──隠り世・奥の院──
いい子だ。
それでいい、そうやって求め続けるといい。
[彼女の仕上がりに、充足感を感じる。
――自分が捕食者側である事を、強く自覚する。
段々と、腰を打ち付ける力が強くなる。
彼女の最奥を突きあげて、彼女を絶頂へと押しやっていく。
自身の胎の奥底から、大きな熱が込み上げてくるのを感じた。]
「雛」として愛でて貰えるなんて、隠り世にいる間だけなんだ。
どうせ、現世に帰ってしまえば何も変わっていないんだから、ここでは何も考えずに楽しめばいい。
[身体だけでなく、心も責め立てる。
無防備な彼女の心を、追い詰めていく。]