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人狼物語 三日月国


23 【完全身内】Días preciosos【R18RP村】

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   ミゲル……
   僕は、僕は……

   きっとずっとこんな調子だろうけど
   たくさん君を傷つけそう、だけど

   それでいいの…?本当に?


 [ 自傷の手を止めて濡れた赤い目で、見つめた ]*
 

【人】 研究者 コルド

─ 数時間後 ─

 [ いざクラレンスが暴れ出した時の為に
   鎮静剤をスタンバイしていたが
   どうやら不必要だったらしい

   ハートフル人間心模様には興味無いので
   ひとまず全部無視する事として
   一旦落ち着かせるのには成功したので
   研究者としては良いものとする! ]


   そんな事を言っていたんですか

   ……たしかに僕にとっても
    まあ、大切な方ではありますが

   防衛異能力はやり過ぎだろと思いますが


 [ 街一つ飲み込んだらしいぞ!
   ふざけんな!そんな力使うな!
   あんな強い力使ったらお前の寿命が縮むだろ!

   愚痴っぽくするのは自分の脳内だけだが ]
 
(52) 2020/03/11(Wed) 19:25:20
[ 告げるかどうか悩んでいることがある
 先生のことは信用している。

 でも自他ともに認める狂人であるのも、確かだ
 ……今までの話聞いてて気づいてはいるだろう

 乾いた喉を潤すように紅茶を一口含んだ ]



 ……僕は先生に異能力者にされる前から異能力があった


 シルビア機関長には
 周りに黙ってなさいって言われてたけど




[ 村の人をグールで焼き殺した
 それは先生と会う前のことだ────。

他のハンターは先生の実験で異能を付与されている
 僕はずっとそれが不思議だった。

 シルビアが隠し立てしようとするほどに
 僕の異能は異質なものなのではないか…と。 ]*

【人】 研究者 コルド


 [ 死んでいただろうと告げる言葉にも
   表情声色ひとつ、変えず

  
寂しい事は申し訳ないと思えど
永遠に失う事の方がより辛いから
今は側には居られない
 ]


   僕は別に死ぬ事を恐れてはいませんね
   やらねばならない事はありますが


 [ それさえ叶うなら
   己の生死には興味がない
   願いにのみ生き心が狂った者の果て ]


   身体を壊さぬように、は
   善処はすると致しましょう


 [ 数日と休んでいる暇は僕にはないのだ
   明日にも失ってしまうかもしれないから ]
 
(56) 2020/03/12(Thu) 8:18:14

【人】 研究者 コルド



   Gevurah自体は耳にしたことがありますが
   専門ではないので詳しくはないです

   この世の理の根源と言われる力
   いくつかある要素のひとつ、それがGevurah

   熟した果実、は良く分かりませんが
   強い力があなたの中にあるのでしょう

   それこそ
   教皇に言われる程のものがあるのなら
   力を持つ者に狙われる理由にもなり得る


 [ 繋げ聞いた事からの推測
   研究者は魔術の面を多くは知らない ]
 
(57) 2020/03/12(Thu) 8:18:32


   僕はほぼ全ての異能付与実験と
   そのテストに関わっていますから
   当然その事は知っています


 [ 狂気的たる人体実験
   被験者が力を発現させる事なく死んでしまう事も多い
   正常な精神を持つ人はやりたがらない

   異能力の付与。それを開発したのも、過去の自分
   故に遍く異能力については知識を持つ ]


   先天的に能力を発現させるのは
   とても希少な存在ですが

   ……ふむ
   先程の、教皇に言われた力が
   関係あるのかもしれません


 [ 異能力自体に興味は向いていても
   今までその使い手には興味がなかった

   だが、もしも
   教皇や強力な吸血鬼が目をつける程の
   異質な力があるのならば ]
 

【人】 研究者 コルド



   そうですね

   死にたくないより、は
   まだ死ねない…の方が
   当時の心情としては正しいですね


 [ 死の淵に一度立ったとは
   まるで思えないようなあっさりとした言葉 ]


   そちらの言葉は知らないです、が

   言い方から察するに
   その呑まれた者があなたを狙っている

   ……でしょうかね?


 [ それぞれが別勢力かもしれないが
   同じ者を指すなら纏めればそういう事

   あのお方が吸血鬼の真祖を指すならば…
   先に狙うのは取りこぼした半吸血鬼の方になりそうだ
   それとは違う、何かが蠢いている。きっと ]
 
(62) 2020/03/12(Thu) 11:05:32

【人】 研究者 コルド


 [ 端末が鳴る
   その内容に目を通して、顔を顰めた ]


   呼び出されたのでもう行きます

   話があるならまた次の機会に


 [ 教会の目を盗んで地下へ潜るのは
   月に数度ぐらいだ
   実験や仕事の忙しさはあった

   仮死状態
   どうしてそうなったかなど理解できる
   死にかけた自分を守る為に力を使ったからだろう ]
 
(63) 2020/03/12(Thu) 11:05:57

【人】 研究者 コルド


 [ だがそれが原因で
   あなたが死んでしまったのなら

   僕はその先どうして生きていけば良いのか


   命すら捧げる狂気に身を浸した故に
   その狂気の糧が潰えた時
   そこに残るものは、虚無か、それとも
 ]*
 
(64) 2020/03/12(Thu) 11:06:30
[ 東洋も西洋も失われた魔術すらも浮かぶ場所
 教会の創立以来人間が確実に安全に暮らせる聖都を守りし多重の魔術

 内外からの防壁は教会の歴史と共に重ねていく
 教皇の代と魂を吸う度に重ねていく度に重ねていく


 聖都の絶対性は人間の選民意識を増させたが。
 教会の信仰と絶対性も増していった。 ]



  ……あら、コルド
  何処かへ出かけていたのかしら?

  教皇猊下が崩御なさりそうなのよね。

[ 魔術の施された部屋の中で
 女は研究員を待ちわびていたように椅子に座る


 ────カツン
 一歩研究員に近づく ]


  貴方の兄君は
  歴代の教皇の中でも素晴らしい力を持っている

  これ以上の魔術に耐えうる人間が次に現れるか
  死んでしまうのは私としても惜しいのよ。



  延命の方法は、あるのよ。


[ さて今にも風前の灯火の教皇を前ににして
 この狂気の研究者はどうするのか? ]*



   ……

   もう少し心を込めて言えませんかね
   例えお飾りであろうとも
   自らを犠牲にこの聖都を守る要
   そして、長く魔術に耐える逸材

   そして
   人の生死が関わっているはずですが


 [ 自分と同じで
   犠牲など気にしない者なのは分かっている

   だが…あれは兄だ
   大事な人を蔑ろにされて誰が黙っていられようか? ]
 



   延命の方法とやらがあるなら
   最初からやっていただきたかったものです


   ただし
  
僕の命を捧げる、以外の方法ならば



 [ 自分の命自体は気にしない

   だが、僕には
   自分にしかできぬことがある
   それが完遂するまでは
   ………死ぬ訳にはいかないのだ ]*
 


あら、貴方がそれを言うの?
  幾人もの犠牲の屍に立って
  顔色ひとつ変えない貴方の言葉とは思えないわね

[  無論、女はわかっている
  幼い頃から教会に囚われることを選んだ兄と
  弟を逃そうとして背いた弟

 ────…大人となっても細く強く
     魂を繋げるのは根幹が同質であるからだろう ]
 


  ……成る程、自分は犠牲にはならないと。

  延命の方法はあるけれど
  それに対応する者は少ないのよ。

  例えばそう、魂を同じくする貴方か。


[  自らの命を捧げないであろうことは
  成否の鍵を握る部分でもある。

  くすりと小さく笑む
  ────椅子の近くには眠るように息を止めた教皇
  今もまだ生命維持がなされているのは医療技術ではなく

  魔術による作用で今回こそは死に絶えるかもしれない ]


  或いは天性の異能力者
  その資質に叶うもの

  付与された異能では拒絶反応が起きてしまう
  では意味はないの


 ────わかるでしょう?
    教皇猊下の延命をしたいのなら


   
ミゲルをここに連れてきてくれればいいだけよ。

   あの子はきちんと覚醒したのだから


[ その力の資質は教皇に到底及ばずとも
 延命の糧とは成り得るのだ。

 異能の力は闇に近いが
 天性の力を聖に寄らせれば利用価値が高いのだ。 ]*



   貴重なら貴重なりに
   もう少し勿体なさそうに言えばと
   そう言っているだけではありませんか


 [ そこらのハンターとは違うのだ

   代わりが幾らでも居る存在と
   唯一たる存在では扱いも違うだろう ]


   なるほど。そうでしょうね

   教皇たる強い力を持つ存在
   素質なき者が異能を発現出来ぬように
   選ばれた者でなければ延命もできない


 [ まるで死んでいるようだ
   そんな姿はあまり見たくなくとも
   これが自分の命の代償でも、ある ]
 



   はぁ…なるほど彼ですか

   すみませんね
   彼…とその相棒だった半吸血鬼はもういませんよ

   印つけられていたでしょう?
   街を襲ってきたあの吸血鬼と交戦中に
   亡くなってしまったんですよね


 [ 2人揃っての教会からの失踪だ
   その様な話で周りには通してはいるが
   その言い訳が彼女にまで完全に通用するとは思っていない

   だが、そう
   彼の秘めたる力は自分の目的を
   大きく進めるかもしれないから、こそ
   今ここで差し出すわけにいかないのだ

  
ここで退いたら手がかりを一つ失う
そして失えば不安定なあの半吸血鬼も
同時に失うのと同義である
 ]
 


  貴重ではあるけど代替は利く
  
  現教皇猊下の力ならば
  死後も数十年は保つでしょうから

  私としては今すぐに急ぐことではないもの。



[ どんな風に仕組みか。
 聖遺物は周期的に生み出しているのか。

 定期的に現れる教皇と成り得る資質を持つ者
 既に現れているのだ。

 そうすぐに焦らずとも
 幾年月と待っていたのだ。 ]


────教皇に対しての思い入れを知っている


  故にこそ最終的にはその命を自ら捧げるのが一番良いが。
  この狂人はそう容易な思考でもなかった。


  あら、そう”出る”のね?
  それならそれで、構わないわ。

  唯一の肉親の臨終の時にでも
  立ち会ってあげて頂戴?


[ 彼の計画の詳細は知らない。
 だがその為にあれもこれもと選んでいて

 一番大事なものを喪ったとき
 果たしてどうするのかも見物だ。


  死んだように眠る
  教皇に触れようとして────

  
のようなもので弾かれた。  ]


目覚めるとは…意外ね


 ……教皇猊下がまだご健在なら話は変わるわね。
 それではね、コルド研究員?


  大切なものの取捨選択を間違えないようにね?


[ 明確な拒絶を受けた女はあっさりと引き下がる

 未だに自我を保った教皇の完全なる支配領域では
 シルビアとて手出しは不可能なのだ。

 その有り余る潜在能力を糧とする日を
 指折り数えて艶麗に笑んでその場を去る────。

 残った兄弟のことは見向きもせずに
 ────カツン、靴音だけが響いた。 ]*



   良いでしょう
   まだ仮死状態でしかない

   死んだと勝手に決めつけるのは
   果たしてどれだけ愚かな事か


 [ そう一見
   あれもこれもとしているように見えるだろう

   僕の計画は確かに
   彼が生きていなければ意味がない
   だが、計画を遂行する手段を失うことも
   同様に、意味がないのだ ]
 


 [ 教皇に触れようとしたシルビアが
   不思議な力で弾かれたのを見る

   兄が目覚めてシルビアが引き下がった
   手出しができないからと退いたのか

   細かきことは今はいい


   立ち去る靴音に向けひとつ ]
 



   取捨選択?
   何を語っているのですか?
   あなたは僕の本質を見誤っている

   残念ですが
   僕の目的は教皇の延命ではない



                 
教皇の解放。ただ一つ


 

【人】 研究者 コルド


 [ そのために
   私は正常たる思考と心を捧げたのだ

   彼が亡くなったその時は、
   考える必要などないだろう?


   狂人と呼ばれた男は微かに笑う
   目覚めた兄を、じっと見つめ ]
 
(78) 2020/03/12(Thu) 15:57:31

【人】 研究者 コルド



   お久しぶりです。兄さん

   この出来の悪い弟は我儘なものでして
   妥協というものを知らないので


 [ 視線の先には穏やかな翠の目
   未だ変わらぬ双子であるという絶対的な証拠

   貴方の未来も、僕の未来も喪わぬよう
   先見えぬ
暗闇
の中を駆け続ける ]
 
(79) 2020/03/12(Thu) 15:58:48
[それとそれと!
クラレンスは案外甘い物が好きみたいだから

歓迎会でもいろんなお菓子を作って用意しよう!

お兄ちゃんはドーナツ当分食べたくないって言ってたけど
それはそれとして置いておきました。


新しい場所にきて新しいことをはじめる2人に
良いことがありますように!]*

[ 目隠しをされたままではわかりようもない


 僕がいずれ知るかもわからない事実には
 先生が正気だったら仲違いをしていたかも、とか


 世界の仕組みであるだとか
 教会の陰謀に巻き込まれようとしている、だとか。


 或いはもっと大きな波乱が待ち受けているかもしれないなど
 僕には一切の予感はなかった。



  
ただ静かに暮らせるというのがひどく贅沢に感じていた。]


 
 
 嘆いて世界と自分を恨んでばかりだった
  ハンターのミゲル、さようなら



     世界中に見放されたと思っていた「俺」にさようなら