05:14:43

人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 和宮 玲

──明け方・フロア

 ふふふ。
 切り替えが早いわね。

[>>0少し前に、彼の独り言がうっすらと聞こえていた。
うっすらと、なので内容までは分からないけれど
今のようにキッチリはしてなかった。]
(1) 2020/08/17(Mon) 1:29:35

【人】 和宮 玲

 
 迎え酒は大歓迎。
 でもお酒を飲む前に、人が来る前に、一つ。

[す、と出したのは茶革の手帳。
開いたページには、今から3ヶ月後の日付。
第2週と、第3週のいくつかに丸が付いている。

更にページの下には、携帯番号らしき11の数字。]

 
 ……宿以外でこの丸の日のどれか
 2日で遊べたら、と思って。

 なかなか……貴方も長い夜を確保出来なかったから。


[平然と言う。

けれどテーブルに置いた片方の手が、少し
かた、かたと爪先で音を立てていた。]*
(2) 2020/08/17(Mon) 1:30:46

【人】 和宮 玲

──明方・ラウンジ

 立派な仕事人だね。

[>>3けれど、くす、と笑う彼は
仕事では見せないような、そんな気がした。]

 お金はあるに越したことはないでしょう。
 ……そう?
 じゃあ、中頃の……この2日あたり。

[お酒を振る舞う彼だったり
仕事をしたのか部屋に向かう彼を見たことはあるが
やはりそれだけ。

あの日、強引にでも迫れば良かっただろうか。
でもそれは、あの日の楽しい雰囲気が壊れるようで
きっと出来なかった。]

 うん。とっても。
 恋塚くんの方は?

[玲と呼ばれたのは知ってるがちょっと恋塚くん呼びを続行。
何故なら始めにお姉さんと呼ばれたので。

掛かってきた電話番号を登録し、服にしまう。]*
(4) 2020/08/17(Mon) 1:54:39
   
─桔梗の間─
 
   ……本当、みなさんお上手ですね?
 
 
[可愛げある子、だなんて。
 ここに来る人で私を抱いてくれるような人は
 口が上手な人が多いと思う。
 それを心の底から言ってくれる人は
 きっとこんな所にはいないのだろう。
 そうやって断じてしまう自己評価の低さが
 きっと私を人から遠ざけてしまっているのだけど。]
 
 
   付け上がるほど気に入ってくれる人なんていませんよ?
 

 
   ……大丈夫ですよ。
   お姫様抱っこさせてギックリ腰とか笑えませんし
   それ以外の運び方だと
   戦友みたいな感じになりません?
 
 
[肩を支え合って、「よくやったな相棒」的な。
 所謂お姫様抱っこは憧れるけれど
 自分の身長でやって貰おうとは思わない。
 それはもっとこう、小柄で華奢な子のものだ。]
 
 
   それは。どちらかと言うと。
   敦久さんが、疲れてないかなって。
   体よりも気持ちの問題で
   いろいろあったでしょうから。
 
 
[無くなった指輪。
 大事な相手がいたのにここに来ていると言うこと。
 それだけで想像はできたから。

 彼の中ではもう遠く、消化できている出来事かも知れない。
 けど私は、その過去を思って労いたかった。]**
 

  ───睡蓮



[ その手が身体を這う。
ぞくぞくとしたものが走り、
目を細めて、小さく鼻母音が抜けた。

設定の裏側に隠された本音のような
言葉が聞こえて微笑む。
唇が降りてきたから、そっとそのまま
まぶたを伏せようとしたのに、
まつげの隙間から覗けば、
なぜか唇のすぐ右側に落ちた。]



   なんや、久しぶりすぎて
  はじめてどころか、キスの仕方も
  忘れてしもたんとちがう?



[ そう囁き、襟元から首に移していた
腕を引き寄せて、後頭部に手のひらを回し、
そのままちゅ、とキスを一つ。]

 


[ 笑って、腕を緩める。
褒められれば純粋にうれしい。
ほかの男との情事のあとを
残した肌だけれど、これは
見て見ぬふりをするのだろうか?

そんなことをぼんやり考えながら、
かるく身をしならせた。

乳房にかかる手が柔らかく揉む。
指先を甘く噛み、そちらを見て。
その手が己の体から離れて、
帯にかかるのが見えれば、す、と
手を伸ばして制しよう。]



   うちにさして?


[ 小さなおねだりと共に、
彼の手の下にある帯の結び目を
掴み、緩めて、解く。
彼の肌が目の前に晒されるのならば、
うっとりと見つめ、その肌にこちらからも
指を、手のひらを、這わせようと。]*

 

【人】 和宮 玲

──明け方・ラウンジ

 ……君、実は何才?
 お金より、時間なんて言えちゃうの凄いと思うよ。

[>>5彼の言葉を聞きながら
私は驚きと感心を露わにするか。
大体その境地に至ったのは、私は最近なので。]

 ……処女ねぇ。
 
[私は彼の言葉を聞きながらぼんやりと。
私にとってはあまり意味のないものだった。
痛みも殆ど感じられなかった。

けど私が会う人でそれに悩んでた人もいる。
本当に千差万別だ。]

 ……ごめんね、暎史。
 悪かったわ、機嫌、治して?

[淡々とした表情でお酒を出されれると
やはり寂しくてなるから、一度グラスを手で押し返す。
彼の生きた表情で、渡されたいのだもの。]*
(11) 2020/08/17(Mon) 15:25:26

【人】 和宮 玲

──桜の間・CO1時間前──>>9

 はい。

[ノックが聞こえれば扉を開けて
千秋、と名乗った彼女を迎えよう。

私はラフなシャツにジーンズ姿。

部屋の中は既に片付けが終えられていて
布団は端の方で畳まれて、置かれている。]

 いらっしゃい。

 ……昨夜はちゃんと楽しめた?

[供え付きのお茶を入れつつ
彼女の前に湯呑みを差し出す。

ただ、時間の余裕が潤沢にあるわけではない。
私はすす、と彼女の側により
正座で右隣に座ろう。]*
(12) 2020/08/17(Mon) 15:29:50

【人】 和宮 玲

 ──明け方・ラウンジ

 24……じゃあ、3つか、4つ年下ね。
 お金が舞い込んでくるなら、私も働きたくはないわね。
 そこまで嫌ってわけでもないけど。

[>>14不労所得は大歓迎だけれど。
相手の職場で堂々とこんな会話。
女将に聞かれなければいいな、なんて。]

 私って、普段は複雑そうに見える?
 単純よ、割とね。

 ありがとう、頂くわ。

[彼が笑ってくれたから
私も同じように微笑みを返し。

そっとグラスを受け取るけれど
それに口を直ぐには付けない。]

 暎史、一緒に飲も?
 
 また味を教えて欲しいの。

[朝も早くから
仕事中の男に言う事ではないだろうか。
でも私は、お酒の楽しみ方を彼から教わってる途中だから。]*
(17) 2020/08/17(Mon) 17:30:55

【人】 和宮 玲

──桜の間──

 1週間も?
 あはは。貴女にとって昨夜はとても良かったのね。
 ……嬉しいわ。

[>>15冗談とは分かっているけれど
冗談を言える精神状況であれば
やはり今回は彼女にとって良かったのだろうから。

千秋の手荷物からぽんぽん道具が出てくる。
宿から買ったり……はどうなんだろう。
それとも私物?
どちらにせよ、ピアスも縁がなかった私には
それらの道具が、工具みたいでちょっと背筋が伸びた。]

 じゃあ私も横。
 ……そもそも方向を決める必要、あったのね。
 言われてみれば、そうかもだけど。

[耳のピアスをイメージしてたから
方向があると言われるまで気付かなかった。]
(18) 2020/08/17(Mon) 17:38:28

【人】 和宮 玲


 お揃いで良いの。
 縁が繋がって、2回も会えたのだもの。

 そういう証が残っても良いな、と思ったのよ。

[私としても重たいことをしているつもりはない。
ただ、出会えた記念、だろうか。

痛みに鈍い私だから、抵抗が小さいのは
否定しないけれど。]*
 
(19) 2020/08/17(Mon) 17:38:40

【人】 和宮 玲

──桜の間──

[針が、刺さっていくのを見る。
彼女の指で使用される器具によって
身体に穴が開けられていく。

だと言うのに、その痛みは訪れない。

きっと突き刺さった針を無理やり引きちぎっても
痛みはないだろう。

眉を下げる。
分かっていた。

それでも、彼女がしてくれたこと。
この光景を私は覚えておく。
これから胸に通すであろうピアスを触る度に
思い出そう。片方だけついたアシンメトリーのピアス。]
(30) 2020/08/17(Mon) 20:31:39

【人】 和宮 玲

 分かったわ。
 
 ……ふぅ、ちょっと緊張するわね。

[けれど私には良くても
痛感のある彼女にやるとなると、途端に胸がドキドキとする。
興奮ではなく、緊張で。

先ほど見た行為は、そう難しいものではない。
マーキングをして、ニードルを出来る限り清潔にし
軟膏を塗り、反対側に消しゴムを置く。
それをすれば良い。

私は始め、彼女の左胸につけようとして
けれど、右胸にすることにした。

おしぼりを手に持って
歯を食いしばる為に噛む?と聞いてみる。

そうして準備が整えば針を当てる。]


 いい?
 いくよ……。深呼吸して……
 3……2……1……。

[そうして一気に針を押し進め貫通させる。
肉の感触というのはわからない。
けれど、針の先端が反対側に出て
ゴムに突き刺さるのが見えると、ほぅ……と息をついた。]*
(31) 2020/08/17(Mon) 20:31:58

【人】 和宮 玲

──明け方・ラウンジ──

 そうかしら?
 むしろ、暎史君はあと1.2歳若そうに見えてたわ。

[>>23お互いに見えているものが違うらしい。
共通してるのは互いに相手を若く見てることか。]

 ふふ、そうよ。
 お仕事、だから。

[そう、仕事。
……なんて、勿論それは屁理屈。
私の為に、頼んでる。

そんな我儘を聞いてもらってる。]

 さっぱりしてそうね。
 しゅわしゅわして……目が覚めそう。

 うん、飲んでみるわね。
 ……いつもありがとう。

[いつも、なんて会ってるわけではないけれど。
あの日、赤い風車の味を教えてくれたことを感謝して。

こくり、と飲む。]
(32) 2020/08/17(Mon) 20:46:07

【人】 和宮 玲




…………あぁ。


[やっぱり味は]
(33) 2020/08/17(Mon) 20:46:31

【人】 和宮 玲


[ぱちぱち。]


 ────ん。

[口の中で
何か、弾けたのを、感じた。]


 ……しゅわしゅわ?


[私はそれに首を傾げた。]*
(34) 2020/08/17(Mon) 20:47:36

【人】 和宮 玲

──桜の間──

 ……抱き締めると、ぶつかるでしょ?

[>>48それは思い付きだったけど
言葉にするとむず痒いものがあった。
変なことを口走ってないだろうかと思ったけれど
今はその恥ずかしさは置いておく。

もっと集中しないと、危ないから。]

 

────────────


 やっぱり、痛いよね。

[>>49その息が詰まった音も。
瞳に浮かんだ涙も。
耳や目で、彼女の痛みが伝わってくる。

私はそれを見て、そっと胸に触れる。
これは痛いもの。

……目を閉じてその暗闇の中
ずきり、としたものを感じた…………
ような、気がする。]

 
(51) 2020/08/17(Mon) 21:59:33

【人】 和宮 玲



 そうね、お揃い。
 ……ここに可愛いのがついてるって
 不思議な感じがするわね。

[>>49渡されたピアスはせっかくだから
彼女につけてもらおう。
異物がす、っ、と通り、ピアスが突起にぶら下がる。
私も同じように彼女につけてあげようか。

指でその周囲を触っていると、彼女が。]


 ……ふふ。ありがとう。
 貴女の目にそう映るなら、きっと間違いないわ。

[同性であり、女性の扱いに手慣れた彼女に
そう言われるのなら、と。]*
(52) 2020/08/17(Mon) 21:59:47
── 桔梗の間 ──



  んなことないと思うけどな


[お世辞で言ったつもりはないけど
続く言葉には、否定せず
困ったように眉尻が下がる]


  おいこら
  まだギックリ腰になるほどトシじゃないぞ


[こつんと彼女の額を小突き。
いつもの調子に戻ろうとした、ところで]


  ……ああ、そっか
  ちあきちゃんには一度見られてるんだよな


[記憶の底に沈んだ駅での会話を手繰り寄せ
ふ、と小さく自重すれば
ようやく頭を撫でる手の意味を知る]



  ──前にあんたと会った日


[ぽつり、ぽつりと]


  家に帰りたくなかったんだよな
  だから、どこでもいいから行きたかった


[だから彼女をダシにして、わざと電車を見送った。
他にも残業だといって、遅く帰ったことも数え切れず。

避けるような行動は、
擦れ違いの溝を深めるだけだって気づいていても。
話し合おうとすれば決まって口喧嘩になる日々に
辟易しすぎて]

[左手を持ち上げれば、もう大分薄くなった跡]


  あの頃はちょうど、離婚する数週間前くらいだったかな

  あんたと話してから何度か思い直して
  なんとかしようとしてみたけどさ
  結局どうにもなんなくて
  嫁さんは愛想尽かして出てっちゃって、おしまい

  まあ、確かに色々あったな


[愛してた、けど。
出てってくれた時は、どこかホッとしていた。
そんな薄情な男、こんな風に労われる資格も
ないんだろうけど。
少しだけ彼女の掌へ頭をすり寄せた*]

   
─桔梗の間─
 
   ですよね。……無理は、させたくないし。
 
 
[だから良いんだ、わかってる。
 そう言いながら私は
 いつかの時のように笑う彼に肩を竦める。

 妥協できないなら、折れることができないなら、
 お互いに譲り合えないなら。
 それは無理が生じて折れてしまうだろう。
 だから、と彼の頭をまた撫でる。]
 

 
   あぅっ?
   ぎっくり腰に歳は関係ないですよ。
   油断してるといつかグキってしますからね?
  
 
[小突かれて、唇を尖らせてみたけれど
 すぐにおかしくなって笑ってしまった。
 けれどそこから始まるかつての話に
 私は静かに耳を傾ける。

 ああそうか、大事な人とは別れてしまったのか。
 一度生じた軋轢はなかなか解消できないもの。
 その話し合いが苦痛なくらいにすでに無理が生じていて
 もっとそうなる前に話し合えたら、なんて後の祭り。

 でも、大切だったからこそ辛くて
 きつかったんだろうな、と。

 そう思ったから、手に擦り寄る彼の頭を
 ギュ、と抱きしめて胸に埋めた。
 窒息しない程度に埋めて、よしよしと頭を撫でる。]
 

 
   敦久さんって、プライド高そう‥っていうか。
   甘えるの、下手そうですよね。
   甘えるのが下手だから
   辛いとかしんどいとか
   本当に大切な人に言えなくなっちゃう、みたいな。
   そんなふうに思えてしまいました。
 
 
[大切な人だからこそ、傷つけたくなくて。
 無理をして、でもその無理が辛くなって。
 辛くなったから逃避してしまう。
 そんなことは自分にも覚えがあるから。]
 
 
   だから、甘えて良いですよ。
   いろいろ頑張りましたね、敦久さん。

   ………たまにはこんなのも、良いはずです。
 
 
[誰だって甘えたい日はあるもの。
 何もかも許された赤ん坊の頃みたいに。
 だから、私はしばらくそのまま
 彼を抱きしめ、撫でていようと思っていた。]*
 

  ――睡蓮



 そうかもしれへん、なぁ。
 やったら、月子がイチから、教えてぇな。


[ 子供が生まれて初めてするような
 拙いキスを評されて、
 拗ねるでもなく甘えた風にねだってみせた。
 後頭部へ添える手がそのまま
 口づける動作へ移れば目を細めて、]

[ 甘噛みされた指先に見返して、離した手。
 追いかけられて制されれば首をかしげ、
 小さな求めにうなずいて。


 してくれるん。 優しいこと。


[ きゅっと結んだ帯が解かれ、はらりと浴衣が開かれる。
 伝う手指の感触は空調の効いた室内で、
 そこだけ鮮明な熱を伝えて、その軌跡が朱を残すよう。]


 月子の肌も。ええさわり心地。


[ 背の低いベッドの上、じゃれ合うように撫で触れて、
 くすくすと楽しげに声を向け。]


 ――そやけど、これは、尋ねてええんかな。

    浮気?
    それとも、
    一人でしてくれてたん? って。


[ 色づいてみえる素肌の様子はこの宿で、
 既に誰かと肌を重ねたあとだと知れる。

 口にしたのが偽の推測でしかないことは、
 どちらにとっても明らかなこと。
 だからこその嘘。

 このひと時はただの虚構で、夢まぼろし。
 嘘に嘘を重ねていれば、
 やがてぱちんと弾けて消えても、
 それは当たり前の事だから。]*

【人】 和宮 玲

──桜の間──

 ……なるほど……。

[>>56彼女の言葉に頷く。
音、であれば私も分かる。
抱き合った時に、カチリと鳴るのもしかりと分かる。

それなら……良いかもしれない。
胸に飾られたピアスを少し笑みを浮かべて見た。]

 
 さ、裁判官だったの!?

[>>57私は驚いた声を上げて
それから慌てて手を口に。大きな声を出しすぎた。

勿論名刺を受け取って私は大事そうに仕舞い込む。
代わりにさらさら、と電話番号とメアドを書いたメモを二つ折りにして彼女に渡す。]
(60) 2020/08/17(Mon) 23:31:40

【人】 和宮 玲



 ふふ、分かったわ。
 一緒に良いのを探しに行きましょう。

 ……私は、貴女と……その。
 ……友達になれれば良いなって思ってる。
 だから、これからもよろしくね。

[友達になる前に胸にこんなものをつけるのは
きっとあべこべで歪だったかもしれないけど
私にとってはこうして、話すきっかけが出来た
とても大切な、出来事だったんだと思う。]*
(61) 2020/08/17(Mon) 23:31:53

【人】 和宮 玲

──明け方・ラウンジ

 少し童顔なのかもね、暎史。
 可愛いって意味でもあるけど。

[鏡と対面した彼の姿は
こっそり見れたら良かったのに。
だってそんなの、可愛い。]

 そう、しゅわしゅわ。
 ……なんでだろう……分かったの。
 味まで分かったわけじゃ、ないけど……

 なんで。

[私はグラスを持ち上げ、軽く回しながら
その綺麗な薄色を見つめ。

ふと、そのシャンパンの奥に
ぼんやりと暎史の姿が見える。]
(68) 2020/08/17(Mon) 23:50:02

【人】 和宮 玲


 ……ぷ。

 あはは……そういう事。


[私は笑う。
そして、もう一度飲むと、やはりしゅわしゅわが分かる。]


 私、君と飲むのが楽しいんだ。


[ふふ、と笑う。
それが、この胸の高鳴りで。
私の感覚を取り戻す事に繋がったのだ。]*
(69) 2020/08/17(Mon) 23:50:19
  ───睡蓮


[ こぉ?と確かめるように触れた唇は、
悪戯に食むから、薄く開いて舌先で
唇を濡らし、微笑み返す。]


   ───そう。思い出した?


[ そう尋ねて。

彼の帯を自ら解き、肌に触れる。
互いの熱を手のひらで確かめるように
撫で、戯れあっていれば、
尋ねられた事柄に、まぶたを伏せて、
首元に視線を落とす。だが、その跡は
自分では視認できるはずもなく。]

 




   浮気なんかするわけないやん。


[ 目線を流すように彼の方に戻し、
眉尻を下げる。]



   確かめてくれてもええよ?



[ そういって、伸ばした手をする、と
彼の首の後ろで組めば、引き寄せる。
耳朶を甘く食んで、舌を這わせた。]

 

[頭を抱かれ、目を丸くして
はぁ、と撫でる手に観念するよう目を閉じた。
やわらかい感触に顔を埋め
乾き始めた汗でひんやりとした肌に額を押し当てれば
とくとくと伝わってくる鼓動が心地いい]


  ……ふふ
  ちあきちゃんはいつも逆のこと言うね
  よくお前にはプライドないのかとか
  甘え上手めとかなら言われるけど?

  でも……大切な人ほど言えなくなるのは
  あたってるかもな
  大事にしたいと思うほど、全然上手くいかないし


[傷つけたくない
でもこうして誰かと一緒に居たくもあって。
だからこの旅館はちょうどよかった。

明確な次のない、一晩限りの関係。
しんどくなくて楽しくて、ちょっとだけさみしい
それくらいが自分には、ちょうどいい]

[彼女の胸で甘やかしてもらい。
されるばっかってのは好きじゃなかったけど、
割といいもんだな、なんて思い直しながら。

ゆっくりと、顔を上げた]


  ありがとな
  このまま居たら眠っちゃいそうだから
  そろそろ行くわ

  ああ、お礼にいつかちあきちゃんが
  しんどくなった時には俺の胸貸してやるよ
  やわらかくはないけどなー


[軽口を叩きながら布団から起き上がり浴衣を整え。
まだ横たわる彼女の傍らに膝をついたなら]

[にっこりと笑って]


  ───よいしょ、と


[膝裏と背中に腕をいれて、持ち上げる。
どうだ、と抱え上げた彼女を見上げ得意気に笑えば
危なげない足取りで内風呂の方へ足を進めようか]


  ……あんた思ってたより重いな


[真っ正直な感想を口にしてしまう辺り、また減点だろう**

【人】 和宮 玲

──明け方・ラウンジ

 ……言われないの?

[>>86驚いた顔で私は言う。
他の女性、あるいは男性に言われても
おかしなことでは無いと思ったのだけど。

……年齢が離れるとそう思うのかしら。]

 いつでも、と言いたいけど
 暎史は住み込みだから、誘いにくいのよね。

[いつでも、と言ってもらえれば嬉しいけれど
ここから離れた場所に私の借りたマンションがあるので
なかなかそうも誘えない。]

 ん。
 ありがとう、『美味しかった』。
 
 ……遊ぶ日は何をするかまだ考えてないんだけど
 夜だけはね、決めてるの。
(87) 2020/08/18(Tue) 11:05:01

【人】 和宮 玲



[シャンパンを飲み終えて
私は指を立てて言う。]

 夜になったらバーを巡りましょう。
 良いところを探しておくわ。
 それとも、行きたいところとか、ある?


[楽しそうに予定を話しだろう。
そうして、早朝の出会いを終えようと思う。
しゅわしゅわ。
私が知った新しい感覚を、胸の中に大事にしまいながら。]*
(88) 2020/08/18(Tue) 11:05:12
   
─敦久さん─
 
   そうですか?
   それは、相手の人にカッコつけなくて良いから、では。
   大事な人にはカッコよく見せたいでしょう。
   カッコよく見せたくて、無理するでしょ。
 
 
[つまりはそういうことですよ、なんて笑う。
 そんな風に甘えを見せられる、
 甘えて甘やかせる程度の関係が心地よかった。

 今後またどこかの駅で会うかも知れない。
 若しかしたら仕事の時に。
 法廷で出会ってしまったら?
 そこは私情を挟まずに、公平にね。
 そんなところで出会わない方がきっと良いけれど。]
 

 
   ふふ、それは楽しみにしておきますね。
   もし何かあったら連絡してくれても。
   司法関係の友人は多いですから?
 
 
[なんて。別れ際には名刺を差し出したかもしれない。
 けれどその前。
 抱き上げられれば驚いて縋り付いて
 しかしその余計な一言に。
 

 
   …………ふーーーーーん?
 
 
[セクハラで訴えて買ってやろうかとも思ったけれども
 彼が私を運ぶ間。
 首筋に、鎖骨に、耳元に、
 強く吸い付いて紅の華を散らしてあげましょう。


 ……ダイエットしなくては。
 目方を増やすのは、よくないから。
 そんな一つ、また忘れられない記憶を呼び起こされての
 意趣返しというもの。]**
 

【人】 和宮 玲

──明け方・ラウンジ──

 じゃあ言われたの久しぶりなのね。
 やっぱり恥ずかしい?

[>>93どう言う気持ちなんだろう。
カッコいいと言ってあげたほうが良かったか。]

 え、あ。
 そっか。年中忙しいのかと思ってたわ。

[住み込みだから、いつも忙しいのでは
なんて思ってたけどそうでもないみたい。
言われてみれば当然なんだけれど……。]

 ……またそう言うこと言う。

[口元に手を当てながらくすりと笑う。
そうしてラウンジに背を向けて去っていく。

後ろ手に回した手が
楽しそうに指を動かしながら。]**
(97) 2020/08/18(Tue) 21:50:43

【人】 和宮 玲

──桜の間──

[ピアスをつけたのは千秋さんの右胸に。
私は左で、彼女が右。
>>56響き合うその音色を聞く機会があるかは
未来の話だから分からないけれど。]

 えぇ、楽しみにしてる。

 うぅん。私から誘うわ。


[それはこの宿のような会合にはならないだろう。
だってそこはきっと宿の外の話。


ただお酒を飲み、会話をするだけ。

きっと十分楽しいだろう。]**
(98) 2020/08/18(Tue) 22:08:44
── 桔梗の間 ──



  こえーなー……
  でもまあ、なんかあったら頼りにするよ
  あんたなら信用できそうだし?


[くつくつ笑いながら名刺を懐にしまい。
抱え上げた彼女の物言いたげな圧力には
素知らぬ顔を]


  あっおいこら
  そこシャツじゃ隠れないだろ
  帰ったらまたすぐ仕事だってのに


[見えるとこへわざとつけた痕は
セクハラにならないのかよ裁判官さん。
まあ訴える気は微塵もないし、隠すと逆につつかれるから
ついてしまったもんは堂々と見せるつもりだけど。
今は誤解されると厄介な相手も、いないわけだし]



  結構いい性格してるじゃん


[楽しげに笑いながら
こちらも彼女の耳裏へ、華を咲かせた。
気の置けない戦友に対する、証のように**]

  ――睡蓮
 
 


 ほんま、優しいな、月子は。

 こっちとあっちと、遠う離れてしもたのに、
 そんなん、言うてくれるなんて。


[ 首後ろへ掛かる手に、引き寄せられて返す声。
 それもまた、このひと時だけの設定でしかない虚構だ。
 二人を取り囲んだ演技と嘘のうたかたに、
 そっと声を触れさせる。
 容易く壊れはしないかと、どこまで続いているかと、
 確かめるように。]



 でも。無理は、せんでもええんやで?
 ずっとずっと、俺だけのもん、
 ――て、いう訳には。

 きっと。いかへんのやから。


[ それはこの場の真実でもあったし、
 かつて経験した恋の終わり方でもあったけれど。
 月子にとってはその言葉はどう届いただろう。
 小さく傷む胸の内を情と欲とで覆い隠すように、
 口づけ、彼女をベッドへ押し倒した。]

このまま引っ張り込んで抱きしめてしまおうか。

身体を入れ替えてキスをしよう。

唇に、それから月子の体の隅々にまで。

そうやって着てるものを全て脱がしたら

愛の言葉を囁いて。

もう一度月子と一つになろう。

熱い肌を重ね合わせて。

濡れる月子の中に、滾る自身を突き入れて。

二人で快楽の中に溺れよう。

【人】 和宮 玲

──3ヶ月後──

[美鶴荘には車で乗り付けて暎史くんを拾った。
近くの駅までバスやらタクシーやらで来る予定だったと思うけど私はサプライズということで迎えに来た。

青色に近いパステルカラーのTシャツに
ベージュのワイドパンツとスニーカー。
動きやすさを重視したのはこれからいく先の事も考えて。]


 ──動物園でもいかない?


[そんなことを口にしたのは
一度彼と動物の話でもしたから。
うさぎカフェでもいいかな、と思ってたけど>>1:253
今回私の家の近くに動物園があったので
そっちにすることにした。

車を乗り回してる間
話したことは動物園の話でもなく
好きな映画の話でもしてた。

意外かもしれないが、私はホラー映画は好きだ。
娯楽は娯楽として楽しめる。
私が苦手なのは、たまに遭遇する『本物』だ。
日常の中でのホラーは、勘弁して頂きたい。
娯楽の恐怖は好きなのだけど。]
(179) 2020/08/20(Thu) 15:05:46

【人】 和宮 玲


[動物園に着いたときに
どういう巡りで行くか軽く話して
結局順繰りに回りながら動物を見てた。

キリンもいる動物園なので私は
はしゃぎながらその子の姿をフラッシュを焚かずに撮ったりする。大きい、可愛い。

途中のお土産コーナーに
キリンの小さな陶器の置物があって
可愛いので買ってしまった。
我が家には複数体のそうした小さな置物があったりする。

お昼を食べようと入った場所は
お店の中から動物の姿が遠くに見えたりするので
その姿を見ながらお食事をした。
相変わらず味は殆ど分からなかったけど
時に笑ったり、話したりして食べていると
時折その匂いを感じた気がして、少し驚いた。

やっぱり何かが変わってる、のかしら。



[もう少し早く切り上げるつもりだったけれど
結局閉園間近まで残ってしまった。
一周してから、またもう一周したからだろうか。
寝ていたり、起きていたり、ご飯を食べていたり。
彼らは色んな姿を見せてくれる。
(180) 2020/08/20(Thu) 15:06:02

【人】 和宮 玲


[見せてくれない時も、もちろんある。
そんな時は看板を見て、へぇ、と言うような
知識を覚えて帰ったり、だ。]


[車に再び乗って、私は一度自分のマンションに帰り
そこに車を置いておく。
まだ夕方だけど、近くでご飯を軽く済ませて

バーを巡ろうか、と>>88当初の計画通りに。

ご飯の方は近くの美味しい(と評判の)定食屋。
唐揚げと、お刺身が美味しいらしい。
あんまり食べるとお腹が膨れてしまうので
白米は抜きにしておいた。

やっぱり、その時もご飯の味が
ほんのりと感じた様な気がした。]
(183) 2020/08/20(Thu) 15:06:29

【人】 和宮 玲


 初心者にお勧めのお酒とかってあるの?

[私は既にお酒をよく嗜む歳になっていたけど
20歳になって初めてお酒を飲みに来た時のように
バーで飲むなら何がいいかを暎史くんに聞いてみた。

一つ、二つ。

お店をそれぐらい回って、お開きになる。
いつもならその程度で潰れるはずもないのに
その日の私は、彼に指摘されて、漸く自分の顔が
真っ赤になっていたことに気付く。

足取りこそしっかりとしているが
それなりに酔っているのだろう。

普段と比べるなら
あまり飲んでいなかったはずなのに。]
(185) 2020/08/20(Thu) 15:07:06

【人】 和宮 玲


 ……楽しかった、暎史。
 また、こうして遊びに行こうよ。


[へらりと笑って
私は自分の家に帰ろうとする。
そう遠くは無い。

彼も今から電車に乗れば、バスに乗って
美鶴荘まで帰れる筈だ。

見上げる夜の街の光が
いつもよりも明るく見えた。
綺麗だな、って思って。]


 暎史、まだ飲んでみる?

 …………終電逃しちゃうね。ごめんごめん。


[そうして呟いた言葉をナイナイして
私は家に向かって歩き始めた。]*
(186) 2020/08/20(Thu) 15:07:17

【人】 和宮 玲

[>>189そのバーでは暎史くんが
バーテンダーさんの方を少し見ていたので
私もそちらを見てみる。

以前見せてもらった暎史くんの手つきと
似てる気もするし、どこか違う気もするけれど
その違いははっきりとは分からない。

でもそれを見ている彼を見れたことが
私はバーを巡りに来て良かったと思う。
相手の興味を知りたい。
出来ればそれを共有したい。

出来なくても、それを楽しむ相手を尊重したい。

私はそう思うのだ。]


 ────。


[バーを出ると、入れ違いに女の子達とすれ違う。
一瞬だったけれど、多分双子だった。
背の高さはバラバラだったけど。

珍しいなと思いながら
彼女らもバーで飲みに来たのだろう。

視線を切って私は彼と腕を組みながら……は、少し危ないから手を繋いで歩いていた。]
(190) 2020/08/20(Thu) 18:06:07

【人】 和宮 玲


 うん、帰ろう。
 ……こんなに弱かったかなぁ。


[>>189彼の言葉の通り、酔っているのだろう。
私は手を離して、背中を向けて歩き出したけれど。

後ろから駆け寄った彼に腕を掴まれたのは予想外。
びっくりして、少し嬉しくて、目を丸くしていただろう。]


 ……飲むのでも、バーで飲むんだと思ってた。

[私はそう言ったけれど
酔い始めた私が外で飲めば、本当に酔い潰れた時に
暎史くんに迷惑をかけてしまうから
確かに家で飲むのが良いのだろう。

家は、キリンの置物などがあるが基本的に物が少ない。
うっかり怪我をしない為に、物も極力置いていないのだ。
同様に調理もしないので、飲み直すなら
色んなおつまみも買っておこう。

……朝のご飯も、買っておこう。

終電で帰らせようとは、もう思っていないから。]
(191) 2020/08/20(Thu) 18:06:29

【人】 和宮 玲

 ……何が飲みたい、暎史?

 コンビニで、お酒買って帰ろう。


[私はそう言って、それから腕を組むことにした。
ゆっくり歩けば、大丈夫。
そんな言い訳をしながら。

買い物を済ませて、マンションに帰り。

彼を家に上げて。
ぱちり、とスイッチを入れると照明が光り
簡素な家の中が露わになる。

丸テーブルを出して。
ベッドの上に置いてあったクッションを持って
これに座って良いよって。

ガラガラ、と音を立てて
買ってきたお酒を取り出して。
一本、二本……10本ぐらい?
缶のものから、瓶の物も。

買いすぎ、なんて言われたかも知らないけど
残せば良いのだし、買い直しというのが面倒だから。]
(192) 2020/08/20(Thu) 18:11:26

【人】 和宮 玲


[コップなんてのも無くて
紙コップになってしまうのは風情がなくてごめんなさい。
でも危なくないし、洗う手間も省けて良いの。

8ピースのチーズを出したり
おつまみを用意して……これは暎史くんの好みを優先させよう。私はよく分からないし。

テーブルを挟んで……
なんてことはなく、隣に座って。
赤らんだ顔で、ぷしゅ、と缶を開けると。]


 かんぱーい。

 ……付き合ってくれて、ありがとう。


[私がまだ飲み足りないと、彼も気付いたのか。
終電を流して付き合ってくれるのが
私は嬉しかった。]*
(193) 2020/08/20(Thu) 18:11:39

【人】 和宮 玲

──微睡の中

[4時か5時か。
それともまだ夜中だったか。

ぼんやりと瞳を開けると自分の部屋の天井が見える。
肘を立てて身体を起こすと、どうやらベッドの上に居て
布団から何まで被ってなくて

>>196目が覚めた時にちょうど彼も起きたようで。
彼が目覚めたのを感じて起きたのか
私が起きたのを感じて彼が起きたのか。

いたた、なんて小さな声を拾った物で
だから私はぼんやりとした頭で手を伸ばして。]

 
 ……ベッドで寝なよ。


[そうして再び目を閉じて。
ごろん、と横になると端の方に移動した。
そこまで大きくないベッドだから、
2人並ぶと、とても狭いだろう。

そもそも、この時の記憶を起きた時の私は覚えて居ないのだけど。]*
(200) 2020/08/20(Thu) 21:52:43

【人】 和宮 玲

─夜明け


 ……おやすみ、あきふみ…

[>>201彼に軽く抱きつかれて
近づいた私は、彼の唇に無意識に唇を重ねた。

その日はよく眠れたのを覚えている。
お酒の力も、遊びの疲れもあっただろう。

それ以上に私は彼の腕の中が
とても心地いいことに、いつか気付くだろう。

今は微睡の中。
夢に見たのは、あの宿のこと。
赤い宝石のようなお酒を頼み、喉に落とす。


……起きた時に私は口に手を当てて目を丸くした。
服をぱっ、ぱっと確かめたけど
おかしなところは無くて
別にそうなってても良かった、けど


はぁ、と息をついて
それからコンビニで買った朝ごはんを
2人で食べることだろう。

心地の良い休日だった。
また、彼と遊びたい、私はそう思った。]*
(202) 2020/08/20(Thu) 23:00:32

【人】 和宮 玲

─朝

 うん、遊びに来て。
 次はうさぎカフェにでも行こう。

[>>203ドアに寄りかかりながら
楽しそうに笑い応える。

またね、と手を振って家のドアをぱたん、と閉めたか。

>>1:43彼の契約の内容は知らず
私は次の遊びの予定を楽しみにしてしまうのだった。]*
(204) 2020/08/20(Thu) 23:30:23