11:21:47

人狼物語 三日月国


201 【身内】甲斐なき星の夜明け前

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 とある書物

 

 世界はまだ、続く
 誰かを傷つけながら、救いながら
 
(0) 2023/02/18(Sat) 21:00:00
 
 
  子供だった時はこの世界の事情も知らなかった。
  あの時はなす術がなかったけど、
  今の自分には出来ることがあって、
  ちゃんと君を引き留めることが出来て良かった。


[オレの手が温もりに包まれて、強く"生"を感じた。]
 

 

 ……うん。
 アルカ君が確かに、私を繋いでくれたよ



[そうじゃなかったら、私は自分を許せないまま
 自分の命を捨てていたと思うんだ。
 それ位、自分が許せないんだよ。]



 うん。分かった。


[へへへ、と頬をそめて表情が幸せで溶ける。]
 


 - 回想 -

 初めて出会った時
   覚えているかな?


 
 

 
[私にはお気に入りの花畑がある。
 光るのが幻想的でさ すっごい綺麗! って
 それだけの理由でとってもお気に入りなんだ。

 その日もコレクションのぬいぐるみと一緒に
 その場にいたんだ。]
 

 
[私は家族が好き。
 私はお友達が好き

 私はそんな好きな人たちがいる世界が好き


 作ってきたクッキーとお茶を手に
 たまには一人で、ってゆっくりと
 この世界の綺麗さを眺めていたんだ。]
 

 
世界にはね、希望があるんだよ

 でも、誰かが傷ついたりするのもまた事実。


 私は少しでもなくなればいいのに。
 皆が皆、自分に、人に優しくなって
 そうして笑顔が一杯になればいいのに。

   誰も傷つかない世界がほしいな


 夢想家? 
本気だよ。   

 強い願いとして胸にあったんだ。]**

 

 
[なす術なく失ってばかりの人生だったから、
 こんなに必死にしがみ付いたのは初めてだ。

 どんなに手を伸ばしても、
 
には届かないってずっと思ってた。
 それでもオレは、これからもずっと手を伸ばし続けよう。]
 

 
 ―
回想


[空を見上げていれば、
 悲しいことを見ないでいられるような気がした。
 近くに空を遮るような、背の高い建物は無かった。
 光輝く花に、眩い星。

 息苦しさを堪えて、視線に蓋をする。]
 

 
[自分の運命はもうどうしようもないと思っていた。
 でも誰かが"誰も傷つかない世界"の存在を願い、
 実現させることが出来たなら……


     オレのような悲しみに満ちた人間は生まれない?

 本当はこうなってしまう前に、
 叶えてくれる人がいたら良かったんだけどな。



     過去は変えることが出来ないから、
     せめて未来の絶望の芽を潰そうと思ったんだ。**]
 

 
[お互いに手と手を伸ばすならさ
 
に手が届いて、つかめると思うんだ。

 私も、手を伸ばすよ。忘れないよ。]
 

 - 回想 -

[雨上がりの虹が出る日
 私たちは出会った。]


 おっ、お客さんだ
 ここを見つけるとはやりますね

 なーんて。改めまして初めまして
 良ければご一緒にどうです?



[人目のない場所で出会った
 初対面の年上の男性に対してはなった第一声。]
 

 

[警戒心ゼロの満面の笑みでどうぞどうぞと
 お茶やお菓子を勧めようとした。

   そして、私たちの運命は始まった────── ]

 

 
[神様から言葉を聞いた。
 色々な知識が頭に入った。

 世界の為に戦う。見返りに願いが叶う。
 戦うのは二人一組。つまり目の前の人と。]



 ……そっか
 そんな事がこの世界であったんだね。
 全然気付いてなかったな……


[ひとまずは吃驚したよ。
 でもすぐ前を向いたんだ。]
 

 

 私はやるよっ!
 世界の為に戦えて、お願い事が叶うなんて
 すっごい素敵な事だよねっ!!!



[私は心の底からそれを信じて
 本気でそう思って、言葉にしていたんだ。]**
 

 
 ―
回想


[こんな辺鄙な所に足繁く通う人間が、
 自分以外にいるとは思わなかった。
 警戒心、距離感……
 色んなものがバグっていると、最初はそう思った。

 同じ願いを持っていると、だからペアを組んで戦うのだと、
 女神に囁かれたその時には頭痛がした。
 脳内の人種が異なっている目の前の彼女と、
 同じ物なんてある訳ないだろうと。


 世界に破滅をもたらす存在と戦えば、願いを叶えて貰える。
 それだって、まず先に
疑った。

 

 
[彼女の余りにも早すぎる決意に、
 今度は眩暈がしたよ。


  
世界のために戦わなきゃいけない事の、何が素敵なんだ?

  怪我はおろか、死ぬ可能性だってあるんじゃないか?
  願いと言っても人によって難易度の高さが違うと思うが、
  その辺の設定はどうなるってるんだ?
  どの程度戦えば、願いが叶うのかも聞いてない。

  君はもう少し契約書を
  ちゃんと読むようにした方が良いぞ。



[耳障りのよい言葉だけで構成された、
 氷山の一角な説明だけ聞いて、まともに契約書を読まずに、
 後で隅っこに小さく書かれた注意書きに
 足元を掬われるタイプに違いない。]
 

 
[とは言え、放っておいて不幸のどん底に
 叩き落されてたら寝覚めが悪いし、
 ……オレはオレで、
 普通に生きていたらきっとたどり着けなかった、
 真相に辿り着けるような気がしたから、

              結局戦うことを決めたんだ。**]
 

 - 回想 -


 ……お兄さんってさ 
後ろ向きって言われない?



[言われた言葉に目を丸くして返した一声がこれだった。]
 

 

 だって、ここには大好きな人たちがいるもん
 その世界を守れるのってとっても素敵だよっ!



[反論は認めませんっ! って笑顔で圧をかけた。]


 うん、そうだね。
 命をかけるようなものかもしれないし
 とーっても長い道のりかもね。

 だったらなおの事
 人に任せるだけじゃ私は嫌だなっ!
 辛い事ならなおの事、自分の力で頑張りたいよ


[契約書はそうかもね、って苦笑いで返した。
 何を言っても私が前向きに返して意見は交わらない。
 それが私たちのいつも通りだったね。]

 

  
[命がかかってるって話に笑う私は
 現実が見えてないよう見えてたかもね。

 実際命をかけた事なんてないし、そうだったかも
 それでも私はちゃんと、この身をかけて戦ったよ
 だから嘘じゃなかったって証明したつもりだよ。]
 

 
[その後結局戦うのを決めた時にはビックリしたよ。
 乗り気に見えてなかったしさ。
 一緒に戦う相手になってくれる。
 それを私は素直に喜んで、握手を求めて手を差し出した。]


 ありがとうっ! 決めてくれて。
 
 私はね、シオン=ステッレって言うんだ。
 これからよろしくねっ
 
  
 

 

[その頃の私は、絶望を知らなかった。]**

 
 ―
回想


[態々後ろ向きだと指摘する人間はいなかったが。


  後ろを向いて生きているのは、いけない事か?
  石橋を全力で叩き割った末に、
  迂回をするのは愚かな事か?


[今にして思えば大人気がなさ過ぎるが、
 当時のオレがそれだけ捻くれていても
 おかしくはないと思えるくらい、
 今の自分も大概であることは自覚している。]
 

 
 
 
           (大切な人なんて、誰一人いない。
            勿論それには、自分も含まれている)

 

 
[お幸せそうで何よりだ。反論はしなかった。


  自分が頑張ってしまった結果、
  大好きな人達が生きる世界が滅ぶかも知れなくても?


[既に呼吸するより簡単に、
 絶望を思い描けるようになっていた。]
 

 
 
 
              (君が考えているよりもずっと、
               命が軽い事を知っているか?)

 

 
[滅ばないように、負けないように、
 頑張るつもりかもしれないが。
 頑張るなんて根性論が通用するのは、
 ごく限られた範囲の事象だけ。
 でも色々思惑はありつつも、結局戦うと決めたからには、
 オレも精々頑張るとしよう。]


  アルカ=ポラリス。
  どうやら戦う役割を担ったのは君の方らしい。
  危なっかしくて見ていられないが、助力はする。


[差し出された小さな掌を、緩く握り返した。]

 

 
 
 
           (想定はしていたことだけど、
            とんだパンドラボックスだったな**)

 

 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:とある書物 解除する

生存者 (2)

シオン
24回 残----pt

希望の手を貴方に

アルカ
19回 残----pt

 

犠牲者 (1)

とある書物(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

(4d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.13 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa