21:21:08

人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


「 
あ お ー ん …
 」

殺せたんだ……と思うと同時に噛み先アレにして悪かったな……の顔。個人的な理由で犠牲者なしにしたのでちょっと反省中のラノベフォント。

アマノは、ロビーにも、処刑室にもいなかった。
(a1) 2021/10/11(Mon) 21:06:43

【人】 知情意 アマノ

男は、ロビーにも、処刑室にもいなかった。
ではどこにいたのか? ――トレーニングルーム、青々と広がった空の元、芝生の上だ。
ああ、全くもって要求通りの風景だ。グレーチングでも良かったが、芝なら芝で鋭利なものなら刺さりやすかろう。例えば、ヒールとか。

「(……ああ、これだ)」

男は、『協力者』として彼の傍らにいた。
言葉という不完全な情報伝達を経ても思い描いた通りの風景があることに、男は心地良さを覚えていた。

「……まずは一段階、と言ったところか」

他の『協力者』や『彼』が何処にいるかを男は知らない。
ただ役目を果たすため、彼と――
ルヴァとともに在る。
(7) 2021/10/11(Mon) 21:16:48
アマノは、そこで私を引くあたりが持っているな……と与太時空で思っている。与太アマノ、叩かれたかった。
(a6) 2021/10/11(Mon) 21:30:18

【人】 知情意 アマノ

誰が聞いているかも分からないが。
……誰が死っているかは、分からないが。
耳のいいどこぞの友人気取りや、友人が、これだけのことがあってまだ己からの連絡がないことと、これを結びつけることができるだろうと思っている。
(12) 2021/10/11(Mon) 21:30:41

【人】 知情意 アマノ

【アマノPLより皆々様へ】

当『全員の命運をかけたうえでのエリアジャックイベント』において、弊アマノが恐れ多くも協力者もといレイドボスの一角としての役割を賜りました。
よって参加される皆々様には『ルヴァの企みを阻止する』前段階として、どういう形であれ『協力者アマノの制圧』を目指していただくこととなります。

これに伴い、アマノによる
エリアジャックに仇成す者の殺害
が発生する可能性が極めて高くなります。ルヴァの企みを阻止しようとしているかつ
殺害されたくない・
特定の誰かを殺してほ
しくない方
は、お手数ですが
秘話もしくはメモ(特定メモ可)
での意思表示
をお願いいたします。
(名前を挙げていただいた方に関しては気絶や行動不能等で対応させていただきたく思います)

また、併せてアマノがお世話になっている近しい関係者の方は
アマノの死亡
を望まないのであればその旨を連絡いただけますと幸いです。
(一人でも死を望まない方がいた場合はその旨を全体にお伝えしますので、各位ご協力をお願いいたします)

一連の連絡の際、状況によっては
最低限の連絡のみで対応させていただきます
のでご了承ください。

本来であれば皆様一人一人に直接お声がけするべきにも関わらず、このような形でのお伺いとなってしまい大変申し訳ありません。
こうしてイベントで立ち回らせていただくのは初めてであり拙い面も多々あるかと思いますが、適宜ご指摘とご教示いただけますと幸いです。
以上、何卒宜しくお願いいたします。

【アマノPLより】
(13) 2021/10/11(Mon) 21:32:18
知情意 アマノは、メモを貼った。
(a8) 2021/10/11(Mon) 21:33:14

アマノは、トレーニングルームで敵を待つ。視界に収めた瞬間、相手次第では雷撃が飛ぶことだろう。
(a9) 2021/10/11(Mon) 21:37:39

【人】 知情意 アマノ

>>24メサPL様
/*ありがとうございますわ!PL相談いつでも承っておりますのでお気軽にお申しつけください!
もちろん他の方々もですわ!現状いただいた方の分につきましてはNG貰っていませんので場合によってはアレです。はい。
(28) 2021/10/11(Mon) 22:04:19

【人】 知情意 アマノ

>>+7ダビー
トレーニングルームの扉を蹴破れる人間など、数が知れている。自分達を抜いた11人の中でも猛者であることは当然伺えるため、即座に雷撃でもってその訪問者を出迎える。
雷撃が何を焼いているのか、焼いたものを放ったのは何者なのかを、男はよくよく知っている。

だって当然だろう。一度ここでやり合っているのだ。
今となっては殺害対象トクベツになった最悪の看守に男は口角を上げる。

「U-681よりダビー様へ……という挨拶はいらないな?
 ――ようこそ。君はここへ来ると思っていたよ、ダビー」

男は首謀者を護衛できる範囲で立ち止まっている。
しかし、隙あらば雷撃を繰り出そうというのだろう、あなたから目を離すことも肩の力を抜くこともない。
(33) 2021/10/11(Mon) 22:13:02

【人】 知情意 アマノ

>>32チャンドラ
それから、入り口に姿を現した最も相性が悪いであろう看守である――相手をし辛いのは能力相性だけではないだろう――己の主人を視界に収めて。

「……やはり来られましたか、チャンドラ様。ごきげんよう」
(34) 2021/10/11(Mon) 22:15:54
知情意 アマノは、メモを貼った。
(a15) 2021/10/11(Mon) 22:18:44

【人】 知情意 アマノ

>>39ルヴァ
「3対1でないだけ良好と言えるだろうな。……ルヴァ、」

相性が悪いかつ手の内をある程度知られている都合上、チャンドラがいる時点で男の立ち回りは厳しくなるのだ。故に嘘を申告することなく、想定されるありのままを思い、ただ淡々と尋ねることだろう。

「君は
頭と両手と、あと何処が残っていればいい
?」
(44) 2021/10/11(Mon) 22:34:41

【人】 知情意 アマノ

>>+14ダビー
「なに、少々羽目を外し過ぎているだけだと大目に見てもらいたいが。そうもいかないのだろうな」

こちらも無表情に淡々と言葉を紡ぎ、そうして、彼の悲しみを見出した男は一度、眉を寄せて。

「この無礼講での投票先はただ殺したい相手でしかなく、誰も人殺しを淘汰しようという意志なんて持っていない……と教えてくれたのは他ならぬ君だったろう、ダビー。善悪なんて飾りで、理由で、……その尤もらしい理由、世間一般の感情と根回しという工作が君を死に至らしめる。それだけだ」

票を集めておいて。淘汰しておいて。一時的にでもあなたという脅威から逃れようと画策した男は言う。
――ああ、なんという厚顔無恥。

「私はルヴァの知性を守るために。ルヴァの知る完璧に少しでも近づくために。……このような場でそれぞれが動くことによる知情意を見るために、ここにいる。

 ――君の
知性、感情、意志を、
私に見せたまえ、ダビー」
(45) 2021/10/11(Mon) 22:42:32

【人】 知情意 アマノ

>>40チャンドラ
「貴方様が動かなければ良いだけの話だったと愚考しますが。
 ……観劇される、もしくは協力して頂ける……という雰囲気ではなさそうですね。残念です」

わざとらしくため息をついた。

「……私が知性を好むのをご存知であれば、ルヴァという知性が制御されるのを望まない……というのもお察しではありませんか?」
(49) 2021/10/11(Mon) 22:46:57
アマノは、入り口付近にいる面々に気付いているが、手にかけようとはしない。敵対はされていないため。
(a18) 2021/10/11(Mon) 22:47:47

【人】 知情意 アマノ

>>48ルヴァ
「承知した。では少しの損傷は了承願おう。二人を相手取るのならば五体満足でというわけにはいかない」
男とてあなたに痛覚という障害が生じるのは望ましくないため傷付けたくはないが、念のためだ。庇いきれる自信がない、とも言える。
(51) 2021/10/11(Mon) 22:52:00

【人】 知情意 アマノ

>>54チャンドラ
「……本当に世話焼きのご主人様だ。
 これが私の今までを崩し、壊すと? 何を壊すと言うのです、何が壊れようがあるというのです。こんな狂った監獄で、こんな私がこれ以上、どう壊れると?」

男は知性の犯罪者だ。そのため知性を伴う会話を好んでいる。それでも対話を好むような素振りを出したのは、この無礼講に入ってからではあるが。


>>入口にいる面々
「……諸君。もし私と武力で敵対する気がないのならそのままそこにいたまえ。
 私とて誰彼構わず殺すつもりはないし、その役割は仰せつかっていない。
 ……言いたいことがあるのならば、聞きはするし答えてもいい。君達にはその権利がある」

そう。対話というのならば、それは入り口のあなたがたに対してもそうだ。話したことのある者、ない者、それぞれだろうが。男はあなたがたの知情意とて見たいのだ。
(56) 2021/10/11(Mon) 23:12:04

【人】 知情意 アマノ

>>+20ダビー
「あいにくと私は犯罪者なのでね。欲するものは手に入れよう、しかし代償は払ってやれはしない。残念だったな」

あなたの持つ武器の柄に、柄のみだったそれに、刃が生み出されるのを見た男は僅かに目を細める。
血を扱うというのならばある程度想像できたことではあるが、なるほどこれは手強いものだ。
血でできた刀身が永劫その形であることはない。……対抗策を数点、脳内に見出して。

「少なくともこの瞬間、共益相手ではなくなったな。……あの部屋も居心地はよかったのだがね」

懐にある鍵に一度だけ手を添えて、その次の瞬間にはターコイズの瞳の中にあなたの元に駆け行く雷光を映したことだろう。あの部屋で、共益関係が崩れかけたあの瞬間に告げた言葉を告げながら。

(61) 2021/10/11(Mon) 23:22:52

【人】 知情意 アマノ


「――やれるものならやってみろ。」



1日目の夜、あなたはダビーと運命を分かち合いました。
あなたはダビーと運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは殺意満々なのです。
(62) 2021/10/11(Mon) 23:23:23

【人】 知情意 アマノ

>>63>>64チャンドラ
あなたが主人ではなくチャンドラとして発した言葉の後の、その鎌を見て警戒心は更に高まる。
常の姿を見るだけならただの重力の能力者に見えるが、彼にはアレがあるのだ。自分に仕事を振ってはいるものの戦闘能力があることだって分かっている。

「……チャンドラ様。
 君が友人になりたい者は犯罪を起こした者で、こうして犯罪を起こせる者で、再度の犯罪を起こす可能性を孕んだ者でもある。それでも笑い合いたいと思えるか?
 
――友人だと、言えるのか?
(65) 2021/10/11(Mon) 23:38:10

【人】 知情意 アマノ

>>68チャンドラ
男の口から零れたのは笑いだった。くす、と。滑稽でたまらないと言った様子で笑っている。
どちらが滑稽なのかはともかくとして。


「……年上の君からすれば私もマセガキ、か。
 いいだろう、それなら友人らしく喧嘩でもしようか、
 ――
チャンドラ


主従としてではなく、ただ友人として。こんなところで伝えるのは相応しくないであろう言葉を男は紡いだのだった。
(70) 2021/10/11(Mon) 23:56:48

【人】 知情意 アマノ

>>+25ダビー
警戒すべき刀身が崩れたその瞬間、男は生じた霧の中に消えて行った男の気配を追おうと耳を澄ませた。
ほんの一瞬たりとも気を抜けぬ相手が友人の支援も受けているのだ、きっと彼の行動範囲は地上だけに留まらない。

そして、ガラスの割れる音を聞いた瞬間に、男はそちらから飛んでくる状況での弾道を想定する。

「――……ッ、」

護衛対象に当たらない道筋であれば男はただ横に飛び退いて音のした方角へと雷撃を放つことだろう。
護衛対象に当たる道筋だったのならば話は別だ。その場合、致命傷でなければ雷撃による威力軽減のみを図るだろうし、致命傷であれば彼を庇い護衛する動きになるので恐らく腹あたりに一発を受けることになる。

とはいえ、いずれの場合でも、あなたを射止めようとするのは神を作らんとした傲慢な男による神を気取った雷鳴の裁きだ。その威力は模擬戦闘の比ではない。
(73) 2021/10/12(Tue) 0:11:39

【人】 知情意 アマノ

>>74チャンドラ
……ああ厄介な。そう思うはずなのに男の口元は緩む。
この支援は受ける側として知っている。これにサポートされたのはきっと一度や二度ではなかっただろう。
だからこそ、頼もしい力を持つあなたが友人でよかったと、主人でよかったと思ってしまうのだ。

なんだ、君はやはり無力な主人などではないじゃないか。
(75) 2021/10/12(Tue) 0:17:20

【人】 知情意 アマノ

「私はね。
 『贖罪』が死であるならば何故ここで『償い』を求められ生き続け時に殺されるのかが分からない。
 『人間を殺してはならない』と掲げる一方で『悪人は殺して排除しろ』となる理由が分からなかった。
 ……後者には私なりの答えを見つけたが、前者はまだだ。まだ、まだ思考が足りない。視点が足りない」

男は戦闘に集中するが故に、思考に制限を掛けることも忘れて詩を読むかのように語る。
悪は法を犯して初めて成るもの。しかし常人と悪人の間には犯罪者予備軍と呼ばれる警戒すべき存在がいて、それを知られた時点で世間を脅かす何かに変じてしまうのだということを理解していなかったのだ。男が、決闘者に恐怖し排除しようとしたのがそれだ。


男という犯罪者の、男という人間の抱える『迷宮』は未だ変じ、深まり、それ故に常に矛盾を孕み疑問を抱く男の在り方をより歪なものとしている。
君達は答えを持っているだろうか。この狂った監獄にいる君達にとっての『贖罪』は、『償い』は、世間一般から『囚人はそうあるべきだ』と求められた理想像以外の何かであるだろうか。


男は答えを求める。贖罪の定義を、償いとは何なのか。死と暴力と欲望の渦巻くこの監獄で。
(81) 2021/10/12(Tue) 0:41:01

【人】 知情意 アマノ

>>82>>+27チャンドラ・ダビー
一対一ではないこの戦闘において、チャンドラの動きとて当然警戒の内にある。
しかし、チャンドラとて自分の主人になり噛まれずにここまで至った強者なのだ。警戒をいくら挟んでいようとも、一方向に割かれていた意識を向けて対応しきるには時間はあまりにも無情に過ぎ行くものである。

振り下ろされる三日月に己の護衛する彼が当たらぬように身を捩ったまではよかったが、その切っ先は男の襟足から胸へと繋がるコードを引き裂くことだろう。
腹に咲く赤の花に食い破られる腹に必然、男の口からは呻きが漏れた。咥内に血がせり上がる。苦しい、なかなかこれはよろしくないな。でも、

「っ……そこは、」

私の間合いだ。
護衛対象の彼を地に置きざまにチャンドラへと蹴りをお見舞いしてやろうとして……追って来襲せんとするダビーに備え、体勢を立て直す。ここは一旦防戦に転じるべきだと考えて。


>>83ルヴァ
「彼らは手練れだ、下手に離れられるくらいならばある程度近くにいた方が守りやすい。……致命傷にならないようには、する」

端的に述べる男はされどあなたを看守達から僅かに遠ざけようとするだろう。彼らの得物を知ればこそ近くにいることも、遠くにいることも望まない。中距離程度であれば男も対応しやすいだろう。
(87) 2021/10/12(Tue) 1:00:39

【人】 知情意 アマノ

>>+29ダビー
何も語られない、あなたの知情意が見いだせない戦いに、男は僅かに苛立ちを覚えている。呼吸では何も伝わらない。呼吸だけでは、男のここに立ってまで欲したものは得られない。

であれば――あなたに構う暇など、ない。

男はその長身を屈めて床に手をつき回避をするだろう。身体の動きに遅れた髪が僅かに切られ、宙を舞う。そうしている間にも男は足をバネにしつつ脚部パーツに電流を流し。

「――共益関係でない私にはもう伝える筋合いもないか、ダビー。なら――」

もういい。
殺そうが、殺されようが。


男は体躯を伸ばしつつ、その動きに蹴りと雷撃を乗せていく。あなたの顎を狙い真っ直ぐと撃ち抜かれる脚に雷撃が纏わりつく。先程コードを切断された男の、制御の一端を失っているその強い雷光があなたを捉えることはあるのだろうか。
(93) 2021/10/12(Tue) 1:26:44
アマノは、そう、見つけたい。認められたい。己の抱く謎を解決して、分かち合いたいのだ。
(a30) 2021/10/12(Tue) 1:29:30

【人】 知情意 アマノ

>>90トラヴィス様
男は、あなたの声を聴いていたのか、ちらとあなたに視線を向けて――しかしそれはほんの一瞬だ――口元を動かす。
あなたにこの言葉が届くだろうか。男の言う言葉の意味が分かるだろうか。

――殺害対象とくべつを望みますか?

あなたがこれを受け入れるかどうかなど、男も知りはしないが。
男はあなたが敵対の意志をはっきり示すのならば、
あなたが真に敵対行動を取れるようであれば、
その時になって男は漸く動くことだろう。
(96) 2021/10/12(Tue) 1:35:25
アマノは、トラヴィスに対してそれ以上反応を示さない。示せない。>>98
(a32) 2021/10/12(Tue) 2:01:52

【人】 知情意 アマノ

>>+32ダビー
そう、男は"彼"と近しい手法であなたの顎を狙っていった。その速度は脚部パーツのサポートもあり速くあなたの腕を掠めることだろう。雷光は言わずもがな。
捉えた、その上であなたがどう出てくるかを男は注意深く探っている。模擬戦闘の時のようなヘマはもうしない。

それからあなたの言葉を聞いた男は。ほんの一瞬だけ、あなたという共益関係者を突き放した罪悪に思考が止まる。
男とて情を持つ人間。他者を傷付けるのは望んでいない。
しかし、人間であるが故に、不完全であるが故に、あなたを傷付けた。
その自覚くらいはあるのだ。

「……ッ」

先日は男の油断が、今は男の感情が、ほんの一瞬という致命的な空白を作ってしまう。
無数の杭から逃れるのがほんの僅かに遅れた結果、男は足を地に縫い付けられそうになったことだろう。それでも、杭を手や機械化された部位である程度は受け流して距離を置くのだが。

腹から、足から血を流す男の動きは鈍ってもおかしくないはずなのに、男は痛みに多少顔を歪めながらも変わらず立ち続けている。雷光を目で追うのであれば、男の脚部にその一部が流れ込み、男は機械による補助のもと強引な動作を可能としているようだった。

「……明かして排除される程よくないものなど、監獄ここでは珍しくないはずだが。君は『それ』に気付いていなかったかダビー? ならばそれも学びとして持ち帰りたまえ、我等が皆ただ罪を犯しただけでここにいるわけではない」

罪が生じる理由が、思考があったからここにいるのだと。共益関係でなくなったはずの男は、そうあなたに語った。
(105) 2021/10/12(Tue) 2:17:03

【人】 知情意 アマノ

>>104ルヴァ
男はあなたの言葉にその意図を知る。知っているからこそ男は僅かに思考し、そして。

危機的状態criticalとまではいかないが、対処の必要がないerrorでないとは言い難いな。
 可能であれば君のサポートを貰いたいものだ、ルヴァ」

男は、己の危機においても機械的な事象に沿った表現で素直に告げた。
私が落ちるわけにはいかない。ここにいない彼の働きを無駄にはできない。
(106) 2021/10/12(Tue) 2:25:27
アマノは、チャンドラの言が理解できない。人として生きるのを困難にしているのは、この監獄の在り方じゃないか。>>99
(a34) 2021/10/12(Tue) 2:34:16

【人】 知情意 アマノ

>>+38ダビー
「どうして、それを捨てる。何故、人を捨てる」

男の声が震える。
自らの知性を守ろうとした男は、あなたの知性をひどく害したと知っていて、謝るべきは自分であると知っていて、しかし今この状況故にそれも紡げず怒りを抱く。
ああ、自分の言葉が、知性を壊し、ああ、ああ……


「――そこまでして世間一般そちらに阿る理由が何処にある!?」


よりこちら側に近いのならば、こちらに来れば楽になるのに。何故こちらにやってこない。なぜだ。
そこまでして苦しんでまでどうして人の中にあろうとする?


あなたが雨と銃の両方で攻撃を行っていたのであれば、それは負傷した男を捉えただろう。
しかし、現実はそうではない。男はその負傷を癒され、十全とはいかずとも調子が戻った男は飛び退き銃弾を交わした。

そうして今度はこちらが攻勢に出ようと。まずは見舞い代わりに、彼と『彼』を巻き込まない範囲での放電を。
その雷光の合間を縫うようにして男が駆け、移動の勢いに任せた拳をあなたの肩もしくは腹を狙って繰り出そうという心持ちだ。
(114) 2021/10/12(Tue) 3:08:39
「――――――……」

言葉にできない遠吠えを発する。
戦闘の中で、対話の果てに、己の在り方を見失い。
独りはぐれた狼が、声なき声で鳴く。

ここにいるのだと。私を見つけてほしいと。
離れていてもそばに在ると知っていて、それでも求めてしまいたくなるほどの痛みに狼は鳴いた。

ああ、けれど。
こんな自分を見ないでほしいから。
どうか君は、君の役目を。

【人】 知情意 アマノ

>>+41ダビー
愛したい。壊したいわけじゃない。
ああ、それなら、そうであるなら、私の行動が罪なのだと。
理解したところでもう、あなたを殺した、あなたという知性を殺したのだという事実は変わらない。

……全てを聞いて、拳を受け止められた男は。
あなたという人間が行う肉弾戦にも、それによる行動の制御にも、対応ができない。
できたかもしれないが、何故だろう、身体がついてこないな。


「私の勘違いが君を殺したのなら、」

知性を尊ぶ男は、研究所内テロを起こした時のような慟哭は行わない。
しかし、それでも当時のような仄暗い色で、自分が化け物に成り下がったと理解した時の色で、男の持つターコイズを濁らせたことだろう。

(121) 2021/10/12(Tue) 5:19:13

【人】 知情意 アマノ

>>+41ダビー
「――また私は間違えたんだな」

やはり不完全は嫌いだ。不完全だから他者を傷付ける。他者を苦しめる。他者を、殺してしまう。
だから、完全が欲しかったのに。完璧を生み出したかったのに。
結局自分はどこまでも遠い――それでも、それ故に愛する――人間なのだ、と突き付けられる。


すまない、ダビー


謝ったところで許されない。理解している。それでも紡がざるを得ない言葉。
……明確な隙が生じている。>>+42
(122) 2021/10/12(Tue) 5:21:15
アマノは、トラヴィスの言葉を聞いてそれでも止まれなかった。己に迷うばかり、なのに。>>124
(a39) 2021/10/12(Tue) 5:55:46

アマノは、キンウの遠吠えにその一瞬だけ呼応してしまう。……してしまった。>>+44
(a45) 2021/10/12(Tue) 10:37:23

【人】 知情意 アマノ

折角、忠告を与えてくれていた彼の言を振り払ってまで、更なる戦いに身を投じようとしていたのに。>>124
避けようと思えどこの一瞬に振り解けるわけもなく、この一瞬ですら遠吠えに侵食されて何もできやしない。>>+44
『協力者』の資格を失ったのだとどこか遠くで思う。これはきっと、この一瞬への現実逃避だ。>>128

そうして男は、男の長く続いた苦痛によって弾けそうになっていた戦意は、三日月に裂かれて。>>123>>130
対峙する彼の囁きに、身とともに精神をも裂かれたような激しい苦痛を覚え、もう取り繕いもできなくなる。>>c66
腕を撫でる手の優しさが、ひどく痛い。この優しさを受け取る資格など、きっと私にだけはないというのに。>>+46

ここにいない彼の姿を何故か見出してしまった。
「君は君の存在を間違いだと思うかね?」と問いかけた己に、
肯定を示したあの柘榴色が頭に過る。

(133) 2021/10/12(Tue) 13:04:48

【人】 知情意 アマノ

それからは、見ての通り、聞いての通りだ。

男は対峙する相手ごと杭で穿たれ、悲鳴とも慟哭ともつかぬ叫びをあげる。逃れることも叶わぬ苦痛が思考を焼く。
ああ、焼かれろ、焼かれてしまえ、こんな知性しこうは望んでいない。


男は再度、眼前の男と杭で貫かれ、……今度は声を上げようもなかった。どこが、何が痛いのか、分からない。
痛みに従って零れる涙が、何に由来するものなのかも分からない。


串刺刑に処された男の驚異的な身体能力の実現に貢献する機械化した部位はその悉くを破壊され、肉体の損傷もまたやがて死に至るそれであるのだろう。
男はもう立つこともままならず。能力を扱うことも叶わない。あとはもう、この青々とした空の元、生き生きとした生命の緑の上で、汚らしい赤の海に溺れることになるのだろう。>>+48

(134) 2021/10/12(Tue) 13:05:06

【人】 知情意 アマノ

――そう、なってしまう一瞬前。
男は空へ一筋の雷光を届けた。
それはきっとこの隔離エリアの照明にほんの一瞬の悪戯を……
一瞬の明滅を、届けるのだろう。
(135) 2021/10/12(Tue) 13:05:48
アマノは、ダビーの知情意を朧気ながら受け取って、血の海に沈みながら青空を眺めるだろう。>>+54
(a47) 2021/10/12(Tue) 13:50:53

【人】 知情意 アマノ

「……私より……ダビーを先に……」


あれだけのことを行った看守のことだ、自分よりも失血は多いだろうしそれだけ死に近いに違いない。
息も絶え絶えに、うわ言のように囁いた。不死兎にも当然聞こえることだろう。
(139) 2021/10/12(Tue) 14:01:53
アマノは、応える言葉も術もない。されるがままに肉が動き、瞳に溜まっていた涙が垂れていくだけだ。>>140
(a48) 2021/10/12(Tue) 14:15:03

アマノは、蘇生後初めて意識を取り戻した。
(a69) 2021/10/13(Wed) 12:43:44

【人】 知情意 アマノ

――何度目かの生に立ち返る。
男の瞳が今生で初めて映したのは、男の記憶にある最期の光景である何処までも突き抜けるような青空ではなく、腕を伸ばすまでもなく届いてしまう曲線――カプセルタイプの蘇生装置の曲面だと男も理解はしている――に遮られた男からすればそれも遠い場所であることは間違いのない天井だ。

男は暫し、ただぼうとそれを映すだけだった。
遅れて思考がダビーへと、己を殺し自らもまた死んだであろう看守のことへと移る。彼をどうしようもなく傷付けたことに、白々しくも痛みを覚える自分がいて、痛みを忘れようと目を閉じた。
痛みなど問題なく耐えられる。慣れているから大丈夫、

(195) 2021/10/13(Wed) 12:44:34

【人】 知情意 アマノ


――『貴様の『苦境に耐えられる、慣れているから』が通るのなら、そのものへ与える苦痛も当然のものでなくてはならない』――


自らが傷付けた彼の先輩にあたる天才ただびとに投げかけられた言葉を思い出す。
――大丈夫、
じゃない。

私は知性を脅かし、思想を、知性を殺したのだ。
知性を殺し、感情を殺し、意志を殺す苦痛は――当然ではない!


そう、その思考に至ってしまってからは早かった。
愚考すら失っていた脳の内側に思考の濁流が、罪悪の汚泥が流れ込む。

忠告を与えてくれるほどに気にかけてくれる人がいて、
思考の答えを求めて自分を対話相手に選んでくれた人がいて、
自分に存在する懸念を全て踏まえて友人と言ってくれた人がいて、
自分の過ちで苦しんだのにそれを赦して友人と思ってくれた人がいて。

――それでも誰のことも見ていない。誰のことも見えていない。
そんな傲慢な人間は、誰だ?

私だ


(196) 2021/10/13(Wed) 12:45:06

【人】 知情意 アマノ

「――――……ゔ、ああ、あ゙、」

こんなどうしようもない己に気付いていたのはきっと、一人じゃないのだろう。
見ていない、視界に収めていないという言葉も尤もだと言えるのだろう。

――それならば。君を君として……  として、私は欲しよう――


己があの日告げた言葉が、人々に対して当然あるべき姿だったのかもしれない、と思考が巡り。
己に初めてそれをさせてくれた、初めてそう思わせてくれたあの柘榴色が脳裏に過る。

彼はどうなったのだろう。
死んでいるのなら、早く癒えるばかりを願うのみだ。
生きているのなら、退屈で死なせないように早く戻らねば。
いずれにしても――今、こんなにも、会いたい。

…………ナフ、ナフ……!
(197) 2021/10/13(Wed) 12:45:38
アマノは、蘇生装置の中、泣いている。わざと暴れてロックをかけた。
(a70) 2021/10/13(Wed) 12:46:27

アマノは、片腕で目元を覆い、暫く。それから二度目の眠りに落ちる。
(a71) 2021/10/13(Wed) 13:39:11

アマノは、蘇生装置の中で、再度目を覚ます。ロックはもうかかっていない。
(a76) 2021/10/13(Wed) 15:40:59

アマノは、聞きたかった声が自分を呼ぶのを聞いて、
(a79) 2021/10/13(Wed) 15:59:29

【人】 知情意 アマノ

>>202ナフ
「ナフ……ッ、」

男は急いで、しかし蘇生装置に再度ロックを掛けられないようにゆっくりと、蘇生装置のカプセルを開ける。
蘇生してから一度もついたことのない手は、足は、あまり自由には動かないけれど、多少強引にでも動かして。

「君は、
……君は……
(203) 2021/10/13(Wed) 16:00:41

【人】 知情意 アマノ

>>204ナフ
あなたの想像通りであるが故に、それはあなたの自惚れにはなり得ない。
知っての通りだとは思うが。

飛び込んできたあなたを避けることなどありえない。辛うじて支えられたのは蘇生装置を壊してはまずいだろうという配慮故だ。もし勢いが殺しきれなくてもいいように、あなたを両腕で抱き締めはしている。

それから、あなたがずっと探していたその答えを。
自分がずっと持ち続けていた、待ち続けていたその言葉を聞いて。
色々思っていることや痛みもこの一瞬ばかりは押しのけられてしまう。

「――……私も、」

震えるほどに歓喜する。これをあなたから向けられることに、あなたもまた同じものを感じてくれている確信があるから、尚の事。

「私も君が好きだ。愛している。……すまない、私の死をあげられなくて」

囁くように言って頬を摺り寄せる。まだ赤い目元に残ったほんの少しの雫があなたの頬や髪に触れるかもしれないが、それを気にすることもなく。
(205) 2021/10/13(Wed) 16:34:28

【人】 知情意 アマノ

>>208ナフ
あなたの胸中がそうであることを男は知らず、手足に感覚が戻ってきたのか少し強めくらいの力加減になるよう腕に力を込める。

「チャンドラ様とダビー様を同時に相手するのは少々きつかったな。……今度は君にあげよう。いつにしようか」

そう冗談を紡げる程度には回復した安定をもとに、抱き締める腕が縋るものに近いことを認識もせずに、こちらもくすくす笑って。
あなたの諦念に近いその言葉を聞いても、男は手の力を緩めることも、そうして拒絶することもなかった。とん、とん、と優しく背を叩く。

「そうか。それで、何か問題でも?」
(209) 2021/10/13(Wed) 17:48:41

【人】 知情意 アマノ

>>210ナフ
当然、この力加減を覚えている。
何度抱き締めたと思っている。

あなたの期待に足る器なのかは分からないが、少なくともそれをあなたから明かされない限りは男は知る由もないだろう。

「なら近日中に……今はまだ立ち直り切れていないのでね。やはりアンタレス様はそちらで引き受けてくれていたのか、ありがとう。いい子だ」

冗談か否かに関わらず、あなたが望むのならば男は全てを捧げる心積もりである。こちらも全てを欲しているのはあなたも知っての通り。ぐぬ……になっているあなたに首を傾げつつ言葉を続ける。

「ないとも。言っただろう、君をナフとして私は欲すると」

――君が悪魔で、ともに在ることが苦痛だとしても。
君と離れてしまうほうが苦痛であるはずだ――


そう答えたあの時から意思に変わりはない。抱き締め直されれば少しほっとしたように息をついた。

「……もっと色々話したいことはあるが、カウンセリングを終わらせないといけないし……他の蘇生者も出てきにくいだろうからな……一旦移動しようか、ナフ」
(211) 2021/10/13(Wed) 18:39:19

【人】 知情意 アマノ

>>213ナフ
あなたが色々とぐぬ……になっている理由をこの男はよく分かっていないので、何か思うことがあるのだろう、後で聞こう、くらいの着地点になっている。

「ふふ……それではナフ、移動しながらでもいいから君から見た問題を教えてくれないか。ひとつひとつ考え、答えていこう」

傷ついても苦しんでも思考は止められないし、答えはきっと同じになるのだろうと思いつつ。あなたの考えることが言語として出力できるものであることを祈ろう。
時間はそこまでないはずだから。


「構わないとも。寧ろ私の方から頼みたい、一緒に来てくれ」

差し出された手を取り指をするりと絡めて、男は床に足をつく。最初の数歩は若干のよろめきもあったが、以降はスムーズな動作で歩き出す。叶うのならばこのままあなたと歩き、速やかにカウンセリングをクリアしてしまおうという心積もりだ。
(215) 2021/10/13(Wed) 20:56:59
アマノは、他蘇生者に対して、すまない……の顔をした。与太時空の話。
(a83) 2021/10/13(Wed) 20:57:39

アマノは、自分も食材入りしたな、とちょっと思ったりもしている。これも与太時空。
(a84) 2021/10/13(Wed) 20:59:30

アマノは、与太時空じゃないイクリールにとっても食材か……となった。ありがとう、自信を持とう……?
(a86) 2021/10/13(Wed) 21:10:37

アマノは、処刑には色んな種類があるんだな……と思った。社会的に死ぬ看守か。なるほど。与太時空。
(a87) 2021/10/13(Wed) 21:15:47

アマノは、与太時空でのフリップを受け取ったかも。
(a88) 2021/10/13(Wed) 21:18:16

アマノは、ダンスバトルで決闘するか……?になった。冗談です。与太時空です。なお73くらい。
(a90) 2021/10/13(Wed) 21:23:50

アマノは、メサが粉にしたフリップに静かに黙祷を捧げた。
(a91) 2021/10/13(Wed) 21:24:22

アマノは、カウンセリングを行い、すぐに出てきたことだろう。一秒たりとも無駄にできない。
(a92) 2021/10/13(Wed) 21:25:40

【人】 知情意 アマノ

男は恐らく、愛しい者と連れ立って処刑室へと向かったことだろう。表情は戦闘終了間際よりは辛うじてまともといったところ。

心地は穏やかなわけがない。最悪と言っても過言ではない。
しかし、これも自分が望んだことなのだから、止める理由もなく。

「……一応聞いておいた方がいいか? 死亡条件は」
(218) 2021/10/13(Wed) 21:40:29

【人】 知情意 アマノ

「……どうしてもやりたいという人間がいないのならば、最後は私に殺らせてほしい」

明確な意思表示だ。それから、自分がそう認識している以外にも美食家がいる可能性も踏まえて言葉を付け足す。

「ああ、あと……見繕う者がいるなら先に見繕って宣言しておきたまえ、言われないと残せない」
(222) 2021/10/13(Wed) 21:54:28

【人】 知情意 アマノ

>>+96ミズガネ
男はあなたが来ていることに気付いて一瞬僅かに驚きを示したが、その程度だ。
あなたから処刑対象へ視線を戻すように、
そうして己の瞳の色を気取らせないように
、一度目を伏せあなたから視線を逸らした。

「……そうか。やるならやるときにでも言ってくれ」
(226) 2021/10/13(Wed) 22:09:58
アマノは、ナフの一歩後ろへ。今はまだ自分が行く時ではない。>>224
(a101) 2021/10/13(Wed) 22:10:38

アマノは、己の手を強く握った。強く、強く。
(a102) 2021/10/13(Wed) 22:15:32

アマノは、誰が次に行くのかと見渡した。誰もいなければ最後は、
(a104) 2021/10/13(Wed) 23:51:19

【人】 知情意 アマノ

男は、男が過ちを犯したが故に彼を殺すのだと理解している。
自らの罪であなたに手をかけるのだと知っている。

「……私が君を殺すのは、私がここで犯した罪故だ」

罪状なんて大仰なものがつくでもない、しかし明確に相手を傷つける行動であった。
そうした行為があなたの精神を殺し、肉体をも殺すことに繋がったのだ。

私がやる。私が、やる。


一歩一歩、近づいていって<kana 決闘相手>処刑対象/kana>の眼前に立ち。

「きっと何度も繰り返す必要がある。
 そうしないと私は、君を殺すことを軽く思う日が来るかもしれないから。
 ……塵芥などと、笑っていいものではないと、私は思っているから」

言いながら男は拳を掲げる。ずっと握り続けていた拳、……血を流した手。
その手で、何度も。
何度も、あなたが気を失うまで。失ってからも。
死ぬまで。


最初に殴ったのは胴だろうか。次は左腕だったかもしれない。それから、それから……

ひどく野蛮で、ひどく稚拙で、ひどく滑稽な演目だっただろう。
あなたという役者は
例え表情があったとしてもなくなっていくので
何も映さず、男という役者は人が人なら哄笑でもしながら行っていたであろう殺戮にじっと眉を寄せたままなのだから。
瞳の揺らぎに宿る感情は、きっとあなた好みのものだったはずだ。


……あなたの死を確認して初めて、男は両の拳を下ろすことだろう。
(244) 2021/10/14(Thu) 0:37:44

【人】 知情意 アマノ

/*こういうところで文章ミスするの本当カス〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!ごめんなさい、心の目で読んで……

処刑対象決闘相手よ……
(245) 2021/10/14(Thu) 0:40:23

【人】 知情意 アマノ

死ぬまで殴り続けていたのだから、当然男の拳とて無事では済まない。
固く握りしめていた両の手を開き、手指の合間を汚さんとする血と眼前に横たわる遺体とを見て、見下ろして。

「――……ッ……」

声を発そうとして、音を生み出そうとして、それも上手くできないような。
しかし、ナフの言葉には頷きを返すだろうし、蘇生申請を訴えかける視線を看守達に向けたことだろう。
(247) 2021/10/14(Thu) 1:28:19
アマノは、イクリールと場所を入れ替わるようにして下がる。
(a107) 2021/10/14(Thu) 1:43:28

アマノは、イクリールの邪魔をしない。処刑室の扉横にいるミンに視線を投げかけ、まだ残るのか確認するように首を傾げる。
(a108) 2021/10/14(Thu) 11:56:22

「誰を殺そうか」

結局のところ続いてしまうのだ。殺すのが嫌になろうとも。殺されるのが嫌になろうとも。

「……もうチャンドラを殺す理由はない。トムに殺したい者がいるなら聞き届けたい、とセファーは思う。セファー自身を殺せはしないところだけ、惜しく思うが……」

狼は、特に希望がないようであれば18時頃に一人選出するつもりでいる。

アマノは、ミンに会釈し返し、己もその場を離れる。
(a111) 2021/10/14(Thu) 13:12:44

アマノは、輸血パックvilをそっと持っています。なんでだろうね。
(a117) 2021/10/14(Thu) 14:35:42

アマノは、本当になんでだろうね???になった。
(a118) 2021/10/14(Thu) 14:35:51

「チャンドラ殿殺したくないなら、か……
 私欲でいいならイクリールかなあ。
 
同族を食らった血は美味しいのか
という興味はある。個人的にはルヴァもいいけど、さすがに懲りずに立ち向かったら永遠に有給なくなりそう」

ぷー、と煙草の煙を吐いた。
有給は欲しい。

「チャンドラは既に一度ゲームから除外されているし、
 
オリオンから凄まじい圧を感じるからな


じ……と見るしぐさ。大丈夫だから安心してほしい。

「これまでのほとんどをセファーの私欲に付き合わせたからな、セファーはトムの私欲を肯定したい。襲撃もトムに任せよう。
 ……さて、そうなると処刑がイクリールに行くのはあまり都合が良くない気もするが。どこに入れるかな……」

「……確かにね。じゃあ誘導しておこうか……」

「……煙草、吸うのか。初めて見た」

あと有給はマジであったほうがいい。ので立ち向かう分には止めないけど無理はしないでほしい。休みは大事。

「助かる。ありがとう、トム」

「吸うよ。ハーブだけど」

いわゆる植物としてのタバコではない。

「タールトカナシ、ノンハイガンとかそのへん。
 昔は色々吸ってた。昔を思い出したから、久しぶりに」

「なるほど、……セファーはトムの昔をまだ聞いたことがなかったな」

囚人同士は囚人同士の傷のなめ合いに近いそれで、結果として過去に触れることも多かったが。あなたとはそういう言葉を交わしたことはなかったな、とこの狼は思う。

「トム、……ここで聞くのは野暮か、」

「……イクリール噛みで問題なさそうだな。セファーは今回手出しをしない、好きなようにするといい」

この狼は襲撃先を設定しない。全てはあなたに任せようという心持ちだ。

「端的に言えば、影武者みたいなものだね。
 外から有能な人物を当主に迎えるために、『最初から血族でしたよ』ってアリバイを作るための直系の長男が私。私の価値は姿で、顔。だからルヴァを受け入れた。私の顔を用いた天才、という存在を作るための私だから」

10秒足らずの過去だ。
遂げてしまえば、どうでもいい話。自分の拘りも何も。

「天才を迎えたからね、当然反撃されて生家は滅んで、私の役目は宙に浮いた。だからまあ、今回は、心残りを遂げることができて。久々にすっきりしてるかな」

貴族にはそれなりに良くある秘密。
口止めは他の貴族に口酸っぱく言われていたけれど、位を返上した今となっては矜持を守る必要性は自分の心理にしかなかった。

「野暮というよりは、これは舞台のパンフレットかな」

「……何もかもが物で目的じゃないか、人でさえも……ああ、私が言えたことではない、か。私のやっていたこともそうだったな」

己が色んな人と言葉を交わし知ってきた中にその要素が全くなかったわけではないことに、男は死を経て漸く思い至ったらしい。本人に自覚がない故に厄介だったそれを見て、あなたの言っていた『視界に映さない』という言葉は間違っていなかったのだと思う。

「あなたという存在の価値は他の何にも代え難いだろうに。それと……舞台のパンフレットとあなたがそう形容するこれが、私はずっと欲しかったように思う。……ありがとう、知る権利をくれて」