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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【人】 黒崎柚樹


 へえ……こんなに味が違うものなんだね、知らなかった。

[片手にヤマメ、片手にイワナの串を持つというお行儀の悪いことをしながら熱々のを食べ比べするのも楽しかった。

見た目はほとんど同じ風な魚だけれど、ヤマメはほんのり甘みがあるかな。食べやすい。イワナは川底の苔っぽい匂いというか、ちょっと独特な風味があった。

癖はあるけど、でもその癖が癖になるというか……むしろ、お酒に合う感じ。

まりまりと魚を食べる傍ら、焚き火端に置いた網では骨も次々、乗せていき。

そんなんだから、まあ、酔っ払わないはずはなかったよね。
今日はいっぱい動いた疲れも、それなりあったわけだし。]

 …………たのしーね、とら。

[ふにゃふにゃ笑いながら呼び名が変わってしまっている自覚はなく、私は網の上のニジマスの頭を御機嫌にころころと転がしていた。*]
 
(180) 2023/03/13(Mon) 9:36:55
[水を与えた後、僅かながらに彼女の体が動いた気がした。
 彼女の左隣から身を寄せ、肩を抱いて見守るうち、すっかり細くなった指が彷徨うのを見つけてそっと左手を寄せる。絡まってくる指を感じながらぴたりと掌を合わせ、絡め返した指で一本一本を愛おしむように撫でた。

 弱い吐息に乗せられた声は確かに耳に届き、微笑みが浮かぶ]


  椿、また会って話ができてよかった。


[室内に響かせた声は穏やかに安らいでいた。彼女にとっては聞き慣れないだろうが、夢の中での別れ際に聴いたばかりの声でもあるだろう。

 もう一度言葉が交わせることが心から嬉しかった。
 彼女の命はもう長く続けられないかもしれないけれど、少しでも長く共に在ることができるようにと祈った]**

【人】 武藤景虎


 そうかな。
 林檎の皮剥きよりはやりやすかった。

[包丁使ってないしな、と串に刺した魚を褒められたことにいくらか安堵する。>>176

立て置きで少し焚き火から離してじっくり焼く方式なら、ちゃんと見とけばそこまで焦げたりもしないだろうし。

内臓はちゃんと取れたはずなので、後は塩加減とかその辺がうまいこといってたら大丈夫そうとは思いつつ、心配で焼いてる間は結構ずっと見てた。
脂が溶け出して煙が立つ頃には腹が減る一方だったけど。

レモンチューハイの後は日本酒も飲みたいと告げると、満面の笑みを浮かべる様子に、まだ日本酒は飲んでなかったもんなと笑みを返して。

柚樹は日本酒が特に好きだし、魚焼いてたら良さそうなアテができると分かれば飲みたがるだろうなとは思っていた。]
(181) 2023/03/13(Mon) 12:18:28

【人】 武藤景虎


 うん?了解。

[10分で戻ると言うのに、なんか追加で作るのかなとは思っていたけど。

戻ってきた柚樹が手にしていたアテにはちょっとびっくりした。>>177

米も炊く準備もしてきたらしいのに、さっとよくそんなに作れるなというのもあるし、ふきのとうなんてあったの?と聞いたら川辺で採取していたらしい。

全然気づかなかった、ふきのとうも酒には合うよね。
今度実家から送られてくる野菜にも入ってるって。]
(182) 2023/03/13(Mon) 12:19:22

【人】 武藤景虎


 ん、乾杯。

[新しく用意された酒のアテを見たら空腹も限界値を超えそうになった辺りで、乾杯をして。

お互い数秒無言で缶チューハイを喉に流し込む。]

 はー、美味いな……。

[いろいろと体動かした後はやっぱり酸っぱいものが良いんだなとは以前実感した通りで。

喉の渇きと疲労感が癒されて一息吐いた後、柚樹に魚を渡す時には酒で緩んだ気が少し緊張したけれど。]
(183) 2023/03/13(Mon) 12:19:47

【人】 武藤景虎


 美味い?そっか、よかった。

[ご馳走は大袈裟ではと照れくさそうに笑って返しはしたものの、本当に美味そうに食べてくれたから安堵の息を吐いた。>>179

柚樹が美味いもの食って幸せそうな顔をしているのを見るのが好きだけど、自分が作ったものでそう笑って貰えるのは一層嬉しいものなんだな、と。]

 なんかオレの方もご褒美貰った気分になるな。

[初めてのことで手間取りはしたけど、その顔が見られるなら安いものだと思う。

柚樹の食べる様子をしばらく眺めていたから、自分の分のニジマスに齧り付くのは少し遅くなった。

うん、塩気も焼き加減も良い感じで美味くできたと思う。
初めて自分で全部やったという補正も込みかもしれないけど。

柚樹が準備してくれた方も当然ながら美味かったから、いっぱい捕れてよかったな。]
(184) 2023/03/13(Mon) 12:20:05

【人】 武藤景虎


 ん、見た目似たようなもんなのに味違うな。

[どっちがどっちだっけ?とイワナとヤマメを見比べつつ。

癖のある方がイワナでと味の特徴を言われて、ああ、こっちかって見た目の違いを把握するより味の違いのが覚えやすい。

熱々の魚を齧る合間に最初の一缶はあっという間に飲み切ってしまって、柚樹の出して来た一升瓶には早々に手を伸ばすことになった。]

 春の酒とかもあるんだ?
 ん、飲みやすいし好きな味だ。

[柚樹と飲むようになってから日本酒もいろいろ飲む機会が増えた。
名前やサブタイトルみたいなやつはなかなか覚えられないんだけど。

こういう濁りがある感じのやつは特に好きだな、と魚を食べつつグラスを呷った。]
(185) 2023/03/13(Mon) 12:21:08

【人】 武藤景虎


 う……、骨せんべいやばいな。
 めちゃくちゃ酒に合う。

[こんがりと焼き色のついた骨を口に運ぶと、ばりばり噛み砕けば香ばしい風味が鼻腔に抜けて、その余韻が口内に残るうちに日本酒の入ったグラスを傾ける角度が大きくなるのも仕方ない。

わさびの効いてるポテサラも蕗味噌も酒に合うし、これは飲みすぎる気がする。

おそらくこれがキャンプ最後の晩になるかと思えば、多少飲み過ぎたところで問題はないか。

幸い車で帰るってわけでもなく、帰りは現実で目を覚ました時になるんだし。]

 酒も飯も美味いし最高だな。

[遠慮なく飲んでおこうと手酌でグラスに酒を注ぎ足しつつ、柚樹の頬に触れたりする頻度も上がったりはしてしまったのだけど。

焚き火の近くに並べて座っていた椅子の位置をがたがた近づけだした辺りでまあまあ酔ってるなとは自覚していた。

網の上でジリジリ良い音を立てて身を焦がす骨を見ながら、肩が当たるくらいに身を寄せてグラスを傾ける。]
(186) 2023/03/13(Mon) 12:21:32

【人】 武藤景虎


 ……っ、

[“たのしーね“と言う声に柚樹の方へと顔を向ければ、顔を崩して笑っているのをかわいいなと思いながら顔を寄せようとして。

続けられた二文字に、瞬間的に顔が熱くなって固まってしまった。

わざとなの??
いや、無意識なんだろうけど。
米も炊いてたみたいだし、酒も魚もまだあるから、うん。
食べる気も飲む気もまだあるし。]

 ……ん、柚樹がかわいいからたのしいよ。

[文脈がおかしい気はしないでもないが、言いながら口端に唇を押し当てる。

軽く触れた唇に柔く歯を立ててしまったのは、まあ、柚樹が悪いので。]*
(187) 2023/03/13(Mon) 12:21:48

【人】 黒崎柚樹


[恋人と食の好みが近かったり、お酒の好みや酒量が似通ってたり。
そういうのは本当に幸せなことなんだなとは、武藤と付き合い始めて一緒に食事をするようになって早々感じたことだ。

アレルギーだとか好き嫌いだとか、そういうのをお互い配慮するのは別に苦ではないだろうなとは思うものの、焼き鳥屋で「レバーとハツと砂肝は外せないよね」とお互い真顔で語って頷き合うみたいな楽しさは、やっぱり格別なものなので。

まさか、骨せんべいに私同様、そこまで食いつくとも思ってなかったから、それには少し驚いた。

検索したページでその記事を見た時に、反射のように「あ、日本酒飲まなきゃ」と私も思っていたくらいだったので。]

 すっごくおいしーよ。食べないの?

["オレの方もご褒美貰った気分"なんてかわいいことを言いながら御機嫌な武藤 >>184 は、でも自分の分のニジマスにはなかなか手を出さなくて。

火のそばにあるから冷めるとかはないけど、早くこの美味しさを共有したいので食べてと私は告げたのだった。

チューハイ飲んでた時もいくらか無言になってたけど、武藤が焼いてくれたニジマスを頭と骨だけ残して平らげるまでも、まあまあ無言だったかもしれないな。]
 
(188) 2023/03/13(Mon) 13:59:09

【人】 黒崎柚樹


 春のお酒って特段定義はないらしいけどね。
 こう、お花見に合わせてどうぞーみたいなのが多い感じ?

[冬によく見るにごり酒ほどこってりじゃない、ちょっと軽めのおりがらみとかうすにごりとかが多かったりするかな。

これが"夏酒"になると気候に合わせてドライでキレの良いのが多くなってきて、それは私はあんまり好きじゃない系だったりするのだけれど。]

 面白いし、美味しいよね日本酒。

[ふわりと米の甘さと旨味が口の中に広がるこのお酒も、シンプル塩味の焼き魚にお似合いで。
ほろ苦いふき味噌をきゅうりにつけてぽりぽり囓りながら、何杯目かのグラスを煽る。

骨せんべいも期待通りに美味しかった。じっくり焼いて、カリカリになったのはほんとに"煎餅"な感じ。]

 ふふ、頭までいけちゃう。

[ししゃもとかとは違うんだから……と思いつつも、囓ってみたニジマスの頭もカリカリで美味しかったものだから、ぺろりといただいた。

なんかこう、自分が猫科の動物にでもなった気分が沸いてきたりもしてたよ。]
(189) 2023/03/13(Mon) 14:00:23

【人】 黒崎柚樹


 ────……ん。

[酔った武藤はどんどん距離が近くなる。知ってる。

武藤の家で宅飲みした時は、最後には背後から抱えられてた。

テディベア扱いするには固いし巨大すぎると思うのだけど。

気がついたら椅子がすぐ近くに来てるし、ちょいちょい頬に触られるし。

────でも、友人に向ける笑顔で「象ではないな?」なんて言葉つきで触れられた頬の、あの時 >>0:323 の切なさを思ったら、恥ずかしくなるほどに"好き"が滲み出てる今の方が、ずっとずっと幸せだと思った。

肩が触れる距離にまで近づいたところで、こちらも肩を預け気味にしてしまいながら、甘えた言葉を吐いていた、という次第。]
 
(190) 2023/03/13(Mon) 14:01:32

【人】 黒崎柚樹


[ほんとにわざとでは、なくて。 >>187

というか、"とら呼びはヤバい"と聞いていたから、むしろ普段は呼ばない方向に気を張っているというのが本質で。
酔うとそれが緩んで消えているだけ……という方が、いっそ正しいのかもしれない。]

 ふ、へへ。へんなの。

 なんで"かわいい"と"たのしい"の?

[とら、よっぱらってるでしょ、などと臆面も無く言ってのける様は、きっと"お前が言うか"のお手本みたいなものだったと思う。

その後、魚も食べたし焼き味噌おにぎりにもたどり着けたのは、ひとえに武藤の忍耐力の賜物だったのだろうな、とは。多分。]
 
(191) 2023/03/13(Mon) 14:01:58

【人】 黒崎柚樹


 おーにぎーりー♪おーにぎーりー♪

[そして数十分後の私は、微妙に調子っぱずれの"おにぎりの歌(自作)"を歌いながら、おにぎりを作ってた。

小さめサイズの塩むすびに、ふき味噌を表面にふき味噌を塗ったのと、ニジマスの身をほぐしたのと白胡麻とおかかを混ぜたご飯のおにぎりにふき味噌をちょっとだけ塗ったのと。

どっちも炙って食べたら絶対美味しい。

ちなみにおにぎりの歌は、ソーソミーソー♪ラーラソーミー♪ね。ハ長調だよ。

いつの間にか一升瓶の中身は残り(3)1n3割くらいにはなってたんじゃなかろうか。
まあ、けっこう、飲んだ。飲んだね。良い気分。]

 とらはー。チョコと私と、どっちが好きですかー?

[私は、卵より苺よりとらが好きだよ?

なんて言われても、何と比べてどうしてそうなった感しかないだろうとは思うよ。
私はひたすら御機嫌だった。*]
(192) 2023/03/13(Mon) 14:02:50

【人】 武藤景虎

[柚樹とは色々食べに行ったり作ってもらったりしてるけど、食べ物の好みは似通っているとは思う。

甘いものに関してはオレの方が好きとか、チョコ系を頼みがち――ではなく確実に頼む――といった違いはあれど、ケーキやパフェなんかを食べるときには分けて食えるという利点があるし。

オレが骨せんべいに食いつくのは意外だったらしいが、柚樹は好きだろうなとは思ったよ。

前に酒の肴としての料理をリクエストした時も意外と渋いものが好きなんだねと驚かれた記憶がある。
普段はわかりやすい肉とか、柚樹の弟と似たようなものを喜んで食べるし、あとはやっぱ甘いもんばっか食ってるせいはありそう。
でも、酒飲まない頃から酒のアテっぽいものも好きなので。

日本酒飲む段取りになって、追加の肴も出して貰った時点で早く食べたさはあったのだけど、柚樹が"ご褒美"のニジマスを食べている間はぼんやり見てたら食べないのかと聞かれてしまった。>>188
我に帰った感じで食べたので、ちょっと舌を火傷しそうになった。

美味いよと笑顔になったのは、柚樹にちゃんと美味いもの食わせられたことを確認できたというのもあったかも。
食べてる顔見てたらわかりはしたんだけど。

柚樹の焼いた分を食べてるときはそれ程まで黙々食べてる感じでもなかったから、補正的なものもあるのかと思えば猶更焼いてよかったなって。]
(193) 2023/03/13(Mon) 15:54:20

【人】 武藤景虎


 ああ、花見用の酒。お花見もしたいよな。

[この辺りも春めいた色の木々が遠くに見えたりもするが、湖やら川に夢中ではあったし。
春になったら花見もしたいと冬の頃に話したっけ。現実に帰った後は感覚的にもう少ししたら花見もできる頃かな。
花見の席に合いそうなラベルの瓶を見ながらそんなことを思い出した。

夏の日本酒がどんなものなのかはよく知らないが、夏は日本酒というよりビールとかサワーになりがちかも。]

 魚の頭食うことも普段そうそうないよね。
 顔まで肉があったり目玉食ったりする煮付け用の魚はともかく。

[ああいうのは可食部多いというだけでまた別かな。好きではあるけど。

背骨は美味かったけど頭はどうなんだろうと思っていたら、柚樹が美味そうに食べていたので齧ってみたら、ちゃんと美味くてびっくりした。>>189
普段食わないとこまで食えるとなんだか得した気分になるな。]
(194) 2023/03/13(Mon) 15:55:17

【人】 武藤景虎

[そうこうしてるうちに酒も進むわけで。気づけば距離も近くなっていたのだけど。

昨日の夜までは柚樹を寝かせてやりたいと思っていたからあまり酔わないようにしようと意識していたのもあったし、反動的に気が緩んでいたのもあると思う。
それ故に、記憶がどっかいってる時に触った時と違って、他意のある触れ方だったとしても仕方がない。

柚樹も酔ってんなとは気づいてはいたけど、寄せた体に凭れ掛かってくるのに嬉しくはなってしまうし。>>190]

 んー……、酔ってはいるが、柚樹よりは酔ってない。

[それはマジでそうだと思う。だって呼び方……、とは指摘できなかった。
そう呼ばれるのが嫌なわけではないし、ただやばいだけで。

距離近くしたオレも悪いには悪いのだが、いろいろ堪えることになったのは魚を途中放棄することになったら悪いしという思いもあって。
魚食べたいから邪魔しないでと言われたら若干ショックなので避けたともいう。]
(195) 2023/03/13(Mon) 15:56:05

【人】 武藤景虎


 っふ、なにその歌。たまごの歌の仲間?

[米を握りながら上機嫌に歌いだすのを見て小さく吹き出した。

たまごの歌とは、子供のころの動画を見る機会があった時、3歳児の柚樹が似たように歌っていた歌のことで。
それもたまごたまごとメロディーに乗せるだけのオリジナルソングで、基本的にテーマの食い物名しか歌詞にはならないようだ。]

 えっ、それ焼きおにぎりにすんの?めちゃくちゃ美味そう。

[おにぎりはどうやら焼き味噌おにぎりになるらしいことはふき味噌を塗りだしたとこで気づいた。
魚の身と胡麻とおかかを混ぜたやつも絶対美味しいやつだし。

その間までに何度繰り出されたかわからない"とら"呼びにここまで忍耐できてよかった。

多分、食欲に振り切っておこうと思ったんだろう。
網の上で焼かれるおにぎりを見て心頭滅却しよう、と冷静に考えたら意味不明なことを思いながらおにぎりを見ていたのだけど。

唐突な質問に、集中が乱されることにはなった。>>192]
(196) 2023/03/13(Mon) 15:57:08

【人】 武藤景虎

[───焼き味噌おにぎりの焼ける匂いが漂ってきたら、そっちに意識はいきますよね、わかります。

うん、食べるよ、食べたいし。おにぎりも。
のろのろと体を離して、焼けて良い香りの蒸気を発しているおにぎりを皿に乗せてもらえば受け取った。]

 ぁっつ……、
 ……う……、すげえ美味い。

[素手で持とうとしたら当たり前だがめちゃくちゃ熱かったので、箸で割って口に運ぶ。
わかってたけど美味い。焼けた味噌の風味と米のカリカリになった部分が嬉しい。

手元の皿の上で少し冷めてきたら結局手で持って齧る方には移行した。
熱々のも良いけど、おにぎりはやっぱ齧った方が美味い気がする。
混ぜご飯になってる方もやばいくらいに美味いな。

残りもだいぶ少なくなった酒をグラスに注いで、熱で痺れた感じのする舌を冷やすついでに流し込む。
酒にも当然のように合うし。飲みの〆にはぴったりだと思う。

おにぎりを食べてる間は集中していたので、大分心頭は滅却できたかもしれない。]*
(197) 2023/03/13(Mon) 16:00:11

【人】 黒崎柚樹


 ────うん。お花見も、したいね。

[お花見弁当持ってね。もちろん、お酒も。

ちらし寿司っぽいのも良いかもだけど、武藤は相当におにぎりが好きだと解ったから、重箱に俵型に握った鯛飯おにぎりとか詰めたら喜んで貰えるかな。

出発点こそ好き好んで始めたわけではなかった──父さんが事故死して母さんが看護師の職に戻り、幼い弟もいた我が家では私が家事の担い手として頑張らざるを得なかった──料理は、今はいくらかは得意だと胸を張れるレベルではあると思うし、純粋に、していて楽しいとも思うようになったし。
何より好きな人に喜んで貰える技術になっているのが、嬉しいなと思う。]

 あ、なんだっけ、まぐろの頭、とか。
 おいしいよね。焼いたの。

[部の合宿先の夕飯に出てきて、皆でつついて食べたな?と思い出し。

あれはさすがに骨まで食べるものではなかったけど、魚の頭って案外美味しいものだよね、と。
まさか、小魚サイズじゃない魚の頭を骨ごとばりばり食べる日が来るとは思わなかったけどね。

これ、ニジマスの目玉とか脳味噌?とか、そのあたり全部食べることになるんだなあと思うと、ちょっと不思議な感じもしたけど、捕まえた生命を端から端まで美味しくいただきましたって意味でもきっと悪くなかったのだと思う。]
 
(198) 2023/03/13(Mon) 16:57:03

【人】 黒崎柚樹


 んー……?
 でも私、とらみたいに、べたべたしてないよ?

[私より酔ってない >>195 なんて、失礼な。私だって、酔ってないのに。

だって、ほら、おにぎりも作れちゃうし、おにぎりの歌だって歌えてしまう。天才だな、私。

自覚ゼロの酔っ払いは、それでも御機嫌に料理はきっちりやり遂げた。塩と砂糖間違えて使うみたいなミスもしなかったし。]

 ん、すきなものは歌になります。

[卵も好きなので歌になりました。

武藤の問い >>196 に神妙に答えながら、焼いてる途中に崩れないように力加減強めにしながらきゅっきゅと三角おにぎりを作っていく。]

 ……じゃあ、いつか、とらの歌もつくらなきゃ。

[ふわふわと笑ったら、武藤が魚の骨飲み込んだみたいな変な顔になっていた。
やっぱり酔っ払ってるんだな、武藤。仕方ないな。] 
(199) 2023/03/13(Mon) 16:58:10

【人】 黒崎柚樹


 ────あ。おにぎり。

[焦げちゃう。
ふき味噌はほろ苦いけど、焦げの苦いのはだめだから。

武藤の体温からすり抜けるように焚き火の熱に向き直り、ころころとおにぎりを転がして。]

 やけた。

[上機嫌このうえない笑顔で"〆飯"を互いの皿に転がした。

やっぱり武藤は魚の骨を飲み込んだみたいな顔になってたかな。喉、火傷したんだろうか。

焼きたてのおにぎりは、猫舌の私には囓るのも難しかったけど、少しずつ食べ進む。

このおにぎりもお酒に合うね。いくらか残っていた一升瓶の中身も、この頃にはもう注ぎきるくらいの感じになっていたと思う。]
 
(200) 2023/03/13(Mon) 16:59:38

【人】 黒崎柚樹


 ごちそうさまでした……!

[おいしかったね、と両手を合わせ。

立ち上がったら、膝がかくりと揺れそうになるくらいには酔っ……てはいないよ?だいじょうぶ。

武藤が火を消してくれてる間、私はお皿を運んで、手早く洗って。

でも今日は焼き魚メインだったから洗い物はあまり無くて、簡単なものだった。

焚き火の片付けも、バーベキューの時よりも簡単だったのではないかな。手伝うことある?とキッチンでの作業を片付けてからテラスの方に顔を出し。]

 ふふ、とらの服、おさかなくさい。

[それは私も同じだね、と武藤の首筋に鼻を寄せた。*]
 
(201) 2023/03/13(Mon) 17:01:11
[語りかける声は優しく、穏やかで。彼にそのような安らぎが訪れたことを嬉しく思う。

 この場所にきてもうどれだけたったのだろう。
 はじめは、二人だった。やがて、ひとりになった。

 ひとりでいることはさみしくて、かといっていなくなってしまうこともできなくて、そのうちにどこにも行けなくなってしまった。

 ここでたくさんの夢を見た。
 こわい夢も、わるい夢も、とてもたくさん。けれど、最後の最後に、あたたかい夢を見ることができた。そして今、夢から覚めても、まだあたたかい。

 あとどれだけ自分は生きていられるだろう。少しでも長くいられるといいと思う。そのために、できることはなんだろう。]


  あのね、


[首をすこし傾けて、声が彼の耳に届くように顔を向ける。]


  おなかがすいたの。
  たまごがたべたい。
 

[“食べるということは、生きることと同義です“
 夢の中の自分がそう言った。

 きっとそうなのだ。どうあれ、食べることは生きることに繋がっている。

 だから、まずはここから、はじめよう。]**

【人】 武藤景虎

[帰ったら必殺技みたいなケーキと、お花見と、ホワイトデーってもうそろそろだったよな。
バレンタインのお返しはするつもりなので。

旅行行って温泉入りたいって話の詳細を詰める前に叶ったのはラッキーだったかも。
しかも、想定に入れてなかったキャンプも出来るというおまけつきで。

一緒に食べたいものもたくさんある。
花見の弁当も楽しみだし、頬肉が食えるくらいでかい魚の頭が食えるような旅館とかも行ってみたい。

したいことは増えるばかりで大学の春休みは長いけど、あっという間に過ぎてしまいそうな気がする。]

 えっ、オレもそんなにベタベタはしてないが?

[服に手を突っ込んだりもしてないし。ちゃんとキスもしてないし。

柚樹の方は物理的にベタベタしてないとしても呼び方……!!
とは何度も思ったが、結局指摘はできそうになかった。

それに、おにぎりの歌を歌いだすのは酔っ払いだと思うんだが。]
(202) 2023/03/13(Mon) 19:18:54

【人】 武藤景虎


 じゃあ、食い物の種類の歌がこれからも増えるんだな。

[柚樹は好きな食べ物いろいろあるし、レパートリーが増えるのを楽しみにしとく、と笑って返す。>>199

食い物限定だと思っていたので、続けられた宣言に、うぐ、と変な声が出た。魚の骨は詰まってない。

歌の法則だと、とらとら連呼する歌になるわけで。
即死呪文を詠唱され続けるようなものだ、死ぬかもしれない。

起きた時には忘れてることを願っておこう。
酔いが覚めたらそんな歌を作ろうとはしないと思うが。]
(203) 2023/03/13(Mon) 19:19:17

【人】 武藤景虎

[当初の質問の返答としては正しくないことを二回も返したのに、柚樹の方がご機嫌だったからまあいいか。>>-403
やっぱりオレは間違えたことは言ってなかったようだ。]

 うん、柚樹の勝ちだよ。おめでとう。
 ご褒美いる?

[肩口に顔を埋めたまま、柚樹の腕が動く気配に抱き寄せようとしたところで、伸ばした手が空を切った。]

 上手に焼けたね、おめでと……。うん、食べる。

[上機嫌のまま網の上から焼きおにぎりを皿に移すのを見て脱力しながら、おにぎりはちゃんと全部食べた。
酒も綺麗に飲み切れたし、後片付けは楽そうかな。]

 はー……、美味かった。
 ごちそうさま……、っと、大丈夫?

[立ち上がった瞬間、柚樹の頭が一瞬下方に傾ぐのを見て体を支えた。>>201
大丈夫と言ってはいるけど、酔ってはいるよね。]
(204) 2023/03/13(Mon) 19:20:21

【人】 月島 雅空

[信じるに決まってる。>>163と言われなくてもわかっていた…なんていうけれど、傍にいるならば珠月の口からききたい。そのほうが何倍も嬉しいし、実感し向き合ってみるとふわふわしたような憶測のない感覚に戸惑いすら覚える]

 ああ、珠月が大事なのは変わらないし幼馴染だったこともなくならない。

[言い聞かせるようにですらない。確実にそうだと言い切るようにはっきりと珠月>>164へといって]

 それなら、そういうことにしておこうかな。

[慌ててどちらにしろという気はない、嫌じゃないことだけ伝えられば、珠月が落ち着いたとき自分で選ぶだろう。
それに実際面と向かって雅空といわれたらまだ照れるだろうしな]
(205) 2023/03/13(Mon) 19:26:30