82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】
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| >>31 サダル(前日) どことなく、打つ手の無さを感じているようでもあった。相手が大きすぎるせいだろうか? けれど、それでも諦めきれないからにこそ、ここでこうして話をしているわけでもある。 細いシルエットのドレスを曲げる膝は、細くて頼りのないものだ。 「貴方と? ……いいえ、はい。喜んで。 私、これでもダンスは得意なのよ。貴方を夢中にさせてしまえるかしら」 少女めいた明るさは少し元気がないせいか削げているが、年齢通りの強かさは消えず。 今度こそはうまく笑顔をかたちどって、貴方へところりと首を傾けてみせた。 二人の女は、しばしの間ホールを魅了するかのように踊り続けているのだろう。 (39) 2021/07/05(Mon) 23:34:11 |
/*
ご連絡遅くなりましてマジ謝罪«Sorry»ですわ!!!
僭越ながら今夜の襲撃先の提案をさせて頂きますわよ!!
探り入れようとしてる人が墓落ちしたら愉悦じゃない?というのと
個人的に潜入を手引きしてあげたい、という事もあり
スロウスとしてはテンガンを噛んであげたいなと…思います!
被襲撃側としましても、
他の殺害能力役職によるお命頂戴宣言は来ているそうなのですけど
処刑でそれが不発した事での墓下回避は極力避けたい、との事で
できたら保険として噛んであげたいな〜〜〜!!!!
と考えていましてよ!
ただ、餓狼的に襲撃不発は怖い!とかがあったら
わたくし全然遠慮せず仰って頂きたいと存じますのよ!!!!!
/*いいですわよ!(即答)
ふふ、調べて嗅ぎ回る者を落とすのって楽しいですわよね……わたくしは賛成ですわ!
保険についても把握です。
襲撃不発が怖いのであれば、三人のうち二人をテンガンに襲撃セット、一人が別の方をセット(これはその被襲撃者に要相談)してリスクを少しでも軽減すればよさげになるんじゃないかな〜と思いますの。
(まあこのリスクケアの仕方も完璧ではないので、暗殺失敗して狼の襲撃で落ちることになった場合三人のセットしている対象からランダムで選ばれるので……三分の一引いてテンガンではない別の相手を噛むことになる場合も……あるっちゃありますわ)
ひとまずわたくし狼お嬢様Aことエンヴィーは全力で賛成ですわ!乗っかりますわよ!ゴーゴー!
/*まああと餓狼は二日連続で襲撃してないと落ちる仕様なので、一回お食事抜きにしても死にはしない……と思いますわ なのでやっぱり襲撃はテンガンへ三人セットしてもよろしいかと思いますの
/*
あ、襲撃先の選択って三人全員選ばないとなんだ
わたくし自分が担当じゃない時普通にパスにしてましたわ
ホホホホホ……
あとはまあ、単純に狼と他で襲撃先を被らせると
どうしても人の減るペースが遅くなる(決着が遅れる)、
というのが問題点と言えば問題点ですわね…
/*いいえ、全員選ぶ必要ないですわよ!ロール的な理由とか役職的な理由があるならパス選んでも全く問題ないと思いますの!実際、ロール的な理由のためにパスを使った村とかもありますのよ!
不慮の事故で担当者が死ぬと襲撃失敗になるというだけなので……
そうなんですわよね……死体が減るとどうしても決着遅れるので……そこが大変なのですわ……
一応、このエンヴィーというキャラは悪役として通す為に出しているので、スロウス落ちた後グラトニー噛み殺し発狂悪役ムーブを表でやって吊ってくれ〜と意思表示してなんとか終わらせる、というのも考えてはいますけれど……
/*
襲撃失敗、よく考えたらそうですわね(ガバガバお嬢様)
お前の命日だ!はどうせなら担当者に言ってほしい、
そんな気持ちもあり難しいところですわ
共食い内ゲバ、見たいかで言ったらメチャメチャ見たくてよ…
とはいえそのあたりの調整は様子見しつつ…ですわね
もしかしたらわたくし離脱の後に
連日ランダム処刑で狼が吊られるかもですし…(レアケース)
/*
すごく話し合いが進んでる
レアメタルスライムお嬢様になっててごめんなさいね……
現状の振り切りとしては予備候補被襲撃者に事情を説明しつつ2:1でセットする形になるかしら?
バッティング先のCOは出ているし説明はしやすそうに思いますの。
共食いに関しては日程加味する形になるかもしれませんわね、また夜運営側にご意見伺いするのがいいかもしれませんわ。
新たに従業員となったカウス、ダビー、バーナード。彼らは観賞室に集められている。
仮面をつけられているものの、それぞれが誰かというのは全く気づかぬということないだろう。
その前に立つ人物らの様子から、自分たちが何故連れてこられこれから何をされるかというのもまた、想像に難くはない。
あなた達は船の最下層(ボトム)へと落とされたのだ。
/*各位〜!!!無理してはいけませんわよ!!わたくしも仕事と体調不良で鈍行列車なので平べったくなりつつ休みながら走りますので!!みんなご自分のペースで楽しみましょうね!!仕事クソですわ!
ちなみにこの赤窓見た運営ルヴァから先程連絡をいただいたのですけれど、曰く「終了予定日きても続いていたら全員コミットするなりなんなりで強制終了して畳むので死体とかの人数は気にしなくていいよ」とのことでしたわ!
なので三人でテンガンセットして不慮の事故に備えるという方向でも問題ないと思いますわ!
以下連絡コピペ
「死体の数はきにしなくていいよって。
ま〜あの。システム的に狼を吊るか誰かを消すんで。」
以上ですわよ!
/*
正気にお戻りになってお嬢様、曲がりなりにも
平日昼にレスポンスがある時点でかなりの企業努力ですわ…
本当に心身の健康を大事になさってね
健全な不健全は健全な心身から繰り出されるものですわ。
ともあれ連絡は了解しましてよ。
今夜の襲撃はテンガンに10割ベットでいきましょうか。
「────勤務態度の問題ですよ、バーナードさん」
靴底が静かに床を叩く──或いは絶望の足音。
白蛇は次の"仕事"への布石を打ち、一度観賞室へと戻ってきた。
自身が手引きをした者の、その顛末を確かめに。
「そのような従業員を『お客様』の前には出せません
それとも、いつまでも飽きもせず『研修』を受けるつもりですか?
お望みとあらば、僕は止めませんが」
「……。ふうん?」
商人の乱れた着衣の隙間から覗く何かの残滓。
一度、減らず口を叩く男二人を交互に見やり……記憶の中にある光景を手繰り寄せる。
薬を用意したシアター。たしかあの時、この二人は──。
「……ねえスロウス、グラトニー。"研修"さ、たまには私たちではなく新人自身にやらせるっていうのはどう?
ほら、仕事もゲームも口で説明するより実際にやってみた方が覚えるじゃない?」
ペストマスクの下から発せられる声は、どこか弾んでいて。
「多くをあなた達に望むのは僕等ではない。
僕が望む事と言えば、あなた達が賢明である事くらいのものです。
…ほら、どうぞご自身の耳で要望を聞いて
応えるべき『お客様』から目を背けないでください」
冷たく無感動な虹彩が見下すようにも見下ろして、
責任を転嫁しようとする姑息な問いを突き放す。
「より適任者が居るのであれば、この席を譲る事も
『スロウス』としては吝かではありませんが。
けれど、僕はこの役を求められてここに居る。
あなたに求められているのは"そちら"側のようですよ。」
堕ちた者らの反抗を淡々と受け流して、
『共犯者』の言葉に仮面越しに目を細めた。
「……"研修"の内容に関しては、あなた達に一任します
あなた達が良いと判断した事ならば、僕に異存はありません」
怠惰な白蛇は唆すばかりだ。
あなた達がより強く反抗すれば、その限りではないが。
この場所に、あなた達を救い上げるものは一つとして無い。
「金と狂気と血と肉に狂った獣をもてなすのが、
それが今のあなた達の役目ですよ。
」
白蛇が崩れ落ちた白髪の男に歩み寄る。
硬い革靴の爪先がその腹を蹴って転がし、
潔癖な白の手袋に覆われた手が顔を上げさせた。
もう一人の男がようく見えるように。
「それでも言葉が聞けないというのなら仕方ありません。
今、この場限りはこの『スロウス』が教えて差し上げましょう」
「
──あの諜報員をあなたの思い付く限りの手段で甚振りなさい。
それが『お客様』の望む余興です。
そして、演目を滞りなく進める為
あなたには彼に関する資料を差し上げます。
あなたはそれに沿っても、異なるアプローチを試しても構わない
もちろん、それらは効果的なものでなければなりませんが。」
"怠惰"が徐に片手を上げ、
やって来た仮面の従業員から何かを受け取る。
そのままそれを男の方へ差し出して、手を放した。
従業員バーナード・フェデラー
に関する
全ての事が詳らかに記された資料が、
無造作に武器商人の眼前へと散らばった。
ペストマスクの仮面の下で唇が弧の形に歪んでいく。
共犯者は職務に忠実な"怠惰"が淡々と進行を始めるのを仄かに嗤いながら見守っていた。
「……いいね。スロウス、グラトニーと一緒に"研修"の進行をお願いするね。
私はもしかしたらちょっと別の仕事で抜けるかもしれないから」
今日の立ち位置は観客だ。引き摺り出された哀れな演者を、しかとこの目に焼き付けてやろうじゃないか。
| >>50 ゲイザー 少しだけ目をぱちくりと瞬かせて、それから吹き出すように笑った。馬鹿にしているわけではなく、女にとっては突拍子が無かったのだ。 まるで母が娘を見るようにきゅうと目を細めて、はにかむ少女を見守っている。 「私は大したことなんてしていないわ。駆けつけたはいいけど慌てふためいただけだもの。 少しの失敗はあったかもしれないけれど、皆無事だもの。前を向いていればいつか報われるわ」 安楽椅子が揺れるように頷きながら、なんだか見上げるような称賛を聞いている。 少しばかり大げさだと思っているようではあったが、わざわざそれを言葉で制して謙遜したりはしなかった。 そう思っているのなら、それでいいのだ。ひとつの憧れに無為に傷をつけるようなことはしない。 「ふふ、なんだか照れてしまうわね。よく、人を見ているのね、まるで占い師のあの子のよう。 ……ねえ、よかったらあなたもパイくじを引いてみない? よい結果が出るかもしれないわよ」 (57) 2021/07/06(Tue) 18:53:36 |
「わからぬならわからぬもの。無理に理解しなくていいさ、そう――何もわからなくたっていいの。
貴方達と来たら、我々の領域に入ったにも関わらず無作法にしているじゃあない?
反抗的であればあるほど賓客達は盛り上げるけど、でも、ごめんなさいね。
そればっかりじゃ、見世物はつまらないのよ」
もうそろそろ、口調を取り繕わなくたっていいだろう。『グラトニー』は普段どおりに話し始める。
それは、この船の情勢が傾き始めていることの顕れだ。全く以て、事はうまくいっている。
『グラトニー』は『エンヴィー』と『スロウス』の言葉を拾いながら補足する。
「カウス、あの子の"研修"についてはまたじっくりと考えましょう。
もう二人に関しては、貴方をよく知るものから大変に熱い要望が届いているのでね……。
バーナード、貴方の"研修"はダビーがいたします。けれどそれだけでは意味がない。
心より屈服し、自らの意志で"従業員"としての勤めを果たすための研修でなければ。
ダビー、『スロウス』からの資料に目を通すように。貴方には過去の追体験を手伝ってもらうわ。
簡単に壊してはいけません。けれど温い時間稼ぎなど必要ありません。
もしも貴方が手を抜いていることがわかったなら、バーナードには肉体的苦痛を与えましょうか。
どのようにしようかしら。一回ごとに爪を剥いだって私は構わないわ。
やわらかな指さえ残っていれば、いくらでも奉仕はできるものね、ねえ、ダビー?」
はだかの王は長い笞の先で双方を突いた。声音は明るく、心から楽しんでいるようだった。
その笑みには少女のような無邪気さに加えて、魔女のような残忍な興奮を乗せている。
互いの運命は互いに握られている。
ショウが成功しなければ、どんな末路になろうと構わない、そう思っていることが伝わるだろう。
「
言葉で言ってわからぬ獣
ではないようで、何よりです」
『共犯者』の言葉に一つ頷いて、
怠惰なる白蛇は靴を鳴らし、男の傍から一歩下がった。
もしあなた達が妙な気を起こしたり、手緩い真似をすれば
いつでも更なる責苦を与える事のできる距離を保つ。
由縁のある人間同士に、心身への乱暴狼藉を行わせる。
単純且つ、効果的な心的外傷を与える行為。
ただ、それだけ。この船で行われる余興にしては無味乾燥。
ただし、
普通であれば、という前提が付く。
「『グラトニー』の言うように、これは飽くまでも研修です
あなたが手緩い真似をすれば、後々苦しむのは彼の方。
どうか、あなたが賢明である事を祈ります」
さあ、あなた達はどうだろう。
あなたの為なら、と気丈に振る舞うだろうか?
あなたの為なら、と非情に徹する事ができるだろうか。
その意に反する崩壊が訪れた時、
あなた達は、どうなるのだろう。
飽くまでも、この演目の主演はあなた達だ。
業の名を冠する者達は、それを飾り立てる助演に過ぎない。
あなた達の手で、この鮮烈なる悲劇を描くのだ。
| >>62 ゲイザー 「貴方のパイがあったお陰で、朝の食堂を楽しみに思っていた人もあると思うわ。 だってふふ、ひとコーナー任せられる期待の新人だもの。いつか有名になるかもね」 激辛パイはひと騒ぎ起こしたかも知れないけれど、激甘パイにも人は来たし。 彼女は知らないかも知れないけれど――ざわめく騒動のなかでも、それは光になったのだろう。 現に女も、惹かれるように今日はここへ来た。それが、証左になっている。 「ふふ。運命は自分の目で見定めなさい、ということかしらね? ……もうこの船旅も折り返しになることだし、どう、何か身になるものはあったかしら?」 啓示が顕れないというのも、またひとつの啓示なのかもしれない。 (63) 2021/07/07(Wed) 7:46:54 |
| >>64 ゲイザー 「まあ、そうだったの? でも、誰も止めに来たりするようではないし……黙認されてるのかしらね? だったらいいんじゃないかしら、船の人たちも意外と寛容……なの、ね」 無邪気に語る言葉はほんのりと語尾を凍りつかせながらも。ぱ、と懸念を笑顔で覆い隠す。 通りがかるスタッフ達も難色を示すような顔をしては居ないようだし。……噂を思えば、それは不気味なほどに優しいのかもしれないけれど。 「私? ふふ、貴方に声をかけた人は、きっとたくさんいるのじゃない、人気のパイ焼きお嬢さん? ……それとも何か、思うところでも、あった?」 からかい混じりに言いはするものの、貴方の表情の翳りに全く気づかないわけではないのだろう。 きっと同じことを思い浮かべているのかもしれない。ほんのりと声量を抑えて、周りに聞かれないようにする。 (65) 2021/07/07(Wed) 12:34:02 |
どこかの時間帯。なんか、すごく平和的な時間帯。
もっと言うと今行われている淫靡で背徳的な研修とはまったく関係ないどこか。
「薬の中身……もっとまともなの持ってこいって指示するんだった……!!!!!」
エンヴィーは、スロウスに「なんとかならない?」の顔をしました。
エンヴィーは、ブラック企業は好まないので労働者にきちんと休みとご飯を与える派です。空き時間にご飯あげますけどなんでみんなボル族チャレンジしてるんですか?と言いたげです。
/*
吊り時間が迫っているにも関わらず思いっきり様々を詰められていませんわ……
こんなにバタバタしたの初めてだから ごひ どうすればいい? ゼロは俺に何も教えてくれない
/*色々ドタバタしてるんですけどとりあえず何やるべきでしたっけ!?やりたい事が多すぎて わたくし 数多を 見失っている
/*
ひとまず襲撃先はよいとして、誰が迎えにいくかですわね……。
一応『スロウス』がやった手筈になっているのかしら。
それとも改めてどちらかがお迎えしたほうがいいのかしら。
わたくしが万一の保険でセットしてるのがよくないのかもしれん 外すか
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