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人狼物語 三日月国


140 【身内】魔法使いの弟子と失われた叡智

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[ 貴方を歓迎した城

  それはね


  貴方におかえりなさいを伝えたのよ。 ]


 

【人】 魔法使いの弟子 リアント


   兄弟子……
   今、初めて知りました

   親しげだと思っていましたが
   そうだったのですね
   
   よろしくお願いします。
   ヴィスマルト兄さん
……?

 

[ ヴィスマルトの方をチラリと見て。 ]


   先輩の方が良さそう……ですね?

   私はまだ自分でも未熟者だと思います
   
あの体育会系魔女……いえ、
ルービナ先生の
   元から一人前になった貴方の実力
   そして蒼鉛の魔術師としての知識を

   兄弟子としてご指導しただけたら
   嬉しく思います

 
(25) 2022/04/02(Sat) 19:08:28

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ 正直驚いた。
  兄弟子がいたことも>>8
  この方がそうだったということも。
  
  目を丸くして驚いたものの
  偉大な魔法使いへの一歩がまた近付く
  そう考えると嬉しさの方が勝った。

  冷静であまり感情を出さない方かと
  初手の判断も少しは緩和されて
  友好的な感じも見られた。
  これが兄弟弟子効果の親近感かと
  思いの端で感じていた。 ]

 
(26) 2022/04/02(Sat) 19:09:22

【人】 魔法使いの弟子 リアント

 

   君は兄弟子の弟子であり
   ルービナ先生にも教えを受ける
   同じ立場だ
   リアントでいいし好きに呼んでくれ

   私はオペラと呼ばせてもらおうか


[ おかわりにはありがとうと頂いて
  呼称に関しての私の考えを述べた>>12 ]


 
(29) 2022/04/02(Sat) 19:11:31

【人】 魔法使いの弟子 リアント


 ― ティータイム後 ―


[ いよいよ依頼の話になった>>1:51
  ルービナ先生は仕事になると空気が変わる

  このスッと背筋が伸びるような感じは
  嫌いではない。


  パナシーアという薬の製法を
  学び、いつか私にも作ることができるだろうか
  その為に今回のことは
  しっかりと覚えておこうと決めていた。 ]
 
(31) 2022/04/02(Sat) 19:14:42

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ ・この土地シュムック村は条件が揃っている
  場所が関係しているということか


  ・幻の花”ジュエル”が必要>>1:53
  確かに聞いたことのない花だった。
  他の魔法薬の製法でも出てきていない花名
  図鑑には載っていただろうか

   *魔力のあるものにしか見つけられない
   *採った後は萎れる前に調合しなければならない
   *根まで必要材料である
   *魔力を込めた歌に反応して光る
   *幻惑効果がある>>19
   *幻惑効果は獣にも有効である


  地図を確認して位置を把握する。
  こんな大切な役目をもらえるとは思っていなかった。
  緊張と期待に応えたいという気持ちで
  心臓が早まった音がする。

  それもあり質問と聞かれても今は何も出てこない。 ]

 
(32) 2022/04/02(Sat) 19:16:09

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   いえ、今までの情報を覚えるのに頭がいっぱいで
   今は何も……

   何かあれば後程尋ねさせてください


[ 後片付けをして
  解散となれば、部屋に篭って
  先ほどの情報をしっかり書き留めておこう。 ]
 
(33) 2022/04/02(Sat) 19:16:29

【人】 魔法使いの弟子 リアント


 ― 夜 ―


  本当だ
  ここが月の光が集まる場所……というのは
  

[ 月の光は魔力を高めるともいわれている。

  外に出て少し村からはずれた木の開けた場所
  木漏れ日のように月の光に照らされていた。

  両手を広げて全身で浴びる。
  山奥のあの城から出るのはいつぶりだろうか。

  街に降りて生活用品を買うことはあったけれど
  ここまでのんびりしたことはなかったかもしれない

  あの城での生活に不満はない
  他に行く場所もない
  だから今は力を手に入れるために自分を鍛えるだけ。 ]


 
(34) 2022/04/02(Sat) 19:17:56

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ 



   ”何のために力が必要か”
 


                  ]


(35) 2022/04/02(Sat) 19:18:57

【人】 魔法使いの弟子 リアント






[ もう一人の自分が問いかける言葉。
  その答えを私は今出すことはできない。 ]**

(36) 2022/04/02(Sat) 19:19:14
 
[この口が、何故こんなにも重いのか。


貴女が会いたいのが弟子の私なら。
師弟で暮らした日々を懐かしく思い出して、
共に茶を飲むのも良いだろう。


貴女が会いたいのは、……
知らない事があるのは気付いていた。
違和感の正体を確かめた事は無いが。

その顔を見ていると、
興味本位で触れて良いものとは思えなかったから。

        時折、遠くを見るような目をして。
        一体何を考えていたのですか。]*

 


[ 

  眠れない夜のお供に

  子守唄のような
  昔話はいかがかしら?
  
                   ]

 


[ 
  この城は元は貴方のもの
  いえ、貴方の”前世”と呼ぶべきかしら

  
  城にだって意志はあるの。
  物が付喪神になると同じように。
  城は覚えている。
  生まれた時からの主人を。

  私は仮の主人だということを。

  
 ]

 


[ 魔法の世界で大昔といっても
  文明が発達して
  自然が失われていった変化はあるものの
  世界としてみると大きな滅びや崩壊のない。
  そんな世界での昔話。

  娘の生まれは地主の娘。
  生まれつき紅玉を持って生まれた子。

  宝石魔術を知らない小さな街だった。
  両親達は何かの病気かと疑い
  娘は体が弱いとされた。
  家から出してもらえず18年間。
  今思えば成長して出荷待ちの食材のよう。
  実際にそうだったと知るのは娘が18歳になった時。

  嫁ぎ先が決まったわ。
  貴族との縁談。
  家名だけ立派な相手の人は歳の離れたおじ様好色男

  よくある話でしょう?
  子守唄には丁度良いわ。 ]

 


[ 文字通り親に売られたことを理解した娘は
  弱いとされた体で逃げ出したの。


  


  
   
の中

  

  
行く宛もなく森の奥へと消えた娘。


  
そして娘は戻らなかった

  
言い伝えはここから始まったのよ ]

 


[ 
の奥には
があった。


     
には
があった。



            
には
魔法使い
がいた。



  逃げ出した娘は森の奥の湖で体力が尽き
  どうせ死ぬのなら湖に沈もうと考えた。


  春の頃の雪が残る冷たい水。
  身を沈めていって

         
感覚 が、 なく
……なって



               意識が



                 ………溺れ



                    ゚o 。.゚

      このまま         。o゚ 

 
         泡に       。゚ ゚

                 o .゚

       なりたかった     。゚

                    。゚

 ]


[ 

    さようなら
        •

                 •

    水面に向けた手は
     •

    そのまま下がり
      |

                 |

        沈んでいった
   |

                 |

        その時──

                  
o

              紅玉が光り

              

  ]

 



       湖に        |
               |

              

               の
               線
               を
               伸
               ば
               し
               た

               |
               |



 ]

 


[  赤い光の筋は
   湖を割り

   空にも届いたとされる

   でもそれを知るものは
   どれだけの人がいるだろうか。 ]

 


[  目が覚めたら知らぬ天井でした。

   なんて経験が娘に待っていた。

   まだ続くのかって?
   まだ半分よ。あと半分残っているわ。


   そこで一人の魔法使いと娘は出会い
   そのまま城に住むことを娘は強引に決めました。

   
そう、強引に。

   娘は行く宛も帰る場所もなかった。
   
魔法使いは追い出さなかった。 ]

 


[  まず娘は城を綺麗にしようと思ったわ。
   「ボロい城ね」と言った途端に
   窓が開いて強風が入ってきたの。

   城が怒った、とその魔法使いは言ったわ。

   怒るですって? 面白いじゃない。
   「今からこの城を綺麗にしてやるわ!」
   宣戦布告したら何故だか大人しくなって
   磨いて、履いて、
   次第に綺麗になっていく城

   庭には花が咲いていったわ。
   荒地だった庭なのにと不思議に思ったら

   「城が喜んでいるんだ」とまた教えてもらったの。

   嬉しいと花を咲かせる城。
   綺麗に片付いた書物、キラキラと反射する城内。
   娘は自分の役割が出来たような気がしたの。 ]

 


[ そうね、これは娘と魔法使いと城のお話。


  それから二年後

  別れることになる

  
貴方によく似た蒼鉛を持つ魔法使いとの


               始まりの終わりへ向かう物語。



  さて、夜も更け
  月の光も移動したわ。
  明日に備えて眠りましょう。
  子守唄。それは事実か虚構か。
  花を咲かせる城が実在すればわかることね? ]

 


[ 
その
物語子守唄
に答えるように


           
に一輪の
が咲いた。
 ]


 


   
Wiegenlied

      
子守唄


         
これはあの人へと贈る


 
Requiem     
鎮魂歌     
   

 
**

 

【人】 魔法使いの弟子 リアント


 ― 翌日 ―


   ああ、おはよう


[ オペラからの声がかかれば>>40
  少し寝ぼけた様子……は見せずに

  しっかりと起きた様子で挨拶に応える。

  朝食の用意をしなければと
  いつものように早く起きれば
  オペラもそうだったのか
  朝ご飯の支度の話が出て

  「やろう。出来たらルービナ先生を
   起こしにいかないといけないからな。」

  そんな言葉を返す。
  あの先生みんなでとか言っておきながら
  結局朝はいつもどおりか。

  そんなため息をしつつ
  朝食の準備に取り掛かる。 ]

   そうか、すぐできるのなら
   すぐに出発しよう
   見つけることが難しいのなら
   早く出ることに越したことはないさ
 
(47) 2022/04/03(Sun) 20:22:14

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   気付いて……いたのか


   いや、そうだよな

   気配には敏感か?
   大事なことだな、慣れない地では特に

   大丈夫さ
   そこまで柔じゃない

[ 昨日の行動を知られていたことに驚くも
  自分の都合で遅らせるわけにはいかないと
  採取は朝ご飯のすぐ後に行こうと伝える。

  昨日の要点を頭にしっかり入れたつもりだ。 ]
 
(48) 2022/04/03(Sun) 20:22:52

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ だからヴィスマルト先輩
(先輩と呼ぶことにした)

  には「大丈夫です、やれます」と伝えて>>45

  「そうだ先輩、ルービナ先生を
   起こしてきてもらっても良いですか?
   そのうち起きてくるとは思うのですが…念の為」


  なんて早速先輩に先生のことを任せるような
  お願いをしてしまったのだが、
  先輩は動いてくれたかどうか。


  朝の支度をしていたので見てはいなく
  先生は言葉通りにそのうち起きてくると思うから
  別に起こしにいかなくてもいいのだけれど


  起こさなければ起こさなかったで騒がしいので
  お願いをした訳である。

  それでも弟子としての役目だからと
  断られたら自分が行くつもりではある。

  先生と先輩の関係も知りたくて画策したこと
  もしかしたら見破られるかもしれないな。 ]

 
 
(49) 2022/04/03(Sun) 20:28:20

【人】 魔法使いの弟子 リアント


  ― 出発 ―


   では、行って参ります

  
[ 先生と先輩に挨拶して

  オペラへと顔を向け
  地図を片手に

  幻の花”ジュエル”探しの一歩を踏み出した。 ]
 
(50) 2022/04/03(Sun) 20:29:15

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   そういえば君は探知魔法などは使えるか?
 

[ 道中でまず出たのはこの言葉。
  探知魔法が使えたとしても探索範囲も
  あるだろうからまずは近くへ行くことが最善かと
  質問しておきながら自己完結をする。

  あれば便利で有利になる、それだけのこと。
  なくたって他の方法がある。と軽く聞いたつもりだ。 ]
 
(51) 2022/04/03(Sun) 20:29:40

【人】 魔法使いの弟子 リアント


   私は魔法の力かは不明だが
   動物の声が聞こえるんだ

   たまにだけれど会話も
……多少はできる


   ほら、手を出せば小鳥が止まるだろう
   この小鳥にジュエルの場所を………
イテッ


[ 手を出して止まった鳥は
  会話をする前に手を突っつかれて
  飛んでいってしまった。 ]


   機嫌が悪かったようだな
   先に進もうか

   
[ 帽子を深く被り直し、進む足を早めた。
  まだまだ自分も修行が足りないなと思い直して。 ]**

 
(52) 2022/04/03(Sun) 20:33:26