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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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冷めきった肉杭が、熱いお母さんの中に入っていく。
無理やり押し開く事はせずに、ゆっくりと。

お母さんのお腹は、今は明確に膨らんでいて、そこに『僕』が宿っている事を主張している。
――もっとも、それは新しい命とは言い難い、おぞましいもの。
生まれる事の出来なかった命が、生まれる事の真似事をしている。


やがて、先端がお母さんの純潔を破った感触がする。
結合部から、赤い粘性のある液体が伝わってくる。
――指の腹で掬い取って、口へ運んだ。

「――甘い。
お母さんの、生きてる証。」

舌の上で転がして、余すことなく味わって、喉の奥で呑み込んだ。

――肉杭が、お母さんの一番奥へ行きつく。
子宮口の向こう側に、『私』がいると思うと、胸の奥に暖かさが募る。

「我慢して、お母さん。
最初はゆっくり、ね?」

肉禊に下腹を擦り付けてくるお母さんをなだめる。
小さな子供に言い聞かせるように。
お母さんの中は狭く、冷たく固い肉杭を、なんとか咥えこんでいる状態だった。
このまま激しく動けば、お母さんに負担を掛けるだけになってしまうから。

緩やかに、腰が前後し始める。
先端が最奥に口付けて、離れる。
そしてまた、最奥に触れる。
それだけを繰り返す、穏やかな行為。

――♪


歌を口ずさむ。
カナおねぇさんに教えて貰った、「大好きな人を思い浮かべて歌う」という歌。
いつもは調子はずれにしか歌えなかったけれど、今は綺麗に歌うことが出来た。

お母さんの膣内を、胸を、口を。
『僕達』皆で、存分に愛でていく。
お腹の子はすくすくと大きくなって、今は妊婦さんのようになっていた。**

[あんなに………
         
したのに───]

[求められるままにすべてを晒し、
 生まれた時と同じく一糸まとわぬ姿になる。

 生まれた時も死に行くみたされる時も
 同じ姿になるなんて思っても見なかった。
 陶然が表情に揺蕩い、こころうつろを重ねる。

 彼から与えられる感情も感覚もぜんぶ受け止めて、
 彼の体も心もぜんぶ掻き抱く。
 結の舌が届く限りぜんぶの肌を征服していく様は
 あの時垣間見せた彼の欲求を思わせた。

 この男はきっと、
 そう遠くない内にこの身のすべてを知るのだろう。
 確信めいた予感に、肌が期待と恐怖で粟立った。]


  ……ん♡

[舌で多くを暴かれ切った後、
 彼の指は自身の蜜でしっとりと濡れる。
 くちりと音が鳴り、快感の小さな泡が弾けた。
 ゆっくり沈められる指はあっという間に二本に増え、
 耳すらもふやけてしまいそうな水音が室内に響く。]

  あ…… ッ あつ、 い … すごく、

[彼に導かれた先にあったのは強く鮮明な熱だった。
 ぐりぐりと押しつけられるそれは既に先走りが溢れ、
 伸ばした掌はたっぷりとぬめりを帯びる。

 冷たくはないだろうかという躊躇は瞬く間に蒸発し、
 滑りやすくなった真白い指が彼に絡みついた。
 人差し指が裏筋を辿り、残りの指で扱き上げる。

 お互いの腕を交錯させて互いの欲を高める行為が
 どうしようもなく気持ち良くて、もどかしくて。
 彼が自身の名前を呼び、挿入を望むのと
 耐えきれなくなった己が蜜口へ導くのと
 果たしてどちらが早かっただろう。]


  ……っ、あ うん、 ほし い……の
  いい…… の、

[彼の先端を擦り上げるように腰を動かした。
 どちらのものとも取れぬ体液が淫猥な音を響かせる。
 気を抜けばすぐに入ってしまいそうな熱、
 その頭だけを吞み込んでは入口で吸い上げ、ずらす。

 言葉とは裏腹に焦らすような仕草だが、
 彼が腰を押し上げれば簡単に破れてしまう抵抗だ。
 いや、抵抗ですらないことは、
 欲情しきった表情が物語っていただろう。]


  ゆずるは……ぜんぶ、 かなえ、て …いい の


[誘い、導き、すべてを呑み込むように。
 ゆっくりと沈められていく肉杭をこの身で喰らう。

 必要なくなった息が詰まるような苦しさ、圧迫感。
 それすらも塗りつぶしていく強烈な快感、しあわせ。
 痛みも闇もなく、よろこびとXXだけを携えた行為が
 二人をひとつの存在に作り替えていく。]



  …ぁ、 なに ……?
 

[どうして。知りたい。与えて。注いで。貫いて。
 彼のことで知らない何かがあるのが許せない。
 仄暗い不満が身の内に渦巻き、彼に向けられる。

 けれど、それに安堵を覚えているのも事実だった。
 だって少なくともそれを知るまでは、
 私は決して満たされ尽くすことがないだろうから。

 彼の飲み込んだ一言が、夢の続きを示してくれる。
 だから、正も負も生も死も内包したこころ
 XXしてしまった彼にぜんぶ与えるのだ。

 痛くないように、けれど逃がさないように。
 怨霊である限り、不安や痛みは消えない――けれど。


  彼と過ごすことで、
   無価値であるという現世しんじつ
    少しずつまことに変わっていくんだろう。


 ――いつか、そうなれたなら。
 彼のXXを心から信じ、望んで飲み込める気がする。]


  むすぶ、 ……ぁ、ッ  むす ぶ、

[奥深くまで繋がり、圧迫感を慣らすように息を吐く。
 その間も蜜壺はひくひくと痙攣し、
 浅い絶頂を幾度か繰り返していた。

 名前を呼んで手を伸ばして、彼の頬を包もうとする。
 片手は彼の先走りで汚れていたけれど、
 もうひと時だって我慢できないから許して欲しい。

 彼が受け入れてくれるなら、引き寄せて、微笑んで。
 怨霊に成り果ててしまった私には、
 求めるモノを貪り続けることしかできない。
 だから言葉はまだ浮かんでこない――けれど。]

[唇を離した時には、既に妖艶な笑みを浮かべていた。
 無垢は成りを潜め、力を込めた腹が彼を絞めつける。
 両腕に閉じ込められた狭い檻の中で腰を揺らし、
 貪欲にたった一人と定めた男のすべてを求めた。]

  ん っ、んん ……ッ おねが、
   もっと……もっと、 ぁいっぱい ……して?

[足りない。足りないでほしい。
 空虚はどこまでも貪欲だ。

 少しでも長くこのよろこびに浸っていられるように
 この瞬間が永久に続くように。
 いつかを夢見ながら永遠を願う。

 たった一筋の汗が肌を伝った。
 額から滑る雫は目尻を通り、
 まるで瞳から相反する欲望が零れたようだった。]*


[ 異界に足を踏み入れてしまった者の、

           "末路"と共に────… ]*


     ― ??? ―

 うん、ふふふ。もう数十年待つだけじゃない。
 貴女が迎えにいってくれるんでしょう?

 まなぶったらね、甘えん坊さんだから
 お父さんについていっちゃったのよ
 
 あの子以外の子を得ようとしたら
 その時は寿命が早まるかもしれないけれどね?

 ね、その時がきたら貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
 大丈夫、それまで待てるわ。

 その時がきたら言ってあげるの。
 不安だったでしょう、怖かったでしょう
 喪うかもしれないのが恐ろしかったでしょう?

 ねぇ、どんなきもち?って

 貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
 それまで待つわ。待つわ?

 ふふふ、貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
 憎い憎いに悔いに悔いにくい可愛いあの人を
 まなぶと一緒に帰ってきてくれるの待ってるの

 ねぇ、貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?


        
ねぇ。

   

  
[今はもう、
きみのかつて
きみのいたみ
きみのこころ
荊のような冷ややかさを感じることもない。

きみ自身を縛り付ける闇も柵も妬みも恨みも恐れも痛みもぜんぶ、きみが怨霊きみで在るままに、ぜんぶをぼくが味わうのだと知らしめるよう

潜めた言葉の代わりに熱を沈めた]

   

   

   
  ・・・あ・・・、はは、なか、すごいよ
  とっても、あつくて・・・、

   
[熟れたからだに焦らされた分だけ、
欲に濡れた瞳に煽られた分だけ、

痛みすら覚える熱欲はきみの吸い付く内襞の甘えに舐られて硬さを増して行く。

手の汚れなど気にする余裕もないままに、
額から落ちる汗がきみを汚しても、
熱に浮かされた抽送は幾度果てても止める事が出来なかった。

ほころぶ君の目元に口付けを落とせば
きみの唇がぼくの鼻筋に柔らかな口付けをしてくれる

互いを埋める辻褄が、生者の道理で言うところの「間違い」であったとしても
執着し、恐れあい、生と死を貪る事を「不幸せ」だとは思わない]

   


   

[涙にみえた、きみのしずくまで
余すことなく味わいながら、
水音を散らし絶頂を重ねた。


   互いを埋め合う唯一無二の形なき「未練」が
   いつか、ぼくたちのXXの証になるように
   永遠の刻のなかで育み貪り続けたいと願う。

   


果てるまま、まるで棺のようなソファに
君を掻き抱き閉じ込めて]*

   

[――そうすればもう、俺から離れることはないだろうから
喪うよりも、ずっとずっと”それ”がいい

優しい優しい光樹に、執着ともとれる己の依存を、
知られなければ良い


希うは笑みの、下*]

[奥深く注がれた白濁が
 幾度と繰り返される彼の抽送で溢れ、流れる。
 一度目の痕跡も残っていた腹は
 次第に苦しさを覚える程になっていた。

 苦痛を訴えれば、動きを止めてくれたかもしれない。
 しかし彼を何ひとつ取り逃したくなかったから、
 彼を煽り、求め、互いの体液を交わし合った。

 肉体的に限界を覚えてもいいだろうに、
 己を組み敷く彼が倒れる様子はない。
 既に命なき存在に順応しだしているのか、
 あるいは肉体すら凌駕する感情を与えられたのか。]

  ……は ぁ、 っうん、 あつい ……の
  あつくて すご… んぅ …… くて、
  アっ ぁ ぁ あッ ――も、きちゃ ……あっ

[そんなことを考える余裕があるはずもなく、
 思考は次第に快感と感情の坩堝に呑まれ、
 せり上がる絶頂への感覚だけが身の内を満たす。

 あなたが私を腕の中に閉じ込めるように、
 きっと、私の死があなたを少しずつ蝕んでいく。]


[――ふと、視界が跳ねた先。
 彼越しに見た部屋の中に僅か外からの 光が、]
 


  …… あ、

[きっと、夜が明け始める。
 逃げるように、あるいは新たな決意を持って。
 生き残った人間が自らの足でここを出ていく。

 目の前の男を見上げた。
 たった一度だって怯えた様子も見せず、
 欲に溺れた訳でもないのに
 汗を流しながら貪欲に私だけを求める男。
 私の獲物、わたしだけのもの。

 わたしに呑まれた愚かな生者ひと。]


  …… ふ、 ふふ。

[嬌声混じりの笑みが零れた。
 もうどんなに悔いたって逃げられない。
 あなたの帰る場所はもうどこにもない。

 私の傍にしかいられない。いちゃダメなの。

 嬉しかった。よろこびが抑えきれなかった。
 ほころんだ目元に口づけを贈ってくれた彼へ
 両手で頬を包みキスをする。


[私はのろう。
 柔らかく微笑んで呪詛を刻んでいく。

 いつかお互いのXXがお互いをXXすまで、
 二人の世界すべてを間違いしあわせで犯していく。]*
 


[誰がこの
を、受け止めた?

     それは"隆史お前"と、殺人鬼は言った。]

[新たな"呪縛"を、
お前に掛ける事になるとしても、

 お前を、
がさない。
さない。 

            ………そう、決めたから。]*

[受け止めた
(あなた)は、
己の心に染みわたる


               温かくて、いとおしい]


 ――……


[その呪縛を得た歓喜を

            
依存
 
同時に貴方を捕らえる俺の
執着


                  貴方は知らない*]


[だが、そんなのは………

         もう、"どうでも良い事"だ。]

[───"想い"。

お前隆史の色に染まりゆく事を
己は拒みはしない。
寧ろ、其れは悦びとすら感じる。

そして己は、お前隆史をこの鳥籠の中へ
永劫、閉じ込め続けて行く。]


["記憶過去"は、お前現在で埋め尽くされるのだから。*]

   
   
[もちろんいつものきみも、どんな姿をしているきみも愛しい。なにより見目を飛び越えて君が見せてくれる一つ一つの表情や反応を慈しんでいる。それでいて、ぼくが思いも付かない事を提案してくれたり、ぼくが言えなかった素直な言葉を紡いでくれるきみだからこそぼくもどんどん変化していける。

とはいえ男の性とでも言うのだろうか、好きな子の華やかな姿というかドストライクという好みのゾーンが存在する事も事実で。

そしてそんな今日のきみをぼくの手で、その、あれこれしたいという不穏な欲があるのも確か]