Tue) 13:08:04

【人】 大富豪 シメオン

─ 過去 ─

[男は多数の『美』に対するパトロンである。
それは老若男女問わずではあるが、多くは専属的な契約の元で自由な活動を許している。逆に言えば、極少数についてはいわゆる『囲っている」状態だった。

女がを『お盛んなこって』と評した>>87のはそのあたりだろう。

それは、各ギルド代表級の集まりである商工会の一員として、女の実家を訪れたときだった。
男は数人の女達を引き連れて現れた。それはパトロンとして彼女らを売り込むためであり、自らが所有する『美』のお披露目でもあった。

見目麗しい美女や、歌姫であったり、舞姫であったり、工芸家であったり、はたまた『画術師』だったりした。

彼女達はその才と可能性を男の審美眼によって見初められた者達である。そして男の審美眼と影響力は確かなもので、こうして引き連れられているということは、成功は約束されたも同然であった。]
(159) 2022/11/22(Tue) 15:09:02

【人】 大富豪 シメオン

[齢、50を超えているであろう中老の男。
女の父と同じか少し上ぐらいだろうか。
だが、その立ち居振る舞いは年齢を感じさせないほど剛健かつ流麗である。大富豪としての名声を確かにしている男であるが、かつて剣を振るっていたという程度のことは女にも知られているかもしれない。]


 リュディガー。
 まだ「やっている」のか?


[男は女が『画術師』であることを知っている。
それどころか彼女が幼い頃から知ってはいる。特別に親しいわけではないが、女の父親とはそれほどの長い付き合いだ。]


 父君をあまり心配させないようにな。


[だけど、男が女に『画術師』として声を掛けたことはない。
それは無論、知人の娘だからという理由ではない。
男はそんなかことで『美』への欲求は抑えたりはしない。たもえそれが知人の娘であれ、たとえ友人の細君であってもきっと手に入れようとするだろう。*]
(160) 2022/11/22(Tue) 15:11:03
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a33) 2022/11/22(Tue) 15:14:24

【人】 「怪人」 ファントム

―影街「ヴンダーカマー」―

「ーー薬の埋め合わせは、近いうちに。
まだ、この店に連れてこないといけない奴らがいるのでね。
貴方にも、損な話ではないでしょう?」

そう、まだ復讐を果たしていない。
彼女に捧げる供物なら、すぐに調達できる。

「カラス、ね。
そうですね、これがいい。
この程度が、今の僕には丁度いい。」

これが、彼らの結末。
実にくだらなくて、無用な薬。
小瓶を懐に仕舞い込んで店の出口へと足を向ける。
さっさと薬のツケを、彼らの命で精算させてもらうとしよう。

ーー程なくして、彼女の店に中身入りの袋が複数届くだろう。
彼が復讐を果たし終えて、報復する相手がいなくなるまで。
(161) 2022/11/22(Tue) 15:16:48