03:38:37

人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


プロローグ

【人】 次期国王 シュテルンポレール

初めてあなたの隣で参加します。
改めて、この国の民は僕のことを認めてくれるかな。

とても街並みが奇麗だね。
民の笑う声と、明るい街はいつどこで見ても、いとおしく思うよ。
(0) 2020/05/11(Mon) 0:04:50
到着:第一王女 ユウェル

【人】 第一王女 ユウェル

そうですね、ポレール。
大丈夫、貴方は貴方は誠実な方。
国民もあなたを見れば、すぐに認めますとも。
そして、儀式の段取りはおいおいふたりで練習としましょう。

[少し緊張している面持ちのシュテンポレールと、
城内のベランダから賑わう城下を眺めて、
少し前に起こったすべてのことを思い出そうとしていた。
あぁ、また月日は経ったのかと、少し思いに耽けてしまいそうな気持ちを、
隣で優しい眼差しを城下に向けている心優しい彼をみて、
消してしまおうか。*]
(1) 2020/05/11(Mon) 1:47:40
村の設定が変更されました。

村の設定が変更されました。

【人】 第一王女 ユウェル

[幾度目かの星降る祭典が、今年も始まろうとしている。
昨年まで、兄の後ろで儀式を眺めているだけだった私が、
今年はその立ち位置にいる。

更に驚くべきことに、隣にはテールエールデ王国からの婿。
元々秘密裏に恋文を送りあっていた仲だったから、
いつかお嫁に行けたら
、なんて甘い夢物語を考えていた人。
この国では男子にしか王位継承権を与えられないから、
全くもってこの国に残るとも考えていなかった。

なのに、事件は起こった。

王位継承順位第1位であった兄が、
その全てを剥奪され神殿への幽閉の身となり、
私は婿を取らなければならなくなった。
それも、既に婿は決まっていると言われた。
あのときは絶望の淵にたった記憶がある。]
(2) 2020/05/11(Mon) 2:06:33

【人】 第一王女 ユウェル

貴方が訪れた時は、本当に……

[彼の顔を何度見ても、こう漏らしてしまう。
顔合わせと称して、”婿殿”が謁見に来た時は大層驚いた。
どこの誰とも知らされていなかったから、
まさか、慕っていた男性が正装で、正式に、婚約を申し込みにくるなんて。
彼ははにかんで、言った。

「隣にいてもいいですか」

決まっていたこととは言え、嬉しい気持ちしかなかった。
あの時ばかりは、自分の立場などどうでもよくなり彼に触れに行ったものだ。
そんな彼が、こちらに馴染むのも時間の問題。
仕切りなおして、宴の話を始めなければ。]

さぁ、もう一度話をしましょう。*
(3) 2020/05/11(Mon) 2:07:26
村の設定が変更されました。

(n0) 2020/05/11(Mon) 2:20:02


攫われるプリンセス(村建て人)

プ、プリ、プププリンセス……チガイマス。全くもって、違います。
攫われる話なんて、知りません。

皆様、改めましてようこそいらっしゃいました。
ブーヨプスキュリテ王国 第一王女侍従長をしているものです。
こちらは、完全RP恋愛村、というものでございます。
R15ということですので、ハレンチなものはご遠慮くださいますよう。

王女より数点の言伝が。
1. 村人希望で入ること
2. 無理をしないこと
3. 玉砕を恐れないこと
4. 相手のNGを踏み倒さないこと

以上でございます。何かございましたら、王女自らお答えになるでしょう。
村が始まった後も秘話にてご質問くださいませ。
(#0) 2020/05/11(Mon) 2:49:53

攫われるプリンセス(村建て人)

それと、こちらをよろしければメモ欄に貼って祭りをお楽しみください。
■名前:
■年齢性別:
■見た目:
■その他設定等:
■コア:
■NG:
■現在地:
/*
(#1) 2020/05/11(Mon) 2:50:36

【人】 第一王女 ユウェル

[今年は、やけに露店が多くなった。
元々商売をしている者たちは勿論、今回の招待客の関係か、国外からの出店希望者が多かった。
許可証がなければ、店を広げることはできない。故に、きちんと区画管理をしている。
テールエールデからは菓子店が多く出店し、
シュネーヴェからは射的や輪投げ、ダーツなどの娯楽店が多く出店している。
年に1度しかない機会だから、いつもは推奨しない遊びものも積極的に許可を下ろすのだ。]

第一王子たちは、無事に着くでしょうか。

[少しだけ心配になり王都を眺めながら呟いていると、大丈夫、と一言だけ彼は返事をする。
今回の招待客は、ポレールの兄である
テールエールデ王国第一王子にして次期国王のリーベアムール王子、その妃になるシュネーヴェ王国第一王女フィオーレ様、
そしてその兄にして、次期シュネーヴェ王国国王のシュラーフェン王子。
無論、ヴェーネレ王国にも声をかけたが、答えはNOだった。
理由は「儀式に参加できる人間がいないから」というもの。
その返答を聞いた後、ポレールに話を聞けば、
国王陛下は忙しすぎて暇が作れない。
第二王子はシュネーヴェで訓練中だから無理。
そして頼みの綱の第三王子は儀式より露店派。
苦笑いを見せながら、来年なら第二王子が来てくれるかもね、と言ってくれた。]

なら良いの。
明日、朝から私たちはリーベアムール王子たちと共に神殿へ行きます。
儀式には時間を要するから、もしかしたら退屈に思われてしまうかもしれないけれど、暫くの修行と思ってもらいましょうね。
街の中は、私たちに関係なく祭りを楽しむということだったから、
露店に、芸事に、楽しみが詰まっているはず。
日が変わったら、朝から国民への顔見せがあるから、そこで……

[威厳を、なんてことは言えない。
彼からは、威厳というよりもその慈しむ心というものを知ってほしいから。だから先ほどの彼のように、ただただ大丈夫、と呟き、部屋へと戻ろうか。*]
(4) 2020/05/11(Mon) 3:16:27
第一王女 ユウェルは、メモを貼った。
(a0) 2020/05/11(Mon) 3:21:06

村の設定が変更されました。

到着:機関設計士 スタンレー

【人】 機関設計士 スタンレー

カーテンの隙間から、彼の顔に朝日が差していた。
眉間に少ししわを寄せるもなの、彼はまだ夢の中のようだ。

部屋の机の上には、大きな紙がまばらに置かれている。
どれも機関車の設計図のようだ。

彼の名前は、ブルー・スタンレー。
この国を走る機関車の一級設計士。
スタンレーの右に出るほどの設計士はいない。

はたして、スタンレーは、どんな星を見つけるだろう。
彼はまだ夢の中。
(5) 2020/05/11(Mon) 6:09:18
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a1) 2020/05/11(Mon) 6:21:26

到着:平騎士 バジル・クレソン

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  あはは、くすぐったいな、
  やめろよー!

[少し角に入ったある道行、
 男は目の前に座る犬にぺろぺろと舐められていた。]
(6) 2020/05/11(Mon) 6:56:23

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[バジル・クレソン。
 この国の立派な騎士の一人。

 そう、日向で犬と戯れていても、
 立派な騎士なのである。]

  あ、やべっ、そろそろ見回りに戻らないと、

[平和なこの国、しかしやはり
 悪いやつというものはどこにでもいるもので。
 目を光らせ、取り締まるのが今の騎士の仕事。

 ……ある程度祭りで遊びながらになるのは
 ご愛敬というものだが。]
(7) 2020/05/11(Mon) 6:56:50

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[最後にと犬の頭を撫でて別れを告げれば
 立ち上がり、マントを翻す。

 さて、困っている人はいるだろうか。
 屋台美味しそうなのあるかな。

 なんて、街の中を散策中。*]
(8) 2020/05/11(Mon) 6:57:04
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a2) 2020/05/11(Mon) 7:02:02

【人】 機関設計士 スタンレー

「んー…、7:00か。」

のっそりと目を覚ます。
タナバタ休暇で、向こう数日は仕事は休みだ。
仕事気質のスタンレーは、毎年この時期は必ず手持ち無沙汰になる。

スタンレーは恋愛に興味がない訳ではないが、仕事に熱中するあまり、この歳まで独身だった。

リビングの窓から外を見ながら、コーヒーを啜る。
街の大通りが、たくさんの屋台でひしめきあってるが見える。

「昼から、外に屋台でも見に行くか。知り合いに会えるかもしれない。」
(9) 2020/05/11(Mon) 7:05:51
到着:街角の花売り セリア

【人】 街角の花売り セリア

お花、どうぞ

[街角の一角。花を売る娘の姿があった。
彼女の名前はセリア。本来ならば年に1度のこの機会に店を構えるべきところ、彼女は申請したのにもかかわらず店を出さずに花を摘んだ籠を携え売っていた。

彼女の名はセリア。王国の南西にある村、ガーミルド出身の花売りである。]
(10) 2020/05/11(Mon) 7:25:33
街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a3) 2020/05/11(Mon) 7:32:12

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ セリアと ─

  やあ!お花綺麗だね。

[自分と彼女は面識があっただろうか。
 ガーミルド育ちならば、
 王国育ちの自分とは会ったことがなかっただろうか>>10

 とにかく、花を売っているところを見かければ
 近づいて話しかけた。]

  お花の売り歩きなんて珍しい。
  お店で売ってるイメージがあるから。

  ……俺は今買って持ち歩くわけにはいかないから
  残念ながら買えないけど。
  綺麗な花だしたくさん売れるといいね。

[そんな世間話を交えつつ
 困っていることないか?なんて聞いてみて。]
(11) 2020/05/11(Mon) 7:41:47

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  あ、やっぱり一輪ください!

[そう言って何色か、何の花か。
 購入すれば、彼女の耳に差し込もうとするだろう。
 受け入れて貰えたのなら
 似合う似合うと頷いて。*]
(12) 2020/05/11(Mon) 7:41:54
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a4) 2020/05/11(Mon) 7:42:44

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a5) 2020/05/11(Mon) 7:43:22

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a6) 2020/05/11(Mon) 7:47:14

【人】 街角の花売り セリア

あ、騎士のお兄さん!

[セリアはスタンレーに笑いかける。]


うん。店、出してないの。わたしもいろんなとこ、見たくって。
困ってること?うーん、探し物見つかるかなって。ううん、いいの。こっちの話、ね?


やった!騎士のお兄さんありがとう!
値段は相手見て、決めるの。お兄さんは…1ゴルドでいいよ。

[彼女が差し出したのは白い花。]
これはね、カスミソウ。お兄さんにぴったりだと思うの。
え?これをわたしに?

[クスクスと笑うセリア]
ありがとうお兄さん。大事にするね…って、わたしがいうの、ちょっとヘン?


[そう言って彼女はまた微笑むのであった。*]
(13) 2020/05/11(Mon) 8:30:56
街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a7) 2020/05/11(Mon) 10:07:19

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  どこも面白そうな屋台ばかりだもんね。

  探し物もあるのかい?
  なんなら手伝うけど……、いや
  いいのならいいよ。

[花が綻ぶような笑みを浮かべる彼女に
 こちらも笑みを返す>>13
 
 なるほど、花も売れるし屋台も見れる。
 一石二鳥ってわけだな、と感心しながら
 こっちの話と区切るのなら深追いはしない。]
(14) 2020/05/11(Mon) 10:24:56

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  へぇ、安いんだね、ありがとう。

  カスミソウ……、花言葉とかはわからないけれど
  白くて可憐な花が君にピッタリだ。

[綺麗な色の髪に白はよく映える。
 微笑めば絵になる彼女に笑いかけながら]

  じゃあ、良い日を!

[なんて言って別れようか。*]
(15) 2020/05/11(Mon) 10:25:07
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a8) 2020/05/11(Mon) 10:26:14

到着:泡沫のバウンサー ジゼル

【人】 泡沫のバウンサー ジゼル

 
  (おはようアデル、今日も元気ね)


[彼女の顔になんとかキスしようと(いうように見える)懸命にジャンプを繰り返す犬の挨拶には、毎日のことながらやはりじんわりと笑みが漏れる。]


  (はい、優しいキスをありがとう…あら?あなたまた誰かに撫でられてきたの?御髪が乱れていますよ?>>8)


[くすくすと笑いながら、つやつやの毛並みに不自然な乱れを見つけてはきちんと撫で付けてやり、その頭に手を乗せ隣に腰を下ろす。声には出ない彼女の会話を、利発な友達は理解しているように見えた。]


[彼女の名前はジゼル、上流貴族ユンカー家にて住み込みで働くようになってもう5年が過ぎようとしている。

ユンカー家の当主はもとよりジゼルを実の娘のように可愛がっているユンカー夫人でさえ、彼女の声をすぐには思い出せないくらいにジゼルは無口な少女であった。]



 (さぁアデル、サンドイッチを半分こしましょう。今日は奥様のお買い物があるのと、お墓参りにも行かなくてはならないの。)


[チキンのサンドイッチのほとんどを愛しい友達に差し出し、立ち上がりスカートの裾を手で払ってジゼルは歩き出す。]

 
  (
    
タナバタの季節がまた来るのね。)*
(16) 2020/05/11(Mon) 11:37:31
泡沫のバウンサー ジゼルは、メモを貼った。
(a9) 2020/05/11(Mon) 11:39:28

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a10) 2020/05/11(Mon) 11:42:33

攫われるプリンセス(村建て人)

クレソン様が仰っていましたので、いくつかポイントを。

“/*”はPL発言時
“*”はご自身の発言の〆時
“[]”は描写時
“<right></right>“は右寄せ時
“<center></center>”は中央寄せ時

文字修飾にお使いくださいませ。
その他、装飾は
http://moonpupa.webcrow.jp...
こちらに。

おもいおもいに、お使いください。
(#2) 2020/05/11(Mon) 12:00:50

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 騎士見回り中 ─

[さて、セリアとは別れただろうか。
 騎士は腰に剣を差し、街中を見回る。]

  ……あ、あれ美味しそう。
  おじさん!焼き鳥串一本!

[見回る。見回っている。
 しかしお腹が減るのは仕方がない。
 目の前に美味しいものがあるのなら
 食べたくなるものも仕方がない。

 この街の住人とはそこそこ知り合い。
 顔見知りの店主と世間話を交えなながら
 焼き鳥を購入すれば
 食べ歩きをしながらまた、見回り再開だ。]
(17) 2020/05/11(Mon) 12:30:12

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  ……ん?

[少し遠く、喧騒が聞こえる。
 喧嘩だろうか?

 串から肉を歯を立て取れば、
 設置してあるゴミ箱に串を捨てて。
 
 ぺろりと舌を出しタレを行儀悪く舐めとると
 そちらの方へと歩みを進めた。*]
(18) 2020/05/11(Mon) 12:31:43
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a11) 2020/05/11(Mon) 12:33:57

【人】 機関設計士 スタンレー

[スタンレーは、昼食を屋台で取ろうと、外に出た。
目当ては、遥か東の国が発祥の食べ物「たこやき」だ。

ブーヨプスキュリテ王国の設計技術は、他国を凌ぐ程で、遠い国から技術を学びに技術者がしばしば訪れる。
スタンレーは、若い頃に出会った東の国の技術者に作ってもらった「たこやき」が、大好物であった。この国でも知る人ぞ知る珍味になっている。]

「おばちゃん、ありがとな。」

[人の良さそうな婦人から、コロコロと丸いものが8つ並んだものを受け取る。ようやくありつけるので、スタンレーは満足そうな顔だ。]

「広場のベンチに座って食べるか。」

[見知った顔は、今のところ居ないようだ。]
*
(19) 2020/05/11(Mon) 12:36:14
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a12) 2020/05/11(Mon) 12:39:09

【人】 機関設計士 スタンレー

「あれは…。」

[遠くの方に、剣を持ち騎士の服を着た男の後ろ姿が見えた。

スタンレーは、クレソンだと判断するが、クレソンは、そのまま何処かに向かって行く。

ーまぁ、また顔を合わせるだろう。ー

スタンレーは、たこやきを頬張った。]*
(20) 2020/05/11(Mon) 12:50:15

【人】 無口な使用人 ジゼル


[墓地に向かう道中には祭りの屋台が立ち並んでいて、さほど興味のない自分でさえなんとなくウキウキした気持ちになる。]


 (いい匂い…なにかしら、不思議な香り)


[つと目をやると、広場のベンチに座って不思議な丸い食べ物を口に頬張り、熱さで悶絶しているスタンレー>>20]


 (スタンレーさんだ…お茶を、どうぞ)


[持っていた水筒でジャスミン茶を差し出す
無言で差し出したように見えただろうし、びっくりさせなかったかなと心配になりつつ(事実なのだけれど)]*
(21) 2020/05/11(Mon) 13:00:12
到着:詐欺師 アダム

【人】 詐欺師 アダム



  ええ、見聞を深めるようにと父に言われて。
  私、少々世間知らずですの。
  プーヨプスキュリテ王国を訪ねたのもその一環で……


[ 口元に軽く手を添えて、
  アダムは品が良く見えるように微笑んだ。
  目の前の獲物を値踏みしながら。 ]
 
(22) 2020/05/11(Mon) 13:14:26

【人】 詐欺師 アダム


[ 裕福な身なりをした男に近寄っては
  言葉巧みに彼らを誘惑し、貢がせる。
  それがアデルの生き方だった。

  そうして暫しの間、理想の恋人を演じ、
  男達が結婚をチラつかせれば
  二人が共に生きられないお涙頂戴の理由を語るのだ。
  そのまま円満に、彼らの前から姿を消す。
  男達には甘い夢を、自分は甘い蜜を。
  ただ、残り香だけを残して――――。

  国から国へと渡る生活。
  祭りなんて、余所者が入り込む絶好の好機。
  さあ、荒稼ぎしてやるぞと
  意気揚々とブーヨプスキュリテに乗り込んだ。 ]
 
(23) 2020/05/11(Mon) 13:16:56

【人】 詐欺師 アダム



  まあ星の飾り?
  運命の人物と……
  ふふ、とてもロマンティックなお話ですのね。


[ 声をかけてきた男は、獲物としてはいまいちだ。
  適当に切り上げて、もっと上物を探しに行こうっと。

  恋を食い物にして生きる女は、
  うっとりとした夢見るような瞳で微笑んで
  内心でぺろりと舌を出した。 ]*
 
(24) 2020/05/11(Mon) 13:18:45
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a13) 2020/05/11(Mon) 13:27:43

到着:星読博士見習 ハニエル

【人】 星読博士見習 ハニエル

[賑やかな街並みが広がっている。

そこに、分厚い本を抱えた学生風情の若者が一人。

少し不慣れな様子で辺りを見渡し、
物珍しそうに露店に立ち並ぶ品物を物色中。]


僕の名はハニエル。ハニエル=ネアルコスだ。

王室付きの星読博士をしている…と言いたいところだけど、生憎まだ修行の身だ。

僕くらいの年になったら、もう一人前の星読博士にもなっていい頃合いだけど。僕は留学生でね。

このブーヨプスキュリテ王国(覚えづらい名前だ)から少し南へ行ったところにある、もっともっと小さい都市国家が、僕の故郷さ。

どうやらこの王国、天文学が盛んと言われてるみたいで、
僕らの故郷からじゃ数年に一度しか留学生を派遣できない。

という訳で僕は国民の期待をいっぱい背負って、この地に立ってる。
こんなナリでも、ね。えへへ。
(25) 2020/05/11(Mon) 13:40:06

【人】 星読博士見習 ハニエル

そんなこんなで、この国のタナバタという行事は今回が初参加なんだ。

運命の人?とかいうおとぎ話は、信じちゃいないけどね。
仮にも最先端の科学に携わってる僕からしてみれば、てんで合理的じゃあないね。

星の飾りとかいうモノも、同じ「星」ではあるけど、僕らの管轄外さ。

でも、この国の総力をかけた催し物だけあって、流石に圧巻の光景だよね。
僕は国民の賑やかな様子をたっぷり堪能させてもらおうかな。


[変わらぬ足取りで街並みを探索しに出かけた**]
(26) 2020/05/11(Mon) 13:41:52

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[バジル・クレソンという男。
 割と辺境の生まれで、世界に夢見て
 この王都へとやってきた。

 王都、広い、すごい。
 この街の偉い人が、この国を守っているんだ。

 そう考えたらいてもたってもいられなくて
 気がつけば騎士団への入団届けを出していた。

 勿論命をかけるときがあることはわかっている。
 けれど想いさえあれば、
 どんなことが起こっても受け入れられる。

 そう信じて、日々を過ごしている。]
(27) 2020/05/11(Mon) 13:52:13

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[過ごしている、のだが。]

  うわぁ……。

[辿り着いた喧騒の場所は中々に愉快なこと。
 こんな時間から酒を飲みすぎたのか
 冒険者のような出で立ちの者が人に絡み酒している。

 こういうのをなんとかするのも、
 騎士の、……仕事?
 どうなのだろう。

 頭をぽりぽりと掻けば、一度首を傾げ。]
(28) 2020/05/11(Mon) 13:52:35

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  あ〜、おじさん。
  こっちのお酒も美味しいよ。

[なんて言って水を差し出した。

 この国は平和だ。
 危ないことは早々起こらないし
 こういった小さないざこざばかりの対処。
 鍛錬は怠っていないが、それが使われたことは無い。

 良いことではあるから不満はないが
 たまには世界を見てみたいなぁ、なんて。
 そんなことを思いつつ。]

  ああ!吐くのならこっちこっち!

[笑いに囲まれるここが好きなのだから
 しょうがないのだろう。*]
(29) 2020/05/11(Mon) 13:53:07
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a14) 2020/05/11(Mon) 13:55:47

【人】 詐欺師 アダム


[ 男と別れて少し歩いた後。>>24
  ターゲットを求めて歩いていたアダムは、
  いかにも身なりの良い世間知らずのお坊ちゃん
  と言った風貌の青年を見つけて足を止めた。

  目を細めてにんまりと笑うと、
  しゅるり、自身の髪飾りを解いて風に流した。

  この髪飾りは5つ前の国の男から貰った物だ。
  だが時に母の形見になり、
  親友と贈りあった思い出の品になり、
  幼い少女の頃からの宝物になる。

  獲物が拾ったそれをアダムの元へと運んだなら。
  「ぜひお礼をさせて下さい」
  そんな殊勝な言葉と共に、作戦を開始するつもり。 ]**
 
(30) 2020/05/11(Mon) 14:59:06

攫われるプリンセス(村建て人)

御機嫌よう皆様。
時間に関して、大まかであったため記載をば。
この通りにしなければならない、というわけではありませんのであくまで目安となります。
1日目 朝/昼/夜 村開始より24時間ずつ
2日目 朝/昼/夜 2d更新より24時間ずつ

ゆっくりと時が流れているとお考えください。
さすれば、自ずと余裕が出てくるというものです。

くれぐれも、無理のないように。
(#3) 2020/05/11(Mon) 15:58:46

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[酔っ払いからも遠ざかり。
 男は職務に戻っていた。

 色々なところに視線を配れば、
 困っている人がいないか、
 変な人がいないか、
 目端を効かせて。

 であったからか。
 誰かが髪飾りを落としたのを見つけた。]
 
  あ、落としました、……よ、

[もしかしたら誰かが拾おうとしていたかもしれない。
 けれどそんなことにも気づかず、
 ただ自分が出来ることをしようとして。

 見上げた女性に、目を奪われた。]
(31) 2020/05/11(Mon) 17:16:26

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[美しい女性だった。
 流れる髪は紫がかった白銀の髪。
 瞳はアメジストのようで、目を奪われる。
 思わず見惚れて、ぼんやりとして。]

  あ、えと、 ……落し物!
  落し、ましたよ。

[少しして我に返れば吃りながら言葉を吐く。

 頬は赤くなってしまっているだろうか。
 そのことが恥ずかしいけれど
 目を逸らすのもなんだか悪い気がして。
 
 渡した髪飾りは、受け取って貰えただろうか。*]
(32) 2020/05/11(Mon) 17:17:49
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a15) 2020/05/11(Mon) 17:19:10

到着:駄菓子屋の孫 ユキムラ

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−実家・ゆきのや−


[俺にとって、この特別な季節というものは
平穏な日常を崩壊させる元凶に他ならない。

とにかく国民は浮き足立っているし、
なにやら「星の飾り」と呼ばれるものを見つけると
想い人と結ばれるという噂があるらしいが
そもそも想い人を見つけることが容易なことではない。
一言でいうならばこの祭りに興味がないのだ。

つまり俺はいつも通り部屋に篭りゲームをすることで、
普段と変わらない休日、至福のひとときを過ごすことを
何よりも望んでいるわけであるが。]
(33) 2020/05/11(Mon) 17:54:40

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[
 _____ユキちゃーん!!
 ちょっと降りてきてちょうだい!

案の定である。

俺はこの時期を平和にやり過ごした記憶がない。
騒がしい下の階層から、おばあちゃんが
俺の名前を呼ぶ声が聞こえてくる。
けれど、俺はできるだけ抵抗する。]

 ……っせえなぁ!
 今モンスターを倒すのに忙しいんだよ!

 っておい!?聞いてるのか!
 勝手に部屋に入ってくるな!!

[気がつけば声の主はすぐそこにいた。
とんでもない緊急クエストである。
全く承諾したつもりはないのだが、
なんなら全力で抵抗していたのだが、
俺は半ば強制的に、唯一の安泰の地から
引きずりだされた。]
(34) 2020/05/11(Mon) 17:58:49

【人】 機関設計士 スタンレー

>>21 ジゼルー
[スタンレーは、熱々のたこやきを頬張ったが、案の定熱く、それを口の中で転がす。]

「アッツ、はふっ」

[その時、すっと水筒のコップが差し出される。
漂うジャスミンの香り。
パッと顔を上げると、物静かそうな女性が立っていた。]

(ユンカー家の使用人、ジゼル…。)

[名前を呼ぶ余裕もなく、スタンレーは差し出されたお茶をバッと受け取り、ゴクゴクと飲み干す。]

「はーっ、生き返った。助かったよ、ジゼル。」

[スタンレーは、少し涙目で片目を瞑ってジゼルに笑いかけた。]

「ジゼルは、今から何処に行くんだ?主人のお使いごとか?」*
(35) 2020/05/11(Mon) 18:01:20

【人】 星読博士見習 ハニエル

[細くうねった道を歩いていたら、開けた場所に出た。ここは広場だろうか。

ハニエルが通った道はほんの1区画程度であったが、それでも沢山のものを目にしていた。

この王国の豊かさは、街並みや珍しい品々にだけ現れている訳ではなかったようだ。

行き交う人々が皆、人生を心ゆくまで謳歌している。
そんな様子が表情から見て取れた。


花を売る少女<<10。通りがかりに少女に声をかけ、親しげに話し始める騎士風の男>>11>>12

彼らは初対面だろうか?しかし、そんな感じは微塵も感じない打ち解けた雰囲気で、彼らは談笑をしていた。]

…羨ましいな。
僕、この国にあんまり友達、いないからさ。
(36) 2020/05/11(Mon) 18:02:56

【人】 星読博士見習 ハニエル

[少し風を感じて目を上げると、何か柔らかいものがフワリと舞うのが見える。]

あれは…髪飾り?
誰かの落とし物かな。拾わなきゃ

[手を伸ばしたが、髪飾りは自分の手をするりと抜けて飛んでいってしまった。

そして…先程見かけた騎士風の男の前に落ちた>>31

彼はそれを颯爽と(ハニエルの目にはそう見えた)拾うと、落とし主であるらしい女性>>30に声をかける。]

なんでだろう。ちょっぴり悔しい。**
(37) 2020/05/11(Mon) 18:03:17

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[しぶしぶと階段を降りると、
そこにはお客さんで賑わう光景が目に入った。
実家はおばあちゃんの経営する駄菓子屋で、
1階は丸々売り場となっている。

元々うちは故郷は遠く離れたキョートで、
この国では駄菓子屋というものは珍しい。

このお店の人気商品である「金平糖」は
キョートの伝統的なお菓子で、
色鮮やかな小さな粒状の形をしている。
それが星に似ていることから、この時期には
祭りで盛り上がる国民や観光客によく売れるそうだ。
なんだかバカバカしいなと思いつつも、
金平糖自体は可愛らしくて嫌いではないが。]
(38) 2020/05/11(Mon) 18:04:48

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ


 ……で、何の用だ?
 ……は?俺に花を買ってこいだと!?

[どうやら装飾用の花が切れてしまったようで、
そのパシリに俺が使われた、ということらしい。

おばあちゃんのほうからすれば、
「ずっと家にいないでちょっとは外に出てこい」
という隠れたメッセージが込められているらしいが、
そんなこと知る由もなく、
俺は貰ったお小遣いと金平糖の小瓶を入れた袋を片手に
不満げに家を後にしたのだった。]*
(39) 2020/05/11(Mon) 18:05:54
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a16) 2020/05/11(Mon) 18:10:46

駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a17) 2020/05/11(Mon) 18:11:50

村の設定が変更されました。

【人】 無口な使用人 ジゼル

>>35 スタンレー
[ こくり、とうなづき、水筒を受け取る。]


(涙目になっているわ…よっぽど熱かったのね)


[ 涙を拭き取るジェスチャーをして、少し笑う。
口だけで、お は か ま い り、と言ってみた。わかってもらえただろうか。

ぺこり、とお辞儀をして歩き出そうとした。話さない私といても、スタンレーも退屈になるだろう。]
(40) 2020/05/11(Mon) 18:37:09

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
つ、と。また別の甘い香り。


[ 振り返ると、まるで花のように美しい女性から、同じように美しい髪飾りが滑り落ちるのが見えた。

駆け寄って、拾い上げようと手を伸ばしたけれど。]



 『あ、えと、 ……落し物!
  落し、ましたよ。』>>32



[ 私の手よりも早く、凛とした声と、ピンと伸びた背筋を持つ若い兵士さんが、それを拾い上げた。]


  (…素敵な男女…私が拾うより良かったわね…)


[ 少し頬が染まっているように見えるその若い兵士さんと、なるべく目が合わないように顔を伏せて、駆け出した。]


  (…どうか一人でも、美しく報われる恋がたくさん実るタナバタになりますように…)*
(41) 2020/05/11(Mon) 18:40:22

【人】 機関設計士 スタンレー

>>40 ジゼル
[彼女は、「おはかまいり」と声に出さずに言った。]

「そっかそっか、お礼にたこやき奢ろうと思ったんだが、忙しそうだな。気を付けて行ってこいよ。」

[スタンレーは、ジゼルの頭にぽんっと片手を乗せた。
スタンレーにとっては、その行為に他意は無かった。
歳が離れているので、妹感覚でそのようにしたのだろう。
また、彼女が家族がいないのは、噂では聞いたことがあり、少し寂しそうな様子に思えたので、元気付けの意味もあった。

ぺこりと頭を下げると、ジゼルは後を去った。

スタンレーは、改めてたこやきに向き合う。
今度は念入りにふーふーして、食べていた。]
*
(42) 2020/05/11(Mon) 18:48:44

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:ある日の駄菓子屋さん ─

[実はこの男。
 美味しいものに、目がない。

 いつもの巡回中。
 珍しいお菓子があるお店を紹介してもらった。
 名前は『ゆきのや』。
 どうやら
 東の国のお菓子を売っているらしい。]

  ごめんくださーい、

[自身の休日の日。
 いつもの騎士服とは違う、
 ラフな私服を着てお店へと訪れる。

 暖簾などあっただろうか。
 あったのなら捲って、中へと入ろうとするが
 さて、お店は開いていただろうか、
 誰がいただろうか。*]
(43) 2020/05/11(Mon) 18:55:27
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a18) 2020/05/11(Mon) 18:56:53

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a19) 2020/05/11(Mon) 18:57:52

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−街中の一角−


 ……。

[とくに何事もなければ、
俺は目的の場所に辿り着いただろう。
道中、タイミングが良ければ
男女の仲睦まじい(?)様子なんかが見られたかもしれない。
>>21 >>35
……まあ俺には関係ない話だが。

街角で店も出さずに花を売る娘の姿が目に入った。>>10
耳にかかった花があれば>>12 >>13
それは自前のものなんだろうか、などと思いながら

ここでなら綺麗な花を買うことができそうだ。]

 ……花を買いたいんだが。

[我ながらなんてやる気のない声のかけ方だろう。
彼女は手が空いていただろうか]*
(44) 2020/05/11(Mon) 19:26:46

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・ゆきのや−


[とある学校が休みの日、
おばあちゃんが風邪をひいていたので
代わりに店番をしていた。
祭りが近くなければ、普段はそんなに忙しいこともない。

しょっぱい景品しかない子ども向けの
スピードくじを整理していると、
しばらくしてラフな格好をした男>>43
暖簾をくぐってお店に入ってきた。]

 ……らっしゃい
 お菓子あるよ見てくかい?

[俺なりの努力で無愛想とまではいかないが、
猫を被ったような大人しい声であまり見ぬ客を出迎えた。

金平糖の他に、団子やスルメ、ラムネなど
故郷ではよく見る駄菓子は一通りお店に並んでいるが
彼の目に留まるものはあっただろうか]**
(45) 2020/05/11(Mon) 19:45:21
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a20) 2020/05/11(Mon) 19:47:51

【人】 詐欺師 アダム



  ふえっ!? あ、あの……
  ありがとうございます。


[ アダムが獲物と狙った男より早く。
  髪飾りに手を伸ばす俊敏な影があった。
  洗練された動きに、ついぽかんと口を丸くしてしまい
  いけない、と慌てて唇を結んだ。

  今の私は御令嬢なんだ。
  男に金を落とさせる手っ取り早い方法。
  それは金を払う価値のある女だと
  相手に錯覚させることだと。

  これまでの人生で
  そのように、アダムは学んできた。 ]
 
(46) 2020/05/11(Mon) 20:10:04

【人】 詐欺師 アダム


[ 本来の獲物は、髪飾りを取り損ねたことで
  気恥ずかしそうな笑みと共に去っていった。
  (私のお金!)

  親切な人間は他にもいたようで。>>37>>41
  善良そうな人間の多い国だと。

  そんな認識を深めながら、まずは目の前の青年に
  意識を集中させる。 ]


  あの……本当にありがとう。
  大切な物だったのです。


[ さて、なんで大切なのだっけ?
  いつものように理由を考えながら、
  ちらりと目線を上げて品定めする。

  清潔感のある身なりに、整った顔立ち。
  影から熱い視線を送る娘の一人や二人
  いても全くおかしくはないだろう。 ]
  
(47) 2020/05/11(Mon) 20:11:23

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:ゆきのや ─

[お店の中には人が一人>>45
 今は他の客が居ないようで
 きょろきょろと周りの品を見ながら入っていく。]

  お菓子!
  うん、なにがあるのかな。

[落ち着いた声の、多分年下の人。
 大人っぽくてかっこいいなー、なんて思いつつ。]

  ……籠とかあるかな。

[どれもこれも自分にとっては目新しい。
 自分だって大人だ、大人買いしちゃおうと決めれば
 必要なものを尋ねて。
 
 目を爛々と輝かせながらひとつ、ふたつ。
 色々なお菓子を詰めていく。]
(48) 2020/05/11(Mon) 20:13:52

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  どれも美味しそうだね。
  今まで知らなかったなんて勿体なかったなぁ、
  君はこのお店の店員さん?

[一度に買いすぎても食べられないと途中で気づいて
 いくつか戻したり、選んだり。

 人と話すことが好きな、
 割と馴れ馴れしい男は
 そんなことをしながら今日も口を開いて
 大人しい男に話しかける。

 彼は世間話に乗ってくれるだろうか。
 乗ってくれないのなら大人しく物色して会計をするが
 話してくれるのなら嬉しそうに
 因みにどれがおすすめですか、なんて
 またひとつ、質問を。*]
(49) 2020/05/11(Mon) 20:14:21

【人】 詐欺師 アダム

 

  よろしければ、あちらの屋台で。
  お礼に何かご馳走させて下さいな。

  さ、参りましょう?


[ 髪飾るを受け取ると
  安堵したように、小さく笑みを零して見せる。

  予定通り、そんな誘い文句を投げながらも、
  この青年をターゲットに定めるかと問われれば
  まだ肯けない。

  アダムの獲物は、あくまで裕福な男だ。
  金のない者に貢がせて破滅させるのは
  流石に寝覚めが悪い。

  どちらかといえば純朴、
  そんな言葉がふさわしいだろう青年は
  おそらく自分のターゲットから外れるだろう。

  意外と女慣れしていないのかな?
  眼前で頬を染める青年のことを>>32
  内心でそんな風に分析しながら、

  アダムは男の手をそっと取った。 ]**
 
  
(50) 2020/05/11(Mon) 20:14:31
到着:調香師見習い ノア

【人】 調香師見習い ノア

[この国の夜空は綺麗なのだという。
それはまるで、数えられないくらいの宝石が
散りばめられているようで、息を呑むほどだと聞いている。
夜に瞬き、天河を流れる銀の砂。
地に帰る流星には願いを叶えるという話もあるのだとか。


                  
けれど。
(51) 2020/05/11(Mon) 20:31:03

【人】 調香師見習い ノア



 
     
───私には
えない。


    
(52) 2020/05/11(Mon) 20:32:40

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[なんだか素っ頓狂な声が
 美しい令嬢から聞こえた気がした>>46
 少し目を丸めて首を傾げたが、
 もしかしたら気の所為だったかもしれない。

 男は鈍感であった。
 であるので気恥しそうに去っていく存在にも
 気が付かなかった>>47

 真っ直ぐといえば聞こえがいいが
 周りに配慮しないといえばそうで。
 同僚に文句を垂れられること多々。

 閑話休題。]
(53) 2020/05/11(Mon) 20:37:16

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  大切なものだったの?
  なら気づけてよかった、はい。

[こちらを見る目さえも、
 なんだかきらきらと輝いて見えるのは
 やはり美しい女性だからだろうか。

 人間ってすごいなぁ、なんて
 広い考えを持ちながら
 男は彼女に髪飾りを手渡す。]
(54) 2020/05/11(Mon) 20:38:16

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  え? いや、お礼なんて別に、

  わ、 ……うーん、じゃあ、
  ご馳走に、なろうかな。

[特になにかを期待して拾ったわけでもなかったから
 一度は断ろうとしたものの>>50
 細くしなやかな手に手を取られてしまっては
 断るのもまた良くないと思って。
 
 頬を染めて照れながらはにかみめば
 彼女が指さした屋台の方へと行こうか。


 ちなみに、屋台の店主は知り合いであったので、
 彼女かい!?なんて驚かれたりしたとか。*]
(55) 2020/05/11(Mon) 20:39:44
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a21) 2020/05/11(Mon) 20:41:47

到着:男装の騎士 イヴ

【人】 男装の騎士 イヴ

ワンッワンッ

[イブは犬が尻尾を大きく左右に振りながらかけてくるのを見て…避けた]

キャンッ

「僕は犬より猫派なんだよね」

[そう呟くと賑やかな表通りに向かった]
(56) 2020/05/11(Mon) 20:46:57

【人】 調香師見習い ノア

─ 丘の上 ─

[伸ばした手の指を宙を掴むように折り曲げる。
そこにあるかもわからないものに、
こうした真似事をしてしまうのは
今に始まったことではなくて。

勿論、掌には当たり前に何もない。

私の瞳が鮮明に世界を捉えなくなって
もうどれくらいになるだろう。
この国の、師匠の下に来る前の記憶は殆どないのだけれど、
生まれつきではないことはなんとなく覚えている。]
(57) 2020/05/11(Mon) 20:47:04
調香師見習い ノアは、メモを貼った。
(a22) 2020/05/11(Mon) 20:50:44

【人】 星読博士見習 ハニエル

[丘の上で、手を伸ばして空を掴もうとする女性の姿があった。>>57

ふと子供の頃の自分の事が思い出された。星読博士に憧れていたあの頃のことを。
無意識に彼女の方へ足が向く]


…もしかして、星に触れようとしているのかい?

僕も小さい頃、星に憧れて。そうやって手を伸ばしては星に触れないか何度もチャレンジしてたんだよね。そして、毎回失敗してさ。えへへ


[懐かしさに目を細め、少し早口でまくしてたあと、
我に返って隣の女性を見た。
一見少女のように見えたが、近くで見ると大人びている。]
(58) 2020/05/11(Mon) 21:22:05

【人】 星読博士見習 ハニエル

[まずった。年上相手に何て口の聞き方だ。]


あっ…すみません。突然馴れ馴れしくって。
僕はハニエル。星読みをしてる。

もし星について興味があったら、僕に任せて下さい。星座のことでも、惑星のことでも何でも聞かせてあげますよ。


[どぎまぎしながら、少し誤魔化すように、未だ薄っぺらい胸を張って見せた。]*
(59) 2020/05/11(Mon) 21:23:06
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a23) 2020/05/11(Mon) 21:23:47

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 思い切り走ったものでやはりすぐに息は切れ、走るのをやめたジゼルはゆっくりと歩く。


  (…あの兵士さんと綺麗な女の人、お茶の約束くらいしたのかしら、なんてね)


[ そう言えば、と思い出し、先程スタンレーにぽむとされた頭に手をやり、髪を梳く。


  (頭を撫でられたのなんて、どのくらいぶりだろう…父さんもアップルパイを食べて熱いって叫んで泣いたことがあったな)


[ 思い出して、また少し笑う。涙は、多分出ない。大丈夫。


そうして歩いていると、大好きな駄菓子屋の前を通る>>33
ジゼルはこの駄菓子屋のおばあさんがとても好きだった。

ちらり、と通りすがら中を見やる。
たくさんのお客さんと、大きな口を開けて笑うおばあさん。そして色とりどりの金平糖。

…時々いる、銀髪のお孫さんは今日はいないようだ>>39 ]*
(60) 2020/05/11(Mon) 21:39:57
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a24) 2020/05/11(Mon) 21:41:38

【人】 街角の花売り セリア

……花を買いたいんだが。>>44

[ふと呼びかける声。目を向けると背丈が並より頭一つは抜けているだろう長身の男が目に入った。]

わぁ、ありがとう!
わたしの花、どれにする?背の高いお兄さん

[そう言って彼女は籠を男へ向ける。そして返事を待ちつつ首を傾げるようにしてこう言った]

ねえお兄さん、お菓子、好きなの?*
(61) 2020/05/11(Mon) 22:05:28
街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a25) 2020/05/11(Mon) 22:06:26

【人】 調香師見習い ノア

[小高い丘にあるレインツリーの木の下。
街を一望出来るこの場所は、
この国に来てからのお気に入り。
師匠の家に居なければ大体ここに居ると
私を知るひとは言うだろう。

…う、うん。
勿論、他のところにも出掛けたりしてるのだけど。
お使いとかお使いとかお使いとかで。

でも、何が“でも”なのかわからないけれど、でも、
なんだか見えるような気がして。
いつか、届くような気がして。

こんなこと>>57を続けている私が居た。]


───…そう…ですね…


[芝生を踏む足音に顔を向ければ、既に近く、
声を掛けてきた相手に緩く微笑む。>>58
声音から男性であることはわかった。]
(62) 2020/05/11(Mon) 22:38:10

【人】 調香師見習い ノア


本当にそこにあるなら、触れてみたいなって。
ついやってしまうの。

[話ぶりから、彼のほうはもう、
こんな真似事はしていないだろうなと思いつつ、
何も掴めていない掌を見せて眉根を下げる。]


…ぁ、いいえ。
私はノア。調香師の見習いをしてます。


[王宮にも出入りしており、
国でも有名な師匠の名前は彼も知っているかもしれない。
彼の年齢については、相当近づかなければ容姿も
はっきりしないため、声の感じからの推測だと同年代、
あるいは若干私よりは若いだろうか。>>59
(63) 2020/05/11(Mon) 22:39:07

【人】 調香師見習い ノア


星読みを───…
そ、そうなのですね。

…ごめんなさい、私……、その、見えなくて。
無数にあるいう星々も…、
貴方の、顔も…

あまり目が良くないんです。

[困ったように、けれど、このことで
気を遣わせることのないよう
柔らかく告げて、霞に覆われた空を見上げた。]


だから余計に興味があるのかな…。


[ありがとうございます。
お話、聞かせてくれると嬉しい。*]
(64) 2020/05/11(Mon) 22:40:09

攫われるプリンセス(村建て人)

皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
侍従長でございます。

村の開始日時、確定いたしますのでご連絡に参りました。

5/13 0時


発言禁止時間等もございませんので、プロローグに引き続き
祭りをお楽しみ下さいませ。

それと、好いたお方への告白は表と書かれていたようですが、是非とも隠れて、そうです、
秘話
で行っていただいても構いません。
皆様に、星のめぐみがありますよう。
(#4) 2020/05/11(Mon) 22:48:07

【人】 詐欺師 アダム


[ 鍛錬の跡が残るがっしりとした手。
  自身の指先を絡ませば
  青年の色を乗せた頬に微笑んで。>>55 ]


  そんな、恋人だなんて。
  

[ 屋台の店主は男と既知のようだ。
  こちらの水を向けられたなら、
  ほんのり頬を染め、恥じらいを見せながら。

  名物らしいコロッケfoodを二人分、購入する。 ]
  
(65) 2020/05/11(Mon) 23:01:49

【人】 詐欺師 アダム



  こんなにご立派な騎士様ですもの。
  もう可愛らしい方がいらっしゃるのでしょう?


[ 男の格好から立場に検討を付けて。
  恋人の有無をこっそり探る。
  相手がいる男など、トラブルの宝庫だ。
  流石に手を出す気はない。

  彼女がいてもおかしくないだろうという予想は
  本心からのものであったが。 ]
 
(66) 2020/05/11(Mon) 23:03:42

【人】 詐欺師 アダム


[ 揚げたてなのだろう
  じゅうじゅうと小さく音を立てるコロッケ。
  本当は被り付きたいところだったけれど
  しかし今の私はお嬢様。
  そっと、啄むように口をつけた。

  ナイフとフォークを使わない食事なんて
  緊張しますね。

  なんて笑いながら。 ]*
 
(67) 2020/05/11(Mon) 23:05:34

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[手を取られるだけならばまだしも
 指先を絡められるのはなんだかとても落ち着かない。
 イケナイことをしているように感じて
 そわそわしてしまう>>65]

  な、何言ってるんだよ!もう!

[だからか、穏やかに否定する彼女と違って
 つい慌ててしまった。

 言葉にしたあと情けなく感じて
 睨むようにじろっと店主を見た。]
(68) 2020/05/11(Mon) 23:39:06

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[彼女と店主に見つめられれば
 きょとんと目を瞬き、苦笑する>>66]

  あはは、それが残念ながら。

[好き、と。言ってもらうことは確かにあった。
 けれど愛だとか恋だとか、
 まだよくわからなくて。

 子どもなんだろうなって思う。
 まだまだ大人になれない。

 焦る気持ちもあるけれど、
 自分のペースで歩くしかないなとは思ってる。]
(69) 2020/05/11(Mon) 23:39:45

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[揚げたてのコロッケは芳ばしい匂いを放ち
 空いた腹を思い出させる>>67
 ぐぅ、と彼女の前で鳴ってしまった音に
 照れて眉を下げながら。]

  うん、美味しい!

[淑やかに食べる彼女とは反対に
 豪快に被りつけば顔いっぱいに笑顔を浮かべる。
 作法を知らないわけではないが
 基本が一般市民感覚。]
(70) 2020/05/11(Mon) 23:40:04

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  屋台で食べたことないの?
  慣れない食べ方は緊張するよね。
  
  でも、美味しいものがいっぱいあるから
  是非楽しんでいってよ。

[彼女の顔は見たことがない。
 そのことから、他国のものだろうと当たりをつける。
 
 お祭りを楽しんで、この国のこと
 少しでも好きになってくれたらいい。
 
 そんな気持ちで微笑んだが
 頬についたコロッケのせいで
 あまり様にはならなかったか。*]
(71) 2020/05/11(Mon) 23:40:16
到着:騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

[「騎士団に入ってから何度目のタナバタの宴だろうか。」
 スカーレット・アルジャンは街を散策しながら思っていた。
 彼女は、ブーヨプスキュリテ王国の歴史の中でも
 数える程しかいない女性の上位軍役を任されている
人間のひとり。
 いつもは日々練習、と鎧を身にまとっている彼女も、
 この時ばかりは休みとして、その防具を脱ごう。
 町娘のように、
白のブラウスとくるぶし丈の薄緑色のスカートを着て、
 彼女の散策は続く。]


 
美味しそうな匂い……


[いつも、徹底した食事管理をしている彼女は、
 ふらりふらりと
 甘い匂い、しょっぱそうな匂い、
すべての匂いに動線が引かれていった]
(72) 2020/05/12(Tue) 0:04:35

【人】 詐欺師 アダム


[ 色恋ネタで揶揄われて動揺する姿。>>68
  初心な態度につい微笑ましいと
  目を細める。

  異性に恥じらいを覚えていた自分のことを
  アダムはもう忘れてしまった。
  手を握るだけで緊張で身を固くしてしまった
  日のことなんて、遥か遠く。

  二人並んでコロッケを食べる。
  途中素直な腹の音には、
  ついぷっと小さく吹き出してしまい
  慌ててコロッケを口に入れて誤魔化した。 ]
 
(73) 2020/05/12(Tue) 0:06:24

【人】 詐欺師 アダム



  ええ。外で食べるなんて初めての経験で。
  今も少しドキドキしているんですよ。

  ありがとう。
  ここは良い国なのですね。
  語る貴方の誇りに満ちた眼差しを見れば分かります。

  ぜひお祭りを堪能させて頂きますね。


[ 上品に見えるように微笑めば、
  食事も終えたし頃合いだろうと。

  ――――良い国、その通りなのだと思う。
  活気があり、道ゆく人の笑顔で溢れている。
  アダムの生まれた国とは違う、豊かな国。 ]
 
(74) 2020/05/12(Tue) 0:07:13

【人】 詐欺師 アダム


[ ああ、でも……と。
  小さく付け足してから。 


 「 貴方のような男性を放っておくなんて。
   この国の女性は、残念ながら
   男性を見る目には恵まれなかったようですね? 」



  先ほどの会話の内容を揶揄って、>>69
  耳元でそっと囁いたのなら。

  さて、可愛らしい反応は見られただろうか?
  叶ったのなら、それをお土産にして。 ]
 
(75) 2020/05/12(Tue) 0:08:58

【人】 詐欺師 アダム



  では私はこれで、
  立派な騎士になって下さいね。


[ 純朴で真っすぐな青年だった。
  私みたいな悪い女には、捕まってはいけない人。

  最後にもう一度微笑むと、
  ドレスの裾をそっと指先で摘んだ。 ]*
  
(76) 2020/05/12(Tue) 0:09:29
(a26) 2020/05/12(Tue) 0:14:31

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  初めての体験が俺なんかと一緒で
  よかったのかな?

[自身を卑下するわけではない。
 彼女の初めてとなった、という事実が
 なんだか照れくさいのだ。
 そう頬を掻いたりして>>74

 自身の言葉や態度から
 国への愛を知って貰えたら嬉しい。
 気持ちを伝えるように、また目を細めた。]
(77) 2020/05/12(Tue) 0:27:35

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[さて、穏やかに別れるだろうと思えば。
 そっと囁く声は艶やかに聞こえて。

 ぴくりと肩を動かして彼女に目を動かした時。
 彼女はどんな表情をしていたか。

 自分の表情は間抜けなものだっただろう。]

  え、その……!

[その囁きになにを言えばいいだろう>>76
 ただ何かを言わないといけない気がして
 口だけを動かすが、彼女を引き止める言葉は出ない。

 淑やかなカテーシーを前に
 むずがったようにもごもごと口を動かせば。]
(78) 2020/05/12(Tue) 0:28:28

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 

  ……また!

[そう声を上げた。]
(79) 2020/05/12(Tue) 0:31:09

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[なんだか頬が冷めやらない。
 両の手で頬を包み、少しの間目を閉じて。]

  ……よし!

[ぱち、と頬を叩けば
 また巡回を再開しよう。*]
(80) 2020/05/12(Tue) 0:31:19

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 通りの果物屋 ─

  この果物をあっちのお菓子屋さんに
  届けたらいいんだね?

[籠いっぱいの、色とりどりの果物たち。
 太陽の光を受けて輝くそれらは
 まるで宝石のようにきらきらとしている。

 巡回をしていれば果物屋の人に呼ばれて。
 今はお手伝いの最中だ。

 よいしょ、と持ち直せば店名を聞き、
 そちらの方へと果物を持っていく。**]
(81) 2020/05/12(Tue) 0:43:10
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a27) 2020/05/12(Tue) 0:45:25

【人】 詐欺師 アダム



  あら、私は貴方と一緒で嬉しかったのに。
  どうやら片想いのようですね?


[ 自分が無くしてしまったものを持つ青年。
  つい愉快な反応を引き出そうと言葉を紡げば、>>77
  赤らんだ頬を、アダムは眩しそうに見つめた。

  そして別れの瞬間。
  ぱくぱくと口を動かす青年の姿には>>78
  大いに満足して。

  さて獲物獲物――――と。
  舌舐めずりをしながら身を翻そうとすれば
  再会を匂わせる言葉に、ぱちり、瞳を瞬かせる。 ]
  
(82) 2020/05/12(Tue) 0:56:23

【人】 詐欺師 アダム



  ええ、ご縁がありましたら。
  また。


[ 一歩距離を詰め、彼の頬に手を伸ばす。
  それから自身のハンカチで頬のコロッケを>>71
  そっと摘み取ると。

  花のような笑みを浮かべ
  青年の背を見送った。 ]
  
(83) 2020/05/12(Tue) 0:56:41

【人】 詐欺師 アダム


[ 段々と小さくなっていく後ろ姿に思う。
  名前すら交わさない邂逅だったが
  これでいいのだろう、と。

  “仕事”で来ているアダムは本名を名乗らない。
  どうせ偽名しか与えられないのだから。 ]**
 
(84) 2020/05/12(Tue) 0:57:23
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a28) 2020/05/12(Tue) 0:59:20

【人】 星読博士見習 ハニエル

─丘の上にて─

[ハニエルが近付くと、女性は振り向き、緩い微笑を浮かべた>>62

女性の立っている所は丘の頂上にあるらしい。さっきまでは間近で探索していた街並みを、
今度は上から見下ろす形で、堪能する。

今日は前夜祭。
夜になれば、ここ一帯は無数の灯によって埋め尽くされるのだろう。
それは美しい光景に違いない。]
(85) 2020/05/12(Tue) 1:02:43

【人】 星読博士見習 ハニエル

[彼女の名はノア。調香師だそうだ]

かの有名な調香師さんのお弟子さんと。
もちろん知ってます。
ならば、あなたもかなり腕利きなのでしょう

[ハニエルは、先日の実験のために焚きしめていた香木の香りが、
まだ自分に染み付いていないか、ふと心配になった]
(86) 2020/05/12(Tue) 1:03:19

【人】 星読博士見習 ハニエル

[「本当にそこにあるなら、触れてみたい」─ ─

そう言った彼女は、何を思ったのか目を伏せた…ように感じた。>>63

どうやら目が不自由なようだった。
くそ、どうしてこう僕は迂闊なんだ。
ハニエルは再度気恥ずかしくなった。]


あ、ええとすみません。
あなたのしていた事が子供じみている、なんてそんなつもりなくって。

僕は、星に触れることはできると思ってる。
でも、手で触れるんじゃない。
星の動向を「読む」ことで、その生き様を「知る」ことができると。

だから、星読博士を目指したんです。
(87) 2020/05/12(Tue) 1:03:49

【人】 星読博士見習 ハニエル

でも、たまに、忘れてしまうんですよ。
子供の頃の夢を。
異郷の地で、友達もおらず、期待を背負って、でも周りにはデキる奴らがいっぱいで。

僕の星に対する思いは、もっと純粋だったはずなのに…ってね。


[口から出た言葉は、到底、初対面の人にぺらぺら話す内容ではなく。

しかし彼女に、自分の行動を否定してほしくなかった。だってそれは彼自身の夢を否定する事になるから…
そんな事を思い、ハニエルは一心に言葉を紡いだ。]


[自分の話ばかりしてしまった。次は、星の話をしようか。
視覚では感じられなくても、彼女が星を身近に感じてくれるような話を。

そしてノアの事も知りたい、と少しだけ思ってしまう。初対面の人相手に、おこがましいだろうか。]*
(88) 2020/05/12(Tue) 1:07:19

【人】 星読博士見習 ハニエル

[正直に言おう。
僕は、彼女が空を掴む姿に、
昔の自分の姿を重ねたんだ。

久しく忘れていた、星への純粋な思いを、
彼女が思い出させてくれた。

ノアが向ける、やや焦点の合っていないような視線。
何も見えないとは言うが、むしろ普通の人には見えない別の側面を見透かされてる気がしたんだ。


これはもしや…タナバタの浮いた空気感に自分も影響されてるのか?いやいやいや。僕に限ってそんな事はない。ないはずだ。]
(89) 2020/05/12(Tue) 1:23:08
到着:踊り子 マチ

【人】 踊り子 マチ

いってきます

[母にそう告げて広場へと向かう。住み慣れた街を歩く。私はこの国で生まれ外のことは知らない。小さな頃から踊りが好きで、今も踊り続けてる。

タナバタの祭典では、広場に特設された舞台で、日暮れの頃、静かな曲にのせて舞う。

昼と夜をつなぐこの頃が私は好きだった*]
(90) 2020/05/12(Tue) 1:26:28
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a29) 2020/05/12(Tue) 1:29:40

【人】 調香師見習い ノア

─ 丘の上 ─

[この場所が好き。

見えなくても、柔らかい風は感じることが出来て。
大樹から零れる陽の温もりが頬に触れるのもわかって。

私に見える街の景色は、その建物の輪郭が
ひとつひとつわかる訳ではなくても、
全部滲んでぼやけていても
そこにあることはわかるから。

そう、あの辺り、はっきりとはしないけれど、
師匠のお店『ディアス』があることも。]
(91) 2020/05/12(Tue) 5:11:54

【人】 調香師見習い ノア

[優れた調香師は香りを扱うために、
人に対しての作用―薬理―だけでなく、
それぞれの希少さや価値、ひいては法律にも
精通している。

店では日常生活に欠かせない香り、消臭剤や
芳香剤をはじめ、貴族達の身嗜みの香水、
肌を乾燥から守るクリームも販売していた。

師匠は更に、それらを用いてマッサージや整体、
香りによる病状緩和という目的での医療行為にも
携わっている。]
(92) 2020/05/12(Tue) 5:11:56

【人】 調香師見習い ノア

[ハニエルさんも師匠のことは知っていたようで、
私のことではないのだけれど、
なんだか嬉しくて、自然に顔が綻んでしまう。

師匠は傍目気難しく見えるけれど、確かに時々
頻繁に意地悪だけれど、優しいひとだから。]


いえ!私はそんな、まだ全然…



[腕利きと言われて、両手を胸の辺りにあげて
ひらひら揺らす。>>86
毎日、師匠のお手伝いをしているけれど、まだ知らない
香草のほうが多い。
店で扱う商品も、予め師匠が教えてくれたからわかるだけで。

よくよく考えると、店の奥のアトリエで、
『この香りどう思います?』
と聞かれて応えるだけしかしていないような。

師匠の名前はディアス・レオンハルトという。]
(93) 2020/05/12(Tue) 5:12:00

【人】 調香師見習い ノア

…でもハニエルさんから、
少し木の香りがするのはわかります。
これは何の木かな……
師匠ならすぐにわかるのだろうけれど。



[無意識にもっとよく確かめようとハニエルさんの身体に
顔を近づけてしまって。]

ごっ、
ごめんなさい!


[遅れて気付いて、謝ったりしていた。]
(94) 2020/05/12(Tue) 5:12:04

【人】 調香師見習い ノア

…うん。

[謝ることなんて何もないのに、すみませんから
言葉を続けるハニエルさんの顔を私は見つめた。>>87
いくら目を凝らしても霞の覆われた表情はわからないから、
ただじっと、その口から齎される音に耳を傾けて、]


…手で触れるのでなく「読む」ことで「知る」──


[その考えを小さく反芻していく。
その中で、私でもそれが出来るのだろうかと考えて、
ハッとした。

       だって、子供じみていると思っていたのも、
       手を伸ばしながら、触れることが出来ないと
       心の何処かで諦めきれずに諦めていたのも

       私のほうだって気付いてしまったのだもの。
(95) 2020/05/12(Tue) 5:12:07

【人】 調香師見習い ノア


…異郷の…
もしかしてハニエルさんはこの国に来たばかりなのですか?
いえ、私も別の国からこちらに来たので…
こんなだから、学校にも行けなくて、
最初はずっと、家から出られませんでした──…

[期待を背負うこととか>>88
周りにデキるひとが居る気持ちはわからないけれど、
知らない世界で感じる“ひとり”はわかる気がしたから。]

……そっか、…うん。
…その、読むことは出来ないかもだけど、
聞くことなら私でも出来るかな……。

[口にしたのは、いつもなら絶対しないような願い事。]


 教えて、くれますか?



[彼が私にこの話をした真意は別のところにあって、
私のこの提案は頓珍漢なことになるかもしれないけれど。

星に触れることは出来ると言ってくれたハニエルさんが、
“ひとり”じゃなくなるように。

友達になりましょうって、
笑いかけた。*]
(96) 2020/05/12(Tue) 5:12:10
調香師見習い ノアは、メモを貼った。
(a30) 2020/05/12(Tue) 5:48:17

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

ー街中のどこかでー


[美味しい匂いに周りを眺めながら歩いていると、

12時の方向から、忙しそうに果物が入ったであろう

カゴを抱えた青年が見える>>81


手伝おうか


[休暇を楽しんでいる彼女も、騎士の端くれ。

困っていないとは分かっているが、

負担は分けるものがいいだろうと思い、

お節介にも声をかけてしまった。

青年も、恐らく騎士団のメンバーだろう。顔だけは見たことがある。]


どこかで、会ったことはあるかな?


[どこまで持っていくのかはわからないが、

すこしくらい、話をしても怒られはしないだろう。

”少し待つよ”と言って、彼女は笑みを見せるだろう*]
(97) 2020/05/12(Tue) 8:24:55
(a31) 2020/05/12(Tue) 8:25:51

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 洋菓子店への道 ─

[重たい荷物もなんのその。
 とはいっても歩みは早いとは言えなかったけれど。
 
 それを見かねたのか、誰かから声がかかれば
 ぱちりと目を瞬いた>>97]

  ……ありがとう。
  じゃあ、お願いしようかな。

[先程の女性とはまた違う、
 涼し気な顔の綺麗な女性。
 不思議な色合いの髪を流した彼女は
 でもどこか雰囲気がこちらよりな気がする。

 それはきっと立ち姿だとか、身のこなしだとか。
 そういったものが武人のように感じたからだろう。]
(98) 2020/05/12(Tue) 8:56:44

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[さて、手伝ってもらうにも籠はないから。
 いくつか果物を持ってもらう形になるだろうか。

 どこかで会ったかと尋ねられれば
 顔を不躾にじっと見て。]

  ……………………どうだろう?

[いつも騎士服を来ている時と雰囲気が違うし、
 また、隊が違うこともあって関わりがないことから
 なんとなく喉元まで出かかるものが
 あるような気はするものの
 首を傾げてわからないと告げる。

 同僚が見ていたのなら青ざめることだろうか。
 まさかあのスカーレット・アルジャンに
 タメ口をきいて荷物を持たせただなんて。]
(99) 2020/05/12(Tue) 8:57:07

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
  お姉さんはお祭り楽しんでる?
  美味しいものも綺麗なものもいっぱいあるよね。

[届け先を伝えれば、共に歩きながら世間話。
 
 この国の豊かさを示すように
 周りの人は皆思い思いに祭りを楽しんでいる。

 少々羽目を外すものもいるかもしれないが
 その顔は一様に笑顔だ。

 見ているだけで自分も楽しくなってきて
 微笑んでは周りを見ながら歩みを進める。*]
(100) 2020/05/12(Tue) 8:57:22
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a32) 2020/05/12(Tue) 8:58:52

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−賑やかな道中にて−


[カゴがなかったこともあり、
手にいくつかの果物を持って彼の隣を歩く。
声をかけた瞬間の彼は、
驚きに満ちた中型犬のような顔をしていた気がする。
彼は多分年下なのだろう。
まだまだ、伸び代がある顔立ちだ。

顔をじっと見られると、”どうだろう”と言われる。
ここまで顔をまじまじと見られたのは久しぶりだろう。
同僚たちでさえ、そこまで見てこない。
それに、分からないのはお互い様。
所属が違う以上、仕方のないことだ。
スカーレット自身、彼の名前はとんと出てこない。
名前を聞こうか、と思っていると質問が舞い込んできた。
楽しんでいるか、というごく普通の質問も、
何年重みを増してきている気がする。]


今年は何年ぶりかの休みだから、
大いに楽しんでいるよ。
祭りの間くらいしか異国の食べ物は並ばないし、
どこから手をつけようかなんて思っていたところ。
何かオススメはある?
(101) 2020/05/12(Tue) 13:18:55

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 駄菓子屋に寄り道をして、道明寺sweet を買おうかとほんの少し悩んだけれど、今日はそのまま素通りして自分の用事を優先することに決めた。]


 (べつに、あの人がいないから、寄らない、って訳じゃ、ないの、ですからねー)


[ 輝く銀色が見えないことをちょっとだけ残念だと思ってしまった自分を恥じるように、わざとひとことひとこと区切るような言い方で言い訳をしておいた。…まぁ誰にも聞こえはしないのだけれど。


加えて幸いなことに、接客でとっても忙しそうで、それでもずっと笑顔の店主のおばあさんもジゼルがいることに気づかなかったようだ。]
(102) 2020/05/12(Tue) 13:25:06

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

[去年は彼のように巡回に勤しみ、
一昨年はヴェーネレへ自分の分隊を連れて合同演練に、
と考えれば2年ぶりくらいだろうか。
他人の勧めるものを食べたり飲んだりすることは、
とても、とても楽しい。
それがたとえ自分の嗜好に合わないとしても、
全ては経験である。
とは言っても、同僚たちが勧めたものは
最近遠慮するようになった。

「スカーレット!これ食べな!」

そう言って何も知らない彼女に、
悪魔のような食べ物を勧めて、
反応を楽しむ馬鹿どもがいたからだ]

同僚は選べないが、友人は選べる


[楽しそうな周りの人間を見回している彼の横で、
ぽつりと呟くのはもちろん彼女が学んだこと。
同僚の勧めは食べなくなったが、
数少ない友人たちの勧めは、食べる。

もし、酒に飲まれて悪絡みをする同僚がいれば、
即刻謹慎させる勢いで、彼女は対抗する。
とは言っても、この青年にはそんなことができるのだろうか。
寧ろ、彼女と違ってそんなことをしてくる同僚は、
いないのかもしれない。

彼は男だから*]
(103) 2020/05/12(Tue) 13:27:02
(a33) 2020/05/12(Tue) 13:28:37

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a34) 2020/05/12(Tue) 13:29:34

到着:異国の道化師 マッド・リヒター

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー ユウェル姫。御立派になられましたね。

[埃を被った継ぎ接ぎの目立つ帽子、使い古された皮の礼装に身を染めた青年が、窓に触れる透き通る様な白い手を見つめている。]

ー 私の手よりも大きくなってしまわれたか?いや、それは大丈夫そうだな。

[柔らかな感触を左手に思い出しながら微笑する。王宮より大分離れた下町で、人混みの中彼は目を細めていた。日が高くなってきた様だ。窓に反射した光であの手も指先も見えなくなった。日の光には"千里眼"も弱い。]

[ふぅ、と一息吐く。道中で吸った水々しい緑の味とは打って変わり今は焦げた肉や歪な調味料の味が無意識にも鼻腔を伝い口内へ吸い込まれる。不快な臭だ。
実はというものの、彼がこの城下町へ足を運んだ目的は既に達成されている。ユウェル姫……否、王女の祝言の噂を聞き、急ぎ足で駆けつけたのだ。恩人である先代の好意の下、一時の間だけ近くで成長を見守ってきた彼だ。もうこの国に足を踏み入れる事さえ無いだろうと思っていたのにも関わらず、つい、気がつくと……]
(104) 2020/05/12(Tue) 13:31:02

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー さて、用事も終わったし引き返すか。
もう一生お目に掛かることもないでしょう。

ドンッ


[踵を返した彼の肩が通行人にぶつかった。見回りをしていた王宮の兵らしい。その兵に職質を受けるマッド。帽子や礼装の装飾、世界各国から持ち込んだ呪いや宗教具の類いが気に入らなかったのか?それとも白粉を塗り中性さや妖艶さを演出したメイクが不味かったのか?タナバタじゃないか。異文化宗教や乞食染みた道化を受け入れる覚悟くらいしてほしいものだ。]

ぼくは怪しいものではありませんよ。
何なら、証拠をお見せしよう。

バサァァッ


[懐から白いハンカチを……しかし、それが一瞬にして20匹程の鳩に変わり空間を真っ白に染めた。鳩の鳴き声や擽る様な羽の感触が、兵、そして通行人達の注意を埋め尽くす。気がつくとそこに、先程まで歩いていた継ぎ接ぎ帽子の姿は無かった。]

ー 少しくらいはゆっくりしていこう。
また手配書を回されても厄介だ。
適当に信用を稼いで安全に出国すればいい。

[三階建ての屋根の上、彼は帽子の鍔をピンと跳ねて見せ、にやりと不敵に笑った。*]
(105) 2020/05/12(Tue) 13:32:28

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
墓地にて

[ 今日はここにくるまでなんだかずいぶん時間がかかった気がする。

石を積んだだけの簡素な墓の前で足を抱えて座り、膝の上に顎を乗せた。
そんな姿勢をして行儀が悪いと叱られることすら、何年経っても恋しかった。


ユンカー一族のお墓はとても立派だから、お使いでお参りに来る時はきちんとお花を持って来るのだけど(今日なら珍しいお花売りのお姉様>>10から買えたかな)、うちのお墓に来る時はいつも手ぶら。

普段なら何も気にならないのに、今日はお祭りの賑やかな音がここにまで微かに届いていて、飾りのない墓石になんとなく申し訳ない気持ちになる。


ジゼルは近くに咲いていた ラナンキュラスflower を、ごめんね、と謝り手折って供え、手を合わせた。]
(106) 2020/05/12(Tue) 13:38:37

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ あとは【ディアス>>91】という有名なお店で、奥様に頼まれた香水とキャンドル、未だになにに使うのかよくわからない、だけどとてもいい香りのするオイルを買って、今日のお使いはおしまい。


タナバタ祭りの間だってくるくると働いている方が気持ちが楽なのだけど、旦那様も奥様も、


 『タナバタ祭りを楽しんでおいでなさい』

 『素敵な出会いがあって、恋をしても良い年なのだから』


なんて言って、お仕事をさせてくれない。


レインツリーの小高い丘>>62を通って、ディアスに向かおう。]*
(107) 2020/05/12(Tue) 13:42:58
到着:仕立て屋 アルジャーノン

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

ーーーあつ。

[灼けつく日差しから逃げるように仮寝床のソファーで身を捩る男。
枕代わりの肘掛けから手を下ろしポンポン、と。手元に水瓶を寄せれば一息に飲みきり、ぷはと息を吐く。]

あぁもう、こんな時間。そろそろ支度しましょうか。

[纏りのない髪をガサガサと掻きながら、独創的に身なりを整えれば玄関から手を伸ばし。
くるり、看板を返す。]

仕立工房 ダニエル・ゴードン

O P E N
(108) 2020/05/12(Tue) 13:48:09
仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。
(a35) 2020/05/12(Tue) 14:00:05

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

うーん、いい天気ですね…ん?

[店先で伸びをしていると、晴天にぽっかり。入道雲のようにも見えた鳩の大群>>105
突っ掛けた革靴を蹴り出すと、ころりと横を向くだろう。]

ふんふん。本日は
晴天
時々、

ところにより夜空が美しいでしょう。

[一人にこにこと笑みを零しながら、晴天の
靂を見遣り靴を拾い上げる。
屋上の奇妙な来客>>105に気づかなければ、靴を突っ掛けそのまま散歩に出てしまうだろうか。]
(109) 2020/05/12(Tue) 14:09:29
(a36) 2020/05/12(Tue) 14:11:59

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 綺麗なお姉さんと ─

  休み、いつもはお仕事してるんだ?
  大変だね。

  そうだなぁ、テールエールデ国から出店の
  お菓子類はどれも美味しくて珍しいよね。
  飴で作った細工なんて、細かいのに色味も綺麗で
  すごいんだよ。

  あとは東方からのお店も結構出てるみたい。
  俺も全部は食べられてないんだけど
  あそこの国の食べ物って独特なのに美味しい。

[宙を見ながら、思い出しながら。
 各国の食べ物について商品名をコメント付きで
 話したりする>>101
 それもこれも、雑談好きなことから
 店主から雑学を得ることが多いから。]
(110) 2020/05/12(Tue) 14:26:37

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[実際に目であのお店は、と示したりもしただろうか。
 自分の美味しいと思ったものを誰かに伝えるのは
 自分にとっては楽しいこと。

 そんな風ににこにこと周りを見回したり
 話したりしていれば
 隣からぽつりと、呟きが聞こえる>>103]

  ……なにか嫌なことあった?

[身長差が少しあるから、
 覗き込むように首を傾げて隣を見る。

 仕事場があまりよくないのだろうか。
 自分もむっ、とする人というのはいる。

 でも、やめたくないし、頑張りたいから。
 我慢をするけれど、そればかりでは
 やっぱり疲れるなと思う。*]
(111) 2020/05/12(Tue) 14:26:49
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a37) 2020/05/12(Tue) 14:33:36

【人】 踊り子 マチ

─ 家にて ─

[裕福な家庭ではなかった。
祭典の当日に着る衣装のスパンコールを、一つ一つ縫い付ける。宝石のような星がたくさん見えるこの国に相応しいような、踊るたびにドレスの裾がきらきらと光るそんな衣装だった。

衣装を縫いながら、昨年の儀式でのユウェル王女のお姿を思い出していた。控えめながら煌びやかなその佇まいに息を飲んだことを思い出す。王族の前で踊るような畏れ多いことを夢に見てる。

「ねえ、あやとり教えて」

12も年の離れた双子の弟妹がふと声をかける。]

おいで

[踊り子をしていると色んな国の方の前で踊る機会がある。「あやとり」は遠い東の国から来た老夫婦に教えてもらった遊びだった。

ひとしきり遊び終えたあと、そろそろ家を出る時間になった。]

(少し時間がありそうだから、弟妹に何か買い物をしようかな。)
(112) 2020/05/12(Tue) 14:49:37

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 日が落ちる頃 ─

[祭りの期間は日が落ちてきても賑やかだ。
 灯る明かりは温かな火の色
 和やかな宴は続いていく。]

  ふわ、……いけないいけない。

[疲れからか欠伸が出てしまった。
 同僚に見られたら弛んでると叱られてしまう。
 ぺちぺちと頬を叩いて眠気を覚ます。

 とはいっても、自分の当番はそろそろ終わりだ。
 夜番のものと交代して休む時間。

 夜ご飯はなににしようかな、
 なんて考えつつ。
 通りを巡回中。*]
(113) 2020/05/12(Tue) 15:14:44
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a38) 2020/05/12(Tue) 15:15:46

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にて ─

[広場に行くとスタンレーさんがベンチに座っているのが見えた。>>42

彼には1度だけ機関車の設計図を少しだけ見せてもらったことがあった。また見たいなと思っていた。
私は踊りのことしか考えてこなかったけど、彼の機関車にかける熱意はどこから来るのだろう…。ふとそんなことを考えてた。

(何を食べているのだろう…。*)
(114) 2020/05/12(Tue) 15:28:25
踊り子 マチは、メモを貼った。
(a39) 2020/05/12(Tue) 15:32:05

【人】 詐欺師 アダム


[ 祭りの催しの一環だろうか。
  誰かが撒いた色とりどりの花弁が辺りを彩る。

  指を伸ばしてそのうちの一つを摘み。
  鼻先に近づけ、芳しい香りを楽しんだ。

  ……そんな行動は、単なる現実逃避。
  目の前に立ち塞がる男達への。 ]
   
(115) 2020/05/12(Tue) 15:36:51

【人】 詐欺師 アダム


[ しばらく街を彷徨ったが、
  金持ちそうな人間は見つからず。

  しかし焦る必要はない。
  慌てて手を出して、禄でもない男を引く。
  その方がリスクが大きい。

  今日は大人しく引き上げて宿でも取ろう。
  そんなアダムに声をかけてきたのは
  ナンパ目的の男達だった。

  どう考えてもアダムの標的には成り得ない
  そんな種類の。 ]
   
(116) 2020/05/12(Tue) 15:38:06

【人】 詐欺師 アダム


[ 気付けば3人の男達に取り囲まれて。
  下卑た視線が、アダムの身体に向けられる。

  アダムの嫌いな、ドブのような臭いの男達。
  アダムと同じ臭い。


  あしらっても、立ち去る気配はなく。

  高いヒールのかかとで足でも踏んでやろうにも
  この人数差では部が悪い。  ]
    
(117) 2020/05/12(Tue) 15:38:43

【人】 詐欺師 アダム


[ さて、どうしてくれよう?

      男達の耳に届かぬよう、独り言ちて。
          未だ星の見えぬ空を仰いだ。 ]**
  
(118) 2020/05/12(Tue) 15:39:32

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 街を眼下に一望出来る小高い丘。

何故今日はこの丘を通ろうと思ったのだろう。
ぐるりと回り道になるし、日はそろそろゆっくりと落ちそうだし、まぁまぁの坂道で息は切れるというのに。

自分の判断を後悔しつつ、ぜいぜいいう胸の音には聞こえないふりをしながら坂を上がる。その視線の先に。]


 (…あれ?誰かいる…)


[ 一人は、まさにこれから向かおうとしている【ディアス】で見習いをしているノア>>63 だとわかってホッとした。

もう一人の男性には見覚えがないような気がしてちょっと眉根を寄せる…もしかしたらどこかですれ違ったことくらいはあるのかもしれないけれど。


なんとなく、大木に身を隠す(盗み聞きするつもりなんてないに決まっている!) ]
(119) 2020/05/12(Tue) 15:51:44

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 学生のように見えるその男性が一生懸命になにかを話している様子>>88 が聞こえ見えて、それはなんだかとっても微笑ましくて、それに木の影になって表情こそよく見えないけれどノアの声も穏やかに響いている ]


(…お、お邪魔しちゃいけない空気だわ…これがタナバタ…)


[ 二人の時間を邪魔することがないよう、細心の注意を払って後退りする…つもりだった。]



パキン




 (…嘘でしょ)


[ 足元で響いた乾いた小枝の音に大げさに言って血の気が引いた。

二人は、邪魔者が聞き耳を立てていた(!)ことに気づいただろうか。
気づいていなければ、そっと後退りを続けて丘を駆け下りるのだけれど >>88>>96 ]*
(120) 2020/05/12(Tue) 15:56:08
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a40) 2020/05/12(Tue) 15:59:37

男装の騎士 イヴは、メモを貼った。
(a41) 2020/05/12(Tue) 16:12:48

【人】 男装の騎士 イヴ

[イヴは孤児院出身だ
この国は孤児に優しい
なぜなら、食うものに困らず温かい毛布もあり屋根もある
最初の国の孤児院には薄いボロきれで子供たちが集まり
暖をとらなければ寒い冬は乗り切れない
暑い夏は腐った水をすすらなければいけない程
孤児に優しくない国だった

イヴは最初の国の孤児院で奴隷として売られ
この国で解放されて
温かい孤児院で騎士になるまで育ててもらった
その恩を感じて休みの日は毎日孤児院の子供たちやシスター達に安いお菓子を差し入れに行っていた]
(121) 2020/05/12(Tue) 16:18:16

【人】 調香師見習い ノア

[元からの資質なのか、あるいは
不自由な目を補おうとする身体的変化なのか、
師匠によると、私は普通のひとより、耳も鼻も
効くらしい。
からかってペット扱いする方便の可能性も
少しはあるけれど。



───…誰か居るのですか…?


[大樹の死角、誰かが小枝を踏む音にハニエルさんから
窺うように視線を移す。>>120
私の目では視認は難しいけれど、出てきてくれれば
慣れ親しんだ友達の香りには気付くだろう。

未だ知る由もない話、ユンカー家の使用人の
ジゼルさんとは師匠のお店を通じて知り合い、
たまに一緒にお茶をするくらいには
仲良くさせてもらっていた。*]
(122) 2020/05/12(Tue) 16:28:59

【人】 無口な使用人 ジゼル

───…誰か居るのですか…?>>122


(…ぎぇぇ…気づかれました…)


[ とはいえそこに居たのは他でもないノアなのだから小枝を踏んだ音にも、それを踏んだのが私なのにも、気付かないはずはないわよね、と思い直して、おずおずと二人の前に顔を出す。


(ごっ…ごめんなさい…決して盗み聞きしていたわけではないの…
あんまり素敵な空気だったから…)


  
お邪魔してしまって、ごめんなさい



言いたいことが沢山あって、でも振り絞った声でそれだけをなんとか二人に伝えた。


同い年で、数少ない友人のノアには、きっと聞きとってもらえているだろうけど。
男性の耳には届いただろうか。
(123) 2020/05/12(Tue) 16:55:53
(a42) 2020/05/12(Tue) 17:04:40

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a43) 2020/05/12(Tue) 17:21:15

【人】 機関設計士 スタンレー

ー広場にて:マチー
>>114 マチ
[ふと、煌びやかな光を感じて、目線をそちらに向ける。
踊り子の衣装を着た、マチと目が合った。彼女が身に纏う装飾に街の灯りが反射したのだろうか、彼女がとても輝いて見える。]


「マチ!久しぶりだな!」

[遠くのマチに声をかけ、おいでおいでをする。そして、ベンチの空いてるスペースをぽむぽむと叩き、「座らないか?」というジェスチャーをした。]
*
(124) 2020/05/12(Tue) 17:29:25

【人】 調香師見習い ノア

[呼びかけに大樹に隠れていた影がそろりと動く。>>123
同時にふわりと漂うこの香りに私は表情を緩めた。]


ぁ、ジゼルさん…?


[霞んでいる影に近づくように歩みを進める。
彼女は普段から、会話をするということは苦手なようで、
振り絞るように発する二言三言も消えそうにか細い。
だから私は、彼女の空気から
彼女の“言葉”を“聞く”ようにしていた。]


…?
邪魔ってどうして?
なぜ謝るの?


[傍まで行けば、わからないという風に首を傾げる。*]
(125) 2020/05/12(Tue) 18:30:27
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a44) 2020/05/12(Tue) 18:32:59

【人】 星読博士見習 ハニエル

─丘の上にて─

[かの有名なディアス・レオンハルトの弟子であるノア。
ハニエルがそれに驚嘆すると、
彼女は謙遜するように両手を振ってみせた。>>93

丘の上に儚げに佇んでいたノア。
腕を上げて空を掴むその姿はどこか儚げで、
てっきりこの世を諦観しているものだと思っていた。

しかし、師匠や調香師の話をしている彼女は、
実に楽しそうだ。

話を聞くに、調香師というのは単に香を作るだけではなく、薬理や法に通ずる者もいるという。

目の見えない彼女は一体どうやって知識を蓄えているのだろう。]
(126) 2020/05/12(Tue) 18:36:30

【人】 星読博士見習 ハニエル

[ふいに、彼女が顔を寄せてくるという一幕も。>>94
ハニエルは咄嗟に身を堅くしたが、
彼女の方は無意識だったようだ。

きっと、香りというものに興味津々なのだろう。
ハニエルはそう考えた。]


あ、やっぱり香焚いてたのバレちゃいました。
5日前になりますが、さすが鋭いですね。

伽羅という香です。東南の地で採れるので、ここでは珍しいでしょう。


[二人の間には、こんなやり取りもあっただろうか]
(127) 2020/05/12(Tue) 18:37:43

【人】 星読博士見習 ハニエル

[香も、星も、どちらも手で触れる事はできない。

それでも、掴めないものを掴もうとしてもがく姿は、調香師も星読みも同じなのではないか。

ハニエルはそう感じた。]>>95


(ノアさんはきっと、諦めてなんかないんですよ。
きっと僕と同じように、掴めないもの…神秘的で美しいものに対する憧れが強くて。

それだけに、距離を感じてしまうんじゃないかな。

知りたいという思いが、人よりも強いから。
孤独、なのでしょう…。)


[彼女にこう伝えたくて仕方がなかった。
しかし、思いとどまる。
我ながらくさい台詞だ。

彼女といると何故か、心の内を曝け出したくなる。
でも不思議と悪い心地はしなかった]
(128) 2020/05/12(Tue) 18:39:40

【人】 星読博士見習 ハニエル

[彼女は、星について「教えてほしい」と言った。>>96]

僕はずっと南の小国から留学に来たんです。
長い船旅だったから、ずっと星を目印にしてここへ来たんですよ。

星は、時間とともに天球上を動くものです。
でも一つだけ、全く動かない星があって。

世の航海士は、たとえ四方を海に囲まれても、その星があるおかげで旅をすることができるのですよ。

ノアさんがこの国に来たのも、もしかしたら、その星のおかげかも知れません。
(129) 2020/05/12(Tue) 18:39:59

【人】 星読博士見習 ハニエル

そういえば、ノアさんのご出身はどちらでしょう。

[そう問いかけようとしたその時──

パキン!


枝の折れる音?>>120
振り向けば、大木の影に別の女性の姿が。

落ち着きのある服、クールな顔つき。
一見冷静そうな雰囲気のその女性は、今はかなりバツが悪そうだ。>>123

「お邪魔してしまって、ごめんなさい」

そう謝る彼女に、ノアと一緒にいたことであらぬ誤解をさせたのではないかと考え、
一人赤面する。

そしてそんな謝罪になぜと訊くノア。>>125
(な、なぜそれを聞いてしまうんだ!) ]
(130) 2020/05/12(Tue) 18:41:20

【人】 星読博士見習 ハニエル

[一人相撲を隠すように、ハニエルは努めて明るい声を出す]


いえいえいえ。あの。
たしかにここ、空気がおいしくて素敵な場所ですよね


僕はハニエルといいます。星読みの見習をしてて。
この方とは、ついさっき知り合っただけで。

お知り合い、ですか?

[そう、目の前の女性に問いかけた。]
(131) 2020/05/12(Tue) 18:42:38
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a45) 2020/05/12(Tue) 18:47:35

(a46) 2020/05/12(Tue) 18:48:15

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−セリアと−


[声をかけると、花売りのお姉さんは
どれにする?と籠をこちらに見せてくれた。>>61
籠の中には可愛らしい花が入っているが、
俺はあいにくそんなに花には詳しくない。]

 オススメの花を、何本か。

[残念ながら、色と形くらいしか区別がつかなかったので
お姉さんに全てを丸投げした。

「お菓子が好きなの?」
と首を傾げ尋ねるお姉さんの視線の先には、
金平糖のつまった小瓶>>39があった。
そういえばおばあちゃんから貰っていたやつだ。]

 あぁ。実家が駄菓子屋でな。
 お客さんに渡す飾りに使う花を買いにきた。

 ……これは花屋さんに渡すつもりだったやつだ

[ほら、と表情を変えぬまま、
袋ごと小瓶をお姉さんに差し出した。]

 甘いお菓子だ。
 疲れたら食べるといい。*
(132) 2020/05/12(Tue) 19:01:51

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ノアは綺麗で、そして不思議な女性だった。


知り合ってしばらくの間、私は彼女の目が不自由なことを案じて、口の動きだけでは見えづらいだろうし、コミュニケーションに難があっては申し訳ないと、なるべく頑張って声を出すようにしていた(後に仲良くなってから、とっても申し訳無さそうに、実はあれあんまり聞こえてなかったの、と言ってきたので思わず吹き出してしまった)


そんな私に、花が開くように微笑んで、無理しなくていいですよ、あなたの空気から、あなたの言葉が読める気がしますから、と言ってくれたのだ。


視覚に足りない力を補うように、他の感覚が鋭い彼女は、私の言わんとすることを全て理解してくれるように感じている。


…信じられないことに鮮明には世界を映していないというその綺麗な瞳で、何故謝るの?なんて、キョトンとして聞いたりして。 ]


 (…二人の時間を邪魔してしまったのだ、と思って…)*
(133) 2020/05/12(Tue) 19:08:10
到着:少女 ルーシュ

【人】 少女 ルーシュ

えぇもう、わかってますわよおばさま!
張り切って探しちゃいますから、わたしも素敵な方と出会うんですから!

[顔見知りの露店の店主ときゃっきゃと乙女然とした会話をする少女。
どうやら彼女も伝統ある祭りのいい伝えに期待をしているようで。

来年の今日には結婚なんてどうなのよ、とからかう店主に、気が早すぎよ!とまた楽しそうにカラコロと笑う]

あ、これ買っていきます、星のネックレス。おばさまも商売上手ね。

[どうやらこの屋台はいい伝えの星飾りを模した小物を売っている店だったよう。
からかい返された店主は、乙女全員に平等に恋の機会を授けているんです。とすました顔で言う]

もう…………あ、ここでつけちゃいますから袋は要らないわ。
ありがとうございます、では他も回ってきますわね。

[露店から離れ、買ったばかりのネックレスを肌身離さず持ち歩いている人形につけて。
さあどこに行こうかしらと歩き始める*]
(134) 2020/05/12(Tue) 19:09:15
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a47) 2020/05/12(Tue) 19:12:48

少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a48) 2020/05/12(Tue) 19:13:55

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・クレソンと−


[きょろきょろと周りを見ながら入ってきた男は
籠を手に取ると目を輝かせてお菓子を手に取っていく。>>48]

 ……こどもか?

[きっとボソッと呟いた素直な感想は
相手には聞こえなかっただろう。

フレンドリーそうな男は、
いくらか籠に目ぼしいものを詰め込むと
「君は店員さん?」とこちらに話しかけてきた。]

 ……まあな。
 普段は俺のおばあちゃんが店番だが、
 今日はあいにく風邪で俺が店番だ。

[人と話すのはそんなに得意ではないが、
楽しそうにお菓子を選ぶ男に悪い気はしないと思いつつ。]
(135) 2020/05/12(Tue) 19:18:49

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ


 俺のオススメは「ゆきだんご」だな。
 雪のように白い特製のきびだんごだ。
 俺も小さい頃から食べさせてもらったお気に入りだ

[おすすめを聞かれれば、少し考えて
金平糖の近くに、こっそりと積まれた
白いきびだんごを指差してみせた。]

 試食もできるぞ。食べるか?

[男が望むなら、裏にあるお皿から
一つきびだんごを爪楊枝にさして渡すだろう。]*
(136) 2020/05/12(Tue) 19:21:50
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a49) 2020/05/12(Tue) 19:24:25

【人】 調香師見習い ノア


二人の時間って、二人で話していたから?


[言葉のままに受けとり、そこに含まれる意味には
思い至らない。>>133
ナチュラルに他者から見る私をそういう対象として
認識していなかった。]

じゃあ今からはジゼルさんも加わって
三人の時間になれば大丈夫…?
(137) 2020/05/12(Tue) 19:30:01

【人】 調香師見習い ノア

[自分のことを邪魔というジゼルさん。
ハニエルさんはどう思っていたのだろうか。
彼にも不思議そうな顔のまま、
届かない視線を届けようと目を向けた。>>123

彼が赤面していることや動揺していることは
備わった視力と鈍感力のせいで認識出来ていなかった。]


…ジゼルさん、お店のお得意様で友──…


[私がジゼルさんのことを紹介するよりも早く、
彼女へと状況を説明するハニエルさんに口を噤む。

少しでも彼女が、彼とお話出来たらいいなと思ったから。]

だから、星のこと教えて貰ってたの。
ほら、明日からタナバタ祭りだし……

[星の飾りが隠された宝箱。
祭りの間にそれを見つけたひとは運命の人に巡り合う。
あるいは思い人を結ばれる。

このジンクスについては周知の事実だろうか。

助け船のつもりで状況説明に補足を加えて、
後は見守っていた。*]
(138) 2020/05/12(Tue) 19:30:46
ノアは、>>138 安価 誤 >>123 正>>130>>131
(a50) 2020/05/12(Tue) 19:35:59

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 伺い見るように視線を上げた私に、若いその男性は明るい声でハニエル、と丁寧に名乗ってくれた。
私もぺこりと頭を下げる。

自分でも小さいとわかっている声だけれど、ハニエルの耳には届いたようで、ほっと息をついた。

少し落ち着いて、改めて見つめると、ノアはキョトンとしていたけれど、

ハニエルの顔は少し赤くなっているのを見つけて、やっぱりお邪魔だったのだなぁと改めてバツの悪い思いがする。


ノアに良い人がいると言う話は聞いたことがなかったけれど、穏やかで誰にでも優しくて、美しい彼女なのだから、思いを寄せている人が一人や二人いたってなにも驚いたりしないけどね。]*
(139) 2020/05/12(Tue) 19:39:46

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:ゆきのや ─

[ぼそっと呟かれた言葉は
 勿論お菓子に夢中な男には聞こえていなかった。
 男の心は守られたのだ>>135] 

  え、風邪! 大丈夫?

  ……プリンとかあるかな、
  風邪にはいいって前に聞いた。

[自分に出来ることはないか考えて
 でも出会ったばかりだしお節介かとか。
 お菓子の並びに小さなプリンを見つければ
 それも籠に入れていく。]
(140) 2020/05/12(Tue) 19:57:28

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  うわ〜、綺麗なお菓子だな。
  いいの? 食べる!

[渡された「ゆきだんご」>>136
 実はきびだんごというものを食べたことがないから
 どういうものかわからなかったけれど。

 目の前の真っ白なそれを眺めて
 口に持っていけばぱくりと頬張る。

 柔らかく、けれど弾力がある。
 素朴な甘みがなんだか懐かしさを感じさせるような。
 端的に言うと、好みの味だった。]
(141) 2020/05/12(Tue) 19:57:41

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[雪のように蕩けていくそれが
 名残惜しいような、
 また食べたいような。

 ついうっとりとした顔で息を吐いた。]

  すごく美味しかった。
  え、美味しい……。

[思わず二度感想を呟く。大事なことなので。

 そしてそのまま積まれたゆきだんごを手に取れば
 そっと籠に入れる。
 購入決定である。]
(142) 2020/05/12(Tue) 19:57:54

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[そんなわけで籠を机に置いて、いざ会計だ。
 軽い小山が出来ているお菓子群
 多分結局食べきれなくて同僚に分けるのだろう。]

  美味しいお菓子の紹介ありがとう。
  絶対また買いに来ると思う。

[そんな宣言をしつつ。

 会計が終われば袋から小さなプリンと、
 ……色とりどりの星が入った瓶のお菓子を取り出して。]

  こっちはおばあさんに。
  こっちは、君に。

  食べ慣れてるだろうけど
  出会った記念と、店番お疲れ様、の労り。
  疲れたら甘いものがいいよね。

[普段は店に立たないと言うから
 彼に会える機会は少ないのだろう。
 そう思えばなにかしたいと思うのは、もう性分だ。

 今日一日お疲れ様の労りも込めて。
 笑顔で差し出すが、受け取ってくれるだろうか。*]
(143) 2020/05/12(Tue) 19:58:33

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−明るい青年と−

暇さえあれば、仕事に打ち込んでいるよ。
勿論、与えられた休みは休みとして過ごしているけれどね。
それに、楽しんで仕事をしているから大変とは、
思ったことがないかもしれない。

[日頃の鍛錬は、やめてはいけない。
かといって、休みに休まないのは良くない。
ゆえに、暇があれば鍛錬に勤しみ、
休みの日は大人しく休む。
休みの日に何をしているのか、よく聞かれる。
愛馬と共に遠出をしたり、買い物をしたり。
一般的な女性とはまた少し趣きは違うが、
休みを休みとして楽しんでいるのだ。>>110
(144) 2020/05/12(Tue) 20:03:15
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a51) 2020/05/12(Tue) 20:04:25

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

テールエールデのものか…

[あとで食べよう。
そう決めて、彼女は彼が紹介してくれたものを
覚えていく。店主たちとも仲がいいのか、
目が合えば声をかけている。
すると、先程呟いてしまった一言が
彼の耳にも入ったらしく、
彼女を覗き込むように首を傾げた。>>111
やらかした
。]


何でもないよ。
良き友人をたくさん増やせば、
仕事もなんでもうまくいくってだけ。

[彼女は、笑みを浮かべてなんとか取り繕う。
実際、今だにからかってくる同僚は減った。
減ったも何も、彼女の出世と同時に
先に出世していた友人たちが手を貸してくれ、
過ごしやすい環境を作っただけ。
この青年にも、いつか来るかもしれない、
どちらかだけを選べと迫られる日が。]
(145) 2020/05/12(Tue) 20:04:28

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン


それで、目的地はもう直ぐなのかな?


[甘いものはまだあるのだろうか。
疲れた体には甘いものが1番。
目的地を聞いた時はなんと心が踊ったことか。
顔見知りがちらほらと店先に見えるが、
あえて目線で”他人設定”と訴えかけ、
売り子たちの反応が
少しよそよそしかったことを、
となりの彼はしらないだろう。*]
(146) 2020/05/12(Tue) 20:05:13

【人】 詐欺師 アダム



  な、なんとか撒いたみたいね……


[ 肩で息をしながら
  物陰から辺りを見渡し。
  アダムは安堵の息を吐いた。

  男達に囲まれて。>>116
  最初は穏便に済ませる予定だった。
  彼らの不躾な手が、アダムの肌に触れるまでは。

  反射的に足が出た。
  淑女ならそんなことしないのかもしれないが
  アダムは淑女ではないので致し方ない。 ]
 
(147) 2020/05/12(Tue) 20:06:54

【人】 詐欺師 アダム

 
[ しかし残念ながら
  男達はそうは思ってはくれなかったようで。

  運良く?運悪く?
  アダムの蹴りは男のうちの一人の右足と左足の間。
  いわゆる急所を捉えたらしく。

  苦痛、怨嗟、その他諸々。
  負の感情が渦めいた咆哮を前にして
  アダムは脱兎の如く駆け出した。

  なんとか無事に逃げ出せたはいいが、
  走るのに邪魔だからと、
  かかとの高い靴は途中で脱ぎ捨てた。
  長いドレスの裾も豪快に破ったせいで、
  膝上ほどの長さしかない。

  今のアダムの姿は見るも無残な格好をしていた。
  これでは金持ちどころか、
  普通の男だって寄ってこない。 ]
   
(148) 2020/05/12(Tue) 20:07:16

【人】 詐欺師 アダム



  まいったわね。
  ん? ここは……


[ そんなアダムの視界に入ったのは。
  仕立工房ダニエル・ゴードンと書かれた看板。>>108

  仕立て屋なら、今のひどい姿を
  少しはマシにしてくれるのではないかと。
  祈るような気持ちで、戸を叩く。

  もしかしたら店主は不在だったかもしれないが
  果たして。>>109 ]**
 
(149) 2020/05/12(Tue) 20:07:38
詐欺師 アダムは、メモを貼った。
(a52) 2020/05/12(Tue) 20:09:44

【人】 調香師見習い ノア

─ 回想 ─

[ジゼルさんは私が初めて、ひとりで接客した相手。
彼女と知り合った当初は、いつも師匠に後ろに
控えていて貰って、フォローを受けつつの接客だった。

とある日、来店してきた彼女を見て、師匠は
思い付いたように、出掛けてくるからと
私に接客を任せて行ってしまって。

店を出る時にジゼルさんに何やら話をしていったのは
わかったけれど、私は不安と混乱でいっぱいいっぱい
でそれどころじゃなかった。

怖々とジゼルさんに声をかけて、
入用のものを聞き出そうとして、
彼女が私に負けず劣らず
緊張していたことを今でも覚えている。]


……ぁ、あの、良かったら紅茶、どうですか?
立ち話もなんですし、この、
師匠が調合したカモミールティーは
とても香りが良くて落ち着くから……


[この接客時の紅茶出しは、彼女が来るときの定番になった。
師匠も咎めるどころか自ら進んで、茶葉を調合したりして、
『今度はこれを試してみなさい』なんて、
なんだか楽しんでいるみたい。*]
(150) 2020/05/12(Tue) 20:10:11

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 綺麗なお姉さんと ─

  わー、なんていうんだろう。
  すごくかっこいい姿勢だね、それ。
  充実してるんだなって思う。

[仕事を楽しんでいるから大変だと思わないだとか
 休みをきちんと休むことだとか。
 言葉で言うのは簡単だけど、
 難しい事のように思う>>144
 だって、人間はすぐに欲に負けてしまうから。

 そんな風に生きられたらいいなという
 模範のようだな、って思ったから
 尊敬の眼差しで彼女のことを見た。]
(151) 2020/05/12(Tue) 20:31:03

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[そうして幾らかおすすめの店を伝えた後。
 呟きには反応しないもの、なんて
 大人の対応は知らないから素直に反応したが>>145]

  ……そう。

[はぐらかされたことは流石にわかった。
 けれど、深追いはしない。
 誰にだって、きっと踏み込まれたくないところはある。]
(152) 2020/05/12(Tue) 20:31:31

【人】 平騎士 バジル・クレソン


  うん、そろそろ…… あそこだ。

[話しているうちにお店が見えてきた>>146
 辿り着けば果物屋の名前を告げて、
 持ってきたものを渡す。

 お礼に洋菓子をご馳走すると言われたが
 さて彼女はどうするだろう。
 自分が遠慮したら彼女が食べづらいだろうからと
 反応を伺うようにその瞳を見つめた。

 食べるのなら一緒に、
 食べないのなら多分、
 その場で別れることになるだろうか。*]
(153) 2020/05/12(Tue) 20:31:40

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

……君ィ。舞台の裏側見ちゃ困るよ、偶然でも。

[その男に気づいた彼は、帽子の鍔を摘んで深々と帽子を被る。帽子は、目元、鼻、口、顎、首、肩、胸、腹……みるみるうちに爪先までもを包み、屋根の上にストンと降りた。烏の羽が宙を舞ってから着地する様に。]

カチャ


[>>109、男の背中迄這ってきた彼はその羊毛染みた髪を押し除け顳顬に銃を構える。]

いい靴だ。

[男はまだ反応していない。いや、遅かった。屋根に乗っている惨めな帽子にまだ気を取られていたのだろう。あれ程の年紀なら廃棄物と間違われても何の不条理も無い。マッドは低い声で男の耳元へ囁いた。]

ほら……来客の様ですよ。>>149

[その瞬間、吐息、彼の礼服の装飾がジャランと揺れる音を残し……また彼は消えていた。*]
(154) 2020/05/12(Tue) 20:35:06

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

 
−回想・ゆきのや−


 あ、いや、そんなつもりはなかったが……

[男は、おばあちゃんが風邪と聞くと
風邪にはプリンがいいと言い
プリンを探しては籠の中に入れた。>>140
こいつ絶対いい奴だとその場で確信した。]
(155) 2020/05/12(Tue) 20:40:26

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[男は差し出されたきびだんごを
ぱくりとひと口で頬張った。>>141

うっとりとした表情で息を吐き、美味しいと二度呟く。
それを見てこちらも少し口元が緩んだ。]

 だろ?

[男はそのまま積まれたきびだんごを
そっと籠に入れた。
それを見て少し口元が緩んだ。]
(156) 2020/05/12(Tue) 20:41:07

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[男が籠を机に置いたので、会計をする。
籠の中には、とても一人では食べきれないであろう
お菓子がたくさん積まれている。]

 いやいや。またいつでもきてくれ。
 で、お菓子の感想も聞かせてくれ。

[俺は、籠の中の全てのお菓子を確認すると
ターンとイコールキーを押して電卓を男に見せた。]

 お買い上げは……500万ゴルドになります

[真顔で言う。電卓には500と書かれている。
うちではこれが慣例となっているが
お客さんによっては様々な反応が返ってくる。
冗談でしょと笑う人、腰を抜かす人、
そして急いで財布を確認する人。
(何故その人はマジメに払おうと思ったのか)

男に受け入れられたかどうかはさておき
家に帰るまでが遠足、店を出るまでが駄菓子屋である。]
(157) 2020/05/12(Tue) 20:44:22

【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ

[会計が終わると、男は袋から小さなプリンと
色とりどりの金平糖が詰まった瓶を取り出した。
プリンは風邪をひいているおばあちゃんに、
金平糖は俺にということらしい。]

 あ、ありがとう…

[突然のサプライズに少し照れつつもお菓子を受け取り、
男に気づかれないようにこっそりと
ゆきだんごを1箱サービスしておいた。

気に入ってくれたら常連になってほしいな、と
愉快で優しい男を見ながら思いつつ**]
(158) 2020/05/12(Tue) 20:45:53
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a53) 2020/05/12(Tue) 20:54:22

駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。
(a54) 2020/05/12(Tue) 20:55:09

【人】 調香師見習い ノア

─ ジゼルさんが来る、少し前 ─


[ハニエルさんから微かに漂っていた香りは
伽羅というものらしい。>>127
名前を聞いて、以前師匠から習ったことを思い出した。
確か伽羅は代表的な香木のひとつだった筈。]


伽羅ってこんな香りなのですね……


[微かな香りに触れようとするかのように目を閉じて、
静かに呼吸する。

そうしてゆっくり瞼を開ければ目を細めて、
ありがとう、と告げただろう。]
(159) 2020/05/12(Tue) 20:56:54

【人】 調香師見習い ノア

[掴めないものに対する憧れ。
神秘的で美しいものに対する想い。

ハニエルさんの心の内がわかっていたら、
私はどう応えていただろう。>>128

瞼の裏ではなく、
頭上に広がる満天の星空を見てみたいと思う。
けれど、それが叶わないことももうわかってて。

でも、そうだね。
星のこと、たくさん聞いて。
宇宙のいろいろを今よりももっと
もっと鮮明に“知ること”が出来たら。


            
夢でなら
れるかな。
(160) 2020/05/12(Tue) 20:56:57

【人】 調香師見習い ノア


…星って動いているのですか?


[流れ星のことは知ってはいるけれど、
宇宙に広がる銀砂は基本、動いていないものと
想像していた。>>129
いつも変わらず今も変わらずそこにあって。
見えなくてもそこにあるもの。]


地球が自転しているという話と関係あるのかな…


[聞き齧った知識を呟くけれど、
現実的な想像の域を超えていて実感がない。

なのに、なんでかな。
ハニエルさんも私も、動かないという
唯一の星を頼りに旅をしてここに来たという話は、
なんだか聞いていて楽しかった。*]
(161) 2020/05/12(Tue) 20:57:49

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 日が落ちる頃 ─

[男数人が女を追いかけている。

 そんな通報が騎士達に来たのなら
 巡回していた者達はなにかを探すように
 辺りを回り始める。

 無論、この男もその中に含まれていた。]

  やっぱ祭りの時は治安が悪くなるなぁ……。

[普段は気のいいものが多いこの国に
 陽気な者を食い物にしようとする輩が来る。

 勿論そんなつもりはなく
 ただ悪い酔いしている人もいるだろうが。]
(162) 2020/05/12(Tue) 21:06:40

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[路地裏にも足を伸ばせば
 ちょっとディープなことをしている人なんかに会ったり。

 赤面しつつ情報が聞けたのなら
 足音が駆けていったという方に向かって。]

  ……うーん、こっちの方にはいないみたいかな。

  大丈夫かな、女の人。
  悪いことになってないといいけど……。

[道道を見ながら行けば
 行き止まりに辿り着いてしまった。

 マントを翻し踵を返せば、
 ちらりと空を見上げる。

 太陽は落ちれば暗がりが広がり。
 星空がぽつぽつと顔出している。

 暗い路地裏だとその光が良く見えて。
 綺麗だなと心の中で呟いていれば
 ……後ろになにかの気配を感じた。*]
(163) 2020/05/12(Tue) 21:07:44

【人】 調香師見習い ノア

─ そして現在 ─

[ハニエルさんに頭を下げるジゼルさんの空気は
やっぱりなんだか居心地が悪そうで。>>139
そんなことはないと告げても、腑に落ちていないみたい。]


……ぁ、もしかして、ジゼルさんはお使いの途中?


[今更、思い出したように問いかける。]

…実は私も師匠に言われて、
仕立屋さんに受取に行ったのだけど閉まってて。

アルジャーノンさん、寝てたのかな……?

[お店の営業時間、よくわかってなくて、と付け加えて、
いつものように柔らかく笑う。

彼のお店で仕立てて貰った洋服は他でもない私のもの。
いいって言うのに、師匠がなぜか張り切って、お祭りに着る
女性らしい服を!とかって色々注文つけていたのは
知っているから、彼にはちょっと何か手土産でも
持って行ったほうがいいかもしれない。*]
(164) 2020/05/12(Tue) 21:25:37

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

失礼マダム。まさか先客がいるとはお恥ずかしい。こんな格好で来るんじゃなかったよ。

[>>149、女の後ろからヒョッコリと顔を出して不敵に笑って見せる。屋根上から取り戻した帽子の鍔を軽く弾き、紳士を装うかの様な会釈をした。関係ない話かもしれないが、女は背後を取られた際に扉の開閉する音はおろか空気の振動等も感じられていただろうか?いや、有り得ない。実際女が入ってきてから扉に触れた者などいない。]

貴女の様な麗しい貴婦人が……今日は何かツイていない事でもありましたか?無礼な指摘を始めに謝罪しますが、衣類が乱れていますよ。余程の事があったのでしょう。

[彼は目を細めて女の表情を観察した。衣類の乱れ?口から出任せだ。彼女をどこかで見た事がある。この国では無い、もっと近況の。町一番の福男に連れられた美女、彼女とすれ違った事を思い出す。その翌日には、絶望に暮れた男が屋敷を取り壊される様……あの時の片割が、今日やっと再見できた。]

別に"今の"ぼくには関係無いことですが。
あぁ失礼、此方の話です。

[彼は口元に手を添え、また不敵に笑った。しかし、その瞳は、闇に紛れた狐の様にギラリと女を見ていた。]

[>>164、また、誰かがこの店に訪れようとする気配を察知した。]

ー 来客者が多いものだ。
この店は、さぞ繁盛している様ですね。*
(165) 2020/05/12(Tue) 21:34:18

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 回想:ゆきのや ─

[これでも減らして選んだ方である。
 だって、どれも美味しそうだし楽しそうだし>>157
 
 また来ていいと言われれば
 嬉しそうに笑んだ。]

  500ま、……500万!?

[しかし示された数字に戦慄く>>157
 まさかそんな、美味しそうだけれど
 そんな値段だったなんて。

 どうしよう、と思わず財布の中身を確かめるが
 普通に考えてそんなお金はない。

 折角また来てくれだなんて言ってもらったのに
 まさか買えないだなんて。]
 
  ごめん……俺、そんな大金……

[眉を下げてしょんぼりした顔で
 彼に買えないことを告げようとしたが
 その後ネタばらしはされたか。

 伝えられれば驚いたと文句を言うことだろう。]
(166) 2020/05/12(Tue) 21:35:22

【人】 平騎士 バジル・クレソン


[お菓子を受け取って貰えたのなら
 また、嬉しそうに笑って。
 その日は店を後にした。

 案の定お菓子は食べきれず
 同僚の甘いものが食べられるものに配ったりしたが
 気がついたら入っていたゆきだんごだけは
 全部自分で完食した。

 それから何度か通ううち、
 合えば名前を互いに教えあったりもしただろうか。

 おばあさんの病気が治っていれば、
 お祝いにゆきだんごを購入して
 今度は分け合ったりしたかもしれない。*]
(167) 2020/05/12(Tue) 21:35:27
少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a55) 2020/05/12(Tue) 21:39:06

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a56) 2020/05/12(Tue) 21:39:24

【人】 機関設計士 スタンレー

ー回想ー

[スタンレーは、己の仕事に誇りを持っていた。
何より、機関車が大好きだった。
(二番目は、おそらく、たこやきであろう。)

日頃から、1メートルはあろうコンパスを肩に担いでいる。それは、彼のトレードマークになっていた。
そのせいか、彼の上半身は筋肉でがっちりとしている。

彼が、仕事の話をし出すと止まらない。
「インジェクターハンドル」の位置がどうだ、「イコライザー」の回転数がどうだと、専門用語が多く、周りをポカンとさせてしまうのだった。]*

ー回想終了ー
(168) 2020/05/12(Tue) 21:52:52

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ そんなことはない、とノアが笑って言ってくれたけれど>>164、いまだ少し顔の赤いハニエルを見ているとバツの悪さよりも、なんだろう、悪戯心が顔をのぞかせる。]


(…人の恋路を邪魔して座り込むような勇気は、私にはありませんよー)


[ なんて、思わずにんまりしてしまったカオは伏せて、心の声はノアには聞こえないといいな、と思っていると


……ぁ、もしかして、ジゼルさんはお使いの途中?


(…しまった。忘れてた…)
(169) 2020/05/12(Tue) 21:57:40
スタンレーは、>>168 上半身→腕に訂正
(a57) 2020/05/12(Tue) 22:00:03

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a58) 2020/05/12(Tue) 22:00:08

【人】 無口な使用人 ジゼル

 
レオンハルトさんに、お願いしているものを頂きにディアスに行くの…奥様のお使い。すっかり忘れてしまっていたわ…



 (ノアは、アルジャーノンさんのお店に行くのね>>164)


たしかにあのお店の営業時間はよくわからない。
陽気な店主の顔を思い出して二人で笑う。
暖かい風が吹いているような気持ちになった。


じゃあノア、またね、と立ち上がる。
一人で大丈夫?なんて聞くのはかえって失礼なのだとわかっていたから、いつものように握手をした。


[ ハニエルにはまた再度ぺこりと頭を下げて。
丘を下る。]


(ハニエルが、ノアを送ってくれたりするのかしら?)*
(170) 2020/05/12(Tue) 22:01:21

【人】 街角の花売り セリア

やっぱり!甘い匂い、したの。>>132

へぇ、駄菓子屋さんなんだね。お客さんへの飾りかぁ。これなんてどうかな?

[そう言って彼女は白、黄色、ピンクの花を差し出した。]

マーガレット。とても可愛いし、ぴったり!

え、金平糖をわたしに?ありがとう!わたし、甘いの好きなんだ♪

[礼を言って男と別れるセリア。今日はなんだか不思議な日。そんな思いがセリアの足取りを軽やかにさせる。*]
(171) 2020/05/12(Tue) 22:02:16
街角の花売り セリアは、メモを貼った。
(a59) 2020/05/12(Tue) 22:03:23

少女 ルーシュは、メモを貼った。
(a60) 2020/05/12(Tue) 22:05:06

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a61) 2020/05/12(Tue) 22:05:12

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a62) 2020/05/12(Tue) 22:10:19

攫われるプリンセス(村建て人)

皆さま、ごきげんよう。

無事に、満員御礼となりましたこと、
とても喜ばしい!えぇ、とても喜ばしいです!

0時になりましたら、時が進みます。
思い残すことがないよう、お祭りをお楽しみくださいませ。
(#5) 2020/05/12(Tue) 22:14:47

アルジャーノンは、着席報告
(a63) 2020/05/12(Tue) 22:18:16

【人】 星読博士見習 ハニエル

─丘の上にて─

[ハニエルの居心地の悪さは継続中であった。

枝を踏み折って、バツの悪そうなジゼル。
謝るジゼルに首をかしげるノア。]


[2人は知り合いで、
ジゼルはノアの師匠の店を贔屓にしているのだとか。

ノアは、ハニエルにジゼルを紹介してくれたが、その後は余り積極的には話さなかった。>>138
まるで一歩退いて、ジゼルとの会話を促してるような。

しかしハニエルに彼女の真意を汲めるはずもない。

そしてジゼルには、相変わらず誤解をされているようでもあり、>>139>>169

彼女に余り気を回されるのも気まずいからと、
今はノアの気配りに甘えさせてもらうことにしようか…と考えていた。]
(172) 2020/05/12(Tue) 22:31:04

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

…?
[囁きに振り向けども>>154影は無く。
はてな?と、首を傾げながら姿勢を正せばその先には、店先にあらぬ姿の淑女>>149と、どこかで聞いた声>>165

ああ、すいません。ぼーっとしてしまい。
ようこそ、仕立て工房 ダニエル・ゴードンへ。

そちらのハンサムはテーラーのご注文で?儀式の後には何とか間に合わせますよ?
[帽子の旦那の寸法を目測しつつ]
ああ…これは失礼、旦那様。奥さまの設えが先ですね。
テーラーも賜りますが、今日のお召しが先でしょう。レディメイドでよろしいですね?

[綺羅綺羅と屈託のない笑みを浮かべた店の主は、喧しい足音と共に男女を店内へ押しやる。
チラリ、時計を見ればもう日暮れだ。看板を裏返しドアを締める。
来客予定の少女>>164に悪い事をしたと思い出すのは、また後の出来事。]
(173) 2020/05/12(Tue) 22:33:55

【人】 星読博士見習 ハニエル

[そこまで考えていたところで。

「……ぁ、もしかして、ジゼルさんはお使いの途中?」

とノア。
一緒に【ディアス】について行ってみたい気もしたが、気付けば陽はとうに落ちていた。

僕もそろそろ宿舎に戻らねば。

明日にでも、店に顔を出してみようかな?]


ジゼルさん、今日はありがとう。
ノアさん、今度ディアスに行ってもいいかな。


[そう告げて、ハニエルも踵を返す。
もしこの時、ジゼルに「ノアを送っていけば」と耳打ちされていたら、ハニエルはどうしていただろう。>>170

きっと、それでも、そんな事をする勇気は出なかったかもしれない]*
(174) 2020/05/12(Tue) 22:34:19

【人】 踊り子 マチ

─ 広場にてスタンレーさんと ─

[「マチ!久しぶりだな!」>>124

彼の明るい声に心が緩んだ。久しぶりだったのでどう声をかけていいか私は悩んでいたから。

たしか前に会ったのは、スタンレーさんのもとに設計の技術を学びに来た隣国の方々との宴の席。私が舞を披露した時だった。]

スタンレーさん、お久しぶりです。

[スタンレーさんの横にそっと腰掛けると、ベンチにはたこやきの空箱が置いてあった。お土産はたこやきでもいいかもしれないと思った。]

リアムとリナに何か買って帰りたくて…
何がいいのかな…?

[いつもとは違う賑やかな街並みと、どことなく流れる他国の空気、浮き足立つ人々の様子に、少しそわそわしながら、なぜかスタンレーさんの横だと落ち着いて話ができた。*]
(175) 2020/05/12(Tue) 22:37:04
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a64) 2020/05/12(Tue) 22:37:56

(a65) 2020/05/12(Tue) 22:38:02

【人】 詐欺師 アダム



  きゃっ


[ 扉に意識を向けていたせいだろう。
  背後からかかる声にアダムは驚いた。>>165
  小さく悲鳴を溢しながら、振り向けば。 ]


  …………ええ。
  旅行先で浮かれていたか
  お酒でも入っていたのでしょうね。

  ちょっと柄のよくない人に絡まれてしまって。


[ この件に関しては、偽りを述べる必要はない。
  よって突然現れた男の風変わりな様相に驚きながらも
  正直に口にして。

  しかしドレスに関しては失敗した。
  これも貢がせた品の一つだが、なかなか上質な物で
  アダムの持ち金では、そう簡単に代わりを
  用意できるものではなかったから。 ]
 
(176) 2020/05/12(Tue) 22:38:51

【人】 詐欺師 アダム


[ 道化のような格好をしながらも
  どこか抜け目のない眼差しに。>>165
  アダムの目も自然と細くなる。 

  アダムがアダムとは別の名を名乗り
  裕福な男の隣で
  幸せそうに微笑んでいた時のこと。

  男が今のような奇抜な格好をしていたら
  さてその邂逅が一瞬だったとしても
  忘れることはないだろうけれど。

  そうでなければ、
  思い出すのは困難だったかもしれない。 ]
 
(177) 2020/05/12(Tue) 22:39:07

【人】 詐欺師 アダム



  貴方も仕立て屋に御用?
  そうね、貴方なら何でも着こなせそうだもの。


[ その格好が似合うなら、
  何だって似合うに違いない。

  小さく微笑むと、どうぞと。
  入店を促すように、軽く掌をあげた。 ]*
 
(178) 2020/05/12(Tue) 22:39:22

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

[庶民のものにしては些か高価な召し物の2人にすっかりテンションをあげながら、店主は続ける
そそっかしいところのある彼には、日暮れの男女を初対面とは露も疑わず]

さささ、奥さまはこちらのチェアへどうぞ。
旦那さまはそちら、ボクのソファへお掛けくださいな。
あ、このお茶。おいしいのでどうぞぜひ。猫舌なので温くても失敬、です。

[手刷けでチェアの埃を払い、空いた手ではソファの布団を奥へ投げやりながら今週最初のお客様へと紅茶を注いで回る。]

えー、まずは奥さま。
レディメイドですが珍しい品も入っています。
こちら、東の国より仕入れた祭りごとの正装で『ユカタ』というものです。
まだ前夜祭だという事であれば、そうですねぇ。本日はお直しにしておきましょうか?

[彼女>>149がユカタを選べば試着室へ案内するだろう。
お直しを御所望とあらば、無造作に戸棚へと手をやり、元のドレスとよく似た生地を取り出し、くるぅりと彼女の腰へ巻き付ければ一心不乱に縫い進めるだろう。]
(179) 2020/05/12(Tue) 22:47:04

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

―案外大人の対応ができる青年と―

  優しい友人たちのおかげで、毎日楽しく過ごしているかな。
  かっこいい、と言われたのは……初めてかも。

  [すごい、まではよく言われていた。
   むしろ、そこまでよくやるな、と言われることのほうが
   多かったとは思う。
   今の彼のように、尊敬のような眼差しをくれる人間は、
   少ない。少ないというより、
   自分がどう過ごしているのかと、
   話したことが少ない。
   そう思って、少し苦笑いのような笑みを浮かべていると、
   彼が引き下がった。>>152
   流石に、深追いをすることはなかったということ。
   もし、彼との距離感が違うものになれば、
   あけすけに話してもいいかもしれない。]

  なんと…………

  [まだ未開拓の場所があったか。
   そんな洋菓子店に出会った。
   柄にもなく浮足立っていることに気づかれたのか、
   彼がこちらを見ていた。彼女は、少し恥ずかしさから、
   頬を染めて、彼に問う>>153]

  
何か、一緒に食べない?*
(180) 2020/05/12(Tue) 22:55:30

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

さて旦那さまは?
テールエールデ産の上質の麻が今朝入荷しまして、これからの季節ジャケットには抜群ですよ。
セットアップならばそのお召し物と違いを出すならば…ヴェーネレのウールはストックがありますが少々暑いでしょう?
シルクでしたらアイスキャンディ産のものがオススメですが、生憎本日切らせておりますので少々お時間を頂けますと。

[アダムの望む仕立てを進めながら、爛々と目を光らせ早口で捲し立てるだろう。ご要望とあれば、なんなりと。
ぺこりと頭を下げながら]*
(181) 2020/05/12(Tue) 22:56:38
(a66) 2020/05/12(Tue) 22:59:42

【人】 詐欺師 アダム


[ さて、奇妙な男はどうしただろう。
 
  中に入って店主に視線を送る。
  若いな、と内心で驚きながら。
  問いかけに対してうなずいた。 ]


  夫婦に見えますか?
  ええ、そうなの。
  つい先ほどこの店の軒下で
  運命の出会いを果たしたばかりなの。


[ 口外に、初対面だと告げてから。>>173 ]
 
(182) 2020/05/12(Tue) 23:00:08

【人】 詐欺師 アダム



  靴を頂きたいんです。

  それと、このドレスの手直しを。
  ひどく破れてしまったんですが、
  思入れが強い物なので………


[ 単純に同じ質のドレスを用意する金が
  ないだけだったけれど。>>176
  それを噯にも出さぬようにして。

  困ったように眉を寄せれば、
  引き裂かれたドレスを指先で摘んだ。 ]
 
 
(183) 2020/05/12(Tue) 23:00:19
仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。
(a67) 2020/05/12(Tue) 23:00:34

【人】 詐欺師 アダム



  ………ユカタ?


[ しかし耳慣れぬ単語に、>>179
  興味深そうに瞳を煌めかせたら。 ]


  素敵な柄ね。
  これって着せて貰えるの?
  髪も結って貰えるとありがたいのだけど……


[ 仕立て屋の仕事からは
  少々外れたリクエストをしてから。
  大切なことを聞き忘れていたと気付く。 ]
 
(184) 2020/05/12(Tue) 23:01:18

【人】 詐欺師 アダム



  …………いけない。 
  私ったら、一番重要なことを忘れてた。

  ドレスの手直しと合わせて
  いくらくらいするのかしら、それ。


[ 美しい服は好きだが。
  アダムはなによりお金が大好きだったから。

  ユカタとやらがあまりにも高価なようなら
  今回は諦めなければいけないだろう、と。 ]*
 
(185) 2020/05/12(Tue) 23:04:56
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。
(a68) 2020/05/12(Tue) 23:13:10

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

ー 先の気配には申し訳ない事をしたが舞台の準備を晒すには限定的でなければならない。仕立て屋の男に異国の女、この2人なら問題も無いだろう。

[>>173、彼は女を押し出すかの様に、帽子を取り、そして会釈しながら一歩退いた。]

アルジャーノン店主とお見受けします。
既にご指摘頂けている通り、かの貴婦人の名誉の為に訂正させて頂きますが彼女とぼくはたった今出会ったばかり。
この身なりの差を御覧下さい。彼女が手入れされる間ぼくは慎ましくしていましょう。

[マッドは女に再度会釈した。]

舌の回る女性は知力も高いと言われます。だとしたら、ぼくの様な愚民には分布不相応かと存じ上げますよ。マダム>>182
(186) 2020/05/12(Tue) 23:16:34

【人】 異国の道化師 マッド・リヒター

さて……
明日の儀式……いえ、本祭には私もこの見繕いでは流石に。奇遇にもアルジャーノン店主の店と鉢合わせて本当に運が良かった。動き易く軽い、伸縮性のある礼服ワンセットを、貴方の慧眼にて選んで頂きたいですね。
ついでに靴も頼もうか。いいやつを。>>181

さぁ、不運な貴婦人は御ゆっくり。
此処にマダムを急かす非紳士はいませんよ。

[帽子を被り、鍔を指でピンと跳ねて見せる。それにしても>>179、この奇抜で使い古しの礼服を見て如何にも"高価な"臭いを感じ取っている様子である。それからというもの、マッドには、彼もその道を極めし手練れに見えていた。]

[ソファに座り、店主から差し出された紅茶に口を付ける。懐かしい味だ。ブーヨプスキュリテの良き名産を選んでいる。それだけでマッドは過去に軽く入眠し、口元を緩ませた。*]
(187) 2020/05/12(Tue) 23:20:00

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 綺麗なお姉さんと ─

  あ、かっこいいって、
  あんまり嬉しくなかったかな。

[人によっては怒ってしまう言葉だっただろうか。
 苦笑いを浮かべる彼女に
 すまなそうに眉を下げる>>180

 自分に無神経なところが割とある自覚はあった。
 女の子の服装を褒める時、
 コアラみたいで可愛いね!
 と言って怒られたことは記憶に新しい。

 閑話休題。]
(188) 2020/05/12(Tue) 23:24:59

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[洋菓子店にて。
 なんだか驚いている様子の彼女は、
 店員さんの話を聞いていただろうか。
 もしかしたら聞いていなかったのかもしれない。

 「なにか一緒に食べないか」
 なんてそうでもなければ出てこない言葉だ。]

  ふふ、ご馳走するって言ってもらってるよ。

  じゃあ、一緒に食べようか。

[くすくすと笑えば再度言葉を伝えよう>>153
 それから、一緒にケーキを選ぼうか。

 巡回の途中。
 緩い我が隊は途中休憩を多分許してくれる。*]
(189) 2020/05/12(Tue) 23:25:25

【人】 機関設計士 スタンレー

ーマチとー

>>175 マチ
[スタンレーは、マチが隣に腰をかけたので、嬉しそうな満足そうな表情だ。]

ー確か、技術者の歓迎の席で、踊って貰った以来じゃないだろうか。ー

[その時のマチの美しい舞を思い出しつつ、たこやきの空き箱が邪魔にならないようにと、マチとは逆側のスペースによけた。]

>>175
「リアムとリナに土産か!それはいいな!マチは本当に弟妹思いだな。」
[スタンレーは、尊敬したように柔らかく微笑む。]

「んー…何が良いだろう。」
[腕を組み、顎を右手にのせ、目を閉じる。]

「そうだな…。確か今8歳か…?蒸気機関の模型、音の鳴るおもちゃの汽笛…、蒸気機関のプレートのレプリカ…」

[彼は、独り言のように提案していく。ただし、彼の趣味に走っていることに、彼は気付いていないのであった。]*
(190) 2020/05/12(Tue) 23:25:30

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

[デリカシーと共感性が裸足で逃げ出す店主は、紳士淑女の有り難い訂正を独自解釈してしまい>>182

そうなんですね、そうなんですねぇ。
いやぁこんなおめでたい時期に運命の出会いを果たされるとは羨ましい。
是非とも明日はお楽しみくださいな。

[恭しくエプロンの両裾を引き上げ礼を終えると、不器用なウインクを飛ばす。
店主に悪気は無いのだが、礼節に疎ければ礼に紳士淑女の違いも分からず。]
(191) 2020/05/12(Tue) 23:29:48
(a69) 2020/05/12(Tue) 23:32:27

機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。
(a70) 2020/05/12(Tue) 23:37:14

【人】 平騎士 バジル・クレソン

─ 路地裏にて ─

[気配に後ろを振り向けば。
 ……そこにいたのは、毛並みの綺麗な黒猫だった>>163

 にゃおん、なんて鳴くその子に
 少しの緊張を霧散させる。]

  もう、驚いたじゃないか。
 
[近寄ればしゃがみこむが、
 猫は逃げる様子を見せない。

 指を伸ばしてくいくい、と顎を撫でる。]

  もう遅いから家に帰るんだぞ。

[さて、自分もそろそろ交代の時間だ。]
(192) 2020/05/12(Tue) 23:38:59

【人】 平騎士 バジル・クレソン

 
[詰所に戻れば、女物の靴が転がっていたという
 話を聞いたが>>148
 男と女はどこにも見当たらなかったらしい。

 シンデレラか、なんて話が出るのは
 平和ボケした隊ならでは。

 自分も少し心配はあるものの
 今日の仕事を終えて帰路につく。

 様々なことがあった一日に思いを馳せつつ。
 明後日の休みはどうしようかな、なんて。
 そんなことを考えていた。*]
(193) 2020/05/12(Tue) 23:39:41
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a71) 2020/05/12(Tue) 23:41:12

【人】 調香師見習い ノア

[私の問いかけにジゼルさんの顔色が変わる気配。>>169
聞こえてきた小さな声にくすりと笑う。>>170
彼女はどうやら師匠の店に行く途中だったらしい。]

…行こうと思ってたのだけれど、
今日はもう遅いから明日にしようかな……


[沈みかけている陽を見るように視線を向けるが勿論、
はっきり見えているわけではなく。
滲む世界に混ざる茜を感じ取ってそう話す。

だから、ジゼルさんが店に行くなら
一緒にと思ったのだけれど。]


え?ぁ、う、うん……


[先を急ぐようなジゼルさんの雰囲気に
告げる機会を逸してしまった。

いつものように手を握られれば曖昧に笑って、
歩いていく彼女を見送った。]
(194) 2020/05/12(Tue) 23:45:51

【人】 調香師見習い ノア


…うん、私も、そろそろ行かないと。


[ハニエルさんの声に頷く。>>174
また二人になる前、自然にジセルさんにお礼をいう
ハニエルさんが嬉しかった。
彼女がずっと、この場に居ることを気にしていたのを
知っていたから、ハニエルさんの言葉で彼女の誤解も
解けるだろうなって。

私もハニエルさんも、ジゼルさんのこと、
邪魔だなんて思っていないこと、伝わるといいな。]


───ええ、勿論。
香りを味わえる紅茶を用意して待っています。


[宿舎に戻るというハニエルさんに応える。
師匠の調合した茶葉は絶品なのですよ、と伝えて、
彼も見送れば、来た時と同じ、ひとりに戻る。]
(195) 2020/05/12(Tue) 23:45:54

【人】 調香師見習い ノア


…師匠、楽しみにしていたし、


[やっぱりもう一度、アルジャーノンさんの
お店を覗こう。

そう思い直して、ゆっくり丘を下りる。

その前にユキムラさんの駄菓子屋さんに寄って
人気だという金平糖を手土産に買おうかな。

この時は未だ、
仕立屋さんが店仕舞いしていることは知らず
(店を開けていたことすら知らなかったのだけれど)>>173

私が『ゆきのや』さんについた時は
黄昏時を過ぎていた。*]
(196) 2020/05/12(Tue) 23:45:56

【人】 仕立て屋 アルジャーノン

[さてドレスのリメイクを黙々と進めながら淑女のオーダー>>184をふんふんと聞いていた店主は、彼女が話終えると口を開く]

ささ、お直しは設え終わりましたよ。

[ふぁり、と。生まれ変わったドレスの裾を広げると満足気に頷く。]

ドレスも奥様をお気に召されているようで、指が進みましたよ。

[にこり、微笑む店主には彼女のドレスの出処を知る由も無い。
例え出処が如何であろうとも、彼女がそのドレス自体を好いている事は彼には容易に汲み取れただろう。]

ユカタはどうぞ、お試しください。
しかし靴と髪は困りましたね…ウチは仕立て屋。そのようなものは…

[暫し目を閉じた店主は、ぱん、と手を鳴らし]

ああ、お帰りだけでしたらこちらを。

[自分の履物を脱ぐと彼女の足元へ揃えやる。
頬を掻きながらゆうくりと、続ける。]

ユカタの髪結には
特殊な装飾具
が必要でして。
奥様が次にいらす時までに用意しておきましょう。
お代はその時で結構です。履物まで揃えられなかった此方のミスですからね。
(197) 2020/05/12(Tue) 23:47:55

【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−甘い香りのする場所で−

いや、嬉しい気持ちはある。
ただ、自分の生活を話してかっこいいと
言われたことがなくてね。驚いただけだよ。
だから、あの……そんな表情をしないで?

[あぁ、誤解をさせてしまったかもしれない。
別に、謝って欲しかったわけではないので、
慌てて、困り眉になった彼に笑顔を見せてほしいと
伝えてしまった。]

あ……この国の甘いものは網羅していると、
思っていたから、つい……

[年下の彼に、くすくすと笑われてると、
果物を運んだお礼に、好きなものを食べていいと、
店主もいってきた。死ぬか。恥ずかしすぎる]

君は、どういうものが好きなの?


[前髪が、少し目元にかかっていたから、
彼女はそれを耳にかけて
彼に彼女の横顔が見えるようにするだろう。
もし、彼の同僚や上司が何か言っても、
彼女の口添えで特に何も起こることはないだろう。
故に、一緒に食べてくれるというのなら、
違うものでもオーダーしようか。*]
(198) 2020/05/12(Tue) 23:52:27

攫われるプリンセス(村建て人)

皆さま、最終確認でございます。

村人希望に、されていますよね?
していない方、急いで戻しなさい。
(#6) 2020/05/12(Tue) 23:54:17

平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。
(a72) 2020/05/12(Tue) 23:56:12

(a73) 2020/05/12(Tue) 23:59:02

【人】 星読博士見習 ハニエル


ー星読博士見習 宿舎にてー


[宿舎のベッドに身体を横たえる。
目の前には、瀟洒な地球儀。]

[ノアは星が本当は動かないということを知っているふうだった>>161

星読博士のような、王室直属の研究者でないとなかなか知り得ない知識を、彼女は有しているようで。

ハニエルが知らない彼女の知識にもっと触れてみたい。そう思った。]

明日はディアスで紅茶をいただけるのかな。
ジゼルさんともまた話してみたい。

ああ、それともっと街を探索して、
色んな店を巡ってみたいな。
この国には、初めてがいっぱいだ。

[そんなことをつらつら考えながら、
ハニエルは眠りについた]*
(199) 2020/05/12(Tue) 23:59:34