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![]() | 【人】 4年 大木慎之介[窓の外に見える真っ白な入道雲を見ながら、大木慎之介はそわそわと荷物を片づけだした。 窓越しでもわかる日差しの強さと、ほんのり聞こえる蝉の声。 可愛くて堪らない恋人と付き合いだしてから初めての夏休みがすぐそこまで来ていた。 サークルで会うのとは別に二人の時間を持つようになって、 はじめての長い休みがはじまる。 どこかに遠出してお泊り、なんて話が出たのは、 まだ――互いを意識しだしたばかりの頃だったけど、 それから幾度となく、スマホを覗き込んでは ここに行きたいね、なんて話を繰り返して。 夏休み前最後のゼミが終われば、飲みに行こうというゼミ生たちの誘いを本人比2倍のにこやかさで断ると、駆け出すみたいな速さで部室に向かっていった。 ―― 待望の夏休みが始まる。] (3) 2024/06/03(Mon) 5:26:17 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介ごめん、遅くなった [ああ、やっぱり、彼にはお日様が良く似合う。 部室の扉を開けた時に見えた彼の顔は 名前の通り、お日様に照らされて輝く花のように見えた]* (4) 2024/06/03(Mon) 5:27:57 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介[部室に他の面子がいたことを一瞬忘れて、 彼の事だけを見つめてしまっていた。 だから、あのコワモテが恋に落ちてしまったなんて 一目瞭然だっただろう。 ――別に、隠してるわけじゃない。 実際にあの合宿で一緒だった連中には既にバレてる。 まあ、言いふらすような奴は一人もいないけど。 男ばかりのサークルで、 男だから彼を愛したわけではないけど …サークルの面子の中には、彼のことを想っていた人もいたかもしれないし。理解してくれない人もいるかもしれないし。 すこしだけ、慎重にならなくちゃって思うのに、 ぱたぱたと駆け寄ってくる彼を見たら、やっぱり目を細めてしまう。] (7) 2024/06/03(Mon) 21:51:07 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介そっか、ならよかった。 [お日様みたいな笑顔に、つい頬も緩む。 撫でたいな、という衝動はなんとか抑え込むことに成功した。] 今日はどうする? [みんなと納会に行ってから夏休みを堪能してもいいし、 一足早くみんなとは別れて、どこかに出かけてもいい。 今ならまだテーマパークも混んでないかもしれないし ドライブがてら遠出してもいい。 彼としたいことがたくさんある。 真新しいノートに二人でやりたいことを書き出して 100を超えた時点で笑ってしまって数えるのをやめた。 院試前、最後の夏休みを、彼と過ごせることに感謝して]* (8) 2024/06/03(Mon) 21:51:19 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介[扉を開けたとたん、下級生たちの視線が一瞬、自分に集まったのを感じていた。 そんな会話がなされていたとは露知らず。まぁ、気がついてたら赤くなって、また新たな話題を提供してしまったかもしれないけど。 部室への来訪者に向けられた視線が探るように自分の表情を伺ったのには気づかずに、目の前の彼だけに真っ直ぐに視線を向けていたものだから、勘のいいやつらでなくても、きっと二人の関係が変わったことは伝わっているんじゃないだろうか。 直接聞かれたりすれば否定することはないけれど] (12) 2024/06/04(Tue) 13:01:30 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介[眉を寄せてんんんと悩んでいる表情まで可愛くて堪らないなんて言ったら、惚れた男の欲目だなんて言われちゃうんだろうか。 選択肢はたくさんあるけど、自分が選んでいいなら――海に行きたいなって。] (13) 2024/06/04(Tue) 13:01:48 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介[泊まりになるから、色々必要なものもあるかもしれない。 水着や着替えがなければ途中で買っていってもいいし。 彼がこの2か月ほどの間に、俺の家に少しでも荷物をおいていってくれてるなら――このまま家に来てもらって、家に置いてあるものを持って行ってもいいし。 彼の家まで迎えに行ってもいい。 どうしようか? ってこっそり耳打ちした後、首を傾げて見上げる顔に笑ってみせた。]* (14) 2024/06/04(Tue) 13:05:50 |
4年 大木慎之介は、メモを貼った。 ![]() (a1) 2024/06/04(Tue) 13:06:45 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介よし、じゃあ、買い物してから行こう。 [好きな子が、 俺の為に オメカシしてきてくれるのが好きだ。色んなことを考えて、支度して、わくわくした気持ちで来てくれる。 その時間まで、全部プレゼントされている気持ちになる。 そんなことを気づかせてくれたのも、この目のまえにいる可愛らしい恋人なのだけど。 だから、彼の買い物につきあうのもすごく楽しみだし、いつも彼のセンスには関心させられてしまう。 必要最低限のものしかなかった部屋に少しずつ増えてきた彼のもの。着替えや歯ブラシ。だけじゃなくて、もう少し――揃いの箸や皿やマグカップも欲しいなって思ってたから、そういうのも買うのもいいし。 ] (18) 2024/06/04(Tue) 20:39:46 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介[柏倉とか世良とか井上とか木葉とか、そのあたりの面子もいたならいくらか話をしたかもしれないけど、彼とのデートが待ちきれなくて気もそぞろになっていただろう。 結局手短に切り上げてしまえば、行こうか、と声をかけて。 無意識に彼の手を取ってしまったけど、別にいいよな。 さっきだって、部室に誰もいなかったら、きっとまっさきにキスしてた。 なんか気がついてたって、色々くちさがないことを言う連中じゃないし。] (19) 2024/06/04(Tue) 20:43:16 |
![]() | 【人】 4年 大木慎之介[ボードや浮き輪は現地でもレンタルできるのかな。 あ、ロマンスカーのるけど 鮪が食べられるところとかあるな、なんて色々いいつつ、 買い物ができそうな繁華街の方へと向かいつつ 目当ての海を検索しよう。 ―― 二人でスマホを覗き込めば、 かわいい恋人の整った顔がすぐ近くにあって もう何度も唇だって重ねたのに ドキドキしてしまう]* (20) 2024/06/04(Tue) 20:51:17 |
(a3) 2024/06/04(Tue) 20:52:49 |
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