14:56:49

人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 偽冒険者 キンウ


[……ウーヴェの笑顔は満面の笑顔のはずなのに
まるで太陽の黒点のように
哀しみをほんの僅かに含んでいるようにみえて。

まるでピストルで撃たれたみたいに。>>1:257>>106]
(178) 2022/05/29(Sun) 22:59:58

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 どこへ行きたいか…?

[小首を傾げて考える]

 アタシはね、今まで、逃げて、逃げて…とっても疲れた。
 追手が来るから、一つ所に長くいられなくって。
 いつも、いつも…信頼できる仲間ができる前に
 その土地を離れなければならなかった。
 だからね、昼間、フィアンメッタに…
 さっき一緒に座ってた、水色の髪の子ね。
 昼間、パーティーの仲間に誘われた時に
 とっても嬉しくって。

[フィアンメッタがいるであろう方を指差してから
視線をウーヴェに戻す]

 「今じゃなくて良い。  
   決まればいつか酒場に向かって
   叫んでくれよな。」>>108

[そう言われると
「ううん、気持ちは今、決まったの」と応えて]
(179) 2022/05/29(Sun) 23:03:52

【人】 偽冒険者 キンウ


 ねえ、ウーヴェさん、アタシは貴方とも
 パーティーを組んでみたかったな。

[少し前の、ウーヴェとエアハートとの握手を思い出す。
……ああ、手を差し出しても、触れることもできないのか。
約束……指切りも、できない。

そのことが、とても、とても。
──哀しい]
(180) 2022/05/29(Sun) 23:06:36

【人】 偽冒険者 キンウ


 ねえ、霧の日なら、また会える?
 ──それとも、もしかして遠い未来なら、また会える?

[ウーヴェの事情は何一つ知らない。

記憶に残るのは、ダンジョンの記録に名前があったこと。
今、ここで本人から名前を教えてもらったこと。
美味しい特性チューハイを作ってもらったこと。
親身になって話を聞いてくれたこと。
何一つお返しができていない。

ゴースト…輪廻転生から外れたもの。
時の中で彷徨う、霧の世界に縛られた存在。


そのことも、とても、とても、哀しかった]**
(181) 2022/05/29(Sun) 23:08:28

【人】 冒険者 キンウ


 ──霧の夜:『MiraggiO』店内──

[何度目のお手洗いに立った時だったか。
カウンター席近くに飾られている花に気づいた。>>0:157
お酒を沢山飲むとお手洗いが近くなるよね?
ザルではないけど、エアハートさんの懐具合は大丈夫かな?


それが、ウーヴェの魔法の花だとは知らないし>>0:118
セーラー服の少年が額に飾った物だとは知る由もない。

“押し花”──都にはあったのかもしれないが、
生まれた里にはその文化がなかった]

 
……あの!


[その時もしも、
カウンター席の近くに誰か店員がいたなら声をかけて
押し花の作り方を聞こうとする。

いなかったとしても
独り言に出てしまったかもしれないね。


腰袋から青薔薇の一片を取り出して]

 
この薔薇の花びらをあんな風にしたいんだけど。
ひとひらを飾っても恰好がつかないかなぁ。
(198) 2022/05/30(Mon) 1:55:43

【人】 冒険者 キンウ

[……それともこの青薔薇の一片は、
霧が晴れると共に消えてしまうのだろうか?

ふよふよと飛んで店内を飾る淡い光は>>1:52>>1:93
時に、蝶々が羽ばたくような形に見えて。
残像が、細かにずれてゆく。>>1:3>>1:4]

 ……ああ、酔っぱらったのかなぁ。

[カウンター席の椅子にもたれかかって。

「君から来てくれたんだ。
       僕は何もしちゃいないよ。」
 >>1:137

ふと、オッドアイの店員の言葉を思い出す]

 
違うよぅ、何もじゃない……
 貴方は出逢いの
青薔薇
キセキ
をくれたんだぁ。


[それが例え、生者と死者の境界が交わる
霧の夢一夜だとしても]**
(199) 2022/05/30(Mon) 1:58:39






   置いていこうとする仲間には拒絶を
   俺を受け入れてくれるやつには
   仲間だと言って

   そしてまた俺は置いていかれることに怯える **




 
 [一目見た瞬間に、ありもしない心臓の高鳴りを感じた。

        電撃が走るように鮮烈な、運命の出会い。]
                        
再会

 

 
 
  [やっと
いに来てくれたんだね!
     
罠にかかって


   ずっとずっと、僕はここで
ち焦がれていたんだよ。]

 
 

 
[そ知らぬ顔で近づいて、注文を取り料理や酒を提供する。
 最初はビールを飲んでいたけれど、
 「お薦めはあるか?」と聞かれたから、
 オリンピックとブラッディマリーを出してやった。
 その意図に気付くこともなく、美味しそうに飲んでいたよ。



         
滑稽だね。さてはこの人、教養がないな?]

 

 
子供らしいあどけない笑顔で、話を聞いた。
 その裏で、賢しさと殺意を研いで。
 この日は他が疎かになってしまったけれど、
 どうか許して欲しい。
 何年も待ちわびた、千載一遇のチャンスなんだ。



 「海賊は格好良い!」「僕たち海の男の心は一つ」
 そんな虫唾が走るような嘘も、平気で吐いた。
       店員が、お客様に嘘を吐くわけにはいかない?
       奴はお客様じゃない。憎い仇だよ?]

 

 
 
 
   [ブラッディマリーでの宣言通り、

         霧が晴れる前に僕は無念を晴らした。]

 
 
 

 


 ───── もう、終わりの時間だ。


 ] 

 
[一人の未練を抱えたゴーストは
 そのまま、光と共に
 溶けて、消えた。

 
その表情は、幸せそうに笑いながら───── ]

 



[ 命とはどれだけ鍛えたとしても
  永遠になどなれない。

  人はいつかこちら側へやってくる。

  きっと俺は未練が多かったんだ

  
迎えにきて欲しかった

  
(亡骸を見つけて欲しかった)


  
死を悲しんで欲しかった

  
(弔って欲しかった)


  
みんなで力を合わせて逃げたかった

  
(一緒に戦って欲しかった)


  
逃げたアイツらを殺してやりたかった

  
(後悔をして欲しかった)



  どれも
正解

  そして今はどれも
正解
。 ]




[ 偽りの
幸せ
に身を浸らせて。 ]

[ 本当の
悪夢
から逃がされて。 ]

 

【人】 冒険者 キンウ

 ──回想:霧の夜・ウーヴェ──


 ……貸してやる?

[その言葉を聞いて、最初は目をパチクリさせた>>228]

──一生懸命覚えた。
ウーヴェの唇が象る形を、目で。
ウーヴェが発する声を、耳で。

紙に描きとらずに覚える…暗記術は得意だ。
わからない単語があったとしても、
カナに置き換えて覚えておき、後で調べればいい


時々、うん、うん、と頷きながら一生懸命聞いている。

耳飾りの色
もしっかり目に焼き付けた]
(306) 2022/05/30(Mon) 21:27:32

【人】 冒険者 キンウ


 男の一人暮らし?>>230
 
アンナモノやソンナモノもあるのかな?


 うん、大丈夫。
 アタシの母さんは物心ついた時にはいなくって。
 父さんと、兄と、男所帯で育ったから。

 父の最後も看取った。
 その時一度、徹底的に後片付けしたからね。
 綺麗に使うのは、請け合えるよ。

[ギョクトの慌てた顔を見たのは、あの時が最初で
最期
]


 安全な場所が見つかるまで?
 隠れ家アジトを提供してくれるってこと?

 発破をかけられるかもしれないよ?
 それでもいいの?
 どうして、そんなによくしてくれるの?


[──……応えが聞けた>>231]
(308) 2022/05/30(Mon) 21:28:17

【人】 冒険者 キンウ


[背中を預けて戦いたかったな
……それはもうできないんだね。

そんな
“未練”
のある言葉も涙も飲み込んで。
アタシも大人になりたいから、笑顔を見せるんだ]
(309) 2022/05/30(Mon) 21:32:06

【人】 冒険者 キンウ


[会えるかという言葉には、返事はもらえなかった>>232
それはそうだろう。

次の霧の夜、再びここに招かれるとは限らない
招かれたとして、ウーヴェがいるとは限らない。
いや、むしろウーヴェがいなくなっていた方が……

アタシは彼のゴースト事情を知らない。
でも、彼の心にかかった霧が晴れることを願う。

アタシは彼の心が平穏に向かうための、
その、一欠けらになりたい
小さな小さな一欠けらでいい……なれるといいな。
]**
(310) 2022/05/30(Mon) 21:35:21

[ 魔法の使えない人の子
  君のおかげで和らいだ子もいたんだったか
  料理長の不在は重たいけれど、なんとかしよう。

  海に持っていくには熱すぎる炎の行先
  
は無事に見つかったようでよかったね?

  幼子が背負うには大きな傷だ
  もし次来る時があれば
  今度こそ最果ての地を見てくるといい

  今度は幼子なんて言われないよう、成長してね。 ]


 


[ 誰よりも不真面目なように見えて
  誰よりも真面目だったのかもしれないね

  次もお客さんとして来てくれる彼には
  きちんと指輪は返しておくよ
  一度覚えた絶望をもう一度
  目の当たりにすることになっても
  選ぶと言うなら ただ祈ろうか
  君が愛した人の


  次は夢でなく、現実に見るといい
  まだ見ぬお酒も、出会いも 幸せも
  きっと君をこの世で待っているよ。 ]
 


[ やっぱり君は光だったと思うよ
  自らを燃やし尽くしてしまう光
  
  話していなかったけれどね
  僕の道は照らされているんだ
  最愛の人は ここへ居るから。

  
  僕に君の道を照らしてあげることは出来ないけれど
  そうだね、もし戻ってきても望むなら
  この世から、
してあげようか。

  …なんてね 燃え尽きてしまう前に
  灯りを見つけることを願っているよ

         休暇の後
         見つからなければ、帰っておいで。 ]

 


[ 君とはまだ長い付き合いになりそうだね
  この先もずっと、かな。

  失う痛みを知りながら
  与える痛みを知っている

  君の未練が永遠に晴れる日が来ないのだということも
  気づいているから、目を瞑る

  終わらない時も退屈なんだ
  そろそろ
いの話でもしてみるかい?

  ───冗談さ 僕たちには必要のない話だ。 ]

 

【人】 冒険者 キンウ

 ──後日──


 はい、遠い親戚なんです。
 降ってわいたように遺産相続の話がきて、
 アタシ自身ビックリしてます。

[不思議な霧の一夜が過ぎてどれくらいたっただろう。
周囲の人にそんなふうに応えるのは三回目くらいだったか。


あの日、店を後にしたのは何番目だったかな?

何時頃だったかまでは覚えていないけど
ハバネロまみれのピザを
フィアンメッタと食べたような気がするんだけど…
どうだっただろう。お酒も大分入っていたから記憶違いかも?

彼女には真名が陽葵ヒマリだということを伝えて。
それから、吹き矢のこと、自分に追手がかかっているということ、
シノビは“抜け忍”を絶対許さない掟があって(国家機密の漏洩を恐れるから)
常に死と隣り合わせの毎日で
一つ所に中々落ち着けなかったということ、
そんなことを打ち明けたはずだ。

それから、エアハートさんのお会計する姿を盗み見て
ゼロが一桁違うのでは、と、思ったのも記憶に残っている。
奢ってもらいすぎたから、何かお返しをした方がいいのか。
例えば、アリアへ極上の人参を持っていくとか…
]*
(315) 2022/05/30(Mon) 22:13:12

【人】 冒険者 キンウ

 ──後日〜いつか──


[ギルドに毎日足を運び
その日暮らしの仕事をもらい
そして、隠れ家に帰る。

帰り道の途中、街角で、港で。
何度か友達や知り合いを見かけることはあったかな。

フィアンメッタやエアハートとアリアの他にも、
友達や知り合いは増えただろうか?
増えたとしたらその中には、
例えばPale Blueの髪の男性がいたかもしれないし
異国のターバンを巻いた人もいたかもしれないね。



そんなささやかな
一見穏やかに見える暮らしの中でも
何度か、事故か刺客の仕業か
どちらともつかない不穏な出来事があった。

ほら、今日も]


 
(ヒュン!!!)



[後ろからきたそれを、咄嗟に左手で掴み握り潰した
──虫だった]
(321) 2022/05/30(Mon) 23:49:56

【人】 冒険者 キンウ


 あ、いけない!紅い色の虫だ。
 毒かもしれないじゃん。

[何とかモドキの危険色かもしれないけれど
常に持ち歩いている消毒薬…あの日以来、欠かせることはない]


[白い壁の家が見えてくる。>>229
ウーヴェが片耳にしていた
耳飾り
と同じものが
ドアにかかっている。

鍵はドアの前の石畳の石の下だ。
目印の耳飾りの場所も、鍵の場所も変えていない。

扉を開けて中に入ると
“守られている”、そんな気がする。
──勿論、そんな気がするだけなのだろう。
気の持ちようだからね?]

 もっと修行を積んで強くなったら
 東の方へも、戻ってみるかもしれないよ。

[そう独り言ちる。
例えギョクトが死んでいても、向き合うつもりだ。

はずっと隣り合わせだった。
“仕事”だと割り切っていたはずの時も、
三年間、逃げていた時も]
(324) 2022/05/30(Mon) 23:51:24


   「セシリー……ごめんなさい。
    私にとっての正解は、選べなかった。

    
世界にとっての正解を、選んでしまった。」



  ずっと、後悔していた。
  それでも、
  そんな私が祈っていいのなら、届くのなら…。

 



   「貴女にとって、どうだったのかは…
    今度会えた時に、教えてよ。

    恨んでくれていて構わないから…。
    貴女が……セシリーが、何処かで
    笑っていてくれますように。」


  何処にいるか分からないセシリーに届いてほしいと。
  彼女のお墓の前で、小さく呟いて。
 

【人】 冒険者 キンウ


[──だけど、自分が死ぬのってやっぱり怖かった。

でも、不思議だね、今は前より怖くないんだ。
その時はその時って思える]

 だっていいゴーストさん達いい男
 また、いつかどこかで巡り会えるかもしれないもんね!

[生きているうちに巡りあえなくても、
他の誰かを好きになって結婚したとしても。

──貴方は私の初恋の人

ギョクトは兄だから数から除いたよ
]**
(328) 2022/05/30(Mon) 23:54:43