17:26:33

人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 帰宅部 津崎絵音




多分オレ寝てるから家まで背負って送っていってー?

[ それも面白すぎる、朝になったら幽霊消えそう。>>0:623
  千葉とバカみたいなことを話すのは本当に飽きない。

  笑いながら返したのは冗談ながら、多分本当に寝ることにはなる。
  ──まあお互い家の場所知らないからそんなの頼まないけど。

  とか思ったせいか素に戻り、大事なことに気づいたのだった。

  掴み取り幽霊セールについても千葉が口にしていたら、
  思いつきに至らずにずっとこうやって笑ってたかもね。 ]
(10) 2022/10/15(Sat) 0:48:08

【人】 帰宅部 津崎絵音



……いやいや、マジで優しすぎ

何度も会ってくれるとは限らないんだから、
自分のこと願っとけって

[ 思わず見つめた後、視線を前に戻し苦笑した

  千葉が何を思い他者の為願うことを思いついたのか>>0:624
  深くは察せなくても、
  知られたくない奴の為なのが含まれてるのは分かる。

  でも、どうしても願いたいことがあるから
  絶対同じことは出来ないから、そう言ってしまった。
 
  オレなんて、ずっと自分のことしか考えてないのになぁ。
  だから千葉や他の奴がもし言わない悩みを抱えていたって
  気づきもしていないんだろうね。

  なんだか自分が恥ずかしくなって、
  少し歩くペースを早めたのだった。* ]
(11) 2022/10/15(Sat) 0:48:46

【人】 帰宅部 津崎絵音



── そして探索へ/旧校舎内 ──



[ 埃っぽい倉庫に近い、独特の香りがする。
  古びた校舎内を、スマホの懐中電灯機能で照らした。

  ──どうか無駄足じゃありませんように。

  誘ってきたミス研と、幽霊がいそうなところについて話したり
  誰かに声を掛けられたら答えたり、
  あちこち教室を覗き込んだりしつつ、
  色々考え行動したけど探索隊から離れはしなかった。

  一階では収穫無く、
  生者が鳴らす軋みと足音は階段を通り二階へ。

  ホラー映画みたいな怪奇現象なんて全く起きない、
  何の痕跡も見つからない。

  やっぱりこんなの信じるのが馬鹿だったのか、と
  思い始めていた時のことだった。 ]
(19) 2022/10/15(Sat) 1:19:42

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 廊下の突き当たりで、気づいてしまった。>>n0
  明かりも持たずに淡く光り、
  それでいて輪郭しか捉えられない白いもの。>>n1

  声が聞こえるのに、鼓膜を震わせられた感覚がない。>>n2
  漫画でよくあるテレパス能力って、こんな感じ?

  その思考は多分、現実逃避だったのだろう。
  驚愕で声一つ上げず立ち竦み、動けなかった。


  ──優しい言葉が、望んだまま告げられるまでは>>n3 ]


っ、本当に!?


[ 棗や会長がいるだろう前方に身を乗り出すように歩み出た。
  意図せず大きくなった声は、悲鳴に続き>>1
  そして、裏返っている。

  それによりより彼女──らしき者が見えるようになった筈が
  笑って見えた口が、本当にあったのか分からない。>>n4
(20) 2022/10/15(Sat) 1:20:01

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 彼女はフィクションのゴーストのように理性を失っておらず
  この場を掌握し、オレ達に語る。>>n5

  口を挟めなくなったのは今も未だ冷静ではないからか、
  知りたいことは知れたからなのか。

  倫理に添えば選ぶべき願いを、
  まだ何処かで切り捨てられていなかったのか。


  
意識は白に侵され、遠のいていった。
>>n6 ]
(21) 2022/10/15(Sat) 1:20:19

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 気が付いた時は、旧校舎も白い影もそこにはなく。
  慣れ親しんだグラウンド>>n7に立っていた。

  ふらつき、そのまま土の上にへたり込む。
  会長と違い悔しいからでは無かったのだが>>2
  その手は地面に着けられて。

  浅く浅く、呼吸を繰り返しながら]

……あ、は

やった、やったぁ……

[ やがて微かに笑い、感極まるように細い声で喜びを口にする。

  不自然な形に指を曲げた右手が土を掻きながら震えているのは
  夜闇の中では余程注視しなければ分からないだろうし、
  誰が見たところで先程の出来事のせいだとしか思うまい。 ]
(22) 2022/10/15(Sat) 1:20:35

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 呼吸が落ち着いた後は一点、ぼんやりと何も語らなくなる。

  皆をまとめる会長のほうを見もしなかったが>>3
  連絡先の交換は応じたので、聞いてはいると分かるだろう。>>4

  勧められたミルフィーユを受け取り黙々と食べもした。>>5
  天ヶ瀬には悪いが、
  美味しそうに食べてるとは言い難い姿だっただろう。
  1年の頃菓子を貰った時は、
  他よりは淡白な反応ながら美味いと笑いもしたけれど。

  特に誰かに話しかけられもしなかったのなら
  会長が締めた後はすぐ、帰った筈だ。

  普段のような様子には戻ることはないままに。* ]
(23) 2022/10/15(Sat) 1:20:48

【人】 帰宅部 津崎絵音



ん?何が?

[ 慣れ親しみつつある声が向いたのなら>>32
  少しのタイムラグの後に、そっちを見て
  あの白い影とは性を違えながらも、
  何処か似た優しげな声で問い返した。

  無気力で怠そうな津崎を半年程見続けてきた千葉には、
  どう聞こえたか、それどころでは無かったか。
  本当に疑問に思ったのではなく、
  大丈夫であることを示す意味を含めたつもりだったけど。 ]

ああ…………、
取り合いにはならなさそうで、良かったよね

[ ふと、旧校舎に向かう前の相手とのやり取りを思い出し
  ぽつりとそれだけ付け足して。
  相手には見えないながら、マスクの下で微笑を向けていた。

  会話にはならないか、或いは途切れたのなら
  すぐにまた宙を眺め始める。* ]
(85) 2022/10/15(Sat) 8:48:11

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 回想/道中 ──



そう?

[ ならいいけど、って。
  千葉の否定を旧校舎に入る前素直に受け入れた。>>18

  願いを最初から捨てるわけじゃないなら何も言うことはなく
  オレが自分のことばかりなのは、まあ事実なので
  そこの認識は変わらないまま。

  ────因みに、

  幽霊との邂逅を終えたオレは、
  ふざけた甘えを断られたやり取りをすっかり忘れてたけど。>>17

  ちゃんと自分の足で帰ったから安心してほしい。
  眠るどころでは無くなったことだし。
  まず体格から現実的じゃないのも含めた冗談でしたとも。* ]
(86) 2022/10/15(Sat) 8:48:41
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a10) 2022/10/15(Sat) 8:53:43

【人】 帰宅部 津崎絵音



……怖がることなんか、何もないのにね

[ そう一人ぼやいたのは
  会長の締め後に皆に掛けられた声を聞いた時。>>82

  どうしてイヤになるんだろう。
  幽霊はあんなに優しかったのに、願いを叶えてもらえるのに。

  彼のようなよく通る大きな声は持たないし、
  何より他者に伝えることを意図したものでは無かったので
  誰も聞こえなかったかもしれない。

  帰路につく前に黙々と独り噛み締めていたものは、
  ミルフィーユの甘味ではなく。* ]
(87) 2022/10/15(Sat) 9:04:23

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 翌朝 ──



……うわ

[ 朝起きたら爪に土が詰まったまま着替えもせずベッドで寝てた。
  えー、最悪なんですけど?シーツ汚れてないだろうな、おい。


  でも、久しぶりの感覚だ。
  ちゃんと眠るとこんなに身体が軽くなるんだね。
  まるで死んじゃったみたいだ、なんて
  ……流石に大袈裟すぎるんだけどさ。


  スマホを確認すると、やけに早い時間。“津崎らしくない”
  土と一緒に泥のように眠ってたせいで二度寝は難しそう。
  とりあえずシャワーを浴びてくることにした。 ]
(113) 2022/10/15(Sat) 10:39:47

【人】 帰宅部 津崎絵音




『武藤』


『漫画読みたいっていってたじゃん』


『あの映画になったやつ』


『貸してくれんの?』

『いや』


『お前にやるよ』


『だから出来るだけ早く読んどいて』
(114) 2022/10/15(Sat) 10:40:10

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 汗を流しすっきりした後開いたのは、友人同士のグループ。
  おはようの挨拶一つなく用件から始める。

  運動部所属で朝が早い相手からは、予想通りすぐ返信が来る。

  あの少年漫画はオレも好きだったんだけど。
  後悔はないようにと、決めていたから。>>0:298

  置き勉派の軽い荷に話題にした漫画を詰め込んで、
  リビングに近寄ることもなく家を出ることになる。
  母親はもう朝から食事なんて用意出来ないし、
  昼まで寝ているから、避けなくてもいいんだけど、

  出来たばかりのメッセージグループからは>>4
  その時もう通知はあっただろうか、未だだろうか。
  どちらにしても朝は名前を眺めるだけで、
  開くことは無く、アプリを閉じた。 ]
(115) 2022/10/15(Sat) 10:40:30

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 始業時間より大分早く到着すれば、
  漫画はさっさと相手の机に積んで教室を出た。

  大丈夫そんなに巻数多くない。すっきり終わった作品だし。
  オレが持ち運べるものを運動部が運べないわけあるか。
  教師から隠すには困るかもしれんね。知らん。

  そうして遅刻魔は朝っぱらから廊下の窓の前に立っている。
  誰かが来るか校門の方を眺めているのではなく、
  視線の先は旧校舎がある方向。

  敷地の外れにある為に、>>0:n1
  少なくとも此処からは趣深いと称したあの建物は見えない。

  それなのに食い入るように、視線は動かない。* ]
(116) 2022/10/15(Sat) 10:40:44
 

 メッセージグループは大賛成で、
 あたしもきっちり登録してもらって
 とりあえずグループにぺいっとスタンプひとつ投げておく

 animalが驚いている顔のやつ
 今のあたしの表情と、なんか似てる気がしてたから。 *

 

【人】 帰宅部 津崎絵音



── 昨夜のこと/グラウンド ──



そうだよ、時間を貰えたんだからしっかり考えて

[ 何でもない顔をしようとしている、なんて>>117
  全く気がつくこともなく、冗談の続きも始めずに。

  その時のオレは千葉と話しているようで、
  此処にいない“彼女”のことしか、願う先の結末しか
  考えられていなかったのかもしれない。 ]

…………幽霊っていうより、神様みたいだった

[ 少しのおどろおどろしさも無く、白く光る姿
  思い出しながら息を吐き、目を細める。

  それからまた、千葉すらも意識から外してしまい
  やがて誰かと連れ立つこともなく一人帰った。* ]
(131) 2022/10/15(Sat) 13:47:16

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 少しづつ登校してきた生徒が増え、騒がしくなる。
  件の武藤は既に練習に出ていて顔も合わせておらず
  誰かに声は掛けられることなく、佇んでいたので。

  完全に意識が逸れており、
  ごく普通の挨拶に思いっきり肩が跳ねた。>>121 ]

何、オレのこと馬鹿にしてるの?

猛吹雪に決まってるじゃーん

[ 笑う側になる筈だったオレをビビらせんな。
  ……多分、こっちがぼうっとしてただけで
  千葉は普通に声掛けたんだけど。

  振り返った時の睨む表情はすぐに失せ、
  雪じゃ済まさないぜ、と笑って胸を張る。

  全く誇るべきところではないけど、
  こーいう風に振る舞ったほうが安心するでしょ。 ]
(132) 2022/10/15(Sat) 13:48:30

【人】 帰宅部 津崎絵音



おはよ、千葉
軽音ってこんなに早くから練習が……あ、もうこんな時間?

[ 改めて挨拶しつつ時間を確認したら、思ったよりは早くない。
  飽きもせず一人で長いこと突っ立ってたらしい。

  普段から怠慢な奴が早起きしたところで、
  時間を有意義になんて使えないんだね。 ]

なんかさ、昨日すげーぐっすり寝たわ
お前はあの後寝れた?

[ 窓を背にし寄り掛かり、少し廊下の様子に目を向ける。

  取り決められた大切な秘密だけど>>3
  幽霊とか旧校舎とか具体的な単語を出さなきゃ、まあ大丈夫だろ。

  自分の様子を含め、昨夜のことは大体覚えている。
  だから特に変わりなく見えた相手を心配はしてない、
  心配される側だった自覚がある。

  だからただ、何気なく聞いてみただけ。* ]
(133) 2022/10/15(Sat) 13:49:24

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ その問いにはどう返せばいいか分からず>>178
  触れることなく別の話をした。

  イジられもせず真面目に問われて恥ずかしかったわけではない。
  解釈に身を任せるのもどうも気が引けて、
  本当の理由もなんだか言う気になれなくて。

  自分に関係ないことはろくに記憶しちゃいない
  逆に言うとそうじゃなければ覚えている。

  千葉はあのオレをどう思ったんだろう。
  何か思うほどオレを知らないといえば、そうかもしれないけど。

  元通りなようでそうではない。
  板についてきた“らしさ”を一時忘れた代償。

  自分を何も知らないから好ましい、なんて
  随分酷い友好感情の向け方かもしれない。
 ]
(179) 2022/10/15(Sat) 16:01:45

【人】 帰宅部 津崎絵音



ふーん、そういうもの?

[ 朝練は千葉のところには無いそうだ。>>159

  軽音にも部活にも縁遠い学生生活なもので分からず
  部員の個性というよりは、
  どこの学校でも軽音楽部はそうなのだろうと解釈した。 ]

寝れなくてベースとか流石だな
でも、そういうのは防音室でやるもんだ

[ 眠れない時の暇潰し、普通はスマホをいじるとかではないのか。
  それくらい本当に好きなんだろうと、
  他メンバーの歌声や演奏を支える低音を思い出した。

  うちは一戸建てではあるが、
  ピアノが置いてある部屋にその辺の対策はしてある。

  真っ当な人間は基本夜に寝るからな。
  勿論職種で色々あったりもするだろうけど。 ]
(180) 2022/10/15(Sat) 16:02:06

【人】 帰宅部 津崎絵音



……おー、そうだな

[ 言葉を選びながら千葉が口にしたのは>>160
  きっと、心からの言葉だろう。

  通りがかった生徒を目で追うふりをして、
  一時視線を相手から逸らしながら答えた。 ]

でも、待ち時間が長いんだよな。三日とかさぁ
オレは昨日済ませる気で行ったっつーの

千葉がアレのことで相談あったらいつでも聞くぞー?

[ 暴露大会は無くなってしまったことだし。
  ──まあ、皆に本当の願いを言うつもりは無かったが。

  願いのことを知らず、あまり乗り気でもなかった千葉に
  昨夜は最後に少しきつい言い方をしたと思う。
  もし自身の中に秘めず誰かに話したくなった時は、
  自分でいいなら話を聞くつもりはある。
  
  別の理由で心を重くしたとは露知らず。>>157
  要らないかもしれない提案をしたのだった。** ]
(181) 2022/10/15(Sat) 16:02:56
 

  おはよう。
  みんな無事に帰れたか?


[朝、多くの生徒が登校を始めるであろう時間、
 大木はグループにそんなメッセージを送った。

 いちいち返事が無くとも、
 既読人数で皆の無事を察するであろう]**

[始業時間そろそろかなとスマホを見ると、
大木さんからのメッセージに気づく。]

 おはようございます。無事帰還しました。

[メッセージに反応したよの意思表示である
サムズアップの記号でも付けとけば良いかと思ったが、
なんとなくそれだけだと事務的すぎる気もしたので
簡単にグループ宛に返信を投げた。]**

 

 『 おはよー 』


 ひと言とともに鯖のサムズアップのスタンプをぽち。
 事務的になるというのなら。
 鯖でも送っておけばいいのだ。*

 

【人】 帰宅部 津崎絵音



あー、……そうだよな
今無いからそうしたんだもんなぁ……

[ その言葉と仕草にはっとし、少し肩を落とした。>>182

  多分こいつの家は、楽器を持っているのは本人だけなのかも。
  何も分かってないみたいだ。
  部活動のことも、千葉のことも。

  もっと知っていくべきなのかもしれない。
  そんな時間があるわけもないのに。


  見えるわけもない口許をマスク越しに覆い
  「ごめん」って一言謝罪した。 ]
(236) 2022/10/15(Sat) 20:41:40

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ やっぱり千葉の悩みのラインってそこなんだ。>>183
  自分との差を改めて感じさせられたけど、表に出さず頷いた。
  内容がどうであれ助けになる気は変わらない。

  それから、昨日あれこれ気にしてくれたことを思い出す返しに
  少しばかり沈黙することになる。
  寄せた眉は不快感の表現ではなく、思考の為に。
  
まず前髪でこれもまた見えないかもしれないけど。
 ]

んー、オレはむしろ悩まないようにしたいみたいな
悩むとドツボにはまって、
何も解決しないほうを選んでしまいそうというか……

出来るだけ考えないで、
三日間有意義に過ごせたらそれで……?

[ 言われて考えて、自覚するものがある。
  不動なんじゃなくて、揺らがないようにしたいんだ多分。
  
誰にだって██本能くらいあるもんだ。


  垂らしたままの右腕を、左手で摩った。
  時折行う癖のようなもの。* ]
(237) 2022/10/15(Sat) 20:42:19
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a29) 2022/10/15(Sat) 20:46:18



[ 思うことが沢山あったり漫画全巻テロに文句を言われたり
  眠らなかった割に頭と口が忙しくて、
  グループを開いたのは昼よりは前って程度。 ]


すみませんなんか魚屋の人いません?


[ 何故か鯖推しが凄い誰かがそこにはいた。
  姿は見たら思い出すかもしれないけど、
  名前だけじゃ分かんねーや。

  刺し身盛り合わせのスタンプを投下。
  なんでそんなのがあるのかは知らん。作った奴に聞け。
  これがオレの生存報告だ。 ]

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ グループの中なら何も伏せずに喋れるんだろうけど、
  どうしたものか、真面目な話を躊躇う理由があった。

  参加者一覧に乗る一人、
  存在に気づいて以降気に掛ける余裕も無かったかつての妹分。

  冷静さを失っていた癖によく覚えている。
  あれ、お前の声だろ秋氏Bあいつって誰なんだよ。>>229

  無邪気に語られたピアノへの気持ち>>0:620
  切っ掛けも想いも自分と同じで、
  一層に彼女が可愛く思えた記憶。

  なんで二人共、こんなに変わっちゃったんだろうか。

  離れた彼女を追い掛けることもなく、>>0:616
  完全に繋がりが絶たれたのは自分自身のせいで。>>0:617
  今ではこちらが逃げていた。 ]
(243) 2022/10/15(Sat) 21:30:32

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 夏実からもそうだ。
  この高校に通う筈がなかった二人は、一年前出会い。>>0:621

  息が詰まる心地で立ち尽くす、妹と自分の馴染みの後輩へ
  笑顔で名前を呼び、再会を喜んできた。

  よくあると言えばそう、けれど理想と違う夏実の現在。
  少しの陰も差していないように見える語り部の姿が

  
──憎くすら感じたのだ、オレは。


  母のお気に入りだった夏実は明るく、才能に溢れ、理知的だ。
  幼い頃、発表会で初めて会った時も
  紹介される前に「絵音くん」と呼ばれて驚いた。

  勿論母が話していたから初対面で呼べたのだろうが、
  家庭の話をする程好かれそして記憶していたのは夏実。

  惨めな自分をこんな光のような人間に見られたくない。
  もしかしたら教室を閉めた理由とオレの現在も
  彼女の中では語られずとも結びついているのかもしれない。 ]
(244) 2022/10/15(Sat) 21:31:16

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ それからすぐ、見つけては逃げ回るようになった。
  声を掛けられて、聞こえないふりをして去ったこともある。

  罵詈雑言なんて吐けないよ。
  自分の全てがあいつに負けてるって分かっていたら。

  夏実のことだから、多分それでもオレを嫌いにはなってない
  今の彼女は忙しいし、周りに沢山人がいる
  だから逃げていく昔の弟分なんて、構えなくなっただけだろう。

  
  そんな誰にでも愛される少女が
  無気力に自堕落になっていた落伍者に願いを抱かせた。

  あの笑顔の下にある哀れみを思い描くと吐き気がする。
  同じことを他の、昔を知る奴らからも想像してしまう。

  無意味な死体同然なら、
  本当に墓の下で眠れればよかったんだ。 

  誰もオレを見ないでくれ、忘れてくれ。
  大多数を変えるのが困難なら──*
 ]
(246) 2022/10/15(Sat) 21:35:26
 

  既読とともに鯖が跳ねているスタンプが躍る
 ぴちぴち

 SNSとかメッセ―ジのレスポンスは
 正直多分、早いほう。

 

 
 
 「 今日は禁断のバターサンド作るよ、秋緒ちゃん! 」
 
 
 あ、料理部の伝言にちょうどいいかも。
 
 

【人】 帰宅部 津崎絵音





……まあ、オレは使わないけどね

弾きたい時に弾きたいよな、やっぱり
じゃ、その未来の為には勉強も頑張らないとな

[ 今は、とは心の中で付け足した。
  相手が千葉じゃなかったら、全てが胸に秘められたかも。

  嫌なこと言ったのは事実だから、
  普通に謝罪を受け止めてもいいのに。
  目つきで誤解されそうって勝手に思ってるけど>>255
  実際嫌味なく凄い素直な奴、というのは勝手な評価。

  まだまだ遠い話だが、良い物件が見つかるといい。
  学力はどんなものだったか、ちょっと今は思い出せないけど
  多分大学に行って、また音楽のサークルに入ったりとか
  するのだろうかと他人事のように想像していた。 ]
(274) 2022/10/15(Sat) 22:58:49

【人】 帰宅部 津崎絵音




繊細、か……千葉にも色々あるんだな

[ 呆れなんてしない。相槌を打つ様は静かだ。

  ただ、千葉のことは跳ね除けたくならないだけで
  夏実とはまた違う眩しい存在でこちら側ではないと
  夢を聞いた時同様に思っただけ。

  浮かぶ願いが無い人間は人間で、悩むものらしい。
  それはまるで神様に試されているみたいだ。
  やっぱりあれをただの幽霊だなんて思えない。]

“アレ”の期待には応えられないのかもしれないけど
時間切れで今のままずるずると、は避けたいな
なんかオレ達、真逆?
  
[ いつもなら繊細な内面とやらについて>>257
  からかったり、詳しく聞こうとするわけだけど
  どうもそうする気にはならず。
  
  続かない言葉の先を促さない、心にも留めない。
  共感を示してくれているから、
  有意義の三文字が示す大雑把さにでも何か思ったのかと考えた。
  そこは自分でも残りの時間何をするか、迷っていたし。

  秘めるものの一片を晒した自覚は芽生えなかった。 ]
(275) 2022/10/15(Sat) 22:59:05

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ それでも、色々剥げかけてるのは分かる。

  馬鹿なこと話しながら戯けるのは出来るけど
  核心に触れる話で自分誤魔化すの得意じゃないのかも。

  それか、千葉が不躾に踏み込んでこないから
  警戒心みたいなのが失せてるのだろうか。

  と、考えつつその優しさに頷いた時>>258
  
──盛大に腹の音が鳴り響いた。



……とりあえず今は、飯食うのが一番有意義っぽい

[ コンビニで朝食買ってくるの忘れたわ。

  購買はもう開いてはいるが、始業に間に合うかどうかが問題。
  行ってくる、と千葉に挨拶し
  教室から財布を持ち出し急いで向かうことにした。* ]
(276) 2022/10/15(Sat) 22:59:23
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a35) 2022/10/15(Sat) 23:01:32



[ え?どういうこと?
  この鯖も刺し身みたいに調理してってこと?
  美味いよね分かる。いやそうじゃなくて。

  凄い早さで返ってきて、真面目な考え事をしていただけに困惑。
  もう魚屋の鯖女扱いしてしまいそうだぞ。
  女子高生ってもっと可愛いスタンプ使わないんですか?

  とりあえず包丁の絵文字を送っておいた。
  美味しく捌かれておけ、鯖。 ]

 
[朝のSHRが終わったあと、
ひとまず大木先輩のメッセージに対し
お返事をしておく。]


 おはようございます。
 こちらは大丈夫です。


[現実の姿は見えてないと思うので、
どうか気にしないでください。]

 

 
[ところで、鯖のスタンプには
なんて反応するのが正解なんだろう?
刺身と包丁が添えられていたら
なんとなく後に続いた方がいいのかなと思って、
でもちょうどいいスタンプが思い付かなくて、
私は少し悩んでしまった。

最初から入っている「生き物」欄の中から、
海の生き物を適当に…普通に魚でいいのかな…

よし、このへん送っておこう。]


[クラーケンのスタンプ]
*
 


[ 猫が魚食ってるスタンプを送った。
            サバ美味い。 ]
 

【人】 帰宅部 津崎絵音



音楽大学か専門?
一般入試が無くて実技試験だけのところを選べばいけるな
面接はどうしたって避けられないけど

[ なるほど、普通高校から進路に向けた場所に進学するパターン。
  自分とは違う為に見落としていたらしい。

  本当は将来について考え始めなきゃいけない時期なんだよなぁ。
  そう思うと、つい真面目に助言してしまった。
  昔は音楽関係の学校についてよく調べて、
  自分とは無関係の学科のことまで多少知識として得ている。

  因みにこちらはお察しなんで、千葉の成績を覚えてたら>>286
  一般入試もいけるじゃんお前はとか言ったのだろうが
  実際のところ底辺から見上げて良く見えてる部分はある。 ]
(323) 2022/10/16(Sun) 1:19:13

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 千葉はいつもみたいなやり取りのほうが良かったのか。
  真剣味のない返答が重ねられ、ついに少し笑わされた。>>287

  茶化さなくても良いのにな、と思うけど
  こういうの挟んでいかないと、オレららしくないのかも。

  こちらが望んだから今の形の関係性になっている部分は、
  確かにあるのは分かっている。

  何でも素直に打ち明けて、内面を躊躇いなく覗き込めるなら
  多分この高校にはいなくて、千葉に会わなかった。

  ままならないな、人生ってさ。 ]
(324) 2022/10/16(Sun) 1:19:30

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 購買が開いてるかと最初は思っていたが>>276
  すぐ開いてないことに気づき、千葉に見送られて>>288
  笑うなとか怒る余裕無いから
  やけくそで頑張りますと言って走りましたとも。

  まあ間に合いませんわそんなの。
  登校時に寄れなかった場所に遅刻覚悟でUターンして行くのは
  中々悔しかったです。おかしい、日常だった筈なのに。

  あいさつ運動の風紀委員がいたら滅茶苦茶気まずかったが
  時間的にはどうか分からない。
  朝の内に合計四回校門を通るところなんて見られたくないので
  いなかったら走りながら安心したことだろう。

  間に合ったか?言わせんな想像通りだよ。* ]
(325) 2022/10/16(Sun) 1:19:56

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 因みに日常だったのは、Uターンではなく遅刻です。>>325
  こんなこと日常であってたまるかよ。

  それからはふつーに過ごしたんじゃないかなオレは。
  居眠りしないだけで、
  たまにスマホを見て不可解そうにしたり悩んだりしていただけで。
  起きてる分普段より誰にでも反応は良かったと思う。

  ただ、放課後は帰宅部の癖に中々帰ろうとせずにいた。
  ……どうしても離れ難いものがあったからだ。
  まるで、小さい子供がぬいぐるみを手放さないみたいな心地。
  
救いの在り処から離れるのは、心細い。


  帰り難いだけで、旧校舎に一人で行こうとはしない。
  “神様”との約束は守らないと、
  蜘蛛糸が登りきる前に千切れちゃうかもしれないし。

  期日が終わるまでに自分自身が日和らないことを祈るばかりで。
  その時点で、心が決まってるとは言い難い。
 ]
(330) 2022/10/16(Sun) 1:32:51

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ ああ、でもあいつはどうなるのかな。

  なんて、アプリ越しにも話しかけられないでいる奴が思っても
  無責任な心配でしかないんだ。

  酔が冷めたように(飲酒経験はありません)
  思い出した言葉の意味を、オレは今も知らない。

  窓際一番後ろ、居眠りに格好の席で
  変わっていく空の色を眺めていた。*  ]
(331) 2022/10/16(Sun) 1:34:41
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a38) 2022/10/16(Sun) 1:40:47




  おはよう。ちゃんと生きてる


[ 通知を見てグループを確認すれば、
 大木から始まるおはようの流れに、それだけ ]
 

[昼休み。
 通知の量に気付いてグループを覗いてみたら、
 そこは調理場であった。

 鯖が飛び刺身が盛り合わされ、
 作るお菓子の予告があり、
 鯖が更に刺身にされていた。

 ついでに猫も鯖を食っていたし、
 クラーケンもいたが。

 その流れにすっかり和んでしまって]


  みんな元気そうだな!


[一言送るついでに少し悩んで、
 
クマが幸せそうに魚をくわえているスタンプ
を送った。
 たぶん鮭。

 真面目な返信ももちろんちゃんと読んだ。
 大分気楽になって大助かりであった]*

[宛先は秋月個人。
 時刻は昼休みごろ]


  秋月は何か願うつもりはあるのか?


[スタンプをつけるでもなく、ただ一文を送った]*




 [ 
鯖いばる!



  せなちゃんが前くれたスタンプから
  ボクはひとつ送ってみます。

  授業中でしょうか。
  送ったあと、
  考えに至れず申し訳ないと思ったのは、
  時計を見上げた時のこと。 

  二限には間に合うであろうそんな時間。]*

 




[ スマホいじりながら不可解を顕にしてた理由なんて
  ここ以外にあるわけねーんだよな。

  板前気分になった後、昼休みに覗くとまた増えている。
  ……だからなんなのこの魚臭いグループ。

  つるんでる奴らとのやり取りはいつも簡潔に用件だけなんだけど
  これが普通なんですか?嘘、あいつらも裏ではこうなの?
  クラーケンからは目を逸らした。
  こいつも捌けるかな?みたいな挑戦かと思ったのだ。]

幽霊に会ってから俺は超元気超ハッピーっすよ、副会長

[ お陰で気負いみたいなのはお陰で抜けてきたところはある。
  魚以外の話が漸く書けて嬉しい。
  まあ、その人も鮭と熊のスタンプ貼ってたけど!

  もう副会長じゃない?
  親しくないといつまでも目立ってた頃のイメージのままさ。  ]

 
[ その中のひとつのメッセージ
 料理部の先輩からの、何故か己個人に当てたメッセージを見て、
 えっ、なんでグループに……?と疑問が浮かぶ
 生存報告かつ、料理部の宣伝になっているとは、分からなくて
 そこにも、返答はしなかった
 グループに送るのはなんか違う気がした ]
 

[空き時間にグループを覗いて、
 未だに副会長と呼ばれていることに気付き


  新しい副会長も覚えてあげて?


[そんな抗議文を送った。

 新副会長は2年生、目立たない大人しそうな女子である。
 仕事ができるタイプなのには間違いなく、
 彼女を副会長に推したのは他ならぬ大木であるが、
 役職を抜きにしても目立つタイプの大木の後任では
 覚えてもらうのに苦労するのかもしれない]*

 

 かなちゃんに個人宛でメッセージを送ったのは
 そのあとのことだ。


 『 今日お休み? だいじょうぶー? 』


 って。ひとことだけ。 *

 



天ヶ瀬って秋獅ニ仲良いの

[ 自分宛じゃないものに反応はしなかっただけで
  知り合い同士の思わぬ繋がりは目に留まっていた。

  淡白な文章で聞きたいことを簡潔に問い掛けたのは、
  勿論個人メッセージ。天ヶ瀬とは違うのだ。 ]

あいつ最近どうしてる?

[ 多分送ったのは千葉が教室を出て行って少し後。

  昼休みともなると、
  オレみたいに席でだらだらスマホいじってる奴ばかりじゃない
  特に返信が遅くても気にはしない。
  何なら後日でも構わない。

  むしろ気軽に話せることではない為に、
  返ってくればこちらが悩み始め中々書けない気はした。* ]

帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a57) 2022/10/16(Sun) 15:58:59

 ── To:絵音 個人メッセージ ──
 
 
  同じ部活だから、時々顔を合わすよー
  あ、時々って言うのは
  僕も秋獅ソゃんも掛け持ちだからね
 
  秋獅ソゃんはねー
  最近、お菓子作り上手になってきてるよ
  楽しんでるなって感じる事も増えてきたし
 
  絵音は秋緒ちゃんと知り合いなの?
 
 
[ " 姉 "が地雷でキレたことがある、とか。
  彼にとって本当に必要な情報でない限り
          僕から語る事は無くて。 ]*
 
 



姉貴のほうも含めて、他人以上幼馴染未満みたいな
でも今は関わりないからあんま知らない

元気にやってるならいいや、どうも

[ 接点の詳細は読むだけ読んで、特に触れない。
  直接話していればそうでは無かったかもしれないけど、
  SNSだと誰にでもこんな感じ。

  呼び方や近況報告も含めて、
  思ったよりも深い関わりがありそうに感じた。

  そんな相手に部活を楽しんでると言われたら、
  確かに聞いたと証明できない情報を元に
  何かあるだろうとは問い詰められない。
  それ程の意味も資格も示せない。 ]




あと三日。
天ヶ瀬にとっては短い?長い?

[ もう一つ、話を切る前に質問があった。

  遠回しにしか触れられないのは、自分の事情のこともあり、
  あまり良いやり方で相手にも願いがあると知れたわけでない
  そこを多少気にしている部分もあった。* ]


 せなちゃん 昨日はありがとうございます
 ボクもちゃんと学校にはこれました

 委員のお仕事が今日はあります
 がんばりますよ!


 [ お昼頃ならボクも学校にいます。
   今日は裏庭の花壇にお水をあげる当番なんです。

  あたしって鯖鯖してるから
  って、スタンプを添えます。

  せなちゃんがくれたスタンプは
  なんだかシャレが多いです。


  昨日の"内容"には触れません。
  朧げに覚えてるせなちゃんは、
  楽しいとか面白がる顔ではありませんでしたから
  巻き込んでごめんなさい、
  そんな気持ちもなくも、なくて。 
  ボクは至極、いつも通りでした ]*

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 放課後/2-C教室 ──




[ 廊下から聞こえる足音も、意識の内には無い。
  下校していく生徒の姿を見ているようで見ていない。
  それでも名前を呼ばれれば、我に返るというものだ。>>510

  窓の向こうを見つめることを止め、
  目前に立ち並ぶ誰も座っていない幾つかの机を捉えた視線が、
  ゆっくりとドアがある教室の右側へ移動して、

  ああ、開いたままだったんだと思う余裕も無く>>508
  ──声の主の姿を認識し、目を見張った。

  今日一日、画面の文字列としてすら近寄れなかった相手が
  気がついた時には既に境界の内側に。>>509

  饒舌な軽口はおろか、自分からは声一つ発せられなかった。

  ああ、しっかり姿を見たのは初めてかもしれない。
  本当に姉に似ていない。
  けれど、嬉しそうに駆け寄ってきた時の面影は今もそこに
  勝手に見いだせてしまうものだから……
  今まで逃げていたことなんて、その瞬間は忘れてしまって。 ]
(532) 2022/10/16(Sun) 18:33:21

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 問いを、向けられてしまった。

  その口調は昔に近いように感じられたのだけど、
  やっぱりその声を、昨夜グラウンドで聞いた気がする。
  なんて、お互い様だとは知らずに確信を強めながら。

  低く喉で嗤った音は、聞こえてしまっただろうか。 ]


…………、

[ 教室を辞めたことは母から知るしかなく、>>511
  顔を合わせた時には慣れ親しんだ呼び方も変えられていて

  それでも優しく微笑んで、何も言わなかった「絵音さん」は
  「秋氏vちゃん、と
  小さい頃のようにはいかない距離感を分かっていながら
  出来るだけあの頃のように、と接したものだった。

  今は口許は覆い隠され、
  自嘲気味の歪む笑みを見られることはない。
  
  認識すらされたくなかったのにな。
  夏実の時もそう、上手くはいかない。
  本当に逃げるなら、学校を辞めるか死ぬべきだった。 ]
(533) 2022/10/16(Sun) 18:34:10

【人】 帰宅部 津崎絵音



神様のことだよ、秋

……白くて綺麗な、ね

[ 昔の口調に、違う呼び方。
  素直なようで、曖昧な言葉で本当に聞きたいことを告げない。

  そりゃ、心配だった年下の女子に先に会いに来られる先輩は
  臆病で情けないにきまってる。

  嫌われたくない想いもどこかにあるんだろう。
  今のお前のこと何も分からなすぎて、
  そっちも同じなんて思いもしなかったけど。>>512 ]

部活に行かなくていいの?
楽しんでるみたいだって、聞いてるけど

[ そんなことすら他人に聞かなきゃ知らなかった奴が言うには
  お節介で、女子高生にとっては鬱陶しいかもしれない。

  キモいと言われてもまあ、受け入れよう。
  辛くなるまでは、逃げないように足を床に固定しておこう。

  だって、この数日間が██だから。* ]
(534) 2022/10/16(Sun) 18:35:45
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a60) 2022/10/16(Sun) 18:37:43

 ── To:絵音 個人メッセージ ──
 
 
  元気な時もあるけど
  元気じゃない時もあるみたいだから
 
  もし、この言葉で心配に思うんだったら
  一度声かけてあげてね
 
 
[ 姉妹共々知っているというなら、 
  彼の言葉から僕が触れられるのはこれぐらいかな
  お昼に送ったこのメッセージを
  彼がいつ読むのか分からない。
  既に会った後なんて事もあったかも。
 ]
 
 
  うん、あと三日だね 短いよ
  すぐにでも叶えたい願いだったはずなのにね

  もし願いを叶えたらどうなるか
  その先も考えておかなきゃだし 絵音は ? 
 
 
[ うどんのびちゃった。 ] *
 
 


[ なんやかや増えている通知を確認すれば、
 聖奈が最初に貼った謎の鯖スタンプのせいか、
 グループ会話の窓は魚であふれ返っている ]


  
え、ここって水族館だった?



[ 私は普通に言った。
 たぶん放課後になって、
 人によっては下校し始めるくらいのタイミングだった ]
 

 


 『 よかった。
   無理しないでつらかったら休むんだよー
   今日もがんばろーね! 』


 
キャッ鯖!!!
って書かれた
 謎の植物を手にした鯖の、謎のスタンプを添えて。
 もちろんかなちゃん個人宛だよ。

 


正直かなり難しいかもしれない
でも、努力はしたいと今は思ってる

[ こちらは諦め秋獅フ話を切ったつもりだったけど、
  天ヶ瀬は予想外に更に返してきた。

  それって誰にでもあることでは、と思ったのは一瞬。
  そうじゃないから、声をかけてなんて言ったんだろう。

  抵抗心の存在は認めざるを得なかったけど、
  この三日間をどう過ごしたいかはもう決めていたから。
  する前に本人がやって来るなんて思いもせずに、


  どうにも頼りがいは無い指針表明をした。
  日頃の行いが悪いんです。すまん。 ]



オレはすっげぇ長く感じてる
あの時すぐにでも叶えてほしかった。そう言えなかったけど

多分、その先とか考える必要がない願いだから
お前と違うんだと思うわ。

お互い、叶うと良いな。どんな願いでもさ

[ 最初願いへの気持ちは同じだったみたいなのに、
  天ヶ瀬の中では何かが変わったらしい。

  気になる部分はあるにはあるんだけど、
  秋獅フことを聞かせてもらった後に次は天ヶ瀬について
  それで自分の願いは云いたくないでは、身勝手に思えて。

  同じような願いではないのは分かったつもりだから、
  それでとりあえず今のオレは満足。

  返したのは午後の授業の合間だから、
  多分それ以上食事の邪魔はせずに済んだんじゃないだろうか。* ]

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ 楽しく過ごしているようで安心した。
  兄らしく世話を焼いたつもりは、確かにあった。

  かつてのように変わった呼び方、聞き落とすわけはない。

  でも、ここにいるのは純粋で優しい兄貴分じゃない。
  優しい問い掛けは、彼女が本当は何を聞きたいのか理解した為に

  出来れば柔らかく接する内に出て行ってほしい、と
  別の理由も含めたものだった。

  願いで誰かを退けた先で普通に生きられるのか
  何よりそこまで追い詰められている心は大丈夫なのか
  死んだ未来のピアニストの残骸が懷く、親愛と心配。
  自分を■へ走らせる部分に踏み込まれたくない防衛本能。


  矛盾した感情が、この邂逅に苦を含ませる。

  まるで両側から綱渡りをしているかのよう。
  
つまり衝突は避けられないことになるけど。
 ]
(588) 2022/10/16(Sun) 21:49:34

【人】 帰宅部 津崎絵音



何もしなくてもテストでオール満点取れるようにして下さい、かな

…………、って言ったら、信じる?

[ いつもはもっと面白い冗談と上手い嘘をつくんだよ。本当に。
 
  追い詰められているのが痛いほど分かる。
  仮に秋獅ヘそんなつもりじゃなくても、触れるなら同じこと。

  誰かに哀れみを向けられ、
  社会的倫理と一般常識に基づき止められるなんて
  
絶対に許せない、耐えられない。


  ましてや内容から何かに気づかれたら、……。

  多分、母親からは才能よりプライドの高さを継いでるんだ。

  だけどそんな風に聞かれた時点で、
  きっともうどこかは駄目になってるんだ。 ]
(589) 2022/10/16(Sun) 21:49:53

【人】 帰宅部 津崎絵音



……秋獅煢エの声が聞こえていたんだね

[ だからこちらも触れよう。

  そうじゃなきゃ来ないだろ此処に。
  声が低く変わってしまったのは、仕方ない。

  いくらかつてのように呼ばれても>>559
  どこか幼く問いかけてきても>>560

  同じままでは、いられない。
  どうしようもないくらいに変わり果てている。

  他人の願いが気になるだけなら、
  天ヶ瀬やらいるだろう親しい女子でいい筈だ。
  お互い気まずい相手を選ぶことはない。

  今更向き合い関係を戻したいと思える精神状態なのなら、
  問題の相手が誰であれ、“あんなこと”を口にはしない。

  秋獅ヘ気づくだろうか?
  あの誰かへの殺意めいた言葉をかつての兄貴分が聞いたと。 ]
(590) 2022/10/16(Sun) 21:50:37

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 何を思いその言葉を繰り返したのか、分かる筈がないけど>>557
  蘇ったのは小さな手が懸命に奏でた聖なる曲。

  今では祈りを捧げる対象は、救いを求める相手は
  まるでこちらを試しているようにも感じた白い幽霊。
  秋獅烽ワた、そうなってしまったのだろうか。>558 ]

お前をそこまで追い詰めたのは誰?

[ 秋獅ェ答えるまで、何を返されるか分からない。>>556
  人生においてはほんの数年。
  子供にとってはとても長い時間。

  離れすぎたことで、お互い何も分からなくなってしまった。
  きっと、秘めたいことだけを両者知っていて。

  自分はそこからまだ逃れようとしながら、
  相手を気にするのは、こちらの方が大人に近い故の狡さ。* ]
(591) 2022/10/16(Sun) 21:50:57
 
―  to:天ヶ瀬くん ―


 人に聞かれると
 あんまりよくないかもしれないから、


[と、 天ヶ瀬くん宛てに
短い個別メッセージを送って。]
 

 
―  to:天ヶ瀬くん ―


 願い事が、何もないわけじゃないんだけど。
 それって幽霊に叶えてもらうような
 そんなお願いなのかどうか、わからなくて。

 私はまだ、具体的には決まってない。

 天ヶ瀬くんは?
 お願い事、何か考えてる?

 

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ つまらない戯言を返されて、黙ってしまった秋氏B>>609
  否定することもしない姿は、
  いじめられてる小さい女の子みたいだと思った。

  そうだろうね。オレは酷い奴なんだ。
  ろくでなしと親しく接してくれるクラスメイトや友人とも、
  踏み込まれない距離感を自分の事情で作り上げるくらいには。

  でも一番酷いことをしているのは今だろうね。
  多分、思いっきり彼女を突き刺してしまった。>>611

  だからそれ以上傷つけないように、
  語られる全ては悲しい願いで終わるその時まで。>>615
  じっと黙って聞き、考えてから口を開いた。 ]
(635) 2022/10/16(Sun) 23:57:58

【人】 帰宅部 津崎絵音



俺も夏実のことは、入学してすぐ話して以降避けてる
ああいう奴だから辛いんだろ?分かるよ

[ あの昏い願いが向く先が実姉であったことに
  聞いていて驚きも咎める気持ちも浮かばなかった。

  悲しい程に共感と過去との照らし合わせの納得を得た。
 
  誰にでも愛される夏実、優秀な夏実
  本来厳しい母にも気に入られて、きっと秋獅ヘそうじゃなくて。
  両親の思いから始めたピアノも、恐らくその為に辞めて。
  想像出来ないところでも、何度も似た経験をしたのだろう。

  曖昧な言葉が示すところすら、理解出来た。 ]

……小さい頃は好きだったんだけど
今はあいつを見てると、惨めになる。

[ 淡い初恋も、とうに過ぎ去り憎悪まで抱いてしまえば
  もう味もしない過去で、淡々と語るばかり。
  その妹に打ち明けることへの躊躇いも無い。

  他人と家族では苦痛の度合いが違うけれど、
  同じ気持ちだって、伝えたかった。 ]
(636) 2022/10/16(Sun) 23:58:18

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ でも、変わってしまったオレ達が似ているのなら

  苦しめたのは、夏実だけじゃないんだろう? ]
(637) 2022/10/16(Sun) 23:58:43

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 静かに立ち上がり、何も言わず二人の距離を足が埋める。

  妹のようだった彼女の手を取り、
  許されるのなら包もうとした。

  動きは遅い、特に右手はそう。
  嫌なら避けるのも振り解くのも容易だと思う。
  オレは筋力は弱いし、力もろくに込めてない。

  一つの圧倒的な光が作る陰の中にいる者を
  一時でも暖めてやりたくなっただけ。 ]
(638) 2022/10/16(Sun) 23:59:00

【人】 帰宅部 津崎絵音



高校を出て、遠くの大学に進学すれば願いは叶う
家族っていうのは、ずっと一緒にいないことのほうが多い

もし干渉されても、避ける方法が沢山生まれる
それに時間が経てばあっちも離れていることが当然になる

[ 数年間耐えろと言っているに等しい発言。
  ここまで弱った相手には、
  また酷いことを言われたと思われるかも。

  そう考えながらも、口は閉じられなかった。 ]
(639) 2022/10/16(Sun) 23:59:14

【人】 帰宅部 津崎絵音

まだ何かを誰かに求めてるのなら、
与えられる場所を見つけて、幸せに生きていてほしい

……俺は秋獅ソゃんに、そう思ってるよ

[ 的外れならそれでもいい。
  でも、そういう意味としか思えなかった。

  はぐらかし答えない相手に語る必要はあるだろうか、>>612
  本当にもういいなら、
  何で隠していたものを吐き出すみたいに打ち明けたのか。

  どこか似ているようで、
  秋獅フ心には自分とは違う何かがある気がした。

  だからこれは、装いなんて少しも無いんだよ。>>608
  ずっと放っておいたオレが伝えられる精一杯の気持ち。

  受け取ってもらえるかは自信ないけど。 ]*
(640) 2022/10/16(Sun) 23:59:31