四谷 隆史は、メモを貼った。 (a36) 2022/08/09(Tue) 23:42:47 |
【人】 勢喜 光樹死に場所には相応しい……な。 [寂れて今にも崩れてしまいそうな外観。 まるで己そのもののようだと、皮肉るように嗤う。 満足するまで外観を眺めたなら、 躊躇いもなく廃墟内へと歩み進めて行った。] (113) 2022/08/09(Tue) 23:45:26 |
【人】 陶酔 カナ[>>96こちらからは、勝手にひーちゃんと呼んでいたか。 親を求める水子は愛を知らない。 幼子に重ねられる質問に思考を巡らせて] ■■さんが好きだから覚えちゃったんだ。 歌は沢山あるけど、この歌なら大好きな人を思い浮かべて歌えばいいのかな。 [そう答える女の顔は、幸せの絶頂期にあるもの。] 誰かを愛するっていうのは、とっても胸が温かくなる事。 何でもない事でもまるで初めての事みたいに感じたり、良いものに見えたり、 一人じゃないって、思えるんだよ。 [そっとベッドの横にいる水子に手を伸ばす。 手枷の邪魔しない範囲で触れられるならば、手や頭を撫でようと。] ねぇ、もう一度聞かせて? [そう言って、歌を強請る。] (115) 2022/08/10(Wed) 0:02:15 |
【人】 陶酔 カナ―廃病院入り口付近く・名坂達と― [>>103女が認識の齟齬に気付く事はなく。] そうなんだ。 [用事を頼もうとしていたと“彼”が言えば、ちらとヒルコの方に視線をやり、彼らの話を邪魔しないようにと一歩後ろに下がる。 女はいつも 病的なまでに ■■の意向を優先させていた故に。>>99ヒルコは“彼”にお願いをした。 女を連れて行ってあげて欲しい、と。] ……ひーちゃん? [女はヒルコと快諾した”彼”との間で視線を行き来させる。] 貴方の姿を見つけて、嬉しくなってつい。 まだ暫く会えないと思っていたから。 私は貴方に会えたから、それだけで十分。 [探し物──求めていたのは目の前の■■ではあるが。 そんな調子なので、彼女を困惑させただろう。 彼の妹探しへと話が向かうのであれば、それについて行く心算。] (117) 2022/08/10(Wed) 0:03:55 |
【人】 勢喜 光樹─エントランス─ …………? [中へと踏み込んだ途端、違和感が……。 あの崩れそうなほどの外観とは打って変わって、 内観は寧ろ逆。電気の点いた廊下、 その光に照らし出されたエントランスは 現役で生きている病院と変わらない見た目で。] どういうことだ………? [混乱した。 俺は噂の廃病院に来てたはずなのに……何故だ?] (119) 2022/08/10(Wed) 0:04:43 |
【人】 勢喜 光樹……………。 [そして、先ほどまで誰かがいたような 何者かの気配も感じた。 死にに来た俺以外に どんな物好きがこんな場所へ来ているのかと。 辺りを見回すが…誰かいるだろうか? それは生者か。はまたま、死者か──?*] (120) 2022/08/10(Wed) 0:06:01 |
陶酔 カナは、メモを貼った。 (a37) 2022/08/10(Wed) 0:10:18 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a38) 2022/08/10(Wed) 0:16:21 |
【人】 千早 結──過去回想── [小さな頃からそれなりの生活、それなりの成績。可もなく不可もなく。友人もそこそこに、女の子とも男の子とも、老若男女虫動物etc...分け隔てなく仲良くしてきた。と思う。 少しくらいの反抗期はあったけれど、記憶のないうちに死別した父の分も自分を育ててくれた母には感謝してるし、家にいない時間も多かったけれど近所の親しい友の両親が良くしてくれたし、放課後は習い事で埋め尽くされていたし、特別寂しいと感じた事もなかった。 美大は実技による推薦で入った。2年から少しばかり画塾に通い詰めだったけれど、一般的に言われる受験勉強も高校3年の夏にはドロップアウトしていた。 大学ではバンドをしたり、バイトをしたり、いろんな人と付き合ったり別れたり、法律の枠から外れない程度に少しは悪いこともしたりして、単位もそつなく落とす事はなく、本当に波瀾万丈とは正反対の生き方をして来たと思う。 運が良かったんだろう。 そのツケがまるごと今にのしかかって来たのだと思っている] (121) 2022/08/10(Wed) 0:20:45 |
【人】 千早 結[初めの頃は、不安と他人事の間を行き来する夜もあった。どこか「多分死なないだろう」と思う自分と、「ああ、死ぬんだろうな」と思う自分が客観的に存在していた。 確かなのは治療をしなければ死ぬと言う事。 治療をしても生存率は三割という事。 それも個人差があるので不確定だと言う事。 治療に入ればあまり外には出られなくなり、薬の副作用は想像を絶するものだという事を知った。 病気の事は画廊のオーナーにしか話していない。いや正しくは同ゼミの友人と教授達には話したか。休学して治療に専念して帰って来いよとか、言葉を失い目を潤ませたりだとか、絶対に治るだとか。 多分ぼくが同じ事を言われても、返す言葉は似通うのだろう。どれもこれも空虚に感じた。きっとぼくの生きてきた道は、 ぼくが空虚と思うように、波風を立てないようにとする程に、希薄なものだったのだろう。 ぼくには強い情熱も未練も後悔するほどの醜い爪痕もない。それは誰かにとってはとても辛い事なのかもしれないのだが、ぼくはどこかで羨ましくもあり、哀しくもあり、美しいものだと思っている。生きている証でもあるのだから] (122) 2022/08/10(Wed) 0:23:00 |
【人】 勢喜 光樹─回想、自死の決意─ [命とは、何のために存在するのか。 祝福を与えられた命は、価値があるのかもしれない。 だが呪われた命に価値はあるのか。 無いに等しい。それが俺なのだと──] 『アンタなんか産まなきゃ良かった』 [産みの母から、数えきれない程に浴びせられた言葉。] 『お前は俺の子じゃない』 [実父かも不明な父親から散々否定され続けて来た言葉。 それらは時が経つと、何時しか空気と同じになった。 常に当たり前のように存在し、当たり前のように受け入れるしかないもの。 ムシケラ以下の物体を見るような目つき。 今となっては何も感じない。 太陽の紫外線と同じく、当たり前のように照り付けてくる。] (124) 2022/08/10(Wed) 1:05:59 |
【人】 勢喜 光樹『早く死んでくれないかしら?』 『勝手にくたばってくれたら楽なのに』 [20年近く、仕方なく飼い殺されていた家畜も同然の命。 収集日に出し忘れて虫が湧いたゴミと同じように 疎ましく、汚らしく、蔑まされて生きてきた。] なんで……生きて来たんだ? [何の意味もなかった。 両親からも周りからも、誰からも必要とされない。 己でさえ、必要性を感じないこの命の存在意義とは。 家畜生活に終止符を打ち。自立してから数年。 職を転々としながら、己の価値を見出そうと足掻いてみたものの。 価値のない命は、やはり価値なんて上がる訳もなく。 自ら幕引きすべきなのだと、漸く気付いて……今に至り*] (125) 2022/08/10(Wed) 1:13:35 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a39) 2022/08/10(Wed) 1:24:46 |
【人】 千早 結[ どさっ! ───と。衝撃は少ないものの、突如生暖かい風が頬に触れる場所に尻餅をついた。 外、ではあるのかもしれないが。あるはずの月もなく、星も雲もなにもかもが無い。風景すべてが「無い」真っ暗な空間でぼくは腰を上げた。先ほどまで圧迫感すら感じていた天井が見当たらない。どうやら屋上、のような場所で] …たた……。あ、れ?四谷くん? え、どうなってるんだ 夢? [辺りの風景はただの暗闇。どれだけ灯りのない夜の森の中であっても、目が慣れれば森の木々と夜空の境界や、遠い鉄塔の光は見えるはずなのに。360度が黒のアクリル絵具で塗り潰されたような空間が「在る」だけだった。足元のコンクリートは確かに廃病院の外壁の色と同じなのだが] (126) 2022/08/10(Wed) 2:01:28 |
【人】 千早 結…いや、んー? たしかに廃病院には来た 建物は合ってるはず… 、あ、 [夢ならば───と、スマホを取り出しライン履歴を 確認する。画面は確かに「四谷隆史」と登録されている。光るディスプレイが満ちる波のように安堵を引き戻してくれた。けれど電波は変わらず圏外のまま。充電はまだ86%は残っている───所まで考えて少し笑った。 残量を気にするなんて。今の所はまだ「死」を受け入れるつもりはないらしい自身の所作に] (127) 2022/08/10(Wed) 2:08:48 |
【人】 千早 結──屋上、のような場所── 友達になりたがってるような子供の幽霊… とは別に、「おとうさん、のお友達?」と尋ねる幽霊… お父さん…? [うーん?とスマホをポケットに仕舞いながら、 とりあえずは「堕胎室」の入り口で何かに怯えていた雰囲気だった四谷くんの無事を確かめたい。他にも廃病院に足を踏み入れている人がいる事にはまだ気づいていない。 踵を返す───前に。 屋上の手摺から向こうの下を覗いてみてみるものの、矢張り外は漆黒でしかなく、手を伸ばしてみると何かよく分からないものに押し戻される感触がした。 つまり現在、この廃墟に閉じ込められている?状況なのかもしれない] (128) 2022/08/10(Wed) 2:19:32 |
【人】 千早 結うわ〜、いよいよ怪奇現象じみて来たなぁ [夜闇より深い黒の帳の中。屋上の扉を押せば軋む音を立てて扉は開いた。階下への階段と踊り場が見える。自身が空間を移動したのか、そもそもこの建物の中自体がこの世の理論が通じない場所なのか。答えを探しても詮ない気がする。 「まともではない状況」と言う事で、いつものように事象を飲み込んだ。スマホの地図を頼りに階下へ向かうとそこは病室が並ぶ廊下。終わりがあるのだろうか?と思える程、先の見えない暗い廊下が目の前に広がった。 おーい、と声を響かせながら歩いていく]** (129) 2022/08/10(Wed) 2:28:34 |
千早 結は、メモを貼った。 (a40) 2022/08/10(Wed) 2:33:12 |
双生 デュースは、メモを貼った。 (a41) 2022/08/10(Wed) 5:43:24 |
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/08/10(Wed) 6:05:12 |
【人】 名坂愛子―― 病院入り口>>111>>117 [不思議な男の子>>111はどうやらそのままついてくる様子。物騒な物言いとか、違和感ある言い回しとか聞きたい事はあるけれど。 どういたしましてと、ひとまずそれは置いておく。 どうやら後から来た女性>>117と男の子は知り合いらしく、男の子はひーちゃんと呼ばれているらしい。 機会があったら呼んでみることにしよう。呼ぶ機会があるかは分からないけれど] なるほどなるほど……なるほど? そんなに嬉しいのなら、■■も冥利に尽きるんじゃないかなーって、うん [そんなに会えただけで嬉しく思うだなんて■■さんって人とは仲が良かったんだなと思うけれど。 そんなに仲が良い人なら、なんで私と間違えてるのだろうか。まさか男の人とは思わないし。 ちょっと違和感のある恰好はしているけれど、この人もこの場所に来るくらいだから、オカルト好きだったりするのだろうか。 追々話していけば何かわかるだろう、多分。誤解もその時に解けばいい……かもしれない] (130) 2022/08/10(Wed) 7:32:14 |
【人】 名坂愛子えっと……ここじゃあれだし? 妹が行きそうな、ほら、怖い話がある場所とか人が休めそうな場所とか? そういった良い場所、ないかな? [ひとまず、彼女自身の探し物は■■さんなのかなと思いつつ。 私の妹探しに付き合ってくれそうな雰囲気なので、彼女と男の子に対してそんな質問をしつつ、私は病院の奥の方へと足を進めようとしてみる。 そこがどんな場所であろうと、疑うことなく進むつもり]* (131) 2022/08/10(Wed) 7:32:27 |
名坂愛子は、メモを貼った。 (a42) 2022/08/10(Wed) 7:35:06 |
【人】 水子たちの霊 ヒルコー病院入り口 名坂、カナさんとー 少しぼんやりした様子のおねぇさん>>118の手へと、そっと自分の手を重ねる。 今日は、比較的記憶の状態が良いのだろうか? 「怖いお話に、休めそうな場所? ーーなら、死体安置室かな。 誰かが食べちゃったりしてなければ、『イモウト』の身体も、あるかもしれないよ? 『俺達』も、何人かそこにいるから、見せてあげようか?」 死体安置室なら、彼女の目的に叶うだろう。 曰くの多い地下に有って、『イモウト』を見つけられる可能性があり、皆んなぴくりとも動かずに休み続けている。 「それとも、屋上? 高いところからなら、探し物もしやすいし。 みんな、『これで楽になれる』って言って、飛び降りるんだ。 『楽』って、休むって事でしょう?」 少女へと問いかける。 どちらが、少女の目的に沿うだろうかと。 (132) 2022/08/10(Wed) 9:48:30 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a43) 2022/08/10(Wed) 9:53:50 |
【人】 勢喜 光樹本当に、死ねるのか……? [廃れ朽ちているはずの廃墟。 それらとは相反するかのような内側の様子に、 未だ混乱は拭えなかった。 不審死が相次いでいると言うあの噂、事件は真か嘘か。 死ぬに相応しくない場所なのか?疑心が募るものの。] ………行ってみるか。 [此処だけが生きたように見えるだけで、 奥は違うのかもしれない……。 辺りに誰も見当たらなければ、 僅かな期待を胸に、中を探ることに。 もしも自決に相応しくない場所と分かれば、 此処を立ち去り、他を探すだけだ。 二度と外界へ出られぬとは、知らぬまま── ] (133) 2022/08/10(Wed) 11:26:30 |
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