08:16:46

人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示



「 
I'm "Broken time signal".
 」


“殺された人の恨み”?

誰がそんな事を頼んだのですか?
復讐を死者が望みましたか?

それは貴方の望みではありませんか?

託された望みであると言っても、
それが叶う事を望むのは貴方でしょう?

それは貴方の望みではありませんか?

犯人がもう事件を起こさないようにするだけなら、
貴方が犯人を殺す必要はないのです。

捕らえることはあってもね。違いますか?
胸に手を当てて、よくお考え下さい。

「貴方の正義は何処に在りますか?」
 
【駒鳥は誰?】


「 
I'm "Broken time signal".
 」


現在、我々として生存しているのは
『フール』『リリス』『誰かさん』
そして当方、『キュー』です。

事件の調査をしていれば、
当方の名はきっと出たものと思います。

当方は貴方に訊ねます。

「それは誰から聞きましたか?」
「その誰かは、どうしてそれを知っていたのですか?」
 
【駒鳥は誰?】


 どこにいてもその声から逃れることはできないだろう。

 手を伸ばしたかったのに、叶わなかった声を。
 


「 
I'm "Broken time signal".
 」


信用を得る為に、もしくは場を掻き回す為に、
純真無垢に見える『壊れた時報』の名を出す事は、
一定以上の効果が予想されます。

キューの名を出した貴方の行為は
無意味なモノではありません。
当方が保障します。

そして当方の思惑通りに動いてくださった貴方に、
当方は謝辞を述べます。

サンキュー!
 
【駒鳥は誰?】


「 
I'm "Broken time signal".
 」


「キューは悪い人に騙されているだけ」
「キューは悪い人に無理やり従わされているだけ」
「キューは本当は裏の顔があった」

想像が膨らみますね。嘘か真か、簡単に判断できません。
一部は事実でありますから、完全な嘘ではありませんしね。

「“死”に触れたい」

という、一般的な倫理観を有しているのであれば
全く思い付かない様な願望を持つ当方が、
『壊れた時報』を従わせているのです。
 
【駒鳥は誰?】


「 
I'm "Broken time signal".
 」


“当方が嘘をついている”?

はい、当方はいくらでも
当方にとって都合の良い事を述べます。

当方はきっと、貴方が信用を置いている
彼もしくは彼女をも欺きましたよ。

つまり、当方が“的”になる事は、
当方の望むところだったのです。
 
【駒鳥は誰?】


「 
I'm "Broken time signal".
 」


しかし……

それでも貴方が
“当方に罰を与えたい”と、

それでも貴方が
“『壊れた時報』に手を掛けられない”と、

そう考えるのなら、
キューの持つ箱を開けると良いでしょう。

キューが『スクリプト』から貰った、
“人を殺したい気分”が入っていますよ。
『スクリプト』は、我々にこの気分を送りつけました。

当方には無意味なモノでしたから、
こうして取り置いていた次第です。
貴方のせいじゃなくなりますよ。

よかったですね。
 
【駒鳥は誰?】
/*
 キューは、気分屋の“気分”の未開封の箱を所有しています。


「 
I'm "Broken time signal".
 」


当方は人々をハッピーに導く事を
モットーとしております。
それが当方のハッピーです。

それはそれとして、当方の為したい事は為します。
か弱い当方でも、我々のおかげで、
当方は沢山の“死”に触れました。

サンキュー!

そして当方は、これからも我々が人々に
“死”を与える事を幇助するでしょう。

……放っておかない方が多数ですね?
 
【駒鳥は誰?】
/*
・か弱い当方
 キューの筋力はPCの中で最弱です。そう設定されています。


「 
Can you listen to me?
 」


さて、当方の長話をお聞きいただき、
誠にありがとうございます。

ここまでを踏まえた上で、当方は貴方に問います。
 
【駒鳥は誰?】


「 
I say "Help me, help Cu".
 」


「貴方が為すべき事は何でしょう?」
 
【駒鳥は誰?】


「 
I hoped it reaches you.
 」


/*耳にだけ音が届きました。脳に届く声はありませんでした。

【駒鳥は誰?】

I'm very sorry.


ブラキウムは、みんなを助ける為に来たのです。
ですから、特定のワードに対して敏感に反応します。

I can't help you.


たとえ壊れてしまっても、動きが重くなっても、反応だけはします。

Because I also broke.


……対応できるかは、別問題ですが。

What should we do, Cu?


ブラキウムは、何も守れません。
ブラキウムは、何も助けられません。
生まれてから、ただの一度も成功したことがありません。

Please someone help Cu.


それが【Brachium】の限界ということでしょう。
……そうして、誰かに向けられたメッセージは途切れました。


「 when they heard the bell toll 」

──みんなが聞いた。鳴り出す鐘を。



メレフは、聞こえた言葉を口にする。
自分に言い聞かせるように。
聞こえないかもしれない『ラス』の為に。
その鐘の音に、耳を澄ませた。



「Who'll kill Cock Robin?」
誰が駒鳥を殺したか?


「貴方が為すべき事は何でしょう?」


「I say "Help me, help Cu".」
私は言う、『私を助けて。キューを助けて。』




「I, said "Cock Robin".」
それは私、と“駒鳥”は言った。


「       」

「I hoped it reaches you.」
あなたに届きますように。



「 
Brachi, thank you.
 」


「 
I don't know what to do.
 」

「 
I know, you have broken.
 」


「 
I can't help you, too.
 」

「 
Sorry.
 」

 
【駒鳥は誰?】


「 
I hope
 」

「 
someone can help us.
 」

 
【駒鳥は誰?】


 ラサルハグには届いている。

 キューの声も、メレフの声も。
 あなたが『ラス』と定義するものも、
 『ラサルハグ』と定義するものも、
 別個の存在ではない。


「 
I say "Help me, help Cu".
 」

「 
I said...
 」


/*『もうひとり』の声は聞こえませんでした。

【駒鳥は誰?】

しかし“死は平等に不平等”です。
いつそれが当方にも訪れるとも知れません。

ですが、当方は予感します。

それが“神様の言う通り”であれば、
当方は『壊れた時報』と『もうひとり』として、
『“Torcular”』として
完成するでしょう。

それが、“誰かさんの言う通り”であれば、
当方は『“BAG”』として
完成するでしょう。



2日目の終わり頃か、そんな声が聞こえた。
これからの選択が「神様の言う通り」になるか、
「誰かさんの言う通り」になるのか。

誰がそれを解釈するのか。


「 
To help Cu. To help Brachi.
 」

「 
To help us.
 」


/*の後に、続けて音が聞こえました。
【駒鳥は誰?】


「ラス。ラス、聞こえるか。
 話がしたい。謝りたい事も、話したい事もある。」

「……今じゃなくてもいい。
 お前が許してくれるなら、聞いてもいいと思えるなら。
 また声を掛けて欲しい。」

「今までお前を待たせた分、
 その時が来るまでずっと待ってる。」

会議がようやく落ち着きを見せて。
それぞれが動き出した頃。そう声を掛けるだろう。

返事はいつだっていい。今日でも、明日でも。
貴方を待たせた分だけ、男は待ち続ける。

 
もう、誰かを視る必要もないだろう。
情報は手中にあるし、疑う相手もいない。

ただ、もっと知りたいと想う相手が一人だけいる。
──正確には、ずっと“いた”。
だから今日はこの力は、己の為に使う。明日を視る為に。

  
▶ 占う: 人形 ラサルハグ


 呆れたようなため息から通信は始まる。

「聞こえている」

 無愛想な返事。
 ラサルハかは短な言葉に様々な感情を含んでいる。
 先に連絡をよこさせた情けなさ、
 『相棒』でありながら知らないことが多くあること。

「俺も、話したいことがある。
 ──時間のあるうちに」

 キューを止めた後、次に始まるのは償いだ。
 彼らが殺めたものたち。
 すべてを見ないふりすることで協力したこと。
 ブラキウムを殺め引き込んだこと。
 
「次に待たせるのは俺かもな」

 自嘲して、瞳を閉じた。



 ラサルハグは、メレフを想う。

 

 「待つのには、俺も慣れている。
 200年妹を生き返らせる為に費やした男だぞ。」

軽く笑ってから懐かしむように話し出す。
あなたに、いや、あなただからこそ言えなかった話。

「お前は、地下の“お嬢”──妹を生き返らせる部屋を、
 気付いていただろうに黙っていてくれるものだから、
 ……つい、甘え過ぎていた。

 呪術ギルド『等価交換』のギルドマスターは、俺だ。
 妹の為に作った組織だ。死者蘇生をする、
 その為に星(願い)を地下の祭壇に集め続けていた。

 昔、お前が来て間もない頃、怒った事があったな。
 倫理的に問題のある依頼をうちは受けてもいたから。
 お前に打ち明けられなかったのは……拒絶が怖かった。

 最初拾った時は縁の一種だとそりゃあ気楽だった。
 でも日に日に俺はお前に打ち明けた時の反応が、
 今まではギルド員のせいにしていた事が、全部、
 全部本当は、俺の判断だと知られるのが、怖かった。

 ……ラスが『置いていかれる』恐怖を抱えていた事に、
 気づけなかった。俺は、俺しか見えてなかったんだ。
 すまなかった。……話すのが、遅くなって。」

何かを切り出すのが不安だと思ったのは何年ぶりだろうか。

 
「……あと。俺は、お前に置いていかれない。
 ずっと一緒だって約束しただろ。

 罪と思うなら、それは俺も一緒だ。
 一緒にお前と歩んで償う。
 元通りにはできずとも、何かを為せるように。

 だからもう、離れる心配はしなくていい。
 待たせる心配もしなくていい。
 ……お前を置いていかない為に生き続ける。

 俺は、俺の意思で、いつまでも傍にいるよ。ラス。」

返事がなくてもいい。届いていればそれで。
自分達は生きているのだから、明日でも明後日でも、
或いはその先でも──沢山話はできるのだから。